Super Bassman - ギターアンプ FENDER - 無料のユーザーマニュアル
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| 製品タイプ | ベース用真空管アンプヘッド |
| ブランド | フェンダー |
| モデル | スーパー・バスマン |
| 出力 | 300W RMS(8Ω、4Ω、2Ω、DHT < 5%) |
| 消費電力 | 900W |
| 電源 | 100–240V AC、50/60Hz(バージョンによる) |
| チャンネル | 2(ヴィンテージ&オーバードライブ)、フットスイッチで切替 |
| ヴィンテージEQ | パッシブ・ベース、パッシブ・ミッド、パッシブ・トレブル+ディープ/ブライト(プル) |
| オーバードライブEQ | ベース±15dB、ミッド200Hz~3.3kHz可変±18dB、トレブル±15dB |
| パワー管 | 6×6550C |
| プリアンプ管 | 3×12AX7A、1×12AT7 |
| 自動バイアス | あり(フェンダー・オートマティック・バイアス)、WARM/NORMAL/COOL調整付き |
| スピーカー出力 | メインスピーカー+エクステンション、インピーダンス切替2/4/8Ω |
| XLR出力 | あり、ラインレベル、プリアンプ/ポスト切替、グラウンドリフト付き |
| エフェクトループ | あり(PREAMP OUT / POWER AMP IN)、ラインレベル |
| チューナー出力 | あり(TUNER OUT) |
| インストゥルメント入力 | 2(入力1:高感度、入力2:-6dB) |
| 付属フットスイッチ | あり、チャンネル切替用 |
| 寸法(高さ×幅×奥行き) | 25.4×62.2×34.3 cm |
| 重量 | 29.5 kg |
| メインヒューズ | F 10A L(125V)またはF 5A L(250V)(バージョンによる) |
| パワーヒューズ | 3×T100mA L(250V) |
| メンテナンス | 乾いた布で清掃。劣化した真空管を交換。複雑な修理は認定サービスセンターに依頼。 |
よくある質問 - Super Bassman FENDER
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使用説明書 Super Bassman FENDER
Fender® Super Bassman 300ワット真空管ヘッドをお選びいただき、誠にありがとうございます。本アンプは至高のベース演奏を実現するため、2つのチャンネル(ヴィンテージ/オーバードライブ)、格調高いルックスに加え、伝統の技術を最大限に引き出す現代のテクノロジーを駆使して設計されました。
ヴィンテージ・チャンネルは、クラシックなFenderのパッシブ・トーン・コントロールです。“カットオンリー”の相互回路で、オールドスクールで、キャラメルライクな厚みのある音が特長です。オーバードライブ・チャンネルはアクティブなトーン・コントロールを持ち、クイックでレスポンスに優れ、非常に攻撃的な音色を作ることができます。フットスイッチを使用して、ステージ上で素早くトーンを切り替えることもできます。
Fenderオートマティック・バイアス機能は、真空管に付随する煩雑さを取り除きます。コンスタントに真空管の状態をチェックし、バイアスを調整して性能を高く保ち、メンテナンスの必要な時には通知します。音を出さずに録音することも簡単です。スピーカー出力スイッチをミュートにし、XLR出力からブリアンプの音色を出力していただければ、近隣への騒音を心配せずに録音できます。
Super Bassmanは厚みのある、ナチュラルでバランスの良い、ライブやスタジオでどっしりした存在感を示すトーンを生涯にわたってお約束します。
フロントパネル

A. INPUTS: 出したい音に合ったインプットにベースを接続します。インプット"2"はクリーンなレスポンスの低感度インプット(-6dB)で、高出力またはアクティブの楽器を接続します。もし両インプットを同時に使用する場合、両方の感度は同じ-6dBになります。
B. VOLUME: ヴィンテージ・チャンネルの音量を調節します。
C. BASS/MID/TREBLE: クラシックな、カットオンリー(バッシブ)のトーン・コントロールです。BASSノブを引っばると低周波数域が強調されます(ディープ)。TREBLEノブを引っばると高周波数域が増幅されます(ブライト)。
D. チャンネル・セレクト: アクティブなチャンネルを選択します。緑色と赤色のLEDでアクティブになっているチャンネルを示します。ヴィンテージ・チャンネルが選択されている場合(スイッチが下側で、緑色のLEDが点灯)、左側のノブ{B-C}がアクティブになります。オーバードライブ・チャンネルが選択されている場合は(スイッチが上側で、赤色のLEDが点灯)、右側のノブ{E-J}がアクティブになります。

