LK7022 - 動作検知器 IFM - 無料のユーザーマニュアル
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使用説明書 LK7022 IFM
取扱説明書
レベルセンサー
LK10xx
LK70xx
目次
1 はじめに(注意)……4
1.1 表記の説明 4
1.2 警告 4
2 安全の為の注意.... 5
3 製品の用途 6
3.1 アプリケーションの注意事項 6
4 設定開始 7
4.1 設定例1....7
4.2 図2 8
5 機能 9
5.1 測定原理 9
5.2 動作原理/センサの機能 9
5.2.1 動作モード 9
5.2.2 オーバーフロー監視に関する注意..... 10
5.2.3 表示およびスイッチング機能 11
5.2.4 タンク内の実際のレベルを表示するためのオフセット……11
5.2.5 エラー時の状態設定 12
5.2.6 IO-Link 12
6 取付 13
6.1 オーバーフロー保護設定時の取付方法 13
6.2 オーバーフロー監視なしの動作用の取付け説明 14
6.2.1 不感帯範囲への取付け 14
6.2.2 プローブの検出範囲Aの長さ 15
6.3 取付けに関するその他の注意 16
6.3.1 取付け高さのマーキング.... 17
7 電気接続 18
8 操作部と表示の説明 20
9 メニュー 21
9.1 メニュー構造 21
10 パラメータ設定.... 22
10.1 IO-Link経由のパラメータ設定に関する注意 22
10.2 パラメータ設定全般 23
10.3 基本設定 25
10.3.1 測定単位の決定.... 26
10.3.2 オフセットの設定.... 26
10.3.3 媒体の設定 26
10.3.4 オーバーフロー監視の設定.... 27
10.3.5 オーバーフロー監視の調整....27
10.4 出力信号の設定.... 28
10.4.1 出力機能の設定.... 28
10.4.2 スイッチング出力値の設定 (ヒステリシス機能) 28
10.4.3 スイッチング出力値の設定 (ウィンドウ機能)....29
10.4.4 応答遅延の設定.... 29
10.4.5 スイッチオフディレー設定.... 29
10.4.6 出力のスイッチングロジックの設定.... 29
10.4.7 内部エラー時の出力応答の設定(セーフ状態)……29
10.4.8 表示の設定 29
10.4.9 工場出荷時設定にリセット 30
10.5 設定値と計算支援.... 30
10.5.1 設定値[OFS] 30
10.5.2 設定値[OP] 30
10.5.3 [OP]の計算支援:.... 31
10.5.3.1 「カバーから」の定義 31
10.5.3.2 「底から」の定義 31
10.5.4 設定範囲 [SPx] / [FHx]、[rPx] / [FLx] 32
10.6 アプリケーション例 32
10.6.1 油圧パワーユニット 32
10.6.2 ポンプ場 33
10.6.3 貯蔵タンク/油圧ユニット 34
11 操作方法 36
11.1 動作表示 36
11.2 パラメータ値の読み込み.... 36
11.3 エラー表示 36
11.4 様々な動作状態における出力応答.... 37
12 修理、メンテナンス、および廃棄.... 38
12.1 オーバーフロー監視なしの動作の場合のメンテナンス情報 38
13 工場出荷時の値.... 39
1 はじめに(注意)
指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.comを参照してください。
1.1 表記の説明
√ 要件
操作指示
▷ 操作による応答、結果
[...] 設定ボタン、表示等
→ 参照

重要事項
従わないと誤動作や干渉を引き起こすことがあります。

情報
補足事項
1.2 警告
警告は、負傷や物的損害をもたらすおそれがあることを示します。これに従って製品を安全に取扱ってください。警告は次のように区分されます。

警告
重度の負傷のおそれ
▷ 従わない場合は死亡または重傷を負う可能性があります。

注意
軽度または中程度の負傷のおそれ
▷ 従わない場合は軽傷または中程度の負傷を負う可能性があります。
注意
物的損害のおそれ
▷ 従わない場合は財産等へ損害を及ぼす可能性があります。
2 安全の為の注意
- ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。
- システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
-
システム設計者は危険性評価を実施し、システムのオペレータおよびユーザに提供される、法的および規範的要件に従って文書を作成することを請け負います。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。
-
製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。
- 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
- 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(→ 使用目的)
- 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
- 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
- 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
- 製品とケーブルは損傷から保護してください。
- 製品は許可される媒体以外に使用しないでください。(→→技術データ)
- 本センサは、国際規格EN 61000-6-4のclass Aに適合する製品です。センサは国内での使用時に無線妨害を引き起こす可能性があります。障害が発生した場合、ユーザーが必ず適切な対策を取ってください。
3 製品の用途
センサは工作機械の必要条件を満たすように特別に設計されています。クーラントエマルジョン、切削オイルおよび油圧オイルのモニタリングに特に適しています。
3.1 アプリケーションの注意事項
- センサは以下のものには適していません。
- 酸性およびアルカリ性の媒体
- ハイジェニックおよび電気メッキアプリケーション
- 導電性および粘着性の強い媒体(のり、シャンプーなど)
- 粒体、ペレット
- 研磨機での使用(堆積物形成のリスク増加)
- 導電率の良い泡がレベルとして検出される場合があります。
▶ アプリケーションテストを実施して適切な機能を確認してください。
- 温度が35℃を超える水性媒体の場合は、センサを空調管に取付けてください(→アクセサリ)。
- 空調管を使用する場合の媒体の最高温度を守ってください。→ 技術データシート。
- 自動媒体検出:互いに分離して分離層を形成する性質の異なる媒体(水の上に油の層がある場合など)の場合は、次の通り適用されます。
▶ アプリケーションテストを実施して適切な機能を確認してください。
4 設定開始
迅速にセットアップするために、多くのアプリケーションは次に説明するサンプル設定を使用できます。示された最小距離は、説明される各ケースに対してのみ適用されます。
4.1 設定例1
| センサ: | LK1022(プローブ長L=264 mm) |
| 検出媒体: | 鉱物油 |
| 動作モード | オーバーフロー保護の媒体マニュアル設定(工場出荷時設定Lk10xx):動作モード(→ 9) |
| 設置環境: | 金属タンクの取付は→図を参照 |

