MM2D - ミキサー TASCAM - 無料のユーザーマニュアル
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デバイスの取扱説明書をダウンロード ミキサー 無料でPDF形式で!マニュアルを見つける MM2D - TASCAM 電子デバイスをもとに戻しましょう。このページにはデバイスの使用に必要なすべての書類が掲載されています。 MM2D ブランド TASCAM.
使用説明書 MM2D TASCAM
https://tascam.jp/jp/
Phone: +81-42-356-9143
1-47 Ochiai, Tama-shi, Tokyo 206-8530 Japan
TEAC AMERICA, INC.
製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、以下の注意事項をよくお読みください。
![]() | 警告 以下の内容を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。 |
ACアダプターの電源プラグをコンセントから抜く | 万一、異常が起きたら煙が出た、変なにおいや音がするときは機器の内部に異物や水などが入ったときはこの機器を落とした、カバーを破損したときはすぐに機器本体の電源を切り、必ずACアダプターの電源プラグをコンセントから抜いてください。異常状態のまま使用すると、火災・感電の原因となります。販売店またはティアック修理センター(巻末に記載)に修理をご依頼ください。 |
指示 | ACアダプターの電源プラグにほこりをためないACアダプターの電源プラグとコンセントの間にゴミやほこりが付着すると、火災・感電の原因となります。定期的(年1回くらい)に電源プラグを抜いて、乾いた布でゴミやほこりを取り除いてください。 |
禁止 | ACアダプターのコードを傷つけないACアダプターのコードの上に重い物を載せたり、コードを壁や棚との間に挟み込んだり、本機の下敷きにしないACアダプターのコードを加工したり、無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったり、熱器具に近づけて加熱したりしないコードが傷んだまま使用すると火災・感電の原因となります。万一、ACアダプターのコードが破損したら(芯線の露出、断線など)、販売店またはチェック修理センター(巻末に記載)に交換をご依頼ください。 |
| 別売のACアダプターや電源コードを他の機器に使用しない故障、火災、感電の原因となります。 | |
| 交流100ボルト以外の電圧で使用しないこの機器を使用できるのは日本国内のみです。表示された電源電圧(交流100ボルト)以外の電圧で使用しないでください。また、船舶などの直流(DC)電源には接続しないでください。火災・感電の原因となります。 | |
| この機器を設置する場合は、放熱をよくするために、壁や他の機器との間は少し(20cm以上)離して設置するラックなどに入れるときは、機器の天面から1U以上、背面から10cm以上の隙間を空ける隙間を空けないと内部に熱がこもり、火災の原因となります。 | |
| この機器の隙間などから内部に金属類や燃えやすい物などを差し込む、または落とさない火災・感電の原因となります。 | |
禁止 | 機器の上に花びんや水などが入った容器を置かない内部に水が入ると火災・感電の原因となります。 |
分解禁止 | この機器のカバーは絶対に外さないカバーを外す、または改造すると、火災・感電の原因となります。内部の点検・修理は販売店またはティアック修理センター(巻末に記載)にご依頼ください。 |
| この機器を改造しない火災・感電の原因となります。 | |
![]() | 注意 以下の内容を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。 |
ACアダプターの電源プラグをコンセントから抜く | 移動させる場合は、電源をオフにし、必ずACアダプターの電源プラグをコンセントから抜き、外部の接続コードを外すコードが傷つき、火災・感電の原因や、引っ掛けてけがの原因になることがあります。 |
| 旅行などで長期間この機器を使用しないときやお手入れの際は、安全のため必ずACアダプターの電源プラグをコンセントから抜く通電状態の放置やお手入れは、漏電や感電の原因となることがあります。 | |
指示 | オーディオ機器を接続する場合は、各々の機器の取扱説明書をよく読み、電源を切り、説明にしたがって接続するまた、接続は指定のコードを使用する |
| 電源を入れる前には、音量を最小にする突然大きな音が出て、聴覚障害などの原因となることがあります。 | |
| この機器はコンセントの近くに設置し、ACアダプターの電源プラグは簡単に手が届くようにする異常が起きた場合は、すぐにACアダプターの電源プラグをコンセントから抜いて、完全に電源が切れるようにしてください。 | |
| この機器には、別売の専用ACアダプターを使用するそれ以外の物を使用すると、故障、火災、感電の原因となります。 | |
禁止 | ぐらついた台の上や傾いた所など不安定な場所に置かない湿気やほこりの多い場所に置かない。風呂、シャワー室では使用しない調理台や加湿器のそばなど油煙や湯気が当たる場所に置かない火災・感電やけがの原因となることがあります。 |
| ACアダプターの電源プラグを抜くときは、ACアダプターの電源コードを引っ張らないコードが傷つき、火災・感電の原因となることがあります。必ずプラグを持って抜いてください。注意 以下の内容を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。 | |
![]() | |
禁止 | 濡れた手でACアダプターの電源プラグを抜き差ししない感電の原因となることがあります。 |
注意 | 5年に1度は、機器内部の掃除を販売店またはティアック修理センター(巻末に記載)にご相談ください。内部にほこりがたまったまま、長い間掃除をしないと火災や故障の原因となることがあります。特に、湿気の多くなる梅雨期の前に行うと、より効果的です。なお、掃除費用については、ご相談ください。 |
目次
安全にお使いいただくために 71
はじめに 74
本機の概要 74
本製品の構成 74
本書の表記 75
設置上の注意 75
結露について 75
製品のお手入れ....75
ユーザー登録について 75
アフターサービス 75
各部の名称 76
フロントパネル 76
リアパネル 76
