EIO344 - Bluetoothアダプター IFM - 無料のユーザーマニュアル
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使用説明書 EIO344 IFM
取扱説明書
Bluetooth® メッシュIO-Linkアダプタ
EIO344
ファームウェア: 1.15
目次
1 はじめに(注意)……4
1.1 法律情報と著作権情報 4
1.2 表記の説明 4
1.3 警告 4
2 安全の為の注意.... 6
2.1 サイバーセキュリティ 6
2.2 警告図記号 8
3 製品の用途 9
3.1 誤使用のおそれ.... 9
3.2 アプリケーション例 9
4 機能 10
4.1 視覚的表示 10
4.2 IO-Linkインターフェース 10
4.2.1 IO-Link 10
4.3 Bluetooth LE 11
4.4 Bluetoothメッシュ.... 11
4.5 ifm IoT Core 11
5 取付 13
6 電気接続 14
6.1 構成 14
6.2 配線に関する一般的な注意事項 14
6.3 プロセス接続 14
6.4 電源 / 制御信号 15
7 操作部と表示部.... 17
7.1 構成 17
7.2 状態表示LED.... 17
8 セットアップ 18
9 パラメータ設定.... 19
9.1 パラメータ設定に関する注意事項..... 19
9.1.1 ifm moneo|blueのインストール.... 19
9.1.2 ifm moneo|configureのインストール.... 19
9.1.3 Bluetoothのパスワード 20
9.1.4 Bluetoothメッシュネットワークへのデバイスの統合 20
9.1.5 デバイス照合とデータストレージ.... 22
9.2 パラメータ設定:Bluetooth LEインターフェース.... 23
9.2.1 使用可能なパラメータとコマンド.... 24
9.2.1.1 識別情報 24
9.2.1.2 Bluetoothメッシュネットワーク 24
9.2.1.3 スイッチング出力 24
9.2.1.4 デバイス照合とデータストレージ.... 25
9.2.1.5 アダプタ 25
9.3 パラメータ設定:IO-Linkインターフェース 27
9.3.1 使用可能なパラメータとコマンド.... 27
9.3.1.1 識別 27
9.3.1.2 パラメータ 28
9.3.1.3 診断 29
9.3.1.4 プロセスデータ 30
9.4 パラメータ設定:ifm IoT Core 31
9.4.1 使用可能なパラメータとコマンド.... 31
9.4.1.1 識別情報 31
9.4.1.2 アダプタ 33
9.4.1.3 Bluetooth LE 35
9.4.1.4 Bluetoothメッシュネットワーク 36
9.4.1.5 スイッチング出力 37
9.4.1.6 IO-Linkマスタ 38
9.4.1.7 IO-Linkデバイス 41
10 トラブルシューティング....43
11 メンテナンス・修理・廃棄 44
11.1 ファームウェアの更新 44
1 はじめに(注意)
指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.comを参照してください。
1.1 法律情報と著作権情報
© All rights reserved by ifm electronic gmbh.本マニュアルのいかなる部分も、ifm electronic gmbhの同意なく複製または使用することはできません。
- Bluetooth®はBluetooth SIG Inc.の登録商標です。
- Apple®、Appleの口ゴ、iPhoneおよびiPod Touchは、米国およびその他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。App StoreはApple Inc.のサービスマークです。
- iOS®オペレーティングシステムはApple Inc.の登録商標です。
- Google®はGoogle LLCの登録商標です。
- Android®オペレーティングシステムはGoogle LLCの登録商標です。
- Android、Google PlayおよびGoogle Play口ゴは、Google Inc.の商標です。
1.2 表記の説明
√ 要件
操作指示
▷ 操作による応答、結果
[...] 設定ボタン、表示等
→ 参照

重要事項
従わないと誤動作や干渉を引き起こすことがあります。

情報
補足事項
1.3 警告
警告は、負傷や物的損害をもたらすおそれがあることを示します。これに従って製品を安全に取扱ってください。警告は次のように区分されます。

警告
重度の負傷のおそれ
▷ 従わない場合は死亡または重傷を負う可能性があります。

注意
軽度または中程度の負傷のおそれ
▷ 従わない場合は軽傷または中程度の負傷を負う可能性があります。
注意
物的損害のおそれ
▷ 従わない場合は財産等へ損害を及ぼす可能性があります。
2 安全の為の注意
- ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。
- システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
-
システム設計者は危険性評価を実施し、システムのオペレータおよびユーザに提供される、法的および規範的要件に従って文書を作成することを請け負います。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。
-
製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。
- 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
- 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(→ 使用目的)
- 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
- 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
- 製品の取り付け、接続、設定、プログラミング、構成、および保守運用は、それぞれの作業に対して資格があり承認された者が実施してください。
- 製品とケーブルは損傷から保護してください。
- 損傷したセンサは交換してください。交換しないと技術データと安全性が損なわれます。
- 関連文書を参照してください。
2.1 サイバーセキュリティ
取付
本センサは、IEC 62443-1-1による制御機器のセキュリティ環境での動作に適合します。
▶ IEC 62443-1-1によるシステムのリスク評価を実施してください。
本センサは、ファイアウォールの背後に配置できます。
▶ 物理的なセキュリティ対策を行ってください。
本デバイスには、不正アクセスに対する保護機能は内蔵されていません。
▶ 信頼できるネットワークでのみデバイスを稼働させてください。
信頼できるネットワークの例(IEC 62443-3-1、part 5による):
- 社内ネットワーク (Local Area Networks - LANs)
- IT部門が管理・保護しているネットワーク
- 産業制御システム (Industrial Control Systems - ICS)
- 産業プロセスの制御・監視用ネットワーク
- 他のネットワークから分離したICS
- デバイスと直接通信するポイントツーポイント接続
Bluetooth LEインターフェース
Bluetooth LEインターフェースはJustWorksペアリング方式を使用し、デバイスとifm moneo|blue間の暗号化された安全な通信を確立します。
▶ デバイスとifm moneo|blue間は必ず安全な環境で接続してください。
デバイスのBluetooth LEインターフェースはパスワードで保護されています。デバイスへの初回ログオン時に、エ場出荷時に設定されているパスワードを必ず変更してください。
▶ パスワードの変更は、必ず安全な環境で行ってください。
▶ 会社のポリシーに従って、強力なパスワードを選択してください。
Bluetoothメッシュインターフェース
ネットワーク参加者間のBluetoothメッシュ通信は、Bluetoothメッシュネットワーク内のデバイスのプロビジョニングに成功した後、暗号で保護されます。
▶ Bluetoothメッシュネットワークの安全な環境でのみデバイスのプロビジョニングを行ってください。
操作方法
▶ 製品ドキュメントに記載のセキュリティ機能と使用に関する推奨事項を守ってください。
メンテナンス
▶ 社内で定められた内部変更管理プロセスに従い、システムの設定とデータをバックアップしてください。
▶ デバイスのソフトウェアアップデートが利用可能かどうかを定期的に確認してください。
以下の組織的措置を講じることにより、ソフトウェアアップデートの完全性と真正性を確保してください:
▶ 新しいファームウェアファイルを安全なノートPC/PCにダウンロードします。
▶ ダウンロードしたファームウェアファイルのSHA-256ハッシュ値を計算します。www.ifm.com/cnt/product-security
▶ 計算されたハッシュ値が、ifmのウェブサイトに記載されているSHA-256ハッシュ値と一致するかどうかを確認します。
▶ ポイントツーポイント等の安全な接続でファームウェアファイルをデバイスにインストールします。
廃棄
▶ 機密情報が漏洩しないようにしてください。
▶ センサは、必ず工場出荷時設定にシステムをリセットしてから廃棄してください。
2.2 警告図記号