図 1: 図1 金属タンク
▶ センサの取付
▶ 距離(x)、(u)、(c)を守ってください。
| x: | 最小4.0 cm |
| u: | 最小1.0 cm |
| c: | 最大14.0 cm |
▶ センサとタンクをグラウンドに接地します。:電気接続
(→ 18)
▶ パラメータ設定シーケンスに従います。
• [MEdl] = [OIL.2] : 媒体の設定 (→ □ 26)
- [OFS] = ( u )。例:( u ) = 2.0 cm。タンク内の実際のレベルを表示するためのオフセット (→ □ 11)
- [OP]:オーバーフロー保護OPを取付部の下から4.5cm以上の長さ(y)に設定します。
この長さ(y)が4.5cmより近い場合、[cOP]の設定プロセス中に誤検出したりやエラーになる場合があります。
ステップの増加と設定範囲:設定値[OP] (→ 30)
[OP]の計算:[OP]の計算支援:(→ 31)
▶ オーバーフロー保護OPを[cOP]に設定します。オーバーフロー監視の調整 (→ □ 27)
▷ センサは動作モードになります。
▶ 必要に応じてさらに設定します。
▶ センサが正常に作動していることを確認してください。
4.2 図2
| センサ: | LK7023(工場出荷時設定)。プローブ長L=472mm |
| 検出媒体: | エマルジョン系切削油 |
| 動作モード | 自動媒体検出(工場出荷時設定LK70xx):動作モード(→ 9) |
| 設置環境: | 金属タンクの取付は→図を参照 |

図 2: 図2 金属タンク
▶ センサの取付
▶ 距離(x)、(u)、(c)を守ってください。
| x: | 最小4.0 cm |
| u: | 最小1.0 cm |
| c: | 最大23.0 cm |
▶ センサとタンクをグラウンドに接地します。電気接続 (→ 18)
▶ 最大許容レベル(b)を守ってください。

最大レベル(b)と取付け部品との間に、5.0 cm以上の距離(a2)を守ってください。
▶ パラメータ設定シーケンスに従います。
- [MEdl] = [Auto]: 媒体の設定 (→ 26)
- [OFS] = (u)、例:(u) = 1.0 cm。タンク内の実際のレベルを表示するためのオフセット (→ □ 11)
- [SP1] = スイッチポイントを取付部の下から5.0cm以上の長さ(a2)に設定します。
ステップを0.5cm単位で調整することができます。スイッチポイント[SP1]は、オーバーフロー保護として使用します(ポンプのオフ・注入口の閉鎖等)。
▶ センサを必ず再起動します。:
▶ 動作電圧をオフにしてから再度オンにします。
▷ センサは動作モードになります。
▶ 必要に応じてさらに設定します。
▶ センサが正常に作動していることを確認してください。
5 機能
5.1 測定原理
センサは静電容量式測定原理に従ってレベルを判断します。
- 検出対象の媒体によって電界[E]が生成され、影響を受けます。この電界の変化によって、電子的に評価される測定信号が生じます。
- 検出のためには、媒体の誘電率が重要です。誘電率が高い媒体(例:水)は強い測定信号を生成し、誘電率が低い媒体(例:油)は低い信号を生成します。
- センサプローブの有効な測定範囲は、16個の測定セグメントで構成されます。これらが覆われている率に応じて測定信号を生成します。

图 3: 測定原理
1: 不感带
A:検出範囲(16個の有効なセグメント)
E:電界
寸法図 → → 技術データシート
5.2 動作原理/センサの機能
このセンサは様々な大きさのタンクに設置できます。
2つの出力を利用でき、別々に設定可能です。
| OUT1 | レベルリミット値のスイッチング信号 / IO-Link |
| OUT2 | レベルリミット値のスイッチング信号 |
▶ 現在のアプリケーションに適合させるために、必要な動作モードを選択してください。
5.2.1 動作モード
- オーバーフロー保護の媒体マニュアル設定(工場出荷時設定 Lk10xx)を推奨。動作信頼性を最大に高めることができます。
検出する媒体をマニュアルで設定します([MEdl]のパラメータ)。さらに、独立して機能するオーバーフロー監視を利用できます。
- オーバーフロー保護の媒体マニュアル設定中間の信頼性の動作!
1に記載の通り、検出対象の媒体を手動でセットします。ただし、オーバーフロー保護はオフになります(パラメータ [OP] = [OFF])。そのため、調整は不要です。
3.自動媒体検出(工場出荷時設定 LK70xx)低い信頼性の動作!
電源を入れると、センサは自動的に媒体と取付状態に合わせて調整を行います。
自動媒体検出では、オーバーフロー保護[MEdl] = [Auto]のパラメータ)を利用できません。 自動媒体検出は決められた条件において機能します。(特殊な取付条件の場合や動作・メンテナンスによる制限がある場合等):オーバーフロー監視なしの動作の場合のメンテナンス情報 (→ 38)
5.2.2 オーバーフロー監視に関する注意
OPのパラメータは、上部の1個のセグメントでオーバーフロー保護を設定します。
- オーバーフロー保護OPをオンにする場合は、取付状態に合わせて設定します ([cOP]のパラメータ)。設定が完了するとセンサが作動します。ディスプレイに[ミミミ]と表示されます。動作表示(→ 36)
- オーバーフロー保護OPをオフにできます([OP] = [OFF])。
オーバーフロー監視OPを無効にすると、動作の信頼性を損なう可能性があります。動作信頼性を最適にするため、オーバーフロー保護OPはオフにしないことを推奨します。
- オーバーフロー監視OPは測定範囲の最大値です。[SPx] / [FHx]の2点のスイッチポイントは、常に[OP]よりも低くしてください。
- オーバーフロー保護は独立した出力が割り当てられません。アプリケーションの誤作動などにより、レベルの上昇時にスイッチポイントを超過してもスイッチング出力が切り替わらない場合にのみ出力の1点だけがスイッチングするよう、追加の保護機能を備えています。
オーバーフロー保護OPは、設定したスイッチング機能により満量を検出すると出力します。: 表示およびスイッチング機能 (→ 11)
- 通常オーバーフロー監視OPは、選択した測定セグメントに達した場合(設定されたOP値より数ミリ手前)に反応します。
- オーバーフロー監視OPは遅延なく直ちに反応します。(すぐ下のスイッチポイントなどの)設定された遅延時間は、オーバーフロー監視OPには影響しません。
- オーバーフロー保護OPの反応がディスプレイに表示されます(満量と現在のレベルの変化を毎秒表示)。
5.2.3 表示およびスイッチング機能
センサは現在のレベル(cmまたはinch)を表示します。表示の単位はパラメータ設定で定義されます。設定された測定単位と出力のスイッチング状態は、LEDで示されます。
設定した上限・下限に達すると、2点のスイッチング出力(OUT1/OUT4)で通知します。スイッチング出力のパラメータは設定することができます。
- ヒステリシス / ノーマルオープン → 図 ヒステリシス : [oux] = [Hno]
- ヒステリシス / ノーマルクローズ → 図 ウィンドウ : [oux] = [Hnc]
セットポイント[SPx]を設定してから、必要な距離でリセットポイント[rPx]を設定します。
オーバーフロー監視OPのヒステリシスは固定です。
- ウィンドウ / ノーマルオープン → 図 ヒステリシス : [oux] = [Fno]
- ウィンドウ / ノーマルクローズ → 図 ウィンドウ : [oux] = [Fnc]
ウインドウの幅を[FHx]と[FLx]で設定できます。[FHx] = 上限値、[FLx] = 下限値