ユーロブロックプラグの接続について(MM-2D-Eのみ). 77
固定用ブラケットを取り付ける 78
机に設置する 78
各種設定について ....78
DSPの概要について....79
入力チャンネル 79
ミキサー 79
出力チャンネル 79
専用アプリケーションについて 80
Danteについて 80
Danteネットワークとの接続方法 80
スイッチド(デイジーチェーン)接続 80
Dante Controllerについて 81
オーディオ・ルーティング設定 81
Dante Controller
サンプリングレート/量子化ビット数の変更 .....81
仕様 82
定格 82
入出力定格 82
コントロール入出力定格 83
オーディオ性能 83
一般 83
はじめに
このたびは、TASCAM AD/DA CONVERTER MM-2D-E/AD/DA CONVERTER MM-2D-Xをお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。
ご使用になる前に、この取扱説明書をよくお読みになり、正しい取り扱い方法をご理解いただいた上で、末永くご愛用くださいますようお願い申し上げます。お読みになったあとは、いつでも見られる所に保管してください。
また取扱説明書は、TASCAMのウェブサイト(https://tascam.jp/jp/)からダウンロードすることができます。
本機の概要
●チャンネル アナログライン/マイク入力対応
チャンネル アナログライン出力対応
●MM-2D-E:ユーロブロックバランス・モデル
●MM-2D-X:XLRバランス・モデル
●イク入力は、ファントム電源対応およびリモートゲインコントロール対応
●SPミキサーを搭載。多彩な音声処理が可能。
Danteインターフェース標準装備
AES67(Dante AES67モード)にも対応。RavennaなどAES67と互換のあるネットワークオーディオとも接続可能
Dante スイッチドモードのデイジーチェーン接続に対応
Dante Controllerを使用してフレキシブルなるルーティングが可能
BoE (Power over Ethernet) に対応
電源のデイジーチェーンに対応
センプリング周波数/ビット長:96kHz/24bitまで対応
力:シグナル/オーバーロードLED、出力:シグナルLED搭載
●ファレンスレベルの設定が可能
Windows / Mac / iOS / Androidに対応した専用リモートコントロールアプリケーション(TASCAM DCP CONTROL)
●ーフラックサイズ
本製品の構成
本製品の構成は、以下の通りです。
開梱は本体に損傷を与えないよう慎重に行ってください。梱包箱と梱包材は、後日輸送するときのために保管しておいてください。
付属品が不足している場合や輸送中の損傷が見られる場合は、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
体 x1
定用ブラケット....x2
一ロブロックプラグ(MM-2D-Eのみ)……x4
●ーブルバンドキット(MM-2D-Eのみ)……x1
取扱説明書(本書、保証書付き)....x1
本書の表記
本書では、以下のような表記を使います。
本機および外部機器のボタン/端子などを「STATUSインジケーター」のように太字で表記します。
必要に応じて追加情報などを、「ヒント」、「メモ」、「注意」として記載します。
ヒント
本機をこのように使うことができる、といったヒントを記載します。
メモ
補足説明、特殊なケースの説明などを記載します。
注意
指示を守らないと、機器が壊れたり、データが失われたりする可能性がある場合に記載します。
V 注意
指示を守らないと、人がけがをする可能性がある場合に記載します。
設置上の注意
本機の動作保証温度は、摂氏0度~40度です。
次のような場所に設置しない(<ださい)。音質悪化の原因、または故障の原因となります。
振動の多い場所
窓際などの直射日光が当たる場所
暖房器具のそばなど極端に温度が高い場所
極端に温度が低い場所
湿気の多い場所や風通しが悪い場所
ほこりの多い場所
放熱をよくするために、本機の上には物を置かないでください。
がワーアンプなど熱を発生する機器の上に本機を置かないでください。
本機をテーブルに設置する場合は、付属の固定用ブラケットを使って設置してください。
本機をラックにマウントする場合は、別売のTASCAM AK-RS1を使って取り付けてください。
結露について
本機を寒い場所から暖かい場所へ移動したときや、寒い部屋を暖めた直後など、気温が急激に変化すると結露を生じることがあります。
結露したときは、約1~2時間放置してから電源を入れてお使いください。
製品のお手入れ
製品の汚れは、柔らかい乾いた布で拭いてください。化学ぞうきん、ベンジン、シンナー、アルコールなどで拭かないでください。表面を傷める、または色落ちさせる原因となります。
ユーザー登録について
TASCAMのウェブサイトにて、オンラインでのユーザー登録をお願い致します。
https://tascam.jp/jp/login
アフターサービス
この製品には、保証書が添付(巻末に記載)されています。大切に保管してください。万が一販売店の捺印やご購入日の記載がない場合は、無料修理保証の対象外になりますので、ご購入時のレシートなどご購入店・ご購入日が確認できる物を一緒に保管してください。
保証期間は、お買い上げ日より1年です。保証期間中は、記載内容によりティアック修理センター(巻末に記載)が無償修理致します。その他の詳細については、保証書をご参照ください。
保証期間経過後、または保証書を提示されない場合の修理などについては、お買い上げの販売店またはティアック修理センター(巻末に記載)にご相談ください。修理によって機能を維持できる場合は、お客様のご要望により有料修理致します。
両一、故障が発生した場合は使用を中止し、必ず電源プラグをコンセントから抜いて、お買い上げの販売店またはティアック修理センター(巻末に記載)までご連絡ください。
修理を依頼される場合は、次の内容をお知らせください。なお、本機の故障、もしくは不具合により発生した付随的損害(録音内容などの補償)の責については、ご容赦ください。
o型名、型番(MM-2D-E/MM-2D-X)
o製造番号(Serial No.)
。故障の症状(できるだけ詳しく)
0お買い上げ年月日
。お買い上げ販売店名
お問い合わせ先については、巻末をご参照ください。
本機を廃棄する場合に必要となる収集費などの費用は、お客様のご負担になります。
フロントパネル

