IFM SMF720 - 流量計

SMF720 - 流量計 IFM - 無料のユーザーマニュアル

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使用説明書 SMF720 IFM

取扱説明書

電磁誘導式流体センサ

SMFx2x

コンテンツ

1 はじめに(注意).... 5

1.1 表記の説明 5
1.2 警告 5

2 安全の為の注意 6

2.1 サイバーセキュリティ 7

3 運搬·取扱·保管 8

4 製品の用途 9

4.1 アプリケーション 9

5 機能 10

5.1 出力OUT1選択オプション 11
5.2 出力OUT2選択オプション 11
5.3 IO-Link 12

6 取付方法.... 13

6.1 外形寸法.... 13
6.2 取付位置.... 14
6.3 直管部 16
6.4 プロセス接続.... 16

6.4.1 クランプアダプタ 18
6.4.2 溶接アダプタ 20
6.4.3 ねじ込み式アダプタ 23
6.4.4 フランジアダプタ 25

6.5 ハイジェニックエリアでの使用 25
6.6 3-Aに従ったハイジェニックエリアでの使用.... 26

7 電気接続.... 28

8 操作部と表示部 30

9 メニュー 32

9.1 メインメニュー 32
9.2 サブメニュー 33

10 セットアップ 39

10.1 設定ウィザード(ガイド機能).... 39

11 パラメータ設定 40

11.1 センサキーからのパラメータ設定 40
11.2 IO-Linkからのパラメータ設定.... 41
11.3 出力設定.... 41

11.3.1 アナログ信号 41
11.3.2 スイッチング信号の診断 43

11.3.2.1 流れの方向用のスイッチング信号 43
11.3.2.2 液体検出のスイッチング信号 44

11.3.3 積算流量の監視(積算機能) 45

11.3.3.1 スイッチング信号による積算 46
11.3.3.2 パルス信号による積算 47

11.3.4 デジタルスイッチング信号 48
11.3.5 出力オフ 52

11.4 アプリケーション設定 52

11.4.1 標準測定単位 52
11.4.2 OUT2のプロセス値.... 53
11.4.3 アナログ出力のエラー動作 53
11.4.4 ダンピング 54
11.4.5 低流量カットオフ 54
11.4.6 出力極性.... 55
11.4.7 流れの方向 55
11.4.8 ゼロ点調整 56
11.4.9 測定特性の校正 57
11.4.10 媒体の温度への影響.... 58
11.4.11 日時.... 59
11.4.12 省エネモード 60
11.4.13 積算リセット 61
11.4.14 積算のカウント方法.... 62
11.4.15 センサのリセット 64

11.5 ディスプレイ設定 64

11.5.1 表示言語.... 65
11.5.2 表示の回転 65
11.5.3 表示輝度.... 65
11.5.4 ディスプレイの更新レート 66
11.5.5 ディスプレイのレイアウト 66
11.5.6 表示色の設定 67

11.6 診断 69

11.6.1 積算計の値の読取り 69
11.6.2 [メモリ] 70
11.6.3 動作時間カウンタ 70
11.6.4 内部温度.... 71
11.6.5 動作状態表示LED 71
11.6.6 イベント履歴 72

11.7 サービス機能.... 72

11.7.1 デバイス情報 72

11.7.2 コンフィグ レーション 73

11.7.3 シミュレーション 73

11.7.4 ドキュメント 75

11.7.5 バイナリデータ転送(BLOB) 75

11.7.6 光による位置確認 76

11.7.7 ロック/ロック解除 76

11.7.8 ガイド付きインストール(ウィザード) 76

12 動作 78

13 トラブルシューティング....79

13.1 警告メッセージ 79

13.2 エラーメッセージ 80

14 保守、修理および廃棄 82

14.1 メンテナンス...... 82

14.2 電子ユニットの交換.... 82

14.3 廃棄 87

15 工場出荷時設定 88

1 はじめに(注意)

指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.comを参照してください。

1.1 表記の説明

√ 要件

操作指示

▷ 操作による反応・結果

太字 設定ボタン、表示等

→ リンクがない相互参照

リンクによる相互参照

重要事項 従わない

情報 補足事項

1.2 警告

警告は、負傷や物的損害をもたらすおそれがあることを示します。これに従って製品を安全に取扱ってください。警告は次のように区分されます。

IFM SMF720 - 警告 - 1

警告

重度の負傷のおそれ

▷ 従わない場合は死亡または重傷を負う可能性があります。

IFM SMF720 - 警告 - 2

注意

軽度または中程度の負傷のおそれ

▷ 従わない場合は軽傷または中程度の負傷を負う可能性があります。

IFM SMF720 - 警告 - 3

注意

物的損害のおそれ

▷ 従わない場合は財産等へ損害を及ぼす可能性があります。

2 安全の為の注意

- ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。

  • システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
  • システム設計者は危険性評価を実施し、システムのオペレータおよびユーザに提供される、法的および規範的要件に従って文書を作成することを請け負います。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。

  • 製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。

  • 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
  • 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(→ 使用目的)
  • 製品は許可される媒体以外に使用してはなりません。
  • 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
  • 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
  • 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
  • 製品とケーブルは損傷から保護してください。

IFM SMF720 - 安全の為の注意 - 1

注意

蒸気がある場所

▷ 高圧の蒸気によりセンサや配管が損傷するおそれ
▶ キャビテーション・高圧の蒸気からセンサを保護してください。
▶ 最新の設計で配管を行ってください。
▶ 高圧の蒸気が発生する継手・曲管などの近くにセンサを設置しないでください。
▶ 配管設備を暖めてから蒸気を入れ、ブロー等の適切な方法により配管内の残液を排出してください。
▷ センサの許容温度を超えないようにしてください ➕ データシート。

IFM SMF720 - 安全の為の注意 - 2

注意

紫外線を直接当てないこと

▷ ディスプレイのくもりや黄変のおそれ

▶ ディスプレイに直射日光を当てないで下さい。

▶ 直射日光の当たる場所で使用する場合は、保護キャップを使用してください。保護キャップは弊社ウェブサイトwww.ifm.comのアクセサリからご注文いただけます。

2.1 サイバーセキュリティ

取付

本センサは、IEC 62443-1-1による制御機器のセキュリティ環境での動作に適合します。

本センサは、ファイアウォールの背後に配置できます。

▶ IEC 62443-1-1によるシステムのリスク評価を実施してください。
▶ 物理的なセキュリティ対策を行ってください。

操作方法

▶ 製品ドキュメントに記載のセキュリティ機能と使用に関する推奨事項を守ってください。

メンテナンス

▶ 社内で定められた内部変更管理プロセスに従い、システムの設定とデータをバックアップしてください。

廃棄

▶ 機密情報が漏洩しないようにしてください。
▶ センサは、必ず工場出荷時設定にシステムをリセットしてから廃棄してください。

3 運搬 取扱 保管

▶ 納品時と同じ包装で梱包して保管してください。
▶ 機器を倉庫などに保管する場合は、納品時と同じように包装・梱包し保管してください。
▶ 納品時の梱包を使用しない場合は、未使用の接続部に嵌合するコネクタや保護キャップを装着し、適切に包装・梱包し機器を保管してください。
▶ 機器の保存条件に従って保管してください(→テクニカルデータ)。

IFM SMF720 - 運搬 取扱 保管 - 1

注意

重量物の運搬

▷ 機器は重いため、落下させるとケガや故障をもたらすおそれがありますのでご注意ください。
▶ 設置場所へ運搬する際は、納品時の梱包を開封しないでください。
▶ 運搬ベルト等の道具を使用して適切な方法で運搬し、開梱後も保護キャップは外さないでください。

4 製品の用途

このセンサは液体を監視します。

流速・流量(消費量/時間)・消費量・媒体温度・導電率を測定します。

4.1 アプリケーション

導電率が5 μS/cm以上の液体媒体のハイジェニックエリアで使用してください。

IFM SMF720 - アプリケーション - 1

この製品はクラスA製品です。この製品は屋内での使用により無線妨害を生じることがあります。

▶ 必要に応じて、適切なEMCスクリーニング措置を取ってください。

IFM SMF720 - アプリケーション - 2

欧州压力機器指令 (PED):

この装置は欧州圧力機器指令に適合し、「健全なエンジニアリングの実践」に従ってグループ2の液体向けに設計、製造されています。グループ1流体の媒体使用はご要望によります。

5 機能

IFM SMF720 - 機能 - 1

図 1: 製品の説明

1: SMFxxxセンサ(測定部と表示部)
2:Exxxxxシール(別売)、www.ifm.comからご注文ください。
3:Exxxxxプロセスアダプタ(別売)、www.ifm.comからご注文ください。
4:動作状態表示LED(LEDフレーム)
5:測定管 温度測定用電極
6:測定管 流量測定用電極

機能原理:

  • センサは電磁誘導式の測定原理により体積流量を検出します。
  • 追加機能の媒体温度測定
  • 現在のプロセス値を装置に表示します。
  • このセンサはSIOモード(標準入出力)またはIO-Linkモードで動作できます。
  • 自己診断機能のLED色による動作状態表示
  • シミュレーションモードとガイド付きインストールのウィザードによるセンサのセットアップ支援
  • センサには次の出力機能があります。

- アナログ信号 ➞ 41 :

流量·温度·導電率

- 積算流量の監視(積算機能)→45:

スイッチング信号またはパルス信号

- スイッチング信号の診断 ➡ 43 :

流れの方向・液体検出

- デジタルスイッチング信号 ➡ 48 :

流量・温度・導電率・積算流量のしきい値監視

- 次のアプリケーション設定メニューがあります。

- 標準測定単位 ➕ 52、アナログ出力のエラー動作 ➕ 53、ダンピング ➕ 54、低流量カットオフ ➕ 54、出力極性 ➕ 55、流れの方向 ➕ 55、ゼロ点調整 ➕ 56、測定特性の校正 ➕ 57、媒体の温度への影響 ➕ 58、省エネモード ➕ 60、積算リセット ➕ 61、積算のカウント方法 ➕ 62

- また、次の診断・サービス機能があります。

  • 積算計の値の読取り → 69
  • [メモリ] → 70
  • 動作時間カウンタ ➡ 70
  • 内部温度 → 71
  • 動作状態表示LED 71
  • イベント履歴 → 72
  • デバイス情報 ➡ 72
  • シミュレーション ➡ 73
  • コンフィグ レーション → 73
  • ドキュメント → 75
  • 光による位置確認 ➡ 76
  • ロック/ロック解除 → 76
  • センサのリセット → 64
  • ディスプレイ設定 ➡ 64

- バイナリデータ転送 (BLOB) → 75

5.1 出力OUT1選択オプション

  • パルス信号による積算
  • スイッチング信号による積算
  • スイッチング信号による診断

  • 流れの方向

  • 液体検出

- IO-Link

- OFF(出力は高インピーダンスにスイッチング)

5.2 出力OUT2選択オプション

- パルス信号による積算

  • スイッチング信号による積算
  • 流量のアナログ出力
  • 温度のアナログ出力
  • 導電率アナログ信号
  • スイッチング信号による診断

- 流れの方向

- 液体検出

  • 外部からの積算リセット用の入力
  • OFF(出力は高インピーダンスにスイッチング)

IO-Linkはインテリジェントなセンサやアクチュエータをオートメーションシステムに接続するための通信システムです。IO-LinkはIEC 61131-9規格で規格化されています。

IFM SMF720 - IO-Link - 1

IO-Linkに関する一般情報はio-link.ifmをご覧ください

IFM SMF720 - IO-Link - 2

Input Output Device Description (IODD) とすべてのパラメータ、プロセスデータ、デバイスの詳細な説明は、documentation.ifm.comをご覧ください。

IO-Linkには次のメリットがあります。

  • すべてのデータとプロセス値を干渉なしで伝送
  • 実行中のプロセス内でのパラメータ設定、またはアプリケーション外で事前設定
  • システム内の接続された装置を特定するためのパラメータ
  • その他のパラメータと診断機能
  • デバイス交換時のパラメータセットの自動バックアップと復元(データ保存)
  • パラメータセット、プロセス値、イベントのログ記録
  • デバイス記述ファイル(IODD - Input Output Device Description)でプロジェクトの計画が容易
  • 標準化された電気接続
  • リモートメンテナンス

6 取付方法

IFM SMF720 - 取付方法 - 1

注意

媒体の温度が50℃を超えると、ハウジングの温度が65℃以上になる場合があります。

▷ 火傷の危険があります。
▶ 外装が可燃物に接触したり、不測の接触が起きたりしたりすることを防ぐため、保護してください。
▶ 提供された警告ラベルをセンサケーブルに取り付けます。

IFM SMF720 - 取付方法 - 2

注意

非接地の配管内(プラスチックの配管など)に取付ける場合は機能接地にはなりません。

▷ 測定精度の低下やセンサ故障のおそれ
▶ ケーブルを使って接地し、媒体とセンサ間を等電位にしてください(→電気接続)。

▶ システムに圧力がかかっていないことを確認してください。
▶ 取付時、設置個所から媒体が漏れないように行ってください。
▶ 配管内に付着物やガス・空気の滞留がないようにしてください。

IFM SMF720 - 取付方法 - 3

センサを取付けたシステムの配管内に気泡が発生すると、測定に影響を及ぼします。

▶ 取付け後はシステムをすすいで配管内を通気してください。

6.1 外形寸法

IFM SMF720 - 外形寸法 - 1

IFM SMF720 - 外形寸法 - 2

DN[mm]L[mm]G[mm]H[mm]diA[mm]
1586241.4114.316
2586241.4114.326
40140252.612534.3
50140267.5139.747
65140281.615459.7
80140295.9168.372.4
100140319.619296.9
125200346.7219.1119.5
150200381.6254146.4

図 2: 配管サイズ別のセンサ寸法(内径DN)