図 4: ヒステリシス機能
L: レベル
HY: ヒステリシス
FE : ウインド

図 5: ウインド機能
L: レベル
HY : ヒステリシス
FE : ウインド
5.2.4 タンク内の実際のレベルを表示するためのオフセット
タンク底とプローブ下端との間の距離を、オフセット値[OFS]として入力できます。それにより、ディスプレイとスイッチポイントは実際のレベルを示すようになります。(基準ポイント=タンク底)
[OFS] = [0] の場合:基準ポイントは測定プローブの下端です。
設定されたオフセットはセンサの表示のみに関係します。IO-Link経由で伝送されるプロセス値には影響しません。ただし、OFSパラメータはIO-Link経由で正しく伝送されるため、考慮することができます:IO-Link (→ 12)
5.2.5 エラー時の状態設定
エラー時の出力応答をそれぞれに設定できます。エラーが検出されると、出力が設定された安全な状態で動作を行います。出力応答の設定は、[FOU1]、[FOU2]のパラメータから設定します。内部エラー時の出力応答の設定(セーフ状態)(→ 29)
5.2.6 IO-Link
IO-Linkはインテリジェントなセンサやアクチュエータをオートメーションシステムに接続するための通信システムです。IO-LinkはIEC 61131-9規格で規格化されています。

IO-Linkに関する一般情報はio-link.ifmをご覧ください

Input Output Device Description (IODD) とすべてのパラメータ、プロセスデータ、デバイスの詳細な説明は、documentation.ifm.comをご覧ください。
IO-Linkには次のメリットがあります。
- すべてのデータとプロセス値を干渉なしで伝送
- 実行中のプロセス内でのパラメータ設定、またはアプリケーション外で事前設定
- システム内の接続された装置を特定するためのパラメータ
- その他のパラメータと診断機能
- デバイス交換時のパラメータセットの自動バックアップと復元(データ保存)
- パラメータセット、プロセス値、イベントのログ記録
- デバイス記述ファイル(IODD - Input Output Device Description)でプロジェクトの計画が容易
- 標準化された電気接続
- リモートメンテナンス
6 取付

图 6: 取付
L: プローブ長
u\~y:最小距離
M : 取付ゾーン
OP:オーバーフロー保護
c : 最大取付寸法
B:タンク内の金属検出体
寸法表:
| LKx022 | LKx023 | LKx024 | ||||
| [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | |
| L(プローブ長) | 26.4 | 10.4 | 47.2 | 18.6 | 72.8 | 28.7 |
| M(取付けゾーン) | 14.0 | 5.5 | 23.0 | 9.1 | 36.0 | 14.2 |
| c(最大外部長さ)* | ||||||
* 下図の場合に適用(蓋の厚さを除く;取付部はタンク内にはみ出さない)。それ以外の場合は取付けゾーンMに注意してください。
6.1 オーバーフロー保護設定時の取付方法
[MEdI] = [CLW..] または [OIL..]
[OP] = [值 ...] (オーバーフロー保護 OP オン)
取付ゾーン(M)の範囲内に取付部を置くことができます。→ 図 取付
▶ タンクの外に来る露出部(c)の長さは→表の寸法に従ってください。
▶ 最小長さは→図の取付と→表の寸法に従ってください。
▶ オーバーフロー保護OPは、次のことに注意してください。
オーバーフロー監視OPは、次の条件を満たす必要があります。
-
取付部より下にすること
-
距離(y)が最短となるように設定すること最小距離は、取付部の一番下の部分とOP値の間を測定します。
オーバーフロー保護設定の取付方法:
| MEdI = CLW.1 | MEdI = CLW.2、OIL.1 | MEdI = OIL.2 | ||||
| [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | |
| x | 2.0 | 0.8 | 3.0 | 1.2 | 4.0 | 1.6 |
| u | ▶ 1.0 | 0.4 | 1.0 | 0.4 | 1.0 | 0.4 |
| y (LKx022) | 2.5 | 1.0 | 3.5 | 1.4 | 4.5 | 1.8 |
| y (LKx023) | 4.5 | 1.8 | 5.5 | 2.2 | 6.5 | 2.6 |
| y (LKx024) | 6.0 | 2.4 | 7.0 | 2.8 | 8.0 | 3.2 |
| v | 4.5 | 1.8 | 4.5 | 1.8 | 4.5 | 1.8 |
| w | ▷ 4.0 | 1.6 | 5.0 | 2.0 | 6.0 | 2.4 |
[OP]の計算:[OP]の計算支援:(→ 31)
6.2 オーバーフロー監視なしの動作用の取付け説明
[MEdl] = [Auto]または[OP] = [OFF](オーバーフロー監視OPが無効)
6.2.1 不感帯範囲への取付け
最大レベル(b1)と不感帯範囲(l1)との間で、最小距離(a1)に従ってください。不感帯範囲の取付の→図および→表。
▶ 取付け部品を使用して、センサを不感帯範囲(I1)に固定します。外部長(c)が(I1)を超えないようにしてください。
▶ 設置後、最大レベル(b1)を超えていないことを確認してください。
▶ 最小距離にも従ってください。→ 表 プローブの検出範囲Aへの取付

図 7: 不感帯範囲への取付け
I1 / I2 : 不感带
A: アクティブゾーン
a1:不感帯範囲(I1)と最大レベル(b1)間の最小距離
b1:センサ下端からの最大レベル(オフセットなし)
c: 外部長(最大外部長→表取付)
表 不感帯範囲への取付け:
| LKx022 | LKx023 | LKx024 | ||||
| [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | |
| l1 | 5.3 | 2.1 | 6.0 | 2.4 | 10.4 | 4.1 |
| A | 19.5 | 7.7 | 39.0 | 15.4 | 58.5 | 23.0 |
| a1 | 1.0 | 0.4 | 1.5 | 0.6 | 2.5 | 1 |
| b1 | 20.0 | 7.9 | 39.5 | 15.6 | 59.5 | 23.4 |
6.2.2 プローブの検出範囲Aの長さ
最大レベル(b2)と取付け部品の間の最小距離(a2)を必ず確保してください。→図および→表プローブの検出範囲Aの長さ
▶ 取付けゾーン(M)に取付け部品を固定してください → 図 取付寸法露出部の最大長さ(c)を守ってください。→ 表 取付。
▶ 設置後、最大レベル(b2)を超えていないことを確認してください。
▶ (b2) = (L) - (c) - (a2) \ ( オフセットなし )
▶ その他の最小距離を守ってください。→ 表 プローブの検出範囲Aの長さ

