LK3122 - センサー IFM - 無料のユーザーマニュアル
デバイスのマニュアルを無料で見つける LK3122 IFM PDF形式.
ユーザーの質問 LK3122 IFM
0 質問 この機器について。知っているものに答えるか、ご自身の質問をしてください。
この機器について新しい質問をする
デバイスの取扱説明書をダウンロード センサー 無料でPDF形式で!マニュアルを見つける LK3122 - IFM 電子デバイスをもとに戻しましょう。このページにはデバイスの使用に必要なすべての書類が掲載されています。 LK3122 ブランド IFM.
使用説明書 LK3122 IFM
取扱説明書
レベルセンサー
LK31xx
目次
1 はじめに(注意)……4
1.1 表記の説明 4
1.2 警告 4
2 安全の為の注意.... 5
3 製品の用途 6
3.1 アプリケーションの注意事項 6
4 設定開始 7
4.1 設定例1....7
4.2 設定例2....8
5 機能 9
5.1 測定原理 9
5.2 動作原理/センサの機能 9
5.2.1 動作モード 9
5.2.2 オーバーフロー監視に関する注意..... 10
5.2.3 表示機能 11
5.2.4 アナログ機能 11
5.2.4.1 オーバーフロー監視ありのアナログ信号曲線……11
5.2.4.2 オーバーフロー監視なしのアナログ信号曲線……12
5.2.5 出力機能 13
5.2.6 タンク内の実際のレベルを表示するためのオフセット……13
5.2.7 エラー時のセーフ状態 14
5.2.8 IO-Link 14
6 取付 15
6.1 オーバーフロー監視ありの動作用の取付け説明の注意事項 15
6.2 オーバーフロー監視なしの動作用の取付け説明 16
6.2.1 不感帯範囲への取付け 16
6.2.2 プローブの検出範囲Aの長さ 17
6.3 取付けに関するその他の注意 18
6.3.1 取付け高さのマーキング.... 19
7 電気接続 20
8 操作部と表示の説明 22
9 メニュー 23
9.1 メニュー構造 23
10 パラメータ設定.... 24
10.1 IO-Link経由のパラメータ設定に関する注意 24
10.2 パラメータ設定全般 25
10.3 基本設定 27
10.3.1 測定単位の決定.... 28
10.3.2 オフセットの設定 28
10.3.3 媒体の設定 28
10.3.4 オーバーフロー監視の設定 29
10.3.5 オーバーフロー監視の調整....29
10.4 出力信号の設定.... 30
10.4.1 OUT1の出力機能の設定 30
10.4.2 OU2の出力機能の設定 30
10.4.3 スイッチング出力値の設定 (ヒステリシス機能) 31
10.4.4 スイッチング出力値の設定 (ウィンドウ機能)....31
10.4.5 スイッチング遅延の設定.... 31
10.4.6 スイッチオフディレー設定.... 31
10.4.7 出力のスイッチングロジックの設定.... 31
10.4.8 エラー時の出力応答の設定(セーフ状態) 31
10.4.9 表示の設定 32
10.4.10 工場出荷時設定にリセット 32
10.5 設定値と計算支援.... 32
10.5.1 設定値[OFS] 32
10.5.2 設定値[OP] 33
10.5.3 [OP]の計算支援:.... 33
10.5.3.1 「カバーから」の定義 34
10.5.3.2 「底から」の定義 34
10.5.4 設定範囲 [SPx] / [FHx]、[rPx] / [FLx] 34
11 操作方法 35
11.1 動作表示 35
11.2 パラメータ値の読み込み.... 35
11.3 エラー表示 35
11.4 様々な動作状態における出力応答.... 36
12 修理、メンテナンス、および廃棄.... 37
12.1 オーバーフロー監視なしの動作の場合のメンテナンス情報 37
13 工場出荷時の値.... 38
1 はじめに(注意)
指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.comを参照してください。
1.1 表記の説明
√ 要件
操作指示
▷ 操作による応答、結果
[...] 設定ボタン、表示等
→ 参照

重要事項
従わないと誤動作や干渉を引き起こすことがあります。

情報
補足事項
1.2 警告
警告は、負傷や物的損害をもたらすおそれがあることを示します。これに従って製品を安全に取扱ってください。警告は次のように区分されます。