text_image
TASCAM STATUS SAMPLE RATE 44.1x 63x x2 ANALOG MM-2D Dante® ① ② ③ ④ ⑤① STATUSインジケーター
STATUSインジケーターは、以下の状態のときに青色インジケーターが点滅します。
●LANケーブルが接続されていないとき
- Danteモジュールが正常動作していないとき
② SAMPLE RATEインジケーター
SAMPLE RATEインジケーターは、3つ(44.1k/48k/x2)のインジケーターの点灯/消灯により、本機のサンプリング周波数の状態を表します。
| 44.1kHz 48kHz x2 | ||
| 44.1kHz 点灯 消灯 消灯 | ||
| 48kHz 消灯 点灯 消灯 | ||
| 88.2kHz 点灯 消灯 点灯 | ||
| 96kHz 消灯 点灯 点灯 |
③ OLインジケーター
アナログ入力信号がオーバーロードすると点灯します。
④ IN SIGインジケーター
アナログ入力に音声が入力されていると点灯します。 入力判定条件は、信号レベルが-60dBFsを超えた場合です。
⑤ OUT SIGインジケーター
アナログ出力に音声が出力されていると点灯します。 出力判定条件は、信号レベルが-60dBFsを超えた場合です。
リアパネル
MM-2D-E

text_image
6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 ANALOGS DATA DATA + P+E DC IN 15V TELE SERIAL NO. + - + - + LTD / SVD POTATO INT OUT INT OUT CONTROL DC OUT DC IN 15VMM-2D-X

