350 XCF (2013) - オートバイ KTM - 無料のユーザーマニュアル
デバイスのマニュアルを無料で見つける 350 XCF (2013) KTM PDF形式.
| 製品タイプ | オフロードバイク(エンデューロ) |
| ブランド | KTM |
| モデル | 350 XCF(2013年) |
| エンジン | 単気筒4ストローク、349.7cc、液冷 |
| ボア×ストローク | 88×57.5mm |
| 点火方式 | カムシャフト位置センサー付きデジタルCDI |
| 燃料供給 | Keihin EMS電子燃料噴射、スロットルボディ42mm |
| 始動方式 | セルフスターター |
| トランスミッション | 6速、Oリングチェーン |
| クラッチ | 油圧式多板Brembo、オイルバス |
| フロントサスペンション | WP-USD48mm倒立フォーク、ストローク300mm |
| リアサスペンション | WP PDSショック、伸び圧縮調整可能、ストローク315mm |
| フロントブレーキ | Waveディスク260mm、2ピストンフローティングキャリパー |
| リアブレーキ | Waveディスク220mm、シングルピストンキャリパー |
| 寸法(長×幅×高) | 2150×820×1250mm(おおよそ) |
| ホイールベース | 1475±10mm |
| シート高 | 925mm(無負荷時) |
| 乾燥重量 | 約104kg |
| 燃料タンク容量 | 7.5リットル(リザーブ1.5L含む) |
| エンジンオイル | フィルター交換なし1.2L、フィルター交換時1.3L |
| メンテナンス | オイル交換15時間ごと、エアフィルター30時間ごと、バルブクリアランス100時間ごと |
| 安全装備 | キルスイッチ、サイドスタンド、LEDライト |
| スペアパーツ | KTMおよび正規販売店で入手可能 |
よくある質問 - 350 XCF (2013) KTM
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使用説明書 350 XCF (2013) KTM
このたびは KTM のモーターサイクルをお買い上げ頂き、ありがとうございました。最新のスポーツモーターサイクルを手に入れられたお客様に、これを十分満喫頂くため、適切なメンテナンスと手入れを行う事をお願いしています。
快適な走行をお楽しみ下さい!
お持ちのモーターサイクルのシリアルナンバーを下記に記して下さい。
| シャーシナンバー (頁10) 正規ディーラー店スタンプ | |
| エンジンナンバー (頁10) |
本オーナーズマニュアルは、印刷時点現在、当該モデルシリーズの最新仕様に基づいて作成されています。しかし、車両の構造が更に開発される事により、製品と若干の差異が生じる可能性があります。
ここに記載された内容について、当社は何ら義務を負わないものと致します。KTM-Sportmotorcycle AG は、記載された技術内容、価格、色、形、部品、サービス内容、構造、装備などにつき予告および理由の開示なく変更、代替品なく抹消、地域の状況に合わせ変更、並びに特定モデルの生産を予告なく停止する権利を有するものとします。商品入手の可否、写真・イラスト並びに記載内容との差異、印刷ミス並びに誤記に対し、KTM は一切の責任を負いかねます。写真に使用されているモデルには、一部量産製品にはない特殊装備が施されています。
© 2012 KTM-Sportmotorcycle AG、Mattighofen オーストリア
無断複写・転載を禁じます。
一部または全部並びにその種類を問わず、複製・複写には必ず著作者の書面による許可を要します。

ISO 9001 (12 100 6061)
国際品質管理規格 ISO 9001 の観点から、KTM では到達しうる最高の生産品質を実現するための品質保証プロセスを導入しています。
5230 Mattighofen、オーストリア
1 表示方法 4
1.1 本書の表示マークについて…… 4
1.2 使用文字種について 4
2 安全の手引き 5
2.1 使用環境 - 使用目的 5
2.2 安全の手引き 5
2.3 危険度と表示マーク 5
2.4 改造に関する警告 5
2.5 使用時の安全性.... 5
2.6 保護服 6
2.7 作業上の決まり....6
2.8 環境.... 6
2.9 OWNER'S MANUAL.... 6
3 重要な注意事項 7
3.1 保証(ギャランティ)、保証(ワランティ)……7
3.2 油脂類、ケミカル類 7
3.3 スペアパーツ、アクセサリー 7
3.4 サービス.... 7
3.5 写真.... 7
3.6 カスタマーサービス 7
4 各部の名称 8
4.1 各部の名称 左前方 ( 代表写真).... 8
4.2 各部の名称 右後方 ( 代表写真)....9
5 シリアルナンバー.... 10
5.1 シャーシナンバー 10
5.2 タイプラベル 10
5.3 エンジンナンバー 10
5.4 フロントフォークタイプナンバー...... 10
5.5 ショックアブソーバータイプナンバー…… 10
6 操作各部 11
6.1 クラッチレバー.... 11
6.2 ブレーキレバー 11
6.3 スロットルグリップ 11
6.4 エンジンストップスイッチ.... 11
6.5 スタータースイッチ 11
6.6 インジケーターランプの表示…… 12
6.7 フィラーキャップを開く 12
6.8 フィラーキャップを閉じる.... 13
6.9 チヨークノブ 13
6.10 アイドリング調整スクリュー.... 14
6.11 シフトレバー 14
6.12 ブレーキペダル.... 15
6.13 三角スタンド ( SX-F シリーズ ) 15
6.14 サイドスタンド (XC-F) 15
7 運転操作の前に 16
7.1 初めて運転操作を行う際の注意 16
7.2 慣らし運転をする 17
7.3 過酷な環境での使用に備えて車両の準備をする…… 17
7.4 乾燥した砂地での走行に備えた準備 18
7.5 濡れた砂地での走行に備えた準備.... 18
7.6 濡れた道路や泥道での走行に備えた準備…… 19
7.7 高温や低速での走行に備えた準備.... 19
7.8 低温や雪上での走行に備えた準備…… 19
8 運転上の注意事項.... 20
8.1 運転操作の前に必ず行う点検・メンテナンス
項目 20
8.2 エンジン始動 20
8.3 発進.... 21
8.4 シフト操作とライディング.... 21
8.5 ブレーキをかける 21
8.6 停止と駐車.... 22
8.7 輸送.... 22
8.8 給油する.... 22
9 サービスプラン 24
9.1 サービスプラン 24
9.2 サービス項目 (別途作業依頼) 25
10 シャーシを調整する.... 26
10.1 シャーシの基本設定を運転者の体重に応じて確認する.... 26
10.2 ショックアブソーバーのコンプレッションダ
ンバー 26
10.3 ショックアブソーバーのコンプレッションダンパー低速設定を調節する.... 26
10.4 ショックアブソーバーのコンプレッションダンパー高速設定を調節する.... 27
10.5 ショックアブソーバーのリバウンドダンパーを調節する.... 28
10.6 後輪に負荷をかけない状態で寸法を測定する.... 28
10.7 ショックアブソーバーの空車サグを点検する.... 29
10.8 ショックアブソーバーのライディングサグを点検する…… 29
10.9 ショックアブソーバーのスプリングプリロードを調節する 29
10.10 ライディングサグを調節する 30
10.11 フロントフォークの基本設定を確認する…… 31
10.12 フロントフォークのコンプレッションダン
バーを調節する.... 31
10.13 フロントフォークのリバウンドダンパーを調節する 32
10.14 ハンドルバーの位置 32
10.15 ハンドルバーの位置を調節する 32
11 シャーシで行うサービス作業.... 34
11.1 車両をリフトスタンドでジャッキアップする.... 34
11.2 車両をリフトスタンドから降ろす…… 34
11.3 フォークレッグの空気を抜く…… 34
11.4 フォークレッグのダストシールを清掃する ..... 35
11.5 フォークカバーをずらす 35
11.6 フォークカバーの位置を調整する…… 35
11.7 フォークレッグを取り外す 36
11.8 フォークレッグを取り付ける 36
11.9 フォークカバーを取り外す 37
11.10 フォークカバーを取り付ける 37
11.11 ロアートリプルクランプを取り外す 37
11.12 ロアートリプルクランプを取り付ける 38
11.13 ステアリングヘッドのベアリングのガタを点検する 39
11.14 ステアリングヘッドのベアリングのガタを調節する 40
11.15 ステアリングヘッドのベアリングをグリース
アップする 40
11.16 レースナンバープレートを取り外す 41
11.17 レースナンバープレートを取り付ける…… 41
11.18 フロントフェンダーを取り外す 41
11.19 フロントフェンダーを取り付ける.... 42
11.20 ショックアブソーバーを取り外す 42
11.21 ショックアブソーバーを取り付ける 43
11.22 シートを取り外す 43
11.23 シートを取り付ける 44
11.24 工アフィルターケースのカバーを取り外す ..... 44
11.25 エアフィルターケースのカバーを取り付ける.... 44
11.26 エアフィルターを取り外す
11.27 工アフィルターを取り付ける 45
11.28 工アフィルターとエアフィルターケースを清 掃する 45
11.29 エアフィルターケースのカバーを固定する 46
11.30 エアフィルターケースをシールする 46
11.31 メインサイレンサーを取り外す 46
11.32 メインサイレンサーを取り付ける…… 47
11.33 メインサイレンサーのグラスファイバーを交換する 47
11.34 フューエルタンクを取り外す 47
11.35 フューエルタンクを取り付ける
11.36 チェーンの汚れを点検する.... 50
11.37 チェーンを清掃する 50
11.38 チェーンの遊びを点検する.... 50
11.39 チェーンの遊びを調節する.... 51
11.40 チェーン、リアスプロケット、フロントスプロケット、チェーンガイドを点検する 52
11.41 チェーンガイドを調節する
11.42 フレームを点検する
11.43 スイングアームを点検する
11.44 アクセルワイヤーの取り回しを点検する…… 54
11.45 グリップゴムを点検する 55
11.46 グリップゴムの固定を強化する 55
11.47 クラッチレバーの基本位置を調整する…… 55
11.48 油圧式クラッチのフルードレベルを点検・調節する 56
11.49 油圧式クラッチのフルードを交換する
12 ブレーキシステム.... 58
12.1 ブレーキレバーの遊びを点検する.... 58
12.2 ブレーキレバーの基本位置を調整する.... 58
12.3 ブレーキディスクを点検する.... 58
12.4 前輪ブレーキのブレーキフルードのレベルを点検する.... 59
12.5 前輪ブレーキのブレーキフルードを補給する 59
12.6 前輪ブレーキのブレーキパッドを点検する ..... 60
12.7 前輪ブレーキのブレーキパッドを交換する 60
12.8 ブレーキペダルの遊びを点検する.... 62
12.9 ブレーキペダルの基本位置を調整する
12.10 後輪ブレーキのブレーキフルードのレベルを点検する.... 63
12.11 後輪ブレーキのブレーキフルードを補給する 63
12.12 後輪ブレーキのブレーキパッドを点検する ...... 64
12.13 後輪ブレーキのブレーキパッドを交換する 64
13 車輪、タイヤ.... 66
13.1 前輪を取り外す
13.2 前輪を取り付ける 66
13.3 後輪を取り外す
13.4 後輪を取り付ける 68
13.5 タイヤの状態を点検する 68
13.6 タイヤの空気圧を点検する.... 69
13.7 スポークの張りを点検する.... 69
14 電装系.... 71
14.1 バッテリーを取り外す 71
14.2 バッテリーを取り付ける 71
14.3 バッテリーを充電する 72
45 14.4 メインヒューズを交換する.... 73
15 冷却システム.... 74
15.1 冷却システム 74
15.2 不凍液とクーラントのレベルを点検する…… 74
15.3 クーラントのレベルを点検する 74
15.4 クーラントを排出する 75
15.5 クーラントを注入する 76
エンジンを調整する.... 77
16.1 アクセルワイヤーの遊びを点検する 77
16.2 アクセルワイヤーの遊びを調節する 77
16.3 アイドリング回転数を調節する 78
16.4 シフトレバーの基本位置を点検する 78
16.5 シフトレバーの基本位置を調整する 78
エンジンで行うサービス作業.... 79
17.1 燃料スクリーンを交換する 79
17.2 エンジンオイルのレベルを点検する 79
17.3 エンジンオイルとオイルフィルターを交換 し、オイルスクリーンを清掃する 80
17.4 エンジンオイルを補給する 81
清掃、手入れ 83
18.1 洗車をする.... 83
保管 84
19.1 保管.... 84
19.2 保管後、運転操作の前に 84
トラブルシューティング 85
点滅コード 87
仕樣一覧 88
22.1 エンジン 88
22.2 締付けトルク ( エンジン) 89
22.3 容量.... 90
22.3.1 エンジンオイル 90
22.3.2 クーラント 90
22.3.3 燃料 90
22.4 シャーシ 90
22.5 電装系 91
22.6 タイヤ 91
22.7 フロントフォーク 92
22.7.1 SX-F EU 92
22.7.2 SX-F USA 92
22.7.3 XC-F 92
22.8 ショックアブソーバー 93
22.8.1 SX-F EU 93
22.8.2 SX-F USA 93
22.8.3 XC-F 94
22.9 締付けトルク (シャーシ) 95
油脂類.... 97
ケミカル類 99
規格 101
102
1 表示方法 4
1.1 本書の表示マークについて
以下、使用されている表示マークについて説明します。

予想される正常な反応を示します。例:特定の作業ステップや機能実行の結果

想定外の異常な反応を示します。例:特定の作業ステップや機能実行の結果

このマークが付いている作業は全て専門知識や技術的知識を必要とします。ご自身の安全のため、これら作業は KTM 正規ディーラーで実施するようにして下さい!特別な訓練を受けた専門技術者が必要な専用ツールを使って、お客様のモーターサイクルを最適な状態にメンテナンス致します。

参照頁を示します(詳細については記載の頁を参照して下さい)。
1.2 使用文字種について
以下、使用されている文字種について説明します。
固有名詞 固有名詞を示します。
商標®
登録商標を示します。
マーク ™ トレードマークを示します。
2.1 使用環境 - 使用目的
KTM のスポーツモーターサイクルは、通常のレースで想定される使用環境に耐えられるような設計・構造となっています。モーターサイクルスポーツの国際上位団体・協会が取り決めている最新の競技規定・カテゴリーに対応しています。

参考
本モデルは公共道路から隔たれた場所でのみ運転可能です。
2.2 安全の手引き
車両の安全な環境のために安全の手引きに留意して下さい。そのためにも、この説明書を全頁よくお読み下さい。この安全の手引きは文章が見やすく記載され、重要箇所はリンクが添付されています。

参考
車両にはよく見える箇所に注意・警告表示が貼付されています。注意・警告表示をはがさないで下さい。これら表示がないと危険が認識できず、お客様ご自身並びに周囲の方々が怪我をされる恐れがあります。
2.3 危険度と表示マーク

危險
適切に対応しないと直接および確実に死亡や後遺症を残す重傷につながる危険を示します。

警告
適切に対応しないと死亡や後遺症を残す重傷につながる恐れのある危険を示します。

注意
適切に対応しないと場合によっては軽傷につながる恐れのある危険を示します。
注意
適切に対応しないと車両または部品に重大な損傷をもたらす危険を示します。

警告
適切に対応しないと環境汚染につながる危険を示します。
2.4 改造に関する警告
ノイズダンパー部品の改造を行うことは禁じられています。以下の処置および該当する状態の製造は法的に禁じられています:
1 備え付けられた各ノイズダンパーや新車両の部品をエンドユーザーへの車両売却または引渡し前、もしくは車両の使用期間中にメンテナンス、修理、交換以外の目的で取り外したり、機能しないようにした場合。
2 そのように設置したり部品を取り外す、もしくは機能しないようにした車両の使用。
違法改造の例:
1 メインサイレンサー、バッフルプレート、マニホールド、その他排気系統の部品の取り外しもしくは貫通。
2 吸気システムの部品の取り外しもしくは貫通。
3 非合法的なメンテナンス状態での使用。
4 車両の可動部品、排気装置および吸気システムの部品をメーカーが非承認の部品と交換。
2.5 使用時の安全性

危險
事故の危険性 不十分な運転技能による危険性。
- 飲酒および薬剤やドラッグを摂取した状態、または精神的・肉体的理由により道路交通で正常な運転ができない恐れがある場合は、運転をしないで下さい。

危險
中毒の危険性 排気ガスは毒性で、意識不明や死亡の原因となる恐れがあります。
- エンジンをかけているときは必ず十分に換気し、適切な排気設備のない閉め切った室内でエンジンをかけたり、かけたままにする事はやめて下さい。

警告
火傷の危険性 一部の部品は運転中非常に熱くなります。
- 排気装置、ラジエーター、エンジン、ダンパー、ブレーキシステムなど、熱くなった部品には触れないで下さい。これら部品で作業を行う際は、部品が冷えるまで待って下さい。
車両が完璧に整備された状態である事を必ず確認し、法規定に則った安全で環境に優しい運転を心がけて下さい。
訓練を受けた人のみが本モデルを運転できます。
安全性を損なうような不具合がある場合は、すぐに KTM 正規ディーラーで処置を受けて下さい。
車両に貼付されている注意・警告表示に従って下さい。
2.6 保護服

警告
人体への危険性 不足および欠陥のある保護服の着用は安全面での危険性を高めます。
- 走行の際は必ず保護服(ヘルメット、ブーツ、手袋、ズボン、プロテクター付きジャケット)を着用して下さい。損傷等がなく、かつ法規則に従った保護服を常に着用して下さい。
KTM ではお客様の安全性のためにも運転の際には適切な保護服を必ず着用するようお勧めしています。
2.7 作業上の決まり
作業の中には専用ツールを必要とするものがあります。専用ツールは車両の付属品ではありませんが、( )に記載されている番号を指定して注文する事ができます。例:ベアリングプーラー(15112017000)
組み立ての際、再使用できない部品(緩み止めスクリューとナット、ガスケット、シールリング、O リング、割りピン、ロックワッシャーなど)は新しい部品と交換して下さい。
スクリュー脱落にはゆるみ止め材(例、Locrifyが必要です。使用の際にはメーカーの使用上の注意に従って下さい。
分解後も再度使用する部品は清掃し、破損・磨耗がないか点検します。破損・磨耗した部品は交換します。
修理およびサービス終了後は、車両が安全に使用できる状態である事を確認して下さい。
2.8 環境
責任感をもってモーターサイクルと接する事で問題や対立の発生を避ける事ができます。モーターサイクルの明るい未来のためにも、法律で定められた範囲でモーターサイクルを使用し、環境意識を持ち、他人の権利を尊重する事を常に心がけて下さい。
古い燃料、その他燃料およびケミカル類、古くなった部品の廃棄は各国の法律および規則を遵守して下さい。
モーターサイクルは古い車両の廃棄に関する EU 指令の対象ではないので、法的な規定はありません。KTM 正規ディーラーにお気軽にお尋ね下さい。
2.9 OWNER'S MANUAL
初めてツーリングに出る前に、必ずこのオーナーズマニュアルを全頁注意して読んで下さい。車両の操作や取り扱いのために有用なヒントや情報が盛り込まれています。車両を自分に合った最適な状態に調整し、ご自身を怪我から守る方法を知るにはこれ以外の道はありません。
必要に応じていつでも確認出来るよう、誰でも閲覧可能な場所にオーナーズマニュアルを保管して下さい。
車両に関するさらなる情報をお求めの場合、もしくは読んでいて不明な点がある場合は、KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。
オーナーズマニュアルはモーターサイクルの重要な部品の一部です。販売する際は必ず車両と一緒に新しい所有者に引き渡して下さい。
3 重要な注意事項 7
3.1 保証(ギャランティ)、保証(ワランティ)
サービスプランに規定された作業は必ず KTM の正規ディーラーで実施し、カスタマーサービスブックとKTM dealer.netに証明を受けて下さい。これをしないと、一切の保証請求が無効となります。また、車両の変更・改造に起因する直接・間接の損害は保証対象外です。
以下の保証に関する情報および手続きカスタマーサービスブックを参照下さい。
3.2 油脂類、ケミカル類

警告
環境汚染 燃料の不適切な取り扱いは、環境汚染の原因となります。
- 燃料を地下水、土壌、下水道に流してはいけません。
オーナーズマニュアルに記載されたケミカル類(例、燃料・潤滑剤)または仕様に応じた油脂類を使用して下さい。
3.3 スペアパーツ、アクセサリー
ご自身の安全のため、KTM により承認または推奨されたスペアパーツ並びにアクセサリーのみを使用し、またこれら部品の取り付けは KTM の正規ディーラーで行って下さい。それ以外の製品およびその使用に起因する損害について、KTM は一切その責任を負いかねます。
関連する説明文で()内に記載されているスペアパーツやアクセサリーもあります。KTM ディーラーにお気軽にお問い合わせ下さい。
最新のKTM PowerPartsについては、KTM のホームページをご覧下さい。
KTM インターナショナルサイト: http://www.ktm.com
3.4 サービス
故障を避け、早期摩耗を防ぐには、オーナーズマニュアルの記載に従ってエンジンとシャーシのサービス、手入れ、調整作業を行う事が必要です。シャーシの調整を間違うと、シャーシ部品の損傷や破損を引き起こす恐れがあります。
砂地やひどいぬかるみ、湿気の多いコースやオフロードなど過酷な環境で車両を使用すると、駆動装置やブレーキシステム、サスペンション各部の部品などでひどい磨耗を起こす可能性があります。そのためパーツの点検および交換は次回のサービスまでに行って下さい。
規定の慣らし運転時間とサービス時期を必ず守って下さい。これは、車両の寿命を長くするために非常に重要な事です。
3.5 写真
注意事項に記載された写真には一部特別装備が施されています。
より分かりやすく表示および説明するために一部部品を取り外したり、記載していない場合があります。これらの記述に関する取り外しは必ずしも必要ではありません。記載内容に留意して下さい。
3.6 カスタマーサービス
車両および KTM に関する質問は KTM 正規ディーラーでお気軽にお尋ね下さい。
KTM 正規ディーラーのリストは KTM のホームページをご覧下さい。
KTM インターナショナルサイト: http://www.ktm.com
4 各部の名称 8
4.1 各部の名称 左前方 (代表写真)

1 ブレーキレバー (頁11)
2 クラッチレバー (頁11)
3 フィラーキャップ
4 三角スタンド (頁15)
5 エアフィルターケースのカバー
6 エンジンナンバー (頁10)
7 シフトレバー (頁14)
8 アイドリング調整スクリュー (頁14)
4 各部の名称 9
4.2 各部の名称 右後方 (代表写真)

1 エンジンストップスイッチ (頁11)
2 スタータースイッチ (頁11)
3 フロントフォークのコンプレッションレベル調節
4 フロントフォークのリバウンドレベル調節
5 プレーキペダル (頁15)
6 エンジンオイルの点検窓
7 ショックアブソーバーのコンプレッションレベル調節
8 後輪ブレーキフルードの点検窓
9 ショックアブソーバーのリバウンドレベル調節
5 シリアルナンバー
10
5.1 シャーシナンバー