6.2 取付位置

▶ 測定配管内が常に満水状態になるようにセンサを取付けてください。
▶ 立ち上がり配管の前か立ち上がり配管に取り付けてください。

IFM SMF720 - 取付位置 - 1

図 3: 流れ方向と測定電極の位置

センサを垂直取付する場合は、流量測定用電極(1)が同一線上に来るようにします。電極の位置がずれると誤測定になるおそれがあります。

IFM SMF720 - 取付位置 - 2

図 4: 推奨・非推奨の取付位置

→流れの方向 → 55

IFM SMF720 - 取付位置 - 3

次の事項が保証される場合は、センサをどの方向にも取付けられます。

  • 配管内に気泡が生じないこと。
  • 配管が常に満水状態であること。

IFM SMF720 - 取付位置 - 4

水平取付けの場合:設計によりポンプ停止後も少量の媒体が測定管内に流れることがあります。

▶ 測定管内に媒体が残らないようにしてください。

次の位置には取付けないでください。

  • 配管上で最も高い位置
  • 下降管の吐出口に近い部分
  • ポンプの入口側

制御バルブ周辺の取付:

▶ 制御バルブの流れ方向の上流側にセンサを取付けてください。

IFM SMF720 - 取付位置 - 5

ポンプ周辺の取付:

▶ 測定管内が減圧状態にならないように、センサはポンプの流れ方向の下流側に取付けてください。

IFM SMF720 - 取付位置 - 6

IFM SMF720 - 取付位置 - 7

ポンプの上流側に取付けると、ポンプの圧力が低い真空状態になるため、キャビテーションが発生しやすくなります。

▷ これにより、センサが壊れるおそれがあります。

IFM SMF720 - 取付位置 - 8

ピストンポンプ・ピストンダイアフラムポンプ・チューブポンプの取付:

▶ 振動吸収用にダンパを取付けます。

振動の強い場所への取付:

▶ センサと配管が振動で動かないように、しっかり支えて固定します。

IFM SMF720 - 取付位置 - 9

6.3 直管部

配管内の構造物、バルブ、リデューサなどが、センサの機能に影響することがあります。

▶ センサと干渉源との距離を守ってください。

センサのすぐ手前にシャットオフバルブや制御デバイスが配置されないようにしてください。

IFM SMF720 - 直管部 - 1

図 5: 直管部
DN:センサ内径
S: 直管部

6.4 プロセス接続

プロセスアダプタを使用すると、本装置をさまざまな接続部に合わせて調節できます。

材質がFKM・EPDM・VMQのハイジェニック用プロセスアダプタとシールを、ifmにてアクセサリとして別途ご注文いただけます。

利用可能なアクセサリに関する情報は、documentation.ifm.comを参照してください。

▶ ハイジェニックエリアでの使用は、取付説明書の記載に従ってください。

IFM SMF720 - プロセス接続 - 1

注意

プロセスアダプタのフランジのシールに注意すること

▷ フランジの材質(PFA)は傷つきやすいため、保護キャップを外した後は傷によりプロセス接続から媒体が漏れないよう注意してください。
▶ 保護キャップを外す時は注意してください。
▶ シールのPFAの部分に衝撃を与えたり、ひっかいたりしないようにしてください。

IFM SMF720 - プロセス接続 - 2

図 6: センサのプロセス接続部品

1: プロセスアダプタ
2: シール
3: 保護キャップ°
4: センサ

方法:

IFM SMF720 - プロセス接続 - 3

センサ・プロセスアダプタ・シールは別途ご注文ください。

IFM SMF720 - プロセス接続 - 4

各種プロセスアダプタの取扱いに関する説明を後述していますので、本取扱説明書をよくお読みください。

▶ センサの保護キャップに付いているシールを外します。

IFM SMF720 - プロセス接続 - 5

シールを外した後は製品の交換はできません。

▶ 注意しながらセンサから保護キャップを外します。
▶ プロセスアダプタの溝に注意してシールを差し込みます。シールに汚れやキズがなく、中心に配置するよう確認してください。
▶ 付属のねじを使用してセンサにプロセスアダプタを手締めで固定します。
▶ ねじの▶ 最大締付トルクを守り、各ステップ毎に次の3つの手順で締めます。:

  • ステップ1:指定された最大締付トルクの約50%
  • ステップ2:指定された最大締付トルクの約80%
  • ステップ3:指定された最大締付トルクの100%
対応管径最大許容圧力ねじ最大締付トルク
DN 15PN 404 x M6x186.5 Nm
DN 25PN 404 x M6x186.5 Nm
DN 40PN 404 x M8x2516 Nm
DN 50PN 254 x M8x2516 Nm
DN 65PN 256 x M8x2516 Nm
DN 80PN 256 x M8x2516 Nm
DN 100PN 256 x M8x2516 Nm
DN 125PN 106 x M10x3532.5 Nm
DN 150PN 106 x M10x3532.5 Nm

表 1: 最大締付トルク

▶ 配管両側の流れ方向の目印に合わせて、プロセスアダプタを取付けたセンサを接続します。

6.4.1 クランプアダプタ

IFM SMF720 - クランプアダプタ - 1

IFM SMF720 - クランプアダプタ - 2

図 7: クランプアダプタの取付

EL:センサとアダプタの取付深さ

∅ A:アダプタ外径

∅ B:アダプタ内径

ifmでは、ISO 2852、DIN 32676-A(DIN)、およびDIN 32676-C(ASME BPE)に適合する各配管規格用クランプアダプタをご用意しています。

タイプ対応管径ifmアダプタE4048x寸法の単位:mm → 上図配管規格
ISO 2852EL B AISO2037DIN EN10357シリーズDBS4825
Part 1
DIN EN10357シリーズCJISG3447
SMF1xxDN15×
SMF2xxDN251752350.4×××
SMF3xxDN402203650.5××
SMF4xxDN502204964×××
SMF5xxDN652206077.5×
SMF6xxDN802207391××
SMF7xxDN10022098119×
SMF8xxDN125300136155×××
SMF9xxDN150300163183×××

表 2: クランプ ISO 2852

タイプ対応管径ifmアダプタE4049x寸法の単位:mm⇨上図配管規格
DIN 32676-A ( DIN )EL∅ B∅ ADIN EN10357 シリーズADIN11850 シリーズ2DIN11850 シリーズ1DIN11866 シリーズA
SMF1xxDN1516816.133.9
SMF2xxDN2517526.150.4
SMF3xxDN4022038.150.5
SMF4xxDN5022050.164
SMF5xxDN6522066.191×
SMF6xxDN8022081.1106×
SMF7xxDN100220100.1119×
SMF8xxDN125300125155×
SMF9xxDN150300150183×

表 3: クランプ DIN 32676-A (DIN)

タイプ対応管径ifmアダプタE4061x寸法の単位:mm → 上図配管規格
DIN32676-C(ASMEBPE)EL B ADIN EN10357シリーズCDIN11866シリーズCBS4825
Part 1
ISO2037DIN EN10357シリーズD
SMF1xxDN151689.525.1×××
SMF2xxDN2517522.250.4××
SMF3xxDN402203550.5×
SMF4xxDN502204864××
SMF5xxDN652206077.5
SMF6xxDN802207391
SMF7xxDN10022097119
SMF8xxDN125×
SMF9xxDN150300146.96167×××

表 4: DIN 32676-C (ASME BPE)

6.4.2 溶接アダプタ

IFM SMF720 - 溶接アダプタ - 1

IFM SMF720 - 溶接アダプタ - 2

図 8: 溶接アダプタの取付
EL:センサとアダプタの取付深さ
∅ A : アダプタ外径
∅ B:アダプタ内径
ifmでは、EN 10357シリーズA(DIN)、C(ASME BPE)、およびD(SMS)に適合する各配管規格用溶接アダプタをご用意しています。

タイプ対応管径ifmアダプタE4047x寸法の単位:mm→上図配管規格
EN 10357シリーズA(DIN)EL∅ A∅ BDIN EN10357 シリーズADIN11850 シリーズ2DIN11866 シリーズADIN11850 シリーズ1
タイプ対応管径ifmアダプタE4047x寸法の単位:mm⇨上図配管規格
SMF1xxDN15132.61916
SMF2xxDN25132.62926
SMF3xxDN402204138
SMF4xxDN502205350
SMF5xxDN652207066×
SMF6xxDN802208581×
SMF7xxDN100220104100×
SMF8xxDN125300129125×
SMF9xxDN150300154150×

表 5: 溶接アダプタ EN 10357 シリーズA (DIN)

タイプ対応管径ifmアダプタE4062x寸法の単位:mm → 上図配管規格
EN 10357シリーズC(ASMEBPE)EL A BDIN EN10357シリーズCDIN11866シリーズCBS4825
Part 1
ISO2037DIN EN10357シリーズD
SMF1xxDN15132.612.79.4×××
SMF2xxDN25132.625.422.1××
SMF3xxDN402203835×
SMF4xxDN502205148××
SMF5xxDN652206460
SMF6xxDN802207673
SMF7xxDN10022010297
SMF8xxDN125×
SMF9xxDN150300152147×××

表 6: 溶接アダプタ EN 10357 シリーズC (ASME BPE)

タイプ対応管径ifmアダプタE4063x寸法の単位:mm→上図配管規格
SMF1xxDN15EN10357シリーズD(SMS)×EL∅A∅BISO2037DIN EN10357 シリーズDBS 4825
Part 1
JISG3447
SMF2xxDN25132.62522.6××
SMF3xxDN402203836×
SMF4xxDN502205149××
SMF5xxDN65*
SMF6xxDN80*
SMF7xxDN10022010298
SMF8xxDN125×
SMF9xxDN150×

表 7: 溶接アダプタ EN 10357 シリーズ D (SMS)
* 溶接アダプタ EN 10357 シリーズCと同一の設計

方法:

IFM SMF720 - 溶接アダプタ - 3

注意

溶接時の注意

▷ 正しく溶接し、測定部品を壊さないよう気をつけてください。
▶ 溶接は、高度な技術を持つ溶接の有資格者が必ず行ってください。
▶ 配管の端部は溶接する前に開先加工を行ってください。表面に汚れがあってはなりません。
▶ 必ずアダプタと配管の材質に適した溶接材で溶接してください。
▶ 配管とアダプタが変形しないように溶接してください。
▶ センサは必ず溶接後十分に冷ましてから取付けてください。
▶ 溶接システムをセンサで接地しないでください。

▶ 注意しながらセンサから保護キャップを外します。
▶ 付属のねじを使用してセンサにプロセスアダプタを手締めで固定します。
▶ プロセスアダプタを取付けたセンサを配管に挿入して、十分に溶着するようアダプタの数か所を配管にスポット溶接します。
▶ ねじを緩めてプロセスアダプタから注意してセンサを外します。
▶ センサの2点の接続の保護キャップを注意して交換します。
▶ 2つのプロセスアダプタを配管にしっかり溶接します。
▶ 過熱によるアダプタの白熱/歪みを防ぐため、各溶接作業の間に十分な時間を置いてください。
▶ アダプタと配管を冷まします。

▶ アダプタ・配管・接合部に残ったスラグを掃除して取り除きます。
▶ 注意しながらセンサから保護キャップを外します。
▶ プロセスアダプタの溝に注意してシールを差し込みます。シールに汚れやキズがなく、中心に配置するよう確認してください。
▶ 流れの方向の目印に合わせて、2つのプロセスアダプタの間にセンサを置きます。
▶ 付属のねじを使用してセンサにプロセスアダプタを手締めで固定します。
▶ 最大締付トルクを守り、各ステップ毎に次の3つの手順でねじを締めます ➡ 18。

6.4.3 ねじ込み式アダプタ

IFM SMF720 - ねじ込み式アダプタ - 1

IFM SMF720 - ねじ込み式アダプタ - 2

図 9: ねじ込み式アダプタの取付
EL:センサとアダプタの取付深さ
∅ A:アダプタ外径
∅ B:アダプタ内径
ifmでは、DIN 11851(配管継手)とSMS 1145に適合する各配管規格用ねじ込み式アダプタをご用意しています。

タイプ対応管径ifmアダプタE4050x寸法の単位:mm⇨上図配管規格
DIN 11851EL∅ B∅ ADIN EN10357 シリーズADIN11850 シリーズ2DIN11850 シリーズ1DIN11866 シリーズA
SMF1xxDN1517416.1Rd 34 x1/8
SMF2xxDN2519026.1Rd 52 x1/6
SMF3xxDN4026038Rd 65 x1/6
SMF4xxDN5026050Rd 78 x1/6
SMF5xxDN6527066Rd 95 x1/6×
タイプ対応管径ifmアダプタE4050x寸法の単位:mm→上図配管規格
SMF6xxDN8028081Rd 110 x 1/4×
SMF7xxDN100290100Rd 130 x 1/4×
SMF8xxDN125380125Rd 160 x 1/4×
SMF9xxDN150390150Rd 190 x 1/4×

表 8: ねじ接続 DIN 11851 (配管継手)

タイプ対応管径ifmアダプタE4051x寸法の単位:mm → 上図配管規格
SMS 1145EL B AISO2037DIN EN10357シリーズDBS4825
Part 1
DIN EN10357シリーズCJISG3447
SMF1xxDN15×
SMF2xxDN2514822.6Rd 40 x1/6×××
SMF3xxDN4025635.6Rd 60 x1/6××
SMF4xxDN5025648.6Rd 70 x1/6×××
SMF5xxDN6526660.3Rd 85 x1/6×
SMF6xxDN8027672.9Rd 98 x1/6××
SMF7xxDN10028697.6Rd 132x 1/6×
SMF8xxDN125×
SMF9xxDN150×

表 9: ねじ接続 SMS 1145

6.4.4 フランジアダプタ

IFM SMF720 - フランジアダプタ - 1

IFM SMF720 - フランジアダプタ - 2

図 10: フランジアダプタの取付
EL:センサとアダプタの取付深さ
∅ A:アダプタ外径
∅ B:アダプタ内径
ifmでは、DIN 11864-2Aに適合する衛生仕様のフランジアダプタをご用意しています。