text_image
6 7 8 9 10 Ilanle™ DATA DATA + P+E DATA NO DC IN 12V 13 14 15 16 INPUTS ANALOG OUTPUTS⑥ アナログ入力端子
MM-2D-E
アナログ入力端子(ユーロブロックバランス)です。
(左からHOT、COLD、GND)
MM-2D-X
アナログ入力端子(XLRバランス)です。
(1: GND、2: HOT、3: COLD)
⑦ アナログ出力端子
MM-2D-E
アナログ出力端子(ユーロブロックバランス)です。
(左からHOT、COLD、GND)
MM-2D-X
アナログ出力端子(XLRバランス)です。
(1: GND、2: HOT、3: COLD)
⑧ DC IN / DC OUT端子
上段がDC-IN端子、下段がDC-OUT端子です。(左から12V、GND)
電源デイジーチェーン専用の端子です。
注意
DC IN端子とDC OUT端子を接続する場合は、ACアダプターを接続していない状態で作業を行ってください。
メモ
DC OUT端子とDC IN端子を接続して、電源のデイジーチェーンができます。電源のデイジーチェーンは、2台までです。
PoE受電時は、電源デイジーチェーンの1台目にはなれません。電源デイジーチェーンを行う1台目は、別売の専用ACアダプター(PS-P1220E)でご使用ください。
⑨ DATA端子/DATA+PoE端子
Dante通信端子です。
Danteネットワークに接続します。
PoE給電対応のスイッチングハブに接続する場合は、DATA+PoE端子に接続します。その場合は、ACアダプターを使用する必要はありません。
PoE給電に非対応のスイッチングハブを使用する場合は、どちらの端子に接続しても問題ありません。
⑩ RESETボタン
設定のリセットを行います。
5秒押し続けるとDanteの設定を全て初期化し、10秒押し続けると本体の全ての設定を初期化します。
⑪ 外部制御端子(LED / SWITCH、MM-2D-Eのみ)
LED端子:オープンコレクターのミュートステータス出力端子です。
SWITCH端子:制御入力端子です。
アナログ入力端子からのオーディオ信号をミュート(消音)します。SWITCH-GND端子間に接続したスイッチを操作(ショート/オープン)して使用することもできます。
GND端子:コントロール端子用のグランドです。
⑫ 外部制御端子(CONTROL、MM-2D-Eのみ)
CONTROL端子とGND端子間に可変抵抗を接続すると、選択されたオーディオ信号レベルを調節することができます。
10V端子は、可変抵抗に電源を供給するための端子です。 (左から10V、CONTROL、GND)
⑬ ギガビットリンクステータスインジケーター
オレンジ色は、ギガビットイーサネットリンクが確立されていることを示します。
⑭ リンクステータス/アクティビティーインジケーター
緑色は、機器間のリンクが確立されていることを示します。 点滅は、機器間の信号のやり取りを示します。
⑮ DC IN 12V 端子
別売の専用ACアダプター(PS-P1220E)を接続します。
⑯ コードホルダー
別売の専用ACアダプター(PS-P1220E)を使用時、コードを引っ掛けてプラグの抜け落ちを防止します。
ユーロブロックプラグの接続について (MM-2D-Eのみ)

text_image
マイナスドライバー 2.5mm以下 端子ネジ ユーロブロックプラグ ユーロブロックプラグのタブ部1. ユーロブロックプラグの端子ネジを緩めます。
メモ
マイナスドライバーの先端の幅が2.5mm以下のドライバーをご使用ください。
2. ケーブルを差し込みます。
メモ
付属するユーロブロックプラグに適合するケーブルは、AWG16~AWG28です。適合範囲内のケーブルを使用し、ケーブルの被覆を約7mm剥いてからユーロブロックプラグに差し込んでください。
3. ユーロブロックプラグの端子ネジを締め付けます。
メモ
ケーブルを引っ張って抜けないことを確認してください。
4. 付属のケーブルバンドを使用し、ケーブルをユーロブロックプラブのタブ部に固定します。
固定用ブラケットを取り付ける
本機に付属する固定用ブラケットを取り付けることにより、机の上や下などに固定することができます。
- ボンネットを固定する左右側面の4本のネジを取り外します。