シャーシナンバー①はステアリングヘッドの右側に刻印されています。
5.2 タイプラベル

タイプラベル①はステアリングヘッドの前方に貼付されています。
5.3 エンジンナンバー

エンジンナンバー①はエンジンの左側、フロントスプロケットの下に刻印されています。
5.4 フロントフォークタイプナンバー

フロントフォークタイプナンバー①はフォークレッグアクスル通し穴の内側に刻印されています。
5.5 ショックアブソーバータイプナンバー

ショックアブソーバータイプナンバー①はショックアブソーバー上部、車両側に向って調節リングの上に刻印されています。
6 操作各部
6.1 クラッチレバー

クラッチレバー①は左のハンドルバーに設置されています。クラッチは油圧で作動し、自動調整されています。
6.2 ブレーキレバー

ブレーキレバー①は右のハンドルバーに設置されています。ブレーキレバーで前輪ブレーキを作動します。
6.3 スロットルグリップ

スロットルグリップ①は右のハンドルバーに設置されています。
6.4 エンジンストップスイッチ

① エンジンストップスイッチは左のハンドルバーに設置されています。
確認すべき状態
- エンジンストップスイッチ が基本位置にある - この位置ではイグニッション回路が接続されており、エンジンをかける事ができます。
- エンジンストップスイッチ が押されている - この位置ではイグニッション回路が接続されておらず、エンジン作動中はこれを停止し、停止中の場合はエンジンをかける事ができません。
6.5 スタータースイッチ

スタータースイッチ①は右のハンドルバーに設置されています。
確認すべき状態
- スタータースイッチ ⑧が基本位置にある
- スタータースイッチ が押されている - この位置でセルフスターターが作動します。
6.6 インジケーターランプの表示

確認すべき状態
| FI | FI警告ランプ (MIL)がオレンジに点灯・点滅 - OBD (On-Board-Diagnose ( オンボード診断))が排気または安全関連で重大な不具合を検出しました。 |
(XC-F)
| 燃料レベル警告ランプがオレンジに点灯 - 燃料レベルがリザーブマークに達しています。 |
6.7 フィラーキャップを開く

危險
火災の危険性 燃料は可燃性です。
- 給油の際は炎や吸いかけのタバコの近くを避け、エンジンを必ず停止して下さい。また、熱せられた部品には特に燃料がかからないよう注意して下さい。こぼれた燃料はすぐに拭き取って下さい。
- フューエルタンク内の燃料は熱により膨張し、溢れ出る恐れがあります。給油に関する注意事項をよく守って下さい。

警告
中毒の危険性 燃料は毒性で、健康に害を及ぼします。
- 燃料が皮膚、目、衣服につかないよう注意して下さい。燃料から発生するガスを吸い込まないで下さい。目に入った場合はすぐに水で洗い流し、医師の診断を受けて下さい。皮膚についた場合は、すぐにその部分を水と石鹸で良く洗って下さい。燃料を飲み込んでしまった場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。燃料が衣服についた場合は着替えて下さい。燃料は適切なキャニスターに入れ、子供の手の届かない場所で正しく保管して下さい。

警告
環境汚染 燃料の不適切な取り扱いは、環境汚染の原因となります。
- 燃料を地下水、土壌、下水道に流してはいけません。

- フィラーキャップ①を時計と反対回りに回し、上に取り外します。

- リリースボタン①を押し、フィラーキャップを時計と反対回りに回して上に取り外します。
6 操作各部
6.8 フィラーキャップを閉じる

- フィラーキャップをかぶせ、タンクがしっかり閉まるまでフィラーキャップを時計回りに回します。

参考
① フューエルタンクのエア抜きホースが折れ曲がらないように注意して下さい。

- フィラーキャップをかぶせ、リリースボタン①がロックするまで時計回りに回します。

参考
フューエルタンクのエア抜きホース②が折れ曲がらないように注意して下さい。
6.9 チョークノブ

チョークノブ①はスロットルバルブ本体の左に設置されています。
エンジンが冷えた状態で外気温が低い場合、燃料噴射システムが噴射時間を延長します。燃料が増えても同時に空気量が増えなければ、エンジンは増加分の燃料を燃焼できません。チョークノブを引くことにより、エンジンへ供給される空気量が増加します。
確認すべき状態
- チョークノブがオン - チョークノブがいっぱいに引かれています。
- チョークノブがオフ - チョークノブが最後まで押し込まれています。

スロットルバルブ本体のアイドリング調節は、エンジンのかかり方、アイドリングの安定性、アクセルを開いたときの反応に大きな影響を与えます。つまり、アイドリング調節がきちんと行われていると、そうでない場合に比べてエンジンがかかりやすくなります。
アイドリング回転数は調節スクリュー①で調節します。
調節スクリューを時計回りに回すと、アイドリング回転数が上がります。
調節スクリューを時計と反対回りに回すと、アイドリング回転数が下がります。
6.11 シフトレバー

シフトレバー①はエンジンの左側に設置されています。

(SX-F シリーズ)
各ギアのポジションは図の通りです。
ニュートラル / アイドリングは 1 速と 2 速の間にあります。

(XC-F)
各ギアのポジションは図の通りです。
ニュートラル / アイドリングは 1 速と 2 速の間にあります。
6 操作各部
6.12 ブレーキペダル

ブレーキペダル①は右のフットレストの前方に設置されています。 ブレーキペダルで後輪ブレーキを作動します。
6.13 三角スタンド ( SX-F シリーズ )

三角スタンド ①のアダプターはアクスルシャフトの左側に設置してあります。 三角スタンドは車両を立てるのに使用します。
参考 三角スタンドは走行前に取り外して下さい。
6.14 サイドスタンド (XC-F)

サイドスタンド①は車両の左側に設置されています。

サイドスタンドは車両を立てるのに使用します。
参考 走行中はサイドスタンド①を上に閉じ、ゴムベルト②で固定して下さい。
7.1 初めて運転操作を行う際の注意

危險
事故の危険性 不十分な運転技能による危険性。
- 飲酒および薬剤やドラッグを摂取した状態、または精神的・肉体的理由により道路交通で正常な運転ができない恐れがある場合は、運転をしないで下さい。

警告
人体への危険性 不足および欠陥のある保護服の着用は安全面での危険性を高めます。
- 走行の際は必ず保護服(ヘルメット、ブーツ、手袋、ズボン、プロテクター付きジャケット)を着用して下さい。損傷等がなく、かつ法規則に従った保護服を常に着用して下さい。

警告
転倒の危険性 前輪と後輪でタイヤのプロフィールが異なっていると、安定した走行が妨げられます。
- 制御不能な状況にならないよう、前輪・後輪には必ず同種プロフィールのタイヤを装着して下さい。

警告
事故の危険性 不適切な運転操作による危険な走行状態。
- 道路の状況、運転能力に応じた走行速度で運転しましょう。

警告
事故の危険性 同乗者による事故の恐れ。
- 本モデルは同乗者を乗せるように設計されていません。同乗者は乗せないで下さい。

警告
事故の危険性 ブレーキがきかない。
- ブレーキペダルに足をかけたままにすると、ブレーキパッドが常に擦られている状態になります。後輪ブレーキが過熱によりきかなくなる恐れがあります。ブレーキを作動しないときはブレーキペダルに足をかけないで下さい。

警告
事故の危険性 不安定な走行状態。
- 許容最大重量、軸重を超える事がないようご注意下さい。

警告
盗難の危険性 第三者による不法な使用。
- エンジンをかけたまま車両を放置するのは絶対にやめて下さい。不法な第三者が車両に近づかないよう注意して下さい。

参考
運転の際は、過度の騒音で周辺の人々の迷惑にならないよう心がけましょう。
- KTM 正規ディーラーで納車前検査がきちんと行われた事を確認して下さい。
√ 納車の際、納車証明書とカスタマーサービスブックがお客様に手渡されます。 - 初めて運転をする前に、オーナーズマニュアルを全頁よく読んで下さい。
- 操作各部の扱いに慣れて下さい。
- クラッチレバーの基本位置を調整します。 (頁55)
- ブレーキレバーの基本位置を調整します。 (頁58)
- ブレーキペダルの基本位置を調整します。 (頁62)
- シフトレバーの基本位置を調整します。 (頁78)
- ツーリングに出る前に、まず適切なオフロードで車両の取り扱いに慣れて下さい。

参考
本モデルで公共道路を走行する事は許可されていません。
オフロードではお互いに助け合えるよう、2台で行動する事をお勧めします。
- できるだけゆっくり走ったりスタンディング走行したりして、車両の感覚をつかむようにして下さい。
- 自分の能力や経験を超えた、無理なオフロード走行はしないで下さい。
- 走行中は両手でしっかりとハンドルバーを握り、フットレストに両足をのせて下さい。
7 運転操作の前に
(SX-F シリーズ)
- 荷物は載せないで下さい。
(XC-F)
- 荷物を積む場合はできるだけ車両の中心にしっかりと固定し、前輪・後輪均等に重量がかかるように注意して下さい。

参考
重量のかかり方によって車両の反応が大きく違ってきます。
- 許容最大重量並びに許容最大軸重を守って下さい。
規定
- 慣らし運転の段階では、以下に挙げたエンジン回転数と出力を超えないようにして下さい。
規定
| エンジンの最高回転数 | |
| 走行開始から最初の 1 時間 7,000 rpm | |
| エンジンの最大出力 | |
| 走行開始から最初の 3 時間 ≤ 75 % | |
- フルスロットルでの運転は避けて下さい!
7.3 過酷な環境での使用に備えて車両の準備をする

参考
砂地やぬかるみ、濡れたコースやオフロードなど、過酷な環境で車両を使用すると、駆動装置やブレーキシステム、サスペンションなどで部品の磨耗を大幅に早める原因となります。その結果、次回サービス実施時期に達する前に点検や部品の交換が必要になる事があります。
- KTM では、過酷な環境で車両を使用する場合や走行性能を向上したい場合には、指定されたエンジンオイルを使用する事をお勧めしています。
エンジンオイル (SAE 10W/60) 00062010035 (頁97)
- エアフィルターとエアフィルターケースを清掃します。 (頁45)

参考
エアフィルターは約 30 分ごとに点検して下さい。
- エアフィルターケースをシールします。 (頁46)
- エアフィルターケースのカバーを固定します。 (頁46)
- グリップゴムの固定を強化します。 (頁55)
- 電気プラグに水分が付着していないか、プラグが腐食していないか、きちんと接続されているかを確認します。
» 水分の付着、腐食、損傷が見られる:
- プラグを清掃して乾かすか、必要に応じて交換します。
過酷な使用環境:
- 乾燥した砂地での走行。 (頁18)
- 濡れた砂地での走行。 頁18)
- 濡れた道路や泥道での走行 (頁19)
- 高温や低速での走行。 (頁19)
- 低温や雪上での走行。 (頁19)
7.4 乾燥した砂地での走行に備えた準備

- エアフィルターに防塵カバーを取り付けます。
エアフィルター用の防塵カバー(77206920000)

参考
KTM PowerPartsの組立説明書に従って下さい。

- エアフィルターに防砂カバーを取り付けます。
エアフィルター用の防砂カバー(77206922000)

参考
KTM PowerPartsの組立説明書に従って下さい。

- スチール製リアスプロケットを取り付けます。

ヒント
チェーンは潤滑しないで下さい。
- ラジエーターのフィンを清掃します。
- 曲がっているラジエーターのフィンを慎重に直します。
7.5 濡れた砂地での走行に備えた準備

- エアフィルターに防水カバーを取り付けます。
エアフィルター用の防水カバー(77206921000)

参考
KTM PowerPartsの組立説明書に従って下さい。

- スチール製リアスプロケットを取り付けます。

ヒント
チェーンは潤滑しないで下さい。
- ラジエーターのフィンを清掃します。
- 曲がっているラジエーターのフィンを慎重に直します。
7.6 濡れた道路や泥道での走行に備えた準備

- エアフィルター用の防水カバーを取り付けます。
エアフィルター用の防水カバー(77206921000)

参考
KTM PowerPartsの組立説明書に従って下さい。

- スチール製のリアスプロケットを取り付けます。
- 洗車をします。 (頁83)
- 曲がっているラジエーターのフィンを慎重に直します。
7.7 高温や低速での走行に備えた準備

- 走行コースに応じ、二次減速比を調節します。

参考
二次減速比が小さすぎるとクラッチの作動回数が増え、エンジンオイルがすぐに加熱してしまいます。
- チェーンを清掃します。
チェーン洗浄剤 页99)
- ラジエーターのフィンを清掃します。
- 曲がっているラジエーターのフィンを慎重に直します。
- クーラントのレベルを点検します。 (頁74)
7.8 低温や雪上での走行に備えた準備

- エアフィルターに防水カバーを取り付けます。
エアフィルター用の防水カバー(77206921000)

参考
KTM PowerPartsの組立説明書に従って下さい。
8.1 運転操作の前に必ず行う点検・メンテナンス項目

参考
走行前には必ず車両の状態を点検し、安全に操作できることを確認して下さい。運転の際、車両が技術的に完璧に整備された状態でなければなりません。
- エンジンオイルのレベルを確認します。 (頁79)
- 前輪ブレーキのブレーキフルードのレベルを点検します。 页59)
- 後輪ブレーキのブレーキフルードのレベルを点検します。 (頁63)
- 前輪ブレーキのブレーキパッドを点検します。 ⑦ 頁60)
- 後輪ブレーキのブレーキパッドを点検します。 页64)
- ブレーキシステムの機能を点検します。
- クーラントのレベルを点検します。 (頁74)
- チェーンの汚れを点検します。 (頁50)
- チェーン、リアスプロケット、フロントスプロケット、チェーンガイドを点検します。 (頁52)
- チェーンの遊びを点検します。 (頁50)
- タイヤの状態を点検します。 (頁68)
- タイヤの空気圧を点検します。 (頁69)
- スポークの張りを点検します。 (頁69)
- フォークレッグのダストシールを清掃します。 (頁35)
- フォークレッグの空気を抜きます。 ⑦ 頁34)
- エアフィルターを点検します。
- 操作各部が正しく調節されているか、スムーズに操作できるか確認します。
- 全てのスクリュー、ナット、ホースクランプがきちんと締められているか、定期的に確認します。
- 燃料の残量を確認します。
8.2 エンジン始動

危險
中毒の危険性 排気ガスは毒性で、意識不明や死亡の原因となる恐れがあります。
- エンジンをかけているときは必ず十分に換気し、適切な排気設備のない閉め切った室内でエンジンをかけたり、かけたままにする事はやめて下さい。
注意
エンジン損傷 エンジンが冷えた状態で高回転させるのは、エンジンの耐久性に悪影響を与えます。
- 必ず低回転での暖機運転を行って下さい。

400733-01
(SX-F シリーズ)
- 三角スタンドを取り外します。
(XC-F)
- 車両を立ててスタンドを上げ、ゴムバンドでスタンドを固定します。
- ギアをニュートラルに入れます。
条件
外気温: < 20 ℃
- チョークノブをいっぱいに引きます。
- スタータースイッチ ①を押します。

参考
スタータースイッチを 5 秒以上押し続けないで下さい。再度試みるまで最低 5 秒は間隔をおいて下さい。
エンジン始動中、動作確認のためにFI警告ランプが短く点灯します。
8.3 発進
- クラッチレバーを握り、ギアを 1 速に入れ、クラッチレバーをゆっくりと離しながら慎重にスロットルを開いていきます。
8.4 シフト操作とライディング

警告
事故の危険性 エンジン回転数が高い状態でシフトダウンすると、後輪がロックする原因となります。
- エンジン回転数が高いままシフトダウンする事は避けて下さい。エンジンが過回転し、後輪がロックする恐れがあります。

参考
運転中に異常な音がする場合はすぐに停止し、エンジンを切り、KTM 正規ディーラーに連絡して下さい。
1 速は発進または登り坂で使用するギアです。
- 状況 ( 勾配や走行状況など)に応じてシフトアップできます。シフトアップするにはスロットルを閉じ、同時にクラッチレバーを握り、次のギアに入れ、クラッチレバーを離しながらスロットルを開きます。
- エンジン始動の際にアイドリング回転数を上昇させていた場合には、エンジンが暖まったらアイドリング調整スクリューを最後まで押し込んで下さい。
- スロットルグリップを全開にして最高速度に達したら、スロットルを 34 まで戻します。ほとんど減速する事なく燃費を大幅に抑える事ができます。
- エンジンが消費できる分だけの燃料を供給する事が大切です。急激にスロットルを開くと燃費が悪くなります。
- シフトダウンするには、ブレーキをかけながらスロットルを閉じます。
- クラッチレバーを握り、低いギアに入れ、クラッチレバーをゆっくりと離しながらスロットルを開くか、再度シフトチェンジします。
- しばらくアイドリングや停止状態が続く場合は、エンジンを停止して下さい。
規定
≥ 1 分
- 長く、また頻繁に半クラッチを使用する事は避けて下さい。エンジンオイルが熱せられ、エンジン並びに冷却システム過熱の原因となります。
- 高回転・半クラッチは避け、エンジン回転数を抑えた走行をしましょう。
8.5 ブレーキをかける

警告
事故の危険性 ブレーキを強くかけすぎると車輪がロックします。
- ブレーキは、走行状況や道路の状態に応じたかけ方をするよう注意して下さい。

警告
事故の危険性 前輪または後輪ブレーキで圧点が安定していない事によるブレーキ性能の低下。
- この状態で運転はせず、ブレーキシステムを点検して下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

警告
事故の危険性 ブレーキシステムの濡れ・汚れによるブレーキ性能の劣化。
- ブレーキを慎重に作動し、ブレーキシステムの汚れ・濡れを解消して下さい。
- 砂地、雨で濡れた地面やスリップしやすい場所では、主に後輪のブレーキを作動するようにします。
- ブレーキをかけるプロセスは常にカーブが始まる前までに終了させます。その際、速度に合わせてシフトダウンして下さい。
- 長い下り坂ではエンジンブレーキを利用して下さい。エンジンブレーキを利用するには、エンジンが過回転しないよう注意しながら 1 段か 2 段シフトダウンします。これによりブレーキをかける回数がはるかに減り、ブレーキシステムが過熱するのを防ぐ事ができます。
8.6 停止と駐車

警告
盗難の危険性 第三者による不法な使用。
- エンジンをかけたまま車両を放置するのは絶対にやめて下さい。不法な第三者が車両に近づかないよう注意して下さい。

警告
火傷の危険性 一部の部品は運転中非常に熱くなります。
- 排気装置、ラジエーター、エンジン、ダンパー、ブレーキシステムなど、熱くなった部品には触れないで下さい。これら部品で作業を行う際は、部品が冷えるまで待って下さい。
注意
損傷の危険性 停車中の車両が動いたり倒れる恐れがあります。
- 車両は必ず安定した平らな場所にとめて下さい。
注意
火災の危険性 一部の部品は運転中非常に熱くなります。
- 可燃性並びに引火性の物質近くに車両をとめないで下さい。走行で暖まった車両の上に物を置かないで下さい。必ず車両が十分に冷えるまで待って下さい。
- ブレーキをかけます。
- ギアをニュートラルに入れます。
- エンジンがアイドリング回転数に達したら、エンジンが止まるまでエンジンストップスイッチ☒を押し続けます。
- 車両を安定した地面の上に立てます。
8.7 輸送
注意
損傷の危険性 停車中の車両が動いたり倒れる恐れがあります。
- 車両は必ず安定した平らな場所にとめて下さい。
注意
火災の危険性 一部の部品は運転中非常に熱くなります。
- 可燃性並びに引火性の物質近くに車両をとめないで下さい。走行で暖まった車両の上に物を置かないで下さい。必ず車両が十分に冷えるまで待って下さい。

- エンジンを停止します。
- ラッシングベルトが適切な固定器具で、車両が倒れたり動いたりしないよう固定します。
8.8 給油する

危險
火災の危険性 燃料は可燃性です。
- 給油の際は炎や吸いかけのタバコの近くを避け、エンジンを必ず停止して下さい。また、熱せられた部品には特に燃料がかからないよう注意して下さい。こぼれた燃料はすぐに拭き取って下さい。
- フューエルタンク内の燃料は熱により膨張し、溢れ出る恐れがあります。給油に関する注意事項をよく守って下さい。
8 運転上の注意事項

警告
中毒の危険性 燃料は毒性で、健康に害を及ぼします。
- 燃料が皮膚、目、衣服につかないよう注意して下さい。燃料から発生するガスを吸い込まないで下さい。目に入った場合は、すぐに水で洗い流し、医師の診断を受けて下さい。皮膚についた場合は、すぐにその部分を水と石鹸で良く洗って下さい。燃料を飲み込んでしまった場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。燃料が衣服についた場合は、着替えて下さい。
注意
部品の損傷 燃料フィルターの早期目詰まり。
- 国または地域によって、入手可能な燃料の品質および純度が十分ではありません。燃料システムで問題を引き起こす事があります。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)
- 指定された規格に適合した、きれいな燃料のみを使用して下さい。