警告図記号:
▶ 安全にお使いいただくために、取扱説明書に記載されている注意・禁止事項に必ず従ってください。
3 製品の用途
本デバイスを使って次のことが可能です。
- BluetoothメッシュIoTベースステーションのBluetoothメッシュネットワークへの参加
- 接続中のIO-LinkデバイスとBluetoothメッシュIoTベースステーション間のゲートウェイ機能
- 接続中のIO-Linkデバイスの設定
- 接続中のIO-Linkデバイスの監視(プロセスデータ・ステータス・診断情報)
- IO-Linkデバイスを接続していないBluetoothメッシュネットワークのリピータ機能
使用可能な環境:
- 屋内
- 技術データに記載された範囲内で必ず使用してください。→技術データ

認証に関する注意:同梱の付属文書とウェブサイトdocumentation.ifm.com
3.1 誤使用のおそれ
本デバイスは、機械的安定性(衝撃/振動など)に特別な要件がある環境には適していません。
本デバイスは、危険を伴う用途や場所で使用できません。リアルタイムでのデータ送信は行われません。
3.2 アプリケーション例

1 : IO-Linkデバイス
4: 電源
2: EIO344
5: BluetoothメッシュIoTベースステーションEIO404
3 : プログラマブルロジックコントローラ/Programmable 6 : Logic Controller (PLC)
ifm moneo|blueを搭載したモバイル端末
4 機能
4.1 視覚的表示
本デバイスには、ステータス情報、警告、エラー状態を表示するための状態表示LEDがあります。
4.2 IO-Linkインターフェース
本デバイスは、2つのIO-Linkインターフェースを搭載しています。
電源/制御信号(プラグ)
- 電源供給
- スイッチング出力OUT1
- アナログおよびデジタル信号用出力OUT2(プロセス接続のピン2からループスルー)
- IO-Linkマスタによるデバイスのパラメータ設定、制御、監視のためのIO-Link通信
プロセス接続(ソケット)
- IO-Linkデバイスとの通信
- 本デバイスは、「デバイス照合・データストレージ」の機能があります。この機能により、接続したIO-Linkデバイスが同じメーカーの同一機種製品であるか検証できます。また、接続したIO-Linkデバイスに保存されたデータをバックアップして、必要な場合に同じIO-Linkデバイスに移行することができます。
4.2.1 IO-Link
IO-Linkはインテリジェントなセンサやアクチュエータをオートメーションシステムに接続するための通信システムです。IO-LinkはIEC 61131-9規格で規格化されています。
IO-Linkに関する一般情報はio-link.ifmをご覧ください
Input Output Device Description (IODD) とすべてのパラメータ、プロセスデータ、デバイスの詳細な説明は、documentation.ifm.comをご覧ください。
IO-Linkには次のメリットがあります。
- すべてのデータとプロセス値を干渉なしで伝送
- 実行中のプロセス内でのパラメータ設定、またはアプリケーション外で事前設定
- システム内の接続された装置を特定するためのパラメータ
-
その他のパラメータと診断機能
-
デバイス交換時のパラメータセットの自動バックアップと復元(データ保存)
- パラメータセット、プロセス値、イベントのログ記録
- デバイス記述ファイル(IODD - Input Output Device Description)でプロジェクトの計画が容易
- 標準化された電気接続
- リモートメンテナンス
4.3 Bluetooth LE
本デバイスはBluetooth Low Energy(LE)による通信をサポートしています。Bluetooth LEにより次のことが可能です。:
- アダプタのパラメータ設定
- デバイスのIO-Linkインターフェースのパラメータ設定
- 接続されているIO-Linkデバイスのパラメータ設定
4.4 Bluetoothメッシュ
本デバイスはBluetoothメッシュプロトコルをサポートしています。
EIO404 BluetoothメッシュIoTベースステーションおよび追加のEIO344 ▶ BluetoothメッシュIO-Linkアダプタとともに、このデバイスはBluetoothメッシュネットワークで稼働することができます。
本デバイスは、Bluetoothメッシュネットワークにおいて以下の機能を提供します:
- アダプタのパラメータ設定
- 接続されているIO-Linkデバイスのパラメータ設定
- プロセスデータのモニタリング(間隔:1秒~24時間)

BluetoothメッシュIoTベースステーションEIO404の詳細情報:documentation.ifm.com
4.5 ifm IoT Core
デバイスはifm IoT Coreを搭載しています。ifm IoT Coreには様々なデバイス機能があります。これには一連のデータ・サービス・イベントに関する機能があります。ifm IoT CoreのエレメントはJSONオブジェクト内の階層ツリー構造に配置されています。ifm IoT Coreにより、HTTP等の標準インターフェースでこれらのエレメントを外部で利用できます。従って、ユーザーと他のデバイスから、本デバイスのデータ(パラメータ・プロセスデータ)、イベント、機能(サービス)にアクセスすることができます。
本デバイスのifm IoT Coreの機能は、BluetoothメッシュIoTベースステーションEIO404を介してのみ利用可能です。
5 取付
取付には、以下のオプションのアクセサリを利用できます。documentation.ifm.com
6 電気接続
配線工事は、関連法令・規定に従って必ず法的有資格者が行ってください。
国内外の電気機器設置に関する法令を順守してください。
SELV、PELVに準拠の供給電圧を使用してください。
▶ 電源を切ります。
6.1 構成