- 付属の固定用ブラケットを、ボンネットの側面に合わせます。

机の上に固定する場合は、下図のように固定用ブラケットを合わせてください。

- 取り外した4本のネジを使って、固定用ブラケットを固定します。

本機を机に設置する場合は、設置する机の材質や厚さに合わせて、市販のネジ4本をご用意ください。
メモ
固定用ブラケットのスリット幅は7.1mmです。 固定用ブラケットの詳細については、巻末の寸法図をご覧ください。
- 2個の固定用ブラケットを装着した状態の本機を、机の希望の位置に合わせます。
- 机に取り付け穴の位置に印を付けます。
- ドリルでネジ用の下穴を開けます。
- 4本のネジで机に固定します。
各種設定について
接続する機器に合わせて必要な各種設定を行います。 以下の設定は、全て専用リモートコントロールアプリケーション(TASCAM DCP CONTROL)から行います。
マイク/ライン入力を設定する
ゲインやパッド、トリムの設定もここで行います。
ファントム電源を設定する
ファントム電源を必要とする外部マイクを接続したときにオンにします。
チャンネル単位でオン/オフが可能です。
注意
接続する前に、本機および接続する機器の電源を全てオフまたはスタンバイ状態にしてください。
アナログ入力端子にライン機器を接続する場合は、ファントム電源がオフになっていることを確認してください。ファントム電源が供給されている状態でライン機器を接続すると、ライン機器および本機の故障の原因になります。
- ファントム電源をオンにした状態で、アナログ入力端子にマイクの抜き差しをしないでください。大きなノイズを発生し、機器が故障する恐れがあります。
- ファントム電源を必要とするコンデンサーマイクを使用する場合のみ、ファントム電源をオンにしてください。ファントム電源を必要としないダイナミックマイクなどを接続しているときにファントム電源をオンにすると、本機および接続中の機器が故障する恐れがあります。
- ファントム電源を必要とするコンデンサーマイクとダイナミックマイクを合わせて使用する場合は、必ずバランスタイプのダイナミックマイクをご使用ください。アンバランスタイプのダイナミックマイクを混用することはできません。
リボンマイクの中には、ファントム電源を供給すると故障の原因になるものがあります。疑わしい場合は、リボンマイクにファントム電源を供給しないでください。
- コンデンサーマイクによっては、48Vに設定されたファントム電源では動作しないものもあります。
リファレンスレベルを設定する
アナログ入出力のヘッドルーム(最大レベルとリファレンスレベルとのレベル差)を設定します。
DSPの概要について
本機はDSPミキサーを内蔵しています。用途・環境に適した多彩な音声処理が可能です。
以下の設定は、全て専用リモートコントロールアプリケーション(TASCAM DCP CONTROL)から行います。
DSPブロックダイヤグラムについては、巻末をご参照ください。
入力チャンネル
入力位相設定
各入力チャンネルの信号の位相を合わせます。
コンプレッサー
入力音量がスレッショルドレベルを超えた場合に、コンプレッション(音量の変化幅を圧縮)し、音量のバラつきを抑えます。
入力イコライザー
入力チャンネルには、4バンドのイコライザーが搭載されています。
イコライザーは、特定の周波数帯域を増幅あるいは減衰させるエフェクターです。個々の楽器の色付けや、幅広い帯域のバランス調整や余分な帯域のピンポイント・カットなどに使用します。
オートレベルコントロール機能
入力音が小さいときは大きく、大きいときは小さくなるように入力レベルを自動で調節します。
入力チャンネルフェーダー
ミックスバスへ送るレベルを調節します。
入力ミュート
チャンネルの信号をミュート(消音)します。
ミキサー
マトリクスミキサー
簡易マトリクスミキサー機能を搭載。
ダッキング機能
ダッキング機能を使って、ライン入力しているチャンネルから入力しているBGMなどの音量をマイクの入力に合わせて自動的に下げることができます。
ANC機能を使って周囲のノイズを測定し、主音声を聴き取り易い音量に自動で調節することができます。
ルーティング設定
マトリクスミキサー、ダッキング機能とANC機能を通した音声を複数の出力チャンネルにルーティングすることができます。
出力チャンネル
出力イコライザー
出力チャンネルには、10バンドのイコライザーが搭載されています。
イコライザーは、特定の周波数帯域を増幅あるいは減衰させるエフェクターです。個々の楽器の色付けや、幅広い帯域のバランス調整や余分な帯域のピンポイント・カットなどに使用します。
ディレイ機能
出力チャンネルの信号の遅延を調節します。
出力チャンネルフェーダー
出力端子への出力レベルを調節します。
出力ミュート
出力チャンネルの信号をミュート(消音)します。
出力リミッター機能
週力信号の突発的な過大出力による歪みを防ぎます。
出力位相設定
各出力チャンネルの信号の位相を合わせます。
専用アプリケーションについて
専用リモートコントロールアプリケーション「TASCAM DCP CONTROL」を使って、本体を遠隔操作することができます。
アプリケーションの詳細については、アプリケーションの取扱説明書をご覧ください。
アプリケーションの取扱説明書は、TASCAMのウェブサイト(https://tascam.jp/jp)からダウンロードすることができます。