タイプ対応管径ifmアダプタE4052x寸法の単位:mm⇨上図配管規格
DIN11864-2AEL∅ B∅ ADIN EN10357 シリーズADIN11850 シリーズ2DIN11850 シリーズ1DIN11866 シリーズA
SMF1xxDN151831659
SMF2xxDN251832670
SMF3xxDN402463882
SMF4xxDN502465094
SMF5xxDN6524666113×
SMF6xxDN8027081133×
SMF7xxDN100278100159×
SMF8xxDN125362125183×
SMF9xxDN150362150213×

表 10: 衛生フランジアダプタ DIN 11864-2A

6.5 ハイジェニックエリアでの使用

IFM SMF720 - ハイジェニックエリアでの使用 - 1

正しく取付けることにより、CIP(定置洗浄)およびSIP(定置滅菌)プロセスでセンサを使用できます。

▶ データシートに従い、アプリケーションの注意事項(温度および材料耐性)を必ず守ってください。

▶ 勾配が最小になるように測定管を傾けてセンサを取付け、ポンプ停止後は管内に媒体が残らないようにします。

▶ 自己排水設備でお使いください。
▶ プロセスアダプタの漏出ポートがはっきりと見え、下向きになるように調整します。

6.6 3-Aに従ったハイジェニックエリアでの使用

▶ システムへの取付けは、必ず3-Aのガイドラインに従って行ってください。
▶ 必ず3-Aのマーキングが付いた3-A認定品のプロセスアダプタとシールを使い、それ以外は絶対に使わないでください(→アクセサリについてはwww.ifm.comをご覧ください)。

IFM SMF720 - 3-Aに従ったハイジェニックエリアでの使用 - 1

▶ 3-A規格に従って使用する場合は、洗浄・メンテナンスに関する特別な規則が適用されます。

IFM SMF720 - 3-Aに従ったハイジェニックエリアでの使用 - 2

IFM SMF720 - 3-Aに従ったハイジェニックエリアでの使用 - 3

図 11:3-Aに従ったプロセス接続

1:最小勾配

▶ プロセスアダプタから媒体が流れる次のような場所にセンサを取付けます。
- 上昇管の垂直部分 → 14

または

- 媒体が滞留しないわずかな勾配がある水平位置

DNDIN32676-ADIN32676-CISO 2852EN10357-AEN10357-CEN10357-DDIN11864-2ADIN11851SMS1145
DN 15 17° ×*××
DN 25 10° **
DN 40
DN 50
DN 65 10° 10° ×
DN 80 13° 13° ×
DN 100
DN 125× 16° ×××
DN 150 16° ××

表 11: 排水可能な最小勾配

*上昇管への取付けを推奨。×アダプタ利用不可

▶ センサとプロセスアダプタの間のシールは定期的に確認して付着物や損傷がないようにしてください。
▶ 付着物で汚れた場合は、アルコール等の適切な洗浄液を使ってシールを掃除してください。
▶ 必要に応じてシールを交換してください。

IFM SMF720 - 3-Aに従ったハイジェニックエリアでの使用 - 4

シール交換の回数は、掃除の頻度や媒体温度、清掃時の温度により異なります。

▶ プロセスの要求事項に従って定期的に清掃してください。

7 電気接続

センサは次の2点のM12コネクタ接続を備えています。:

  1. センサ動作用コネクタ

  2. サービス用コネクタ(ifm専用の保守・整備作業用)

▶ コネクタを使用しない時は保護キャップを付けてください。保護キャップはdocumentation.ifm.comからご注文ください。

IFM SMF720 - 電気接続 - 1

図 12: コネクタ

1:動作用コネクタ(結線図参照)
2:サービス用コネクタ(保守作業者専用。工場出荷時には保護キャップが付いています。)
3:排気ダイアフラム(ハウジングの圧力を補正して内部の結露を防ぎます。排気ダイアフラムは周囲ポートをねじ止めしたフィルタカバーで保護されています。)
4:接地接続。M12コネクタの接地用クランプは、www.ifm.comから注文できます。

IFM SMF720 - 電気接続 - 2

配線工事は、関連法令・規定に従って必ず法的有資格者が行ってください。

国内外の電気機器設置に関する法令を順守してください。

SELV、PELVに準拠の供給電圧を使用してください。

入出力回路はそれぞれ絶縁され、またIEC 61010-1(過電圧力テゴリⅡの300 V以下の主電源回路から電力供給する二次側回路の絶縁、最大DC32V)の基礎絶縁に接触する可能性のある機器表面から絶縁されています。

他の回路に要求される分離を必ず実施した上で外部配線を行ってください。

▶ 電源を切ります。
▶ センサを次のように接続します。

IFM SMF720 - 電気接続 - 3

IFM SMF720 - 電気接続 - 4

図 13: 結線図MP:多機能(IN, OUT, Data)

ピンアサイン
1L+
3L-
4(MP1)パルス信号による積算スイッチング信号による積算スイッチング信号による診断IO-LinkOFF(出力は高インピーダンスにスイッチング)
2(MP2)パルス信号による積算スイッチング信号による積算流量のアナログ出力温度のアナログ出力導電率アナログ信号スイッチング信号による診断外部からの積算リセット用の入力OFF(出力は高インピーダンスにスイッチング)

配線例:

IFM SMF720 - 電気接続 - 5

IFM SMF720 - 電気接続 - 6

IFM SMF720 - 電気接続 - 7

IFM SMF720 - 電気接続 - 8

1 : 2 x PNPスイッチング

2: 2 x NPNスイッチング

3: 1 x PNPスイッチング、1 x アナログ

4: 1 x NPNのスイッチング、1 x アナログ

IFM SMF720 - 電気接続 - 9

ifmのコネクタセットZZ8903を使い、電磁流量計SMFシリーズを接続している既存の配線を簡単に交換(レトロフィット)できます。

→ アクセサリについては弊社ウェブサイトifm.comをご覧ください。

8 操作部と表示部

IFM SMF720 - 操作部と表示部 - 1

図 14: 操作部と表示部

1:3.5インチTFTディスプレイ:1~4件のプロセス値表示 → 66
2:タイトル行:センサ状態表示(通常動作・警告メッセージ・エラーメッセージ)
3:動作状態表示LED(LEDフレーム):センサ状態による色表示 ➡ 71
4:センサキー:画面切替とパラメータ ➡ 40設定用のボタン
5:操作マーク: 対象機能の各操作を行うため画面上に表示されるキー、プロセス値表示と各メニューにより異なる

IFM SMF720 - 操作部と表示部 - 2

本体が高温になると、ディスプレイの明るさを次のように自動調整します。

本体温度 > 75 ℃:明るさが25%に低下します。

本体温度 ≥ 90 °C:表示が自動的にオフになります。

表示画面の切替:

本体ボタンを操作してセンサの動作中に表示するプロセス値を切り替えられます。:

▶ または◀を押します。
▷ ディスプレイに各メニューが表示されます。
▶ 表示したい画面がハイライトされるまで、▶または◀を押し続けます。
▶ ◎を押します。

▷ 選択した画面に利用可能な情報が示されます。

▶ ⑨または▲を押して、画面表示の選択をスクロールします。

▷ 30秒後にセンサは基本表示に戻ります。

IFM SMF720 - 操作部と表示部 - 3

図 15: 表示画面の切替

1:ディスプレイのレイアウト設定による基本表示 ➡ 66
2: 4分割表示:

4件のプロセス値または3件のプロセス値と流れ方向の矢印 ➡ 55

3:選択したプロセス値の詳細画面

プロセス値表示の分解能は小数点第3位までです。積算流量の表示単位は、uni. Fのパラメータから設定できます。

9 メニュー

メニューが表示されている図は、センサ上でキー入力により設定できるパラメータを示しています。これらのパラメータとその他の機能は、IO-Linkインターフェースからも利用可能です。

IFM SMF720 - メニュー - 1

パラメータ設定ソフトウェアのパラメータ名が、センサディスプレイ上の名前と異なる場合があります。

9.1 メインメニュー

IFM SMF720 - メインメニュー - 1

シンポル名前説明
IFM SMF720 - メインメニュー - 2設定サブメニュー切替 ➞ 33: OUT1: 出力1、OUT2: 出力2、TOTL: 積算流量、CFG: コンフィグレーション
IFM SMF720 - メインメニュー - 3表示表示メニューに切替
IFM SMF720 - メインメニュー - 4イベント履歴イベント履歴の表示 ➞ 72
診断診断情報の表示 ➡ 69最小/最大流量・動作時間・本体温度
デバイス情報センサ固有情報の表示 ➡ 72
サービスサブメニューと表示画面の移動:SIM:シミュレーション ➡ 38o. CFG:コンフィグレ-ション ➡ 73。QR:データシートのQRコード表示・取扱説明書・校正証明書はこちらをご覧ください。www.ifm.com ➡ 75

9.2 サブメニュー

IFM SMF720 - サブメニュー - 1

表示されるパラメータは、工場出荷時設定が変更されている場合は変化します。次のメニュー表示は、最大の利用可能なパラメータを示します。

出力1メニュー OUT1 :

IFM SMF720 - サブメニュー - 2

パラメータ機能
ou1出力OUT1の出力機能
dOU診断機能
ImP積算機能
OFF出力オフ
ImPS1パルス値(= 1パルスに相当する流量値)
ImPR1積算機能:パルス信号(ImPR1 = YES)またはスイッチング信号(ImPR1 = NO)
dFUx流量の診断スイッチング信号:流れ方向(= dir. F)または液体検出(= FD)

出力2メニュー OUT2 :
IFM SMF720 - サブメニュー - 3

パラメータ機能
ou2出力OUT2の出力機能
In. D外部信号による積算リセット
dOU診断機能
ImP積算機能
Iアナログ機能
OFF出力オフ
SEL2出力OUT2のプロセス値
dFUx流量の診断スイッチング信号:流れ方向(=dir. F)または液体検出(=FD)
ASP2OUT2のアナログスタートポイント=出力信号が4mA時のプロセス値
AEP2OUT2のアナログエンドポイント=出力信号が20mA時のプロセス値
ImPS2パルス値(=1パルスに相当する流量値)
ImPR2積算機能:パルス信号(ImPR2=YES)またはスイッチング信号(ImPR2=NO)
DIn2外部からの積算リセット用のリセット信号
FOU2エラー時の出力応答(OUT2)

積算流量メニュー TOTL:

IFM SMF720 - サブメニュー - 4

パラメータ機能
rTox積算リセットの設定:マニュアルリセット(= rES. T)、時間ごとのリセット(=週・日・時)、オーバーフローによるリセット(= OFF)
FProx積算のカウント方法:流れの方向を考慮
i. TOT積算値の表示

基本設定メニューCFG:

IFM SMF720 - サブメニュー - 5

センサのタイプによりメニューが異なります。

パラメータ説明
uni. F流量の標準測定単位
uni. T温度の標準測定単位
uni. C導電率の標準測定単位
dAP. F流量測定のダンピング時間(秒単位)
P-nスイッチング出力の出力極性
LFC低流量カットオフ
Fdir流れの方向
CAL校正:流量・導電率のゼロ点調整(coF.x)、流量・導電率の補正係数(CGA.x)、基準温度(rEF. T)、導電率の温度係数(T. Cmp)
FD. On液体検出の動作状態表示LEDのオンまたはオフOnを設定すると液体の非検出時に赤いLEDが点滅
ECO省エネモードECOまたはECO+、または省エネモードOFFECOおよびECO+の設定オプション:E.dib=ディスプレイの明るさ、E. LED=LEDリングECO+専用メニュー:E.rAt=測定レート
日付リアルタイムクロック(日/時)
WIZガイド付きインストールによる設定
rES工場出荷時設定へのリセット(Back to Box)、またはパラメータ設定のリセット(アプリケーションのリセット)。

表示メニュー DIS :

IFM SMF720 - サブメニュー - 6

パラメータ説明
LanG表示用言語の選択
diS. R表示の向き
diS. B表示の輝度
diS. U表示の更新レート
LED.mLEDモード:動作状態表示LEDの設定

シミュレーションメニュー SIM :

IFM SMF720 - サブメニュー - 7

パラメータ説明
S. FLWシミュレーションモードでシミュレーションされた流量値
S. TMPシミュレーションモードでシミュレーションされた温度値
S. CNDシミュレーションモードでの導電率値のシミュレーション
S. Timシミュレーション時間(単位:分)
S. Onシミュレーションモードの開始
S. Diagシミュレーションされた診断ケースなし(=n. DIA)測定管内に媒体なし(=FD. On)

10 セットアップ

電源投入してパワーオン遅延時間後、装置は通常の動作モードになります。測定および評価機能が実行され、設定されたパラメータに従って出力します。

起動遅延時間中は、設定したパラメータに応じて出力が以下の状態になります。

  • 診断機能(dOU)の場合ON
  • 流れ方向の検出(F. Dir)の場合ON
  • 消費量の監視(ImP)の場合OFF
  • 電流出力 (I) の場合20 mA

IFM SMF720 - セットアップ - 1

IO-Linkマスタの接続時にマスタのポートがIO-Linkモードに設定されている場合は、センサはSIOモード(標準I/O)からIO-Linkモードに自動的に切り替わります。

10.1 設定ウィザード(ガイド機能)

初めて開封する工場出荷時の初期設定状態のセンサはメインメニューからセットアップ設定します。プロセス値表示をメインメニューに変切り替えると設定ウィザードを使用するオプションが表示されます(IO-Linkからセンサをセットアップした場合は表示されません)。

▶ YesまたはNoを選択します。
▷ Yesを選択するとパラメータ・質問・説明が続けて表示されます。▲と▼のキーを使用して表示される選択肢を選び、●キーで確定します。
▷ Noを選択するとメインメニューが表示され、工場出荷時設定に従ってセンサが動作します。必要に応じてパラメータ設定を変更します。「パラメータ設定」の章を参照してください。

IFM SMF720 - 設定ウィザード(ガイド機能) - 1

ガイド付きインストールは、パラメータCFG > WIZからいつでも表示できます。

ウィザードによる設定完了のメッセージが表示され、測定開始の確認を行います。

▶ Yes・No・Infoのいずれかを選択します。
▷ Yesを選択すると、インストールプロセスを完了します。
▷ Noを選択すると、各パラメータにアクセスして修正するか、またはRestart wizardコマンドを使用して設定ウィザードを最初からやり直すことができます。
▷ Infoを選択すると、以前のセンサ設定が表示されます。

