IFM SD1440 - エネルギーメーター

SD1440 - エネルギーメーター IFM - 無料のユーザーマニュアル

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使用説明書 SD1440 IFM

取扱説明書

圧縮空気流量センサ

SD1440

目次

1 はじめに(注意)……4

1.1 表記の説明 4
1.2 警告 4

2 安全の為の注意.... 5

3 製品の用途 6

3.1 アプリケーション 6

4 機能 7

4.1 出力OUT1メニュー....7
4.2 出力OUT2メニュー....7
4.3 IO-Link 7

5 取付方法 9

5.1 設置場所 9
5.2 取付位置 10
5.3 直管部.... 10
5.4 プロセス接続 10

6 電気接続 12

7 操作部と表示部.... 14

8 メニュー 15

8.1 メニュー構成 15
8.2 メインメニューとサブメニュー 15

9 セットアップ 23

10 パラメータ設定.... 24

10.1 センサキーからのパラメータ設定.... 24
10.2 IO-Linkからのパラメータ設定.... 25
10.3 出力設定 25

10.3.1 スイッチング信号 25
10.3.2 アナログ信号 27
10.3.3 積算流量の監視(積算機能) 29

10.3.3.1 積算流量のパルス信号出力 30
10.3.3.2 積算流量の信号スイッチング 31

10.3.4 出力オフ 32

10.4 アプリケーション設定 32

10.4.1 標準測定単位 32
10.4.2 ダンピング 33
10.4.3 スイッチング出力の出力極性 33
10.4.4 配管内径 34

10.4.5 OUT1およびOUT2のプロセス値.... 34

10.4.6 低流量カットオフ 35

10.4.7 標準条件 35

10.4.8 システム圧 36

10.4.9 スイッチングディレー 36

10.4.10 出力のエラー動作 37

10.4.11 積算リセット 38

10.4.12 ロック/ロック解除 39

10.4.13 デバイスのリセット 40

10.5 ディスプレイ 41

10.5.1 表示レイアウト.... 41

10.5.2 ディスプレイの更新レート 41

10.5.3 表示の回転 42

10.5.4 表示輝度 42

10.5.5 表示色の設定 43

10.6 診断 45

10.6.1 積算計の値の読取り 45

10.6.2 [メモリ].... 45

10.7 サービス機能 47

10.7.1 シミュレーション 47

10.7.2 光による位置確認 48

10.7.3 デバイス情報 48

11 トラブルシューティング....50

11.1 警告メッセージ.... 50

11.2 エラーメッセージ 50

12 メンテナンス・修理・廃棄 52

13 工場出荷時設定.... 53

1 はじめに(注意)

指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.comを参照してください。

1.1 表記の説明

√ 要件
操作指示
▷ 操作による応答、結果

[...] 設定ボタン、表示等

→ 参照

IFM SD1440 - 表記の説明 - 1

重要事項

従わないと誤動作や干渉を引き起こすことがあります。

IFM SD1440 - 表記の説明 - 2

情報

補足事項

1.2 警告

警告は、負傷や物的損害をもたらすおそれがあることを示します。これに従って製品を安全に取扱ってください。警告は次のように区分されます。

IFM SD1440 - 警告 - 1

警告

重度の負傷のおそれ

▷ 従わない場合は死亡または重傷を負う可能性があります。

IFM SD1440 - 警告 - 2

注意

軽度または中程度の負傷のおそれ

▷ 従わない場合は軽傷または中程度の負傷を負う可能性があります。

注意

物的損害のおそれ

▷ 従わない場合は財産等へ損害を及ぼす可能性があります。

2 安全の為の注意

- ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。

  • システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
  • システム設計者は危険性評価を実施し、システムのオペレータおよびユーザに提供される、法的および規範的要件に従って文書を作成することを請け負います。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。

  • 製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。

  • 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
  • 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(→ 使用目的)
  • 製品は許可される媒体以外に使用してはなりません。
  • 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
  • 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
  • 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
  • 製品とケーブルは損傷から保護してください。

3 製品の用途

本センサは産業用圧縮空気の標準体積流量を監視します。

流速・瞬間流量(単位時間当たりの体積流量)・消費量・媒体温度を検出します。

3.1 アプリケーション

このセンサは産業用のコンプレッサ向けに設計されています。

DIN ISO 2533により、国際標準大気に従い流量を表示します(大気圧1013 hPa(101.3 kPa)、気温15℃、相対湿度0%)。また、これ以外の標準大気設定も可能です。

電磁両立性(EMC):

このセンサはクラスA製品です。国内で無線妨害を引き起こす可能性があります。

▶ 必要に応じて適切なEMC対策を行ってください。

本センサは、産業用圧縮空気システムに使用する流体グループ2の気体(産業用圧縮空気・窒素)用です。

最大許容圧力 ( Pmax ) と破裂圧力について →→ データシート

4 機能

  • 本装置は熱量測定原理に基づいて流量を検出します。
  • 追加の測定値として、媒体温度を検出します。
  • センサはIO-Linkインターフェースを備えています。
  • 現在のプロセス値を装置に表示します。
  • センサには多くの自己診断オプションがあります。
  • シミュレーションモードでは、センサを簡単にセットアップできます。
  • センサはパラメータ設定に応じて2つの出力信号を出します。

4.1 出力OUT1メニュー

  • 流量のスイッチング出力
  • 温度のスイッチング出力
  • スイッチング信号による積算
  • パルス信号による積算
  • IO-Link
  • OFF(出力は高インピーダンスにスイッチング)

4.2 出力OUT2メニュー

  • 流量のスイッチング出力
  • 温度のスイッチング出力
  • スイッチング信号による積算
  • パルス信号による積算
  • 流量のアナログ出力
  • 温度のアナログ出力
  • 外部からの積算リセット用の入力
  • OFF(出力は高インピーダンスにスイッチング)

IO-Linkはインテリジェントなセンサやアクチュエータをオートメーションシステムに接続するための通信システムです。IO-LinkはIEC 61131-9規格で規格化されています。

IO-Linkに関する一般情報はio-link.ifmをご覧ください
Input Output Device Description (IODD) とすべてのパラメータ、プロセスデータ、デバイスの詳細な説明は、documentation.ifm.comをご覧ください。

IO-Linkには次のメリットがあります。

  • すべてのデータとプロセス値を干渉なしで伝送
  • 実行中のプロセス内でのパラメータ設定、またはアプリケーション外で事前設定
  • システム内の接続された装置を特定するためのパラメータ
  • その他のパラメータと診断機能
  • デバイス交換時のパラメータセットの自動バックアップと復元(データ保存)
  • パラメータセット、プロセス値、イベントのログ記録
  • デバイス記述ファイル(IODD - Input Output Device Description)でプロジェクトの計画が容易
  • 標準化された電気接続
  • リモートメンテナンス

5 取付方法

IFM SD1440 - 取付方法 - 1

注意

媒体の温度が50℃以上になると、センサ本体の温度が65℃以上になるおそれがあります。

▷ やけどのおそれ
▶ センサが誤って可燃性の物に触れることがないようにしてください。
▶ 同封の警告ラベルをセンサのケーブルに貼ってください。

IFM SD1440 - 取付方法 - 2

▶ 取付けの際は、システムに圧力がかかっていないことを確認してください。
▶ 压縮エアー装置の取付けと操作のための規定と調整方法を守ってください。

5.1 設置場所

▶ 冷風吐出側の下流に取付けてください。
▶ 負荷機器の近くに取付けてください。
▶ 保守装置の下流にも設置できます。
▶ 油を使用する負荷機器の場合: 給油器の上流にセンサを設置してください。

5.2 取付位置

IFM SD1440 - 取付位置 - 1

図 1: センサの取付方向

1: 垂直管はどの方向にも取付可能
2:水平管は流れに対して垂直に取付
3:配管が右手(プラグが前方を向く状態)にある場合はその横に取付
4:取付不可:配管が左手(プラグが前方を向く状態)にある場合はセンサを横に取付けないこと
F:流れ方向