附属のフットスイッチでもチャンネルの選択ができます。次ページの"フットスイッチ (U)"の項をご参照ください。
E. GAIN: オーバードライブ・チャンネルの、プリアンプ真空管の歪みの量を調節します。
F. BLEND: クリーンのベース信号にブレンドする、歪み信号(GAINで設定)の量を調節します。低めの設定では少しのギラつき感を加えながらもクリーンな音色を保ちます。高めの設定ではより歪んだトーンとサステインが付加されます。クリーンな真空管のベース信号を作るには、「1」に設定します。
G. VOLUME: オーバードライブ・チャンネルの音量レベルを調節します。GAINノブ (E)と組み合わせて使用し、オーバードライブ・チャンネルの全体の音量を決めます。
H. BASS: オーバードライブ・チャンネルの低周波数域のブーストまたはカット(±15dB)の量を調節します。センターの戻り止め位置では、ベースのレスポンスはフラットになります。このノブを引っっぱると、低周波数域を強調します(ディープ)。
I. MID FREQ / MID LEVEL: FREQノブを使用して周波数を決め、LEVELノブでオーバードライブ・チャンネルの中周波数域をブーストまたはカット(±18dB)します。センターの戻り止め位置では、中周波数域のレスポンスはフラットになります。

LEVELコントロールを最小または最大にすると、FREQノブを回した効果が聞き取りやすくなり、MIDの調節が容易になります。望ましいFREQの設定を見つけてから、LEVELノブを調節してお望みの設定にしてください。
J. TREBLE: オーバードライブ・チャンネルの高周波数域のブーストまたはカット(±15dB)を調節します。センターの戻り止め位置では、高周波数域のレスポンスはフラットになります。ノブを引っ張ると高周波数域をブーストします (プライト)。
K. MASTER: アンプ全体の音量を調節します。このノブを引っ張るとアンプのチューナー・アウト以外のすべてのアウトプットをミュートします。音を出さずにチューニングしたい場合に便利です。
L. パワー・インディケーター: 本ユニットの電源がオンになっている際に点灯します。
TRS 接続
注意: TUNER OUT {V}、POWER AMP IN および PRE AMP OUT {W} ジャックはTRSバランス (Tip/Ring/Sleeve) ジャックで、tip=プラス (+)、ring=マイナス (-)、sleeve=グラウンド (GND)の3つのピンで構成されています。スタンダードなTS (Tip/Sleeve) モノラル・ギターケーブルもお使いいただけますが “ステレオ” TRS ケーブルをお使いいただくとS/N比が良くなり、ラインのハムノイズを低減します。

リアパネル

M. POWERスイッチ: ユニットの電源の オン/オフを切り替えます。演奏するにはパワー・スイッチとスタンバイ{N}スイッチの両方がオンになっている必要があります。"OFF"の位置にすると、アンプの電源を完全に切ります。

毎回パワー・スイッチを入れてから最初の60秒間、スタンパイ・スイッチを "STANDBY" の位置にすることにより、真空管の寿命を延ばすことができます。
N. STANDBYスイッチ: "STANDBY" の位置では、ブリアンプおよび真空管へ高い電圧は流れなくなり、ブリアンプと真空管の寿命を延ばし、アンプの音が出ない状態にします。真空管のフィラメントには電圧が供給されており、温度を保ちいつでも快く演奏できる状態にキープします。