11 パラメータ設定

パラメータ設定はIO-Linkインターフェースから、またはセンサの操作要素から設定できます。

パラメータは設置前でも動作中でも設定できます。

IFM SMF720 - パラメータ設定 - 1

動作中にパラメータを変更すると、機能に影響することがあります。

▶ 設備に異常がないことを確認してください。

パラメータの設定中、センサは動作モードのままです。パラメータ設定が完了するまで、従来のパラメータで監視を続行します。

IFM SMF720 - パラメータ設定 - 2

メニューで利用可能なパラメータはパラメータ設定に応じて変化する場合があります。

11.1 センサキーからのパラメータ設定

本体の静電容量式ボタンでパラメータを設定します。ボタンは、軽く触れるだけでは反応しませんので、確実に押してください。

IFM SMF720 - センサキーからのパラメータ設定 - 1

IFM SMF720 - センサキーからのパラメータ設定 - 2

操作マークは、画面上に表示され対象機能のさまざまな操作を行います。プロセス値表示と各メニューで異なる場合があります。

パラメータ設定プロセス全般:

内容操作
プロセス値表示からメインメニューへの変更◎*
メインメニューからサブメニュー/その他の表示画面への切替▶から※等のマークに移動後◎
表示したいパラメータ/画面を選択▲または▼
設定モードまたは下層の表示画面に切替え
パラメータ値の修正▲または▼
設定したパラメータ値の適用
パラメータ設定を保存せずに終了◎、またはメニューのBack
上位メニューに戻る(プロセス値表示に戻るには何回か繰り返す)◎、またはメニューのBack
プロセス値表示に戻る>30秒(タイムアウト)

表 12: センサキーの機能
* 初回セットアップ時はガイド付きインストールを利用 ➡ 39

11.2 IO-Linkからのパラメータ設定

IO-Linkにより、次のような方法でパラメータを設定できます。

  • ifm moneo|configure等のパラメータ設定ソフトウェアによるパラメータ設定
  • PLCによるパラメータ設定
  • IIoTアプリケーションによるパラメータ設定

IO-Linkによるパラメータ設定に必要なものは次の通りです。

√ パラメータ設定ソフトウェアからパラメータを設定する場合のデバイスデータ記述ファイル(IODD)は、documentation.ifm.comをご覧ください。

√ PLCまたはIloTアプリケーションからパラメータを設定する場合のIO-Link記述ファイル(PDF)は、documentation.ifm.comをご覧ください。

√ IO-Linkマスタ

▶ IO-Linkマスタをパラメータ設定ソフトウェア、PLCまたはIloTアプリケーションに接続します。
▶ センサをIO-Linkマスタの適切な未使用ポートに接続します。
▶ IO-LinkマスタのポートをIO-Link動作モードに設定します。
▷ センサがIO-Linkモードに変わります。

▶ ソフトウェアからパラメータの設定を変更します。

▶ パラメータの設定をデバイスに書込みます。

IFM SMF720 - IO-Linkからのパラメータ設定 - 1

システム統合・IO-Linkによるパラメータ設定のサポート資料:

moneo等のパラメータ設定ソフトウェア→マニュアル

→ 説明とスタートアップパッケージについて ifm.com/cnt/io-link-system-integration

11.3 出力設定

11.3.1 アナログ信号

センサはプロセス値に比例したアナログ信号を出力します。

測定範囲内では、アナログ信号は4~20 mAの間です。

測定最大値の-100%から100%の範囲でスケーリングが可能です。

負の流量値は、Fdirで設定した流れ方向と逆になります ➡ 55。

  • ASP2を出力信号が4mAの時のプロセス値を決定します。
  • AEP2を出力信号が20mAの時のプロセス値を決定します。

i ASP2とAEP2の間の差は、最小で測定範囲の最終値の20%となります。

測定値が測定範囲外の場合や、内部エラーの場合には、次の図に示される電流信号が提供されます。表示範囲外の測定値、またはエラーの場合は、メッセージが表示されます(cr. UL、UL、OL、cr. OL、Err)。

IFM SMF720 - アナログ信号 - 1

図 16: 標準IEC 60947-5-7によるアナログ出力の特性

1:アナログ信号 MAW:測定範囲の最小値

2:測定値 MEW:測定範囲の最大値

3:検出範囲 ASP:アナログスタートポイント

4:表示範囲 AEP:アナログエンドポイント

5:測定範囲 UL:周波数の出力特性、流量

6:スケーリングされた測定範囲 cr. UL:検出範囲未満

OL:表示範囲超過

cr. OL:檢出範囲超過

IFM SMF720 - アナログ信号 - 2

FOUのパラメータから、エラーの場合のアナログ信号を設定できます ➡ 53。 dAP. Fでダンピング時間を設定すると、アナログ信号を安定させることができます ➡ 54。

センサキーによるパラメータ設定: アナログ信号

√ 標準測定単位を選択します。: ⓍSettings > CFG > uni.x。
▶ のメニューのSettings > OUT2から出力OUT2を設定します。
▶ ou2を選択して機能を設定します:I(アナログ信号4~20 mA)。
▶ SEL2を選択して次のいずれかのプロセス値に設定します。: FLOW、TEMP、COND
▶ ASP2を選択して出力信号が4 mAになる測定値を設定します。
▶ AEP2を選択して出力信号が20 mAになる測定値を設定します。

11.3.2 スイッチング信号の診断

センサは診断機能を内蔵しています。診断機能の使用時はハードウェアからスイッチング信号を出力します。

通常動作ではスイッチング出力はオンになっています(ノーマルクローズ)。診断ケースを検出すると出力をオフにします。

診断ケースは次のような場合です。

  • 流れの方向の反転 ➡ 43
  • 検出媒体がない ➡ 44

11.3.2.1 流れの方向用のスイッチング信号

スイッチング信号を出力して流れの方向を監視できます。

流量が設定した最小流量未満になると、負の方向(-LFC)に出力が切り替わります(1)。

流れの方向は次のように切り替わります。

  • +LFCを超えると出力がONになります(2)。
  • LFC未満になると出力がOFFになります(3)。

IFM SMF720 - 流れの方向用のスイッチング信号 - 1

LFC= Low flow cut-off:低流量カットオフ ➡ 54.

IFM SMF720 - 流れの方向用のスイッチング信号 - 2

図 17: スイッチング信号による流れ方向の監視

+Q:正方向に流れる流量

-Q:負方向に流れる流量

+LFC:正方向に流れる最小流量

-LFC:負方向に流れる最小流量

センサに表示される「flow direction」(流れ方向)のテキストと矢印が正方向の流れを表します。流量測定の方向をFdirのパラメータにより逆方向に変更することができます。

→ 流れの方向 → 55。

11.3.2.1.1 センサキーによるパラメータ設定: 流れの方向用のスイッチング信号

▶ のメニューのSettings > OUTxを開きます。
▶ ouxを選択し、dOUを設定します。
▶ dFUXを選択してdir. Fに設定します。

11.3.2.2 液体検出のスイッチング信号

検出する媒体が配管内に無い場合にスイッチング信号を出力できます。

この診断機能を利用して、温度測定用電極に接触する液体があるか判断します。接触する液体が無い場合は配管が空であると判断して、スイッチング信号を出力します。流量のプロセス値はゼロに設定されます。

IFM SMF720 - 液体検出のスイッチング信号 - 1

IFM SMF720 - 液体検出のスイッチング信号 - 2

图 18: 液体検出

1: 検出媒体あり
2:検出媒体なし

11.3.2.2.1 センサキーによるパラメータ設定:液体検出のスイッチング信号

▶ のメニューのSettings > OUTxを開きます。
▶ ouxを選択し、dOUを設定します。
▶ dFUXを選択してFDに設定します。

▷ 配管内に媒体が検出されないと、OUTxの出力が切り替わります。

▶ のメニューのSettings > CFGを開きます。
▶ FD. Onを選択してOnに設定します。

▷ 配管内に媒体が検出されないと、動作状態表示LEDが赤く点滅します。

11.3.3 積算流量の監視(積算機能)

このセンサには3つの内部流量計があります(積算計VTOTL1、VTOTL2、Vol. L)。これらは継続的に積算流量を合計し、ディスプレイおよびIO-Linkインターフェースより、この測定値を表示します。

積算プロセス値IO-Linkからの読取りアクセス
VTOTL1積算流量1(この値はスイッチング信号またはパルス信号による積算流量の監視に使用される)周期的
VTOTL2積算流量2非周期的
Vol. L全期間の積算流量(生涯積算計)非周期的
  • 積算計のVTOTL1とVTOTL2はリセット可能です。積算計Vol. Lはリセットできません。
    → 積算リセット → 61。

- 積算流量VTOTL1とVTOTL2は、次のパラメータの設定を含めて消費量を合計します。

  1. 流れの方向 ➡ 55。
  2. 積算のカウント方法 ➞ 62。
  3. 低流量カットオフ → 54。

  4. Life Time Totalisator Vol. Lは、流れの方向やカウント方法にかかわらず、すべての流量を合計します。

  5. 検出範囲(cr. OL)を超過すると、積算計は直前の有効流量値(測定範囲の最大値)からカウントを継続します。
  6. 現在の積算流量の他、前回リセット前の最新値が保存されます。この値と前回のリセット後からの時間も表示できます → 69。

IFM SMF720 - 積算流量の監視(積算機能) - 1

積算計は消費量の合計を一定間隔で保存します。停電後、この値は現在の流量計の読取り値として利用できます。時間制御によるリセットを設定した場合、設定したリセット間隔の経過時間も保存されます。そのため、データ損失の可能性のある期間は1分間です。

  • 積算流量の測定精度は、流量測定の精度により変わります。
  • 積算流量監視用にスイッチング信号またはパルス信号を出力できます。

→ スイッチング信号による積算 → 46。

→ パルス信号による積算 → 47。

IFM SMF720 - 積算流量の監視(積算機能) - 2

積算流量の監視では、OUT1とOUT2を同時に使用することはできません。

11.3.3.1 スイッチング信号による積算

スイッチング信号を使って、積算流量を監視することができます。

積算流量VTOTL1がImPSで設定された流量(パルス値)に達するとスイッチング信号を出力します。 積算流量は、流れ方向が加算されます。→62

積算流量VTOTL1のリセットが実行されるまで、出力は切り替った状態を維持します。積算リセットを実行すると、測定を再開します。

積算のリセットは自動または手動で操作できます。

積算流量VTOTL1のリセットとスイッチング信号の状態は、パラメータrTo1で設定することができます。

- rTo = OFF :

  • 積算流量は、マニュアル操作またはオーバーフロー後にのみリセットされます。
  • 積算流量が ImPSの流量に達すると、出力が切り替わります。

- rTo = ...h / d / w (時 / 日 / 週) :

- ▷ 設定時間の経過後、積算が自動的にリセットされます。

- 積算流量が設定した時間内に ImPSの流量に達した場合のみ、出力が切り替わります。

IFM SMF720 - スイッチング信号による積算 - 1

積算計は、rES. Tパラメータにより手動でいつでもリセットできます。積算計VTOTL1はさらに、ピン2の外部信号によりリセットできます。

→ 積算リセット → 61。

11.3.3.1.1 センサキーによるパラメータ設定: スイッチング信号による積算

√ 標準測定単位を選択します。: ⓄSettings > CFG > uni. F
√ OUT2のみ:プロセス値を選択します。:Settings > OUT2 > SEL2 = FLOW。
▶ のメニューのSettings > OUTxを開いてOUTxの出力を設定します。
▶ ouxを選択してImPを設定します。
▶ ImPSxを選択し、出力がスイッチングする流量を設定します。
- ▲または▼を押して設定範囲を選択します。
- ●を短時間押して設定範囲を確定します。
- ▲または▼を押して必要な数値を設定します。
- ●を短時間押して値を適用します。
▶ ImPRxを選択し、Noを設定します。
▶ rTo1のパラメータを設定します:積算リセット ➡ 61。

11.3.3.2 パルス信号による積算

積算流量の監視の目的で、パルス信号を出力することができます。

IFM SMF720 - パルス信号による積算 - 1

パルス信号はIO-Linkインターフェースからは利用できません。

出力は、VTOTL1の積算流量がImPSで設定された流量(パルス値)に達するとパルス信号を出力します。

積算流量は、流れ方向が加算されます。→62

パルス信号は出力を短時間でスイッチオン/オフすることで構成されます。

パルス間隔はパルス値と流速によって変わります。パルス値が高く流速が遅いほど、パルス間隔が大きくなります。パルス間隔は最大2秒までとなり、これ以上は2秒になります。

DN最小パルス値ImPS1
SMFx20SMFx21
151 ml2 ml0.0005 gal
251 ml4 ml0.001 gal
402 ml4 ml0.001 gal
502 ml4 ml0.001 gal
654 ml38 ml0.01 gal
805 ml38 ml0.01 gal
1009 ml38 ml0.01 gal
12513 ml38 ml0.01 gal
15017 ml38 ml0.01 gal

表 13: センサ別のImPS1の最小設定範囲

11.3.3.2.1 センサキーによるパラメータ設定: パルス信号による積算

√ 標準測定単位を選択します。: ⓄSettings > CFG > uni. F
√ OUT2のみ:プロセス値を選択します。:Settings > OUT2 > SEL2 = FLOW。
▶ のメニューのSettings > OUTxを開いてOUTxの出力を設定します。
▶ ouxを選択してImPを設定します。
▶ ImPSxを選択し、1パルスに相当する流量(パルス値)を設定します。
- ▲または▼を押して設定範囲を選択します。
- ●を短時間押して設定範囲を確定します。
- ▲または▼を押して必要な数値を設定します。
- ●を短時間押して値を適用します。
▶ ImPRxを選択し、Yesを設定します。

