LR8000 - センサー IFM - 無料のユーザーマニュアル
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使用説明書 LR8000 IFM
CE
取扱説明書
レベルセンサー
LR8000
JP

目次
1 はじめに ....4
1.1 表記の説明....4
2 安全の為の注意....5
3 供給品....5
4 機能と特徴....7
4.1 シングルプローブでの使用....7
4.2 二重配管での使用....7
4.3 アプリケーション 8
4.3.1 アプリケーションエリアの制限 8
5 機能....9
5.1 測定原理 9
5.2 センサーの特長....9
5.2.1 簡単な設定....9
5.2.2 表示機能 10
5.2.3 スイッチング機能....10
5.2.4 タンク内の実際のレベルを表示するためのオフセット …… 11
5.2.5 異なるタンクの高さに合わせたプローブ....11
5.2.6 安全機能 11
5.2.7 バイナリーモード....12
5.3 IO-Link 13
6 取付方法 ..... 14
6.1 設置場所/環境 14
6.1.1 シングルプローブのセンサー 14
6.1.2 二重配管のセンサー....17
6.2 プローブの取付け....18
6.2.1 プローブの取付け....18
6.2.2 二重配管の取付け....19
6.3 プローブを短くする ..... 20
6.3.1 プローブを短くする方法と長さLの決定方法....20
6.3.2 二重配管を短くする ..... 20
6.3.3 二重配管を使用する場合の長さLの決定方法 ..... 21
6.4 シングルプローブのセンサーの取付け....21
6.4.1 密閉金属タンクへの取付け (フランジプレートなし)......22
6.4.2 密閉金属タンクへの取付け (フランジプレートあり)......22
6.4.3 開放タンクへの取付け....23
6.4.4 樹脂製タンクへの取付け....24
6.5 二重配管を使用したセンサーのタンクへの取付け.....25
6.6 センサー外装の調節 ..... 25
7 接続方法 ..... 26
8 操作部と表示の説明 ..... 27
9メニューマ....28
9.1 メニュー構造/スイッチングモード(bin = OFF)....28
9.2 メニュー構造/バイナリーモード(bin = OFF)....29
9.3 メニューの説明....30
10 パラメータ設定....31
10.1 パラメータ設定全般 31
10.2 基本設定(工場出荷時の設定)....33
10.2.1 プローブ長の入力....33
10.2.2 媒体の設定....33
10.2.3 プローブのタイプの設定....33
10.3 表示の設定....34
10.4 評価モードの選択....34
10.5 オフセット設定....34
10.6 出力信号の設定....34
10.6.1 出力機能の設定 .... 34
10.6.2 スイッチング出力値の設定(ヒステリシス機能)....35
10.6.3 スイッチング出力値の設定(ウインド機能)....35
10.6.4 スイッチオフディレー[drx]の設定....35
10.6.5 エラーの場合の出力の応答 ..... 35
10.6.6 信号損失後の遅延時間の設定....35
10.7 すべてのパラメータを工場出荷時設定にリセット....36
10.8 基本設定の変更....36
10.8.1 プローブ長の再入力 ..... 36
10.8.2 別の媒体に設定 .... 36
10.8.3 使用するプローブタイプの新規入力....36
11 動作....37
11.1 動作表示 ....37
11.2 設定されたパラメータの読取り ..... 37
11.3 ランモードでの表示単位の変更 ..... 37
11.4 エラー表示....38
11.5 様々な動作状態における出力応答....39
12 技術データと外形寸法図 39
12.1 設定範囲 39
13 メンテナンス....40
14 アプリケーション 41
14.1 貯蔵タンク/レベル監視....41
14.2 貯蔵タンク 42
14.3 ポンプ場 43
15 工場出荷時の設定....44
1 はじめに
1.1 表記の説明
▶ 操作指示
▷ 操作による応答、結果
[...] 設定ボタン、表示等
→ 参照
重要注意事项
誤動作や障害の原因になりますのでご注意ください。
情報
補足注意事項
2 安全の為の注意
- ここで説明するデバイスはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。
- システムの安全性については、システムの製造者が責任を負います。
- システムの製造者は、法規および標準の要件に従ってリスク評価を実施して文書を作成し、システムのオペレーターおよびユーザーに提供します。この文書には、オペレーター、ユーザー、および該当する場合はシステムのメーカーが承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全にお使いいただくための注意事項を含めなければなりません。
- 製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。
- 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
- 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(→機能と特徴)
- 製品は許可される媒体以外に使用してはなりません (→ 技術データ)。
- 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
- 製品を改造したりオペレーターの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
- 製品の取付け、接続、設定および保守運用は有資格者が実施してください。
- 製品とケーブルは損傷から保護してください。
- センサーは国内で無線干渉を引き起こす可能性があります。干渉が生じた場合は、ユーザーは適切な是正措置をとる必要があります。
- 本センサーは標準EN 61000-6-4に準拠し、クラスA製品です。たとえば放射されるマイクロ波エネルギーは、携帯電話のものよりはるかに低いです。現状の科学によれば、センサーの操作は人間の健康に無害であると分類できます。
3 供給品
- レベルセンサーLR8000
- 取扱説明書
設置と使用には次のものも必要です。
- プローブx1 (シングルプローブでセンサーを使用する場合→4.1)
- 二重配管x1(二重配管でセンサーを使用する場合→4.2)
- 取付け材料(必要に応じて発振プレート→4.1)
次のコンポーネントはアクセサリーとして入手可能です。
| プローブ | 長さ(cm) | コード番号 |
| 15 | E43225 | |
| 24 | E43203 | |
| 30 | E43226 | |
| 45 | E43204 | |
| 50 | E43227 | |
| 70 | E43205 | |
| 100 | E43207 | |
| 120 | E43208 | |
| 140 | E43209 | |
| 160 | E43210 | |
| 二重配管、プロセス接続 G3/4 | 長さ(cm) | コード番号 |
| 24 | E43211 | |
| 30 | E43228 | |
| 45 | E43212 | |
| 50 | E43229 | |
| 70 | E43213 | |
| 100 | E43214 | |
| 120 | E43215 | |
| 140 | E43216 | |
| 160 | E43217 | |
| 二重配管、プロセス接続 3/4 "NPT | 長さ(cm) | コード番号 |
| 45 | E43218 | |
| 70 | E43219 | |
| 100 | E43220 | |
| 120 | E43223 | |
| 140 | E43224 | |
| 160 | E43221 | |
| フランジプレート | サイズ/プロセス接続 | コード番号 |
| 73~90/G 3/4 | E43201 | |
| 65~80/G 3/4 | E43202 |