少しの間使用しない場合には、パワー・スイッチの代わりにスタンバイをご使用いただくと、真空管の寿命を延ばし、プレイ再開時のアンプのウォームアップ時間を短縮できます。
- 電源ソケット: アンプの電源ソケットの上に記載された電圧および周波数に従い、グラウンド・コンセントに接続します。
P. プライマリー/電源ヒューズ: アンプを電気エラーから守ります。ヒューズが飛んでしまった場合は、ヒューズホルダーの下に記載されたタイプとレーティングのものとのみ交換してください。
Q. SPEAKER OUTPUTスイッチ: XLR出力{AA}から出力しながら、メインおよび外部スピーカー出力{R}をミュートしたい場合は、MUTEのポジションに合わせてください。これをするとブリアンプをアクティブ状態にしたまま無音レコーディングができ、スピーカーが接続されてない場合はパワーアンプを保護し、スピーカーや真空管の寿命を延ばします。
R. MAIN SPEAKER/EXTENSION SPEAKER: スピーカー・エンクロージャーを接続し、それに従ってスピーカー・インピーダンス スイッチ (S) を設定します。

アンプの電源がオンになっている時には、メインスピーカー・ジャックには常に接続がされている必要があり、そうでない場合はユニットに損傷が生じる恐れがあります。接続を変更している間、アンプをスタンバイ|N|状態にするか、スピーカー出力(Q)をミュートしてください。
S. SPEAKER IMPEDANCE 一下図にしたがって、接続したスピーカーの合計負荷インピーダンスにマッチするように設定します:
| メインスピーカー | 拡張スピーカー | 合計インピーダンス | インピーダンススイッチ設定 | ||
| 8Ω | + | なし | = | 8Ω | 8Ω |
| 8Ω | + | 8Ω | = | 4Ω | 4Ω |
| 4Ω | + | 8Ω | = | 2.6Ω | 4Ω |
| 4Ω | + | なし | = | 4Ω | 4Ω |
| 4Ω | + | 4Ω | = | 2Ω | 2Ω |
| 2Ω | + | なし | = | 2Ω | 2Ω |

スピーカー・インピーダンスを設定している時は、アンプをスタンバイ{N}状態にするか、スピーカー出力(Q)をミュートしてください。
T. AUTOMATIC BIAS: アンプのパワー出力真空管のバイアス・セッティングをモニターし調整します。詳しくは次ページの"Fenderオートマティック・バイアス"の項をご参照ください。
U. FOOTSWITCH: ここに附属のフットスイッチを接続すると、遠隔操作でチャンネルを切り替えることができます。フットスイッチを接続するとフロントパネルのチャンネル・セレクト スイッチ (D)は無効になりますが、インディケーターLEDは通常と同様に動作します。
V. TUNER: ここに楽器チューナーを接続します。
W. PREAMP OUTPUT/PWR AMP INPUT: 複数の用途に使用することができる、多機能の入力/出力ジャックです:
- エフェクト・ループ: PREAMP OUTPUTからお使いのエフェクト機器に接続し、PWR AMP INPUTをエフェクト機器のアウトプットに接続します。ここから出力される信号のレベルは通常のラインレベル (+4dBu)で、プロユースのラックタイプ・エフェクトに最も適しています。マスター{K} はセンドのレベルに影響し、エフェクト機器でリターンレベルをコントロールします。
- マルティブルSuper Bassman アンプ: メインとなるユニットのブリアンプ出力をサブ・ユニットのパワーアンプ入力と接続します。メイン・ユニットのノプでサブ・ユニットをコントロールできるようになります。
X. LEVEL: アウトボードのサウンド機器の入力感度に合わせて、XLR出力ジャック {AA}の出力音量を調節します。
Y. PRE/POST: XLR出力の信号にブリアンプのノブ設定{B-C または E-J}を反映させる場合は"POST"を選択します。ブリアンプのコントロールに影響されないダイレクトな真空管ドライブの信号を出力するには "PRE" を選択します。
Z. GROUND/LIFT: XLR出力ジャックのグラウンド接続を遮断したい場合は "LIFT" にします。ハムノイズやラインノイズの低減をできる場合があります。通常はこのボタンを押さず、"GND" (グラウンド) にして使用します。
AA. XLR OUT: ミキシング・コンソールや録音機器と接続するための、バランス・ラインレベル出力です。無音レコーディングを行う際には、スピーカー出力スイッチ(Q)をミュートにしてください。
BB.パワー真空管スクリーン・ヒューズ: これらのヒューズで、各パワー真空管の故障からアンプを保護します。飛んでしまったヒューズは、アンプのヒューズホルダーの下に表示されている型式およびレーティングのものとのみ交換してください。