警告
環境汚染 燃料の不適切な取り扱いは、環境汚染の原因となります。
- 燃料を地下水、土壌、下水道に流してはいけません。

- エンジンを停止します。
- フィラーキャップを開きます。 (頁12)
- ①で示した限界を超えないように注意してフューエルタンクに燃料を注ぎます。
規定
| 限界 ^A 35 mm | ||
| フューエルタンク総容量(約)(SX-F シリーズ) | 7.5 L | 無鉛ハイオクガソリン(ROZ 95)(◆頁98) |
| フューエルタンク総容量(約)(XC-F) | 9 L | 無鉛ハイオクガソリン(ROZ 95)(◆頁98) |
- フィラーキャップを閉じます。 (頁13)
9.1 サービスプラン
| S1N | S10A | S20A | S30A | |
| KTM 診断ツールでエラーメモリーを解読します。 | ··· | ··· | ||
| バッテリーを点検し、充電します。 | ··· | ··· | ||
| 前輪ブレーキのブレーキパッドを点検します。 (頁60) ···· | ||||
| 後輪ブレーキのブレーキパッドを点検します。 (頁64) ···· | ||||
| ブレーキディスクを点検します。 (頁58) ···· | ||||
| ブレーキホースの破損・漏れを点検します。 ···· | ||||
| 後輪ブレーキのブレーキフルードのレベルを点検します。 (頁63) ···· | ||||
| ブレーキベダルの遊びを点検します。 (頁62) ···· | ||||
| フレームとスイングアームを点検します。 | ··· | ··· | ||
| スイングアームのベアリングを点検します。 | ··· | |||
| ショックアブソーバーのリンケージを点検します。 | ··· | ··· | ||
| フロントフォークの整備 (小)を行います。 | ··· | ··· | ||
| フロントフォークの整備 (大)を行います。 | ·· | |||
| タイヤの状態を点検します。 (頁68) | ··· | ··· | ||
| タイヤの空気圧を点検します。 (頁69) | ··· | ··· | ||
| ホイールベアリングのガタを点検します。 | ··· | ··· | ||
| ハブを点検します。 | ··· | ··· | ||
| リムの歪みを点検します。 | ··· | ··· | ||
| スポークの張りを点検します。 (頁69) | ··· | ··· | ||
| チェーン、リアスプロケット、フロントスプロケット、チェーンガイドを点検します。 (頁52) | ··· | ··· | ||
| チェーンの遊びを点検します。 (頁50) | ··· | ··· | ||
| すべての可動部品 (ハンドレバー、チェーンなど)をグリースアップし、部品がスムーズに動くか確認します。 | ··· | ··· | ||
| 油圧式クラッチのフルードレベルを点検・調節します。 (頁56) | ··· | ··· | ||
| 前輪ブレーキのブレーキフルードのレベルを点検します。 (頁59) ···· | ||||
| ブレーキレバーの遊びを点検します。 (頁58) ···· | ||||
| ステアリングヘッドのベアリングのガタを点検します。 (頁39) | ··· | ··· | ||
| バルブの遊びを点検します。 | ·· | |||
| クラッチを点検します。 | ··· | |||
| ウォーターポンプにあるシャフトのシーリングを交換します。 | ·· | |||
| エンジンオイルとオイルフィルターを交換し、オイルスクリーンを清掃します。 (頁80) ···· | ||||
| ホース類 (燃料、クーラント、エア抜き、排水ホースなど)とワイヤーブーツの全てで、ひびや漏れがないか、正しく配置されているかを確認します。 | ··· | ··· | ||
| 不凍液とクーラントのレベルを点検します。 (頁74) | ··· | ··· | ||
| ケーブルに破損がないか、折れがない配線になっているか確認します。 | ··· | ··· | ||
| ワイヤーに破損がないか、折れがなく配線・調節されているか点検します。 | ··· | ··· | ||
| エアフィルターとエアフィルターケースを清掃します。 (頁45) | ··· | ··· | ||
| メインサイレンサーのグラスファイバーを交換します。 (頁47) | ··· | |||
| スクリューとナットがきちんと締められているか確認します。 | ··· | ··· | ||
| 燃料スクリーンを交換します。 (頁79) | ··· | ··· | ||
| 燃圧を点検します。 | ··· | ··· | ||
| アイドリングを点検します。 | ··· | ··· | ||
| 最終確認:車両が安全に操作できることを確認し、試験走行を行います。 | ··· | ··· | ||
| 試験走行後に KTM 診断ツールでエラーメモリーを解読します。 | ··· | ··· | ||
| KTM DEALER.NETとカスタマーサービスブックでサービス登録を行います。 | ··· | ··· |
S1N: 1 時間または燃料約 7 リッター分走行後に 1 回
S10A: 10 時間または燃料約 70 リッター分走行ごと / 毎レース後
S20A: 20 時間または燃料約 140 リッター分走行ごと
S30A: 30 時間または燃料約 210 リッター分走行ごと
9.2 サービス項目 (別途作業依頼)
| S20N | S40A | S50A | S100A | J1A | |
| 前輪ブレーキのブレーキフルードを交換します。 ↘ | • | ||||
| 後輪ブレーキのブレーキフルードを交換します。 ↘ | • | ||||
| 油圧式クラッチのフルードを交換します。 ↘ (頁56) | • | ||||
| ステアリングヘッドのベアリングをグリースアップします。 ↘ (頁40) | • | ||||
| ショックアブソーバーの整備を行います。 ↘ | • | • | |||
| スパークプラグとスパークプラグのコネクターを交換します。 ↘ | • | ||||
| ピストンを交換します。 ↘ | • | • | |||
| シリンダーを点検・測定します。 ↘ | • | • | |||
| シリンダーヘッドを点検します。 ↘ | • | • | |||
| バルブ、バルブスプリング、バルブスプリングシートを交換します。 ↘ | • | ||||
| カムシャフトとカムレバーを点検します。 ↘ | • | • | |||
| コンロッド、コンロッドベアリング、クランクピンを交換します。 ↘ | • | ||||
| ギアとシフトを点検します。 ↘ | • | ||||
| 油圧調節バルブを点検します。 ↘ | • | ||||
| サクションポンプを交換します。 ↘ | • | ||||
| 圧力ポンプと潤滑システムを点検します。 ↘ | • | ||||
| タイミングチェーンを交換します。 ↘ | • | ||||
| タイミングアセンブリを点検します。 ↘ | • | • | |||
| エンジンのベアリングを全て交換します。 ↘ | • |
S20N: 20 時間または燃料約 140 リッター分走行後に 1 回
S40A: 40 時間または燃料約 280 リッター分走行ごと
S50A: 50 時間または燃料約 350 リッター分走行ごと
S100A: 100 時間または燃料約 700 リッター分走行ごと
J1A: 每年
10.1 シャーシの基本設定を運転者の体重に応じて確認する

参考
シャーシの基本設定はまずショックアブソーバーを、次にフロントフォークを調節して下さい。

- 最適な走行性能を実現し、フロントフォーク、ショックアブソーバー、スイングアーム、フレームを損傷しないため、サスペンション各部の基本設定を運転者の体重に合わせる事が必要です。
- KTM オフロードモーターサイクルは納車時、標準体重 (保護服完全着用の状態)に合わせて設定してあります。
規定
運転者の標準体重 75... 85 kg - 運転者の体重がこの範囲外の場合、サスペンション各部の基本設定を適宜変更する必要があります。
- 偏差が小さい場合、スプリングプリロードの調節で対応可能ですが、偏差が大きい場合は対応するスプリングの取付けが必要となります。
10.2 ショックアブソーバーのコンプレッションダンパー
ショックアブソーバーのコンプレッションダンパーは高速、低速の2つの領域に分けられています。
ここでいう低速・高速は、後輪でショックアブソーバーが圧縮する際の速度を示しており、車両の走行速度とは関係がありません。
高速設定は、ジャンプ後の着地など、後輪のサスペンションが素早く縮む際に有効となる設定です。
低速設定は、凹凸のある道での走行など、後輪のサスペンションがゆっくりと縮む際に有効となる設定です。
これら 2 つの範囲は別々に設定しますが、低速設定と高速設定の切り替えは流動的に行われます。そのため、高速範囲のコンプレッションレベルで設定を変更すると、低速範囲の設定にも影響を及ぼします。逆も同様です。
10.3 ショックアブソーバーのコンプレッションダンパー低速設定を調節する

注意
事故の危険性圧力がかかった部品の分解により怪我をする恐れがあります。
- ショックアブソーバーには高圧縮窒素が充填されています。記載された説明に従って下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

参考
低速設定は、ショックアブソーバーが低速から通常速度で圧縮する際に有効となる設定です。

- ドライバーで調節スクリュー①を、最後のカチッというクリックが感じられるまで時計回りに回します。

参考
ナット留め②は緩めないで下さい!
- ショックアブソーバーのタイプに応じた回数カチッとクリックするよう、時計と反対回りに回し戻します。
10 シャーシを調整する 27
規定
| コンプレッションダンパー低速設定(SX-F EU) | |
| コンフォート 17 クリック | |
| スタンダード 15 クリック | |
| スポーツ 13 クリック | |
| コンプレッションダンパー低速設定(SX-F USA) | |
| コンフォート 17 クリック | |
| スタンダード 15 クリック | |
| スポーツ 13 クリック | |
| コンプレッションダンパー低速設定(XC-F) | |
| コンフォート 17 クリック | |
| スタンダード 15 クリック | |
| スポーツ 13 クリック | |

参考
時計回りに回すとダンパー効果を高め、逆方向に回すとこれを低減します。
10.4 ショックアブソーバーのコンプレッションダンパー高速設定を調節する

注意
事故の危険性圧力がかかった部品の分解により怪我をする恐れがあります。
- ショックアブソーバーには高圧縮窒素が充填されています。記載された説明に従って下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

参考
高速設定は、ショックアブソーバーが高速で圧縮する際に有効となる設定です。

- ボックスレンチで調節スクリュー①を時計回りに最後まで回し切ります。

参考
ナット留め②は緩めないで下さい!
- ショックアブソーバーのタイプに応じた回数、時計と反対回りに回し戻します。 規定
| コンプレッションダンパー高速設定(SX-F EU) | |
| コンフォート 2.5 回転 | |
| スタンダード 2 回転 | |
| スポーツ 1.5 回転 | |
| コンプレッションダンパー高速設定(SX-F USA) | |
| コンフォート 2.5 回転 | |
| スタンダード 2 回転 | |
| スポーツ 1.5 回転 | |
| コンプレッションダンパー高速設定(XC-F) | |
| コンフォート 2.5 回転 | |
| スタンダード 2 回転 | |
| スポーツ 1.5 回転 | |

参考
時計回りに回すとダンパー効果を高め、逆方向に回すとこれを低減します。
10.5 ショックアブソーバーのリバウンドダンパーを調節する

注意
事故の危険性圧力がかかった部品の分解により怪我をする恐れがあります。
- ショックアブソーバーには高圧縮窒素が充填されています。記載された説明に従って下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

- 調節スクリュー①を、最後のカチッというクリックが感じられるまで時計回りに回します。
- ショックアブソーバーのタイプに応じた回数カチッとクリックするよう、時計と反対回りに回し戻します。
規定
| リバウンドダンパー(SX-F EU) | |
| コンフォート 17 クリック | |
| スタンダード 15 クリック | |
| スポーツ 13 クリック | |
| リバウンドダンパー(SX-F USA) | |
| コンフォート 17 クリック | |
| スタンダード 15 クリック | |
| スポーツ 13 クリック | |
| リバウンドダンパー(XC-F) | |
| コンフォート 17 クリック | |
| スタンダード 15 クリック | |
| スポーツ 13 クリック | |

参考
時計回りに回すとスプリングがリバウンドする際のダンパー効果が増し、逆方向に回すとこれを低減します。
10.6 後輪に負荷をかけない状態で寸法を測定する

準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
主な作業
- 後輪アクスルと基準点(サイドカバーに印をつけるなど)の間の距離を、できるだけ垂直に測定します。
- 測定値を寸法①として書きとめます。
その後の作業
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
10.7 ショックアブソーバーの空車サグを点検する

- 後輪に負荷をかけない状態で寸法①を測定します。 页28)
- 誰かに車両を垂直に支えてもらいます。
- 後輪アクスルと基準点の距離を再度測定します。
- 測定値を寸法⑧として書きとめます。

参考
空車サグとは値①と値⑧の差を示します。
- 空車サグを確認します。
| 空車サグ(SX-F EU) 30 mm | |
| 空車サグ(SX-F USA) 30 mm | |
| 空車サグ(XC-F) 30 mm |
» 空車サグが規定値より大きいまたは小さい:
- ショックアブソーバーのスプリングプリロードを調節します。 (頁29)
10.8 ショックアブソーバーのライディングサグを点検する

- 後輪に負荷をかけない状態で寸法①を測定します。 (頁28)
- 誰かに車両を支えてもらい、運転者が保護服を完全着用の上、通常のライディングポジション(両足をフットレストにのせた状態)で車両に乗り、身体を上下に何回か動かします。
√ 後輪サスペンションの位置が安定します。
- さらにもう一人が後輪アクスルと基準点の距離を再度測定します。
- 測定値を寸法①として書きとめます。

参考
ライディングサグとは値①と値②の差を示します。
- ライディングサグを確認します。
| ライディングサグ(SX-F EU) 90 mm | |
| ライディングサグ(SX-F USA) 100 mm | |
| ライディングサグ(XC-F) | 100 mm |
》 ライディングサグの値が規定通りになっていない: - ライディングサグを調節します。 页30)
10.9 ショックアブソーバーのスプリングプリロードを調節する

注意
事故の危険性 压力がかかった部品の分解により怪我をする恐れがあります。
- ショックアブソーバーには高圧縮窒素が充填されています。記載された説明に従って下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

参考
スプリングプリロードを変更する前に、スプリング長を計測するなどして現在の設定状態を書きとめておいて下さい。
準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
- メインサイレンサーを取り外します。(頁46)
- ショックアブソーバーを取り外します。 (頁42)

- ショックアブソーバーを取り外した状態で念入りに清掃します。
主な作業
- スクリュー①を緩めます。
- 調節リング②を回し、スプリングを完全に緩めます。
フックレンチ (T106S)
- 緩めた状態でスプリングの全長を測ります。
- 調節リング②を回し、スプリングを①で規定された分だけ縮めます。
規定
| スプリングプリロード(SX-F EU) | |
| コンフォート 13 mm | |
| スタンダード 12 mm | |
| スポーツ 13 mm | |
| スプリングプリロード(SX-F USA) | 12 mm |
| スプリングプリロード(XC-F) 12 mm | |

参考
空車サグおよびライディングサグに応じて、規定値より大きいまたは小さいスプリングプリロードの設定が必要になる事もあります。
- スクリュー①をしっかりと締めます。
規定
| ショックアブソーバー調節リング用スクリュー | M5 5 Nm |
その後の作業
- ショックアブソーバーを取り付けます。 (頁43)
- メインサイレンサーを取り付けます。 (頁47)
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
10.10 ライディングサグを調節する


- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
- メインサイレンサーを取り外します。 (頁46)
- ショックアブソーバーを取り外します。 (頁42)
- ショックアブソーバーを取り外した状態で念入りに清掃します。
主な作業
- 適切なスプリングを選び、これを取り付けます。
規定
| スプリング係数(SX-F EU) | |||
| 運転者の体重:65...75kg54 | N/mm | ||
| 運転者の体重:75...85kg57 | N/mm | ||
| 運転者の体重:85...95kg60 | N/mm | ||
| スプリング係数(SX-F USA) | |||
| 運転者の体重:65...75kg54 | N/mm | ||
| 運転者の体重:75...85kg57 | N/mm | ||
| 運転者の体重:85...95kg60 | N/mm | ||
| スプリング係数(XC-F) | |||
| 運転者の体重:65...75kg54 | N/mm | ||
| 運転者の体重:75...85kg57 | N/mm | ||
| 運転者の体重:85...95kg60 | N/mm | ||

参考
ばね定数はスプリングの外側に記載されています。
その後の作業
- ショックアブソーバーを取り付けます。 (頁43)
- メインサイレンサーを取り付けます。 (頁47)
- ショックアブソーバーの空車サグを点検します。 (頁29)
- ショックアブソーバーのライディングサグを点検します。 页29)
- ショックアブソーバーのリバウンドダンパーを調節します。 (頁28)
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
10.11 フロントフォークの基本設定を確認する

参考
様々な理由により、フロントフォークでは正確なライディングサグを確定できません。

- ショックアブソーバーと同様、体重偏差が小さい場合はスプリングのプリロードで調節可能です。
- フロントフォークがしばしば最後まで沈み切ってしまうような場合(スプリングが圧縮する際、底を強打する)には、より強力なスプリングを取り付け、フロントフォークやフレームを損傷しないようにする必要があります。
10.12 フロントフォークのコンプレッションダンパーを調節する

参考
油圧式コンプレッションダンパーはフロントフォークのスプリングの縮み方を調節します。

- 調節スクリュー①を時計回りに最後まで回し切ります。

参考
調節スクリュー①はフォークレッグの上端にあります。
両側のフォークレッグで同じように調節します。
- フロントフォークのタイプに応じた回数カチッとクリックするよう、時計と反対回りに回し戻します。
規定
| コンプレッションダンパー(SX-F EU) | |
| コンフォート 14 クリック | |
| スタンダード 12 クリック | |
| スポーツ 10 クリック | |
| コンプレッションダンパー(SX-F USA) | |
| コンフォート 14 クリック | |
| スタンダード 12 クリック | |
| スポーツ 10 クリック | |
| コンプレッションダンパー(XC-F) | |
| コンフォート 14 クリック | |
| スタンダード 12 クリック | |
| スポーツ 10 クリック | |

参考
時計回りに回すとダンパー効果を高め、逆方向に回すとこれを低減します。
10.13 フロントフォークのリバウンドダンパーを調節する

参考
油圧式リバウンドダンパーはフロントフォークのスプリングの伸び方を調節します。

- カバーキャップ①を外します。
- 調節スクリュー②を時計回りに最後まで回し切ります。

参考
調節スクリュー②はフォークレッグの下端にあります。
両側のフォークレッグで同じように調節します。
- フロントフォークのタイプに応じた回数カチッとクリックするよう、時計と反対回りに回し戻します。
規定
| リバウンドダンパー(SX-F EU) | |
| コンフォート 14 クリック | |
| スタンダード 12 クリック | |
| スポーツ 10 クリック | |
| リバウンドダンパー(SX-F USA) | |
| コンフォート 14 クリック | |
| スタンダード 12 クリック | |
| スポーツ 10 クリック | |
| リバウンドダンパー(XC-F) | |
| コンフォート 14 クリック | |
| スタンダード 12 クリック | |
| スポーツ 10 クリック | |

参考
時計回りに回すとダンパー効果を高め、逆方向に回すとこれを低減します。
- カバーキャップ①を取り付けます。
10.14 ハンドルバーの位置

アッパートリプルクランプには①の間隔で 2 つの穴があいています。
| 穴間の距離 A 15 mm |
ハンドルアダプターの穴は中心から⑧の距離に配置されています。
| 中心からの距離 B 3.5 mm |
ハンドルバーは 4 つの異なったポジションニングで取り付けられます。これにより運転手に最適なポジショニングを選ぶ事ができます。
10.15 ハンドルバーの位置を調節する


- 4 つのスクリュー①を外します。ハンドルバーのクランプを取り外します。ハンドルバーを取り外し、脇におきます。

参考
車両本体と部品は破損しないようカバーをかけて保護して下さい。 ケーブル、ワイヤー類は折り曲げないで下さい。
- スクリュー②を外します。ハンドルアダプターを取り外します。
- ハンドルアダプターの位置を好みに応じて変更します。スクリュー②を取り付け、しっかりと締めます。
規定
| ハンドルアダプター用スクリュー | M10 40 Nm | Loctite | ®243TM |

参考
左右のハンドルアダプターを同じ位置に設定して下さい。
- ハンドルバーの位置を調整します。

参考
ケーブル、ワイヤー類が正しい位置に納まっているか注意して下さい。
- ハンドルバーのクランプの位置を調整します。4 つのスクリュー①を取り付け、均等にしっかりと締めます。
規定
| ハンドルバークランプ用スクリュー M8 20 Nm |
11 シャーシで行うサービス作業
11.1 車両をリフトスタンドでジャッキアップする
注意
損傷の危険性 停車中の車両が動いたり倒れる恐れがあります。
- 車両は必ず安定した平らな場所にとめて下さい。

- エンジン下のフレーム部分で車両をジャッキアップします。
√ 車輪が地面に接触しない位置まで持ち上がります。
- 車両が倒れないよう支えをします。
リフトスタンド(54829055000)
11.2 車両をリフトスタンドから降ろす
注意
損傷の危険性 停車中の車両が動いたり倒れる恐れがあります。
- 車両は必ず安定した平らな場所にとめて下さい。

- 車両をリフトスタンドから降ろします。
- リフトスタンドを片付けます。
- 車両を立てるには、三角スタンド①をアクスルシャフトの左側に差し込みます。

参考
三角スタンドは走行前に取り外してください。

- 車両をリフトスタンドから降ろします。
- リフトスタンドを片付けます。
- 車両を立てるには、足でサイドスタンド①を地面に向かって押し開き、車両の重量をかけます。

参考
走行中はサイドスタンドを上に閉じ、ゴムベルトで固定して下さい。
11.3 フォークレッグの空気を抜く

準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
主な作業
- エアブリーダー①を短時間取り外します。
√ 過圧状態の場合、フォーク内部から過剰な圧力が抜けていきます。
- エアブリーダーを取り付け、しっかりと締めます。
その後の作業
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
11 シャーシで行うサービス作業
11.4 フォークレッグのダストシールを清掃する
準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
- フォークカバーをずらします。 (頁35)
主な作業
- 両側のフォークレッグで、ダストシール①を下にずらします。

ダストシールはフォークインナーパイプのほこりや汚れをこすり落とします。時間が経つと、汚れがダストシールの裏に入り込む事があります。この汚れを取り除かないと、その後ろにあるオイルシールに漏れが生じる恐れがあります。

警告
事故の危険性 ブレーキディスクへのオイル、グリースの付着によるブレーキ性能の劣化。
- ブレーキディスクにオイルやグリースが絶対に付着しないよう注意し、必要な場合はブレーキ洗浄剤で清掃して下さい。
- 両側のフォークレッグでダストシールとインナーチューブを清掃し、オイルを差します。
汎用オイルスプレー (頁100)
- ダストシールを取付け位置に押し戻します。
- 余分なオイルを取り除きます。
その後の作業
- フォークカバーの位置を調整します。 (頁35)
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
11.5 フォークカバーをずらす

- スクリュー①を外し、クランプを取り外します。
- 左のフォークレッグのスクリュー②を外します。フォークカバーを下にずらします。
- 右のフォークレッグのスクリューを取り外します。フォークカバーを下にずらします。
11.6 フォークカバーの位置を調整する

- 左のフォークレッグのカバーの位置を調整します。スクリュー①を取り付け、しっかりと締めます。
規定
その他シャーシ用スクリュー M6 10 Nm
- ブレーキホースとクランプの位置を調整します。スクリュー②を取り付け、しっかりと締めます。
- 右のフォークレッグのカバーの位置を調整します。スクリューを取り付け、しっかりと締めます。
規定
その他シャーシ用スクリュー M6 10 Nm
11 シャーシで行うサービス作業
11.7 フォークレッグを取り外す

準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
- 前輪を取り外します。 (頁66)
主な作業
- スクリュー①を外し、クランプを取り外します。
- スクリュー②を外し、ブレーキキャリパーを取り外します。
- ブレーキホースが引っ張られないようにして、ブレーキキャリバーを脇にかけておきます。


- スクリュー③を緩めます。左のフォークレッグを取り外します。
- スクリュー④を緩めます。右のフォークレッグを取り外します。
11.8 フォークレッグを取り付ける


主な作業
- フォークレッグの位置を調整します。

参考
フォークレッグ上端の横手に溝が加工してあります。上から 2 番目の溝と アッパートリプルクランプの上縁を揃えて下さい。
エアブリーダー①の位置は前方に合わせます。

- スクリュー②をしっかりと締めます。
規定
| アッパーリトリプルクランプ用スクリュー | M8 17 Nm |
- スクリュー③をしっかりと締めます。
規定
| ロアートリプルクランプ用スクリュー | M8 12 Nm |

- ブレーキキャリパーの位置を調整します。スクリュー⑤を取り付け、しっかりと締めます。
規定
| 前輪ブレーキキャリバー用スクリュー | M8 25 Nm | Loctite | ® 243TM |
- ブレーキホースとクランプの位置を調整します。スクリュー④を取り付け、しっかりと締めます。
その後の作業
- 前輪を取り付けます。 (頁66)
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
11 シャーシで行うサービス作業
11.9 フォークカバーを取り外す

準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
- 前輪を取り外します。 (頁66)
- フォークレッグを取り外します。 (頁36)

主な作業
- 左のフォークレッグのスクリュー①を外します。上からフォークカバーを取り出します。
- 右のフォークレッグのスクリューを取り外します。上からフォークカバーを取り出します。
11.10 フォークカバーを取り付ける


主な作業
- 左のフォークレッグのカバーの位置を調整します。スクリュー①を取り付け、しっかりと締めます。
規定
その他シャーシ用スクリュー M6 10 Nm
- 右のフォークレッグのカバーの位置を調整します。スクリューを取り付け、しっかりと締めます。
規定
その他シャーシ用スクリュー M6 10 Nm
その後の作業
- フォークレッグを取り付けます。 (頁36)
- 前輪を取り付けます。 (頁66)
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
11.11 ロアートリプルクランプを取り外す
準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
- 前輪を取り外します。 (頁66)
- フォークレッグを取り外します。 (頁36)
- レースナンバープレートを取り外します。 (頁41)
- フロントフェンダーを取り外します。 (頁41)
- バーパッドを取り外します。
主な作業
- スクリュー①を外します。
- スクリュー②を外します。
- アッパートリプルクランプをハンドルバーと一緒に取り外し、脇におきます。

車両本体と部品は破損しないようカバーをかけて保護して下さい。
ケーブル、ワイヤー類は折り曲げないで下さい。
11 シャーシで行うサービス作業

- O リング③を外します。保護リング④を外します。
- ロアートリプルクランプをステアリングステムと一緒に取り外します。
- ステアリングヘッドの上側のベアリングを取り外します。
11.12 ロアートリプルクランプを取り付ける