必ずifm electronic gmbh社製のプローブおよび二重配管を使用してください。他社製のコンポーネントを使用した場合、機能の最適化は保証されません。
4 機能と特徴
このセンサーはタンクのレベルを継続的に検出し、パラメータ設定に従って信号を出力します。
4つのスイッチング出力を利用できます。別々に設定可能です。
4.1 シングルプローブでの使用
シングルプローブは1本のプローブで構成されています。シングルプローブでの使用は、水性の媒体、特に汚染がひどい水性の媒体の検出に適しています。

シングルプローブで正しく機能させるためには、センサーは十分な大きさの金属製発振プレートが必要です。。マイクロ波パルスをタンクに最適な伝送パワーで伝送するために必要となります。
アクセサリーとして入手可能なフランジプレートは、発振プレートとしては不十分です。必ず「発振プレート」と示されたアクセサリーを使用してください。適した発振プレート:(→6.4).
密閉金属タンクに設置する場合は、タンクの蓋が発振プレートとして機能します。密閉されてない金属製タンク、樹脂製タンク、または樹脂製の蓋を有する金属製タンクでは、十分な大きさの固定用プレート、金属プレート、または同様のものを使用する必要があります(→6.4.3 / →6.4.4)。
シングルプローブで使用する場合、タンク壁、タンク内の物体、タンク底、他のレベルセンサーとの最短距離を確保してください(→6.1.1)。
4.2 二重配管での使用
二重配管は、内部の測定プローブと外部のプローブ配管(二重配管)で検出します。プローブは1つまたは複数のスペーサーによって二重配管の中心に固定されます。二重配管で使用する場合は、水性媒体のほかに、誘電率が低い媒体(油や油性媒体)が検出できます。

二重配管で使用する場合は発振プレートは不要です。さらに、タンク壁およびタンク内の物体との最短距離を保つ必要もありません。
4.3 アプリケーション
- 水/水性媒体
- 油/油性媒体(二重配管で使用する場合のみ)
アプリケーション事例
- 工作機械のクーラントレベルの検出
- 部品洗浄システムの洗浄液の検出
- 油圧ユニットの油圧オイルの監視 (二重配管で使用する場合のみ)
4.3.1 アプリケーションエリアの制限

次の媒体では測定が不正確になったり信号損失が生じたりする場合があります。
- 強い吸収性の表面(泡沫など)
- 強度に泡立っている表面
- 非常に不均一な、互いに分離して分離層を形成する媒体(水の上に油の層がある場合など)
▶ アプリケーションテストを実施して機能を確認してください。
▶ 安定したエリアへの設置 ( → 6.1)
▷ 信号が失われた場合、センサーに[E.033]と表示され、出力は予め設定した状態に切り替わります。(→11.5)
- このセンサーはバルク剤(樹脂ペレットなど)には適していません。
- センサーを酸またはアルカリ、ハイジェニックエリア、または電気メッキアプリケーションで使用する場合:センサーの材質が検出媒体に対して耐性があるかどうかを確認してください。(→技術データシート)
- このセンサーはプローブが恒常的に強い機械的ストレスにさらされるアプリケーションには適していません。(動きの激しい粘性媒体または流れの強い媒体など)
- シングルプローブで使用する場合:できれば金属製タンクで使用してください。樹脂製タンクに設置した場合、電磁的干渉により劣化する場合があります (ノイズ耐性EN61000-6-2準拠)。是正措置: → 6.4.4.
- シングルプローブにて小さなタンク(プローブ長が200 mm未満、タンク壁までの距離が300 mm未満)で使用する場合、まれにタンクからの干渉(共振)が発生することがあります。是正措置: (→ 6.1.1).
- 二重配管で使用する場合:汚れた媒体や粘性媒体、および沈殿しやすい媒体には適していません。最大粘度:500 MPa・s.
5 機能
5.1 測定原理
| 図 5-1 | 図 5-2 |
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このセンサーはマイクロ波プローブガイドの原理によって機能します。ナノ秒の範囲の電磁パルスを使用してレベルを測定します。
パルスはセンサーヘッドによって伝送され、プローブに沿って伝わります (図 5-1). 検出対象の媒体に当たると、反射してセンサーまで戻ります (図 5-2). パルスの伝送と受信との間の時間は、移動距離(D)と現在のレベルに直接関係します。距離測定の基準は、本体取付け部の最下部になります。

図はシングルプローブで使用する場合です。二重配管で使用する場合は、誘導波は二重配管の内側のみに沿って伝わります。
5.2 センサーの特長
5.2.1 簡単な設定
- センサーに初めて電源を投入した時には、プローブ長、検出対象の媒体、使用するプローブのタイプを入力する必要があります。その後、センサーは動作準備が完了します。(→10.2)
- 必要に応じて、出力信号のパラメータおよび監視機能の最適化を設定できます。(→10.3 to →10.5)
- すべての設定は、センサーを設置する前にも実行できます。
- 工場出荷時の設定へのリセットが可能です。
- 意図しない操作を予防するため、電子ロックを設定できます。
5.2.2 表示機能
センサーは現在のレベルを、cmまたは測定範囲の最終値に対するパーセントで表示します。工場出荷時の設定: cm
表示単位はプログラミングで定義します(→10.3) ランモードでは、以下の操作により長さ表示とパーセンテージとの間で一時的に切り替え可能です。
▶ [Set]を短く押します。
▷ 選択した単位が30秒間表示され、対応するLEDが点灯します。ボタンを押すたびにディスプレイタイプが変わります。
設定された測定単位と出力のスイッチング状態は、LEDで示されます。
5.2.3 スイッチング機能
センサーは、設定されたリミットレベルに達したこと、またはレベルがリミット値未満であることを、4つのスイッチング出力(OUT1~OUT4)で示します。各出力に対して、次の出力機能から選択できます。
- ヒステリシス機能 / ノーマルオープン ( 図 5-3): [OUx] = [Hno]
- ヒステリシス機能 / ノーマルクローズ (図 5.3): [OUx] = [Hnc]

まずセットポイント(SPx)を設定してから、リセットポイント(rPx)を設定してください。
- ウインド機能 / ノーマルオープン ( 図 5-4): [OUx] = [Fno]
- ウインド機能 / ノーマルクローズ ( 図 5-4): [OUx] = [Fnc]