1:プロセス接続
2: 電源/コントローラ
6.2 配線に関する一般的な注意事項
製品のネジ接続は M12 規格に対応しています。指定された保護等級に確実に準拠するために、この規格に準拠したケーブルのみを使用できます。自分で組み立てたケーブルの場合、システムの製造元が保護等級の責任を負います。
▶ 金メッキ接点のコネクタを使用します。;
▶ 取り付けの際は、カップリング ナットがねじ山を損傷しないように、コネクタを垂直に配置してください。
▶ コネクタを接続する前にソケットのOリングが破損していないことを確認してください。
▶ 取り付け中は、コネクタのコーディングに注意してください。
▶ 送信ケーブルは、接続箇所から200mm以内に適切なストレインリリーフがついたものを配線してください。
cULusの適用範囲について:
▶ デバイスの接続には、適切な技術データを用いてカテゴリCYJV 2/7/8のUL認証ケーブルのみを使用してください。
6.3 プロセス接続
本デバイスはプロセス接続によりIO-Linkデバイスと接続します。
- 最大ケーブル長20 m
M12ポートからデバイスに外部電源を供給しないでください。ピン1、2、3は結線されます。
配線:

1: L+電源
2: OUT2をリンク
3: L-電源
4 : IO-Link
5 : n.c.
▶ コネクタをデバイスに接続します。
▶ M12コネクタを使って接続します(最小保護構造:IP67 / IP69K)
▶ カップリングナットを締め付けます。
- 最小締付けトルク:0.6 Nm(手締めの場合)
- 最大締付けトルク:1.5 Nm(トルクレンチを使用した場合)
Bluetoothリピータとして使用する場合:
▶ 未使用の接続部を保護キャップで封止します(→アクセサリ)。
6.4 電源 / 制御信号
デバイスは電源に接続し、必要に応じてポートを介して制御デバイス(PLC、IO-Linkマスタ)に接続します。
- デジタル信号の最大ケーブル長:200 m
- アナログ信号の最大ケーブル長:非推奨、受信器による

注意
ポートの過電流保護はありません。
▷ 発火のおそれ
▶ 回路を保護してください。
配線:

1: L+電源
2: OUT2をリンク
3: L-電源
4 : OUT1 : スイッチング出力またはIO-Link
▶ ポートを電源電圧 / コントローラに接続します。
▶ M12コネクタを使って接続します(最小保護構造:IP67 / IP69K)
▶ カップリングナットを締め付けます。
- 最小締付けトルク:0.6 Nm(手締めの場合)
- 最大締付けトルク:1.5 Nm(トルクレンチを使用した場合)
7 操作部と表示部
7.1 構成

1: LED: 状態
7.2 状態表示LED
| LED | 説明 | 色 | 状態 | タイプ | 説明 |
| 状態 | - | Off | エラー | 電圧が低すぎる | |
| 動作表示 | 緑 | On | 正常時 | 動作中 | |
| 点滅(2回点滅) | 警告 | 光学認識 | |||
| 点滅(200 ms点灯、800 ms消灯) | 注意 | ファームウェアの更新メモ!接続が確立されるまで必ずお待ちください。 | |||
| 障害表示 | 赤 | On | デバイス交換 | ハードウェア故障 1 | |
| 点滅(1Hz) | エラー | 回路の基板温度が許容範囲外 | |||
| 点滅(1Hz) | 注意 | スイッチング出力の短絡 | |||
| 点滅(1Hz) | 注意 | 無効なIO-Linkプロセスデータ 1 | |||
| 点滅(1 Hz) | 注意 | データストレージが違う | |||
| 点滅(1 Hz) | 注意 | 無効な出力設定 1 | |||
| 点滅(1Hz) | 警告 | Bluetoothメッシュ非接続 | |||
| Bluetoothの状態 | 青 | On | 注意 | Bluetoothアクティブ | |
| 点滅(2回点滅、1回) | 注意 | メッシュのプロビジョニングに成功(デバイスIDのメッセージに従う) |
1 出力応答:スイッチング出力OUT1は、エラー発生時に指定された値で動作(→パラメータFOU1)
8 セットアップ
初回セットアップ
▶ 付属のステッカーをデバイスに貼ります。
▶ デバイスを正しく接続します。
▷ デバイスが起動します。
▷ 状態表示LEDがデバイスの状態を表示します。
▶ 選択したパラメータ設定オプションでデバイスにアクセスします。
▶ Bluetoothインターフェースの工場出荷時設定パスワードを変更します。Bluetoothのパスワード(→ ☐ 20)
▷ Ethernetインターフェースのセキュリティモードが有効になります。
▷ デバイスを設定することができます。
9 パラメータ設定
デバイスは、次のインターフェースを介して設定することができます。
- Bluetooth LEインターフェース:
- ifm moneo|blue
- IO-Linkインターフェース
- ifm moneo|configure
- Ethernetインターフェース (ifm IoT Core) :
- ifm IoT Core Visualizer
- ifm IoT Core REST API
パラメータ設定は、センサまたはアクチュエータを接続または未接続の状態で行うことができます。
9.1 パラメータ設定に関する注意事項
9.1.1 ifm moneo|blueのインストール
ifmは、Bluetoothインターフェースによりデバイスにアクセスできるifm moneo|blueアプリを提供しています。アプリはAppleのApp StoreおよびGoogle Play Storeから入手可能です。

moneo|blue

ifm moneo|blueのインストール:
▶ 携帯端末でQRコードを読み取ります。
▷ App StoreまたはGoogle PlayStoreのアプリページが開きます。
▶ ifm moneo|blue をインストールします。
▷ ifm monoe|blueがモバイルデバイスにインストールされます。
9.1.2 ifm moneo|configureのインストール
ifm moneo|configureに関する情報:ifm.com/cnt/moneo
▶ ifm moneo|configureをダウンロードします。
▶ ノートPC/PCを起動します。
▶ 管理者権限でログインします。
▷ ifm moneo|configureがインストールされます。
▶ ifm moneo|configureをインストールしてライセンスを付与します(→ ifm moneoのインストール手順)。
9.1.3 Bluetoothのパスワード
Bluetooth LE経由でのデバイスへのアクセスはパスワードで保護されます。パスワードによる保護を無効にすることはできません。
工場出荷時に設定されているBluetoothパスワードは、デバイスのシリアル番号の下6桁で構成されています(例:100000138488)。
シリアル番号はパッケージと本体に印刷されています。