図 8: プローブの検出範囲Aの長さ
c: 外部長さ(最大外部長さ → 表 取付)
a2:取付け部品と最大レベル(b2)間の最小距離。
b2:センサ下端からの最大レベル
表 プローブの検出範囲Aの長さ:
| LKx022 | LKx023 | LKx024 | ||||
| [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | |
| x | 2.0 | 0.8 | 3.0 | 1.2 | 4.0 | 1.6 |
| u | ▶ 1.0 | 0.4 | 1.0 | 0.4 | 1.0 | 0.4 |
| a2 (LKx022) | 2.0 | 0.8 | 2.5 | 1.0 | 3.0 | 1.2 |
| a2 (LKx023) | 4.0 | 1.6 | 4.5 | 1.8 | 5.0 | 2.0 |
| a2 (LKx024) | 6.0 | 2.4 | 7.0 | 2.8 | 8.0 | 3.2 |
| v*) | 4.5 | 1.8 | 4.5 | 1.8 | 4.5 | 1.8 |
| w*) | 4.0 | 1.6 | 5.0 | 2.0 | 6.0 | 2.4 |
*) → 図 取付。取付 (→ □ 13)
自動媒体検出[MEdl] = [Auto]またはオーバーフロー保護がオフ[OP] = [OFF]の場合は、電源が入るとセンサが再起動して検出媒体と取付状態に合わせて調整を行います。センサプローブの検出ゾーン/測定範囲は、完全に媒体で覆われないようにしてください。空の状態や満水であると感度が不安定となり、未検出やオーバーフローを引き起こす可能性があります。短すぎる距離は、調整不良や誤動作を引き起こす可能性があります。
6.3 取付けに関するその他の注意
- 樹脂パイプ / 樹脂タンクに取付ける場合は、(パイプ)内径が12.0 cm以上なければなりません。
▶ センサを中央に取付けます。 - 金属パイプに取付ける場合は、パイプ内径(d)は次の値以上必要です。
表 その他の取付方法
| MEdI = CLW.1 | MEdI = CLW.2、OIL.1 | MEdI = OIL.2 / Auto | ||||
| [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | |
| d | 4.0 | 1.6 | 6.0 | 2.4 | 10.0 | 4.0 |
6.3.1 取付け高さのマーキング
▶ 設定した取付け高さを、同梱のステンレスチューブクリップで固定することができます。

図 9: 取付け高さのマーキング
メンテナンスのためにセンサーを固定用金具から取り外した場合、センサーを再取付けするときにこのクリップがリミットストッパーの役割を果たします。そのため、センサーの不注意な調整不良を排除できます。これはオーバーフロー監視OPが正しく機能するために特に必要です。
▶ ペンチを使用してステンレスチューブクリップを固定します。
▶ 安全に固定されていることを確認します。
▶ クリップを取外すには破壊する必要があります。
7 電気接続
配線工事は、関連法令・規定に従って必ず法的有資格者が行ってください。
国内外の電気機器設置に関する法令を順守してください。
SELV、PELVに準拠の供給電圧を使用してください。
▶ 電源を切ります。
▶ センサを次のように接続します。


| ピン | コアカラー | |
| 1: | BN | 茶 |
| 2: | WH | 白 |
| 3: | BU | 青 |
| 4: | BK | 黒 |
| OUT1:スイッチング出力/IO-Link | ||
| OUT2:スイッチング出力 | ||
| 心線色はDIN EN 60947-5-2による | ||


図 10: 回路の例
1 : 2 x pnp
2 : 2 x npn

安全な動作のために、センサのハウジングがタンクと対向電極/同電位接地となるように接続してください(機能接地)。導体サイズが1.5 mm²以上の短いケーブルを使用して、センサとタンクを接続してください(図参照)。
金属製タンクの場合は、タンク壁が対向電極となります。
樹脂タンクの場合は、プローブと平行になるようにタンク内に金属製のロッドやプレートを設置して対向電極を設けてください。プローブの最小挿入長さに注意してください。
8 操作部と表示の説明

| 1~8:表示LED | |
| LED 1 | センチメートル表示 |
| LED 2 | インチ表示 |
| LED 3~6 | →未使用 |
| LED 7 | OUT2のスイッチング状態(出力2のスイッチング時に点灯) |
| LED 8 | スイッチング状態OUT1(出力1がONすると点灯) |
| 9:[Mode/Enter]ボタン | |
| ・パラメータの選択と値の決定 | |
| 10:[Set]ボタン | |
| ・パラメータ値の設定(押し続けるとスクロール、1回押すと増加) | |
| 11:4桁デジタル表示 | |
| ・現在のレベルを表示・パラメータと値の表示・動作とエラーの表示 | |
9 メニュー
9.1 メニュー構造

[cOP]のようにグレーで強調表示されているメニュー項目は、割り当てられたパラメータが選択された場合のみ有効です。
10 パラメータ設定
メニューで利用可能なパラメータはパラメータ設定に応じて変化する場合があります。
パラメータ設定はIO-Linkインターフェースから、またはセンサの操作要素から設定できます。
パラメータは設置前でも動作中でも設定できます。
動作中にパラメータを変更すると、機能に影響することがあります。
▶ 設備に異常がないことを確認してください。
パラメータの設定中、センサは動作モードのままです。パラメータ設定が完了するまで、従来のパラメータで監視を続行します。
オーバーフロー監視[cOP]を調整するには、センサをタンクに取付ける必要があります。
IO-Linkインターフェースからのパラメータ設定の要件
√ ifm moneo|configureなどの適切なパラメータ設定ソフトウェア
√ デバイスのIODD(Input Output Device Description)、documentation.ifm.com参照
√ IO-Linkマスタ1台
▶ IO-Linkマスタをパラメータ設定ソフトウェアに接続します。
▶ マスタのポートをIO-Link動作モードに設定します。
▶ デバイスをIO-Linkマスタの空きポートに接続します。
▷ センサがIO-Linkモードに切替わります。
▶ ソフトウェアでパラメータ設定を変更します。
▶ パラメータ設定のセンサに書込みます。
パラメータ設定に関する注意 → パラメータ設定ソフトウェアのマニュアル
10.1 IO-Link経由のパラメータ設定に関する注意
▶ 工場出荷時は、センサ(LKxxxx)は動作設定が完了していません。
▶ 最初にオーバーフロー保護[OP]の設定を行います。
▶ アプリケーションにより、[OP]は次の方法で設定することができます。
- 本体ディスプレイによる設定
- IO-Link機能の“Teach_OP [cOP]”ボタンによる設定
- コントローラによる設定値208をIO-Linkのインデックス2(データ長: 1バイト)に書き込みます。
! OP調整はデータとしては保存されません。
そのため、故障時等の簡単交換(OPがオフになっていない状態)は動作モード (→ 9)予約がある場合に限り可能です。新しいセンサは、OPをマニュアル・本体ボタン・IO-Linkのいずれかの方法で設定する必要があります。OP設定が正常に完了しないと、センサはプロセスデータの周期伝送を再開しません。
工場出荷時設定へのリセットを実行すると(「Restore Factory Settings」ボタン)、センサが再起動して工場出荷時設定が復元されます。
10.2 パラメータ設定全般
各パラメータ設定に対して、3つのステップを実行する必要があります。
1:パラメータの選択