ウインド幅は、FHx と FLx との間の差によって設定できます。
FHx = 上限值、FLx = 下限值。
图 5-3

図 5-4

L = レベル、HY = ヒステリシス、FE = ウインド
- 各スイッチング出力に関しては、最大60秒のスイッチオフディレーを設定できます。(例:ポンプサイクルが特に長い場合など)
5.2.4 タンク内の実際のレベルを表示するためのオフセット
タンク底とプローブ下端との間の距離を、オフセット値[OFS]として入力できます。それにより、表示とスイッチポイントは実際のレベルを基に算出されます。
5.2.5 異なるタンクの高さに合わせたプローブ
- このセンサーは様々なサイズのタンクに取付けられます。異なる長さのプローブが利用できます。タンクの高さに合わせるため、各プローブは短くできます。最小プローブ長は10 cm、最大プローブ長は160 cmです。
- プローブとセンサー本体は自由に回転できます。そのため取付けと、取付け後のセンサーのヘッドの方向の調整が容易にできます。
5.2.6 安全機能
- 何らかの異常が発生した場合、各出力用にセーフ状態を設定できます。
- 測定不具合が発生した場合、または測定信号が最小値を下回った場合、出力は「セーフ状態」に移行します。この場合に、出力の応答はパラメータ[FOU1]\~[FOU4]で設定できます。
- 乱流や泡沫形成により生じる一時的な信号損失は、遅延時間(→10.6.6 [dFo])により抑制できます。遅延時間中は、最後に測定された値が保持されます。遅延時間内に、測定された信号が十分な強度で再び受信された場合は、センサーは通常の動作を継続します。ただし、遅延時間内に十分な強度で再び受信されなかった場合は、出力はセーフ状態に移行します。

大量の泡沫形成や乱流の場合は、安定したエリアを作る方法の例を参照してください。(→6.1.2)
5.2.7 バイナリーモード
バイナリーモードでは、出力OUT1~OUT4はレベルを8-4-2-1バイナリーコードとして出力します。このようにして、測定範囲(A)を分解能15ステップ(約6.6%)で擬似アナログ評価することができます。
プローブの下とゾーンl2では、ワード0000が出力が出力されます(ステップ0)。測定範囲(A)では、ステップ1~15を経過して出力は示される状態にスイッチします。測定範囲を超過すると(ゾーンl1)、ステップ15(ワード1111)が継続して出力されます。

ゾーンA、|1および|2→技術データシート
5.3 IO-Link
一般情報
このセンサーはIO-Link通信インターフェースを備え、動作にはIO-Link対応モジュール(IO-Linkマスタ)が必要です。
IO-Linkインターフェースにより、プロセスおよび診断データへの直接アクセスが可能で、動作中にセンサーのパラメータを設定できるようになります。また、USBアダプターケーブルを使用してpoint-to-point接続通じて通信が可能です。IO-Linkの詳細情報は、www.ifm.comをご覧ください。
デバイス固有情報
IO-Link装置の構成に必要なIODDおよびプロセスデータの構造、診断情報、およびパラメーターアドレスの詳細情報は、www.ifm.comをご覧ください。
パラメーター設定ツール
必要なIO-Linkハードウェアおよびソフトウェアに関するすべての必要な情報は、www.ifm.comを参照してください。
6 取付方法
6.1 設置場所/環境
- 上から垂直に設置することを推奨します。
6.1.1 シングルプローブのセンサー
- 安全な機能のために、センサーには発振プレートが必要です。(→6.4)
- 最適な動作のため、センサーは下記の距離範囲で取り付けてください。プローブとタンク壁との間の距離:最小40 mm、最大300 mm
- プローブとタンク壁、タンク内の物体 (B)、タンク底、他のレベルセンサーとの間には、次の最小距離を保つ必要があります。

- 直線でないタンク壁や、タンク内の階段、支持物、その他の構造物に関しては、タンク壁までの距離は50 mm以上離してください。
- 小型タンク(プローブ長が200mm未満、タンク壁までの距離が300mm未満)でユニットを使用する場合は、共振による干渉を防ぐために、ユニットをタンクの中心から外して(偏心して)取り付けてください。
- プローブ長が70 cmを超える場合は、媒体の動きによってプローブが相当曲がる場合があります。このような場合には、タンク壁やタンク内の他の構造物との接触を避けるため、最小距離を長めにしてください。
基準値:。
| プローブ長 | タンク壁またはタンク内の構造物までの距離 |
| 70~100 cm | 100 mm |
| 100~160 cm | 180 mm |
- 媒体の汚染が激しい場合は、プローブとタンク壁またはタンク内の構造物との間に導通が形成される危険があります。測定が不正確になるのを避けるため、汚れのタイプと程度に応じて最小距離を長くしてください。
-
パイプへの取付けの場合
-
パイプの内径 (d) は少なくとも100 mmでなければなりません (図 6-1).
- 可能であれば、ユニットをタンクの中心から外して(偏心して)取り付けます。
- センサーを金属パイプ以外に取付けないでください。
- 接続部への取付けの場合
- ボスの直径 (d) は少なくとも60 mmでなければなりません (図 6-2).
- ボスの高さ (h) は40 mmを超えてはなりません (図 6-2).

センサーをボスに取付けることは可能ですが、平坦なタンク蓋に取付けることを推奨します。ボスはマイクロ波の分散を妨げることがあります。
図 6-1

图 6-2

- センサーを注入口の直近には取付けないでください (図 6-3).
できればタンク内に供給管(A)を設置してください(図6-4). 吸入管とプローブとの間の最短距離 = 50 mm、プローブ長 > 70 cm の場合および汚れがひどい場合はこれより長くしてください(→6.1.1)。
| 図 6-3 | 図 6-4 |
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大量の泡沫形成や乱流の場合に、測定が不正確になるのを避けるため:
▶ センサーを安定したエリアに設置してください。
安定したエリアを作る方法の例:
- 二重配管を使用(清潔で低粘度の媒体のみ)
- バイパスまたはスチルパイプを設置する (図 6-5)
- 設置場所を金属シート/穴あきシートで分離する(図なし)
バイパスおよびスチルパイプの最小直径:d = 100 mm
安定したエリアへの上からのアクセス(図6-5: A / B)は最大レベルより上でなければなりません。下からのアクセス(図6-5: C / D)または穴あきシート等のエリアっは、最小レベルより下でなければなりません。これにより、泡沫や乱流がセンサーゾーンに影響しないことを保証できます。穴あきシート等を使用する場合は、汚れ(金属切屑や粒子によるもの)も回避できます。
图 6-5

6.1.2 二重配管のセンサー
- タンク壁およびバッフル (B) までの最小距離はありません。
- タンク底までの最小距離:10 mm。
- 通気口(A)を取付けエレメントなどでふさがないようにしてください。
- センサーを注入口の直近には取付けないでください。二重配管の穴に水流が入らないようにしてください。

- 泡沫が形成される場合:二重配管の通気口は最大レベルより上でなければなりません。二重配管の下端は最小レベルより下でなければなりません。
6.2 プローブの取付け
プローブと二重配管は付属されていません。別途ご注文下さい。(→3供給品)
6.2.1 プローブの取付け
プローブの固定
▶ プローブをセンサーにねじ込んで締付けます。