図 1: シリアル番号の表示:デバイス上(左)とパッケージ上(右)
ifm moneo|blue経由でデバイスに初めてアクセスする場合、工場出荷時に設定されたパスワードの変更を要求されます。
▶ 会社のポリシーに従って、強力なパスワードを選択してください。
ユーザーが設定したパスワードは、Back-to-Boxのコマンドで工場出荷時設定のパスワードにリセットすることができます。パスワードに関連付けられた「Administrator」のユーザー名は変更できません。
Bluetoothパスワードは、IO-LinkおよびIoT Coreインターフェースを介したデバイスへのアクセスには影響しません。
9.1.4 Bluetoothメッシュネットワークへのデバイスの統合
▶ BluetoothメッシュIO-LinkアダプタをBluetoothメッシュネットワークの参加者として統合するには、デバイスをBluetoothメッシュIoTベースステーション経由でネットワーク用にプロビジョニングする必要があります。

▶ BluetoothメッシュIO-Linkアダプタのプロビジョニングオプション:→ EIO404取扱説明書
▶ BluetoothメッシュIO-Linkアダプタ(例:ifm moneo|blue)をプロビジョニングする一般的な手順:
必要条件:
√ ifm moneo|blueがモバイルデバイスにインストールされていること。ifm moneo|blueのインストール (→ 19)
√ BluetoothメッシュIoTベースステーションEIO404が起動し、稼働準備が整っていること。
▶ BluetoothメッシュIO-LinkアダプタEIO344をベースステーションの近くに配置します(距離:最大15 m)。

図 2: ステップ1 : BluetoothメッシュIoTベースステーションEIO404との接続を確立

図 3: ステップ2:利用可能な▷ BluetoothメッシュIO-LinkアダプタEIO344を検索

図 4: ステップ3 : BluetoothメッシュIO-Linkアダプタをプロビジョニング
▶ パラメータ設定ソフトウェアを使用して、BluetoothメッシュIoTベースステーションとの接続を確立します。
▷ パラメータ設定ソフトウェアは、BluetoothメッシュIoTベースステーションにアクセスできます。
▶ パラメータ設定ソフトウェアを使用して、BluetoothメッシュIoTベースステーションの環境で利用可能なBluetoothメッシュIO-Linkアダプタを検索します。
▷ まだプロビジョニングされていない利用可能なすべてのアダプタが表示されます。
▶ アダプタをプロビジョニングします。
▷ Bluetooth Mesh IoTベースステーションがアダプタをBluetoothメッシュネットワークに統合します。
▶ パラメータ設定ソフトウェアは、アダプタおよび接続されたIO-Linkデバイスにアクセスできます。
プロビジョニング後、BluetoothメッシュIoTベースステーションはBluetoothメッシュIO-Linkアダプタとの接続を自動的に確立します。接続は直接、または追加のBluetoothメッシュIO-LinkアダプタEIO344を介して確立されます。
周期プロセスデータは、設定された時間間隔でBluetoothメッシュIoTベースステーションに送信されます。そこでプロセスデータを読み出してシステム監視に利用することができます。
9.1.5 デバイス照合とデータストレージ
接続されたIO-Linkデバイスを検証と保存されたパラメータデータの復元を行うIO-Linkポートの動作を選択できます。
次のタイプをお選びいただけます。
| オプション | IO-Linkデバイスの検証 | パラメータデータのバックアップ | パラメータデータの復元 |
| [No check and clear] | No | No | No |
| [Type compatible V1.0 device] | あり。IO-Link規格V1.0との互換性を確認。 | No | No |
| [Type compatible V1.1 device] | あり。IO-Link規格V1.1との互換性を確認。 | No | No |
| [Type compatible V1.1 device with Backup + Restore] | あり。IO-Link規格V1.1との互換性および設計のID(ベンダIDとデバイスID)を確認。 | あり。パラメータデータの自動保存。現在のパラメータデータの変更が保存されます。 | あり。同じIO-Linkデバイスを工場出荷時設定で接続するとパラメータデータが復元。 |
| [Type compatible V1.1 device with Restore] | あり。IO-Link規格V1.1との互換性および設計のID(ベンダIDとデバイスID)を確認。 | なし、自動バックアップなし;現在のパラメータデータの変更は保存されません。 | あり。同じIO-Linkデバイスを工場出荷時設定で接続するとパラメータデータが復元。 |
9.2 パラメータ設定:Bluetooth LEインターフェース
このデバイスは、Bluetooth LEインターフェースを介して直接、またはEIO404 BluetoothメッシュIoTベースステーションを介して間接的にアクセスすることができます。
Bluetooth LEインターフェースを介したパラメータ設定には、ifm moneo|blueアプリが必要です。ifm moneo|blueのインストール (→ 19)