11.3.4 デジタルスイッチング信号

スイッチング信号チャンネル(SSC = Switching Signal Channel)からデジタルスイッチング信号を出力します。

各プロセス値に、SSCx.1とSSCx.2の2点のデジタルスイッチング信号チャンネルがあります。

  • SSC1.1およびSSC1.2 = 消費量(積算流量)のスイッチング信号チャンネル
  • SSC2.1およびSSC2.2 = 流量のスイッチング信号チャンネル
  • SSC3.1およびSSC3.2 = 温度のスイッチング信号チャンネル
  • SSC4.1およびSSC4.2 = 導電率のスイッチング信号チャンネル

IFM SMF720 - デジタルスイッチング信号 - 1

スイッチング信号チャンネルSSCx.yの番号について:

x = プロセス値、y = スイッチング信号チャンネル

スイッチング信号チャンネルの診断は、IO-Linkからのみ可能です。

各スイッチング信号チャンネルは、個別にパラメータを設定できます。

パラメータを設定すると、スイッチング信号チャンネルのスイッチポイント・モード・ロジックが設定されます。

IFM SMF720 - デジタルスイッチング信号 - 2

スイッチング信号チャンネルのパラメータ設定は、IO-Linkからのみ可能です。

モード

IO-Linkスマートセンサプロファイルの「Quantity Detection」のファンクションクラスから、次のモードを選択できます。

  • Deactivated
  • Single Point Mode
  • Two Point Mode
  • Window Mode

スイッチング信号チャンネルは、プロセスデータ値(PDV)に応じてオンになります。

IFM SMF720 - デジタルスイッチング信号 - 3

これは、Single Point ModeとTwo Point Modeのスイッチポイントを超過し、Window Modeのウインドウの範囲である場合にオンになります。

ロジック

High activeまたはLow activeにロジックを設定し、スイッチング信号チャンネルがオンになる値を指定できます。

  • High active:オン時にスイッチング信号チャンネルが「high」(=ON = ノーマルオープン = 1)
  • Low active:オン時にスイッチング信号チャンネルが「low」(=OFF = ノーマルクローズ = 0)

それぞれのモード・ロジック・プロセスデータ値(PDV)のスイッチング信号チャンネルの状態は次の通りです。

無効

スイッチング信号チャンネルでモードがDeactivatedに設定されている場合は、プロセス値に関係なくスイッチング信号チャンネルは常に次の値になります。

  • ロジック High activeの場合:常時「low」
  • ロジック Low activeの場合:常時「high」

IFM SMF720 - デジタルスイッチング信号 - 4

图 19: Deactivated / High active

IFM SMF720 - デジタルスイッチング信号 - 5

图 20: Deactivated / Low active

シングルポイントモード

マニュアルまたはティーチングで設定できるSP1のスイッチポイントは1点です。

スイッチポイントとヒステリシスの設定により、SP1-Hのリセットポイントが決まります。

ティーチングで設定する場合、スイッチポイントはヒステリシスでティーチング設定したTP1のプロセス値より低くなります。

IFM SMF720 - デジタルスイッチング信号 - 6

图 21: Single Point Mode / High active

H: ヒステリシス

SP1:スイッチポイント

TP1:ティーチポイント

TP1- ティーチ設定の場合のスイッチポイント (=

H : SP1)

SP1-H リセットポイント

IFM SMF720 - デジタルスイッチング信号 - 7

图 22: Single Point Mode / Low active

H: ヒステリシス

SP1:スイッチポイント

TP1:ティーチポイント

TP1- ティーチ設定の場合のスイッチポイント (=

H : SP1)

SP1-H リセットポイント

ツーポイントモード

SP1とSP2のスイッチポイントを、マニュアルまたはティーチングで設定できます。

スイッチポイントの位置は自由に決定できます。SP1はSP2より上または下にできます。低い方のスイッチポイントがリセットポイントになります。図の例は、SP1がセットポイント、SP2がリセットポイントの場合を示します。

ティーチングの場合は、TPxでティーチングしたプロセス値がそのままスイッチポイントとなります。

ツーポイントモードでは、ヒステリシスは無視されます。

IFM SMF720 - デジタルスイッチング信号 - 8

图 23: Two Point Mode / High active

SP1:スイッチポイント1

SP2:スイッチポイント2

TP1:ティーチポイント1 (= SP1)

TP2:ティーチポイント2 (= SP2)

IFM SMF720 - デジタルスイッチング信号 - 9

图 24: Two Point Mode / Low active

SP1:スイッチポイント1

SP2:スイッチポイント2

TP1:ティーチポイント1 (= SP1)

TP2:ティーチポイント2 (= SP2)

ウインドモード

SP1とSP2の2つのスイッチポイントを、マニュアルまたはティーチングで設定できます。

2点のスイッチポイントによりウインドウの範囲が決まります。

スイッチポイントの位置は自由に決定できます。SP1はSP2より上または下にできます。ウインドウの範囲は、スイッチポイントの低い方が下限値、高い方が上限値となります。

ティーチングの場合は、TPxでティーチングしたプロセス値がそのままスイッチポイントとなります。

プロセスデータ値がウインドウの範囲内にある時、スイッチポイントより超過または低下した場合にスイッチング信号チャンネルの状態が変化します。

プロセスデータ値がウインドウの範囲外にある時、スイッチポイントにヒステリシスを加算/減算した値より超過また低下した場合に、スイッチング信号チャンネルの状態が変化します。

IFM SMF720 - デジタルスイッチング信号 - 10

图 25: Window Mode / High active

H: ヒステリシス

SP1:スイッチポイント1

SP2:スイッチポイント2

TP1:ティーチポイント1 (= SP1)

TP2:ティーチポイント2 (= SP2)

IFM SMF720 - デジタルスイッチング信号 - 11

图 26: Window Mode / Low active

H: ヒステリシス

SP1:スイッチポイント1

SP2:スイッチポイント2

TP1:ティーチポイント1 (= SP1)

TP2:ティーチポイント2 (= SP2)

IO-Linkによるスイッチングチャネルのパラメータ設定

スイッチングチャネルはIO-Linkからのみ設定できます。

▶ 設定するパラメータは次のとおりです。

  • モードSSCx.y Config. Mode
  • スイッチポイント SSCx.y Param. SPx
  • ヒステリシス SSCx.y Config. Hyst
  • ロジックSSCx.y Config. Logic
  • スイッチオン遅延 SSCx.y Switching delay
  • スイッチオフ遅延 SSCx.y Reset delay

11.3.5 出力オフ

- 物理ハードウェアの出力OUT1およびOUT2は、パラメータoux = OFFによりオフに切り替えることができます。対応する出力の抵抗が高くなり信号の出力ができなくなります。

スイッチングチャンネルSSCx.yの状態は、IO-Link接続が有効の場合、引き続き伝送されます。

- スイッチングチャンネルは、パラメータSSCx.y Konfig. Modus = Deactivatedによって個別に無効化できます。その後、対応するスイッチングチャンネルのスイッチング状態は常に無効状態になります。設定がHigh activeの場合は常に「Low」、Low activeの場合は常に「High」となります。

スイッチング信号チャンネルのパラメータ設定は、IO-Linkインターフェースからのみ可能です。

センサキーによるパラメータ設定: 出力オフ

▶ のメニューのSettings > OUTxを開きます。
▶ ouxを選択し、OFFを設定します。

11.4 アプリケーション設定

この章では、固有のアプリケーションに適応させるための設定オプションについて説明します。

11.4.1 標準測定単位

プロセス値がデフォルトでディスプレイに表示される測定単位を選択できます。その他のすべてのパラメータ設定は、この単位に基づきます。

選択可能な値:

- uni. F(流量):

  • SMFxx0 : m/s、l/min、l/h、hl/h、hl/min、 m3 /h、 m3 /min
  • SMFxx1 : m/s、l/min、l/h、hl/h、hl/min、 m3 /h、 m3 /min、ft/s、gpm、gph

- uni. T(温度):

- SMFxx0 : °C
- SMFxx1 : °Cまたは°F 日本国内では、計量法によりSI単位以外使用することができません。

- uni. C(導電率):

- SMFxx0 : mS/cm、μS/cm、S/m
- SMFxx1 : mS/cm、μS/cm、S/m

▶ 測定単位を選択してから、OUTxのパラメータを設定します。

センサキーからのパラメータ設定:標準測定単位

▶ のメニューのSettings > CFGを開きます。
▶ uni.xを選択して測定単位を設定します。

11.4.2 OUT2のプロセス値

OUT2で出力するプロセス値を選択できます。

IFM SMF720 - OUT2のプロセス値 - 1

OUT1の出力は選択できません。OUT1は流量監視専用です。

選択可能な値:

  • FLOW:流量
  • TEMP:温度
  • COND:導電率:
    ▶ プロセス値を選択した後でOUT2のパラメータの詳細設定を行います。

センサの操作ボタンによるパラメータ設定: プロセス値OUT2

√ OUT2の出力機能としてアナログ信号を選択します:◎>OUT2>ou2=1
▶ のメニューのSettings > OUT2を開きます。
▶ SEL2を選択してOUT2の出力プロセス値を設定します。

11.4.3 アナログ出力のエラー動作

FOU2のパラメータから、エラー発生時のアナログ出力OUT2の動作を設定できます。エラー発生時に出力される信号は次の通りです。

FOU2SEL2出力信号説明
ONFLOWTEMPCONDエラー時には出力が21.5 mAになります。プロセス値の異常時にすべてのプロセス値を無効化
OFFFLOWTEMPCONDエラー時に3.5mAを出力
OUFLOWエラー時に3.5mAを出力流量値の異常時にその他のプロセス値の出力を継続
TEMPエラー時には出力が21.5 mAになります。温度値の異常時にその他のプロセス値の出力を継続
CONDエラー時に3.5mAを出力導電率値の異常時にその他のプロセス値の出力を継続

IFM SMF720 - アナログ出力のエラー動作 - 1

FOUのパラメータは、パルス信号・診断スイッチング信号・IO-Linkのプロセスデータ伝送に影響しません。

センサキーからのパラメータ設定:出力のエラー動作

√ OUT2の出力機能としてアナログ信号を選択します:◎>OUT2>ou2=1
▶ のメニューのSettings > OUT2を開きます。
▶ FOU2を選択して、出力OUT2のエラー時動作を設定します。

11.4.4 ダンピング

ダンピング定数を設定することにより、出力信号が安定します。物理的なプロセス値が急激に変化しても、調整された出力になります。

ダンピングの設定・変更により、スイッチング出力とIO-Linkの表示・プロセス値伝送が変わります。

ダンピング定数dAPにより、測定値が急激に変化した場合に、出力信号が最大値の63%に何秒後に達するかを設定できます。

ダンピング定数によりセンサの応答性が遅くなります。(→ 技術データ)

ULおよびOLの信号はダンピング時間を含めて規定されます。

IFM SMF720 - ダンピング - 1

ダンピングが測定値に影響するのは、流量のプロセス値のみです。

設定範囲:

0\~5秒

センサキーからのパラメータ設定: 測定値ダンピング

▶ のメニューのSettings > CFGを開きます。
▶ dAP. Fを選択してダンピング時間を秒単位で設定します(τ値63%)。

11.4.5 低流量カットオフ

流量が低い場合は、パラメータLFC(Low flow cut-off)を使用して無視することができます。LFC値未満の流量は、センサにより停止(Q=0)と判断されます。

LFC値は次の項目に影響します。

  • ディスプレイの流量値表示
  • 流量のデジタルスイッチング信号
  • 流量のアナログ信号

- 消費量の監視(流量のスイッチング/パルス信号)

- 流量の最小・最大メモリ値

IFM SMF720 - 低流量カットオフ - 1

図 27: 低流量カットオフ

+LFC:正方向に流れる最小流量

-LFC:負方向に流れる最小流量

1: 流量がない停止状態として診断

IFM SMF720 - 低流量カットオフ - 2

データシートに記載の精度は、工場出荷時設定のLFC値の場合です。LFC値の設定がこれより低い場合は、センサの精度が低下します。

センサキーによるパラメータ設定: 低流量カットオフ

▶ のメニューのSettings > CFGを開きます。
▶ LFCを選択して、限界値を設定します。限界値を下回ると、流量が停止状態として評価されます。

11.4.6 出力極性

出力極性はP-nのパラメータから設定します。

設定は両方のスイッチング出力に影響します。

  • PnP : PNPスイッチング出力
  • nPn : NPNスイッチング出力

センサキーからのパラメータ設定:出力極性

▶ のメニューのSettings > CFGを開きます。
▶ P-nを選択し、PnPまたはnPnを設定します。

11.4.7 流れの方向

正の流れの方向をユーザーが定義できます。この設定は次の機能に影響を及ぼします:

  • 積算流量の監視(積算機能)→45
  • スイッチング信号による流れ方向の監視 ➡ 43

センサに表示される「flow direction」(流れ方向)のテキストと矢印が、正方向の流れを表します(工場出荷時設定)。流速測定の方向を、Fdirのパラメータにより逆方向に変更できます。

Fdir流れの方向
+工場出荷時設定の流れの方向
-工場出荷時設定の逆流方向

センサキーによるパラメータ設定: 流れの方向

▶ のメニューのSettings > CFGを開きます。
▶ Fdirを選択し、媒体の流れの方向を設定します。

11.4.8 ゼロ点調整

ディスプレイユニット(変換器)と測定回路が一体化した装置は、それぞれの周囲環境により測定が不正確になる場合があります。

測定値と実際のプロセス値との間にシステム上誤差が生じる場合は、パラメータcoF.xを使用して補正することができます。

  • coF. F = 流量測定の校正オフセット
  • coF. C = 導電率測定の校正オフセット

IFM SMF720 - ゼロ点調整 - 1

[coF. F]と[coF. C]の単位は、流量と導電率のプロセス値に設定された標準測定単位となります → 52。

内部のゼロ点が設定した値の分だけ移動します。

IFM SMF720 - ゼロ点調整 - 2

IFM SMF720 - ゼロ点調整 - 3

図 28: ゼロポイントキャリブレーション (キャリブレーションオフセット)