5.3 直管部

配管内の構造物、バルブ、リデューサなどが、センサの機能に影響することがあります。

▶ センサと干渉源との距離を守ってください。

測定精度を最適化するための推奨事項:

▶ 管径の20倍の長さの直管部を吸入側に設けてください。
▶ 曲がり管、バルブ、スライド等により偏流が生じる場合は、管径の50倍の長さの直管部を吸入側に設けてください。
▶ 管径の5倍の長さの直管部を吐出側に設けてください。

5.4 プロセス接続

センサは、プロセスアダプタ(E40195)を使用して溶接取付ができます。

IFM SD1440 - プロセス接続 - 1

尚、本製品に付属アクセサリはありません。

購入可能なアクセサリについては、documentation.ifm.comをご覧ください。

他社の部品を使用した場合は、正常に機能しなくなるおそれがあります。

手順:

▶ 配管にプロセスアダプタ用の穴を開けて、バリをすべて除去します。
▶ アダプタの位置決めの目印(図1)に合わせて、配管の中心軸(図2)から許容誤差が最大±2°となるようにします。
▶ アダプタが配管からはみ出ないようにしてください。(図1)
▶ 配管に垂直になるように正しくアダプタを取付けます。(図3・4)

1
IFM SD1440 - プロセス接続 - 2

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IFM SD1440 - プロセス接続 - 3

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IFM SD1440 - プロセス接続 - 4

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IFM SD1440 - プロセス接続 - 5

図 2: E40195アダプタを使用した溶接取付

6 電気接続

配線工事は、関連法令・規定に従って必ず法的有資格者が行ってください。

国内外の電気機器設置に関する法令を順守してください。

SELV、PELVに準拠の供給電圧を使用してください。

▶ 電源を切ります。
▶ センサを次のように接続します。

IFM SD1440 - 電気接続 - 1

IFM SD1440 - 電気接続 - 2

図 3: 結線図(心線色はIEC 60947-5-2による)

BN:茶、WH:白BK:黑、BU:青

ピンアサイン
1L+
3L-
4 (OUT1)流量のスイッチング出力温度のスイッチング出力スイッチング信号による積算パルス信号による積算IO-LinkOFF(出力は高インピーダンスにスイッチング)
2 (OUT2/InD)流量のスイッチング出力温度のスイッチング出力スイッチング信号による積算パルス信号による積算流量のアナログ出力温度のアナログ出力外部からの積算リセット用の入力OFF(出力は高インピーダンスにスイッチング)

IFM SD1440 - 電気接続 - 3

IFM SD1440 - 電気接続 - 4

IFM SD1440 - 電気接続 - 5

IFM SD1440 - 電気接続 - 6

図 4: 回路の例

1 2 x PNPのスイッチング

2 2 x NPNのスイッチング

3 1 x PNPスイッチング、1 x アナログ

4 1 x NPNのスイッチング、1 x アナログ

7 操作部と表示部

IFM SD1440 - 操作部と表示部 - 1

図 5: 操作部と表示部

1: OUT1のスイッチング状態LED
2:OUT2のスイッチング状態LED
3: TFTディスプレイ
4:画面切替とパラメータ設定用ボタン

IFM SD1440 - 操作部と表示部 - 2

本体が高温になると次のように表示の明るさを自動調整します。

本体温度が 70 °C以上:明るさが25 %に低下

本体温度が 100 °C以上:表示を自動オフ

表示画面の切替:

動作中に、異なるプロセス値表示間で切替えられます。

▶ [▲]または[▼]を押してください。
▷ 表示が設定した標準測定単位による標準表示と別の単位との間で切替わります。
▷ 30秒後、センサは標準表示に戻ります。


IFM SD1440 - 操作部と表示部 - 3


IFM SD1440 - 操作部と表示部 - 4


IFM SD1440 - 操作部と表示部 - 5

1: [diS. L]と[uni.x]の設定による基本表示
2:プロセス値表示
3:積算值表示

パラメータ設定の表示:

▶ [●]を短押しします。
▶ [▼]を押してパラメータを選択します。
▶ [●]を短押しします。
▷ 現在の設定値が30秒間表示された後、プロセス値表示に戻ります。

8 メニュー

8.1 メニュー構成

操作キーを使用してプロセス値表示からメインメニューへ、そこからサブメニューへとナビゲートします。

IFM SD1440 - メニュー構成 - 1

図 6: メニュー構成

8.2 メインメニューとサブメニュー

メニューが表示されている図は、センサ上でキー入力により設定できるパラメータを示しています。これらのパラメータとその他の機能は、IO-Linkインターフェースからも利用可能です。

IFM SD1440 - メインメニューとサブメニュー - 1

表示されるパラメータは、工場出荷時設定が変更されている場合は変化します。次のメニュー表示は、最大の利用可能なパラメータを示します。

メインメニュー:
IFM SD1440 - メインメニューとサブメニュー - 2

パラメータ説明
SPxヒステリシス機能のスイッチング出力OUTxのスイッチポイント
rPxヒステリシス機能のスイッチング出力OUTxのリセットポイント
FHxウインドウ機能のスイッチング信号OUTxの上限
FLxウインドウ機能のスイッチング信号OUTxの下限
ImPSxパルス値(=1パルスに相当する流量値)
ImPRx積算機能:パルス信号(ImPR=YES)またはスイッチング信号(ImPR=NO)
ASP2OUT2のアナログスタートポイント=出力信号が4mA時のプロセス値
AEP2OUT2のアナログエンドポイント=出力信号が20mA時のプロセス値
DIn2外部信号による積算リセット
EFEF(拡張機能)サブメニューに変更

拡張機能[EF] メニュー:

IFM SD1440 - メインメニューとサブメニュー - 3

パラメータ説明
rES工場出荷時設定にリセット
rTo積算リセットの設定(手動または時間制御)
情報デバイス情報の表示
OUT1サブメニューOUT1(出力1の出力設定)に切替
OUT2サブメニューOUT2(出力2の出力設定)に切替
CFGサブメニューCFG(基本設定)に切替
MEMMEM(メモリ)サブメニューに変更
DISDIS(ディスプレイ)サブメニュー切替
COLRCOLR(色設定)のサブメニューを開く
SIMサブメニューSIM(シミュレーション)に変更

出力1メニュー[OUT1]:

IFM SD1440 - メインメニューとサブメニュー - 4

パラメータ機能
SEL1出力OUT1の測定値
ou1出力OUT1の出力機能
SP1ヒステリシスのスイッチング出力OUT1のセットポイント
rP1ヒステリシスのスイッチング出力OUT1のリセットポイント
FH1ウィンドウのスイッチング信号OUT1の上限値
FL1ウィンドウのスイッチング信号OUT1の下限値
ImPS1パルス値(=1パルスに相当する流量値)
ImPR1積算機能:パルス信号(ImPR1=YES)またはスイッチング信号(ImPR1=NO)
dS1スイッチング出力OUT1のスイッチオンディレー(秒)
dr1スイッチング出力OUT1のスイッチオフディレー(秒)
FOU1エラー発生時の出力応答(OUT1)

出力2メニュー[OUT2]:

IFM SD1440 - メインメニューとサブメニュー - 5

パラメータ説明
SEL2出力OUT2のプロセス値
ou2出力OUT2の出力機能
ASP2OUT2のアナログスタートポイント = 出力信号が4mA時のプロセス値
AEP2OUT2のアナログエンドポイント = 出力信号が20mA時のプロセス値
SP2ヒステリシスのスイッチング出力OUT2のセットポイント
rP2ヒステリシスのスイッチング出力OUT2のリセットポイント
FH2ウィンドウのスイッチング信号OUT2の上限値
FL2ウィンドウのスイッチング信号OUT2の下限値
ImPS2パルス値(=1パルスに相当する流量値)
ImPR2積算機能:パルス信号(ImPR2=YES)またはスイッチング信号(ImPR2=NO)
DIn2外部信号による積算リセット
dS2スイッチング出力OUT2のスイッチオンディレー(秒)
dr2スイッチング出力OUT2のスイッチオフディレー(秒)
FOU2エラー時の出力応答(OUT2)