図 5: デバイスへの直接接続

図 6: EIO404を介したデバイスへの間接接続
Bluetooth LEインターフェースによるデバイスへのアクセス:
必要条件:
√ ifm moneo|blueがモバイルデバイスにインストールされていること。
√ Bluetoothがモバイルデバイスで有効になっていること。
√ デバイスがモバイルデバイスの近くにあること(距離:最大15 m)。
BluetoothメッシュIO-Linkアダプタを電源に接続します。
▶ ifm monoe|blueを起動します。
デバイスに直接アクセスする場合:
▶ moneo|blueでBluetoothメッシュIO-Linkアダプタを検索し、モバイルデバイスとペアリングします。
▷ ifm moneo|blueがデバイスにアクセスできます。
BluetoothメッシュIoTベースステーション経由でデバイスに間接的にアクセスする場合:
▶ moneo|blueでBluetoothメッシュIoTベースステーションを検索し、モバイルデバイスとペアリングします。
▷ ifm moneo|blueがBluetoothメッシュIoTベースステーションにアクセスできます。
▶ BluetoothメッシュIO-Linkアダプタを検索し、見つかったデバイスをプロビジョニングします。
▷ ifm moneo|blueがデバイスにアクセスできます。
9.2.1 使用可能なパラメータとコマンド
9.2.1.1 識別情報
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| [製品名] | 製品名 | EIO344 | ro1 |
| [Vendor] | ベンダ名 | ifm electronic gmbh | ro1 |
| [Serial number] | シリアル番号 | 例:100000138488 | ro1 |
| [Hardware Revision] | ハードウェアのバージョン | 例:AA | ro1 |
| [Firmware Version] | ファームウェアのバージョン | 例:V1.36 | ro1 |
| [Adapter name] | Bluetoothメッシュネットワークで表示されるデバイス固有の名前工場出荷時設定:デバイスのシリアル番号(例:ifm SN: 100000138488) | 例:mesh_adapter01 | rw1 |
1 読込のみ
9.2.1.2 Bluetoothメッシュネットワーク
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| [Mesh send interval] | アダプタからBluetoothメッシュIoTベースステーションへのプロセスデータの送信間隔(単位:ms) | 1000 ms~86400000 ms | rw1 |
| [Link Quality] | メッシュネットワークにおけるアダプタの接続品質(単位:%) | 0%~100% | ro2 |
1 読込と書込
2 読込のみ
9.2.1.3 スイッチング出力
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| [Output config] | スイッチング出力の設定 | 自動: [FOU1]と[switching bit]のパラメータ値は自動的に設定されます。手動: [FOU1]と[switching bit]のパラメータを手動で設定します。オフ: スイッチング出力無効 | rw1 |
| [Switching bit] | IO-Linkデータのスイッチング信号の値の範囲 | 0~255 | rw1 |
| [FOU1] | 故障時のスイッチング出力OUT1の動作 | OFF: OffON: On | rw1 |
1 読込と書込
9.2.1.4 デバイス照合とデータストレージ
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| [Validation / Datastorage] | 工場出荷時の状態でIO-Linkデバイスを接続したときのポートの動作メモ! デバイス照合とデータストレージに関する注意事項をご覧ください: デバイス照合とデータストレージ(→ ☐ 22) | チェックなし、クリアType compatible V1.0 device Type compatible V1.1 device Type compatible V1.1 device with Backup + Restore Type compatible V1.1 device with Restore | rw1 |
| [Vendor ID] | 照合デバイスのIO-LinkベンダID | 0~655535 | rw1 |
| [Device ID] | 検証するデバイスのIO-LinkデバイスID | 0~16777215 | rw1 |
1 読込と書込
9.2.1.5 アダプタ
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| [Device Status] | 現在のデバイスと診断の状態を表示 | デバイスOKBluetooth LE接続済み有効なIO-Linkプロセスデータなし利用可能なIO-Linkプロセスデータなしマスタポートに接続されているデバイスなしメッシュがプロビジョニングされていないメッシュの接続消失スイッチング出力設定が違うマスタのデータストレージ設定が違うメッシュの信号不良メッシュが問題を送信メッシュのトラフィック過多マスタポート短絡スイッチング出力短絡温度低下温度超過電圧不足ハードウェアエラー | ro 1 |
| [Operating hours] | 納入後の稼働時間(単位:h) | 例:10 h | ro 1 |
| [Internal Temperature] | デバイスのCPU温度(°C単位) | 例:35°C | ro 1 |
1 読込のみ
コマンド:
| 名称 | 説明 |
| [Back to box reset] | 設定がすべて工場出荷時設定にリセットされ、デバイスの電源が切れてから次にオンになるまで通信が遮断されます。(Back-to-Box) |
| [Application reset] | 以下のパラメータを除き、すべての設定が工場出荷時の設定にリセットされます:アプリケーション固有タグ機能タグロケーションタグBluetoothのパスワードBluetoothメッシュネットワーク |
9.3 パラメータ設定:IO-Linkインターフェース
本デバイスにはIO-Linkデバイスのプロファイルがあります。ifmはデバイス記述ファイル(IODD - IO Device Description)を提供します。
パラメータ設定は、ifm moneo|configureなどの適切なソフトウェアを使用して行います。IO-Linkインターフェース経由でパラメータを設定するには、デバイスをIO-Linkマスタに接続する必要があります。