警告
重度の負傷のおそれ
▷ 従わない場合は死亡または重傷を負う可能性があります。

注意
軽度または中程度の負傷のおそれ
▷ 従わない場合は軽傷または中程度の負傷を負う可能性があります。
注意
物的損害のおそれ
▷ 従わない場合は財産等へ損害を及ぼす可能性があります。
2 安全の為の注意
- ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。
- システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
-
システム設計者は危険性評価を実施し、システムのオペレータおよびユーザに提供される、法的および規範的要件に従って文書を作成することを請け負います。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。
-
製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。
- 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
- 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(→ 使用目的)
- 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
- 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
- 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
- 製品とケーブルは損傷から保護してください。
- 製品は許可される媒体以外に使用しないでください。(→→技術データ)
- 本センサは、国際規格EN 61000-6-4のclass Aに適合する製品です。センサは国内での使用時に無線妨害を引き起こす可能性があります。障害が発生した場合、ユーザーが必ず適切な対策を取ってください。
3 製品の用途
センサは工作機械の必要条件を満たすように特別に設計されています。クーラントエマルジョン、切削オイルおよび油圧オイルのモニタリングに特に適しています。
3.1 アプリケーションの注意事項
- センサは以下のものには適していません。
- 酸性およびアルカリ性の媒体
- ハイジェニックおよび電気メッキアプリケーション
- 導電性および粘着性の強い媒体(のり、シャンプーなど)
- 粒体、ペレット
- 研磨機での使用(堆積物形成のリスク増加)
- 導電率の良い泡がレベルとして検出される場合があります。
▶ アプリケーションテストを実施して適切な機能を確認してください。
- 温度が35℃を超える水性媒体の場合は、センサを空調管に取付けてください(→アクセサリ)。
- 空調管を使用する場合の媒体の最高温度を守ってください。→ 技術データシート。
- 自動媒体検出:互いに分離して分離層を形成する性質の異なる媒体(水の上に油の層がある場合など)の場合は、次の通り適用されます。
▶ アプリケーションテストを実施して適切な機能を確認してください。
4 設定開始
迅速にセットアップするために、多くのアプリケーションは次に説明するサンプル設定を使用できます。示された最小距離は、説明される各ケースに対してのみ適用されます。
4.1 設定例1
| センサ | LKx122(プローブ長L=264 mm) |
| 検出媒体: | 鉱物油 |
| 動作モード | 手動で媒体選択、オーバーフロー監視あり(工場出荷時設定):動作モード(→ 9) |
| 設置環境: | → 図金属製タンクのように設置してください。 |

図 1: 設定例1 金属製タンク
▶ センサを設置します。
▶ 距離(x)、(u)、(c)を守ってください。
| x: | 最小4.0 cm |
| u: | 最小1.0 cm |
| c: | 最大14.0 cm |
▶ センサとタンクを接地します。電気接続 (→ □ 20)
▶ パラメータ設定シーケンスに従います。
- [MEdl] = [OIL.2]: 媒体の設定 (→ 28)
- [OFS] = u、例:(u) = 2.0 cm:タンク内の実際のレベルを表示するためのオフセット (→ 13)
- [OP]:オーバーフロー監視OPを、取付け部品の下から4.5 cm以上の距離(y)にセットします。
! 距離(y)が4.5 cmより短い場合、調整プロセス[cOP]で誤動作やエラーメッセージが生じる可能性があります。
ステップと設定範囲:設定値[OP] (→ 33)
[OP]の計算支援:[OP]の計算支援:(→ 33)
▶ オーバーフロー監視OPを[cOP]に調整:オーバーフロー監視の調整 (→ □ 29)
▷ センサの準備が完了します。
▶ 必要に応じてさらに設定します。
▶ センサが正しく動作しているか確認してください。
4.2 設定例2
| センサ | LKx123(工場出荷時設定)プローブ長L=472 mm |
| 検出媒体: | クーラントエマルジョン |
| 動作モード | 媒体自動検出(工場出荷時設定):動作モード(→ ☐ 9) |
| 設置環境: | → 図金属製タンクのように設置してください。 |

図 2: 設定例2 金属製タンク
▶ センサを設置します。
▶ 距離(x)、(u)、(c)を守ってください。
| x: | 最小4.0 cm |
| u: | 最小1.0 cm |
| c: | 最大23.0 cm |
▶ センサとタンクを接地します:電気接続 (→ □ 20)
▶ 最大許容レベル(b)を守ってください。
最大レベル(b)と取付け部品との間に、5.0 cm以上の距離(a2)を守ってください。
▶ パラメータ設定シーケンスに従います。
- [MEdl] = [Auto]: 媒体の設定 (→ 28)
- [OFS] = (u)、例:(u) = 1.0 cm:タンク内の実際のレベルを表示するためのオフセット (→ □ 13)
- [SP1] = スイッチポイントを、取付け部品の下から5.0 cm以上の距離(a2)にセットします。
0.5 cm刻みで調整可能です。スイッチポイント[SP1]はオーバーフロー監視として使用されます(ポンプオフ、入口の閉鎖)。
▶ センサの再初期化が必要です。
▶ 動作電圧をオフにしてから再度オンにします。
▷ センサの準備が完了します。
▶ 必要に応じてさらに設定します。
▶ センサが正しく動作しているか確認してください。
5 機能
5.1 測定原理
センサは静電容量式測定原理に従ってレベルを判断します。
- 検出対象の媒体によって電界[E]が生成され、影響を受けます。この電界の変化によって、電子的に評価される測定信号が生じます。
- 検出のためには、媒体の誘電率が重要です。誘電率が高い媒体(例:水)は強い測定信号を生成し、誘電率が低い媒体(例:油)は低い信号を生成します。
- センサプローブの有効な測定範囲は、16個の測定セグメントで構成されます。これらが覆われている率に応じて測定信号を生成します。