締付けトルク:4 Nm。
簡単に取付け、取り外しできるように、プローブ接続部は自由に回転できます。何度か回転してもセンサーを破損する恐れはありません。

機械的ストレス(強い振動、移動する粘性媒体)が強い場合、ネジ止め部分を止めネジシールなどで固定することが必要な場合があります。
止めネジシールなどの物体が媒体内に移動することがあります。
無害であることを確認してください。
機械的な方法 (菊ワッシャーなど) で固定する場合、先端が突き出ないようにしてください。干渉反射が生じることがあります。
6.2.2 二重配管の取付け
二重配管を使用する場合は必ずお読みください。

二重配管とプローブは先端の長さが同じでなければなりません。二重配管は短くできます。(→6.3.2)。
▶ プローブをセンサーにねじ込んで締付けます。締付けトルク:4 Nm。
▶ センサーシール (A) をネジ切り部にスライドさせます。
▶ 二重配管 (B) をプローブにスライドさせます。慎重に中心に位置決めし、プローブを二重配管のセンタリングピース (C) (長さが140 cmを超える場合は両方のセンタリングピース間) を慎重に通します。センタリングピースを破損しないよう注意してください。
▶ センサーのネジ切り部にねじ込んで締めます。

6.3 プローブを短くする
6.3.1 プローブを短くする方法と長さLの決定方法
さまざまな高さのタンクにプローブを調整するため、プローブは短くできます。

プローブ長が最小許容プローブ長の10 cm ( Lmin ) より決して短くならないようにしてください。センサーは10 cm未満のプローブ長をサポートしません。これより短いプローブを使用すると測定エラーが起きることがあります。
以下の手順で行ってください。
▶ プローブをセンサーにねじ込みます。
▶ 必要な長さ (L) をの箇所にプローブにマークを付けます。基準点は本体取付けネジの下端です。
▶ プローブをセンサーから取外します。
▶ プローブをマークのところで切断します。
▶ バリや鋭いかえりをすべて取り除きます。
▶ プローブをセンサーに再度ねじ込んで締付けます。締付けトルク:4 Nm。
▶ プローブ長Lを正確に測定して値をメモします。
センサーのパラメータ設定中に入力する必要があります(→10.2)。

Lmin=10cm
6.3.2 二重配管を短くする
二重配管とプローブは先端の長さが同じでなければなりません。



図 6-6
▶ センタリングピースと固定用金具(A、B)を取り外します。
▶ 二重配管の必要な長さ: LK=L+9\ mm
▶ 短くした後、固定用金具を挿入するために少なくとも1つの穴(C)が残っていなければなりません。
▶ バリや鋭いかえりをすべて取り除きます。
▶ センタリングピース (A) を管の下端に挿入し、固定用金具 (B) を使用して下の穴 (C) に固定します。


LK= 二重配管の長さ
L = 接続部の下端からのプローブ長
(→ 6.3.1)
6.3.3 二重配管を使用する場合の長さLの決定方法
プローブ長L (→6.3.1)が不明の場合のみ:
▶ 二重配管の正確な全体長L K を測定します。(→図6-6、右)
▶ 二重配管の全体長から9 mm引きます。 LK-9\ mm=L
▶ Lをメモします。センサーのパラメータ設定中に入力する必要があります。(→10.2)
6.4 シングルプローブのセンサーの取付け

シングルプローブの使用で正しく機能させるためには、センサーは十分な大きさの金属製発振プレートが必要です。マイクロ波パルスをタンクに最適な伝送パワーで伝送するために必要となります。
密閉金属製タンクに設置する場合は、タンクの蓋が発振プレートとして機能します(図6-7、6-11のR)。2種類の取付け方法があります。
- G 3/4 接続部をタンク蓋にねじ込みます。(→6.4.1)
- フランジプレートを使用してタンク蓋に取付け(タンクの壁が薄い場合など)(→6.4.2)
さらに、開放タンク(→6.4.3)および樹脂製タンクへの取付けも可能です。
(→ 6. 4. 4)
6.4.1 密閉金属タンクへの取付け (フランジプレートなし)
| 図 6-7 | 図 6-8 | 図 6-9 |
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▶ ネジの最下部は、固定器具の面と平らにしてください。(図 6-7).
▶ 非埋込み式の取付けは避けてください。(図 6-8).
▶ シールまたはワッシャー (図 6-9のD) を使用して、必要な高さにしてください。
▶ 壁が厚いタンクの場合は、埋込み式の取付けになるように、十分深いくぼみを準備してください。
6.4.2 密閉金属タンクへの取付け (フランジプレートあり)
フランジプレートは付属していません。別途ご注文下さい。(→3 付属製品)
| 図 6-10 | 図 6-11 |
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▶ タンク蓋に穴を準備します。測定信号(d)がプローブに十分伝送されるように最小直径がなければなりません(図6-10)。直径はタンク蓋の厚さによって異なります。
| 厚さ [mm] | 1...5 | 5...8 | 8...11 |
| 穴の直径 [mm] | 35 | 45 | 55 |
▶ フランジプレートを、平坦な面をタンクに向けて取付け、適切なネジで固定します。

パッキン(図6-11のB)をフランジプレートとタンクとの間に挿入することもできます。
フランジプレートにパッキンが付属している場合もあります。
▶ タンクに圧力がかかっている場合は特に、パッキン付近が清潔で均等になっていることを確認します。固定用ネジを十分締めます。
▶ センサーをフランジプレートにねじ込んで、しっかり締めます。
▶ 付属のセンサーシール (図 6-11のA)が正しい位置にあることを確認します。
6.4.3 開放タンクへの取付け
▶ 開放タンクに取付ける場合は、金属製の固定用金具を使用してセンサーを取り付けます。固定用金具は発振プレート(R)として機能します。最小サイズ:角型の場合;150 x 150 mm、円形の場合;直径150 mm(→ アクセサリー)
▶ できればセンサーを固定用金具の中央に取付けてください。距離D2は40 mmを下回ってはなりません。プローブ長が70 cmを超える場合、および汚染がひどい場合は長めにしてください。(→6.1.1)

▶ ネジの最下部は、固定器具の面と平らにしてください。(図 6-7).
▶ 非埋込み式の取付けは避けてください。(図 6-8).
▶ シールまたはワッシャー (図 6-9のD) を使用して、必要な高さにしてください。
6.4.4 樹脂製タンクへの取付け

測定信号が十分伝送されるように、樹脂製タンクまたは蓋が樹脂製の金属製タンクに取付ける場合は次の点に注意してください。
▶ 最小直径150 mmの穴を樹脂製蓋に開ける必要があります。
▶ センサーの取付けには、穴を十分ふさぐ金属製のフランジプレート(=発振プレート、R)を使用しなければなりません。(→アクセサリー)
▶ プローブとタンク壁との間に最小距離 (= 80 mm) を確保してください。プローブ長が70 cmを超える場合、および汚染がひどい場合は長めにしてください。(→ 6.1.1)