Fender オートマティック・バイアス
数多くのミュージシャンが真空管のリッチで豊かなトーンを渴望する一方で、度々メンテナンスや修理の必要がある、ガラスの真空管を搭載した重いアンプに躊躇します。オートマティックバイアスは、真空管の寿命を最大限に延ばし、最高のバフォーマンスを確証することで。

バイアス: バイアスとは? その重要性とは?
各真空管に流れるアイドル電流は、バイアス設定によって決まります。言い換えれば、バイアス設定によって(WARM/NORMAL/COOL)、アイドルタイム(アンプを演奏していない状態)にどれだけの電力が各真空管に流れるかを決定します。
真空管は複雑な装置で、安定した製造が困難です。そのため、真空管は性能の特徴を検査され“グレード”に分類されます。同じグレードの真空管は同じバイアスに設定できますが、それは伝統的な真空管アンプ(Fenderのオートマティック・バイアスのないもの)では、すべての真空管を同じタイミングで同じグレードの“マッチした”セットに取り替える必要性からです。さらに、新しいマッチしたセットを、古いマッチしたセットと交換する際には、サービスセンターへ持ち込みバイアス調整をする必要が生じます。
Fenderオートマティック・バイアスは各出力真空管を個別にモニターします。もし真空管が1つ故障した場合、すべての出力真空管を、マッチしたセットで交換する必要はありません。故障した真空管を、単純に同じ型式の同じグレードのものと交換するだけです。もし6つすべての出力真空管(6550C)を同時に交換したい、あるいは交換する必要がある場合、マッチしたセット(真空管6個)でさえあればどのグレードでも使用できます。
バイアス設定はアンプのトーン、ダイナミクス、真空管の寿命、電力消費に以下のように影響します:
WARM: よりアグレッシブな(ダーティな)トーンになり、アタックが速くなります。真空管の寿命は短かめになり、より多く電力を消費します。
NORMAL: 通常の設定です。トーンと真空管の寿命のバランスにすぐれています。
COOL: アグレッシブさを抑えた (クリーン) トーンで、アタックはなだらかになります。真空管の寿命は長く、電力消費は低くなります。
真空管バイアスの調整:
ADJUSTボタンのアップ/ダウンを押して、WARM/COOLの設定をします。各ボタンをNORMAL設定から5回押した状態が、バイアス調整の最大レンジになります。バイアスのレンジは(各真空管)23ミリアンベア(COOL)~28ミリアンベア(NORMAL)~33ミリアンベア(WARM)です。調整の間アンプをスタンバイにしておく必要はありません。調整が完了するまで、10-20秒ほどかかります。調整が完了すると、LEDの点滅が止まります。
注意: アンプのリッチなトーンを保つため、Fenderオートマティック・バイアスはアンプ演奏中は調整を行いません。Fenderオートマティック・バイアスは、アンプがアイドル状態の時や、非常に小さな音量で演奏されている時を待って調整をします。
上向きの矢印と下向きの矢印を同時に押すと、バイアスを工場出荷状態にリストアします(NORMAL)。以前取付けていたものと違うグレードの真空管を、セット丸ごと取付ける際には、常にバイアス設定のリストアを行ってください。
出力真空管ステイタス LED インディケーター:
Fenderオートマティック・バイアスにはLEDインディケーターが各出力真空管に1つずつ、アンプ背部の左から右に向かって取付けられている各出力真空管の位置と対応して搭載されています。これらのLEDには出力真空管の現在の状態が反映され、トラブルシューティングや修理の際の助けになります。以下はLED表示機能の定義です:
| グリーンのLEDが左から右へ移動する: | 真空管がウォーミングアップ中です。スタンバイ・モードの解除は、常に1分間以上待って行ってください。アンプをウォームアップ状態に保つにはスピーカー出力スイッチをオンにしてください。注意:一分間経過するより前にSTANDBYスイッチをオンにした場合(非推奨)、一分間のウォームアップ期間が終了するまで、ディスプレイの状態は更新されません。 |