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FREQ INPUT M854 RESISTING OUTPUT SETTING Cycles DIRECT MIXTER HONORARY MM-2D/E MODEL MM-2D/E ANALOG IN 1 LINE PCKI 0.0 D 0.0 Analog In 2 MCC LRY PAD OFF LOM TEST 0 AC ADC GROUP GROUPINPUT画面
Danteについて
Danteとは、Audinate社が開発した伝送プロトコルです。ギガビットイーサネット規格に基づいたネットワークにおいて、多チャンネル伝送(512ch IN/512ch OUT)や高精度でのクロック同期などを可能としています。
Danteの詳細については、Audinate社のウェブサイトをご参照ください。
本機を設定して使用するには、本機に接続されたイーサネットネットワーク、Dante Controllerが動作するパソコン、および他のDante対応機器の設定を行う必要があります。
各端子の接続に使用するLANケーブルについて
カテゴリー 5e以上のSTPケーブルをご使用ください。
クロスオーバー・ケーブル、ストレート・ケーブルのどちらでも使用できます。
注意
本機は、100Mbpsのイーサネットスイッチングハブには対応しておりません。必ずギガビットイーサネットに対応したレイヤー2対応のスイッチングハブを使用してください。
メモ
- パソコンはIPアドレスを自動設定するように設定してください。
パソコンに以前のIPネットワーク設定がアクティブの状態で残っている場合は、パソコンの再起動を必要とすることがあります。
スイッチド(デイジーチェーン)接続
接続機器の台数が少ない場合や、スイッチングハブを使用しない場合に、Dante機器を数珠つなぎにする接続する方法です。以下のように接続します。
スイッチド(デイジーチェーン)接続の例

flowchart
graph LR
A["MixerMM-2D"] --> B[" "]
B <--> C[" "]
メモ
- スイッチド(デイジーチェーン)接続の場合、DATA端子とDATA+PoE端子どちらの端子に接続してもかまいません。
接続する機器が多くなると、レイテンシーの設定を大きくする必要があります。
Dante Controllerについて
本機は、Audinate社のホームページにて公開されているDante Controllerを使用して、他のDante対応機器と接続します。
Dante Controller本体および取扱説明書は、Audinate社のホームページより最新版をダウンロードしてください。
Audinate ダウンロードページ
パソコンにインストールしたDante Controllerで最低限以下を設定してください。
■Dante機器のサンプリング周波数および量子化ビット数を合わせます。
●ーディオ・ルーティングを設定します。
メモ
Dante Controllerで設定したデータは、各Dante機器内の内部メモリーに記憶されます。
Dante Controllerを終了した場合やパソコンをDanteネットワークから切断した場合でも、設定を変更しない限り接続は変わりません。
オーディオ・ルーティング設定
Dante Controllerを起動すると、下図のNetwork View画面が開きます。
ここでは、Danteネットワークに関する状態を設定・監視することができます。

Danteネットワーク上に存在する受信デバイスの名前です。
② 受信デバイスチャンネル
Danteネットワーク上に存在する受信デバイスのチャンネル名です。
③ 送信デバイス名
Danteネットワーク上に存在する送信デバイスの名前です。
④ 送信デバイスチャンネル
Danteネットワーク上に存在する送信デバイスのチャンネル名です。
⑤ オーディオ・ルーティング
送信機と受信機の接続したいオーディオチャンネル同士をここでルーティングします。
マトリックス上の接続したいチャンネル同士の交点を、マウスの左クリックで接続します。
メモ
パソコンキーボードのCtrlキーを押しながら、デバイス名の交点にある《-》を左クリックすると、接続可能な全てのチャンネルが一括で接続でき便利です。
Dante Controller サンプリングレート/量子化ビット数の変更
Network View画面でデバイス名をダブルクリックすると、Device View画面が開きます。
ここでは、Danteネットワーク上に存在するデバイスの状態を設定・監視することができます。
Device Configタブを選択すると、下図①で選択されているデバイスのサンプリングレートや量子化ビット数などの設定を変更できます。