樹脂製のタンクに取付ける場合は、電磁干渉を起こすことがあります。 是正措置:
- タンクの外側に金属箔をかぶせます。
- レベルセンサーとその他の電子機器との間にシールドスクリーンを置きます。
- 二重配管を使用することで、センサーを電磁干渉から効率的に保護できます。アプリケーションエリアに関する制約に注意してください。(→4.3)
6.5 二重配管を使用したセンサーのタンクへの取付け
▶ プロセス接続のシール:
- G 3 / 4 配管のプロセス接続:供給品のパッキンを二重配管のネジ切りにスライドさせます。
- 3/4 " NPT配管のプロセス接続:適切なシーリング材 (テフロンテープなど) を使用します。
▶ センサーと二重配管をタンクにねじ込んで締めます。
6.6 センサー外装の調節

取付け後、センサー外装の向きを調節できます。自由に回転できます。何度か回転してもセンサーを破損する恐れはありません。
7 接続方法

センサーの接続は、必ず電気的な知識を持っている人が行ってください。
国内、海外の電気機器設置に関する規定を順守してください。
供給電源:SELV、PELV
▶ 電源を切ります。
▶ センサーを次のように接続します。


| ピン / 接続 | コアカラー | |
| ifmソケット | DIN 47100準拠のソケットの場合 | |
| 1 L+ | 茶 | 白 |
| 2 OUT2 ( スイッチング出力2 ) | 白 | 茶 |
| 3 L- | 青 | 緑 |
| 4 OUT1 / IO-Link | 黒 | 黄 |
| 5 OUT3 ( スイッチング出力3 ) | 灰 | 灰 |
| 6 OUT4 ( スイッチング出力4 ) | 桃 | 桃 |
| 7: 未使用 | 紫 | 青 |
8極または4極のコネクターがアクセサリーとして利用できます。
- コード番号 E11228 (Y型接続ケーブル)
- コード番号 E11627 (Tスプリッターボックス)

センサーに初めて電源を投入した時には、プローブ長、検出対象の媒体、使用するプローブのタイプを入力する必要があります。設定するまでセンサーは運転できません(→10.2)。
8 操作部と表示の説明

| 1~8:表示LED |
| - LED 1: 緑 = 表示単位cm- LED 2: 緑 = 表示単位インチ- LED 3: 緑 = 測定範囲の最終値に対する%で表示- LED 4: 未使用。- LED 5: 黄色 = 出力4がON状態- LED 6: 黄色 = 出力3がON状態- LED 7: 黄色 = 出力2がON状態- LED 8: 黄色 = 出力1がON状態※日本国内では、計量法によりSI単位以外使用することができません。 |
| 9: 4桁デジタル表示 |
| 現在のレベルの表示動作とエラーの表示パラメータとパラメータ値の表示 |
| 10: Setボタン |
| パラメータ値の設定(押し続けると連続増加、1回押すとステップ増加)通常の動作モード(ランモード)で、cm/インチ表示とパーセント表示の間で変更。 |
| 11: Mode/Enterボタン |
| パラメータの選択とパラメータ値の決定 |
9 メニュー
9.1 メニュー構造/スイッチングモード (bin = OFF)

9.2 メニュー構造/バイナリーモード (bin = OFF)

9.3 メニューの説明
| SP1/rP1 | OUT1のレベルの上限値/下限値 |
| FH1/FL1 | 許容範囲の上限値/下限値(OUT1でモニタリング) |
| SP2/rP2 | OUT2のレベルの上限値/下限値 |
| FH2/FL2 | 許容範囲の上限値/下限値(OUT2でモニタリング) |
| SP3/rP3 | OUT3のレベルの上限値/下限値 |
| FH3/FL3 | 許容範囲の上限値/下限値(OUT3でモニタリング) |
| SP4/rP4 | OUT4のレベルの上限値/下限値 |
| FH4/FL4 | 許容範囲の上限値/下限値(OUT4でモニタリング) |
| OUx | OUTxの出力機能:レベル制限値用のスイッチング信号:ヒステリシス機能[H..]またはウインド機能[F..]、ノーマルオープン[.no]またはノーマルクローズ[.nc] |
| OFS | レベル測定のオフセット値 |
| EF | 拡張機能/メニューレベル2へ進む |
| rES | 工場出荷時の値にリセット |
| dr1 | OUT1のスイッチオフディレーメニュー項目は、OU1=HnoまたはHncの場合のみ有効です。 |
| dr2 | OUT2のスイッチオフディレーメニュー項目は、OU2=HnoまたはHncの場合のみ有効です。 |
| dr3 | OUT3のスイッチオフディレーメニュー項目は、OU3=HnoまたはHncの場合のみ有効です。 |
| dr4 | OUT4のスイッチオフディレーメニュー項目は、OU4=HnoまたはHncの場合のみ有効です。 |
| FOUx | エラーの場合のOUTxの応答 |
| dFo | エラーの場合のスイッチング応答OUTxの遅延時間 |
| Uni | 測定の単位 |
| SELd | 表示タイプ |
| LEnG | プローブ長。 |
| Medl | 検出媒体 |
| Prob | 使用するプローブのタイプ(シングルプローブまたは二重配管)。メニュー項目は、MEdl=HIGHの場合のみ有効です。 |
| Bin | スイッチングモードとバイナリーモードの間で変更。 |
10 パラメータ設定
パラメータの設定中、センサーは内部的に動作モードのままです。パラメータ設定が完了するまで、従来のパラメータでモニタリングを続行します。
10.1 パラメータ設定全般
各パラメータ設定に対して、3つのステップを実行する必要があります。
| 1 | パラメータの選択▶ 必要なパラメータが表示されるまで、[Mode/Enter] を押してください。 | ![]() |
| 2 | パラメータ値を設定▶ [Set] ボタンを押し続けてください。> パラメータの現在の設定値が5秒間点滅します。> After 5 s: 設定値を変更できます:ボタンを1度押すとステップごとに、ボタンを押し続けると連続的に変更されます。 | 170 |
| 数値は連続的に増加されます。値を減少させるには、最大値まで値を増加させてください。値は最小値から再度び増加します。 | ||
| 3 | Acknowledge parameter value▶ [Mode/Enter]を短く押します。> パラメータが再度表示されます。新しい設定値が保存されます。 | ![]() |
| 他のパラメータの設定:▶ 再度ステップ1から始めます。 | ||
| パラメータ設定の終了▶ 現在の測定値が表示されるまで、[Mode/Enter] を数回押すか、30秒間待ちます。▷ 装置が動作モードに戻ります。 | ||