▶ 必要なパラメータが表示されるまで、[Mode/Enter]を押してください。
2:パラメータ値の設定

▶ [SET]ボタンを押し続けてください。
▷ パラメータ値が5秒間点滅します。
▷ 5秒後:設定値が変更されます。
ボタンを1回ずつ、たは押し続けると増加します。
▷ 数値は連続して増加します。
値を減少させるには、
▶ 最大値まで値を増加させます。値は最小値から再度増加します。
3:パラメータ値の決定

▶ [Mode/Enter]を短く押します。
▷ パラメータが再度表示されます。新しい設定値が保存されます。
他のパラメータの設定:
▶ 再度ステップ1から始めます。
パラメータ設定の終了
▶ 現在の測定値が表示されるまで、[Mode/Enter]を数回押すか、30秒間待ちます。
▷ センサが測定値表示に戻ります。
パラメータ値を変更しようとしたときに[C. Loc]が表示された場合は、パラメータ設定プロセスがIO-Linkインターフェース経由で有効です。(一時的にロック)
[S. Loc] が表示される場合は、センサはソフトウェアによってロックされています。このロックはパラメータ設定ソフトウェアからのみ解除できます。
メニューレベル1からメニューレベル2への変更

▶ [EF]が表示されるまで、[Mode/Enter] を押します。

▶ [Set]を短く押します。
▷ サブメニューの最初のパラメータが表示されます。(ここでは[rES])
ロック/アンロック
センサは意図しない設定が行われるのを予防するため、電子的にロックできます。
ロック:

▶ センサが通常の動作モードにあることを確認してください。
▶ [Mode/Enter] ボタンと [Set] ボタンを同時に10秒押してください。
▷ [Loc]と表示されます。
パラメータ値を変更しようとすると、少しの間 [Loc] と表示されます。
ロック解除:

▶ [Mode/Enter] ボタンと [Set] ボタンを同時に10秒押してください。
▷ [uLoc]と表示されます。
タイムアウト:
パラメータ設定中に30秒間何もボタンを押さないと、装置は動作モードに戻り、値は変更されません。
センサは取付け前、または取付け後でも設定できます。
例外: オーバーフロー保護[cOP]を設定する場合は、センサを必ずタンクに取付けてください。
10.3 基本設定
パラメータの設定範囲:設定値と計算支援 (→ 30)
パラメータの工場出荷時設定:工場出荷時の値 (→ 39)
10.3.1 測定単位の決定
▶ SPx、rPx、OP、OFS の値を入力する前に、[uni]を入力してください
▷ これにより、意図しない調整不良を回避します。
| ▶ [uni]を選択します▶ 測定単位を決定します。[cm]、[inch] | [uni] |
10.3.2 オフセットの設定
タンク底と測定プローブの下端との間の距離を、オフセット値として入力できます。
▶ SPx、rPx、OPの値を入力する前に、[OFS]を設定します。
▷ これにより、意図しない調整不良を回避します。
| ▶ [OFS]を選択します。▶ オフセット値を設定します。設定する測定単位[uni]にご注意ください。 | [OFS] |
10.3.3 媒体の設定
| ▶ [MEdL]を選択します。 | [MEdl] | |
| [CLW.1] = | 水・液体・エマルジョン系切削液 | |
| [CLW.2] = | 液温が35°Cを超える・液体・エマルジョン系切削液(保護管を使用) | |
| [OIL.1] = | 高導電性の油(合成潤滑油等) | |
| [OIL.2] = | 低導電性の油(鉱物油等) | |
| [Auto] = | 自動媒体検出:動作モード(→ ☐ 9) | |
▶ 不明な場合は、[OIL.2]の油を選択します。
▶ アプリケーションテストを実施して正しく機能していることを確認してください。
[CLW.1]と[CLW.2]を設定すると付着物の影響を抑制します。(金属の切粉等)
[OIL.1]と[OIL.2]の設定は、比誘電率の高い下層の水や数センチ程度の堆積物を抑制します。油層が存在しない(または非常に薄い)場合は、底にある層が検出されます。
[MEdl] = [Auto]を設定した場合、オーバーフロー保護の機能を使うことができません。その場合、[OP]と[cOP]メニューは使用できません。
10.3.4 オーバーフロー監視の設定
| ▶ 最小距離および取付方法に従ってください▶ [OP]を選択します▶ オーバーフロー監視OPの位置を設定します。オプション[OP] = [OFF]では、オーバーフロー監視OPは無効になります。 | [OP] |

▶ [OP]は、[SPx]または[FHx]の前に設定します。
▷ [OP]を、[SPx] / [FHx]の設定後に、[SPx] / [FHx]よりも小さくすると、[SPx] / [FHx]は減少します。
▷ [OP]と[SPx] / [FHx]が近い場合は、[OP]を増加させると、[SPx] / [FHx]も増加します(1 ステップ刻み)。

オーバーフロー監視が無効[OP] = [OFF]、または[MEdl] = [Auto]の場合は、センサの安全機能を特に注意して確認する必要があります。確認時にスイッチオン/オフのプロセス、タンクが満杯に近い状態などの特殊な動作状態、想定されるメンテナンスおよび清掃動作を考慮してください。