| LEDが緑色に点灯: | 真空管はOKで、望ましいバイアス・レベルで動作しています(WARM/NORMAL/COOL)。 |
| LEDが緑色で点滅: | 対応する真空管のバイアスを調整中です。調整を完了するのに最長で20秒程度かかります。注意:LEDの点滅が5分以上続く場合は(電源を入れた後またはバイアス調整の後)、その真空管は劣化しており交換の必要があります。 |
| LEDがオレンジ色: | 真空管は劣化しており、同じレーティングの新品と交換する必要があります。 |
| いずれかのペア(1A/1B,2A/2B,3A/3B)の片方のLEDが赤、もう一方がオレンジ色に点灯: | LEDの赤く点灯している真空管が故障しており、交換の必要があります(詳しい交換方法は次のページの"真空管の交換"の項をご参照ください)。オレンジ色に点灯しているLEDは遮断され、アンプは他の真空管ペア(緑のLED)によって安全に動作します。注意:この状態ではアンプは安全に動作し続けますが(そのためライブの最後まで演奏し通すことができます)、残りのパワー真空管のみでの動作となるため、出力は減少します。 |
| いずれかのペア(1A/1B,2A/2B,3A/3B)のLEDの両方が赤く点灯: | 信号レベルが高い状態で真空管が故障した場合、Fenderオートマティック・バイアスはどのペアのどちらの真空管が故障したのか判断がつかず、両方のLEDを赤く表示する場合があります。このような状態でもアンプは安全に使用できますが、出力を低減して動作します(上記と同じ状態です)。修理には2つの選択肢があります(真空管の交換手順は"真空管の交換"の項をご参照ください):1.LEDが赤く点灯した両方の真空管を、適合したヒューズ{BB}とともに交換する。または2.トラブルシューティングをして、壊れた方の真空管のみを交換する。真空管を両方交換するのが現実的でなく(例:ライブ中など)スペアのヒューズがある場合は、これが最良の方法です。A.LEDが赤く点灯したペアの真空管両方を、新品もしくは状態の良い真空管と交換する。取り外した真空管は、故障していない可能性もあるため、捨てずに保管しておきます。B.同じ型式およびレーティングの、適した真空管ヒューズ{BB}と交換する。C.電源{M}をオンにし、アンプを最低1分間スタンバイ{N}状態にする。D.アンプのスタンバイ・モードを解除し、10-15秒間、Fenderオートマティック・バイアスが診断をし、ディスプレイのステータスが更新されるまでお待ちください。E.すべてのLEDが緑色で、問題のある真空管は交換されています(取り外した真空管は適切に廃棄してください)。F.2つのLEDがまだ赤く点灯している場合、取り外した真空管は問題の無い方です。取り外した真空管は取っておき、手順Gに進みます。G.LEDの赤く点灯している真空管ペアのうち、最初に取り外したもので無い方を取り外し、手順Aで取り外した真空管を取付けます。手順B-Eを繰り返してください。H.もしまだLEDが赤く点灯し続けていたら、真空管は2つとも故障しています。手順g以降で作業を行った真空管を、新しいものと交換してください(取り外した真空管は適切に廃棄してください)。手順B-Eを繰り返してください。 |
| すべてのLEDが赤あるいはオレンジ色: | 複数の真空管が故障しており、アンプから音が出なくなります。各真空管ペアを上記の要領で修理してください。この現象が起こる可能性はかなり低いでしょう。注意:いずれかの真空管が無い場合は(装着されていない)、その真空管のLEDはオレンジ色になります。そのような真空管ペアは、ペア自体がないものとしてオレンジ色に表示され、Fenderオートマティック・バイアスは真空管の故障を感知しません。 |
| すべてのLEDがゆっくりとフラッシュする: | アンプがスタンバイ{N}状態になっているか、スピーカー出力スイッチ(Q)がミュートされています。 |
真空管の交換
Super Bassman®は下記の真空管を使用しています:
ブリアンプ: 12AX7A 真空管 ×2本(V1、V2).