[S. Loc]が表示される場合→11.1 動作表示。
- メニューレベル1からメニューレベル2への変更
| ▶ [EF] が表示されるまで、[MODE/ENTER] を数回押します。 | ![]() |
| ▶ [Set]を短く押します。▷ サブメニューの最初のパラメータが表示されます(ここでは [res]) | ![]() |
- ロック/ロック解除
センサーは意図しない設定が行なわれるのを予防するため、電子的にロックできます。
| ▶ センサーが通常の動作モードにあることを確認してください。▶ [Mode/Enter] + [Set] を10秒間押してください。> [Loc]と表示されます。 | ![]() |
| 動作中:>パラメータ値を変更しようとすると、少しの間 [Loc] と表示されます。 | |
| ロック解除:▶ [Mode/Enter] + [Set] を10秒間押してください。> [uLoc]と表示されます。 | ![]() |
工場出荷時:アンロック
- タイムアウト
パラメータ設定中に30秒間何もボタンを押さないと、装置は動作モードに戻り、値は変更されません。
10.2 基本設定(工場出荷時の設定)
工場出荷時のセンサーは、まず基本設定を入力する必要があります。これを実行するまで、完全なパラメータ設定メニューにはアクセスできません。

誤った基本設定を入力すると、誤作動することがあります。
10.2.1 プローブ長の入力
| ▶ 電源を投入します。> 初期表示 ≡≡≡ が表示されます。▶ [LEnG]を選択し、[SET]を5秒間押します。▷ [nonE]が表示されます。▶ プローブ長をcm単位で入力します。プローブ長の決定に関する注意事項→6.3.1(シングルプローブ)または→6.3.3(二重配管)▶ [Mode/Enter]を短く押します。 | LEnG |
10.2.2 媒体の設定
| ▶ [MEdI]を選択し、[Set]を5秒間押します。▷ [nonE]が表示されます。▶ 必要な値を設定:- [HIGH] = 水および水溶性の媒体- [LOW] = 油および油性の媒体備考:不確かな場合は、アプリケーションテストを実施して、設定が媒体に適していることを確認してください。 | MEDI |
10.2.3 プローブのタイプの設定
| ▶ [Prob]を選択し、[Set]を5秒間押します。▷ [nonE]が表示されます。▶ 必要な値を設定:- シングルプローブの場合は[rod]- 二重配管の場合は[COAX]• 水および水溶性媒体の検出は、シングルプローブのみならず、二重配管でも可能です。• 油および油性の媒体の検出は、二重配管でのみ可能です。そのため、[MEdl] = [LOW]の設定の場合はパラメータ[Prob]は[COAX]にプリセットされています。値[rod]は使用できません。 | Prob |
センサーは動作モードになります。さらにパラメータを設定する場合はメニューを開いてください。パラメータ[LEnG]、[MEdI]、および[Prob]は、その他のパラメータと同様にアクセスして変更できます。
10.3 表示の設定
| ▶ [Uni]を選択して測定単位を設定します: [cm]工場出荷時の設定: cm※日本国内では、計量法によりSI単位以外使用できません。▶ [SELd]を選択して表示タイプを設定てください。- [L] = レベルはmmで表示されます。- [L%]=レベルは測定範囲の最終値に対するパーセントで表示されます。- [OFF]=動作モードで表示機能をオフにします。いずれかのボタンを押すと、現在の測定値が30秒間表示されます。表示を無効にしてもLEDは有効なままです。 | UniSELD |
10.4 評価モードの選択
| ▶ [bin]を選択してモードを設定します。[OFF] = スイッチングモード (= 工場出荷時設定)、[on] = バイナリーモードスイッチングパラメータPx、rPx、OUx、drxは、バイナリーモードでは利用できません。 | 617 |
10.5 オフセット設定
| ▶ [OFS]を選択して、タンク底とプローブ下端との間の距離を入力してください。その後、表示とスイッチポイントは実際のレベルを基に算出されます。工場出荷時の設定: [OFS] = [0]備考: スイッチングしきい値 (SPx/FHx、rPx/FLx) を設定する前に、[OFS]を設定してください。後から設定すると、スイッチングしきい値が、設定したオフセットの値分シフトされます。 | OFS |
10.6 出力信号の設定
10.6.1 出力機能の設定
| ▶ [OU1]~[OU4]を選択してスイッチング機能を設定します。[Hno]=ヒステリシス機能/NO[Hnc]=ヒステリシス機能/NC[Fno]=ウインド機能/NO[Fnc]=ウインド機能/NC備考:上限のスイッチポイントをオーバーフロー保護として使用する場合、設定OU x = Hnc ( NC機能 )を推奨します。ノーマルクローズ動作設定は、配線の断線検知としても機能します。 | OU1... OU4 |
10.6.2 スイッチング出力値の設定(ヒステリシス機能)
| ▶ 対応する出力[OUx]に対して、機能[Hno]または [Hnc] が設定されていることを確認してください。▶ [SP1]~ [SP4]を選択し、出力が切り替わる値を設定します。 | SP1... SP4 |
| ▶ [rP1]~ [rP4]を選択し、出力がリセットされる値を設定します。rPxは SPx の値より小さい値しか設定できませんので、rPx の値は常に SPx の値より小さくなるように設定してください。 | rP1...rP4 |
10.6.3 スイッチング出力値の設定(ウインド機能)
| ▶ [OUx] では機能[Fno]または [Fnc] を必ず設定してください。▶ [FH1]~ [FH4] を選択して許容範囲の上限値を設定してください。 | FH1... FH4 |
| ▶ [FL1]~ [FL4] を選択して許容範囲の下限値を設定します。FLxは常にFHxより低い値です。センサーはFHxの値より小さい値にしか設定できません。 | FL1... FL4 |
10.6.4 スイッチオフディレー[drx]の設定
| ▶ [dr1]~[dr4]を選択して0.2~60秒の値を設定します。0.0(工場出荷時の設定)では遅延時間は無効です。スイッチオフディレーは、ヒステリシスがスイッチング機能に設定されている場合(OUx=HnoまたはHnc)のみ有効です。 | dr-1...dr-4 |
10.6.5 エラーの場合の出力の応答
| ▶ [FOU1]~[FOU4]を選択して値を設定します。[on]=エラーの場合、出力はONにスイッチ。[OFF]=エラーの場合、出力はOFFにスイッチ。工場出荷時の設定:[FOU1]~[FOU4]=[OFF]。エラー:ハードウェアの不良、信号品質が低すぎる、通常と異なるレベル曲線。オーバーフローはエラーとはみなされません。 | FOU1... FOU4 |