設定[CFG]メニュー:

IFM SD1440 - メインメニューとサブメニュー - 6

パラメータ説明
uni. F流量の標準測定単位
uni. T温度の標準測定単位
uni. P圧力の標準測定単位
dAP. F流量測定のダンピング時間(秒単位)
P-nスイッチング出力の出力極性
diA配管内径
LFC低流量カットオフ(=流量が停止状態として評価される流量の限界値)
rEF. P設置環境での基準圧力
rEF. T設置環境での基準温度
SySP工場のシステム圧

メモリ[MEM]およびシミュレーション[SIM]メニュー:

IFM SD1440 - メインメニューとサブメニュー - 7

パラメータ説明
Lo. F最小測定流量
Hi. F最大測定流量
Lo. T測定された最低温度値
Hi. T測定された最高温度値
S. FLWシミュレーションモードでシミュレーションされた流量値
S. TMPシミュレーションモードでシミュレーションされた温度値
S. Timシミュレーション時間(単位:分)
S. Onシミュレーションモードの開始

表示[DIS]および色設定[COLR]メニュー:

IFM SD1440 - メインメニューとサブメニュー - 8

パラメータ説明
diS. Lディスプレイのレイアウト
diS. U表示の更新レート
diS. R表示の向き
diS. B表示の輝度
coL. F流量のフォントの色
cFH. F色が変わる上限値(流量)
cFL. F色が変わる下限値(流量)
col. T温度のフォントの色
cFH. T色が変わる上限値(温度)
cFL. T色が変わる下限値(温度)
col. V積算表示のフォントの色

9 セットアップ°

電源を入れてから約1秒の起動遅延後にセンサは通常動作モードになります。測定・診断機能を実行し、設定したパラメータに従って信号を出力します。

- 起動遅延中に設定した出力に切り替わります。

  • ノーマルオープンでON (Hno / Fno)
  • ノーマルクローズでOFF (Hnc / Fnc)
  • 消費量監視(ImP)の場合はOFF

- 出力2をアナログ出力に設定した場合、起動遅延時に20mAの信号を出力します。

10 パラメータ設定

パラメータ設定はIO-Linkインターフェースから、またはセンサの操作要素から設定できます。

パラメータは設置前でも動作中でも設定できます。

動作中にパラメータを変更すると、機能に影響することがあります。

▶ 設備に異常がないことを確認してください。

パラメータの設定中、センサは動作モードのままです。パラメータ設定が完了するまで、従来のパラメータで監視を続行します。

メニューで利用可能なパラメータはパラメータ設定に応じて変化する場合があります。

10.1 センサキーからのパラメータ設定

IFM SD1440 - センサキーからのパラメータ設定 - 1

注意

媒体の温度が50℃を超えると、外装部品は65℃を超える温度になることがあります。

▷ 火傷の危険があります
▶ センサを手で触らないでください。
▶ センサで設定を実施する際は、先の尖っていないもの(ボールペンなど)を使用してください。

パラメータ設定プロセス全般:

意図アクション
プロセス表示からメインメニューに変更[●]
サブメニューに変更[▼]を使用してサブメニュー(EFなど)にナビゲートしてから、[●]
必要なパラメータの選択▲または[▼]
設定モードに変更[●]
パラメータ値の変更▲または[▼]を1秒以上
設定したパラメータの承認[●]
保存せずにパラメータ設定を終了[▲]+[▼]
次に高いメニューに戻る(プロセス値表示に到達するには数回繰返し)[▲]+[▼]
プロセス値表示に戻る>30秒(タイムアウト)

10.2 IO-Linkからのパラメータ設定

IO-Linkインターフェースからのパラメータ設定の要件

√ ifm moneo|configureなどの適切なパラメータ設定ソフトウェア
√ デバイスのIODD(Input Output Device Description)、documentation.ifm.com参照
√ IO-Linkマスタ1台
▶ IO-Linkマスタをパラメータ設定ソフトウェアに接続します。
▶ マスタのポートをIO-Link動作モードに設定します。
▶ デバイスをIO-Linkマスタの空きポートに接続します。
▷ センサがIO-Linkモードに切替わります。
▶ ソフトウェアでパラメータ設定を変更します。
▶ パラメータ設定のセンサに書込みます。

パラメータ設定に関する注意 → パラメータ設定ソフトウェアのマニュアル

10.3 出力設定

10.3.1 スイッチング信号

OUTxは、設定されたスイッチング制限を上または下に超えた場合に、スイッチング状態を変更します。ヒステリシスまたはウインド機能を選択できます。

IFM SD1440 - スイッチング信号 - 1

図 7: ヒステリシス機能

1: プロセス値

t : 時間

SP : セットポイント

rP : リセットポイント

HY : ヒステリシス

Hno : ヒステリシス機能 (ノーマルオープン)

Hnc : ヒステリシス機能(ノーマルクローズ)

ヒステリシス機能を設定すると、スイッチポイント[SP]とリセットポイント[rP]が規定されます。[rP]の値は必ず[SP]の値より低くなります。スイッチポイントを変更すると、リセットポイントが自動的に変更されます。2つの値の差は常に一定になります。

IFM SD1440 - スイッチング信号 - 2

1:プロセス値
t:時間
FH:上限値
FL:下限値
HY:ヒステリシス
FE:ウィンドウエリア
Fno:ウィンドウ機能(ノーマルオープン)
Fnc:ウィンドウ機能(ノーマルクローズ)

図 8: ウインド機能

ウィンドウ機能を設定すると、上限値[SP]と下限値[rP]が規定されます。[SP]と[rP]は、ヒステリシスが測定範囲の最終値の0.25%に固定されます。これにより、流量がわずかに変化しても出力のスイッチングが安定します。

10.3.1.1 センサキーによるパラメータ設定: スイッチング信号

√ 標準測定単位が選択されています:[EF] > [CFG] > [uni.x]。
▶ [EF] > [OUTx]に移動して、出力OUTxを設定します。
▶ [SELx]を選択して測定値を設定します:[FLOW]または[TEMP]。

ヒステリシス機能:

▶ [ou]を選択してスイッチング信号を設定します:[Hno]または[Hnc]。
▶ [SPx]を選択し、出力が切替わる測定値を設定します。
▶ [rPx]を選択し、出力が復帰する測定値を設定します。

ウインドウ機能:

▶ [ou]を選択してスイッチング信号を設定します:[Fno]または[Fnc]。
▶ [FHx]を選択してウインドウの上限値を設定します。
▶ [FLx]を選択してウインドウの下限値を設定します。

[SP]、[rP]、[FH]、[FL]のパラメータ設定は後でメインメニューで変更できます。

10.3.1.2 IO-Linkからのパラメータ設定:スイッチング信号

√ 標準測定単位を選択します。: [パラメータ] > [標準設定] > [uni.x]
√ 管径を選択します。: [パラメータ] > [標準設定] > [diA]
√ プロセス値を選択します。: [パラメータ] > [出力設定] > [SELx]
▶ [パラメータ] > [出力設定]を開きます。

ヒステリシス機能:

▶ [oux]を選択してスイッチング信号を設定します:[Hno]または[Hnc]。
▶ [パラメータ] > [デジタル出力x]を呼出します。
▶ [流量]または[温度]を呼出します。
▶ [SP_FHx_FLOW]または[SP_FHx_TEMP]を選択し、出力が切替わる測定値を設定します。
▶ [rP_FLx_FLOW]または[rP_FLx_TEMP]を選択し、出力が復帰する測定値を設定します。