デバイス名(①)にて本機が選択されている場合、このアイコンをクリックするとSAMPLE RATEインジケーターが3つとも点滅を始めます。
もう1度クリックすると通常の表示に戻ります。
本機を複数台同時に使用する際など、操作中の機器を素早く把握することができます。
② デバイス名
Device Viewにて設定を変更するデバイスの名前です。
③ デバイス名変更
デバイス名を変更します。
④ サンプリングレート
サンプリングレートを変更します。
⑤ 量子化ビット数
量子化ビット数を変更します。
⑥ レイテンシー設定
レイテンシー設定を変更します。
レイテンシー設定は、下表を目安に変更してください。
| 選択可能なレイテンシー値 | 接続ネットワーク環境の目安 |
| 1msec | 送信機から受信機までの伝送経路がギガビット対応スイッチングハブを10台経由する場合 |
| 2msec | 送信機の伝送速度が100Mbpsの場合 |
| 5msec | 選択できるレイテンシー値の最大値で大規模なネットワークを構築する場合 |
注意
デバイス名を変更するとオーディオ・ルーティング設定がクリアされます。そのため、オーディオ・ルーティングを設定する前に分かりやすいデバイス名に変更することをお勧めします。
ネットワークの接続環境によっては、目安以上のレイテンシー値を設定しなければならない場合があります。
メモ
スイッチングハブを使用しないスイッチド(デイジーチェーン)接続の場合は、以下のように経由するDante機器の台数を目安にレイテンシーを設定してください。
スイッチド(デイジーチェーン)接続の場合の例
2台経由

flowchart
graph LR
A["送信機"] --> B["1台目"]
B --> C["2台目"]
C --> D["受信機"]
1台経由

flowchart
graph LR
A["送信機"] --> B["1台目"]
B --> C["受信機"]
仕様
定格
フォーマットとチャンネル
44.1k/48k/88.2k/96kHz、16bit/24bit 2チャンネル
入出力定格
DATA / DATA+PoE端子
コネクター:RJ-45
伝送プロトコル:Dante
Gigabit Ethernet規格:
1000BASE-T (IEEE 802.3ab)
ケーブル:カテゴリー 5e以上のSTPケーブル
ANALOG IN端子
コネクター:
Euroblock (Balanced) 3.81mmピッチ (MM-2D-E)
外部制御端子(LED/SWITCH、MM-2D-Eのみ)
コネクター:Euroblock 3.81mmピッチ
LED端子
出力形式:オープンコレクタ(出力インピーダンス10Ω、耐圧48V、最大電流35mA)
ローレベル最大出力電圧:0.5V
SWITCH端子
最大入力電圧:5.5V
ハイレベル最小入力電圧:2.31V
ローレベル最大入力電圧:0.99V
外部制御端子(CONTROL、MM-2D-Eのみ)
コネクター:Euroblock 3.81mmピッチ
10V端子/CONTROL端子/GND端子:可変抵抗を接続(推奨10kΩ)