10.6.6 信号損失後の遅延時間の設定
| ▶ [dFo]を選択して0.2~5.0秒の値を設定します。0.0(工場出荷時の設定)では遅延時間は無効です。アプリケーションの動作に注意してください。レベルが高速で変化する場合は、値をステップごとに適応させることを推奨します。 | dFo |
10.7 すべてのパラメータを工場出荷時設定にリセット
| ▶ [rES] を選択し、[Set]ボタンを[----] が表示されるまで押し続けてください。▶ [Mode/Enter]を短く押します。▷ センサーが再起動し工場出荷時設定に戻ります。備考:工場出荷時、センサーは運転可能な状態にはなっていません。まず、基本設定を入力する必要があります。(→ 10.2) | r-ES |
10.8 基本設定の変更
プローブまたはアプリケーションエリアに変更があった場合に必要です。
10.8.1 プローブ長の再入力
| ▶ メニューレベル2に変更します。▶ [LEnG]を選択してプローブ長Lを設定します。設定した測定単位(cm)にご注意ください。ステップ:0.5 cmプローブ長の決定に関する注意事項:→6.3.1(シングルプローブ)または→6.3.3(二重配管)の注意事項に従ってください。▶ [Mode/Enter]を短く押します。備考:プローブ長の変更後、OFSおよびスイッチングしきい値の値も見直し/再入力が必要です。 | LEnG |
10.8.2 別の媒体に設定
| ▶ [MEdl]を選択して値を設定します。- [HIGH] = 水および水溶性の媒体- [LOW] = 油および油性の媒体備考:不確かな場合は、アプリケーションテストを実施して、設定が媒体に適していることを確認してください。 | MEDI |
10.8.3 使用するプローブタイプの新規入力
| ▶ [Prob]を選択して値を設定します。- シングルプローブの場合は[rod]- 二重配管の場合は[COAX]水および水溶性媒体の検出は、シングルプローブのみならず、二重配管でも可能です。油および油性の媒体の検出は、二重配管でのみ可能です。そのため、[MEdI] = [LOW]の設定の場合はパラメータ[Prob]は使用できません。(値[COAX]がプリセットされています) | Prob |
11 動作
電源投入後、センサーは動作モード(通常の状態)になります。
測定および評価機能が実行され、設定されたパラメータに従って出力します。
11.1 動作表示
| [----] 連続表示 | 電源投入後の初期状態 |
| 数値 + LED 1 | 現在のレベルをcmで表示 |
| 数値 + LED 2 | 現在のレベルをインチで表示 |
| 数値 + LED 3 | 現在のレベルを測定範囲の最終値に対する%で表示 |
| LED 5 ~ LED 8 | 対応する出力のスイッチング状態 |
| [----] | レベルが測定範囲以下 |
| [FULL] + [数値]を交互に表示 | レベルが最大測定範囲に達したか超過した(=オーバーフロー警告) |
| ≡≡≡ | 工場出荷時、センサーは運転可能な状態にはなっていません。基本設定が必要です。(→10.2) |
| [Loc] | センサーは電子的にロックされています。パラメータを設定できません。ロックを解除するには2つの設定ボタンを10秒間押します。 |
| [uLoc] | センサーはロック解除状態/パラメータ設定が可能です。 |
| [S. Loc] | パラメータ値を変更しようとしたときに[S. Loc]と表示される場合は、IO-Link通信がアクティブ(一時的ロック)またはセンサーはソフトウェアから永続的にロックされています。このロックはパラメータ設定ソフトウェアからのみ解除できます。 |
11.2 設定されたパラメータの読取り
▶ [Mode/Enter] を短く押してパラメータをスクロールします。
▶ [Set] を短く押すと、対応するパラメータ値が約30秒間表示されます。
30秒後、センサーはランモードに戻ります。
11.3 ランモードでの表示単位の変更
( =長さ ( cm ) 表示とパーセンテージ表示との間で切り替え )
▶ ランモードで[Set]を短く押します。
▷ 選択した単位が30秒間表示され、対応するLEDが点灯します。ボタンを押すたびにディスプレイタイプが変わります。
11.4 エラー表示
| 考えられる原因 | 推奨される対策処置 | |
| [E.000] | 電気的エラー | センサーを交換してください。 |
| [E.031] | センサーからプローブが外れている。プローブ長の誤った設定。 | プローブがセンサーに取付けられているかどうかをチェックします。パラメータ[LEnG]をチェックします。 |
| [E.033] | 測定が大量の泡沫形成または乱流により乱されている。 | ・センサーをスチルパイプまたはバイパスに設置します。・[dFo]を設定または増加します。(→10.6.6) |
| 分離層(油の層が水の上にある場合など)により、測定が乱されている。 | 油の層を取り除き、媒体を攪拌して成分を確認します。 | |
| プローブまたは接続部が汚れている。 | プローブと接続部を清掃し、リセットを実行してください。* | |
| 設置条件に従っていません。 | 「取付方法」に関する注意に従ってください。(→6) | |
| プローブ長、プローブタイプまたは感度(媒体の設定)が正しくない。 | 設定を訂正(→10.2)してから、リセットを実行してください。* | |
| [SCx] | 点滅:スイッチング出力xで短絡 | 短絡状態を取り除いてください。 |
| [SC] | 点滅:すべてのスイッチング出力で短絡 | 短絡状態を取り除いてください。 |
| [PARA] | データ設定エラー | 工場出荷時設定にリセットしてください。(→10.7) |
* エラーを修正してエラーメッセージをリセットしてから、リセットを実行してください。 (電源をオフにしてから再度オン)
11.5 様々な動作状態における出力応答
| OUT1~ OUT4 | |
| 工場出荷時 | OFF |
| 通常動作 | レベルと出力機能の設定に従う(bin、OU1~OU4) |
| エラー時(E.0xx) | FOUx = OFFの場合はOFFFOUx = Onの場合はON |
| cm | インチ | |||
| 最小 | 最大 | 最小 | 最大 | |
| L(プローブ長) | 10 | 160 | 4.0 | 63 |
| A(測定範囲) | 6 (4) | L - 4 (L - 6) | 2.4 (1.6) | L - 1.6 (L - 2.4) |
| I1(不感帯1) | 3 | 1.2 | ||
| I2(不感帯2) | 1 (3) | 0.4 (1.2) | ||
括弧内の値は設定[MEdl] = [LOW](油および油性の媒体用の設定)の時に適用されます。
12 技術データと外形寸法図