▶ 設定[OP] = [OFF]の場合、メニュー項目[cOP]は利用できません。
10.3.5 オーバーフロー監視の調整

オーバーフロー監視OPの調整は、必ずセンサを取付けた状態で行ってください。可能であれば、タンクが空のときに調整を実施してください。
タンクは一部充填することができます。
▶ オーバーフロー監視OPが媒体で覆われていないことを確認してください。オーバーフロー監視OPとレベルの最小距離を守ってください。
| ▶ [cOP]を選択します。▶ [Set]ボタンを押し続けてください。▷ [cOP]が数秒間点滅します。その後点灯して、調整が行われたことが示されます。▷ 調整に成功すると、[donE]と表示されます。▶ [Mode/Enter]をクリックして確定します。▷ 調整に失敗すると、[FAIL]と表示されます。▶ 必要に応じて、レベルを低くするか、オーバーフロー監視[OP]の位置を修正し、調整操作を繰り返します。 | [cOP] |
表 調整中のオーバーフロー監視OPとレベルの最小距離:
| [cm] | [inch] | |
| LKx022 | 2.0 | 0.8 |
| LKx023 | 3.5 | 1.4 |
| LKx024 | 5.0 | 2.0 |
オーバーフロー監視OPの位置は、パラメータ [OP]を呼び出すことで判断できます。必要に応じてオフセットに注意してください。
センサは調整前には動作準備ができていないため、現在のレベルは手動で判断します。
オーバーフロー監視が有効([OP] = [値 ...])の時、次の場合には調整[cOP]を毎回実施する必要があります。
- [MEdl]または[OP]が変更された場合。この場合は 三三三 と表示されます。
- 取付け位置(高さ、向き)が変更された場合。
- センサとタンク接地(ケーブルの長さ)の接続が変更された場合。
オーバーフロー監視が無効([OP] = [OFF]または[MEdl] = [Auto])の場合:
基本設定を適用し、媒体と設置環境に合わせて調整するために、センサの設置時に再初期化する必要があります。
▶ 動作電圧をオフにしてから再度オンにします。
10.4 出力信号の設定
10.4.1 出力機能の設定
| ▶ [OU1] / [OU2]を選択してスイッチング機能を設定します。• [Hno] = ヒステリシス /ノーマルオープン• [Hnc] = ヒステリシス /ノーマルクローズ• [Fno] = ウインドウ /ノーマルオープン• [Fnc] = ウインドウ /ノーマルクローズ注意:スイッチポイントをオーバーフロー保護に使用する場合は、[OUx] = [Hnc]NC)に設定することを推奨します。ノーマルクローズ動作設定は、配線の断線検知としても機能します。 | [OU1][OU2] |
10.4.2 スイッチング出力値の設定 (ヒステリシス機能)
| ▶ [OU1]または[OU2]を、[Hno]または[Hnc]に設定してください。▶ [SP1] / [SP2]を選択し、出力が切り替わる値を設定します。 | [SP1][SP2] |
| ▶ [rP1] / [rP2]を選択して出力をオフにする値を設定します。[rPx]は必ず[SPx]より小さくなるように設定します。センサは[SPx]よりも小さい値のみを設定できます。[SPx]移動すると、設定範囲の下限値未満で[rPx]も移動します。 | [rP1][rP2] |
10.4.3 スイッチング出力値の設定 (ウィンドウ機能)
| ▶ [OU1]または[OU2]を、[Fno]または[Fnc]に設定してください。▶ [FH1] / [FH2]を選択して可能な範囲内で上限値を設定します。 | [FH1][FH2] |
| ▶ [FL1] / [FL2]を選択して可能な範囲内で下限値を設定します。[FLx]は必ず[FHx]よりも小さくなるように設定します。センサは[FHx]よりも小さい値のみを設定できます。[FHx]移動すると、設定範囲の下限値未満で[FLx]も移動します。 | [FL1][FL2] |
10.4.4 応答遅延の設定
| ▶ [dS1] / [dS2]を選択して0.0~60秒の範囲で値を設定します。スイッチオンディレーはVDMAに従って反応します。 | [dS1][dS2] |
10.4.5 スイッチオフディレー設定
| ▶ [dr1] / [dr2]を選択して0.0~60秒の範囲で値を設定します。スイッチオフ遅延はVDMAに従って反応します。 | [dr1][dr2] |
10.4.6 出力のスイッチングロジックの設定
| ▶ [P-n]を選択して[PnP]または[nPn]を設定します。 | [P-n] |
10.4.7 内部エラー時の出力応答の設定(セーフ状態)
| ▶ [FOUx]を選択して値を設定します。:• [On] = エラー時のスイッチング出力をONに切替• [OFF] = エラー時のスイッチング出力をOFFに切替ハードウェアエラー(エラーメッセージ[Err])やデータ設定エラー(エラーメッセージ[PARA])は障害として認識されます。:エラー表示(→ ☐ 36)オーバーフローやオーバーフロー保護OPは障害として認識されません。 | [FOU1][FOU2] |
10.4.8 表示の設定
| ▶ [diS]を選択して値を設定します。[on] = 動作モードで表示をオンにします。測定値を500 msごとに更新します。[OFF] = 動作モードで表示をオフにします。いずれかのボタンを押すと、現在の測定値が30秒間表示されます。ディスプレイがアクティブでなくても、インジケーターLEDはアクティブなままです。 | [diS] |
10.4.9 工場出荷時設定にリセット
| ▶ [rES]を選択します。▶ [----]と表示されるまで[Set]を押し続けます。▶ [Mode/Enter]を短く押します。▷ センサが再起動し工場出荷時設定に戻ります。 | [rES] |
10.5 設定値と計算支援
10.5.1 設定値[OFS]
| [cm] | [inch] | |||
| 設定範囲 | 0~200.0 | 0~78.8 | ||
| LKx022 LKx023 | LKx024 | LKx022 LKx023 | LKx024 | |
| ステップ | 0.5 | 1 | 0.2 | 0.5 |
10.5.2 設定値[OP]
![IFM LK7022 - 設定値[OP] - 1](/content/2026/04/596669/images/c2b833bf03028be5343886705ac7293cb5aa80826a0c5ebc0af96d3d236b0135.jpg)
図 11: 設定値 / OPx設定範囲[OP]
| セクション | LKx022 | LKx023 | LKx024 | |||
| [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | |
| 1 | 20.4 | 8.0 | 40.7 | 16.0 | 61 | 23.9 |
| 19.1 | 7.5 | 38.3 | 15.1 | 57 | 22.4 | |
| 17.9 | 7.1 | 35.8 | 14.1 | 53 | 21.0 | |
| 16.7 | 6.6 | 33.4 | 13.1 | 50 | 19.5 | |
| 15.5 | 6.1 | 31.0 | 12.2 | 46 | 18.1 | |
| 14.3 | 5.6 | 28.5 | 11.2 | 42 | 16.7 | |
| 13.0 | 5.1 | 26.1 | 10.3 | 39 | 15.2 | |
| 11.8 | 4.7 | 23.6 | 9.3 | 35 | 13.8 | |
| 10.6 | 4.2 | 21.2 | 8.3 | 31 | 12.3 | |
| 9.4 | 3.7 | 18.8 | 7.4 | 28 | 10.9 | |
| 8.2 | 3.2 | 16.3 | 6.4 | 24 | 9.5 | |
| 2 | 6.9 | 2.7 | 13.9 | 5.5 | 20 | 8.0 |
表示される[OP]の値は、OPとプローブ下端との間の距離を示します。この値は[OFS] = [0]の時に適用されます。
[OFS] > [0]の時、設定したオフセット値の分増加します。
LK1022の例:
→ 表 に従い[OP]の設定値を20.4cmのセグメントに設定します。
[OFS] = 7. 0 cm
[OP]は、20.4 cm + 7.0 cm = 27.4 cm に設定します。
10.5.3 [OP]の計算支援:
オーバーフロー保護OPが正常に機能するために、最小距離(y)(→図:「タンク上部から」の定義)に注意してください。
次が適用されます。
| B + c = L + uおよびB = z + y | B: タンク高さc: タンクの外に来る露出部の長さ(最大: 取付 (→ ☐ 13))。y: OPの応答に必要な上部からのレベル(最小: オーバーフロー保護設定時の取付方法 (→ ☐ 13)、最大: 設定値[OP](→ ☐ 30)。 | L: プローブ長u: プローブとタンク底との距離z: OPの応答に必要な底部からのレベル(最大:z < L - c - y または z < B - y) |
10.5.3.1 「カバーから」の定義