ウインドウ機能:

▶ [oux]を選択してスイッチング信号を設定します:[Fno]または[Fnc]。
▶ [パラメータ] > [デジタル出力x]を呼出します。
▶ [流量]または[温度]を呼出します。
▶ [SP_FHx_TEMP]または[SP_FHx_TEMP]を選択し、スイッチング信号の上限値を設定します。
▶ [rP_FHx_TEMP]または[rP_FHx_TEMP]を選択し、スイッチング信号の下限値を設定します。

10.3.2 アナログ信号

センサはプロセス値に比例する4~20 mAのアナログ信号を提供します。

測定範囲はスケーリング可能です:

- [ASP]2にて、出力信号が4mAになる測定値を決定します。

- [AEP]にて、出力信号が20mAになる測定値を決定します。

[ASP]と[AEP]の最短距離 = 測定範囲の最終値の20 %。

測定値が測定範囲外の場合や、内部エラーの場合には、次の図に示される電流信号が提供されます。

表示範囲外の測定値、またはエラーの場合は、メッセージが表示されます(cr. UL、UL、OL、cr. OL、Err)。

障害の場合アナログ信号は、パラメータ[FOU]で設定できます。

IFM SD1440 - アナログ信号 - 1

図 9: IEC 60947-5-7によるアナログ出力特性

1: アナログ信号

2: プロセス値

3: 検出範囲

4: 表示範囲

5:測定範囲

6:スケーリングした測定範囲

Q: 流量

T: 温度

MAW:測定範囲の最小値(Qの低流量カットオフ設定時:MAW + LFCの時に信号出力を開始)

MEW:測定範囲の最大値

ASP:アナログスタートポイント

AEP:アナログエンドポイント

UL: 表示範囲未満

OL:表示範囲超過

cr. UL:検出範囲未満(エラー)

cr. OL:検出範囲超過(エラー)

FOU:アナログ出力のエラー動作:

FOU = On : エラー時はアナログ出力が最大上限値になります。

FOU = OFF:エラー時はアナログ出力が最小下限値になります。

10.3.2.1 本体ボタンによるパラメータ設定:アナログ信号

√ 標準測定単位を選択します。: [EF] > [CFG] > [uni.x]
√ 管径を選択します。 : [EF] > [CFG] > [diA]
√ プロセス値を選択します。 : [EF] > [OUT2] > [SEL2]
▶ [EF] > [OUT2]を開き、出力OUT2を設定します。
▶ [ou2]を選択して機能を設定します:[I](アナログ信号4~20 mA)。
▶ [ASP2]を選択して出力信号が4 mAになる測定値を設定します。
▶ [AEP2]を選択して出力信号が20 mAになる測定値を設定します。

10.3.2.2 IO-Linkによるパラメータ設定:アナログ信号

標準測定単位を選択します。: [パラメータ] > [センサーディスプレイの設定] > [uni.x]

√ 管径を選択します。: [パラメータ] > [セットアップ] > [流量] > [diA]
√ プロセス値を選択します。: [パラメータ] > [出力設定] > [SEL2]
▶ [パラメータ] > [出力設定]を開きます。
▶ [ou2]を選択して機能を設定します:[I](アナログ信号4~20 mA)。
▶ [Parameter] > [Analog output 2]を選択します。
▶ [流量]または[温度]を呼出します。
▶ [ASP2_FLOW]または[ASP2_TEMP]を選択して出力信号が4 mAになる測定値を設定します。
▶ [AEP2_FLOW]または[AEP2_TEMP]を選択して出力信号が20 mAになる測定値を設定します。

10.3.3 積算流量の監視(積算機能)

センサは積算機能を搭載しています。この機能により、連続する流量を合計した累積プロセス値をディスプレイに表示しIO-Linkで伝送します。

現在の積算流量に加えて、前回のリセット前の値が保存されます。この値と前回のリセット後の時間も表示できます。

IFM SD1440 - 積算流量の監視(積算機能) - 1

積算機能は累積の流量を10分間隔で保存します。停電後は現在の流量値からこの値が分かります。一定の時間間隔でリセットを設定すると、リセット間隔の経過時間も保存されます。そのため、データが消滅する可能性は最大10分間です。

積算流量の表示:操作部と表示部 (→ 14)

参照:積算リセット (→ 38)

パルス出力またはスイッチング出力を使用して消費量の監視ができます。

消費量測定の精度は、流量測定の精度に依存します。

積算流量の監視にOUT1とOUT2を同時に使用することはできません。

10.3.3.1 積算流量のパルス信号出力

積算流量の監視の目的で、パルス信号を出力することができます。

[ImPS]に設定した積算流量(パルス値)に到達するたびに、パルス信号が出力されます。

パルス信号は出力を短時間でスイッチオン/オフすることで構成されます。センサのスイッチング状態LEDはスイッチング動作を表示しません。

パルス信号はIO-Linkインターフェースからは利用できません。

センサキーによるパラメータ設定: パルス信号による積算

√ 標準測定単位を選択します。: [EF] > [CFG] > [uni. F]
√ 管径を選択します。: [EF] > [CFG] > [diA]
√ プロセス値を選択します。: [EF] > [OUTx] > [SELx] = [FLOW]

▶ [EF] > [OUTx]を開き、出力OUTxを設定します。

▶ [ou1]または[ou2]を選択し、[lmP]を設定します。

▶ [ImPSx]を選択し、1パルスに相当する流量(パルス値)を設定します。

  • ▲または▼を押して設定範囲を選択します。
  • ●を短時間押して設定範囲を確定します。
  • ▲または▼を押して必要な数値を設定します。
  • ●を短時間押して値を適用します。

▶ [ImPRx]を選択し、[Yes]を設定します。

[ImPS]と[ImPR]のパラメータ設定は後でメインメニューで変更できます。

IO-Linkによるパラメータ設定:積算流量のパルス信号出力

√ 標準測定単位を選択します。: [パラメータ] > [標準設定] > [uni. F]
√ 管径を選択します。: [パラメータ] > [標準設定] > [diA]
√ プロセス値を選択します。: [パラメータ] > [出力設定] > [SELx] = [FLOW]
▶ [パラメータ] > [出力設定]を開きます。
▶ [ou1]または[ou2]を選択し、[lmP]を設定します。
▶ [Parameter] > [Pulse output x]を選択します。
▶ [ImPSx]を選択し、1パルスに相当する流量(パルス値)を設定します。

▶ [ImPRx]を選択し、[Yes]を設定します。

10.3.3.2 積算流量の信号スイッチング

スイッチング信号を使って、積算流量を監視することができます。

瞬間流量が[ImPS]で設定した流量に達すると、スイッチング信号を出力します。リセットされるまでスイッチングを行います。積算リセットを実行すると、測定を再び始めます。

[rTo]から、出力のスイッチングと積算リセットのタイミングを設定します。

[rTo]出力積算リセット
OFF瞬間流量が[lmPS]で設定した流量に達すると出力をスイッチング▶ マニュアルリセットを実行します。• 最大表示範囲を超えると自動的にリセットします。
1, 2,... h1, 2,... d1, 2,... w設定した時間内に瞬間流量が[lmPS]で設定した流量に達した場合に限り出力をスイッチング出力をスイッチングしない場合:• 時間制御によるリセット(rToの設定時間の超過)。出力をスイッチングする場合:▶ マニュアルリセットを実行します。• 最大表示範囲を超えると自動的にリセットします。

消費量測定の表示範囲は最大100,000,000m³です。

本体ボタンによるパラメータ設定:積算流量の信号スイッチング

√ 標準測定単位を選択します。: [EF] > [CFG] > [uni. F]

√ 管径を選択します。 : [EF] > [CFG] > [diA]