MEW:測定範囲の最大値

t: 時間

V0:工場出荷時設定の測定値曲線
V1:補正後の測定曲線
V2:補正後の測定曲線

設定範囲:

coF . F = - 10 % +10 %; coF . C = -50000 µS / cm +50000 µS / cm

IFM SMF720 - ゼロ点調整 - 4

アプリケーションリセットとBtB(Back to Box)リセットのどちらでも、パラメータを工場出荷時設定にリセットできます。

工場出荷時校正:

センサは、工場出荷時に流量測定用の校正を行っています。

工場出荷時のセンサの校正に使用した校正オフセットは、センサまたはIO-Linkから確認できます。尚、この値を設定することはできません。

校正オフセットは校正証明書にも記載されています。

センサキーを使用した工場出荷時の校正オフセットの表示:

▶ ①のメニューのDevice informationを開いて校正オフセットを表示します。

センサキーによるパラメータ設定: ゼロ点調整

▶ のメニューのSettings > CFG > CALを開きます。
▶ coF.xを選択し、校正オフセットを設定します。

11.4.9 測定特性の校正

校正係数CGA.xは、使用される媒体の特性に合わせてセンサの温度-粘度補正を調整するために使用されます。この校正係数により流量測定特性の勾配が変わります。

  • CGA. F = 流量測定の校正係数
  • CGA. C = 導電率測定の校正係数

IFM SMF720 - 測定特性の校正 - 1

測定特性の傾斜の変更は、%で示されます。工場出荷時設定はCGA=100%です。変更後、設定は工場出荷時設定にリセットできます。

IFM SMF720 - 測定特性の校正 - 2

図 29: 測定特性の校正

MW:測定値

V0:工場出荷時設定の補正係数

V1:+50%オフセット後の補正係数
V2:-50%オフセット後の補正係数

設定範囲:

50%\~150%

IFM SMF720 - 測定特性の校正 - 3

アプリケーションリセットとBtB(Back to Box)リセットのどちらでも、パラメータを工場出荷時設定にリセットできます。

工場出荷時校正:

センサは、工場出荷時に流量測定用の校正を行っています。

工場出荷時の校正で使用された校正係数は、センサ上で、またはIO-Linkから確認できます。尚、この値を設定することはできません。

校正係数は校正証明書にも記載されています。

センサキーによる工場出荷時の校正係数の表示:

▶ ①のメニューのDevice informationを開いて校正係数を表示します。

本体ボタンによるパラメータ設定:測定特性の校正

▶ のメニューのSettings > CFG > CALを開きます。
▶ CGA.xを選択し、測定特性の勾配をパーセント単位で設定します。

11.4.10 媒体の温度への影響

導電率は温度によって変化します。温度が上昇すると導電率が変化します。各媒体によって異なる温度の影響を、既知の温度係数(TK)によりセンサを補正できます。

温度補正はT. Cmpのパラメータから設定します。温度を補正した導電率値は、標準温度時(25℃、rEF. Tのパラメータの工場出荷時設定)のものとなります。

IFM SMF720 - 媒体の温度への影響 - 1

TKの値を変更しない媒体を、すべてのセンサに設定する必要があります(センサに非依存の特性値)。これ以外に、測定原理やセンサのロット・製造元が影響することはありません。

IFM SMF720 - 媒体の温度への影響 - 2

媒体の温度係数が未知の場合は、決定することができます。

→ 温度係数tempcoの判定

IFM SMF720 - 媒体の温度への影響 - 3

IO-Link通信では、検出する値の精度を向上させるために媒体の現在のTK値をコントローラにレシピとして保存できます。

温度係数TKの決定

▶ T. CmpとdAPのパラメータをゼロに設定します。: T. Cmp = 0、dAP = 0
▶ 変更した▶ 値をセンサに書込みます。
▶ 媒体を25℃等に調整し、2分後の導電率値を記録します。
▶ 媒体を45℃等まで加熱し、2分後の導電率値を記録します。

書込む値の例:

媒体が 25° C = 500 µS / cm 、媒体が 45° C = 800 µS / cm 、温度変化 = 20 K

▶ 導電率の変化をパーセントで計算します。

▶ 導電率は300 μS/cm増加しました。

パーセント差は300/500 = 60 %となります。

▶ 温度係数TKを計算します。: パーセントと温度の差分からTKを求めます。TK = 60% / 20 K = 3 % / K
▶ 求めたTKを、T. Cmpのパラメータに適用できます。
例: T. Cmp = 3。必要に応じてダンピング(dAPのパラメータ)を再度設定します。
▶ 値をセンサに書込みます。

11.4.10.1 センサキーによるパラメータ設定:温度補償

▶ のメニューのSettings > CFG > CALを開きます。
▶ T. Cmpを選択して媒体の温度係数を設定します。
▶ rEF. Tを選択して基準温度を入力します。

11.4.11 日時

日時を設定して、イベントと測定にタイムスタンプを付けることができます。

このためには、セットアップ時に日時を必ず設定します。時刻設定は、12時間または24時間の時間形式が選択できます。日時が設定されていない場合、クロックは初期値(2024/01/01)から開始します。

IFM SMF720 - 日時 - 1

センサは蓄電ユニットを内蔵しているため、停電から復旧するまでの間、設定を保存します。停電時間が長い場合は、ディスプレイに⑨のマークと日時非設定のメッセージが表示されます。

▶ 日時をリセットします。

センサキーによるパラメータ設定:日時

▶ のメニューのSettings > CFGを開きます。

▶ Dateを選択して日時を設定します。
- 日付:年、月、日
- クロック形式:24hまたは12h
- 時刻:時、分

IFM SMF720 - 日時 - 2

▶ ⑨または▲で数値を変更します。
▶ 数値を確定して◎で次の設定に移ります。

11.4.12 省エネモード

センサは省エネモードで動作可能です。

ECOパラメータから次の2つの省エネレベルが選択できます。: ECO、ECO+。

省エネモードのオフは、設定をOFFにします。

どちらの省エネモードも、E.dibとE. LEDのパラメータから設定できます。ECO+モードの場合は測定レートも設定できます。

ECO =設定オプション
表示輝度E.dib動作状態表示LED E. LED測定レートE.rAt
[ECO]25 %、50 %、75 %、100 %、OFFOn、OFF、Noti、PdOU、PArA参照:動作状態表示LED ➡ 71---
[Eco+]現在の測定レート*:60~900秒

表 14: 各省エネモードの設定オプション。
*データシートに記載の精度は、工場出荷時設定の場合です。ECO+モードから測定レートを変更すると、センサの測定精度に直接影響します。

IFM SMF720 - 省エネモード - 1

ECO = OFFの設定時は、表示輝度と動作状態表示LED ➡ 71の基本設定が適用されます。

センサキーによるパラメータ設定:省エネモード

▶ のメニューのSettings > CFGを開きます。
▶ ECOを選択してモードを設定します。OFF、ECO、ECO+
▶ E.dibを選択して、表示の明るさを設定します。25%、50%、75%、100%、OFF
▶ E. LEDを選択して、動作状態表示LEDの表示オプションを選択します:On、OFF、Notification、PArA、PdOU

ECO+の選択時のみ

▶ E.rAtを選択して測定レートを設定します。

11.4.13 積算リセット

積算計VTOTL1とVTOTL2はさまざまな方法でリセットできます:

リセットのタイプパラメータ
1.マニュアルリセット• rTox = rES. T
2.時間制御によるリセット• rTox =- ... Hours = ○時間後にリセット- ... Days = ○日後にリセット- ... Weeks = ○週間後にリセット
3.外部信号によるリセット• ou2 = In. D• DIn2 :- +EDG = 立上りエッジでリセット- -EDG = 立下りエッジでリセット- HIGH = high信号でリセット- LOW = low信号でリセット
4.オーバーフローによるリセット(最大表示範囲に到達)• rTox = OFF

IFM SMF720 - 積算リセット - 1

外部信号によりリセットできるのは、積算流量VTOTL1のみです。

積算計Vol. Lはリセットできません。

上記のいずれかの方法で積算流量VTOTL1をリセットすると、積算流量監視の出力もリセットされます。

→ スイッチング信号による積算 → 46。

センサキーによるパラメータ設定: 積算リセット

1. 手動リセット:

▶ のメニューのSettings > TOTLを開きます。
▶ rToxを選択してrES. Tを設定します。
▷ 積算がリセットされます。

2. 時間制御によるリセット:

▶ のメニューのSettings > TOTLを開きます。
▶ rToxを選択し、時間を週(w)、日(d)、または時間(h)の単位で設定します。
▷ 設定時間の経過後、積算が自動的にリセットされます。

3. 外部信号によるリセット:

▶ のメニューのSettings > OUT2を開きます。
▶ ou2を選択し、デジタル入力を設定します:In. D.
▶ DIn2を選択し、リセット信号を設定します:HIGH、LOW、+EDG、-EDG。
▷ ピン2からリセット信号を受信すると、積算流量がリセットされます。

4.オーバーフローによるリセット:

▶ のメニューのSettings > TOTLを開きます。
▶ rToxを選択し、OFFを設定します。
▷ 最大表示範囲を超過すると、直ちに積算計がリセットされます。

11.4.14 積算のカウント方法

流量計VTOTL1とVTOTL2は、積算流量を計算する際に流れの方向を考慮します。次のカウント方法はパラメータFProxにより定義できます:

FProxカウント方法
0+負の流量値(マークされた流れの方向と逆)は合計する際に考慮されません。
-0正の流量値(マークされた流れの方向)は合計する際に考慮されません。
-+負の流量値は消費量から減算されます。
++すべての流量値は、流れの方向にかかわらず合計されます。

表 15: 積算のカウント方法

Vol. Lのカウント方法は設定できません。生涯積算計は、流れの方向にかかわらず、すべての流量を合計します。

カウント方法は、積算流量監視の出力信号に影響します。

→ 積算流量の監視(積算機能)→ 45。

IFM SMF720 - 積算のカウント方法 - 1

図 30: 流れ方向を含む積算流量の合計

+Q:正方向の流量

-Q:負方向の流量

V: 流量の絶対値 (=負と正の合計流量)

1: 流れが負方向に変化

2: 流れが正方向に変化

3: 流れ方向を含む積算流量

流れの方向が変化するとき、最低流量LFCが考慮されます。

→ 低流量カットオフ → 54。

センサキーによるパラメータ設定: 積算のカウント方法

▶ のメニューのSettings > TOTLを開きます。
▶ FPro1を選択し、積算計VTOTL1のカウント方法を設定します。
▶ FPro2を選択し、積算計VTOTL2のカウント方法を設定します。

11.4.15 センサのリセット

次の2つの方法でセンサをリセットできます。

IFM SMF720 - センサのリセット - 1

どちらのリセットアプリケーションも最初のセットアップからの累積動作時間はリセットされません。

APPL = アプリケーションリセット

以下が工場出荷時設定にリセットされます。

- Application Specific Tag、Function Tag、およびLocation Tagなどのデバイス識別パラメータを除くすべてのパラメータおよびデバイス設定。

IFM SMF720 - センサのリセット - 2

IO-Linkデータ保存が有効の場合、マスタのパラメータを直ちに更新します。

BtB = Back to Box

以下が工場出荷時設定にリセットされます。

  • Application Specific Tag、Function Tag、およびLocation Tagなどのデバイス識別パラメータを含むすべてのパラメータおよびデバイス設定。
  • 診断パラメータ、状態パラメータ、イベント。
  • 最小・最大メモリ値

IFM SMF720 - センサのリセット - 3

Back to Boxリセット後は電源が遮断されるまでセンサは通信と測定を停止します。IO-Linkはデータ保存を行いません。

センサキーによるセンサのリセット

▶ のメニューのSettings > CFG > RESを開きます。
▶ APPLまたはBtBを選択してYesに設定します。

BtBを選択した場合:

▶ 一度電源を切り、再び電源を入れて接続します。

▷ センサが再起動します。

11.5 ディスプレイ設定

ディスプレイの表示は各パラメータにより調整が可能です。

以下に記載されているパラメータは、☑ Displayメニュー、IO-Linkから、あるいはウィザードのいずれかで設定します。

11.5.1 表示言語

表示言語はパラメータLanGにより設定できます。

選択可能な言語:

  • DE:ドイツ語
  • EN:英語
  • ES:スペイン語
  • FR: フランス語
  • IT: イタリア語
  • JA:日本語
  • KO:韓国語
  • PT:ポルトガル語
  • ZH:中国語

センサキーによるパラメータ設定: 表示言語

▶ Displayメニューに移動します。
▶ LanGを選択して言語を設定します。

11.5.2 表示の回転

パラメータdiS. Rを使用して、表示テキストを時計回りに回転し、読みやすくすることができます。

選択可能な値:

  • 0°(回転なし)
    • 90°
    • 180°
    • 270°

センサキーによるパラメータ設定: 表示の回転

▶ Displayメニューに移動します。
▶ diS. Rを選択して表示の回転を設定します。

11.5.3 表示輝度

表示輝度はパラメータdiS. Bにより設定できます。

選択可能な値:

• 25 %
• 50 %
• 75 %
• 100 %

- OFF:動作モードで表示機能をオフにします。

いずれかのキーを押すと表示がオンになります。30秒間操作がないと表示は再度オフになります。

IFM SMF720 - 表示輝度 - 1

設定がOFFになっていても、警告やエラーメッセージは表示され、位置通知の点灯機能はオンになります。

IFM SMF720 - 表示輝度 - 2

本体が高温になると、ディスプレイの明るさを次のように自動調整します。

本体温度 > 75 ℃:明るさが25%に低下します。

本体温度 ≥ 90 °C:表示が自動的にオフになります。

センサキーによるパラメータ設定: 表示輝度

▶ Displayメニューに移動します。
▶ diS. Bを選択し、表示の輝度を設定します。

11.5.4 ディスプレイの更新レート

表示の更新レートは、パラメータdiS. Uにより設定できます。

選択可能な値:

  • d1:高速
  • d2:中
  • d3:低速

センサキーによるパラメータ設定: 表示の更新レート

▶ Displayメニューに移動します。
▶ diS. Uを選択して更新レートを設定します。

11.5.5 ディスプレイのレイアウト

標準表示はパラメータdiS. Lから設定できます。

IFM SMF720 - ディスプレイのレイアウト - 1

この機能は、IO-Linkとウィザード ➞ 76からのみ利用できます。

基本表示に対して、以下の表示のうち最大4つを選択できます。

  • プロセス値、現在の流量
  • プロセス値、現在の消費量(積算流量)
  • プロセス値、現在の温度
  • プロセス値、現在の導電率
  • 流れ方向の矢印 ➡ 31

IFM SMF720 - ディスプレイのレイアウト - 2

IFM SMF720 - ディスプレイのレイアウト - 3

IFM SMF720 - ディスプレイのレイアウト - 4

IFM SMF720 - ディスプレイのレイアウト - 5

図 31: ディスプレイのレイアウト
IFM SMF720 - ディスプレイのレイアウト - 6

IFM SMF720 - ディスプレイのレイアウト - 7

IFM SMF720 - ディスプレイのレイアウト - 8

IFM SMF720 - ディスプレイのレイアウト - 9

図 32: レイアウトの設定例プロセス値の順番は自由に選択できます。

センサキーによるパラメータ設定:ディスプレイのレイアウト

▶ のメニューのSettings > CFGを開きます。
▶ WIZを選択し、YESで確定してdis. Lを選択します。
▶ ディスプレイのレイアウトを選択します。
▶ プロセス値を順番に選択します:FLOW、TOTL、F_Dir、TEMP、COND(5つのうち、選択できるのは4つまで)。

11.5.6 表示色の設定

IFM SMF720 - 表示色の設定 - 1

これはIO-Link専用の機能です。

表示のフォントの色は、パラメータcoL.xで設定できます。

  • coL. F: 流量のフォントの色
  • coL. T: 温度のフォントの色
  • coL. C:導電率のフォント色

各プロセス値の色を、次のパラメータにより設定できます。

IFM SMF720 - 表示色の設定 - 2

積算計のフォント色の設定は不可。

常時同じ色の表示

IFM SMF720 - 表示色の設定 - 3

图 33: 例:coL. F = bk/wh

黒い背景でフォント色は常に白:

coL. F =coL. T =coL. C =フォントの色
bk/wh

リミット値の設定に合わせた色の変化

測定値がcFL.x~cFH.xのリミット範囲内にある場合は、選択したパラメータに応じて次のようになります。

coL. F =coL. T =coL. C =フォントの色
r-cF
G-cF

IFM SMF720 - 表示色の設定 - 4

A
IFM SMF720 - 表示色の設定 - 5

B
IFM SMF720 - 表示色の設定 - 6

图 34: 例:温度 coL. T = bk/wh、A:流量 coL. F = r-cF、B:導電率 coL. C = G-cF

出力機能に関係なく、ウィンドウのリミット値の幅を測定範囲内で設定できます。

  • 流量:cFL. F = 下限值cFH. F = 上限值
  • 温度:cFL. T = 下限值cFH. T = 上限值
  • 導電率:cFL. C = 下限值、cFH. C = 上限值

IO-Linkによる色設定

色設定はIO-Linkからのみ可能です。

▶ 設定するパラメータは次のとおりです。
• 色設定:coL. F、coL. T、coL. C。

coL.x = r-cFまたはG-cFの場合のみ:

  • 色変化に対する下限値:cFL. F、cFL. T、cFL. C。
  • 色変化に対する上限値:cFH. F、cFH. T、cFH. C。

11.6 診断

センサは動作中に自己監視を行い、次の方法で診断結果を表示します。

  • ディスプレイ上のメッセージ表示 ➡ 79
  • LEDフレームの色の変化による警告またはエラー表示 ➡ 71
  • スイッチング信号またはIO-Linkによる診断メッセージ表示 ➡ 43

また、次の診断情報をディスプレイとIO-Linkで表示することができます。

  • 積算計の値の読取り → 69
  • [メモリ] → 70
  • 動作時間カウンタ → 70
  • 内部温度 → 71
  • 動作状態表示LED ➞ 71
  • イベント履歴 → 72

11.6.1 積算計の値の読取り

積算計のVTOTL1およびVTOTL2と、積算保存期間のVol. Lについては、ディスプレイまたはIO-Linkインターフェースからいつでも次の値を表示できます。

積算値VTOTL1およびVTOTL2

  • 現在流量(=積算計の前回リセット以降の消費量)
  • 積算計の前回リセット以前の値
  • 積算計の前回リセット以降の時間

積算値Vol. L(全稼働時間の積算流量の保存期間)

  • 優先方向(=正の流れの方向)の流量
  • 非優先方向(=負の流れの方向)の流量
  • 合計流量(= 正方向 + 負方向の流れ)

センサでの積算流量の値の表示

▶ のメニューのSettings > TOTLを開きます。
▶ i. TOTを開きます。
▶ 積算計を選択し、積算流量の値を確認します。

11.6.2 [メモリ]

センサはプロセスの最大および最小測定値を保存しています。

現在の値は装置の表示またはIO-Linkインターフェースから読取ることができます。

選択可能な値:

  • 最小流量值
  • 最大流量值
  • 最低温度值
  • 最高温度值
  • 最小導電率
  • 最大導電率

IFM SMF720 - [メモリ] - 1

最初に装置を通常の動作モードで運転した場合、すぐにメモリを消去することを推奨します。

メモリの表示:

▶ のメニューの Diagnostics を開きます。
▶ Lo.xまたはHi.xを選択して、測定値の最大値または最小値を表示します。

メモリのクリア:

▶ のメニューの Diagnostics を開きます。
▶ Lo.xまたはHi.xからResetとYesを選択します。
▷ プロセス値x (F = 流量、T = 温度、C = 導電率) のメモリがリセットされます。

11.6.3 動作時間カウンタ

初回セットアップ時からの動作時間が装置によって保存されています。

現在の値は装置の表示またはIO-Linkインターフェースから読取ることができます。

IFM SMF720 - 動作時間カウンタ - 1

電源が遮断された場合は直前の1時間以前のカウント値は失われます。

センサの動作時間の表示

▶ のメニューの Diagnostics を開きます。
▶ Operating hoursを選択し、値を読取ります。

11.6.4 内部温度

このセンサは内部温度を測定します。

現在の値は装置の表示またはIO-Linkインターフェースから読取ることができます。

本体が高温になると、動作状態を表示するLEDフレームが赤く点灯して知らせます。

IFM SMF720 - 内部温度 - 1

本体が高温になると、ディスプレイの明るさを次のように自動調整します。

本体温度 > 75 ℃:明るさが25%に低下します。

本体温度 ≥ 90 °C:表示が自動的にオフになります。

センサの本体温度の表示

▶ のメニューのDiagnosticsを開きます。
▶ Internal temperatureを選択し、値を読取ります。

11.6.5 動作状態表示LED

LEDフレームにより、センサの動作状態を全方向から確認できます。→30

LED信号デバイスのステータス
LEDフレームが赤の点滅(1 Hz)センサ動作が仕様範囲外。配管内で媒体が検出されない(設定がCFG>FD. On=Onの場合のみ)。
LEDフレーム 赤エラー
LEDフレーム 青メンテナンスが必要
LEDフレーム 緑正常な電圧供給と動作

表 16: Namur NE107規格に準拠したステータス信号
複数の診断イベントが同時に発生した場合、優先度が最高のイベントの診断メッセージのみが表示されます。

→ 警告メッセージ → 79
→ エラーメッセージ → 80
動作状態表示LEDの機能と色は変更することができます。

LEDモード動作状態表示LED
OnLEDフレーム 常時オン通常動作は緑、診断は青または赤
OFFLEDフレーム 常時オフ
Noti通常動作時にLEDフレームの点灯をオフ診断時のみLEDフレームを点灯(青または赤)
PdOU*IO-LinkプロセスデータのPD OUTからLEDフレームを制御
PArA*LEDフレームを設定した色(赤・緑・青・黄)で常時点灯

* IO-Linkのみ設定可能

センサキーによるパラメータ設定: 動作状態表示LED

▶ Displayメニューに移動します。
▶ LED.mを選択し、動作状態表示LEDを設定します。

IFM SMF720 - 動作状態表示LED - 1

液体検出の動作状態LEDを有効にする方法 ➡ 44:

▶ Settings > CFG > FD. Onのメニューを開き、Onに設定します。

11.6.6 イベント履歴

センサが受送信したイベントに説明とタイムスタンプを付けて記録します。このため、センサの日時は必ず設定してください ➡ 59。

センサのディスプレイに直前に発生した20件のイベントを表示できます。

合計200件までのイベントをセンサに保存できます。保存したイベントを、IO-Link通信によりセンサからエクスポートできます → 75。

センサのイベント表示

▶ のメニューのEvent Historyを開いてイベントを表示します。

11.7 サービス機能

11.7.1 デバイス情報

デバイス情報(変更不可)が装置に保存されています。次の項目を取り上げています。

• 製品名
• 製品一覽
- メーカー
- メーカーID
- デバイスID
- シリアル番号
- ハードウェア/ファームウェアのリビジョン
• 說明

さらに、適切なパラメータ設定ソフトウェアを使用して、IO-Linkインターフェース経由で、最大長32文字の自由に設定可能なタグをこの装置に割り当てることができます。次の項目を取り上げています。

  • アプリケーション固有のタグ
  • 機能タグ
  • 場所タグ

デバイス情報の表示

▶ ①のDevice informationメニューを開いてデバイス情報を表示します。

11.7.2 コンフィグレーション

サービスメニューからセンサのすべての設定をディスプレイに表示できます。パラメータ・現在の設定値・工場設定時設定をリストに一覧表示します。

センサの設定の表示

▶ ✗ Serviceメニュー > o. CFGを開きます。
▶ Current settingsを選択します。

▷ 工場設定から変更したパラメータのみを表示します。

または

▶ All settingsを選択します。
▷ すべてのパラメータが一覧表示されます。

11.7.3 シミュレーション

この機能によりプロセス値をシミュレーションして信号パスを検証します。

測定値をシミュレーションすることにより、エラーメッセージや警告の原因を見つけることができます。(例:OL)

シミュレーションが開始されると、積算計の値は保持され、シミュレーションされた積算計は0に設定されます。その後、シミュレーションされる流量値はシミュレーションされる積算器に影響を与えるようになります。シミュレーションが終了すると、積算器の初期値がリストアされます。

シミュレーション実行中:

  • シミュレーションは現在の測定値には影響しません。出力は前に設定したように機能します。
  • 実際には流量がある場合でも、積算計の元の値は変化せずに保存されます。
  • 現在のアプリケーションのエラーメッセージは利用できません。シミュレーションによって抑制されます。

シミュレーション可能な値:

  • 流量・温度・導電率のプロセス値
  • 測定範囲を超える測定値(cr. UL、UL、OL、cr. OL)
  • センサがデータを受信しない場合(NoData)
  • 測定管に媒体がない場合(Fluid Detection)。

設定するパラメータ

  • シミュレーション時間S. Tim
  • プロセス値:

  • 流れS. FLW:プロセス値、OL、cr. OL、UL、cr. UL、NoData

  • 温度S. TMP:プロセス値、OL、cr. OL、UL、cr. UL、NoData
  • 伝導率S. CND:プロセス値、OL、cr. OL、UL、cr. UL、NoData

  • 診断ケース:No Diagnose / Fluid Detection

  • シミュレーション時間S. Tim
  • コマンドStart simulation

センサキーによるパラメータ設定: simulation

▶ ヌのメニューのService > SIMを開きます。
▶ S. FLWを選択してシミュレーションする流量値を設定します。
▶ S. TMPを選択してシミュレーションする温度値を設定します。
▶ S. CNDを選択してシミュレーションする導電率の値を設定します。

IFM SMF720 - シミュレーション - 1

crUL、UL、OL、crOL、NoDataのパラメータは、スループット時に値が測定範囲より超過または低下した場合のみ表示されます。

▶ S. DIAGを選択して、設定を選択します。

  • n. DIA:正常に動作
  • FD. On:測定管内に媒体なし
    ▶ S. Timを選択してシミュレーション時間を分単位で設定します。

▶ S. Onを選択して機能を設定します:

  • On: シミュレーション開始。S. Timで設定した時間、値がシミュレーションされます。任意のキーを押すと中止します。
  • OFF: シミュレーションは無効です。

11.7.4 ドキュメント

センサのディスプレイにウェブサイト(www.ifm.com)の製品情報のQRコードを表示し、リンクを直接開くことができます。

IFM SMF720 - ドキュメント - 1

IFM SMF720 - ドキュメント - 2

IFM SMF720 - ドキュメント - 3

IFM SMF720 - ドキュメント - 4

この機能は、IO-Linkインターフェースでは使用できません。

QRコードの読取

▶ ※のServiceメニュー>QRを開きます。
▶ 目的のQRコードが表示されるまで、▶と◀ボタンを押します。
▶ スマートフォンのカメラを使用してQRコードをスキャンし、スマートフォンに表示されるリンクを開きます。

11.7.5 バイナリデータ転送 (BLOB)

センサのバイナリデータを1つの大きなファイル(BLOB = Binary Large Object)として読込むことができます。

データをBINファイルにエクスポートします。

この機能を使用する場合はIO-LinkのBLOBインターフェースをサポートするソフトウェアツール(ifm moneo等)が必要です。

BINファイルは以下のログ記録情報を含みます。

  • デバイス識別情報
  • 動作時間
  • イベントログ:

  • タイムスタンプ付イベント履歴

  • イベントコード
  • イベント内容
  • イベント回数
  • デバイス再起動の回数

最新の200件のイベントが保存されます。

IFM SMF720 - バイナリデータ転送 (BLOB) - 1

電源が遮断された場合は、直前の10分間に発生したイベントの記録が失われる場合があります。

11.7.6 光による位置確認

このセンサは、IO-Linkインターフェースにより、リモートで位置を確認できます。

コマンドLocator Startの実行中は、LEDフレームが緑に点滅します。

▶ コマンドLocator Stopで機能を終了します。

IFM SMF720 - 光による位置確認 - 1

コマンドで機能を終了しない場合は、10分後に状態表示LEDの点滅が自動的に停止します。

11.7.7 ロック/ロック解除

この製品は意図しない設定が行なわれるのを予防するため、電子的にロックできます。

このロックにより、装置上のキーから設定を変更できなくなります。

工場出荷時の設定:アンロック

センサキーによるパラメータ設定: ロック/ロック解除

ロック:

▶ センサが通常の動作モードにあることを確認してください。
▶ ◀と▶のキーを同時に約10秒間長押しし、menu lockedが表示されたら離します。

ロック解除:

▶ センサが通常の動作モードにあることを確認してください。
▶ ◀と▶のキーを同時に約10秒間長押しし、menu unlockedが表示されたら離します。

11.7.8 ガイド付きインストール(ウィザード)

ウィザードからセンサキーを操作してパラメータを設定できます。

ガイド付きインストールは、センサの電源をオンにした初回の時のみ表示 ➡ 39され、それ以降はWIZのパラメータからいつでも表示できます。

センサキーによるガイド付きインストール

▶ のメニューのSettings > CFGを開きます。
▶ WIZを選択します。

▶ キーを操作して表示される各パラメータをそれぞれ設定し、● ボタンで確定します。
▷ 必要なパラメータをすべて設定するとインストール完了のメッセージが表示され、プロセス値表示に切り替わります。

IFM SMF720 - ガイド付きインストール(ウィザード) - 1

設定内容は次の画面で確認できます:コンフィグレーション ➡ 73。

12 動作

電源投入してパワーオン遅延時間後、装置は通常の動作モードになります。測定および評価機能が実行され、設定されたパラメータに従って出力します。

13 トラブルシューティング

センサーには多くの自己診断オプションがあります。動作中、センサーは自動的に監視します。

表示がオフの場合でも、警告およびエラー状態が表示されます。エラー表示はIO-Link経由でも利用できます。

状態信号はNAMUR推奨NE107に従って分類されます。

複数の診断イベントが同時に発生した場合、優先度が最高のイベントの診断メッセージのみが表示されます。

その他表示される警告やエラーメッセージは次の通りです。

- 診断中のスイッチング信号 → 43

- 動作状態表示LEDの色 ➞ 71

ある測定値の障害の場合でも、他の測定値は利用可能です。例外: 流量のプロセス値がエラーの場合はその他のプロセス値を出力しません。

IFM SMF720 - トラブルシューティング - 1

IO-Linkから追加の診断機能を利用できます。documentation.ifm.comの→ IO-Linkインターフェースの説明

13.1 警告メッセージ

ステータス*ディスプレイ動作状態表示LEDIO-Linkイベントコード課題ソリューション
タイトルプロセス値表示
2温度超過現在の有効なプロセス値赤、点滅(1 Hz)0x4210センサの許容温度超過▶熱源を除去してください。
2内部温度現在の有効なプロセス値赤、点滅(1 Hz)0x4220センサの許容温度未満▶センサを絶縁してください。
3交互に表示:"Simulationactive"/"Application
Tag"
シミュレーションのプロセス値シミュレーション値による0x8C01シミュレーションが有効です。▶シミュレーションを停止します。
2上限OL赤、点滅(1 Hz)0x8C10プロセス値が有効範囲を超過▶アプリケーションを確認
2下限ULに適合しています。赤、点滅(1 Hz)0x8C30プロセス値が有効範囲未満▶アプリケーションを確認
1インターフェース障害現在の有効なプロセス値0x8CE0ローカルユーザインターフェースの障害▶センサのユーザインターフェースを確認します。
2媒体検出無し0赤、点滅(1 Hz)0x8CC1測定管内の液量または媒体の導電率が低い▶アプリケーションを確認▶FD. On = OFFを設定します。⇨71

表 17: 警告メッセージ* ステータス:1 = 要メンテナンス、2 = 仕様範囲外、3 = 機能テスト

IFM SMF720 - 警告メッセージ - 1

警告時はFOU = OUの設定によるアナログ出力動作を行います。例外: 短絡。

13.2 エラーメッセージ

状態*ディスプレイ動作状態表示LEDIO-Linkイベントコード事象対策
タイトルプロセス値表示
4デバイスエラー----0x5000デバイスのハードウェアエラー/デバイスに欠陥。▶ デバイスを交換してください。
3部品の故障まだ有効なすべてのプロセス値。エラーのあるプロセス値は「Err」として表示。赤点滅(1 Hz)0x5010プロセス値にエラー。▶ センサを修理、もしくは交換してください。
3パラメータエラーPArA0x6320パラメータエラー▶ BtBリセットを実行してください。
3短絡SC OUTx赤点滅(1 Hz)0x7710短絡▶ 配線を確認してください。
3許容限界cr. OL赤点滅(1 Hz)0x8C20測定範囲超過▶ アプリケーションを確認してください。
3許容限界cr. UL赤点滅(1 Hz)0x8C20測定範囲未満▶ アプリケーションを確認してください。

表 18: 警告メッセージ。*状態:3 = 機能テスト、4 = エラー

エラーの場合、アナログ出力はFOU2の設定に従って動作します。

14 保守、修理および廃棄

パッケージの製品シールに損傷がない場合のみ、製品交換が可能です。

故障したセンサは、製造元に返送して修理することができます。

製造業者だけが、この製品の修理を許されています。

▶ 本センサを返品する場合は、汚れがない事を確認し、特に有害な有毒物質が付着していないようにしてください。

14.1 メンテナンス

校正:

▶ プロセスの要求に従って定期的に校正を実施してください。推奨:12か月毎

厳しい環境下で使用する場合、校正が多い頻度で必要になる場合があります。例:

  • 高温による負荷
  • 高い機械負荷(振動と衝撃)
  • 付着・堆積しやすい媒体

IFM SMF720 - メンテナンス - 1

ifm校正サービス→校正証明書(www.ifm.com)。

シールの清掃:

▶ センサとプロセスアダプタの間にある2つのシールは、付着物やキズがないか定期的に確認してください。
▶ 汚れた場合は、薬品処理をしていない柔らかい乾いた布を使用して拭くか、シールを交換してください。シール交換の回数は、掃除の頻度や媒体温度、清掃時の温度により異なります。

清掃:

▶ ボタンロックを必ずオンにしてからセンサを清掃してください。

IFM SMF720 - メンテナンス - 2

ロックしない場合、高圧洗浄の温度や圧力の急変により、意図しないボタン操作が実行されるおそれがあります。ソフトウェアからボタンをリセットする場合、1分程かかる場合があります。

▶ センサを清掃するときは、測定電極に指で触れないでください ➡ 10。

IFM SMF720 - メンテナンス - 3

指で電極や温度測定用の電極に触れると、導電率を誤測定するおそれがあります。指の汗や皮脂により測定信号が変化します。

14.2 電子ユニットの交換

電子ユニットが故障した場合は、新しいユニットに交換できます。

IFM SMF720 - 電子ユニットの交換 - 1

ディスプレイ付き電子ユニットを、ディスプレイのない電子ユニットと交換することはできません。適合アクセサリはこちらをご覧ください。www.ifm.com。

IFM SMF720 - 電子ユニットの交換 - 2

電子ユニットを交換すると、工場出荷時の校正証明書のシリアル番号と新しい電子ユニットのシリアル番号が一致しないため、元のユニットの工場出荷時の校正証明書が無効になります。

IFM SMF720 - 電子ユニットの交換 - 3

図 35: 取付け / 取外し

1:電気接続用コネクタ
2: 4 x M5六角ナット
3:シール(ソケット付き回路基板しっかりと接着した状態)
4:ソケット付き回路基板(測定管内の電子機器に恒久的に繋がれた状態)
5: ねじボルト

6:電子ユニットのプラグ
7: ブラケット

IFM SMF720 - 電子ユニットの交換 - 4

電子ユニットはシールを付属していません。交換する場合は、以前のシールを再利用します。

IFM SMF720 - 電子ユニットの交換 - 5

注意

感電のおそれ

▷ 作動中に部品に触れると、ケガのおそれがあります。
▶ 電子ユニットの取外し/取付けの前は、必ず電源を切ってください。

方法:

IFM SMF720 - 電子ユニットの交換 - 6

注意

電子ユニット交換時にセンサが壊れるおそれ

▷ 正しく交換しない場合は製品が保証されません。
▶ 内部ケーブルが破損しないようにしてください。
▶ センサを開ける時は、内部に水分や異物が絶対に入らないようにしてください。

IFM SMF720 - 電子ユニットの交換 - 7

図 36: 故障した電子ユニットのねじを抜きます。

▶ 電気接続部のコネクタ(1)を緩めます。
▶ 電子ユニット背面の4本のM5六角ナット(2)を緩めます。

IFM SMF720 - 電子ユニットの交換 - 8

図 37: シールを取外します。

▶ 故障した電子ユニットをブラケット(7)からわずかに持ち上げます。
▶ シール(3)をねじボルト(5)から取外します。

! ブラケットからケーブルを引っ張り過ぎないでください。

IFM SMF720 - 電子ユニットの交換 - 9

図 38: ▶ 故障した電子ユニットを取外します。

▶ ソケット付き回路基板(4)ごとシールを電子ユニットから取外し、プラグ接続を外します。
! ブラケットからケーブルを引っ張り過ぎないでください。
▶ 故障した電子ユニットを取外します。

IFM SMF720 - 電子ユニットの交換 - 10

図 39: 新しい電子ユニットを接続します。

▶ 新しい電子ユニットを用意します。
▶ ソケット(4)を新しい電子ユニットのプラグ(6)に慎重に差込みます。

! ブラケットからケーブルを引っ張り過ぎないでください。

IFM SMF720 - 電子ユニットの交換 - 11

図 40: シールを取付けます。

▶ シール(3)の外側の4つの穴を、新しい電子ユニットの4本のねじボルト(5)のカラーに正確に押込みます。

! ブラケットからケーブルを引っ張り過ぎないでください。

IFM SMF720 - 電子ユニットの交換 - 12

図 41: 新しい電子ユニットを取付けます。

▶ 新しい電子ユニットのねじボルト(5)をブラケット(7)の穴に差込みます。

ケーブルを挟まないでください。ケーブルを引っ張り過ぎてしまった場合は、ブラケットの中に、よじれないようにS字型にしまってください。

IFM SMF720 - 電子ユニットの交換 - 13

図 42: 新しい電子ユニットをねじ止めします。

▶ 4個のM5六角ねじ(2)を使い、新しい電子ユニットをブラケット(7)にねじ止めします。締付トルク:4 Nm

シールが電子ユニットに対して完全に平らになるようにしてください。

▶ コネクタ(1)を元通りに電気接続します。
▷ センサが再起動します。

IFM SMF720 - 電子ユニットの交換 - 14

センサを再起動すると、電子ユニットは自動的に測定管に関する基本データ(配管径・校正・デバイスタイプ等)を取込みます。その他のパラメータ設定は、すべて工場出荷時設定にリセットされます。

▶ センサを再設定します。

14.3 廃棄

▶ 使用済みの製品またはコンポーネントを廃棄する場合は、自治体の法令に従って処分してください。
▶ 使用済みのバッテリは国や地域の規制に従って環境に配慮し、産業廃棄物として処分してください。使用済みバッテリは、家庭ごみとして廃棄しないでください。

15 工場出荷時設定

基本設定:

パラメータ工場出荷時設定
uni. FSMFxx0 : m3/h SMFxx1 : Gpm
uni. TSMFxx0 : °CSMFxx1 : °F
uni. CμS/cm
FPro10+
FPro20+
rTo1OFF
rTo2OFF
dAP. F0.6
P-nPnP
LFCSMF120 : 0.06 m3/h SMF220 : 0.15 m3/h SMF320 : 0.3 m3/h SMF420 : 0.6 m3/h SMF520 : 1.2 m3/h SMF620 : 1.8 m3/h SMF720 : 3.0 m3/h SMF820 : 4.5 m3/h SMF920 : 6.0 m3/h SMF121 : 0.26 gpmSMF221 : 0.66 gpmSMF321 : 1.4 gpmSMF421 : 2.6 gpmSMF521 : 5.5 gpmSMF621 : 8.0 gpmSMF721 : 13.0 gpmSMF821 : 20.0 gpmSMF921 : 26.0 gpm
F.dir+
coF. F0
CGA. F100
rEF. T25 °C
diS. R0
LanGJP
diS. LL1

OUT1の設定

パラメータ工場出荷時設定
ou1ImP
パラメータ工場出荷時設定
ImPS1SMF120:0.0002 ISMF121:0.0005 gallons
SMF220:0.001 ISMF221:0.001 gallons
SMF320:0.002 ISMF321:0.001 gallons
SMF420:0.002 ISMF421:0.001 gallons
SMF520:0.004 ISMF521:0.01 gallons
SMF620:0.005 ISMF621:0.01 gallons
SMF720:0.009 ISMF721:0.01 gallons
SMF820:0.013 ISMF821:0.01 gallons
SMF920:0.017 ISMF921:0.01 gallons
ImPR1YES
dFudir. F

OUT2の設定:

パラメータ工場出荷時設定
ou2I / 4...20 mA
SEL2FLOW
ASP2SMFx20 : 0 m3/hSMFx21 : 0 gpm
AEP2SMF120 : 2 m3/hSMF220 : 4 m3/hSMF320 : 11 m3/hSMF420 : 18 m3/hSMF520 : 30 m3/hSMF620 : 45 m3/hSMF720 : 70 m3/hSMF820 : 110 m3/hSMF920 : 160 m3/hSMF121 : 7 gpmSMF221 : 20 gpmSMF321 : 50 gpmSMF421 : 80 gpmSMF521 : 130 gpmSMF621 : 200 gpmSMF721 : 310 gpmSMF821 : 485 gpmSMF921 : 700 gpm
FOU2OFF
dFudir. F
DIn2+EDG
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製品情報

ブランド : IFM

モデル : SMF720

カテゴリ : 流量計