図 7: アプリケーション事例:PCによるパラメータ設定
IO-Linkインターフェースによるデバイスへのアクセス:
必要条件:
√ ifm moneo|configureがPC/ノートPCからインストールされ、ライセンス付与されていること。ifm moneo|configureのインストール (→ 19)
▶ センサをIO-Linkマスタに接続します。
▶ IO-LinkマスタをノートPC/PCに接続します。
▶ ifm moneo|configureを起動し、デバイスカタログを更新します。
▶ ifm moneo|configureでIO-Linkマスタとの接続を確立します。
▷ ifm moneo|configureはIO-Linkマスタと接続されたデバイスを認識します。
▶ デバイスのエディタビューを呼び出します。
▷ デバイスを設定することができます。
9.3.1 使用可能なパラメータとコマンド
すべてのパラメータ、プロセスデータ、システムコマンド、および利用可能なイベントの詳細は、デバイスのIODDファイルに記載されています。: documentation.ifm.com
本デバイスはIO-Link機能による次のデータがあります。
9.3.1.1 識別
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| [Vendor Name] | ベンダ名 | ifm electronic gmbh(デフォルト) | ro1 |
| [Vendor Text] | ベンダ名 | www.ifm.com(デフォルト) | ro1 |
| [Product Name] | 製品名 | EIO344 | ro1 |
| [Product ID] | 製品コード | EIO344 | ro1 |
| [Product Text] | 製品型式 | Bluetooth Mesh IO-Link Adapter | ro1 |
| [Serial Number] | シリアル番号 | 例:000194610104 | ro1 |
| [Hardware Revision] | ハードウェアのバージョン | 例:AA | ro1 |
| [Firmware Revision] | ファームウェアのバージョン | 例:V1.36 | ro1 |
| [Application-Specific Tag] | *** ( デフォルト ) | rw2 | |
| [Function Tag] | *** ( デフォルト ) | rw2 | |
| [Location Tag] | *** ( デフォルト ) | rw2 |
1 読込のみ
2 読込と書込
システムコマンド:
| 名称 | 説明 |
| [Flash On] | 状態表示LEDオン(ID 222) |
| [Flash Off] | 状態表示LEDオフ(ID 223) |
9.3.1.2 パラメータ
システムコマンド:
| 名称 | 説明 |
| [Application reset] | アプリケーション固有インジケータ、システムインジケータ、ロケーションインジケータ、Bluetoothパスワード、Bluetoothメッシュネットワークを除き、すべての設定が工場出荷時の設定にリセットされます(ID 129) |
| [Back-to-Box] | 設定がすべて工場出荷時設定にリセットされ、デバイスの電源が切れてから次にオンになるまで通信が遮断されます。(ID 131) |
| [Reset Bluetooth Password] | Bluetoothパスワードを工場出荷時の設定(シリアル番号の下6桁)にリセットします(ID 208) |
| [IO-Link 1.1 system test command 240, event 8DFE appears] | システムテストイベント8DFEが表示されます(ID 240) |
| [IO-Link 1.1 system test command 241, event 8DFE disappears] | システムテストイベント8DFEが消去されます(ID 241) |
| [IO-Link 1.1 system test command 242, event 8DFF appears] | システムテストイベント8DFFが発生します(ID 242) |
| [IO-Link 1.1 system test command 243, event 8DFF disappears] | システムテストイベント8DFFが消去されます(ID 243) |
9.3.1.3 診断
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| [Device Status] | デバイスの状態 | 0: デバイスはOK1: メンテナンスが必要2: 仕様外3: 機能チェック4: 故障 | ro 1 |
1 読込のみ
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| [Operating hours] | 納入後の稼働時間(単位:h) | 例:10 h | ro1 |
| [Temperature] | 現在の本体温度(単位:°C) | -40:-40(°C)~85:85°C | ro1 |
| [Parameter configuration faults] | パラメータ設定エラーの表示(構造:→IO-Linkインターフェースの説明) | 各パラメータについて:0:エラーなし1:エラー | ro1 |
1 読込のみ
詳細なデバイスの状態:
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| [Event history] | 最新20件のイベントリスト | 各リストフィールド0: noEvent ( デフォルト )20480 : Event 0x5000 - デバイスのハードウェアエラー25376 : Event 0x6320 - パラメータエラー16928 : Event 0x4220 - デバイスの許容温度超過16912 : Event 0x4210 - デバイスの許容温度未満36059 : Event 0x8CDB - 点滅がアクティブ、デバイスの状態 = 1 ( 要メンテナンス )36350 : Event 0x8DFE - テストイベント1、デバイスの状態 = 1 ( 要メンテナンス )36351 : Event 0x8DFF - テストイベント2、デバイスの状態 = 1 ( 要メンテナンス ) | ro 1 |
| [Event counter] | すべてのイベントに個別のカウンタを持つ構造 ( 構造 : → IO-Linkインターフェースの説明 ) | カウンタごと :0~2147482880 | ro 1 |
| [Active Events] | アクティブなイベントを表示するための構造(構造:→ IO-Linkインターフェースの説明) | イベント毎:0:イベントなし1:イベントがアクティブ | ro 1 |
1 読込のみ
システムコマンド:
| 名称 | 説明 |
| [Reset Event counter] | イベントカウンタのリセット(ID 174) |
| [Reset event history] | イベント履歴のリセット(ID 173) |
9.3.1.4 プロセスデータ
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| [Device Status] | デバイスの状態 | 0: デバイスはOK1: メンテナンスが必要2: 仕様外3: 機能チェック4: 故障 | ro 1 |
1 読込のみ
9.4 パラメータ設定:ifm IoT Core
デバイスのifm IoTコアは、BluetoothメッシュIoTベースステーションEIO404のifm IoTコアからのみアクセス可能です。
アクセスオプション:
- IoT Core Visualizer
- IoT Core REST API
デバイスのIoT Core 構造へのアクセス:
必要条件:
√ デバイスがBluetoothメッシュネットワークに統合されていること。Bluetoothメッシュネットワークへのデバイスの統合 (→ 20)
▶ EthernetインターフェースによりPC/ノートPCをBluetoothメッシュIoTベースステーションに接続します。
▶ 選択したメニューからBluetoothメッシュIoTベースステーションのifm IoT Coreにアクセスします。
▷ デバイスのIoT Core構造は、サブストラクチャにマッピングされています。meshnetwork/provisioning/mesh_adapter[x]
9.4.1 使用可能なパラメータとコマンド
9.4.1.1 識別情報
サブストラクチャ:deviceinfo
設定可能なデータポイント:
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| ../serialnumber | シリアル番号 | 例:000194610104 | ro 1 |
| ../swrevision | ファームウェアのバージョン | 例:V1.36 | ro 1 |
| ../bootloaderrevision | Bootloaderのバージョン | 例:V0.06 | ro 1 |
| ../productinstanceuri | IoT Coreツリーのルートノード名 | 例:B4-E3-F9-C7-54-43 | ro 1 |