主な作業
- ベアリングとシール類を清掃し、破損がないか点検してグリースアップします。
高粘度グリース (頁99)
- ロアートリプルクランプをステアリングステムと一緒に取り付けます。ステアリングヘッドの上側のベアリングを取り付けます。
- ステアリングヘッドの上側のガスケット①が正しい位置にあるか確認します。
- 保護リング②と O リング③をはめます。

- アッパーツリプルクランプとハンドルバーの位置を調整します。
- スクリュー④を取り付け、締めないままにしておきます。

- フォークレッグの位置を調整します。
i 参考フォ-
フォークレッグ上端の横手に溝が加工してあります。上から 2 番目の溝と アッパートリプルクランプの上縁を揃えて下さい。 エアプリーダー⑤の位置は前方に合わせます。
- スクリュー⑥をしっかりと締めます。
規定
| ロアートリプルクランプ用スクリュー | M8 12 Nm |

| ステアリングヘッド用上部スクリュー | M20x1.5 12 Nm |

- スクリュー⑦を取り付け、しっかりと締めます。
規定
| ステアリングステム用上部スクリュー | M8 17 Nm | Loctite | ®243TM |

| アッパートリプルクランプ用スクリュー | M8 17 Nm |

- ブレーキキャリバーの位置を調整します。スクリュー⑨を取り付け、しっかりと締めます。
規定
| 前輪ブレーキキャリバー用スクリュー | M8 25 Nm | Loctite | ® 243TM |
- ブレーキホースとクランプの位置を調整します。スクリュー⑩を取り付け、しっかりと締めます。
その後の作業
- フロントフェンダーを取り付けます。 (頁42)
- バーパッドを取り付けます。
- レースナンバープレートを取り付けます。 (頁41)
- 前輪を取り付けます。 (頁66)
- ワイヤーハーネス、アクセルワイヤー、ブレーキホース、クラッチホースが自由に動けるようになっているか、正しく取り回されているか確認します。
- ステアリングヘッドのベアリングのガタを点検します。 (頁39)
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
11.13 ステアリングヘッドのベアリングのガタを点検する

警告
事故の危険性 ステアリングヘッドのベアリングのガタによる不安定な走行。
- すぐにステアリングヘッドのガタを調節して下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

参考
ステアリングヘッドのベアリングにガタがある状態で長い間運転すると、ベアリングやフレームのベアリングシートが損傷します。
11 シャーシで行うサービス作業

- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
主な作業
- ハンドルバーを直進の状態にします。フォークレッグを進行方向に向かって前後に動かします。
ステアリングヘッドのベアリングにガタが感じられる場合はメンテナンスが必要です。
» ガタが感じられる:
- ステアリングヘッドのベアリングのガタを調節します。 (頁40)
- ハンドルバーをハンドル限界全体にわたり左右に動かします。
ハンドルバーがハンドル限界全体にわたりスムーズに動かせる事を確認して下さい。どこかで動きが止まると感じられる場合はメンテナンスが必要です。
》動きの止まりが感じられる:
- ステアリングヘッドのベアリングのガタを調節します。 (頁40)
- ステアリングヘッドのベアリングを点検し、必要な場合は交換します。
その後の作業
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
11.14 ステアリングヘッドのベアリングのガタを調節する

- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
- バーパッドを取り外します。
主な作業
- スクリュー①を緩めます。スクリュー②を外します。
- スクリュー③を緩め、また締め直します。
規定
| ステアリングヘッド用上部スクリュー | M20x1.5 12 Nm |
- プラスチックのハンマーでアッパーリプルクランプを軽くたたき、ゆがみをなくします。
- スクリュー①をしっかりと締めます。
規定
| アッパーリトリプルクランプ用スクリュー | M8 17 Nm |
- スクリュー②を取り付け、しっかりと締めます。
規定
| ステアリングステム用上部スクリュー | M8 17 Nm | Loctite | ®243TM |
- ステアリングヘッドのベアリングのガタを点検します。 (頁39)
その後の作業
- バーパッドを取り付けます。
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
11.15 ステアリングヘッドのベアリングをグリースアップする

- ロアートリプルクランプを取り外します。 (頁37)
- ロアートリプルクランプを取り付けます。 (頁38)
11 シャーシで行うサービス作業
11.16 レースナンバープレートを取り外す

- スクリュー①を外し、クランプを取り外します。
- スクリュー②を外します。レースナンバープレートを取り外します。
11.17 レースナンバープレートを取り付ける

- レースナンバープレートの位置を調整します。スクリュー①を取り付け、しっかりと締めます。
規定
| その他シャーシ用スクリュー M6 10 | Nm |

参考
フェンダーの突起部がきちんと差し込まれるよう注意して下さい。
- ブレーキホースとクランプの位置を調整します。スクリュー②を取り付け、しっかりと締めます。
11.18 フロントフェンダーを取り外す
準備作業
- レースナンバープレートを取り外します。 (頁41)
主な作業
- スクリュー①と②を外します。フロントフェンダーを取り外します。

11 シャーシで行うサービス作業
11.19 フロントフェンダーを取り付ける

- フロントフェンダーの位置を調整します。スクリュー①と②を取り付け、しっかりと締めます。
規定
| その他シャーシ用スクリュー M6 10 | Nm |
その後の作業
- レースナンバープレートを取り付けます。 (頁41)
11.20 ショックアブソーバーを取り外す

準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 ⑦ 頁34)
- メインサイレンサーを取り外します。 (頁46)
主な作業
- スクリュー①を外します。
- スクリュー②を外します。

- ベルクランク③を後ろに押します。
- コネクションレバー④を下に押します。

- スプリング⑤を外します。
スプリングフック (50305017000) - スクリュー⑥を外します。
11 シャーシで行うサービス作業

- スクリュー⑦を外します。
- ショックアブソーバーを後ろに回転し、マニホールドを取り外します。
- 上からショックアブソーバーを取り出します。
11.21 ショックアブソーバーを取り付ける

- ショックアブソーバーを上から差し込みます。
- ショックアブソーバーを後ろに回転し、マニホールドの位置を調整します。
- ショックアブソーバーの位置を調整します。
- スクリュー①を取り付け、しっかりと締めます。
規定
| ショックアブソーバー用上部スクリュー | M10 60 Nm | Loctite | ®2701 |

- スクリュー②を取り付け、しっかりと締めます。
規定
| その他シャーシ用スクリュー M8 25 | Nm |
- スプリング③を取り付けます。
スプリングフック (50305017000)

- ベルクランクとコネクションレバーの位置を調整します。
- スクリュー④を取り付け、しっかりと締めます。
規定
| ベルクランク接続レバー用ナット M14 | x1.5 | 80 | Nm |
- スクリュー⑤を取り付け、しっかりと締めます。
規定
| ショックアブソーバー用下部スクリュー | M10 60 Nm | Loctite | ® 2701 |
その後の作業
- メインサイレンサーを取り付けます。 (頁47)
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
11.22 シートを取り外す

- スクリュー①を外します。
- シートの後ろを持ち上げてずらし、上方向に取り外します。
11 シャーシで行うサービス作業
11.23 シートを取り付ける

- シートの前方をフューエルタンクのブッシングにかけ、シート後部を下げながら前方に押し入れます。
- シートが正しくはまっているか確認して下さい。
- シートの固定用スクリューを取り付け、しっかりと締めます。
規定
| その他シャーシ用スクリュー M6 10 | Nm |
11.24 エアフィルターケースのカバーを取り外す

エアフィルターケースのカバーが固定されている。
- スクリュー①を外します。

- エアフィルターケースのカバーを、④で示された範囲で横に引き、前方に取り外します。
11.25 エアフィルターケースのカバーを取り付ける

- エアフィルターケースカバーの後ろ側①をかけ、前方⑧にはめ込みます。

エアフィルターケースのカバーが固定されている。
- スクリュー①を取り付け、しっかりと締めます。
規定
| エアフィルターケースのカバー用スクリュー | EJOT P ^TM K60x20-Z | 3 Nm |
11 シャーシで行うサービス作業
11.26 エアフィルターを取り外す
注意
エンジン損傷 フィルターを通さずに吸い込んだ空気は、エンジンの耐久性に悪影響を与えます。
- エアフィルターをつけずに運転すると、ほこりや汚れがエンジンに入り込み摩耗を早めますので、絶対にやめて下さい。

警告
環境汚染 問題物質が環境汚染の原因となります。
- オイル、グリース、フィルター、燃料、洗浄剤、ブレーキフルードなどは定められた規則に従って正しく廃棄して下さい。

- エアフィルターケースのカバーを取り外します。 (頁44)
主な作業
- エアフィルター固定フレーム①の下を外し、横に開きます。エアフィルターをホルダーごと取り外します。
- ホルダーからエアフィルターを取り外します。
11.27 エアフィルターを取り付ける


- きれいなエアフィルターをホルダーに取り付けます。
- エアフィルターの①の範囲にグリースを塗布します。
耐久性グリース 頁100)

- 両部品を一緒にはめ入れ、位置を調整し、エアフィルター固定フレーム①で固定します。

参考
エアフィルターが正しく取り付けられていないと、ほこりや汚れがエンジン内に入り、破損の原因となる恐れがあります。
その後の作業
- エアフィルターケースのカバーを取り付けます。 (頁44)
11.28 エアフィルターとエアフィルターケースを清掃する

警告
環境汚染 問題物質が環境汚染の原因となります。
- オイル、グリース、フィルター、燃料、洗浄剤、ブレーキフルードなどは定められた規則に従って正しく廃棄して下さい。

参考
発泡材を損傷しますので、エアフィルターを燃料や灯油で洗浄しないで下さい。
準備作業
- エアフィルターケースのカバーを取り外します。 (頁44)
- エアフィルターを取り外します。 (頁45)
11 シャーシで行うサービス作業

- エアフィルターを専用の洗浄液で念入りに洗浄し、よく乾燥させます。
エアフィルター洗浄剤 頁99)

参考
エアフィルターの水分は押し出し、決して絞らないで下さい。
- 乾燥したエアフィルターに高品質のフィルターオイルを差します。
発泡材エアフィルター用オイル (頁100)
- エアフィルターケースを清掃します。
- インテークマニホールドを清掃し、破損がないか、きちんと固定されているかを確認します。
その後の作業
- エアフィルターを取り付けます。 (頁45)
- エアフィルターケースのカバーを取り付けます。 (頁44)
11.29 エアフィルターケースのカバーを固定する

- エアフィルターケースのカバーを取り外します。 (頁44)
主な作業
- マーキング①と⑧の位置に穴を 1 つ開けます。
規定
直径 6 mm



その後の作業
- エアフィルターケースのカバーを取り付けます。 (頁44)
11.30 エアフィルターケースをシールする

- エアフィルターケースの①で示された範囲をシールします。
11.31 メインサイレンサーを取り外す

警告
火傷の危険性 排気装置は運転中非常に熱くなります。
- 排気装置が冷えるまで待って下さい。熱した部品には触れないで下さい。

- スプリング①を外します。
スプリングフック (50305017000)
- スクリュー②を外し、メインサイレンサーを取り外します。
11 シャーシで行うサービス作業
11.32 メインサイレンサーを取り付ける

- メインサイレンサーの位置を調整します。スクリュー①を取り付け、しっかりと締めます。
規定
その他シャーシ用スクリュー M6 10 Nm
- スプリング②を取り付けます。
スプリングフック(50305017000)
11.33 メインサイレンサーのグラスファイバーを交換する

警告
火傷の危険性 排気装置は運転中非常に熱くなります。
- 排気装置が冷えるまで待って下さい。熱した部品には触れないで下さい。

参考
時間が経つと繊維が消失し、防音材が「焼け切って」しまいます。
これにより騒音レベルが高くなるだけでなく、出力特性にも変化が現れます。

準備作業
- メインサイレンサーを取り外します。 (頁46)
主な作業
- メインサイレンサーの全てのスクリューを外します。リアキャップ①とアウターパイプ②を取り外します。
- グラスファイバー③をインナーパイプ④から取り外します。
- 再度使用する部品を清掃します。
- 新しいグラスファイバー③をインナーパイプに取り付けます。
- アウターパイプ②をグラスファイバーにかぶせます。
- リアキャップ①をアウターパイプに差し込みます。
- 全てのスクリューを取り付け、しっかりと締めます。
その後の作業
- メインサイレンサーを取り付けます。 (頁47)
11.34 フューエルタンクを取り外す


危險
火災の危険性 燃料は可燃性です。
- 給油の際は炎や吸いかけのタバコの近くを避け、エンジンを必ず停止して下さい。また、熱せられた部品には特に燃料がかからないよう注意して下さい。こぼれた燃料はすぐに拭き取って下さい。
- フューエルタンク内の燃料は熱により膨張し、溢れ出る恐れがあります。給油に関する注意事項をよく守って下さい。
11 シャーシで行うサービス作業

警告
中毒の危険性 燃料は毒性で、健康に害を及ぼします。
- 燃料が皮膚、目、衣服につかないよう注意して下さい。燃料から発生するガスを吸い込まないで下さい。目に入った場合はすぐに水で洗い流し、医師の診断を受けて下さい。皮膚についた場合は、すぐにその部分を水と石鹸で良く洗って下さい。燃料を飲み込んでしまった場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。燃料が衣服についた場合は着替えて下さい。燃料は適切なキャニスターに入れ、子供の手の届かない場所で正しく保管して下さい。

- 燃料ポンプの電気プラグ①を外します。
- 燃料ホースのコネクターを圧縮空気で念入りに清掃します。

参考
燃料ホースに汚れが絶対に入らないよう注意して下さい。汚れが入り込むと、インジェクションバルブが詰まる原因となります。

- 燃料ホースのコネクターを外します。
- 洗浄用キャップセット②を取り付けます。
洗浄用キャップセット(81212016000)
- フューエルタンクのエア抜き穴のホースを抜き取ります。

- スクリュー③をブッシングと一緒に外します。
- スクリュー④をゴムブッシングと一緒に外します。

- ラジエーター取付けの脇にある両側のスポイラーを引き、フューエルタンクを上方向に取り外します。

11.35 フューエルタンクを取り付ける

危險
火災の危険性 燃料は可燃性です。
- 給油の際は炎や吸いかけのタバコの近くを避け、エンジンを必ず停止して下さい。また、熱せられた部品には特に燃料がかからないよう注意して下さい。こぼれた燃料はすぐに拭き取って下さい。
- フューエルタンク内の燃料は熱により膨張し、溢れ出る恐れがあります。給油に関する注意事項をよく守って下さい。

警告
中毒の危険性 燃料は毒性で、健康に害を及ぼします。
- 燃料が皮膚、目、衣服につかないよう注意して下さい。燃料から発生するガスを吸い込まないで下さい。目に入った場合は、すぐに水で洗い流し、医師の診断を受けて下さい。皮膚についた場合は、すぐにその部分を水と石鹸で良く洗って下さい。燃料を飲み込んでしまった場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。燃料が衣服についた場合は、着替えて下さい。

- アクセルワイヤーの取り回しを点検します。 (頁54)
- フューエルタンクの位置を調整し、ラジエーター取付けの脇に両側のスポイラーをはめ込みます。
- ケーブルやワイヤー類をはさんだり、破損しないよう注意して下さい。
- フューエルタンクのエア抜き穴のホースを差し込みます。
- スクリュー①をゴムブッシングと一緒に取り付け、しっかりと締めます。 規定
| その他シャーシ用スクリュー M6 10 | Nm |

- スクリュー②をブッシングと一緒に取り付け、しっかりと締めます。 規定
| その他シャーシ用スクリュー M6 10 | Nm |

- 電気プラグ③を接続します。
- 燃料ホースのコネクターを圧縮空気で念入りに清掃します。
参考 燃料ホースに汚れが絶対に入らないよう注意して下さい。汚れが入り込むと、インジェクションバルブが詰まる原因となります。
- 洗浄用キャップセットを取り外します。○ リングに油を差し、燃料ホースのコネクター④を接続します。
参考 排気装置から安全な距離をとってケーブルと燃料ホースを配置します。
その後の作業
- シートを取り付けます。 (頁44)
11 シャーシで行うサービス作業
11.36 チェーンの汚れを点検する

- チェーンに大きな汚れがついていないか点検します。
》 チェーンがひどく汚れている:
- チェーンを清掃します。 (頁50)
11.37 チェーンを清掃する

警告
事故の危険性 潤滑剤がタイヤに付着すると、タイヤの粘着力が損なわれます。
- 適切な洗浄剤で潤滑剤を取り除いて下さい。

警告
事故の危険性 ブレーキディスクへのオイル、グリースの付着によるブレーキ性能の劣化。
- ブレーキディスクにオイルやグリースが絶対に付着しないよう注意し、必要な場合はブレーキ洗浄剤で清掃して下さい。

警告
環境汚染 問題物質が環境汚染の原因となります。
- オイル、グリース、フィルター、燃料、洗浄剤、ブレーキフルードなどは定められた規則に従って正しく廃棄して下さい。

参考
チェーンの寿命は手入れの仕方で大きく変わってきます。

- チェーンを定期的に清掃し、チェーンスプレーを塗布します。
チェーン洗浄剤 页99)
オフロード用チェーンスプレー (頁99)
11.38 チェーンの遊びを点検する

警告
事故の危険性 不適切なチェーンの遊びによる危険。
- チェーンの張りが強すぎると、二次減速関係パーツ ( チェーン、フロントスプロケット、リアスプロケット、ギア並びに後輪のベアリング)に不要な負荷がかかります。磨耗しやすくなるのに加え、極端な場合にはチェーンが切れたり、カウンターシャフトが折れたりする恐れがあります。反対にチェーンに遊びがあり過ぎると、フロントまたはリアスプロケットから落ちたり、後輪をブロックしたり、エンジンを破損する恐れがあります。チェーンの遊びが適切であるか注意し、必要な場合は調節して下さい。
準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
11 シャーシで行うサービス作業

主な作業
- チェーンスライダーの端でチェーンを上に押し、チェーンの遊び①を確認します。

参考
その際、チェーン下部①がピンと張っている事を確認して下さい。
チェーンは均等に擦り切れるとは限らないので、上記確認を何箇所か別の場所で繰り返し行って下さい。
| チェーンの遊び 55... 58 mm |
》 チェーンの遊びが規定通りになっていない:
- チェーンの遊びを調節します。 (頁51)
その後の作業
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
11.39 チェーンの遊びを調節する

警告
事故の危険性 不適切なチェーンの遊びによる危険。
- チェーンの張りが強すぎると、二次減速関係パーツ ( チェーン、フロントスプロケット、リアスプロケット、ギア並びに後輪のベアリング)に不要な負荷がかかります。磨耗しやすくなるのに加え、極端な場合にはチェーンが切れたり、カウンターシャフトが折れたりする恐れがあります。反対にチェーンに遊びがあり過ぎると、フロントまたはリアスプロケットから落ちたり、後輪をブロックしたり、エンジンを破損する恐れがあります。チェーンの遊びが適切であるか注意し、必要な場合は調節して下さい。

準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
- チェーンの遊びを点検します。 (頁50)
主な作業
- ナット①を緩めます。
- ナット②を緩めます。
- 左右の調節スクリュー③を回し、チェーンの遊びを調節します。
規定
| チェーンの遊び 55... 58 mm | |
| 左右の調節スクリュー3を回し、両側のチェーンアジャスターのマーキングが目印Aに対して同じ位置にくるように調節します。これにより後輪が正しく調整されます。 | |
- ナット②をしっかりと締めます。
- チェーンアジャスター④が調節スクリュー③に接触している事を確認します。
- ナット①をしっかりと締めます。
規定
| 後輪アクスルシャフト用ナット M25x | 1.5 | 80 | Nm |

参考
チェーンアジャスターの調整幅が大きく (32 mm)、同じチェーン長で異なった二次減速比を実現する事が可能です。
チェーンアジャスター④は 180 度回転させる事ができます。
その後の作業
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
11 シャーシで行うサービス作業
11.40 チェーン、リアスプロケット、フロントスプロケット、チェーンガイドを点検する
準備作業
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
主な作業
- ギアをニュートラルに入れます。
- リアスプロケットとフロントスプロケットの磨耗を点検します。
» リアスプロケットまたはフロントスプロケットが摩耗している:
- リアスプロケットまたはフロントスプロケットを交換します。

参考
フロントスプロケット、リアスプロケット、チェーンは必ず一緒に交換して下さい。



- チェーン上部を以下に記載した重量①で引っ張ります。
規定
チェーンの磨耗測定における重量 10... 15 kg
- チェーン下部でローラー 18 個分の長さ③を測ります。

参考
チェーンは均等に擦り切れるとは限らないので、上記確認を何箇所か別の場所で繰り返し行って下さい。
| チェーンが一番長い部分での長さの最大値1 | 272 mm |
》長さ⑧が記載された値より大きい:
- チェーンを交換します。

参考
新しいチェーンを取り付ける際は、同時にリアスプロケットとフロントスプロケットも交換して下さい。
新しいチェーンを摩耗が進んだ古いリアスプロケットまたはフロントスプロケットと一緒に使用すると、早く摩耗してしまいます。
- チェーンスライダーガードの磨耗を点検します。
》 チェーンのピンの下端が、チェーンスライダーガードの高さ、またはそれより下にある:
- チェーンスライダーガードを交換します。
- チェーンスライダーガードがきちんと固定されているか確認します。
》 チェーンスライダーガードがガタついている:
- チェーンスライダーガードのスクリューをしっかりと締めます。
規定
| チェーンスライダーガード用スクリュー | M6 6 Nm | Loctite | ® 243TM |
11 シャーシで行うサービス作業

- チェーンスライダーの摩耗を点検します。
》 チェーンのピンの下端が、チェーンスライダーの高さ、またはそれより下にある:
- チェーンスライダーを交換します。

- チェーンスライダーがきちんと固定されているか確認します。
》 チェーンスライダーがガタついている:
- チェーンスライダーのスクリューをしっかりと締めます。
規定
| チェーンスライダー用スクリュー | M8 15 Nm |

- チェーンガイドの下部にある部品の厚み①を測定します。
| 一番減りが進んでいる場所での厚みAの最小値 | 12 mm |
» 厚み①が記載された値より小さい:
- チェーンガイドを交換します。


- チェーンガイドがきちんと固定されているか確認します。
》 チェーンガイドがガタついている:
- チェーンガイドのスクリューをしっかりと締めます。
規定
| その他シャーシ用スクリュー M6 | 10 Nm |
その後の作業
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
11 シャーシで行うサービス作業
11.41 チェーンガイドを調節する


- スクリュー①を緩めます。スクリュー②を外します。チェーンガイドの後ろを下に下げます。
条件
函数: ≤ 44 T
- ブッシング③を穴①に差し込みます。チェーンガイドの位置を調整します。
- スクリュー②を取り付け、しっかりと締めます。スクリュー①をしっかりと締めます。
規定
| その他シャーシ用スクリュー M6 10 Nm |
条件
函数: ≥ 45 T
- ブッシング③を穴⑧に差し込みます。チェーンガイドの位置を調整します。
- スクリュー②を取り付け、しっかりと締めます。スクリュー①をしっかりと締めます。
規定
| その他シャーシ用スクリュー M6 10 Nm |
11.42 フレームを点検する

- フレームにひびや変形がないか確認します。
» フレームに機械的な力の作用によるひびや変形が見られる:
- フレームを交換します。

参考
機械的な力の作用によりフレームが損傷したら、必ずフレームを交換して下さい。KTM ではフレームの修理を禁止しています。
11.43 スイングアームを点検する