text_image
10V CONTROL GNDオーディオ性能
● MIC IN → DANTE OUT
マイクアンプEIN(入力換算雑音)
-125dBu (150Ω、22kHzLPF+A、JEITA)
周波数特性
±0.5dB : 20Hz \~ 20kHz (Fs=44.1k/48kHz、JEITA)
±0.5dB : 20Hz \~ 40kHz (Fs=88.2k/96kHz、JEITA)
歪率 (THD+N)
0.005% ( -1dBFS入力時、Fs=44.1k/48k/88.2k/96k、JEITA)
S/N比
105dB (Fs=44.1k/48k/88.2k/96k、JEITA)
クロストーク
100dB (Fs=44.1k/48k/88.2k/96k、JEITA)
ダイナミックレンジ
105dB (Fs=44.1k/48k/88.2k/96k、JEITA)
● DANTE IN → LINE OUT
周波数特性
±0.5dB : 20Hz \~ 20kHz (Fs=44.1k/48kHz, JEITA) ±0.5dB : 20Hz \~ 40kHz (Fs=88.2k/96kHz, JEITA)
歪率(THD+N)
0.005% ( -1dBFS入力時、Fs=44.1k/48k/88.2k/96k、JEITA)
S/N比
105dB (Fs=44.1k/48k/88.2k/96k、JEITA)
クロストーク
100dB (Fs=44.1k/48k/88.2k/96k、JEITA)
ダイナミックレンジ
105dB (Fs=44.1k/48k/88.2k/96k、JEITA)
注)JEITA:JEITA CP-2150準拠
一般
電源
PoEクラス0 別売専用ACアダプター(TASCAM PS-P1220E)
消費電力
6W (MM-2D-E) 6W (MM-2D-X)
外形寸法
214 x 44.45 x 136.1mm(幅 x 高さ x 奥行き、突起を含む)
質量
878g (MM-2D-E) 878g (MM-2D-X)
動作溫度
0 \~ 40°C
法図、DSPブロックダイヤグラムについては、巻末をご参照ください。
取扱説明書のイラストが一部製品と異なる場合があります。
製品の改善により、仕様および外観が予告なく変更することがあります。
ティアック株式会社
〒206-8530 東京都多摩市落合1-47
この製品の取り扱いなどに関するお問い合わせは
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電話:042-356-9137 / FAX:042-356-9185
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故障・修理や保守についてのお問い合わせは
ティアック修理センター 〒358-0026 埼玉県入間市小谷田858

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電話:04-2901-1033 / FAX:04-2901-1036
受付時間は、9:30~17:00です。(土・日・祝日・弊社指定休日を除く)
■ 住所や電話番号は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
ソースコードの入手をご希望されるお客様は、以下のURLにアクセスの上、登録フォームからご要求ください。
なお、ソースコードの内容等についてのご質問はお答えできませんので、あらかじめご了承ください。
Important Notice Regarding Software
- 取扱説明書、本体貼付ラベルなどの注意書きにしたがった正常な使用状態で保証期間内に故障が発生した場合には、ティアック修理センターが無料修理致します。
- 本体の保証期間は、お買い上げの日から1年です。
- 保証期間内に故障して無料修理を受ける場合は、本書をご提示の上、ティアック修理センターまたはお買い上げの販売店に修理をご依頼ください。商品を送付していただく場合の送付方法については、事前にティアック修理センターにお問い合わせください。無償修理の対象は、お客様が日本国内において購入された日本国内向け当社製品に限定されます。
- ご転居、ご贈答品などでお買い上げの販売店に修理をご依頼になれない場合は、ティアック修理センターにご連絡ください。
- 次の場合には、保証期間内でも有料修理となります。
(1) ご使用上の誤りおよび不当な修理や改造による故障および損傷
(2)お買い上げ後の輸送・移動・落下などによる故障および損傷
(3) 火災、地震、水害、落雷、その他の天災地変、公害や異常電圧による故障および損傷
(4) 接続している他の機器に起因する故障および損傷
(5) 業務上の長時間使用など、特に苛酷な条件下において使用された場合の故障および損傷
(6)メンテナンス
(7)本書の提示がない場合
(8) 本書にお買い上げ年月日、お客様名、販売店名(印)の記入のない場合、あるいは字句を書き換えられた場合
- 本書(日本語記載部)は日本国内においてのみ有効です。
- 本書は再発行致しませんので、紛失しないよう大切に保管してください。
※ この保証書は、本書に明示した期間・条件のもとにおいて無料修理をお約束するものです。この保証書によって保証書を発行しているもの(保証責任者)、およびそれ以外の事業者に対するお客様の法律上の権利を制限するものではありません。保証期間経過後の修理などについてご不明の場合は、ティアック修理センターにお問い合わせください。
お客様にご記入いただいた保証書の控えは、保証期間内のサービス活動およびその後の安全点検活動のために記載内容を利用させていただく場合がございますので、ご了承ください。

ACアダプターの電源プラグをコンセントから抜く
指示
禁止
禁止
分解禁止
ACアダプターの電源プラグをコンセントから抜く
指示
禁止
禁止
注意