(上部シャーシ、底面図)
パワーアンプ: 12AX7A真空管1本 (V3)、12AT7 真空管1本 (V4)、6550C パワー真空管6本 (V5、V6、V7、V8、V9、V10).
日本語

(下部シャーシ、俯瞰図)
アンプの性能が充分発揮されていないと感じる場合は、下記トラブルシューティングの項をご参照ください。一般にほとんどの真空管アンプにおいて真空管は破損しやすい部品で、毎度熟練技術者に持ち込むよりも、自分で交換を行う方がよいでしょう。もし真空管の交換の必要性が生じた場合は、下記の手順にしたがい注意深く行ってください。もしご自身での交換がためらわれる場合は、Fenderのサービスセンターにお持ち込みください。その他の修理も正規Fenderサービスセンターにご相談ください。電気シャーシの中には、ユーザーが自分で修理できない部品があります。真空管アンプには、大変電圧の高くなる部品があり、危険です。真空管のコンポーネントはとても熱くなります。上記の指示に従わないと、アンプに損傷が生じたり、怪我をするおそれがあります。
アンプの真空管の交換方法
- Fenderオートマティック・バイアスが真空管の故障を表示した場合、どの真空管(または真空管ペア)が故障したのかメモを取っておきます。注意: 故障した真空管が交換されるまで、電力が循環していてもいなくても、故障の表示が続きます。
- アンプの電源を切り、IECコネクター{0}から電源ケーブルを抜きます。その他のケーブル(スピーカー・ケーブル、ライン出力、エフェクトループ他)も作業の妨げにならないように抜いてください。
- 注意! 真空管および変換機はアンプの動作中大変熱くなるため、火傷の原因となります。アンプが冷えてから手順4に進んでください。
- アンプの熱が冷めたら、2番のブラスドライバーを使用して、フロントパネルの下のフロントグリルを固定している4つのニッケルねじを外し、ブリアンプ真空管を作業できる状態にします。パワーアンプは、ブラスドライバーを使用して、背面のメタルグリルを固定している5つの黒いねじを外すと真空管を作業できる状態になります。グリルをゆっくりと取り外し、ファンのワイヤーのコネクターを外します。

- これですべての真空管が作業可能になりました。プリアンプ真空管の金属のシールドをねじって引き、取り外します。その後真空管を真下の方向に取り外します。パワー真空管近くの、小さなドライバー真空管はシールドがなく、真上に引っ張るだけで取り外すことができます。各出力真空管は上部にパネで抑えているリテイナーリング (および絶縁ワッシャー)があります。リテイナーを静かに持ち上げ、真空管の上に引き上げ、外して横に置きます。真空管は垂直方向に引っ張って取り外すようにし、破損の原因となりますので横方向に揺さぶりながら外すことは避けてください。取り外しは多少の困難を伴います。注意: 過度に横方向に揺さぶると、真空管下部のロケーター・ピンがソケットの中で破損し、その除去はFenderの電気製品保証の対象外となります。ご自身での修理がためらわれる場合は、正規Fenderエレクトロニクス・サービスセンターにご相談ください。
- 真空管表をご覧いただき、真空管の型式および場所をご確認ください。ヒューズのホルダーには対応する真空管ペアがわかるように印がついています。
- 故障した真空管を同じ型式のものと交換します。下記の真空管の適切な取り扱い方法をご参照ください。どの出力真空管も同じ型式 (6550C) およびグレードのものとのみ交換してください。
- 交換が必要な真空管をすべて取り替えてください。注意: これらの真空管に使われるヒューズは、飛んでいても目に見える徴候が全くない場合があります。もしFenderオートマティック・バイアスが1つもしくはそれ以上の真空管の破損を示している場合、その真空管に対応するヒューズも、大丈夫なように見えても交換してください。
- フロントグリルを設置し、4つのニッケルねじを締めます。背面メタルグリルを設置し、5つの黒いねじを締めます。背面メタルグリルを取付ける前に、忘れずにファン・ワイヤーを再接続してください。
- スピーカー・ケーブルと手順2で取り外したその他のケーブルを再接続します。
- 電源ケーブルを再接続します。
- アンプの電源をオンにしますが、最低1分間はスタンバイ状態にしておいてください。
- アップ/ダウン調整ボタンを2秒間長押しし、オートマティック・バイアス設定をリセットします。
- アンプのスタンバイを解除し、Fenderオートマティック・バイアスが更新されるのを待ちます(10-15秒間)。もしまだ真空管のが表示される場合は、交換した真空管またはヒューズが不良です。1 - 14の手順にしたがって、新しい真空管またはヒューズと交換してください。
真空管の取り扱いに関する注意
指紋、脂、その他の物質が真空管のガラス面に付着しないよう注意することが重要です。ことにパワー真空管は留意してください。真空管表面に指紋や他の物質が付着した場合、真空管のその部分が通常より高温になってヒビの原因となり、真空管の早期の故障につながります。真空管に絶対素手で触れるべきでないと言う人もいますが、現実には難しいでしょう。次の手順にしたがって、真空管を汚さないように取り扱い、寿命を最大限引き出すよう心がけてください:
- 真空管を扱う前に手を洗います。
- 真空管を必要以上に触らないようにしてください。
- 真空管を取付けたら、清潔な布で真空管を拭き、指紋や付着物を取り除いてください。
トラブルシューティング