- スイングアームに損傷、ひび、変形がないか確認します。
》 スイングアームに損傷、ひび、変形が見られる:
- スイングアームを交換します。

参考
損傷したスイングアームは必ず交換して下さい。KTM ではスイングアームの修理を禁止しています。
11.44 アクセルワイヤーの取り回しを点検する
準備作業
- シートを取り外します。 (頁43)
- フューエルタンクを取り外します。 (頁47)
11 シャーシで行うサービス作業

- アクセルワイヤーの取り回しを点検します。
2 本のアクセルワイヤーが揃って、ハンドルバーの後ろからフューエルタンク取付け部の上を通り、スロットルバルブ本体に取り回されている事を確認して下さい。
» アクセルワイヤーの取り回しが規定通りになっていない:
- アクセルワイヤーの取り回しを修正します。
その後の作業
- フューエルタンクを取り付けます。 (頁49)
- シートを取り付けます。 (頁44)
11.45 グリップゴムを点検する

- ハンドルバーのグリップゴムに損傷や摩耗がないか、きちんと固定されているかを確認します。
》 グリップゴムが摩耗・損傷している、きちんと固定されていない:
- グリップゴムを交換・固定します。
グリップゴム接着剤(00062030051)頁99)
11.46 グリップゴムの固定を強化する
準備作業
- グリップゴムを点検します。 (頁55)
主な作業
- 固定ワイヤーをグリップゴムの 2 箇所に取り付け、固定を強化します。

ワイヤーツイスター (U6907854)
より線になっているワイヤの端が手のひらとは反対の方向を向き、グリップゴムの方へ折り曲げられています。
11.47 クラッチレバーの基本位置を調整する

- クラッチレバーの基本位置を調節スクリュー①で手の大きさに合わせて調整します。

参考
調節スクリューを時計と反対回りに回すと、クラッチレバーはハンドルバーに近づきます。
調節スクリューを時計回りに回すと、クラッチレバーはハンドルバーから遠ざかります。
調節範囲には限界があります。
調節スクリューは手で回し、無理な力をかけないで下さい。
調節作業は運転中に行わないで下さい。
11.48 油圧式クラッチのフルードレベルを点検・調節する

参考
クラッチディスクの摩耗が進むにつれ、フルードレベルが高くなります。

- ハンドルバーに取り付けられている油圧式クラッチのリザーバータンクを水平な状態にします。
- スクリュー①を外します。
- カバー②をダイヤフラム③と一緒に外します。
- フルードのレベルを確認します。
タンクの上縁からフルードレベルまで 4 mm
》 フルードのレベルが規定通りになっていない:
- 油圧式クラッチのフルードレベルを調節します。
ブレーキフルード DOT 4 / DOT 5.1 (頁97)
- カバーとダイヤフラムの位置を調整します。スクリューを取り付け、しっかりと締めます。
11.49 油圧式クラッチのフルードを交換する


警告
環境汚染 問題物質が環境汚染の原因となります。
- オイル、グリース、フィルター、燃料、洗浄剤、ブレーキフルードなどは定められた規則に従って正しく廃棄して下さい。

- ハンドルバーに取り付けられている油圧式クラッチのリザーバータンクを水平な状態にします。
- スクリュー①を外します。
- カバー②をダイヤフラム③と一緒に外します。

- エア抜き用注射器④に適切なフルードを注入します。
エア抜き用注射器(50329050000)
ブレーキフルード DOT 4 / DOT 5.1 (頁97)
- クラッチスレーブシリンダーのエアブリーダー⑤を外し、エア抜き用注射器④を取り付けます。
11 シャーシで行うサービス作業

- マスターシリンダーの穴⑥からフルードが気泡のない状態で出てくるまで、フルードを注入します。
- 時々マスターシリンダーのリザーバータンクからフルードを吸い取り、フルードが溢れ出るのを防ぎます。
- 工ア抜き用注射器を取り外します。エアブリーダーを取り付け、しっかりと締めます。
- 油圧式クラッチのフルードレベルを調節します。
規定
| タンクの上縁からフルードレベルまで | 4 mm |
- カバーとダイヤフラムの位置を調整します。スクリューを取り付け、しっかりと締めます。
12.1 プレーキレバーの遊びを点検する

警告
事故の危険性 ブレーキがきかない。
- プレーキレバーに遊びがないと、ブレーキシステム内で前輪ブレーキに圧力がかかります。前輪ブレーキが過熱によりきかなくなる恐れがあります。ブレーキレバーの遊びは規定通りに調節して下さい。

- ブレーキレバーを前に押し、遊び①を確認します。
| ブレーキレバーの遊び ≥ 3 mm |
» 遊びが規定通りになっていない:
- ブレーキレバーの基本位置を調整します。 (頁58)
12.2 ブレーキレバーの基本位置を調整する

- ブレーキレバーの遊びを点検します。 (頁58)
主な作業
- ブレーキレバーの遊びを点検します。 (頁58)
- ブレーキレバーの基本位置を調節スクリュー①で手の大きさに合わせて調整します。

参考
調節スクリューを時計回りに回すと、ブレーキレバーはハンドルバーから遠ざかります。
調節スクリューを時計と反対回りに回すと、ブレーキレバーはハンドルバーに近づきます。
調節範囲には限界があります。
調節スクリューは手で回し、無理な力をかけないで下さい。
調節作業は運転中に行わないで下さい。
12.3 ブレーキディスクを点検する

警告
事故の危険性 ブレーキディスクの磨耗によるブレーキ性能の低下。
- 摩耗したブレーキディスクはすぐに交換して下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

- 前輪と後輪のブレーキディスクの何箇所かでディスクの厚みAを確認します。

参考
ブレーキディスクの厚みは、ブレーキパッドと接触する範囲が摩耗により減っていきます。
| ブレーキディスク磨耗限界 | |
| 前輪 2.5 mm | |
| 後輪 3.5 mm | |
》 ブレーキディスクの厚みが規定値以下である:
- ブレーキディスクを交換します。
- 前輪と後輪のブレーキディスクで損傷、ひび、変形がないかを点検します。
》 ブレーキディスクに損傷、ひび、変形が見られる:
- ブレーキディスクを交換します。
12.4 前輪ブレーキのブレーキフルードのレベルを点検する

警告
事故の危険性 ブレーキシステムの故障。
- プレーキフルードのレベルがMINのマーキング以下になっていたら、ブレーキシステムに漏れがあるかブレーキパッドが完全に摩耗している事が考えられます。この状態で運転はせず、ブレーキシステムを点検して下さい。(お近くのKTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

警告
事故の危険性 古いブレーキフルードの使用によるブレーキ性能の低下。
- 前輪・後輪ブレーキのブレーキフルードはサービスプランに従って交換して下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

- ハンドルバーに取り付けられているブレーキフルードリザーバーを水平な状態にします。
- ブレーキフルードのレベルを点検窓①で確認します。
» ブレーキフルードのレベルがMINのマーキングを下回っている:
- 前輪ブレーキのブレーキフルードを補給します。 (頁59)
12.5 前輪ブレーキのブレーキフルードを補給する

警告
事故の危険性 ブレーキシステムの故障。
- ブレーキフルードのレベルがMINのマーキング以下になっていたら、ブレーキシステムに漏れがあるかブレーキパッドが完全に摩耗している事が考えられます。この状態で運転はせず、ブレーキシステムを点検して下さい。(お近くのKTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

警告
皮膚の炎症 ブレーキフルードは皮膚に触れると炎症の原因となる恐れがあります。
- 皮膚や目にはつかないよう注意し、お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
- 適切な保護服、保護メガネを着用して下さい。
- ブレーキフルードが目に入ってしまったら、よく水で洗い流し、すぐに医師の診断を受けて下さい。

警告
事故の危険性 古いブレーキフルードの使用によるブレーキ性能の低下。
- 前輪・後輪ブレーキのブレーキフルードはサービスプランに従って交換して下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

警告
環境汚染 問題物質が環境汚染の原因となります。
- オイル、グリース、フィルター、燃料、洗浄剤、ブレーキフルードなどは定められた規則に従って正しく廃棄して下さい。

参考
ブレーキフルード DOT 5 は絶対に使用しないで下さい!シリコンオイルをベースにしており、紫色に着色してあります。
ガスケットやブレーキホースはブレーキフルード DOT 5 での使用に適していません。
塗装された部品にブレーキフルードがつかないよう注意して下さい。塗装がはげます!
密閉された容器に保存された、きれいなブレーキフルードのみを使用して下さい!
12 ブレーキシステム

- ハンドルバーに取り付けられているブレーキフルードリザーバーを水平な状態にします。
- スクリュー①を外します。
- カバー②をダイヤフラム③と一緒に外します。
- ブレーキフルードを①の位置まで注ぎます。
規定
範囲①(タンクの上縁からブレーキフ5 mm ルードのレベルまで)
ブレーキフルード DOT 4 / DOT 5.1 (頁97)
- カバーとダイヤフラムの位置を調整します。スクリューを取り付け、しっかりと締めます。

参考
ブレーキフルードが溢れたりこぼれたりした場合は、すぐに水で洗い流して下さい。

12.6 前輪ブレーキのブレーキパッドを点検する

警告
事故の危険性 ブレーキパッドの摩耗によるブレーキ性能の低下。
- 摩耗したブレーキパッドはすぐに交換して下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

- ブレーキパッド厚み①の最小値を確認します。
厚み最小値 A ≥ 1 mm
» 厚みが最小値を下回っている:
- 前輪ブレーキのブレーキパッドを交換します。 (頁60)
- ブレーキパッドにひびや破損がないか点検します。
》ひびや破損が見られる:
- 前輪ブレーキのブレーキパッドを交換します。 (頁60)
12.7 前輪ブレーキのブレーキパッドを交換する

警告
事故の危険性 ブレーキシステムの故障。
- メンテナンスおよび修理作業は正しく実施して下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

警告
皮膚の炎症 ブレーキフルードは皮膚に触れると炎症の原因となる恐れがあります。
- 皮膚や目にはつかないよう注意し、お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
- 適切な保護服、保護メガネを着用して下さい。
- ブレーキフルードが目に入ってしまったら、よく水で洗い流し、すぐに医師の診断を受けて下さい。

警告
事故の危険性 古いブレーキフルードの使用によるブレーキ性能の低下。
- 前輪・後輪ブレーキのブレーキフルードはサービスプランに従って交換して下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

警告
環境汚染 問題物質が環境汚染の原因となります。
- オイル、グリース、フィルター、燃料、洗浄剤、ブレーキフルードなどは定められた規則に従って正しく廃棄して下さい。

警告
環境汚染 問題物質が環境汚染の原因となります。
- オイル、グリース、フィルター、燃料、洗浄剤、ブレーキフルードなどは定められた規則に従って正しく廃棄して下さい。

参考
ブレーキフルード DOT 5 は絶対に使用しないで下さい!シリコンオイルをベースにしており、紫色に着色してあります。
ガスケットとブレーキホースはブレーキフルード DOT 5 での使用に適していません。
塗装された部品にブレーキフルードがつかないよう注意して下さい。塗装がはげます!
密閉された容器に保存された、きれいなブレーキフルードのみを使用して下さい!

- ハンドルバーに取り付けられているブレーキフルードリザーバーを水平な状態にします。
- スクリュー①を外します。
- カバー②をダイヤフラム③と一緒に外します。

- 手でブレーキキャリバーをブレーキディスクに向かって押し、ブレーキピストンを押し戻します。ブレーキフルードがブレーキフルードリザーバーから溢れていないか確認し、必要な場合は吸い取ります。

参考
ブレーキピストンを押し戻す際、ブレーキキャリバーガスポークに当らないよう注意して下さい。
- スナップピン④を外し、ボルト⑤を抜き、ブレーキパッドを取り出します。
- ブレーキキャリパーとキャリパーサポートを清掃します。
- ブレーキキャリパーのリーフスプリング⑥とキャリバーサポートのスライドプレート⑦が正しい位置にあるか確認します。


- ブレーキパッドを入れ、ボルト⑤を差し込み、スナップピン④を取り付けます。
- ブレーキパッドがブレーキディスクに接触して圧点が感じられるまで、ブレーキレバーを何度か作動します。
12 ブレーキシステム

- ブレーキフルードのレベルが①で示した位置にくるよう調節します。
規定
| 寸法 A (タンクの上縁からブレーキフルードのレベルまで) | 5 mm |
| ブレーキフルード DOT 4 / DOT 5.1 (頁97) | |
- カバー②とダイヤフラム③の位置を調整します。
- スクリュー①を取り付け、しっかりと締めます。

参考
ブレーキフルードが溢れたりこぼれたりした場合は、すぐに水で洗い流して下さい。
12.8 ブレーキペダルの遊びを点検する

警告
事故の危険性 ブレーキがきかない。
- ブレーキペダルに遊びがないと、ブレーキシステム内で後輪ブレーキに圧力がかかります。後輪ブレーキが過熱によりきかなくなる恐れがあります。ブレーキペダルの遊びは規定通りに調節して下さい。

- スプリング①を外します。
- ブレーキペダルをペダルが上がり切った状態とフットブレーキシリンダーのピストンに触れる間で何度か動かし、遊びAを確認します。
規定
| ブレーキペダルの遊び 3... 5 mm |
» 遊びが規定通りになっていない:
- ブレーキペダルの基本位置を調整します。 (頁62)
- スプリング①を取り付けます。
12.9 ブレーキペダルの基本位置を調整する

警告
事故の危険性 ブレーキがきかない。
- ブレーキペダルに遊びがないと、ブレーキシステム内で後輪ブレーキに圧力がかかります。後輪ブレーキが過熱によりきかなくなる恐れがあります。ブレーキペダルの遊びは規定通りに調節して下さい。

- スプリング①を外します。
- ナット④を緩め、プッシュロッド⑤と回し戻して、遊びが最大になるように調整します。
- ナット②を緩め、スクリュー③を回して、ブレーキペダルの基本位置を好みに合わせて調節します。

参考
調節範囲には限界があります。
- プッシュロッド⑤を回して、遊び④が得られるように調節します。場合によっては、ブレーキペダルの基本位置を調整します。
規定
| ブレーキペダルの遊び 3... 5 mm |
12 ブレーキシステム
63
- スクリュー③を押さえ、ナット②をしっかりと締めます。
規定
| ブレーキペダルストッパー用ナット M8 20 Nm |
- プッシュロッド⑤を押さえ、ナット④をしっかりと締めます。
規定
| その他シャーシ用ナット M6 10 Nm |
- スプリング①を取り付けます。
12.10 後輪ブレーキのブレーキフルードのレベルを点検する

警告
事故の危険性 プレーキシステムの故障。
- プレーキフルードのレベルがMINのマーキング以下になっていたら、ブレーキシステムに漏れがあるかブレーキパッドが完全に摩耗している事が考えられます。この状態で運転はせず、ブレーキシステムを点検して下さい。(お近くのKTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

警告
事故の危険性 古いブレーキフルードの使用によるブレーキ性能の低下。
- 前輪・後輪ブレーキのブレーキフルードはサービスプランに従って交換して下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

- ブレーキフルードのレベルを点検窓①で確認します。
» 点検窓①から気泡が見える:
- 後輪ブレーキのブレーキフルードを補給します。 (頁63)
12.11 後輪ブレーキのブレーキフルードを補給する

警告
事故の危険性 ブレーキシステムの故障。
- プレーキフルードのレベルがMINのマーキング以下になっていたら、ブレーキシステムに漏れがあるかブレーキパッドが完全に摩耗している事が考えられます。この状態で運転はせず、ブレーキシステムを点検して下さい。(お近くのKTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

警告
皮膚の炎症 ブレーキフルードは皮膚に触れると炎症の原因となる恐れがあります。
- 皮膚や目にはつかないよう注意し、お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
- 適切な保護服、保護メガネを着用して下さい。
- プレーキフルードが目に入ってしまったら、よく水で洗い流し、すぐに医師の診断を受けて下さい。

警告
事故の危険性 古いブレーキフルードの使用によるブレーキ性能の低下。
- 前輪・後輪ブレーキのブレーキフルードはサービスプランに従って交換して下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

警告
環境汚染 問題物質が環境汚染の原因となります。
- オイル、グリース、フィルター、燃料、洗浄剤、ブレーキフルードなどは定められた規則に従って正しく廃棄して下さい。

参考
ブレーキフルード DOT 5 は絶対に使用しないで下さい!シリコンオイルをベースにしており、紫色に着色してあります。
ガスケットやブレーキホースはブレーキフルード DOT 5 での使用に適していません。
塗装された部品にブレーキフルードがつかないよう注意して下さい。塗装がはげます!
密閉された容器に保存された、きれいなブレーキフルードのみを使用して下さい!

- 車両を垂直に立てます。
- スクリューキャップ①をダイヤフラム②、〇 リングと一緒に外します。
- ブレーキフルードをマーキング①の位置まで注ぎます。
ブレーキフルード DOT 4 / DOT 5.1 (頁97)
- スクリューキャップをダイヤフラム、O リングと一緒に取り付け、しっかりと締めます。

参考
ブレーキフルードが溢れたりこぼれたりした場合は、すぐに水で洗い流して下さい。
12.12 後輪ブレーキのブレーキパッドを点検する

警告
事故の危険性 ブレーキパッドの摩耗によるブレーキ性能の低下。
- 摩耗したブレーキパッドはすぐに交換して下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

- ブレーキパッド厚み①の最小値を確認します。
| 厚み最小値A ≥ 1 mm |
» 厚みが最小値を下回っている:
- 後輪ブレーキのブレーキパッドを交換します。 (頁64)
- ブレーキパッドにひびや破損がないか点検します。
》ひびや破損が見られる:
- 後輪ブレーキのブレーキパッドを交換します。 (頁64)
12.13 後輪ブレーキのブレーキパッドを交換する

警告
皮膚の炎症 ブレーキフルードは皮膚に触れると炎症の原因となる恐れがあります。
- 皮膚や目にはつかないよう注意し、お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
- 適切な保護服、保護メガネを着用して下さい。
- ブレーキフルードが目に入ってしまったら、よく水で洗い流し、すぐに医師の診断を受けて下さい。

警告
事故の危険性 古いブレーキフルードの使用によるブレーキ性能の低下。
- 前輪・後輪ブレーキのブレーキフルードはサービスプランに従って交換して下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

警告
環境汚染 問題物質が環境汚染の原因となります。
- オイル、グリース、フィルター、燃料、洗浄剤、ブレーキフルードなどは定められた規則に従って正しく廃棄して下さい。

参考
ブレーキフルード DOT 5 は絶対に使用しないで下さい!シリコンオイルをベースにしており、紫色に着色してあります。 ガスケットとブレーキホースはブレーキフルード DOT 5 での使用に適していません。
塗装された部品にブレーキフルードがつかないよう注意して下さい。塗装がはげます!
密閉された容器に保存された、きれいなブレーキフルードのみを使用して下さい!
12 ブレーキシステム

- 車両を垂直に立てます。
- スクリューキャップ①をダイヤフラム②、〇 リングと一緒に外します。

- 手でブレーキキャリバーをブレーキディスクに向かって押し、ブレーキピストンを押し戻します。ブレーキフルードがブレーキフルードリザーバーから溢れていないか確認し、必要な場合は吸い取ります。

参考
ブレーキピストンを押し戻す際、ブレーキキャリバーガスポークに当らないよう注意して下さい。
- スナップピン③を外し、ボルト④を抜き、ブレーキパッドを取り出します。
- ブレーキキャリパーとキャリパーサポートを清掃します。
- ブレーキキャリパーのリーフスプリング⑤とキャリパーサポートのスライドプレート⑥が正しい位置にあるか確認します。

参考
リーフスプリング上の矢印は、ブレーキディスクの回転方向を示します。

- ブレーキパッドを入れ、ボルト④を差し込み、スナップピン③を取り付けます。


参考
デカップリングプレート⑦が、ピストン側のブレーキパッドに取り付けられている事を確認して下さい。
- ブレーキパッドがブレーキディスクに接触して圧点が感じられるまで、ブレーキペダルを何度か作動します。
- ブレーキフルードのレベルがマーキング①の位置にくるよう調節します。
ブレーキフルード DOT 4 / DOT 5.1 (頁97)
- スクリューキャップ①をダイヤフラム②、〇 リングと一緒に取り付け、しっかりと締めます。

参考
ブレーキフルードが溢れたりこぼれたりした場合は、すぐに水で洗い流して下さい。

13.1 前輪を取り外す

- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
主な作業
- 手でブレーキキャリパーをブレーキディスクに向かって押し、ブレーキピストンを押し戻します。

参考
ブレーキピストンを押し戻す際、ブレーキキャリパーがスポークに当らないよう注意して下さい。

- スクリュー①を外します。
- スクリュー②を緩めます。

- 前輪を支え、アクスルシャフトを抜きます。前輪をフロントフォークから取り外します。

参考
前輪を取り外した状態でブレーキレバーを作動しないで下さい。 ブレーキディスクが破損する事のないよう、車輪の保管には注意して下さい。

事故の危険性 プレーキディスクへのオイル、グリースの付着によるブレーキ性能の劣化。
- プレーキディスクにオイルやグリースが絶対に付着しないよう注意し、必要な場合はブレーキ洗浄剤で清掃して下さい。

主な作業
- ホイールベアリングに破損・磨耗がないか点検します。
» ホイールベアリングが破損または磨耗している:
- ホイールベアリングを交換します。

- シャフトのシールリング①とスペーサーの接触面④を清掃してグリースアップします。
耐久性グリース 100)
- スペーサーを取り付けます。
13 車輪、タイヤ

- 前輪をフロントフォークの位置まで持ち上げ、位置を調整し、アクスルシャフトを差し込みます。
- スクリュー②を取り付け、しっかりと締めます。
規定
| 前輪アクスルシャフト用スクリュー | M | 24x1.5 | 45 | Nm |
- ブレーキパッドがディスクに接触するまで、ブレーキレバーを何度か作動します。
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
- 前輪のブレーキを作動し、フロントフォークのスプリングを何度か強く圧縮します。
√ フォークレッグを調整します。
- スクリュー③をしっかりと締めます。
規定
| フォークレッグのアクスル通し穴用スクリュー | M8 15 Nm |
その後の作業
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
13.3 後輪を取り外す

- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
主な作業
- 手でブレーキキャリバーをブレーキディスクに向かって押し、ブレーキピストンを押し戻します。
参考 ブレーキピストンを押し戻す際、ブレーキキャリパーがスポークに当らないよう注意して下さい。
- ナット①を外します。
- チェーンアジャスター②を取り外します。後輪が前方に動かせるところまで、アクスルシャフト③を引き出します。
- 後輪をできるだけ前方に押します。チェーンをリアスプロケットから外します。
- 後輪を支え、アクスルシャフトを抜きます。後輪をスイングアームから取り外します。
参考 後輪を取り外した状態でブレーキペダルを作動しないで下さい。 ブレーキディスクが破損する事のないよう、車輪の保管には注意して下さい。

事故の危険性 プレーキディスクへのオイル、グリースの付着によるブレーキ性能の劣化。
- ブレーキディスクにオイルやグリースが絶対に付着しないよう注意し、必要な場合はブレーキ洗浄剤で清掃して下さい。