| ../eepromversion | EEPROMバージョン | 例:V0.02 | ro 1 |
| ../btmacaddress | Bluetooth MACアドレス | 例:B4-E3-F9-C7-54-43 | ro 1 |
| ../hwrevision | ハードウェアのバージョン | 例:AA | ro 1 |
| ../producttext | 製品型式 | Bluetooth Mesh IO-Link Adapter | ro 1 |
| ../vendor | ベンダ名 | ifm electronic gmbh | ro1 |
| ../productname | 製品名 | EIO344 | ro1 |
| ../productcode | 製品コード | EIO344 | ro1 |
| ../devicename | ユーザ固有のデバイス名 | 例:mesh_adapter01 | rw2 |
1 読込のみ
2 読込と書込
9.4.1.2 アダプタ
サブストラクチャ:アダプタ
以下のパラメータ/コマンドは、moneo|blue等の設定ツールを使用するか、IoT Coreから読取/書込が可能です。
アダプタのIoT Coreへのアクセスは、EIO404 BluetoothメッシュIoTベースステーション経由でのみ可能です。アダプタを必ずベースステーションに登録(プロビジョニング)します。
設定可能なデータポイント:
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| ../operatinghours | 工場出荷以降の動作時間 | ro 1 | |
| ../operatingstate | 現在のデバイスと診断の状態を表示 | 0: デバイスOK1: Bluetooth LE接続済み2: 有効なIO-Linkプロセスデータなし3: 利用可能なIO-Linkプロセスデータなし4: マスタポートに接続されているデバイスなし5: メッシュがプロビジョニングされていない6: メッシュの接続消失7: スイッチング出力設定が違う8: マスタのデータストレージ設定が違う9: メッシュの信号不良10: メッシュが問題を送信11: メッシュのトラフィック過多12: マスタポート短絡13: スイッチング出力短絡14: 温度低下15: 温度超過16: 電圧不足17: ハードウェアエラー | ro 1 |
| .../temperature/cpu | デバイスのCPU温度(°C) | 例: 32 | ro 1 |
| .../temperature/cpu/unit | 温度値の単位 | °C | ro 1 |
1 読込のみ
設定可能なサービス:
| 名称 | 説明 |
| ../application_reset/factoryreset | 設定をリセットします(アプリケーション固有識別子、システム識別子、位置識別子、Bluetoothパスワード、Bluetoothメッシュネットワークを除く)。 |
| .../back_to_box/factoryreset | 設定がすべて工場出荷時設定にリセットされ、デバイスの電源が切れてから次にオンになるまで通信が遮断されます。 |
| ../signal | デバイス上のLEDの点滅のトリガ |
| ../reboot | デバイスの再起動 |
9.4.1.3 Bluetooth LE
サブストラクチャ:bluetooth_le
設定可能なデータポイント:
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| ../bluetooth_name | ユニットのステーション名(最大22文字) | 例:eio344_adapter01 | rw1 |
| ../security/password | Bluetooth LEインターフェースで認証するためのパスワードを設定します(Base64エンコード文字列)最小長:6最大長:32メモ!パスワードはメッシュの機能に影響しません。 | 例:YmxIX3 Bhc3N3b3Jk | wo2 |
| ../security/password_state | 現在のBluetoothパスワードの状態 | 0:Default Password-工場出荷時設定のパスワード(シリアル番号の下6桁)1:User specific password-ユーザー固有のパスワード | ro3 |
1 読込と書込
2 書込のみ
3 読込のみ
設定可能なサービス:
| 名称 | 説明 |
| ../resetpassword | 工場出荷時設定にパスワードをリセット |
9.4.1.4 Bluetoothメッシュネットワーク
サブストラクチャ:bluetooth_mesh
設定可能なデータポイント:
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| .../base_station_name | デバイスが接続されているBluetoothメッシュIoTベースステーションEIO404の名前1 | 例:mesh_base | ro2 |
| .../link_quality | メッシュネットワークにおけるアダプタの接続品質(単位:%) | 0:0%~100:100% | ro2 |
| .../signal_strength | Bluetoothネットワークの次のメッシュアダプタまでの信号強度(単位:%) 1 | 0:0%~100:100% | ro2 |
| .../provisioning_status | アダプタの状態 | 0:Bluetoothメッシュがプロビジョニングされていない1:Bluetoothメッシュがプロビジョニングされている2:Bluetoothメッシュのプロビジョニングのクレジットが無効3:Bluetoothメッシュのプロビジョニングに空きスペースなし4:Bluetoothメッシュのプロビジョニングでアドレスが重複5:Bluetoothメッシュプロビジョニングの一般的なエラー | ro2 |
| .../unique_id | BluetoothメッシュIO-Linkアダプタ固有のUUID。ログインとログアウトに必要。 | 例:3A-45-E4-7B-8A-FE-DD-40-90-13-5A-2C-5E-69-81-04 | ro2 |
| .../send_interval | アダプタからBluetoothメッシュIoTベースステーションへのプロセスデータの送信間隔(単位:ms) | 1000:1000 ms~86400000:86400000 ms | rw3 |
1 パラメータへのアクセスは、BluetoothメッシュIoTベースステーションEIO404経由でのみ可能です。
2 読込のみ
3 読込と書込
9.4.1.5 スイッチング出力
サブストラクチャ:switching_output
設定可能なデータポイント:
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| .../config | スイッチング出力のパラメータ設定 | 0:Auto - fou1とbit_positionの値を自動的に設定。自動設定に失敗した場合はアダプタが赤色に点滅。1:Manual - ユーザーによるfou1とbit_positionの値の手動設定2:Off - デバイスオフ | rw1 |
| ../fou1 | 故障時のスイッチング出力[OUT 1]の動作 | 2:ON4:OFF | rw1 |
| .../bit_position | IO-Linkストリームにおけるスイッチング出力の値の位置 | 0~255 | rw1 |
1 読込と書込
9.4.1.6 IO-Linkマスタ
サブストラクチャ:iolinkmaster/pin[1]
設定可能なデータポイント:
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| .../mode | ポートのピン4 (US)の動作モード | 0: Disabled - ポートオフ1: DI - デジタル入力2: DO - デジタル出力3: IO-Link - IO-Linkデータ | rw1 |
| ../mastercycletime_actual | ポートとIO-Linkデバイス間のデータ送信のサイクルタイム(μs) | 0: 最適サイクルタイム1: 1 μs~132800: 132800 μs | ro2 |
| ../comspeed | ポートとIO-Linkデバイス間の伝送レート | 0: COM1 - 4.8 kBaud1: COM2 - 38.4 kBaud2: COM3 - 230.4 kBaud | ro2 |
| ../mastercycletime_preset | ポートとIO-Linkデバイス間のデータ送信のサイクルタイム(μs); IO-Linkモードの場合のみ | 0: 最適サイクルタイムを自動設定1: 1 μs~132800: 132800 μs | rw1 |
| ../validation_datastorage_mode | 新しいIO-Linkデバイスを接続した時のポート動作。デバイス照合とデータストレージ(→ □ 22) | 0: チェックなし、クリア1: Type compatible V1.0 device2: Type compatible V1.1 device3: Type compatible V1.1 device with Backup + Restore4: Type compatible V1.1 device with Restore | rw1 |