図 12: 「カバーから」の定義
オーバーフロー監視OPの「カバーから」の必要な距離(y)は、次のように定義されます。
- オフセットなし([OFS] = [0]) : [OP] = L - c - y
- オフセットあり([OFS] = u) : [OP] = L - c - y + u または
[OP] = B-y
例:
c = 3. 0 cm, y = 5. 0 cm, u = 1. 0 cm オフセットなし : [OP] = 2 6. 4 cm - 3. 0 cm - 5. 0 cm = 1 8. 4 cm オフセットあり : [OP] = 2 6. 4 cm - 3. 0 cm - 5. 0 cm + 1. 0 cm = 1 9. 4 cm
10.5.3.2 「底から」の定義
オーバーフロー監視OPの「タンク底から」の応答レベル(z)は、次のように定義されます。
- オフセットなし([OFS] = [0]) : [OP] = z - u
- オフセットあり([OFS] = u) : [OP] = z
例:
z = 1 8. 0 cm (タンク底から), u = 1. 0 cm
オフセットなし : [OP] = 1 8. 0 cm - 1. 0 cm = 1 7. 0 cm
オフセットあり : [OP] = 1 8. 0 cm
▶ 計算結果を、次に低い調整可能な値に四捨五入します:パラメータ値の読み込み (→ □ 36)
10.5.4 設定範囲 [SPx] / [FHx]、[rPx] / [FLx]
| LKx022 | LKx023 | LKx024 | ||||
| [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | |
| [SPx] / [FHx] | 2.5 ~ 20.0 | 1.0 ~ 7.8 | 3.5 ~ 39.0 | 1.4 ~ 15.4 | 6 ~ 59 | 2.5 ~ 23.5 |
| [rPx] / [FLx] | 2.0 ~ 19.5 | 0.8 ~ 7.6 | 3.0 ~ 38.5 | 1.2 ~ 15.2 | 5 ~ 58 | 2.0 ~ 23.0 |
| ステップ | 0.5 | 0.2 | 0.5 | 0.2 | 1 | 0.5 |
![IFM LK7022 - 設定範囲 [SPx] / [FHx]、[rPx] / [FLx] - 1](/content/2026/04/596669/images/fac78202046b8b118f702c726f4f2ac9362fa3848f8db5fd3c43c2b2e1537498.jpg)
この値は[OFS] = [0]の時に適用されます。
[OFS] > [0] の場合、値は設定したオフセット値の分だけ増加します。
10.6 アプリケーション例
10.6.1 油圧パワーユニット
早期警告およびアラームを備えた最小レベル監視
| スイッチング出力1:早期警告 | |
| SP1 | rP1よりやや上(波動運動を抑制するため) |
| rP1 | プリセットレベルより下→早期警告、補充開始 |
| ou1 | ヒステリシス機能/ノーマルクローズ(Hnc) |
| スイッチング出力2:警告出力 | |
| SP2 | 最小値再到達→アラームリセット |
| rP2 | 最小値低下→アラーム |
| ou2 | ヒステリシス機能/ノーマルオープン(Hno) |

図 13: 油圧パワーユニット
XX. X 表示值
A 早期警告
B 警告出力
- レベルがrP1より下の場合、液体を補充するまで出力1がスイッチします。SP1に再度到達すると、出力1はリセットされます。
- レベルがSP2より上の場合、出力2がスイッチします。レベルがrP2以下の場合、または断線がある場合、出力2はリセットされます。
- SP1を設定することにより、最大レベルを制御/監視できます。SP1の値によって、どのレベル(最大)まで液体を補充するかが決定されます。最大レベルに到達すると、OUT1のLEDが消え、出力1の信号が低下します。
10.6.2 ポンプ場
オーバーフロー保護による空タンク警告
| スイッチング出力1:タンクの下限レベル制御 | |
| SP1 | 上限値超過 → 水中ポンプオン |
| rP1 | 下限値低下 → 水中ポンプオフ |
| ou1 | ヒステリシス機能 / ノーマルオープン (Hno) |
| スイッチング出力2:オーバーフロー保護 (LK10xxはパラメータ[OP]によるオーバーフロー保護機能の使用を推奨) | |
| SP2 | 最大値超過 → アラーム |
| rP2 | SP2よりやや下 (波動運動を抑制するため) |
| ou2 | ヒステリシス機能/ノーマルクローズ (Hnc) |
| OP | オーバーフロー保護*) |

図 14: ポンプ場
XX. X 表示值
A 空
B オーバーフロー保護
- レベルがSP1に到達すると出力1がスイッチングします (水中ポンプON)レベルがrP1より下になると、出力1がリセットされます (水中ポンプOFF)。
- レベルがSP2を上回る、または断線がある場合、出力2はリセットされます (OFF)。
*) パラメータ [OP] ) によるオーバーフロー保護機能の使用を推奨します。SP2が最大値に設定されている場合、オーバーフロー保護OPの応答で直ちにスイッチングします。この場合、SP2の機能でオーバーフロースイッチポイントに直接反応します。
10.6.3 貯蔵タンク/油圧ユニット
許容範囲のモニタリング(アラーム)とレベル制御
| スイッチング出力1:補充 | |
| SP1 | プリセット上限値超過 → 補充完了 |
| rP1 | プリセット下限値低下 → 補充開始 |
| ou1 | ヒステリシス機能/ノーマルクローズ (Hnc) |
| スイッチング出力2:安全機能、最小-最大 | |
| SP2 | 最大値超過 → アラーム |
| rP2 | 最小値低下 → アラーム |
| ou2 | ウィンドウ機能/ノーマルオープン (Fno) |