√ プロセス値を選択します。 : [EF] > [OUTx] > [SELx] = [FLOW]

▶ [EF] > [OUTx]を開き、出力OUTxを設定します。

▶ [ou1]または[ou2]を選択し、[ImP]を設定します。

▶ [ImPSx]を選択し、出力がスイッチングする流量を設定します。

- ▲または▼を押して設定範囲を選択します。

- ●を短時間押して設定範囲を確定します。

- ▲または▼を押して必要な数値を設定します。

- ●を短時間押して値を適用します。

▶ [ImPRx]を選択し、[No]を設定します。

[ImPS]と[ImPR]のパラメータ設定は後でメインメニューで変更できます。

▶ [rTo]のパラメータで積算リセットを設定します。

参照:積算リセット (→ 38)

IO-Linkによるパラメータ設定:積算流量の信号スイッチング

√ 標準測定単位を選択します。: [パラメータ] > [標準設定] > [uni. F]
√ 管径を選択します。: [パラメータ] > [標準設定] > [diA]
√ プロセス値を選択します。: [パラメータ] > [出力設定] > [SELx] = [FLOW]
▶ [パラメータ] > [出力設定]を開きます。
▶ [ou1]または[ou2]を選択し、[lmP]を設定します。
▶ [Parameter] > [Pulse output x]を選択します。
▶ [ImPSx]を選択し、出力がスイッチングする流量を設定します。
▶ [ImPRx]を選択し、[No]を設定します。
▶ [rTo]のパラメータで積算リセットを設定します。

参照:積算リセット (→ 38)

10.3.4 出力オフ

出力信号は無効にすることができます。その場合、出力は高インピーダンスになります。

OUT1のIO-Linkインターフェースによる通信は継続します。

10.3.4.1 センサキーによるパラメータ設定: 出力オフ

▶ [EF] > [OUTx]を開いて設定します。

▶ [oux]を選択し、[OFF]を設定します。

10.3.4.2 IO-Linkからのパラメータ設定: 出力オフ

▶ [パラメータ] > [出力設定] を呼出します。

▶ [oux]を選択し、[OFF]を設定します。

10.4 アプリケーション設定

10.4.1 標準測定単位

プロセス値がデフォルトでディスプレイに表示される測定単位を選択できます。その他のすべてのパラメータ設定は、この単位に基づきます。

選択可能な値:

  • 流量: m3/min 、 m3/h 、 m/s 、 ft3/min 、 ft3/h 、 ft/s
  • 温度:°C、°F
  • 压力:kPa、bar、psi

10.4.1.1 操作ボタンによるパラメータ設定:標準測定単位

▶ メニュー[EF] > [CFG]を呼出します。
▶ [uni.x]を選択して測定単位を設定します。

10.4.1.2 IO-Linkからのパラメータ設定:標準測定単位

▶ [パラメータ] > [標準設定]を選択します。
▶ [uni.x]を選択して測定単位を設定します。

10.4.2 ダンピング

ダンピング定数を設定することにより、出力信号が安定します。物理的なプロセス値が急激に変化しても、調整された出力になります。

これは、出力、表示、IO-Linkで伝送されるプロセス値に関係します。

ダンピング定数によりセンサの応答性が遅くなります。(→技術データ)

ULおよびOLの信号はダンピング時間を含めて規定されます。

測定値ダンピングは、測定された可変流量のみに影響します。

10.4.2.1 操作ボタンによるパラメータ設定:ダンピング

▶ メニュー[EF] > [CFG]を呼出します。
▶ [dAP. F]を選択してダンピング時間を秒単位で設定します(τ値63%)。

10.4.2.2 IO-Linkによるパラメータ設定: ダンピング

▶ [パラメータ] > [ダンピング] を呼出します。
▶ [dAP. F]を選択してダンピング時間を秒単位で設定します(τ値63%)。

10.4.3 スイッチング出力の出力極性

パラメータ[P-n]を使用して、出力がPNPスイッチングまたはNPNスイッチングのどちらであるかを選択できます。

10.4.3.1 センサキーからのパラメータ設定:出力極性

▶ メニュー[EF] > [CFG]を呼出します。
▶ [P-n]を選択し、[PnP]または[nPn]を設定します。

10.4.3.2 IO-Linkからのパラメータ設定:出力極性

▶ [パラメータ] > [標準設定]を選択します。
▶ [P-n]を選択し、[PnP]または[nPn]を設定します。

10.4.4 配管内径

プロセス流量の絶対値を求める場合は、必ずセンサを取付た配管の内径を入力してください。

10.4.4.1 本体ボタンによるパラメータ設定:配管内径

√ 標準測定単位を選択します。: [EF] > [CFG] > [uni. F]

▶ [EF] > [CFG]を開きます。
▶ [diA]を選択して配管内径を決定します。

10.4.4.2 IO-Linkによるパラメータ設定: 配管内径

√ 標準測定単位を選択します。: [パラメータ] > [標準設定] > [uni. F]
▶ [パラメータ] > [標準設定]を開きます。
▶ [diA]を選択して配管内径を決定します。

10.4.5 OUT1およびOUT2のプロセス値

両方の出力に対して、どのプロセス値を監視するかを選択できます。その他のすべてのパラメータ設定は、この選択に基づきます。

選択可能な値:

  • [FLOW]:流量
  • [TEMP]:温度

10.4.5.1 センサキーによるパラメータ設定: 測定値OUT1、OUT2

▶ [EF] > [OUTx] メニューに移動します。
▶ [SELx]を選択。出力OUT x のプロセス値を設定します。

10.4.5.2 IO-Linkからのパラメータ設定:プロセス値OUT1およびOUT2

▶ [パラメータ] > [出力設定] を呼出します。
▶ [SELx]を選択。出力OUT x のプロセス値を設定します。

10.4.6 低流量カットオフ

低流量カットオフ[LFC]は、消費量が少ない場合に流量を表示しない機能です。LFC値未満の流量は、センサにより停止(Q=0)と判断されます。

LFC値は次の項目に影響します。

  • ディスプレイの流量値表示
  • 流量のデジタルスイッチング信号
  • 流量のアナログ信号
  • 消費量の監視(流量のスイッチング/パルス信号)
  • 流量の最小・最大メモリ値

データシートに記載の精度は、工場出荷時設定のLFC値の場合です。LFC値の設定がこれより低い場合は、センサの精度が低下します。

10.4.6.1 センサキーによるパラメータ設定: 低流量カットオフ

▶ メニュー[EF] > [CFG]を呼出します。
▶ [LFC]を選択して、限界値を設定します。限界値を下回ると、流量が停止状態として評価されます。
10.4.6.2 IO-Linkからのパラメータ設定: 低流量カットオフ
▶ [Parameter] > [More settings] > [Flow]を選択します。
▶ [LFC]を選択して、限界値を設定します。限界値を下回ると、流量が停止状態として評価されます。

10.4.7 標準条件

データシートの記載値は、アプリケーションの環境により異なります。

DIN ISO 2533により、国際標準大気に従い流量を表示します(大気圧1013 hPa(101.3 kPa)、気温15℃、相対湿度0%)。また、これ以外の標準大気設定も可能です。

10.4.7.1 本体ボタンによるパラメータ設定:標準条件

▶ メニュー[EF] > [CFG]を呼出します。

▶ [rEF. P]を選択して、基準圧力を入力します。
▶ [rEF. T]を選択して基準温度を入力します。

10.4.7.2 IO-Linkによるパラメータ設定:標準条件

▶ [Parameter] > [Application configuration]を選択します。
▶ [Pressure]を開きます。
▶ [rEF. P]を選択して、基準圧力を入力します。
▶ Temperatureを開きます。
▶ [rEF. T]を選択して基準温度を入力します。