仕様と寸法図はwww.ifm.com/jpをご覧ください。
12.1 設定範囲
| [LEnG] | cm | インチ |
| 設定範囲~ | 10...160 | 4.0...63 |
| ステップ | 0.5 | 0.2 |
| [OFS] | cm | インチ |
| 設定範囲~ | 0...100 | 0...39.4 |
| ステップ | 0.5 | 0.2 |
スイッチングしきい値の設定範囲(SPx、rPx、FHx、FLx)は、プローブ長(L)に依存します。通常は、以下が適用されます。
| cm | インチ | |||
| 最小 | 最大 | 最小 | 最大 | |
| SPx / FHx | 1.5 (3.5) | L - 3 | 0.6 (1.4) | L - 1.2 |
| rPx / FLx | 1.0 (3.0) | L - 3.5 | 0.4 (1.2) | L - 1.4 |
| ステップ | 0.5 | 0.2 | ||
この値は[OFS] = 0 の時に適用されます。括弧内の値は設定[MEdI] = [LOW](油および油性の媒体用の設定)の時に適用されます。
- rPx (FLx) はSPx (FHx) の値より小さい値しか設定できません。
SPx (FHx) の値が ≤ rPx (FLx) の値に減少すると、rPx (FLx) の位置も移動します。 - rPx (FLx) およびSPx (FHx) が接近している(ステップの約3倍)場合、SPx (FHx) を増加させるとrPX (FLx) は自動的に変更されます。
- rPx (FLx) と SPx (FHx) の距離が離れている場合、SPx (FHx) が増加しても rPx (FLx) は設定値を維持します。
13 メンテナンス
▶ 接続部に堆積物や異物がないようにしてください。
▶ 汚れがひどい場合:接続部とプローブを定期的に洗浄してください。
長期使用の場合、媒体に分離層が形成される場合があります。(水の上に油層)固定パイプまたはバイパスの場合特に形成されやすいです。
▶ 定期的に分離層を除去してください。
▶ 通気口(二重配管の上端)がふさがっていないことを確認してください。
▶ 二重配管の内部に異物や汚れがないようにしてください。
14 アプリケーション
14.1 貯蔵タンク/レベル監視
バイナリーモードでの評価によるレベル監視
- メニュー設定:bin = on
- SPx、rPx、drx、OUxの設定は無効です。

XX. X = 表示值
A = バイナリー値
P1:ポジション1、最大値に到達など;P2:ポジション2、プリセット上限値に到達など;P3:ポジション3、プリセット下限値に到達など;P4:ポジション4、最小値に到達など
バイナリーモードは、測定有効範囲の6.6%ごとの分解能、または4ビットのアナログ評価に対応します。
評価機器(PLCなど)では、アナログ入力は使用されず、アナログ値はすでにデジタル形式(8-4-2-1 バイナリーモード)で利用可能です。
14.2 貯蔵タンク
4つのスイッチング出力を備えたレベル制御および最小/最大モニタリング。
4個のフロートスイッチの代替になります。
| スイッチング出力1~4の設定 (bin = OFF) | |
| SP1 | 最大値超過 → アラーム |
| OU1 | ヒステリシス機能/ノーマルクローズ (Hnc) |
| SP2 | 上のプリセット値に到達 → 補充終了 |
| OU2 | ヒステリシス機能/ノーマルオープン (Hno) |
| SP3 | 下のプリセット値より下 → 補充開始 |
| OU3 | ヒステリシス機能/ノーマルクローズ (Hnc) |
| SP4 | 最小値未満→ アラーム |
| OU4 | ヒステリシス機能/ノーマルオープン (Hno) |
| rP1...rP4 | それぞれrPxよりやや下(波動運動を抑制するため)(出荷時設定値) |

XX. X = 表示值
- レベルがSP1より下の場合、出力がONします。レベルがSP1より上か、断線がある場合、出力1はOFFになります。(アラームメッセージ"overflow / wire break"(オーバーフロー/断線))
- レベルがSP2に到達すると、出力2がONします。(上のプリセット値に到達、補充を完了)
- レベルがSP3より下の場合、出力3がONします。(下のプリセット値未満、補充を開始)
- レベルがSP4より上の場合、出力がONします。レベルがSP4より上か、断線がある場合、出力4はOFFになります。(アラームメッセージ"below min.value / wire break"(最小値未満/断線))
14.3 ポンプ場
空のタンク/3つのスイッチング出力でオーバーフロー保護します。
3個のフロートスイッチの代替になります。
| スイッチング出力1~3の設定 (bin = OFF) | |
| SP1 | 最大値超過 → アラーム |
| OU1 | ヒステリシス機能/ノーマルクローズ (Hnc) |
| SP2 | 上限値超過 → 水中ポンプオン |
| OU2 | ヒステリシス機能/ノーマルオープン (Hno) |
| SP3 | 下限値超過 → 水中ポンプオフ |
| OU3 | ヒステリシス機能/ノーマルクローズ (Hnc) |
| rP1...rP3 | それぞれrPxよりやや下(波動運動を抑制するため)(=出荷時設定値) |

XX. X = 表示値、A = タンクが空の状態、B = オーバーフロー保護
- レベルがSP1より下の場合、出力がONします。レベルがSP1より上か、断線がある場合、出力1はOFFになります。(アラームメッセージ"overflow / wire break"(オーバーフロー/断線))
- レベルがSP2を超えると、出力2がONします。(上限値超過、水中ポンプ ON)
- レベルがSP3より下の場合、出力3がONします。(下限値到達、水中ポンプOFF)
15 工場出荷時の設定
| 工場出荷時の設定 | ユーザー設定 | |
| SP1 / FH1 | 25% SP/FHmax | |
| rP1 / FL1 | 25% SP/FHmax | |
| OU1 | Hno | |
| SP2 / FH2 | 50% SP/FHmax | |
| rP2 / FL2 | 50% rP/FLmax | |
| OU2 | Hno | |
| SP3 / FH3 | 75% SP/FHmax | |
| rP3 / FL3 | 75% rP/FLmax | |
| OU3 | Hno | |
| SP4 / FH4 | 100% SP/FHmax | |
| rP4 / FL4 | 100% rP/FLmax | |
| OU4 | Hnc | |
| OFS | 0.0 | |
| dr1 | 0.0 | |
| dr2 | 0.0 | |
| dr3 | 0.0 | |
| dr4 | 0.0 | |
| FOU1 | OFF | |
| FOU2 | OFF | |
| FOU3 | OFF | |
| FOU4 | OFF | |
| dFo | 0 | |
| Uni | cm | |
| SELd | L | |
| LEnG | nonE | |
| MEdl | nonE | |
| Prob | nonE | |
| bin | OFF |
SP/FHmax = LEnGの値 - 3。
rP/FLmax = LEnGの値 - 3.5。
LEnG値を入力すると、プログラムが基本設定を計算します。
※日本国内では、計量法によりSI単位以外使用できません。
技術データ、その他の情報については下記も併せてご参照ください。
www.ifm.com/jp → データシート検索:
お断りなく仕様等記載事項を変更することがありますのでご了承ください。










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