| ../validation_vendorid | 照合デバイスのIO-LinkベンダID | 0~655535 | rw1 |
| ../validation_deviceid | 検証するデバイスのIO-LinkデバイスID | 0~16777215 | rw1 |
| ../portevent | ポートイベント構造:0xYYZZ000xYY:Connection Status-接続の状態0xZZ:-Device Status–IO-Linkデバイスの状態–Error Code-エラーの場合のエラーコード | Connection Status:0x00:IO-Linkデバイス接続なし0x40:接続されているIO-Linkデバイスが違う0x80:IO-Linkデバイスが接続されPREOPERATE状態0xFF:IO-Linkデバイスが接続されOPERATE状態Device Status:0x00:ポート無効0x01:ポートオン、デバイス接続なし0x02:ポートがオン、「IO-Link」モードで動作0x03:ポートがオン、「DI」モードで動作0x04:ポートがオン「DO」モードで動作Error Code:0x02:CRCエラーを受信0x10:受信:IO-Linkデバイスの切断送信:IO-LinkデバイスがOPERATE状態0x1A:違うIO-Linkデバイスを検出(不明なエラー)0x1B:繰り返しを検出0x1E:ピン4に短絡を検出0x1F:センサ電源エラー0x20:アクチュエータ電源エラー0x21:IO-Linkマスタ電源エラー0x22:ポートのリセット0x23:フォールバック成功、IO-LinkデバイスがSIOモード0x24:IO-LinkデバイスがPREOPERATE0x28:データ保存が完了、CRCが無効0x29:IO-Linkデバイスが保存されたパラメータセットと不一致0x2A:IO-Linkデバイスのパラメータセットがデータストレージより大きい0x2B:データストレージへのパラメータセットのアップロードエラー0x2C:データストレージからのパラメータセットのダウンロードエラー0x2F:IO-Linkデバイスがロック中、データストレージ機能のエラー0x32:パラメータセットのダウンロード完了0x33:パラメータセットのアップロード完了0x40:プロセスデータ長(入力)が設定と不一致 | ro2 |
1 読込と書込
2 読込のみ
設定可能なサービス:
| 名前 | 説明 |
| ../validation_useconnecteddevice | IO-Linkデバイスの検証 |
9.4.1.7 IO-Linkデバイス
サブストラクチャ:iolinkmaster/pin[1]/iolinkdevice
設定可能なデータポイント:
| 名称 | 説明 | 値の範囲 | アクセス |
| ../pdin | 入力データ(ピン4) | 「DI」動作モード:0x00:OFF0x01:ON「IO-Link」動作モード:16進数のプロセス値 | ro 1 |
| ../pdout | 出力データ(ピン4) | 「DO」モードで動作:0x00:OFF0x01:ON「IO-Link」モードで動作16進数のプロセス値 | rw 2 |
| ../iolinkevent | IO-Linkイベントコード | →注意 | ro 13 |
1 読込のみ
2 読込と書込
3 IO-Link機器がポートに接続されピン4(US)がIO-Linkモードの場合のみ
設定可能なサービス:
| 名称 | 説明 |
| ../iolreadacyclic | IO-Linkデバイスのパラメータの読込(非周期) |
| ../iolwriteacyclic | IO-Linkデバイスのパラメータの書込(非周期) |
IO-Linkイベントに関する注意事項:
IO-Linkデバイスにはイベントがあります。IO-Linkのイベントの種類は、イベント(警告等)とエラーメッセージがあります。IO-Linkイベントが発生すると、デバイスがマスタに通知してマスタがこれを読み込みます。IO-LinkデバイスがIO-Linkマスタに通知・伝送したイベントデータは、マスタ側に保存されます。
IO-Linkイベントのメッセージ構造は次の通りです。
| バイト0~1 | バイト2 | バイト3 | バイト4 | バイト5 | バイト6 |
| イベントコード | ソース | 妥当性 | タイプ | モード | インスタンス |
凡例
| インスタンス | IO-Linkイベント Qualifier : Trigger | 1バイト | 0x00:不明(unknown) |
| 0x01:PL (物理層) | |||
| 0x02:DL (データ層) | |||
| 0x03:AL (アプリケーション層) | |||
| 0x04:APPL (アプリケーション) | |||
| モード | IO-Linkイベント Qualifier : Event trigger | 1バイト | 0x40:ワンタイムイベントまたは単発的な警告 |
| 0xC0:エラー消滅 | |||
| 0x80:エラー発生 | |||
| タイプ | IO-Linkイベント Qualifier : Event category | 1バイト | 0x10:通知 |
| 0x20:警告 | |||
| 0x30:エラー | |||
| 妥当性 | プロセスデータの妥当性 | 1バイト | 0x00:有効 |
| 0x40:不正 | |||
| ソース | IO-Linkイベント Qualifier : イベントソース | 1バイト | 0x00:IO-Linkデバイス |
| 0xFF:IO-Linkマスタ | |||
| イベントコード | IO-Linkイベントコード (バイトを交換) | 2バイト | → IO-Link仕様書 |
10 トラブルシューティング
エラー、警告、ステータスメッセージは状態表示LEDで示されます。操作部と表示部 (→ 17)
エラーが発生した場合(状態表示LEDが赤色に点滅)、デバイスは詳細な診断情報を出力します。
| 状態 | 故障の原因 | 対策 |
| デバイスを電源に接続、状態表示LEDが消える | 電源電圧が低い | ▶ 電源電圧の確認 |
| デバイスを電源に接続、状態表示LEDが赤く点灯 | ハードウェアエラーでデバイスに欠陥あり | ▶ センサの交換 |
| 状態表示LEDが赤く点滅し、デバイスのステータスが[Over temperature]または[Under temperature] | 回路の基板温度が許容範囲外 | ▶ 周囲温度を確認 |
| 状態表示LEDが赤色に点滅し、デバイスのステータスが[Switching output short circuit] | スイッチング出力の短絡 | ▶ 配線を確認 |
| 状態表示LEDが赤色に点滅し、デバイスのステータスが[Switching output wrong setup] | 出力設定無効 | ▶ スイッチング出力OUT1の設定を確認 |
| 状態表示LEDが赤色に点滅し、デバイスのステータスが[Master wrong data storage setup] | データストレージが違う | ▶ 接続されているIO-LinkデバイスのベンダIDとデバイスIDを確認 |
ifm moneoがオンラインモードで追加の状態情報と診断情報を送信:→ ifm moneoオンラインヘルプ
11 メンテナンス 修理 廃棄
本製品はメンテナンス不要です。
▶ 故障の場合は、ifmまでご連絡ください。
▶ 本製品にはユーザが保守できるコンポーネントはありませんので、外装を開けないでください。修理が必要な場合は必ず弊社までご連絡ください。
▶ デバイスの拭き取りには、乾いた布を使用してください。
▶ 使用済みのセンサは国や地域の規制に従って環境に配慮し、産業廃棄物として処分してください。
11.1 ファームウェアの更新
デバイスのファームウェアはifm moneo|blueから更新できます。
新しいファームウェアは、デバイスの製品詳細ページで入手できます:documentation.ifm.com
複数のBluetoothメッシュIO-Linkアダプタのファームウェアを同時にアップデートする方法については、こちらをご覧ください:→ EIO404取扱説明書
ファームウェアのアップデートは絶対に中断させないでください。
▶ アップデートプロセス中はデバイスを再起動しないでください。
▶ アップデートが完了するまでお待ちください。
必要条件:
√ BluetoothメッシュIO-Linkアダプタのファームウェアファイルがモバイルデバイスのファイルシステムに保存されていること。
√ ifm moneo|blueを起動していること。
▶ BluetoothメッシュIO-Linkアダプタに接続します。
▶ BluetoothメッシュIO-Linkアダプタのエディタビューを呼び出します。
▶ ヘッダで↑をクリックします。
▶ [Browse]をクリックします。
▶ 新しいファームウェアファイルを選択します。
▷ メニューページに、選択したファームウェアファイルが表示されます。
▶ [インポート]をクリックします。
▷ アダプタの新しいファームウェアが利用可能であるというメッセージが表示されます。
▶ [Update]をクリックします。
▷ 新しいファームウェアがBluetoothメッシュIO-Linkアダプタに転送されます。
▷ ファームウェアが更新されます。
▷ アダプタが再起動します。
▶ BluetoothメッシュIO-Linkアダプタに新しいファームウェアがインストールされます。