6ページに記載のSuper Bassmanアンプ回路図をご参照ください。
問題: Super Bassmanから音が出ません。楽器は接続されていてアンプの電源もオンになっており、パワー・インディケーター{L}も点灯しています。
解决法:
- ボリューム・ノブ (B) および G)が上がっており、マスター・ボリューム{K}が1より上になっていることをご確認ください。
- マスター・ボリューム・ノブ{K}が押されていることをご確認ください(ミュートが無効になります)。
- スタンバイ・スイッチ (N)が上の位置になっていることをご確認ください。
- スピーカー出力スイッチ (Q)の位置をご確認ください。
- アウトボード機器がエフェクト・ループ{W}に接続されている場合は(ブリアンプ出力とパワーアンプ入力)、その機器の電源が入っており機能していることをご確認ください。パワーアンプ入力のジャックを外すと問題が解決する場合は、Super Bassmanではなくエフェクト・ループに使用しているアウトボード機器が原因です。
- オートマティック・バイアス パネル {T}で出力真空管の状態をチェックしてください。もし出力真空管に問題がある場合は、'Fenderオートマティック・バイアス'の項で、真空管に問題が起きたときの解決法をご参照ください。
- メイン・スピーカー・ジャック (R)とスピーカー・キャビネットがスピーカー・ケーブルで正しく接続されていることをご確認ください。
- スピーカー・ケーブルおよび楽器ケーブルを取り替えてみてください。
- 楽器を替えてみてください。
上記の方法をすべて試しても音が出ない場合、ブリアンプ真空管を調べてみてください(下記をご参照ください)。
問題:インプット(A)に楽器を接続しても音が鳴りません。しかしパワーアンプ入力(W)に直接楽器を接続すると、アンプは動作しています。
解決法: プリアンプ真空管 V1 または V2 (ともに12AX7)のいずれかが故障しています。ヴィンテージ・チャンネルではアンプが動作するがオーバードライブ・チャンネルでは動作しない場合は (ブレンド {F}が "1"以外に設定されている場合)、ブリアンプ真空管 V2 を新しいものと交換してください。上記と逆の場合は、V1を新しい真空管と交換してください。
問題: 楽器を接続していない場合でも、特にボリューム、ゲインまたはトーン・コントロールを高く設定している場合、アンプからピッチの高い、音量の大きなフィードバックが発生します -または-特定の音程を演奏するとアンプが不意に鐘のようなリングノイズを発します。-あるいは-アンプ・シャーシを叩いているような機械的なノイズ (例:ピックあるいはドラムスティックで) を拾い、スピーカーから増幅されて出ます。
解決法:プリアンプ真空管から“マイクロフォニック雑音”が生じています。V1またはV2、あるいはV1とV2の両方(ともに12AX7)を新しい真空管と交換してください。オーバードライブ・チャンネルで問題が起こる場合は、V2をまず交換してください。
問題:信号はプリアンプ・アウト{W} および XLR (PREおよび POSTの位置) {AA}ジャックでは問題がなく出力されており、オートマティック・バイアス画面 [T] ではすべての真空管の状態は問題ないと表示されています (LEDが緑色に点灯)。しかしパワーアンプ・ジャックの出力とパンチが弱く、通常と音が違う、またはスピーカーから音が出ません。
解決法: パワーアンプのドライバー真空管V3(12AX7)および/またはV4(12AT7)が故障しています。V3を新しい真空管と交換してください。もしまだアンプから音が出ない場合は、V4を新しい真空管と交換してください。
問題: 1つまたはそれ以上のパワー真空管スクリーン・ヒューズ(BB)を、同じ型式とレーティング(T100mA L)のものと交換しても飛んでしまいます。オートマティック・バイアス ディスプレイ {T}では対応する真空管ペアが故障していると表示されています(LEDが赤く点灯)。