主な作業
- ホイールベアリングに破損・磨耗がないか点検します。
» ホイールベアリングが破損または磨耗している:
- ホイールベアリングを交換します。
- シャフトのシールリング①とスペーサーの接触面④を清掃してグリースアップします。
耐久性グリース 頁100)

- 後輪をスイングアームの位置まで持ち上げ、位置を調整し、アクスルシャフト②を差し込みます。
- チェーンを取り付けます。

- チェーンアジャスター③の位置を調整します。ナット④を取り付け、締めないままにしておきます。
- チェーンアジャスター③が調節スクリュー⑤に接触している事を確認します。
- チェーンの遊びを点検します。 (頁50)
- ナット④をしっかりと締めます。
規定
後輪アクスルシャフト用ナット M25x1.5 80 Nm

チェーンアジャスターの調整幅が大きく (32 mm)、同じチェーン長で異なった二次減速比を実現する事が可能です。
チェーンアジャスター③は 180 度回転させる事ができます。
- ブレーキパッドがブレーキディスクに接触して圧点が感じられるまで、ブレーキペダルを何度か作動します。
その後の作業
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
13.5 タイヤの状態を点検する

参考
KTM により承認または推奨されたタイヤのみを使用して下さい。
それ以外のタイヤは走行性能に悪影響を与える恐れがあります。
タイヤの種類、状態、空気圧は車両の走行性能に影響を与えます。
前輪・後輪には必ず同種プロファイルのタイヤを使用して下さい。
タイヤがすり減っていると、路面が濡れている場合などは特に走行性能に悪影響を与えます。
13 車輪、タイヤ

- 前輪・後輪のタイヤに亀裂がないか、異物が刺さっていないか、その他損傷がないかを点検します。
》タイヤに亀裂や損傷がある、または異物が刺さっている:
- タイヤを交換します。
- 溝の深さを点検します。

参考
各国法律により定められている溝の深さの最小値を守ってください。
| 溝の深さ最小値 ≥ 2 mm |
» 溝の深さが最小値を下回っている:
- タイヤを交換します。
- タイヤの製造日を確認します。

参考
通常、タイヤの製造日はタイヤに記載されており、DOTコードの下4桁の数字で表されています。最初の2桁が製造週を、残りの2桁が製造年を示しています。
KTM では磨耗状態にかかわらず、製造日から最高 5 年を経過する前にタイヤ交換する事をお勧めしています。
» タイヤの製造日が 5 年以上前である:
- タイヤを交換します。
13.6 タイヤの空気圧を点検する

参考
タイヤの空気圧が低過ぎると異常な磨耗が発生し、タイヤが過熱します。
適正な空気圧により快適な走行が可能となり、タイヤの寿命も延びます。

- タイヤが冷えた状態で空気圧を点検します。
| オフロード走行時のタイヤ空気圧 | |
| 前輪 1.0 bar | |
| 後輪 1.0 bar | |
» タイヤの空気圧が規定通りになっていない:
- タイヤの空気圧を調節します。
- カバーキャップを取り付けます。
13.7 スポークの張りを点検する

警告
事故の危険性 不適切なスポークの張りによる不安定な走行。
- スポークの張りが正しく調整されているか注意して下さい。(お近くの KTM 正規ディーラーにお問い合わせ下さい。)

参考
スポークの 1 本が緩んでいると車輪がしっかり安定せず、すぐに他のスポークを緩める原因となります。
スポークが張り過ぎていると、そこにだけ負荷がかかり過ぎ、折れる原因となります。
スポークの張りは(新しい車両では特に)定期的に点検して下さい。

- ドライバーの刃先で各スポークを軽くたたきます。

参考
スポークの長さと太さによって音の響きが違います。
長さと太さが同じスポークで響きが大きく異なる場合は、張りにばらつきがある事を示します。
明るい響きがすれば良い状態です。
» スポークの張りが均等でない:
- スポークの張りを調節します。

- スポークのトルクを点検します。
規定
| 前輪スポークニップル | M4.5 | 5... | 6 | Nm | |
| 後輪スポークニップル | M4.5 | 5... | 6 | Nm |
異なったサイズの交換ヘッドがセットになったトルクレンチ(58429094000)
14.1 バッテリーを取り外す

警告
怪我の危険性 バッテリー液、バッテリーから発生する気体は重大な化学火傷を引き起こす恐れがあります。
- バッテリーはお子様の手の届かない場所に保管して下さい。
- 適切な保護服、保護メガネを着用して下さい。
- バッテリー液、バッテリーから発生する気体には触れないようにして下さい。
- 火花や炎をバッテリーに近づけないで下さい。充電は必ず換気の良い場所で行って下さい。
- 皮膚についた場合は、水で十分に洗い流して下さい。バッテリー液が目に入ってしまったら、最低 15 分間水で洗浄した後、医師の診断を受けて下さい。

準備作業
- 電装系部品はすべてスイッチを切り、エンジンを止めます。
- シートを取り外します。 (頁43)
主な作業
- バッテリーのマイナスケーブル①を外します。
- プラス極のカバー②を後ろへずらし、バッテリーのプラスケーブルを外します。
- ゴムベルト③を下に外します。
- 上からバッテリーを取り出します。
14.2 バッテリーを取り付ける

- 電極が前にくるようにして、バッテリーをバッテリーコンパートメントに入れます。
(SX-F シリーズ)
バッテリー (YTX4L-BS) (頁91)
(XC-F)
バッテリー (YTX5L-BS) (頁91)
- ゴムベルト①をかけます。
- プラスケーブル②とマイナスケーブル③を接続します。
規定
バッテリー電極用スクリュー M5 2.5 Nm

参考
導電性ワッシャー①は爪のある方を下にして、スクリュー④と圧着端子⑤の間に取り付けて下さい。
- プラス極のカバー⑥をプラス極にかぶせます。
その後の作業
- シートを取り付けます。 (頁44)
14.3 バッテリーを充電する

警告
怪我の危険性 バッテリー液、バッテリーから発生する気体は重大な化学火傷を引き起こす恐れがあります。
- バッテリーはお子様の手の届かない場所に保管して下さい。
- 適切な保護服、保護メガネを着用して下さい。
- バッテリー液、バッテリーから発生する気体には触れないようにして下さい。
- 火花や炎をバッテリーに近づけないで下さい。充電は必ず換気の良い場所で行って下さい。
- 皮膚についた場合は、水で十分に洗い流して下さい。バッテリー液が目に入ってしまったら、最低 15 分間水で洗浄した後、医師の診断を受けて下さい。

警告
環境汚染 バッテリーに使用されている部品や物質は環境に悪影響を及ぼします。
- バッテリーは家庭用ゴミとして廃棄しないで下さい。破損したバッテリーは環境上適切な方法で廃棄して下さい。バッテリーはお近くの KTM ディーラーか使用済みバッテリーの回収場所に持ち込んで下さい。

警告
環境汚染 問題物質が環境汚染の原因となります。
- オイル、グリース、フィルター、燃料、洗浄剤、ブレーキフルードなどは定められた規則に従って正しく廃棄して下さい。

参考
バッテリーは使用しなくても毎日放電しています。
バッテリーの寿命は充電量と充電方法に大きく影響されます。
大きな電流により短時間で充電すると寿命に悪影響を与えます。
充電電流、充電電圧、充電時間が規定値を超えると、電解液が安全バルブから漏れ出ます。これによりバッテリー容量が減ってしまいます。
エンジン始動でバッテリーがあがってしまった場合は、すぐに充電して下さい。
放電し切った状態で長く放置すると過放電が起こり、硫酸化物が形成され、バッテリーが壊れてしまいます。
バッテリーはメンテナンスフリーで、電解液レベルの点検を行う必要はありません。

準備作業
- 電装系部品はすべてスイッチを切り、エンジンを止めます。
- シートを取り外します。 (頁43)
- 車載電子部品を破損しないよう、バッテリーのマイナスケーブルを外します。
主な作業
- 充電器をバッテリーに接続します。充電器のスイッチを入れます。
バッテリー充電器(58429074000)
この充電器を使ってバッテリーの静電圧、スタート能力、ジェネレーターのチェックをする事も可能です。また、この充電器では過充電の心配がありません。

参考
カバー①は絶対に取り外さないで下さい。
バッテリーケース②に記載された容量の最大 10%でバッテリーを充電します。
- 充電後、充電器のスイッチを切ります。バッテリーを接続します。
規定
| 充電電流、充電電圧、充電時間が規定値を超えないよう注意して下さい。 | |
| 車両を使用しないときも、バッテリーの充電は定期的に行って下さい。 | 3ヶ月 |
その後の作業
- シートを取り付けます。 (頁44)
14.4 メインヒューズを交換する

警告
火災の危険性 不適切なヒューズを使用すると、電気装置に過重な負荷がかかる恐れがあります。
- 規定電流値のヒューズのみをご使用下さい。切れたヒューズをつないだり、修理する事は絶対にやめて下さい。

参考
メインヒューズが車両上の全ての電装系部品を保護しています。メインヒューズはエアフィルターケースカバーの下、セルフスターターリレーのケースの中に設置されています。

- 電装系部品はすべてスイッチを切り、エンジンを止めます。
- エアフィルターケースのカバーを取り外します。 (頁44)
主な作業
- スクリュー①を外します。

- リアエンドカバー②を少し持ち上げ、セルフスターターリレー③をホルダーから外します。

- カバーキャップ④を外します。
- 損傷したメインヒューズ⑤を取り外します。

参考
ヒューズのワイヤーが①のように切れていると、ヒューズは損傷しています。
セルフスターターリレーにスペアヒューズ⑥が差し込んであります。
- 新しいメインヒューズを取り付けます。
ヒューズ (58011109110) (頁91)
- 電装系部品の機能を点検します。

ヒント
新しいスペアヒューズを取り付け、必要な場合に使用できるようにしておきます。
- カバーキャップをかぶせます。
- セルフスターターリレーをホルダーに差し込み、ケーブルを整えます。
- リアエンドカバーの位置を調整します。スクリューを取り付け、しっかりと締めます。
規定
その他シャーシ用スクリュー M6 10 Nm
その後の作業
- エアフィルターケースのカバーを取り付けます。 (頁44)
15.1 冷却システム

エンジン内のウォーターポンプ①によりクーラントが強制循環します。
熱により発生した冷却システム内の圧力は、ラジエーターキャップ②にあるバルブにより調整されます。これにより不具合を起こす事なく、クーラントの規定温度が保たれます。
120 ℃
冷却は走行風によって行われます。
速度が遅いほど冷却効果は低くなります。同様に、ラジエータのフィンが汚れていると冷却効果が低くなります。
15.2 不凍液とクーラントのレベルを点検する

警告
火傷の危険性 クーラントは運転中、非常に熱く、圧力がかかっています。
- エンジンが運転で暖まっているときは、ラジエーター、ラジエーターホース、その他冷却システムの部品を開かないで下さい。エンジンと冷却システムが冷めるのを待って下さい。火傷した場合、その部位をぬるま湯に浸して下さい。

警告
中毒の危険性 クーラントは毒性で、健康に害を及ぼします。
- クーラントが皮膚、目、衣服につかないよう注意して下さい。目に入った場合は、すぐに水で洗い流し、医師の診断を受けて下さい。皮膚についた場合は、すぐにその部分を水と石鹸で良く洗って下さい。クーラントを飲み込んでしまった場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。クーラントが衣服についた場合は、着替えて下さい。クーラントは子供の手の届かない場所に保管して下さい。

- 車両を水平な地面の上で垂直に立てます。
- ラジエーターキャップを外します。
- クーラントの不凍効果を点検します。
-25... -45 °C
» クーラントの不凍効果が規定通りになっていない:
- クーラントの不凍効果を調節します。
- ラジエーターのクーラントのレベルを点検します。
ラジエーターのフィンからクーラントのレベルAまで 10 mm
» クーラントのレベルが規定通りになっていない: - クーラントのレベルを調節します。
ケース 1
クーラント 页97)
ケース 2
クーラント混合液 ⑦ 頁97)
- ラジエーターキャップを取り付けます。
15.3 クーラントのレベルを点検する

警告
火傷の危険性 クーラントは運転中、非常に熱く、圧力がかかっています。
- エンジンが運転で暖まっているときは、ラジエーター、ラジエーターホース、その他冷却システムの部品を開かないで下さい。エンジンと冷却システムが冷めるのを待って下さい。火傷した場合、その部位をぬるま湯に浸して下さい。
15 冷却システム

警告
中毒の危険性 クーラントは毒性で、健康に害を及ぼします。
- クーラントが皮膚、目、衣服につかないよう注意して下さい。目に入った場合は、すぐに水で洗い流し、医師の診断を受けて下さい。皮膚についた場合は、すぐにその部分を水と石鹸で良く洗って下さい。クーラントを飲み込んでしまった場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。クーラントが衣服についた場合は、着替えて下さい。クーラントは子供の手の届かない場所に保管して下さい。

- 車両を水平な地面の上で垂直に立てます。
- ラジエーターキャップを外します。
- ラジエーターのクーラントのレベルを点検します。
| ラジエーターのフィンからクーラントのレベルAまで | 10 mm |
» クーラントのレベルが規定通りになっていない:
- クーラントのレベルを調節します。
ケース 1
クーラント ⑦ 頁97)
ケース 2
クーラント混合液 頁97)
- ラジエーターキャップを取り付けます。
15.4 クーラントを排出する

警告
火傷の危険性 クーラントは運転中、非常に熱く、圧力がかかっています。
- エンジンが運転で暖まっているときは、ラジエーター、ラジエーターホース、その他冷却システムの部品を開かないで下さい。エンジンと冷却システムが冷めるのを待って下さい。火傷した場合、その部位をぬるま湯に浸して下さい。

警告
中毒の危険性 クーラントは毒性で、健康に害を及ぼします。
- クーラントが皮膚、目、衣服につかないよう注意して下さい。目に入った場合は、すぐに水で洗い流し、医師の診断を受けて下さい。皮膚についた場合は、すぐにその部分を水と石鹸で良く洗って下さい。クーラントを飲み込んでしまった場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。クーラントが衣服についた場合は、着替えて下さい。クーラントは子供の手の届かない場所に保管して下さい。

- 車両を垂直に立てます。
- ウォーターポンプのカバーの下に適当な容器を用意します。
- スクリュー①を外します。ラジエーターキャップ②を外します。
- クーラントが完全に流れ出るまで待ちます。
- スクリュー①を新しいシールリングと一緒に取り付け、しっかりと締めます。
規定
| ウォーターポンプカバー用スクリュー | M6 10 Nm |
15.5 クーラントを注入する

警告
中毒の危険性 クーラントは毒性で、健康に害を及ぼします。
- クーラントが皮膚、目、衣服につかないよう注意して下さい。目に入った場合は、すぐに水で洗い流し、医師の診断を受けて下さい。皮膚についた場合は、すぐにその部分を水と石鹸で良く洗って下さい。クーラントを飲み込んでしまった場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。クーラントが衣服についた場合は、着替えて下さい。クーラントは子供の手の届かない場所に保管して下さい。

- スクリュー①がしっかりと締まっている事を確認します。
- 車両を垂直に立てます。
- クーラントをラジエーターのフィンの上、①の範囲まで注ぎ入れます。
規定
| ラジエーターのフィンからレベル Aまで | 10 mm | |
| クーラント 0.95 | L クーラント ( | 頁97) |
| クーラント混合液 〒 頁97) | ||
- ラジエーターキャップを取り付けます。
- 短時間、試験走行を行います。
- クーラントのレベルを点検します。 (頁74)
16.1 アクセルワイヤーの遊びを点検する

- スロットルグリップがスムーズに動くか確認します。 - ハンドルバーを直進の状態にします。スロットルグリップを軽く両方向に回し、 アクセルワイヤーの遊びを確認します。
アクセルワイヤーの遊び 3... 5 mm
» アクセルワイヤーの遊びが規定通りになっていない:
- アクセルワイヤーの遊びを調節します。 (頁77)

危險
中毒の危険性 排気ガスは毒性で、意識不明や死亡の原因となる恐れがあります。
- エンジンをかけているときは必ず十分に換気し、適切な排気設備のない閉め切った室内でエンジンをかけたり、かけたままにする事はやめて下さい。
- エンジンをかけ、アイドリングさせます。ハンドルバーをハンドル限界全体にわたり左右に動かします。
アイドリング回転数は一定でなければなりません。
» アイドリング回転数が一定でない:
- アクセルワイヤーの遊びを調節します。 (頁77)
16.2 アクセルワイヤーの遊びを調節する

準備作業
- シートを取り外します。 (頁43)
- フューエルタンクを取り外します。 (頁47)
- アクセルワイヤーの取り回しを点検します。 (頁54)
主な作業
- ハンドルバーを直進の状態にします。
- ワイヤーブーツ①を後ろへずらします。
- ナット②を緩めます。調節スクリュー③を最後までねじ込みます。
- ナット④を緩めます。調節スクリュー⑤を回し、スロットルグリップでアクセルワイヤーの遊びが感じられるように調節します。
規定
アクセルワイヤーの遊び 3... 5 mm
- ナット④をしっかりと締めます。
- スロットルグリップを完全に閉じ、そのままの状態を保持します。ワイヤーに遊びがなくなるまで、調節スクリュー③を緩めていきます。⑥
- ナット②をしっかりと締めます。
- ワイヤーブーツ①をかぶせます。スロットルグリップがスムーズに動くか確認します。
その後の作業
- アクセルワイヤーの遊びを点検します。 (頁77)
- フューエルタンクを取り付けます。 (頁49)
- シートを取り付けます。 (頁44)
16.3 アイドリング回転数を調節する


- エンジンの暖機運転を行います。
- アイドリング調整スクリュー①を回し、好みのアイドリング回転数に調節します。 規定
| アイドリング回転数 2,250... 2,350 | rpm |
| タコメーター(45129075000) |

参考
時計と反対回りに回すとアイドリング回転数が上がります。 時計回りに回すとアイドリング回転数が下がります。
16.4 シフトレバーの基本位置を点検する

- ライディングポジションで車両に乗り、ブーツの上端とシフトレバーの距離Aを確認します。
| シフトレバーからブーツ上端までの距離 | 10... 20 mm |
» 距離が規定通りになっていない:
- シフトレバーの基本位置を調整します。 (頁78)
16.5 シフトレバーの基本位置を調整する


- スクリュー①を外し、シフトレバー②を取り外します。
- シフトレバーとシフトシャフトの歯①を清掃します。
- シフトレバーを好みの位置でシフトシャフトに差し込み、歯をかみ合わせます。

参考
調節範囲には限界があります。
シフトチェンジの際にシフトレバーが車両の他の部品に当たらないように調節して下さい。
- スクリューを取り付け、しっかりと締めます。
規定
| シフトレバー用スクリュー | M6 | 14 Nm | Loctite® 243TM |
17 エンジンで行うサービス作業
17.1 燃料スクリーンを交換する

危險
火災の危険性 燃料は可燃性です。
- 給油の際は炎や吸いかけのタバコの近くを避け、エンジンを必ず停止して下さい。また、熱せられた部品には特に燃料がかからないよう注意して下さい。こぼれた燃料はすぐに拭き取って下さい。
- フューエルタンク内の燃料は熱により膨張し、溢れ出る恐れがあります。給油に関する注意事項をよく守って下さい。

警告
中毒の危険性 燃料は毒性で、健康に害を及ぼします。
- 燃料が皮膚、目、衣服につかないよう注意して下さい。燃料から発生するガスを吸い込まないで下さい。目に入った場合は、すぐに水で洗い流し、医師の診断を受けて下さい。皮膚についた場合は、すぐにその部分を水と石鹸で良く洗って下さい。燃料を飲み込んでしまった場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。燃料が衣服についた場合は、着替えて下さい。

警告
環境汚染 燃料の不適切な取り扱いは、環境汚染の原因となります。
- 燃料を地下水、土壌、下水道に流してはいけません。

- 燃料ホースのコネクター①を圧縮空気で念入りに清掃します。

参考
燃料ホースに汚れが絶対に入らないよう注意して下さい。汚れが入り込むと、インジェクションバルブが詰まる原因となります。
- 燃料ホースのコネクターを外します。
- 接続部から燃料スクリーン②を取り出します。
- 新しい燃料スクリーンを接続部に差し込み、最後まで押し込みます。
- O リングを潤滑し、燃料ホースのコネクターを接続します。

危險
中毒の危険性 排気ガスは毒性で、意識不明や死亡の原因となる恐れがあります。
- エンジンをかけているときは必ず十分に換気し、適切な排気設備のない閉め切った室内でエンジンをかけたり、かけたままにする事はやめて下さい。
- エンジンをかけ、きちんと作動するか点検します。
17.2 エンジンオイルのレベルを点検する

参考
エンジンオイルのレベルはエンジンが冷えている状態でも、運転で暖まった状態でも点検する事ができます。

準備作業
- 車両を水平な地面の上で垂直に立てます。
条件
エンジンが冷えている。
- エンジンオイルのレベルを確認します。
エンジンオイルが点検窓の中心①まで達している。
》エンジンオイルが点検窓の中心まで達していない:
- エンジンオイルを補給します。 (頁81)
条件
エンジンが運転で暖まっている。
- エンジンオイルのレベルを確認します。

参考
エンジンを停止した後、1分待ってからレベルを確認します。
17 エンジンで行うサービス作業
エンジンオイルが点検窓の中心①と上端②にある。
》エンジンオイルが点検窓の中心Aまで達していない:
- エンジンオイルを補給します。 (頁81)
17.3 エンジンオイルとオイルフィルターを交換し、オイルスクリーンを清掃する

警告
火傷の危険性 エンジンオイル並びにミッションオイルは運転中非常に熱くなっています。
- 適切な保護服、保護手袋を着用して下さい。火傷した場合、その部位をぬるま湯に浸して下さい。

警告
環境汚染 問題物質が環境汚染の原因となります。
- オイル、グリース、フィルター、燃料、洗浄剤、ブレーキフルードなどは定められた規則に従って正しく廃棄して下さい。

参考
エンジンオイルは、エンジンが作動温度に達した状態で排出します。
準備作業
- 車両を水平な地面の上に立てます。
主な作業
- エンジンの下に適当な容器を用意します。
- マグネットオイルドレインボルト①をシールリングと一緒に外します。


参考
スクリュー②は外さないで下さい。

- スクリュープラグ③をオイルスクリーン④、〇 リングと一緒に外します。
- エンジンオイルが完全に流れ出るまで待ちます。
- 部品とシール面を念入りに清掃します。
- オイルスクリーンと 0 リングを六角棒レンチに差し込みます。
- 開口部に六角棒レンチを通してエンジンケースの反対側にある穴に差し込み、オイルスクリーンをエンジンケースに最後まで押し込みます。
- スクリュープラグ③を 0 リングと一緒に取り付け、しっかりと締めます。 規定
オイルスクリーン用スクリュープラグ M20x1.5 15 Nm

- マグネットオイルドレインボルト①を新しいシールリングと一緒に取り付け、しっかりと締めます。
規定
マグネットオイルドレインボルト M12x1.5 20 Nm

- スクリュー⑤を外します。オイルフィルターのカバーを〇リングと一緒に取り外します。
17 エンジンで行うサービス作業

- オイルフィルター⑥をフィルターケースから取り出します。
サークリップ用ペンチ (逆作用)(51012011000)
- エンジンオイルが完全に流れ出るまで待ちます。
- 部品とシール面を念入りに清掃します。