10.4.8 システム圧

センサはプラントのシステム圧を検出しません。測定精度を向上させるため、システム圧をセンサ本体からマニュアル設定できます。

IFM SD1440 - システム圧 - 1

データシートの精度の記載値は、システム圧を正しく設定した場合のものです。実際のシステム圧が、[SySP]で設定したものと異なる場合はセンサの精度が低下します。

10.4.8.1 本体ボタンによるパラメータ設定:システム圧

▶ メニュー[EF] > [CFG]を呼出します。
▶ [SySP]を選択してプラントのシステム圧を入力します。

10.4.8.2 IO-Linkによるパラメータ設定:システム圧

▶ [Parameter] > [Application configuration]を選択します。
▶ [SySP]を選択してプラントのシステム圧を入力します。

10.4.9 スイッチングディレー

スイッチング出力は、スイッチングとリセットを行う出力のディレー時間を別々に設定できます。

10.4.9.1 センサの操作ボタンによるパラメータ設定: スイッチングディレー

▶ [EF] > [OUTx] メニューに移動します。
▶ [dSx]を選択してOUTxのスイッチング遅延を秒単位で設定します。
▶ [drx]を選択してOUTxのリセットディレーを秒単位で設定します。

[dSx]と[drx]は、OUTxにスイッチング信号(Hno、Hnc、Fno、Fnc)を選択している場合中に設定できます。

10.4.9.2 IO-Linkによるパラメータ設定: スイッチング遅延

▶ [パラメータ] > [デジタル出力x]を呼出します。

▶ [dSx]を選択してOUTxのスイッチング遅延を秒単位で設定します。

▶ [drx]を選択してOUTxのリセットディレーを秒単位で設定します。

[dSx]と[drx]は、OUTxにスイッチング信号(Hno、Hnc、Fno、Fnc)を選択している場合中に設定できます。

10.4.10 出力のエラー動作

障害の場合のOUTx出力の反応は、パラメータ[FOUx]で設定できます。選択した出力機能に応じて、障害の場合に次の信号が出力されます:

- スイッチング出力:

  • On:障害の場合に出力はONにスイッチ。
  • OFF:障害の場合に出力はOFFにスイッチ。
  • OU:出力は障害に関係なくパラメータの設定に従ってスイッチ。

- アナログ信号:

  • On:アナログ信号が上限値に到達します。
  • OFF:アナログ信号が下限値に到達します。
  • OU:アナログ信号は測定値に対応します。

[oux]で[ImP](消費量監視)を選択している場合は、[FOUx]のパラメータを設定できません。エラーとは関係なくパルスを出力します。

10.4.10.1 センサキーからのパラメータ設定:出力のエラー動作

▶ [EF] > [OUTx] メニューに移動します。
▶ [FOUx]を選択して、OUTxのエラー動作を設定します:[On]、[OFF]、[OU]。

10.4.10.2 IO-Linkからのパラメータ設定:出力のエラー動作

▶ [パラメータ] > [出力設定] を呼出します。
▶ [FOUx]を選択して、OUTxのエラー動作を設定します:[On]、[OFF]、[OU]。

10.4.11 積算リセット

積算リセットは次の方法で行います。

  • マニュアルリセット
  • 時間制御によるリセット
  • 外部信号によるリセット
  • IO-Linkによるリセット

上記のいずれの方法でも積算がリセットされない場合は、最大表示範囲を超過すると自動でリセットされます。

10.4.11.1 センサキーによるパラメータ設定: 積算リセット

  1. 手動リセット:

▶ [EF]メニューを選択します。
▶ [rTo]を選択して[rES. T]を設定します。
▷ 積算流量がリセットされます。

  1. 時間制御によるリセット:

▶ [EF]メニューを選択します。
▶ [rTox]を選択し、時間を週(w)、日(d)、または時間(h)の単位で設定します。
▷ 設定時間の経過後、積算が自動的にリセットされます。

  1. 外部信号によるリセット:

▶ [EF] > [OUT2] メニューに移動します。
▶ [ou2]を選択し、デジタル入力を設定します:[In. D].
▶ [DIn2]を選択してリセット信号を設定します:

• [HIGH]: highの信号でリセット
- [LOW]: lowの信号でリセット
• [+EDG]: エッジの立上りでリセット
- [-EDG]: エッジの立下りでリセット

4.オーバーフローによるリセット:

▶ [EF]メニューを選択します。
▶ [rTox]を選択し、[OFF]を設定します。
▷ 最大表示範囲を超過すると、直ちに積算計がリセットされます。

10.4.11.2 IO-Linkからのパラメータ設定: 積算リセット

1. 手動リセット:

▶ [Parameter] > [Totaliser]を選択します。
▶ コマンドを実行します:[積算流量のリセット]。

2. 時間制御によるリセット:

▶ [Parameter] > [Totaliser]を選択します。
▶ [rTox]を選択し、時間を週(w)、日(d)、または時間(h)の単位で設定します。
▷ 設定時間の経過後、積算が自動的にリセットされます。

3. 外部信号によるリセット:

▶ [パラメータ] > [出力設定] を呼出します。
▶ [ou2]を選択し、デジタル入力を設定します:[In. D].
▶ [Parameters] > [Digital input 2]を選択します。
▶ [DIn2]を選択してリセット信号を設定します:

• [HIGH]: highの信号でリセット
- [LOW]: lowの信号でリセット
• [+EDG]: エッジの立上りでリセット
- [-EDG]: エッジの立下りでリセット

4.オーバーフローによるリセット:

▶ [Parameter] > [Totaliser]を選択します。
▶ [rTox]を選択し、[OFF]を設定します。
▷ 最大表示範囲を超過すると、直ちに積算計がリセットされます。

10.4.12 ロック/ロック解除

この製品は意図しない設定が行なわれるのを予防するため、電子的にロックできます。

このロックにより、装置上のキーから設定を変更できなくなります。

工場出荷時の設定:アンロック

10.4.12.1 センサキーによるパラメータ設定: ロック/ロック解除

ロック:

▶ センサが通常の動作モードにあることを確認してください。

▶ [▲]と[▼]を同時に10秒間、タイトル行内のプログレスバーの進捗が完了するまで押し続けます。
▷ センサがロックされボタン操作によるパラメータ設定ができなくなります。パラメータを変更しようとすると、マークが表示されます。

ロックは本体ボタンから操作しなければ解除できません。尚、IO-Linkによるパラメータの設定は可能です。

ロック解除:

▶ センサが通常の動作モードにあることを確認してください。
▶ [▲]と[▼]を同時に10秒間、タイトル行内のプログレスバーの進捗が完了するまで押し続けます。
▷ センサのボタンロックが解除され操作できるようになります。

10.4.12.2 IO-Linkからのパラメータ設定: ロック/ロック解除

▶ センサが通常の動作モードにあることを確認してください。
▶ [パラメータ] > [表示設定]を呼出します。
▶ [Loc]を選択してロックを設定します。
▷ センサがロックされボタン操作によるパラメータ設定ができなくなります。パラメータを変更しようとすると、マークが表示されます。

ロックはIO-Linkのパラメータ[uLoc]または本体ボタンから解除できます。

または

▶ [Parameter] > [More settings]を選択します。
▶ [Device Access Locks. Local User Interface]を選択し、[Locked]を設定します。
▷ センサがロックされ、ボタン操作によるパラメータ設定ができなくなります。パラメータを変更しようとすると、マークが表示されます。

ロックはIO-Linkのパラメータを[Unlocked]に設定すると解除できます。

10.4.13 デバイスのリセット

センサは工場出荷時の設定にリセットできます。

リセットを実行する前に、工場出荷時設定の章の、ご使用の設定値を記録することを推奨します。

10.4.13.1 センサキーからのパラメータ設定:デバイスのリセット

▶ [EF]メニューを選択します。

▶ [rES]を選択します。
▶ [▲]または[▼]を長押しします。
▷ [----]が表示されます。
▶ [●]を短押しします。
▷ センサが再起動します。

10.4.13.2 IO-Linkからのパラメータ設定:デバイスのリセット

▶ [パラメータ] > [標準設定]を選択します。
▶ コマンドを実行します:[工場出荷時設定に戻します]。
▷ センサが再起動します。

10.5 ディスプレイ

10.5.1 表示レイアウト

[diS. L]パラメータを使用して、ディスプレイにデフォルトで表示する測定値を選択します。

選択可能な値:

  • L1:流量の現在のプロセス値
  • L2. Temp:流量と温度の現在値
  • L2. Totl:瞬間流量と積算流量の現在値
  • L3:流量・温度・積算流量の現在値

10.5.1.1 センサキーによるパラメータ設定: 表示のレイアウト

▶ メニュー[EF] > [DIS]を呼出します。
▶ [diS. L]を選択し、レイアウトを設定します。

10.5.1.2 IO-Linkからのパラメータ設定: 表示のレイアウト

▶ [パラメータ] > [表示設定]を呼出します。

▶ [diS. L]を選択し、レイアウトを設定します。

10.5.2 ディスプレイの更新レート

表示の更新レートは、パラメータ[diS. U]により設定できます。

選択可能な値:

  • d1: 高速
  • d2: 中
  • d3: 低速

10.5.2.1 センサキーによるパラメータ設定: 表示の更新レート

▶ メニュー[EF] > [DIS]を呼出します。
▶ [diS. U]を選択して更新レートを設定します。

10.5.2.2 IO-Linkからのパラメータ設定: 表示の更新レート

▶ [パラメータ] > [表示設定]を呼出します。

▶ [diS. U]を選択して更新レートを設定します。

10.5.3 表示の回転

パラメータ[diS. R]を使用して、表示テキストを時計回りに回転し、読みやすくすることができます。 選択可能な値:

  • 0°(回転なし)
    • 90°
    • 180°
    • 270°

10.5.3.1 本体ボタンによるパラメータ設定:表示の回転

▶ メニュー[EF] > [DIS]を呼出します。
▶ [diS. R]を選択して表示の回転を設定します。

10.5.3.2 IO-Linkによるパラメータ設定:表示の回転

▶ [パラメータ] > [表示設定]を呼出します。
▶ [diS. R]を選択して表示の回転を設定します。

10.5.4 表示輝度

表示輝度はパラメータ[diS. B]により設定できます。

選択可能な値:

• 25%
- 50%
• 75%
• 100%

- OFF:省エネモード。動作モードで表示機能をオフにします。表示機能がオフの場合、エラーメッセージはIO-Linkと動作状態表示LEDにより表示されます。いずれかのキーを押すと表示が作動します。操作のない状態が30秒間続くと、表示が再度オフになります。

IFM SD1440 - 表示輝度 - 1

装置の内部温度が高温になっている場合、次のように表示輝度が自動的に調節されます:

装置の内部温度 > 64 ℃:輝度が25%まで低下します。

装置の内部温度≥90℃:表示が自動的にオフになります。

10.5.4.1 センサキーによるパラメータ設定: 表示輝度

▶ メニュー[EF] > [DIS]を呼出します。
▶ [diS. B]を選択し、表示の輝度を設定します。

10.5.4.2 IO-Linkからのパラメータ設定: 表示輝度

▶ [パラメータ] > [表示設定]を呼出します。
▶ [diS. B]を選択し、表示の輝度を設定します。

10.5.5 表示色の設定

表示のフォントの色は、パラメータ[coL.x]で設定できます。

• [coL. F]: 流量のフォントの色
• [coL. T]: 温度のフォントの色
• [coL. V]: 積算計Vol.1のフォントの色

不変のフォントの色

流量、温度、または積算計の表示のフォントの色は、次のように一定の色として設定できます:

[coL. F] / [coL. T] / [coL. V]フォントの色
bk/wh黒と白
rEd
GrEn

色の変更

または、表示される流量と温度について、現在の測定値に応じて色を変更するように設定できます。

[coL. F] / [coL. T]フォントの色
r-cF赤 = 測定値がウィンドウ範囲内緑 = 測定値がウィンドウ範囲外
G-cF緑 = 測定値がウィンドウ範囲内赤 = 測定値がウィンドウ範囲外

「色の変更」を選択する場合は、ウィンドウの限界値を設定する必要があります:

限界値[cFL.x]と[cFH.x]は測定範囲内で自由に選択でき、OUT1およびOUT2の出力設定とは無関係です。

IFM SD1440 - 表示色の設定 - 1

図 10: 設定例[coL.x] = G-cF

10.5.5.1 センサキーによるパラメータ設定: 表示色の設定

▶ [EF] > [COLR]を開きます。

固定色の設定

▶ [coL.x]を選択して、プロセス値または積算値を表示する文字色を選びます。: [bk/wh]、[red]、[green]、[yellow]

色の変更

▶ [coL.x]を選択して、各プロセス値で変化させる色の設定を選択します。[r-cF]または[G-cF]
▶ [cFL.x]を選択してウィンドウの下限値を設定します。
▶ [cFH.x]を選択してウィンドウの上限値を設定します。

10.5.5.2 IO-Linkによるパラメータ設定:表示色の設定

▶ [パラメータ] > [表示設定]を呼出します。

固定色の設定

▶ [coL.x]を選択して、プロセス値または積算値を表示する文字色を選びます。: [bk/wh]、[red]、[green]、[yellow]

色の変更

▶ [coL.x]を選択して、プロセス値xで変化させる色の設定を選択します。[r-cF]または[G-cF]
▶ [パラメータ] > [ウィンドウ色の変化]を開きます。
▶ [cFL.x]を選択してウィンドウの下限値を設定します。
▶ [cFH.x]を選択してウィンドウの上限値を設定します。

10.6 診断

10.6.1 積算計の値の読取り

積算機能では、次の値がいつでも読み取れます。

  • 現在の流量(=前回リセットからの消費量)
  • 前回リセットまでの消費量
  • 前回リセットからの経過時間(分)。

10.6.1.1 センサの操作ボタンによる表示:積算値

▶ センサの動作中に、積算値が表示されるまで[▲]または[▼]のボタンを押し続けます。
▷ 30秒後にセンサは基本表示に戻ります。

10.6.1.2 IO-Linkによる読取り:積算計の値

▶ [Parameter] > [Totaliser]を選択します。

▶ 消費値を読み取ります。

10.6.2 [メモリ]

センサはプロセスの最大および最小測定値を保存しています。

現在の値は装置の表示またはIO-Linkインターフェースから読取ることができます。

選択可能な値:

• [Lo. F]: 最小流量値のメモリ
• [Hi. F]: 最大流量値のメモリ
• [Lo. T]:温度の最小記録値
• [Hi. T]:温度の最大記録値

IFM SD1440 - [メモリ] - 1

最初に装置を通常の動作モードで運転した場合、すぐにメモリを消去することを推奨します。

10.6.2.1 センサキーからのパラメータ設定:[メモリ]

メモリの表示:

▶ [EF] > [MEM] メニューに移動します。
▶ [Lo.x]または[Hi.x]を選択して、測定値の最大値または最小値を表示します。

メモリのクリア:

▶ [EF] > [MEM] メニューに移動します。
▶ [Lo.x]または[Hi.x]を選択します。
▶ [▲]または[▼]を長押しします。
▷ [----]が表示されます。
▶ [●]を短押しします。

10.6.2.2 IO-Linkからのパラメータ設定: [メモリ]

メモリの表示:

▶ [Parameter] > [Memory] > [Flow]または[Temperature]を選択します。
▶ [Lo.x]または[Hi.x]を選択して、測定値の最大値または最小値を表示します。

メモリのクリア:

▶ コマンドを実行します:
• [Reset Hi.x and Lo.x memory]
- [Reset Lo.x memory]
- [Reset Hi.x memory]