解決法: 真空管の一方または両方が故障しています。真空管を同じ型式およびレーティングのものと交換してください。
ヒント:故障した真空管のトラブルシューティングは、「Fender オートマティック・バイアスの項をご参照ください。
問題: プライマリー/主電源 ヒューズ{P}を同じ型式およびレーティングのものと交換しても飛んでしまいます。
解決法: 電気エラーが起こっており、修理が必要です。正規サービスセンターで、有資格技術者による修理を受けてください。
ヒント: プライマリー/主電源ヒューズ{P}の交換をし(同じ型式およびレーティングのもの)、すべてのパワー真空管スクリーン・ヒューズ(BB)を取り外した状態で電源とスタンバイをオンにします。もしそれでエラーが起こらなければ(ヒューズが飛ばなければ)、問題があるのは1つまたはそれ以上のパワー真空管です。故障した真空管のトラブルシューティングに関しては、「Fender オートマティック・バイアス'の項をご参照ください。
仕様
CE
| 型式 | PR 1160 | |||
| 品番 | 2249000000 (120V, 60Hz) | 2249001000 (110V, 60Hz) TW | 2249003000 (240V, 50Hz) AUS | 2249004000 (230V, 50Hz) UK |
| 2249005000 (220V, 50Hz) ARG | 2249006000 (230V, 50Hz) EUR | 2249007000 (100V, 50/60Hz) JPN | 2249009000 (220V, 60Hz) ROK | |
| 電力 | 消費電力: 900W | 出力: 300W (8Ω, 4Ω または 2Ω) @ <5% THD | ||
| 入力インピーダンス | INPUT 1: >820kΩ | INPUT 2: 136kΩ (-6dB) | パワーアンプ: 43kΩ (バランス) | |
| 出力インピーダンス | XLR出力: 50Ω (バランス) | チューナー: 220Ω (バランス) | ブリアンプ: 220Ω (バランス) | |
| トーンコントロール・ヴィンテージ | BASS: 10dB レンジ @ 40Hz (MID: 5, TREBLE: 5) | MID: 15dB レンジ @ 400Hz (BASS: 5, TREBLE: 5) | TREBLE: 9dB レンジ @ 4kHz (BASS: 5, MID: 5) | |
| トーンコントロール・オーバードライブ | BASS: ±15dB @ 80Hz (Deep: -18dB @ 640Hz) | MID LEVEL/FREQ: ±18dB @ 200Hz ~ 3.3kHz | TREBLE: ±15dB @ 4kHz (Bright: +10dB @ 6KHz) | |
| スピーカー (推奨) | Bassman 810 (品番: 2249200000) | Bassman 610 (品番: 2249300000) | Bassman 410 (品番: 2249400000) | Bassman 115 (品番: 2249500000) |
| 真空管 | 6×真空管 (マッチ) 6550C (品番: 0048489000); | 3×12AX7A (品番: 0013341000); | 1× 12AT7 (品番: 0023531000); | |
| ヒューズ | 100V-120V バージョン: F 10A L, 125V (Main); 3× T100mA L, 250V (パワー真空管) | 220V-240V バージョン: F 5A L, 250V (メイン); 3× T100mA L, 250V (パワー真空管) | ||
| アクセサリー (附属) | フットスイッチ: 1ボタン、ヴィンテージ (品番: 0057172000) | |||
| サイズ | 高さ: 25.4 cm | 幅: 62.2 cm | 奥行き: 34.3 cm | 重量: 29.5 kg |
製品の仕様は予告無く変更になる場合があります。
产品中有害物质的名称及含量