- 車両を横に寝かせ、オイルフィルターケースの約½までエンジンオイルを注入します。
- オイルフィルターをエンジンオイルで満たし、フィルターケースに差し込みます。
- オイルフィルターカバーの ○ リングにオイルを差し、オイルフィルターカバー⑦と一緒に取り付けます。
- スクリューを取り付け、しっかりと締めます。
規定
| オイルフィルターカバー用スクリュー | M6 10 Nm |

- 車両を立てます。
- クラッチカバーにあるオイルフィラースクリュー⑥を ○ リングと一緒に取り外し、エンジンオイルを注入します。
| エンジンオイル 1 | 10 L エンジンオイル (SAE 10W/50)(◆頁97) | |

参考
エンジンオイルが少な過ぎたり質が悪いと、エンジンの摩耗を早める事になります。
- オイルフィラースクリューを O リングと一緒に取り付け、しっかりと締めます。

危險
中毒の危険性 排気ガスは毒性で、意識不明や死亡の原因となる恐れがあります。
- エンジンをかけているときは必ず十分に換気し、適切な排気設備のない閉め切った室内でエンジンをかけたり、かけたままにする事はやめて下さい。
- エンジンをかけ、漏れがないか確認します。
その後の作業
- エンジンオイルのレベルを確認します。 (頁79)
17.4 エンジンオイルを補給する

参考
エンジンオイルが少な過ぎたり質が悪いと、エンジンの摩耗を早める事になります。

- クラッチカバーにあるオイルフィラースクリュー①を ○ リングと一緒に取り外します。
- エンジンオイルを交換した際に使用した同じエンジンオイルを補給します。
エンジンオイル (SAE 10W/50) (頁97)
ケース 1
エンジンオイル (SAE 10W/60) 00062010035 (頁97)

参考
エンジンオイルの性能を最大に引き出すには、異なったエンジンオイルを混ぜて使用する事は望ましくありません。
必要に応じてエンジンオイルを交換する事をお勧めします。
- オイルフィラースクリューを O リングと一緒に取り付け、しっかりと締めます。

危險
中毒の危険性 排気ガスは毒性で、意識不明や死亡の原因となる恐れがあります。
- エンジンをかけているときは必ず十分に換気し、適切な排気設備のない閉め切った室内でエンジンをかけたり、かけたままにする事はやめて下さい。
- エンジンをかけ、漏れがないか確認します。
18.1 洗車をする
注意
部品の損傷 高圧洗車機による部品の破損や損傷。
- 高圧洗車機で洗車する際は、直接水が電子系統、プラグ、ケーブル、ベアリングなどにかからないように調整して下さい。高圧洗車機のジェットと部品間は最低 60 cm 以上空けて下さい。高圧による洗車は破損の原因となり、部品の破壊を引き起こす可能性があります。

警告
環境汚染 問題物質が環境汚染の原因となります。
- オイル、グリース、フィルター、燃料、洗浄剤、ブレーキフルードなどは定められた規則に従って正しく廃棄して下さい。

参考
品質や外観を長く保持するため、洗車は定期的に行って下さい。
洗車中は車両に直射日光が当たらないよう注意して下さい。

- 水が入らないように排気装置をふさぎます。
- 大きな汚れはあらかじめ弱い水流で落としておきます。
- 汚れがひどい箇所には市販のモーターサイクル洗浄剤を吹きつけ、ブラシで汚れを落とします。
モーターサイクル用洗浄剤 頁99)

参考
洗車には、市販のモーターサイクル洗浄剤を入れた温水と柔らかいスポンジを使用して下さい。
乾燥した車両に直接モーターサイクル洗浄剤を付けることは絶対にせず、必ず事前に車両を水ですすいでください。
- 弱い水流で念入りにすすいだ後、車両をよく乾燥させます。
- 排気装置をふさいでいる栓を外します。

警告
事故の危険性 ブレーキシステムの濡れ・汚れによるブレーキ性能の劣化。
- ブレーキを慎重に作動し、ブレーキシステムの汚れ・濡れを解消して下さい。
- 洗車後、エンジンが作動温度に達するまで短い距離を走行します。

参考
熱により、エンジンやブレーキシステムの手の届かない場所にある水分も蒸発します。
- 車両が冷えたら、スライド部とベアリング部の全てをグリースアップします。
- チェーンを清掃します。 (頁50)
- 塗装されていない金属製部品(ブレーキディスクと排気装置を除く)には、腐食防止剤を塗布します。
金属・ゴム用の洗浄・手入れ剤 (頁99)
- プラスチック部品およびパウダーコーティングされている部品には全て刺激の少ない洗浄・手入れ剤を塗布します。
ラッカー塗装、金属、プラスチック用洗浄剤および光沢剤 頁99)
19.1 保管

警告
中毒の危険性 燃料は毒性で、健康に害を及ぼします。
- 燃料が皮膚、目、衣服につかないよう注意して下さい。燃料から発生するガスを吸い込まないで下さい。目に入った場合はすぐに水で洗い流し、医師の診断を受けて下さい。皮膚についた場合は、すぐにその部分を水と石鹸で良く洗って下さい。燃料を飲み込んでしまった場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。燃料が衣服についた場合は着替えて下さい。燃料は適切なキャニスターに入れ、子供の手の届かない場所で正しく保管して下さい。

参考
バイクを長期保管する場合は、以下に挙げた処置をご自身または整備工場で行って下さい。
車両の保管前に全ての部品が機能するか、摩耗していないか点検します。整備、修理、改修作業が必要な場合は、整備工場が空いている保管時期に行う事をお勧めします。シーズン開始の混雑時を避ける事ができます。

- シーズンオフで使用を停止する前の最後の給油時に、燃料添加剤を加えます。
燃料添加剂 頁100) - 洗車をします。 (頁83)
- エンジンオイルとオイルフィルターを交換し、オイルスクリーンを清掃します。 (頁80)
- 不凍液とクーラントのレベルを点検します。 (頁74)
- 適当な容器を用いてフューエルタンクから燃料を排出します。
- タイヤの空気圧を点検します。 (頁69)
- バッテリーを取り外します。 (頁71)
- バッテリーを充電します。 (頁72)
規定
バッテリーの保管温度(直射日光を避0…35℃る)
- 乾燥し、急激な温度変化のない場所に車両を立てます。
参考 KTM
では車両をジャッキアップして保管する事をお勧めしています。
- 車両をリフトスタンドでジャッキアップします。 (頁34)
- 通気性の良い防水シートかカバーで車両を覆います。
i 参考 空気
空気を通さないカバーは湿気が逃げず、腐食の原因となりますので絶対に使用しないで下さい。
保管中にエンジンを短時間のみ稼動するのは、バイクに非常に悪い影響を与えます。エンジンが十分暖まらず、結果、燃焼の際に生じた水蒸気が結露し、バルブや排気管のさびの原因となります。
19.2 保管後、運転操作の前に

- バッテリーを取り付けます。 (頁71)
- 給油します。 (頁22)
- リフトスタンドにのった車両を持ち上げます。 (頁34)
- 運転操作の前に必ず行う点検・メンテナンス項目を実施します。 页20)
- 試験走行を行います。
| 不具合 考えられる原因 対応 | ||
| スタータースイッチを作動してもエンジンが回転しない | 操作ミス - エンジン始動方法の作業ステップに従って下さい。 (頁20) | |
| バッテリーがあがっている - | バッテリーを充電します。 (頁72)- 充電電圧を点検します。- スタンバイ電流を点検します。- ジェネレーターの固定子コイルを点検します。 | |
| メインヒューズが切れている - メインヒューズを交換します。(頁73) | ||
| セルフスターターリレーが故障している | - セルフスターターリレーを点検します。 | |
| セルフスターターモーターが故障している | - セルフスターターモーターを点検します。 | |
| エンジンが回転しているのにかからない | 燃料ホースの接続部が外れている - | 燃料ホースの接続部を接続します。 |
| アイドリング回転数の設定が適切でない | - アイドリング回転数を調節します。(頁78) | |
| スパークプラグにすすが溜まっているまたは濡れている | - スパークプラグを清掃・乾燥し、必要に応じて交換します。 | |
| スパークプラグの電極間のクリアランスが大き過ぎる | - 電極間のクリアランスを調節します。規定スパークプラグ電極間のクリアランス0.8 mm | |
| ワイヤーハーネスのエンジンストップスイッチ用ケーブルが擦り切れている、エンジンストップスイッチが故障している | - ワイヤーハーネスを点検します(目視確認)。- 電装系部品を点検します。 | |
| EFI コントロールユニット、パルスジェネレーター、イグニッションコイルのいずれかのプラグが酸化している | - プラグを清掃し、コンタクトスプレーを塗布します。 | |
| 燃料噴射システムの不具合 - KTM | 診断ツールでエラーメモリーを解読します。 | |
| エンジンの回転数が上がらない | 燃料噴射システムの不具合 - KTM | 診断ツールでエラーメモリーを解読します。 |
| エンジンの出力が低すぎる エアフィ | ルターがひどく汚れている - エアフィルターとエアフィルターケースを清掃します。 (頁45) | |
| 燃料フィルターがひどく汚れている | - 燃料フィルターを交換します。 | |
| 燃料噴射システムの不具合 - KTM | 診断ツールでエラーメモリーを解読します。 | |
| 排気装置に漏れがある・変形している、メインサイレンサーのグラスファイバーが少な過ぎる | - 排気装置に破損がないか確認します。- メインサイレンサーのグラスファイバーを交換します。 (頁47) | |
| バルブの遊びが小さ過ぎる - | バルブの遊びを調節します。 | |
| エンジンが走行中に止まる 燃料不足 | - 給油します。(頁22) | |
| エンジンが異常に熱くなる 冷却シス | テムのクーラントが少な過ぎる | - 冷却システムに漏れがないか点検します。- クーラントのレベルを点検します。(頁74) |
| 走行風が少な過ぎる | - 車両を止め、エンジンを停止します。 | |
| ラジエーターのフィンがひどく汚れている | - ラジエーターのフィンを清掃します。 | |
| 冷却システム内に気泡が発生している | - クーラントを排出します。(頁75)- クーラントを注入します。(頁76) | |
| ラジエーターホースが折れ曲がっている | - ラジエーターホースを交換します。 | |
| FI 警告ランプ (MIL)が点灯もしくは点滅している | 燃料噴射システムの不具合 - 停車し | 、点滅コードから不具合のある部品を特定します。- 配線に損傷がないか、電気プラグに腐食や損傷がないか点検します。- KTM 診断ツールでエラーメモリーを解読します。 |
| オイルの消費が多い エンジンのエア | 抜きホースが折れ曲がっている | - エア抜きホースを折れのないように配置し、必要に応じて交換します。 |
| エンジンオイルのレベルが高過ぎる | - エンジンオイルのレベルを確認します。(頁79) | |
| エンジンオイルの濃度 ( 粘度)が低過ぎる | - エンジンオイルとオイルフィルターを交換し、オイルスクリーンを清掃します。 ( 页) | |
| ピストンまたはシリンダーが磨耗している | - ピストンとシリンダー間の取り付けクリアランスを確認します。 | |
| バッテリーがあがっている バッテリ | ーが充電されない - | 充電電圧を点検します。 - ジェネレーターの固定子コイルを点検します。 |
| 不要な電力消費 - | スタンバイ電流を点検します。 | |
真80)
21 点滅コード
| 点滅コードFI警告ラン(MIL) | 02 FI警告ランプ (MIL)が 2 回短<点滅 |
| エラー発生条件 バルスジェネ | レーター - 回路の不具合 |
| 点滅コードFI警告ラン(MIL) | 06 FI警告ランプ (MIL)が 6 回短<点滅 |
| エラー発生条件 スロットルポ | ジョンセンサー (回路A) - 入力信号が低過ぎる |
| スロットルポジションセンサー (回路A) - 入力信号が高過ぎる | |
| 点滅コードFI警告ラン(MIL) | 09 FI警告ランプ (MIL)が 9 回短<点滅 |
| エラー発生条件 インテーク圧 | カセンサー (シリンダー1) - 入力信号が低過ぎる |
| インテーク圧カセンサー (シリンダー1) - 入力信号が高過ぎる | |
| 点滅コードFI警告ラン(MIL) | 12 FI警告ランプ (MIL)が 1 回長<、2 回短<点滅 |
| エラー発生条件 クーラント温 | 度センサー - 入力信号が低過ぎる |
| クーラント温度センサー - 入力信号が高過ぎる | |
| 点滅コードFI警告ラン(MIL) | 13 FI警告ランプ (MIL)が 1 回長<、3 回短<点滅 |
| エラー発生条件 インテークエ | ア温度センサー - 入力信号が低過ぎる |
| インテークエア温度センサー - 入力信号が高過ぎる | |
| 点滅コードFI警告ラン(MIL) | 15 FI警告ランプ (MIL)が 1 回長<、5 回短<点滅 |
| エラー発生条件 傾斜角センサ | (A/D type) - 入力信号が低過ぎる |
| 傾斜角センサー (A/D type) - 入力信号が高過ぎる | |
| 点滅コードFI警告ラン(MIL) | 33 FI警告ランプ (MIL)が 3 回長<、3 回短<点滅 |
| エラー発生条件 インジェクシ | ヨンバルブ (シリンダー1) - 回路の不具合 |
| 点滅コードFI警告ラン(MIL) | 37 FI警告ランプ (MIL)が 3 回長<、7 回短<点滅 |
| エラー発生条件 イグニッション | ンコイル 1、シリンダー1 - 回路の不具合 |
| 点滅コードFI警告ラン(MIL) | 41 FI警告ランプ (MIL)が 4 回長<、1 回短<点滅 |
| エラー発生条件 燃料ポンプ制 | 御 - 遮断された / アースに短絡した |
| 燃料ポンプ制御 - 入力信号が低過ぎる | |
22.1 エンジン
| 型式 単気筒 4 ストローク水冷エンジン | |
| 排気量 349.7 cm^3 | |
| ストローク 57.5 mm | |
| ボア 88 mm | |
| 圧縮比 13.65:1 | |
| アイドリング回転数 2,250... 2,350 rpm | |
| 駆動方式 OHC、4 バルブをカムレバーにより制御、タイミングチェーンによる駆動 | |
| 吸気バルブ直径 36.3 mm | |
| 排気バルブ直径 29.1 mm | |
| バルブの遊び | |
| 吸気: 20 °C 0.10... 0.15 mm | |
| 排気: 20 °C 0.13... 0.18 mm | |
| クランクシャフトベアリング 2 ローラーベアリング | |
| コンロッドベアリング | ニードルベアリング |
| ピストンピンベアリング | ベアリングブッシングなし - DLC コーティングのピストンビン |
| ピストン 軽合金、造 | |
| ピストンリング コンプレッションリング×1、オイルリング×1 | |
| エンジン潤滑方式 | 歯車ポンプ 2 台による圧送式潤滑 |
| 一次減速比 24:73 | |
| クラッチ 湿式多板クラッチ、油圧作動 | |
| ギア(SX-F シリーズ) | 5 速爪クラッチ |
| ギア(XC-F) | 6 速爪クラッチ |
| 変速比(SX-F シリーズ) | |
| 1 速 | 14:28 |
| 2 速 | 16:26 |
| 3 速 | 18:24 |
| 4 速 | 21:24 |
| 5 速 | 22:21 |
| 変速比(XC-F) | |
| 1 速 | 15:31 |
| 2 速 | 16:25 |
| 3 速 | 20:25 |
| 4 速 | 22:23 |
| 5 速 | 25:22 |
| 6 速 | 26:20 |
| ジェネレーター 12 V、66 W | |
| イグニッション 非接触制御電子イグニッション、デジタルイグニッションコントローラー | |
| スパークプラグ NGK LMAR9AI-8 | |
| スパークプラグ電極間のクリアランス | 0.8 mm |
| 冷却システム | 水冷式、ウォーターポンプによるクーラントの常時循環 |
| エンジン始動装置 | セルフスターター |
22.2 締付けトルク ( エンジン)
| クランク換気用ジェット M4 2 Nm | Loctite | ® 243TM | |
| コンロッドベアリング潤滑用オイルジェット | M4 2 Nm Loctite | ® 243TM | |
| ジェネレーター冷却用オイルジェット | M4 2 Nm Loctite | ® 243TM | |
| パランサーシャフト潤滑用オイルジェット | M4 2 Nm Loctite | ® 243TM | |
| ピストン冷却用オイルジェットスクリュー | M4 2 Nm Loctite | ® 243TM | |
| 固定子用スクリュー M4 4 Nm Loctite | ® 648TM | ||
| オイルポンプカバー用スクリュー M5 | 6 Nm Loctite | ® 243TM | |
| カムレバー潤滑用オイルジェット M5 | 3 Nm Loctite | ® 243TM | |
| クラッチ潤滑用オイルジェット M5 | 6 Nm Loctite | ® 243TM | |
| ジェネレータカバーのオイルダクト用スクリューブラグ | M5 3 Nm Loctite | ® 243TM | |
| パルスジェネレーター用スクリュー M5 | 6 Nm Loctite | ® 243TM | |
| ピストン冷却用オイルジェット M5 | 2 Nm Loctite | ® 243TM | |
| ベアリングロック用スクリュー M5 | 6 Nm Loctite | ® 243TM | |
| ロックレバー用スクリュー | M5 6 Nm Loctite | ® 243TM | |
| ウォーターポンプカバー用スクリュー | M6 10 Nm | - | |
| ウォーターポンプホイール用ナット M6 | 6 Nm Loctite | ® 243TM | |
| エンジンケース用スクリュー | M6 10 Nm | - | |
| オイルフィルターカバー用スクリュー | M6 10 Nm | - | |
| クラッチカバー用スクリュー | M6 10 Nm | - | |
| クラッチスプリング用スクリュー M6 | 10 Nm | - | |
| クラッチスレープシリンダー用スクリュー | M6 10 Nm | - | |
| ジェネレーターカバー、トルクリミッターカバー用スクリュー | M6 10 Nm | - | |
| シフトレバー用スクリュー | M6 14 Nm | Loctite | ® 243TM |
| シフトロック用スクリュー | M6 10 Nm | Loctite | ® 243TM |
| シリンダーヘッド用スクリュー M6 | 10 Nm | エンジンオイルで潤滑 | |
| シリンダーヘッド用ピンスクリュー M6 | 10 Nm | - | |
| セルフスターターモーター用スクリュー | M6 10 Nm | - | |
| タイミングチェーンガイドレール用スクリュー | M6 10 Nm | Loctite | ® 243TM |
| タイミングチェーン脱落防止クリップ用スクリュー | M6 10 Nm | Loctite | ® 243TM |
| バルブカバー用スクリュー | M6 8 Nm - | ||
| 排気管フランジ用スクリュー | M6 10 Nm | Loctite | ® 243TM |
| カムシャフトベアリングブラケット用スクリュー | M7x1 | 14 Nm | エンジンオイルで潤滑 |
| クランクシャフトロック用スクリュープラグ | M8 10 Nm | - | |
| タイミングチェーンテンショナーレール用スクリュー | M8 15 Nm | Loctite | ® 243TM |
| フロントスプロケット用スクリュー M10 | 60 Nm | Loctite ® 2701 | |
| オイルダクト用スクリュープラグ M10x1 | 15 Nm | Loctite ® 243TM | |
| カムレバーアクスル用スクリュープラグ | M10x1 | 10 Nm | - |
| スパークプラグ | M10x1 | 10... 12 Nm | - |
| タイミングチェーンテンショナーリリース用スクリュー | M10x1 | 10 Nm | - |
| ローター用スクリュー M10x1 70 Nm ねじをエンジンオイルで潤 | 滑 / テーパーのグリースを除去 | ||
| シリンダーヘッド用スクリュー M10x1.25 締付け順序: | 対角に締めていきます。レベル 110 Nmレベル 230 Nmレベル 350° | ねじをエンジンオイルで潤滑 / ワッシャーをグリースアップ | |
| シリンダーヘッド用スタッドボルト M10x1.25 20 Nm Loctite | ® 243TM | ||
| カムシャフトギア用スクリュー M12x1 70 Nm Loctite | ® 243TM / テーパーのグリースを除去 | ||
| オイルプレッシャーバルブ用スクリュープラグ | M12x1.5 20 Nm - | ||
| クーラント温度センサー M12x1.5 12 Nm - | |||
| マグネットオイルドレインボルト M12x1.5 20 Nm - | |||
| オイルドレインボルト M14x1.5 15 Nm - | |||
| インナークラッチハブ用ナット M18x1.5 100 Nm | Loctite | ® 243TM | |
| 第1ギア用ナット | M18LHx1.5 | 100 Nm | Loctite® 243TM |
| オイルスクリーン用スクリュープラグ | M20x1.5 15 Nm - | ||
| ジェネレーターカバー用スクリュー M24x1.5 18 Nm - | |||
| タイミングチェーンテンショナー用スクリュープラグ | M24x1.5 25 Nm - | ||
22.3 容量
22.3.1 エンジンオイル
| エンジンオイル | 1.10 L | エンジンオイル (SAE 10W/50) (頁97) | |
| 過酷な使用環境や走行性能向上のための代替エンジンオイル | エンジンオイル (SAE 10W/60) 00062010035) (頁97) | ||
22.3.2 クーラント
| クーラント 0.95 L | クーラント ( | 頁97) |
| クーラント混合液 頁97) |
22.3.3 燃料
| フューエルタンク総容量(約)(SX-F シリーズ) | 7.5 L | 無鉛ハイオクガソリン(ROZ 95 ペ(頁98) |
| フューエルタンク総容量(約)(XC-F) | 9 L | 無鉛ハイオクガソリン(ROZ 95 ペ(頁98) |
| 予備燃料 ( 約)(XC-F ) | 1.5 L | |
22.4 シャーシ
| フレーム | クロームモリブデン鋼製メインパイプフレーム |
| フロントフォーク | WP Suspension Up Side Down 4860 MXMA CC |
| サスペンションストローク | |
| 前輪 | 300 mm |
| サスペンションストローク ( SX-F EU ) | |
| 後輪 | 330 mm |
| サスペンションストローク ( SX-F USA, XC-F ) | |
| 後輪 | 317 mm |
22 仕樣一覽
| フォークオフセット 22 mm | |
| ショックアブソーバー WP Suspension 5018 BAVP DCC | |
| ブレーキシステム ディスクブレーキ、フローティングマウント | ブレーキキャリバー |
| ブレーキディスク直径 | |
| 前輪 260 mm | |
| 後輪 220 mm | |
| ブレーキディスク磨耗限界 | |
| 前輪 2.5 mm | |
| 後輪 3.5 mm | |
| オフロード走行時のタイヤ空気圧 | |
| 前輪 1.0 bar | |
| 後輪 1.0 bar | |
| 二次減速比(SX-F シリーズ) 14:50 | |
| 二次減速比(XC-F) 13:50 | |
| チェーン 5/8 x 1/4 インチ | |
| 納品可能なリアスプロケット 38、40、42、45、48、49、50、 | 51、52 |
| ステアリングヘッドアングル 63.5° | |
| ホイールベース 1,495±10 mm | |
| 負荷がない状態でのシート高 992 mm | |
| 負荷がない状態での最低地上高 | 376 mm |
| 燃料を除いた重量(約)(SX-F シリーズ) | 104.8 kg |
| 燃料を除いた重量(約)(XC-F) | 107.8 kg |
| 許容最大軸重 前輪 145 kg | |
| 許容最大軸重 後輪 190 kg | |
| 許容最大重量 | 335 kg |
22.5 電装系
| バッテリー(SX-F シリーズ) | YTX4L-BS | バッテリー電圧:12 V定格容量:3 Ahメンテナンスフリー |
| バッテリー(XC-F) | YTX5L-BS | バッテリー電圧:12 V定格容量:4 Ahメンテナンスフリー |
| ヒューズ | 58011109110 | 10 A |
| FI警告ランプ | LED | |
| その他インジケーターランプ(XC-F) | W2.3W / ソケット W2x4.6d | 12 V2.3 W |
22.6 タイヤ
| 対象モデル | タイヤ(前輪) | タイヤ(後輪) |
| (SX-F EU) | 80 / 100 - 21 M/C 51M TTPirelli SCORPION MX Midsoft 32 | 110 / 90 - 19 62M TTPirelli SCORPION MX Midsoft 32 |
| (SX-F USA) | 80 / 100 - 21 51M TTDunlop GEOMAX MX51F | 110 / 90 - 19 62M TTDunlop GEOMAX MX51 |
| (XC-F) | 80 / 100 - 21 51M TTDunlop GEOMAX MX51F | 110 / 100 - 18 64M TTDunlop GEOMAX MX51 |
| 下記アドレスのサービスで、詳細を確認して下さい。http://www.ktm.com | ||
22.7 フロントフォーク
22.7.1 SX-F EU
| フロントフォークタイプナンバー 14.18.7M.07 | ||
| フロントフォーク WP Suspension Up Side Down 4860 | MXMA CC | |
| コンプレッションダンパー | ||
| コンフォート 14 クリック | ||
| スタンダード 12 クリック | ||
| スポーツ 10 クリック | ||
| リバウンドダンパー | ||
| コンフォート 14 クリック | ||
| スタンダード 12 クリック | ||
| スポーツ 10 クリック | ||
| スプリング長 ( プリロードスペーサーを含む) 497 mm | ||
| スプリング係数 | ||
| 運転者の体重: 65... 75 kg 4.6 N/mm | ||
| 運転者の体重: 75... 85 kg 4.8 N/mm | ||
| 運転者の体重: 85... 95 kg 5.0 N/mm | ||
| スロットル圧 | 1.2 bar | |
| フロントフォーク長 | 940 mm | |
| オイル量 / カートリッジ | 195 ml | フロントフォークオイル ( SAE 4 ) 48601166S1 )( 貢98) |
| オイル量 / フォークレッグ(カートリッジなし) | 390 ml | フロントフォークオイル ( SAE 4 ) 48601166S1 )( 貢98) |
22.7.2 SX-F USA
| フロントフォークタイプナンバー 14.18.7M.57 | ||
| フロントフォーク WP Suspension Up Side Down 4860 | MXMA CC | |
| コンプレッションダンパー | ||
| コンフォート 14 クリック | ||
| スタンダード 12 クリック | ||
| スポーツ 10 クリック | ||
| リバウンドダンパー | ||
| コンフォート 14 クリック | ||
| スタンダード 12 クリック | ||
| スポーツ 10 クリック | ||
| スプリング長 ( プリロードスペーサーを含む) 494 mm | ||
| スプリング係数 | ||
| 運転者の体重: 65... 75 kg 4.6 N/mm | ||
| 運転者の体重: 75... 85 kg 4.8 N/mm | ||
| 運転者の体重: 85... 95 kg 5.0 N/mm | ||
| スロットル圧 | 1.2 bar | |
| フロントフォーク長 | 940 mm | |
| オイル量 / カートリッジ | 195 ml | フロントフォークオイル ( SAE 4 ) 48601166S1 )( ▼ 頁98) |
| オイル量 / フォークレッグ(カートリッジなし) | 390 ml | フロントフォークオイル ( SAE 4 ) 48601166S1 )( 頁98) |
22.7.3 XC-F
| フロントフォークタイプナンバー 14.18.7M.77 | |
| フロントフォーク WP Suspension Up Side Down 4860 | MXMA CC |
| コンプレッションダンパー | |
| コンフォート 14 クリック | |
22 仕様一覧
| スタンダード 12 クリック | ||
| スポーツ 10 クリック | ||
| リバウンドダンパー | ||
| コンフォート 14 クリック | ||
| スタンダード 12 クリック | ||
| スポーツ 10 クリック | ||
| スプリング長 ( プリロードスペーサーを含む) 492 mm | ||
| スプリング係数 | ||
| 運転者の体重: 65... 75 kg 4.4 N/mm | ||
| 運転者の体重: 75... 85 kg 4.6 N/mm | ||
| 運転者の体重: 85... 95 kg 4.8 N/mm | ||
| スロットル圧 1.2 bar | ||
| フロントフォーク長 940 mm | ||
| オイル量 / カートリッジ 195 ml フロントフォークオイル ( SAE 4 ) 48601166S1 ) ( 頁98) | ||
| オイル量 / フォークレッグ (カートリッジなし ) | 380 ml フロントフォークオイル ( SAE 4 ) 48601166S1 ) ( 頁98) | |
22.8 ショックアブソーバー
22.8.1 SX-F EU
| ショックアブソーバータイプナンバー | 18.18.7M.07 |
| ショックアブソーバー | WP Suspension 5018 BAVP DCC |
| コンプレッションダンパー低速設定 | |
| コンフォート 17 クリック | |
| スタンダード 15 クリック | |
| スポーツ 13 クリック | |
| コンプレッションダンパー高速設定 | |
| コンフォート 2.5 回転 | |
| スタンダード 2 回転 | |
| スポーツ 1.5 回転 | |
| リバウンドダンパー | |
| コンフォート 17 クリック | |
| スタンダード 15 クリック | |
| スポーツ 13 クリック | |
| スプリングプリロード | |
| コンフォート 13 mm | |
| スタンダード 12 mm | |
| スポーツ 13 mm | |
| スプリング係数 | |
| 運転者の体重: 65... 75 kg 54 N/mm | |
| 運転者の体重: 75... 85 kg 57 N/mm | |
| 運転者の体重: 85... 95 kg 60 N/mm | |
| スプリング長 260 mm | |
| スロットル圧 10 bar | |
| 空車サグ | 30 mm |
| ライディングサグ | 90 mm |
| 全長 | 490 mm |
| ダンパーオイル | ダンパーオイル (SAE 2,5) 50180342S1) ◀(頁97) |
22.8.2 SX-F USA
| ショックアブソーバータイプナンバー | 18.18.7M.57 |
22 仕樣一覽
| ショックアブソーバー WP Suspension 5018 BAVP DCC | |
| コンプレッションダンパー低速設定 | |
| コンフォート 17 クリック | |
| スタンダード 15 クリック | |
| スポーツ 13 クリック | |
| コンプレッションダンパー高速設定 | |
| コンフォート 2.5 回転 | |
| スタンダード 2 回転 | |
| スポーツ 1.5 回転 | |
| リバウンドダンパー | |
| コンフォート 17 クリック | |
| スタンダード 15 クリック | |
| スポーツ 13 クリック | |
| スプリングプリロード 12 mm | |
| スプリング係数 | |
| 運転者の体重: 65... 75 kg 54 N/mm | |
| 運転者の体重: 75... 85 kg 57 N/mm | |
| 運転者の体重: 85... 95 kg 60 N/mm | |
| スプリング長 260 mm | |
| スロットル圧 10 bar | |
| 空車サグ 30 mm | |
| ライディングサグ 100 mm | |
| 全長 486 mm | |
| ダンパーオイル ダンパーオイル (SAE 2,5) 50180342S1) | (頁97) |
22.8.3 XC-F
| ショックアブソーバータイプナンバー | 18.18.7M.77 |
| ショックアブソーバー WP Suspension 5018 BAVP DCC | |
| コンプレッションダンパー低速設定 | |
| コンフォート 17 クリック | |
| スタンダード 15 クリック | |
| スポーツ 13 クリック | |
| コンプレッションダンパー高速設定 | |
| コンフォート 2.5 回転 | |
| スタンダード 2 回転 | |
| スポーツ 1.5 回転 | |
| リバウンドダンパー | |
| コンフォート 17 クリック | |
| スタンダード 15 クリック | |
| スポーツ 13 クリック | |
| スプリングプリロード 12 mm | |
| スプリング係数 | |
| 運転者の体重: 65... 75 kg 54 N/mm | |
| 運転者の体重: 75... 85 kg 57 N/mm | |
| 運転者の体重: 85... 95 kg 60 N/mm | |
| スプリング長 260 mm | |
| スロットル圧 10 bar | |
| 空車サグ 30 mm | |
| ライディングサグ 100 mm | |
| 全長 486 mm | |
ダンパーオイル ダンパーオイル ( SAE 2,5 ) 50180342S1 ) ( 頁97)
22.9 締付けトルク (シャーシ)
| エアフィルターケースのカバー用スクリュー | EJOT PTK60x20-Z 3 Nm | - | |
| 圧力コントローラ用スクリュー EJOT | PT ® | 3 Nm - | |
| 後輪スポークニップル M4.5 5... 6 | Nm - | ||
| 前輪スポークニップル M4.5 5... 6 | Nm - | ||
| インテークエア温度センサー用スクリュー | M5 2 Nm - | ||
| ショックアブソーバー調節リング用スクリュー | M5 5 Nm - | ||
| バッテリー電極用スクリュー | M5 2.5 Nm | - | |
| スロットルグリップ用スクリュー | M6 3 Nm - | ||
| セルフスターターケーブル接続用スクリュー | M6 4 Nm - | ||
| その他シャーシ用スクリュー | M6 10 Nm | - | |
| その他シャーシ用ナット | M6 10 Nm | - | |
| チェーンスライダーガード用スクリュー | M6 6 Nm Loctite | ® 243TM | |
| フットブレーキシリンダーのプッシュロッドボールジョイント用スクリュー | M6 10 Nm | Loctite | ® 243TM |
| 後輪ブレーキディスク用スクリュー | M6 14 Nm | Loctite | ® 243TM |
| 前輪ブレーキディスク用スクリュー | M6 14 Nm | Loctite | ® 243TM |
| アップートリブルクランプ用スクリュー | M8 17 Nm | - | |
| エンジンブレースバー用スクリュー | M8 33 Nm | - | |
| サイドスタンド取付け用スクリュー (XC-F) | M8 45 Nm | Loctite | ® 2701 |
| サブフレーム用スクリュー | M8 35 Nm | Loctite | ® 2701 |
| ステアリングステム用上部スクリュー | M8 17 Nm | Loctite | ® 243TM |
| その他シャーシ用スクリュー | M8 25 Nm | - | |
| その他シャーシ用ナット | M8 25 Nm | - | |
| チェーンスライダー用スクリュー | M8 15 Nm | - | |
| ハンドルバークランプ用スクリュー | M8 20 Nm | - | |
| フォークレッグのアクスル通し穴用スクリュー | M8 15 Nm | - | |
| フューエルタンクの燃料接続部 M8 | 10 Nm | - | |
| ブレーキベダルストッパー用ナット | M8 20 Nm | - | |
| リアスプロケットスクリュー用ナット | M8 35 Nm | Loctite | ® 2701 |
| リムロック用ナット | M8 10 Nm | - | |
| ロアートリブルクランプ用スクリュー | M8 12 Nm | - | |
| 前輪ブレーキキャリバー用スクリュー | M8 25 Nm | Loctite | ® 243TM |
| エンジン取付けスクリュー | M10 | 60 Nm | - |
| ショックアブソーバー用下部スクリュー | M10 | 60 Nm | Loctite 2701 |
| ショックアブソーバー用上部スクリュー | M10 | 60 Nm | Loctite 2701 |
| その他シャーシ用スクリュー | M10 | 45 Nm | - |
| その他シャーシ用ナット | M10 | 45 Nm | - |
| ハンドルアダプター用スクリュー | M10 | 40 Nm | Loctite® 243TM |
| 燃料ポンプ用ナット | M12 | 15 Nm | - |
| シート取付け用ナット M12x1 | 20 Nm | - |
22 仕様一覧
| スイングアームのベルクランク用ナット | M14x1.5 80 Nm - | ||
| ベルクランク接続レバー用ナット M14x1.5 80 Nm - | |||
| 接続レバーフレーム用ナット M14x1.5 80 Nm - | |||
| スイングアームピボット用ナット M16x1.5 100 Nm - | |||
| ステアリングヘッド用上部スクリュー | M20x1.5 12 Nm - | ||
| 冷却システム用スクリューインアダプター | M20x1.5 12 Nm Loctite | ^® 243 ^TM | |
| 前輪アクスルシャフト用スクリュー M24x1.5 45 Nm - | |||
| 後輪アクスルシャフト用ナット M25x1.5 80 Nm - |
エンジンオイル (SAE 10W/60) (00062010035)
以下の規格に準ずる
- JASO T903 MA (頁101)
- SAE (頁101) (SAE 10W/60)
- KTM LC4 2007+
規定
- 指定された規格 (タンク記載を参照)に適合し、これに応じた特性を有するエンジンオイルのみを使用して下さい。KTM では Motorex® 社の製品をお勧めしています。
100%化学合成エンジンオイル
推獎製品
Motorex®
- Cross Power 4T
エンジンオイル (SAE 10W/50)
以下の規格に準ずる
- 指定された規格 (タンク記載を参照)に適合し、これに応じた特性を有するエンジンオイルのみを使用して下さい。KTM では Motorex® 社の製品をお勧めしています。
100%化学合成エンジンオイル
推獎製品
Motorex®
- Cross Power 4T
クーラント
規定
- 適切なクーラントのみをご使用下さい ( 気温が高い地域でも)。品質の悪い不凍液を使用すると、腐食や気泡が発生する恐れがあります。KTM ではMotore®社製製品をお勧めしています。
配合割合
| 耐凍結効果: | -25... | -45 | °C | 50% | 腐食防止不凍液 |
| 50% 蒸留水 |
クーラント混合液
耐凍結効果 -40 ℃
推獎製品
Motorex®
- COOLANT G48
ダンパーオイル (SAE 2,5) (50180342S1)
以下の規格に準ずる
- SAE (頁101) (SAE 2,5)
規定
- 指定された規格(タンク記載を参照)に適合し、これに応じた特性を有するオイルのみを使用して下さい。
ブレーキフルード DOT 4 / DOT 5.1
以下の規格に準ずる
- DOT
規定
- 指定された規格 (タンク記載を参照)に適合し、これに応じた特性を有するブレーキフルードのみを使用して下さい。KTM ではCastrol社とMotorex®社の製品をお勧めしています。
推獎製品
Castrol
- RESPONSE BRAKE FLUID SUPER DOT 4
Motorex®
フロントフォークオイル (SAE 4) (48601166S1)
以下の規格に準ずる
- SAE (頁101)(SAE 4)
規定
- 指定された規格(タンク記載を参照)に適合し、これに応じた特性を有するオイルのみを使用して下さい。
無鉛ハイオクガソリン (ROZ 95)
以下の規格に準ずる
- DIN EN 228 (ROZ 95)
規定
- 指定された規格に適合する、または同等の無鉛ハイオクガソリンのみを使用して下さい。
- 最大 10%のエタノールを含む混合ガソリン (E10)を使用しても問題ありません。