図 15: 貯蔵タンク
| XX. X | 表示値 |
| A | 補充 |
| B | 最小の監視 |
| C | 最大の監視 |
- レベルがrP1より下の場合、液体を補充するまで出力1がスイッチします。SP1に再度到達すると、出力1はリセットされます。
- レベルがFL2未満に低下したりFH2を超過した場合や断線した場合、出力2がリセットされます(OFF)(→アラーム)。
- 出力1と出力2が論理リンク制御されている場合、オーバーフローか実際のレベルが下限未満に低下しているか判定することができます。
- オーバーフロー:出力1と出力2がリセット(OFF)。
- 最小値未満:出力1がスイッチ (ON)、出力2が、リセット (OFF)。
11 操作方法
動作電圧投入後、センサは動作モード(通常の動作モード)になります。測定および評価機能が実行され、設定されたパラメータに従って出力します。
▶ センサが正しく機能しているか確認してください。
11.1 動作表示
| [---] 連続 | 電源投入後の初期状態 |
| 数値 + LED 1 | 現在のレベルをcmで表示 |
| 数値 + LED 2 | 測定したレベル値をinchで表示 |
| LED 7 / LED 8 | OUT2 / OUT1のスイッチング状態(出力xのスイッチング時に点灯) |
| [----] | レベルが測定範囲以下 |
| [FULL] + [数値]を交互に表示 | オーバーフロー監視OPに到達(オーバーフローの警告)、またはレベルがアクティブゾーン以上、または検出された取付け部品に到達 |
| [≡≡≡] | オーバーフロー監視OPの[cOP]の調整が必要です。 |
| [Loc] | センサが操作キーによりロックされています。パラメータを設定できません。ロックを解除するには2つの設定ボタンを10秒間押します。 |
| [uLoc] | センサはロック解除状態/パラメータ設定が可能です。 |
| [C. Loc] | センサが一時的にロックされています。IO-Linkからのパラメータ設定は有効です(一時的にロック)。 |
| [S. Loc] | センサはソフトウェアにより恒久的にロックされています。このロックはパラメータ設定ソフトウェアからのみ解除できます。 |
11.2 パラメータ値の読み込み
▶ [Mode/Enter]を短く押します。(必要に応じて数回繰り返します。)
▷ 必要なパラメータに到達するまでメニュー項目をスクロールします。
▶ [Set]を短く押します。
▷ 対応するパラメータ値が30秒間表示されます。
11.3 エラー表示
| 表示 | 考えられる原因 | 推奨される措置 |
| [Err] | 部品の故障*) | ▶ センサを交換してください。 |
| [FAIL] | オーバーフロー監視OPの調整中のエラー:オーバーフロー保護調整中に媒体が付着オーバーフロー保護の汚れ最小距離が短い取付部をオーバーフロー保護よりも下で検出測定値がゆらぐ | ▶ 必要に応じてレベルを下げてください。▶ プローブを清掃してください。▶ 取付方法の注意事項に従ってください。▶ オーバーフロー監視OPの位置を修正してください。▶ 調整をやり直してください。▶ OPをオフにします。 |
| [SC1] + LED 8[SC2] + LED 7 | 点滅:スイッチング出力OUT1またはOUT2が短絡 | ▶ 短絡状態を取り除いてください。 |
| [SC] + LED 7[SC] + LED 8 | 点滅:両方のスイッチング出力が短絡 | ▶ 短絡状態を取り除いてください。 |
| [PARA] | データセットエラー*) | ▶ 工場出荷時設定にリセットしてください。[rES] |
*) 出力を安全な状態に切替: 様々な動作状態における出力応答 (→ 37)
11.4 様々な動作状態における出力応答
| OUT1 | OUT2 | |
| 初期化処理 | OFF | OFF |
| オーバーフロー監視OPが調整されていない | OFF | OFF |
| オーバーフロー監視OPが調整されているか無効、通常の動作 | レベルと[ou1]の設定による | レベルと[ou2]の設定による |
| エラー/セーフ状態 | [FOU1] = [OFF] の時OFF [FOU1] = [On] の時ON | [FOU2] = [OFF] の時OFF [FOU2] = [On] の時ON |
12 修理、メンテナンス、および廃棄
▶ 使用済みのセンサを廃棄する場合は、自治体の法令に従って処分してください。
▶ 輸送の際に損傷する事がないよう、適切に梱包してください。
▶ 本センサを返品する場合は、汚れがない事を確認し、特に有害な有毒物質が付着していないようにしてください。
メンテナンスまたは清掃のためセンサーを取外す、または取付ける場合
▶ ステンレスチューブクリップがセンサーに固定されていることを確認します。
▷ 正確な取付け高さと位置を再現できる必要があります。
▶ センサを取外し、清掃/メンテナンスを行います。
▶ センサーを正確に前と同じ位置に取付けます。そうでない場合は、パラメータ[OP]をチェックして[cOP]を再度実行してください。
12.1 オーバーフロー監視なしの動作の場合のメンテナンス情報
[MEdl] = [Auto]または[OP] = [OFF](オーバーフロー監視OPが無効)
▶ 次の場合にはセンサの再初期化が必要です。(動作電圧を短時間オフにしてから再度オンにします)。
- すべてのメンテナンス作業後
- 清掃作業後(センサプローブの水流による清掃など)
- センサが動作中にタンクから取り外され、再度取付けられた場合
- センサの検出範囲に手または接地された物体(ドライバーやランスなど)で触れた場合
- センサとタンク壁/対電極との接続が変更された場合。
- 大幅に異なる誘電率の媒体の変更後、手動で媒体を選択するには、最初に [MEdl] 設定を調整する必要があります。
13 工場出荷時の値
| 工場出荷時設定 | ユーザー設定 | |||
| LKx022 | LKx023 | LKx024 | ||
| SP1 | 10.0 | 19.5 | 29 | |
| rP1 | 9.5 | 19.0 | 28 | |
| SP2 | 20.0 | 39.0 | 59 | |
| rP2 | 19.5 | 38.5 | 58 | |
| OP* | 20.4 | 40.7 | 61 | |
| MEdI | LK10xx : CLW.1LK70xx : Auto | |||
| cOP | ---- | |||
| rES | ---- | |||
| ou1 | Hno | |||
| ou2 | Hnc | |||
| dS1 | 0.0 | |||
| dr1 | 0.0 | |||
| dS2 | 0.0 | |||
| dr2 | 0.0 | |||
| Uni | cm | |||
| P-n | PnP | |||
| OFS | 0 | |||
| FOU1 | OFF | |||
| FOU2 | OFF | |||
| diS | On | |||
*) LK70xxは非対応