10.7 サービス機能

10.7.1 シミュレーション

この機能は、測定値をシミュレーションして信号パスを検証します。

cr. UL、UL、OL、cr. OLのパラメータが設定されている場合、エラーメッセージや警告を発するプロセス値のシミュレーションができます。

シミュレーションが開始されると、積算計の値は保持され、シミュレーションされた積算計は0に設定されます。その後、シミュレーションされる流量値はシミュレーションされる積算器に影響を与えるようになります。シミュレーションが終了すると、積算器の初期値がリストアされます。

シミュレーション実行中:

  • シミュレーションは現在の測定値には影響しません。出力は前に設定したように機能します。
  • 実際には流量がある場合でも、積算計の元の値は変化せずに保存されます。
  • 現在のアプリケーションのエラーメッセージは利用できません。シミュレーションによって抑制されます。

シミュレーション可能な値:

流量・温度・積算流量の計測表示

10.7.1.1 センサキーによるパラメータ設定: simulation

▶ [EF] > [SIM] メニューに移動します。
▶ [S. FLW]または[S. TMP]を選択してシミュレーションするプロセス値を設定します。
- シミュレーションしたいプロセス値が出るまで[▲]または[▼]を押します。
- 測定範囲より超過または低下した場合に、[OL]、[crOL]、[UL]、[crUL]の警告/エラーが表示されます。
▶ [S. Tim]を選択してシミュレーション時間を分単位で設定します。
▶ [S. On]を選択して機能を設定します:
- [On]: シミュレーション開始。[S. Tim]で設定した時間、値がシミュレーションされます。任意のキーを押すと中止します。
• [OFF]: シミュレーションは無効です。

10.7.1.2 IO-Linkからのパラメータ設定: simulation

▶ [Parameter] > [Simulation] を選択します。
▶ [S. Tim]を選択してシミュレーション時間を分単位で設定します。

▶ [Parameter] > [Simulation] > [Flow] または [Temperature] を選択します。
▶ [S. FLW]または[S. TMP]を選択して、シミュレーションするプロセス値[crUL]、[UL]、[OL]、[crOL]のいずれかを設定します。
▶ [Write to device]を選択します。
▷ 変更された値が装置に送信されます。
▶ [Parameter] > [Simulation]を選択します。
▶ コマンドを実行します:[Start Simulation]。
▷ 設定した値を使用してシミュレーションが始まります。
▶ シミュレーションを終了するには:コマンドを実行します:[Stop Simulation]。

10.7.2 光による位置確認

このセンサは、IO-Linkインターフェースにより、リモートで位置を確認できます。

このコマンドを使用すると、スイッチング状態LEDが点滅し、IO-Linkがディスプレイ上で点滅します。

IO-Linkによるポジション機能

▶ [Identification]を選択します。
▶ コマンドを実行します。: [Locator Start]
▶ 点滅の停止:コマンドを実行します。: [Locator Stop]

10.7.3 デバイス情報

デバイス情報(変更不可)が装置に保存されています。次の項目を取り上げています。

• 製品名
• 製品一覽
- メーカー
- メーカーID
- デバイスID
- シリアル番号
- ハードウェア/ファームウェアのリビジョン
- 說明

さらに、適切なパラメータ設定ソフトウェアを使用して、IO-Linkインターフェース経由で、最大長32文字の自由に設定可能なタグをこの装置に割り当てることができます。次の項目を取り上げています。

  • アプリケーション固有のタグ
  • 機能タグ
  • 場所タグ

10.7.3.1 装置キーによる読取り:デバイス情報

▶ [EF] > [Info]を開きます。
▶ [▲]と[▼]で画面をスクロールし、デバイス情報を表示します。

10.7.3.2 IO-Link経由の読取りまたはパラメータ設定:デバイス情報

▶ [Identification]を選択します。
▶ デバイス情報を読取るか、編集可能なパラメータを編集します。

11 トラブルシューティング

センサーには多くの自己診断オプションがあります。動作中、センサーは自動的に監視します。

表示がオフの場合でも、警告およびエラー状態が表示されます。エラー表示はIO-Link経由でも利用できます。

状態信号はNAMUR推奨NE107に従って分類されます。

複数の診断イベントが同時に発生した場合、優先度が最高のイベントの診断メッセージのみが表示されます。

測定温度値が失敗する場合でも、流量のプロセス値は利用可能です。

IFM SD1440 - トラブルシューティング - 1

IO-Linkから追加の診断機能を利用できます。documentation.ifm.comの→ IO-Linkインターフェースの説明

11.1 警告メッセージ

ディスプレイ表示LEDディスプレイ問題/対策
タイトル行:[Short circuit OUT1/OUT2]プロセス値の行:----LED OUT1が点滅LED OUT2が点滅OUT1とOUT2の短絡▶スイッチング出力OUT1とOUT2に短絡や過電流がないか確認してください。
タイトル行:[Short circuit OUT1]プロセス値の行:----LED OUT1が点滅OUT1の短絡▶スイッチング出力OUT1に短絡や過電流がないか確認してください。
タイトル行:[Short circuit OUT2]プロセス値の行:----LED OUT2が点滅OUT2の短絡▶スイッチング出力OUT2に短絡や過電流がないか確認してください。
タイトル行:[Over limit]プロセス値の行:[OL]----表示範囲超過▶測定範囲を確認してください。
タイトル行:[Under limit]プロセス値の行:[UL]----表示範囲未満▶測定範囲を確認してください。

11.2 エラーメッセージ

ディスプレイ表示LEDディスプレイ問題/対策
• タイトル行:[Flow Error]• プロセス値の行:[ERROR]----流量測定エラー▶ 流量測定を確認してください。▶ センサを交換してください。
タイトル行:[Temp Error]プロセス値の行:[ERROR]----温度測定エラー▶ 温度測定を確認してください。▶ センサを交換してください。
タイトル行:[Critical over limit]プロセス値の行:[cr. OL]----測定範囲超過▶ 測定範囲を確認してください。
タイトル行:[Critical under limit]プロセス値の行:[cr. UL]----温度測定範囲未満▶ 温度範囲を確認してください。

エラーが発生した場合、出力は[FOU]の設定に従って応答します。

12 メンテナンス 修理 廃棄

正しくご使用している場合、メンテナンスは必要ありません。

製造業者だけが、この製品の修理を許されています。

▶ 使用済みのセンサを廃棄する場合は、自治体の法令に従って処分してください。
▶ プロセスの要求に従って定期的に校正を実施してください。推奨:12か月毎

IFM SD1440 - メンテナンス 修理 廃棄 - 1

ifmの校正サービス → → DAkkS校正証明書は弊社ホームページwww.ifm.comから発行可能です。

13 工場出荷時設定

メニューパラメータ工場出荷時設定ユーザー設定
EFrToOFF
OUT1SEL1FLOW
ou1Hno
SP1 / FH120 %
rP1 / FL119 %
ImPS110 l
ImPR1YES
dS10 s
dr10 s
FOU1OFF
OUT2SEL2FLOW
ou2l
ASP20 %
AEP2100%
SP2 / FH240 %
rP2 / FL239 %
ImPS210 l
ImPR2YES
Din2+EDG
dS20 s
dr20 s
FOU2OFF
CFGuni. Fm3/h
uni. T°C
uni. Pbar
dAP. F0.6s
P-nPnP
LFC8 m3/h
rEF. P1013 mbar ( 101.3 kPa )
rEF. T15 °C
SySP0.6 Mpa
DISdiS. LL2. Temp
DISdiS. Ud3
diS. R
diS. B75 %
COLRcoL. Fbk/wh
col. Tbk/wh
col. Vbk/wh

%値は測定範囲の最大値(MEW)に対する値です。

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製品情報

ブランド : IFM

モデル : SD1440

カテゴリ : エネルギーメーター