参考
メタノール燃料 (M15、M85、M100 など)および 10%以上のエタノールを混合した燃料 (E15、E25、E85、E100 など) 使用しないで下さい。
エアフィルター洗浄剤
規定
- KTM ではMotore®社製製品をお勧めしています。
推獎製品
Motorex®
- Twin Air Dirt Bio Remover
オフロード用チェーンスプレー
規定
- KTM ではMotoreX社製製品をお勧めしています。
推奨製品
Motorex®
- Chainlube Offroad
グリップゴム接着剤(00062030051)
推獎製品
KTM-Sportmotorcycle AG
- GRIP GLUE
チェーン洗浄剤
規定
- KTM ではMotore®社製製品をお勧めしています。
推獎製品
Motorex®
- Chain Clean
モーターサイクル用洗浄剤
規定
- KTM ではMotore®社製製品をお勧めしています。
推奨製品
Motorex®
- Moto Clean 900
ラッカー塗装、金属、プラスチック用洗浄剤および光沢剤
規定
- KTM ではMotore®社製製品をお勧めしています。
推奨製品
Motorex®
- Clean & Polish
金属・ゴム用の洗浄・手入れ剤
規定
- KTM ではMotore®社の製品をお勧めしています。
推獎製品
Motorex®
- Protect & Shine
高粘度グリース
規定
- KTM ではSKF社の製品をお勧めしています。
推獎製品
SKF®
- LGHB 2
耐久性グリース
規定
- KTM ではMotore®社製製品をお勧めしています。
推獎製品
Motorex®
- Bike Grease 2000
燃料添加剂
規定
- KTM ではMotoreX社の製品をお勧めしています。
推奨製品
Motorex®
- Fuel Stabilizer
発泡材エアフィルター用オイル
規定
- KTM ではMotore®社製製品をお勧めしています。
推獎製品
Motorex®
- Twin Air Liquid Bio Power
汎用オイルスプレー
規定
- KTM ではMotore®社製製品をお勧めしています。
推獎製品
Motorex®
- Joker 440 Synthetic
JASO T903 MA
多岐にわたる技術開発を受け、4 ストロークエンジン搭載モーターサイクル専用の仕様規格、JASO T903 MA が生まれました。以前はモーターサイクル専用の仕様がなく、4 ストロークモーターサイクルには乗用車用のエンジンオイルが使われていました。乗用車ではエンジンのサービス頻度を下げる事が重要である一方、モーターサイクルエンジンでは何よりも高回転数で高い出力を引き出す事が要求されます。さらにモーターサイクルでは、ギアやクラッチにもエンジンと同じオイルが使用される事が珍しくありません。JASO MA 規格はこれら特殊な需要を考慮に入れた内容となっています。
SAE
SAE 粘度は米国の自動車技術者協会 (Society of Automotive Engineers)によって定められたもので、オイルをその粘度によってクラス分けするものです。粘度はオイルの一特性に過ぎず、その品質を表すものではありません。
0
OWNER'S MANUAL
あ
アイドリング回転数
調節する
アイドリング調整スクリュー
アクセサリー
アクセルワイヤーの遊び
調節する
点検する
アクセルワイヤーの取り回し
点検する
い
インジケーターランプの表示
う
運転操作の前に
運転操作の前に必ず行う点検・メンテナンス項目
初めて運転操作を行う際の注意
保管後
元
エアフィルター
清掃する
取り付ける
取り外す
エアフィルターケース
シールする
清掃する
エアフィルターケースのカバー
固定する
取り付ける
取り外す
エンジン
慣らし運転をする
エンジンオイル
交換する
補給する
エンジンオイルのレベル
点検する
エンジン始動
エンジンストップスイッチ
エンジンナンバー
お
オイルスクリーン
清掃する
オイルフィルター
交換する
か
各部の名称
左前方
右後方
過酷な使用環境
乾燥した砂地
高温
雪上
低温. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
低速走行
泥道
濡れた砂地
濡れた道路 78
カスタマーサービス 14
環境
き
給油する
燃料
<
クーラント
注入する……12
排出する
クーラントのレベル
点検する
20グラッチ
フルードのレベルを点検・調節する フルードを交換する
クラッチレバー
基本位置を調整する
グリップゴム
(. ショックアブソーバー)調節する. .80.
コンプレッションダンパー低速設定
(ショックアブソーバー)調節する
さ
サービス
サービスプラン……11
サイドスタンド……10.
作業上の決まり
三角スタンド
L
シート
取り付ける 80
取り外す
シフトレバー
基本位置を調整する 8 基本位置を点検する 9
シャーシナンバー
18
シャーシの基本設定
運転者の体重に応じて確認する
7
写真
車両
清掃する
リフトスタンドから降ろす
リフトスタンドでジャッキアップする
仕樣一覽
エンジン
締付けトルク、エンジン
締付けトルク、シャーシ
シャーシ
ショックアブソーバー
タイヤ
電装系
フロントフォーク
容量
使用環境
使用時の安全性
使用目的
ショックアブソーパー
空車サグを点検する
コンプレッションダンパー、全般
コンプレッションダンパーの高速設定を調節する
コンプレッションダンパーの低速設定を調節する
スプリングプリロードを調節する
取り付ける
取り外す
ライディングサグを点検する
リバウンドダンパーを調節する
す
スイングアーム
点検する
スタータースイッチ
ステアリングヘッドのベアリング
グリースアップする
ステアリングヘッドベアリングのガタ
調節する
点検する
スペアパーツ
スポークの張り
点検する
スロットルグリップ
せ
前輪
取り付ける
取り外す
た
タイプラベル
タイヤの空気圧
点検する
タイヤの状態
点検する
ち
26
チェーン
清掃する
点検する
チェーンガイド
34
調節する
点検する34
チェーンの遊び
調節する
88
点検する
89
チョーグノブ
95
て
93
点滅コード
91
と.
91
トラブルシューティング
92
90
ね
-
燃料スクリーン
5
。
交換する
5
は
29
バッテリー
26
27 取り付ける
26 取り外す
29
ハンドルバーの位置
43
調節する
42
ひ
29
ヒューズ
28
メインヒューズを交換する
ふ
54
フィラーキャップ
11
閉じる
開<
フォークカバー
40
取り付ける
取り外す
フォークレッグ
. . . . 39
基本設定を確認する
. . . . 7
空気を抜く
コンプレッションダンパーを調節する
ダストシールを清掃する
. . . . 69
取り付ける
. 11
取り外す
リバウンドダンパーを調節する
不凍液
66
点検する
. . . . . . 66
フューエルタンク
取り付ける
. . . 10
取り外す
ブレーキディスク
69
点検する
ブレーキパッド
68
(後輪ブレーキ)交換する
(後輪ブレーキ)点検する
(前輪ブレーキ)交換する . . . . . . . . . . . . . . . . レースナンバープレート. 60
( 前輪ブレーキ)点検する ..... 取り付ける ..... 60
(後輪ブレーキ)補給する 63
(前輪ブレーキ)補給する 59
(後輪ブレーキ)点検する 63
( 前輪ブレーキ)点検する 59
遊びを点検する 62
基本位置を調整する 62
遊びを点検する 58
基本位置を調整する 58
点検する 54
点検する 52
取り付ける 42
取り外す 41
保管 84
保護服 6
保証(ギャランティ) 7
保証(ワランティ) 7
グラスファイバーを交換する 47
取り付ける 47
取り外す 46
交換する 73
油脂類 7
輸送 22
エンジンオイル 81, 90
クーラント 76,90
燃料 23,90
調節する 30
点検する 52
(ショックアブソーバー)調節する 28
( フロントフォーク)調節する 32
冷却システム 74
ブレーキフルード
ブレーキフルードのレベル
ブレーキペダル
ブレーキレバー
フレーム
フロントスプロケット
フロントフェンダー
ほ
め
メインサイレンサー
メインヒューズ
ゆ
よ
容量
ら
ライディングサグ
り
リアスプロケット
リバウンドダンパー
れ

02 FI警告ランプ (MIL)が 2 回短<点滅
06 FI警告ランプ (MIL)が 6 回短<点滅
09 FI警告ランプ (MIL)が 9 回短<点滅
12 FI警告ランプ (MIL)が 1 回長<、2 回短<点滅
13 FI警告ランプ (MIL)が 1 回長<、3 回短<点滅
15 FI警告ランプ (MIL)が 1 回長<、5 回短<点滅
33 FI警告ランプ (MIL)が 3 回長<、3 回短<点滅
37 FI警告ランプ (MIL)が 3 回長<、7 回短<点滅
41 FI警告ランプ (MIL)が 4 回長<、1 回短<点滅