图 3: 測定原理
1: 不感带
A:検出範囲(16個の有効なセグメント)
E:電界
寸法図 → → 技術データシート
5.2 動作原理/センサの機能
このセンサは様々なサイズのタンクに取付けられます。
2つの出力を利用でき、別々に設定可能です。
| OUT1 | レベルリミット値のスイッチング信号/IO-Link |
| OUT2 | レベルに比例するアナログ信号(反転可能) |
▶ 現在のアプリケーションに適合するよう、必要な動作モードを選択してください。
5.2.1 動作モード
- オーバーフロー監視ありの手動媒体選択(工場出荷時設定)推奨。動作の信頼性も最高。
検出対象の媒体を手動でセットします(パラメータ[MEdl])。さらに、独立して機能するオーバーフロー監視を利用できます。
- オーバーフロー監視なしの手動媒体選択。中間の信頼性の動作!
1に記載の通り、検出対象の媒体を手動でセットします。ただし、オーバーフロー監視は無効です(パラメータ[OP] = [OFF])。そのため、調整は不要です。
3.自動媒体検出低い信頼性の動作!
動作電圧をONするたび、センサは自動的に媒体と取付け環境に合わせて調整されます。
自動媒体検出(パラメータ[MEdl] = [Auto])では、オーバーフロー監視は利用できません。 自動媒体検出が適切に機能するのは、ある一定の条件下(特殊な取付け仕様に準拠、動作とメンテナンスの制限など)のみです:オーバーフロー監視なしの動作の場合のメンテナンス情報 (→ 37)
5.2.2 オーバーフロー監視に関する注意
パラメータ[OP](OP = オーバーフロー監視)で、上方の測定セグメントの1つがオーバーフロー監視OPと定義されます。
- オーバーフロー監視OPを有効にする場合は、取付け状況に合わせて調整を行う必要があります(パラメータ[cOP])。そうしないと、センサの準備が完了しません。ディスプレイに[三三三]が表示されます。動作表示 (→ 35)
- オーバーフロー監視OPは無効にできます([OP] = [OFF])。
オーバーフロー監視OPを無効にすると、動作の信頼性を損なう可能性があります。最適な動作、最大限の動作信頼性のために、オーバーフロー監視OPを無効にしないことを推奨します。
- オーバーフロー監視OPは測定範囲の最大値です。スイッチポイント[SPx]/[FHx]は、常に[OP]より低くなります。
- オーバーフロー監視は独立した出力には割り当てられません。追加の保護を提供し、レベルが上昇して対応するスイッチポイントを超過したにもかかわらず(アプリケーション関係の誤動作などにより)スイッチング出力の1つが切り替わらない場合のみ、スイッチングします。
オーバーフロー監視OPの応答により、設定した機能に応じて「Full」の状態になります:アナログ機能 (→ 11) 出力機能 (→ 13)
- 通常オーバーフロー監視OPは、選択した測定セグメントに達した場合(設定されたOP値より数ミリ手前)に反応します。
- オーバーフロー監視OPは遅延なく直ちに反応します。(すぐ下のスイッチポイントなどの)設定された遅延時間は、オーバーフロー監視OPには影響しません。
- オーバーフロー監視OPの応答は、ディスプレイに表示されます(Full および現在のレベル表示が毎秒変化)。
5.2.3 表示機能
センサは現在のレベル(cmまたはinchを選択可能)を表示します。表示の単位はパラメータ設定で定義されます。設定された測定単位と出力のスイッチング状態は、LEDで示されます。
5.2.4 アナログ機能
センサーは測定レベルに比例するアナログ信号を提供します。アナログ出力(OUT2)は設定できます。
- [ou2]はアナログ出力の機能を定義します。mA/V
- 内部エラーが発生した場合、出力信号は[FOU2]に設定したパラメータに従って機能します。
5.2.4.1 オーバーフロー監視ありのアナログ信号曲線
• [OP] = [値 ...] ( オーバーフロー監視OPが有効 )
• [ou2] = [I] または [U]

図 4: OPを上方セグメントに設定
A:アクティブゾーン
OP:オーバーフロー監視OPの測定セグメント
L:レベル

図 5: OPを下方にシフト
A: アクティブゾーン
OP: オーバーフロー監視OPの測定セグメント
L: レベル
測定範囲は有効な測定セグメントOPにより制限されます。レベルが測定セグメントOPに達すると、出力信号が最大値(20 mA / 10 V)にジャンプします。
測定セグメントOPの位置は、曲線の勾配には一切影響しません。
• [OP] = [値 ...] ( オーバーフロー監視OPが有効 )
• [ou2] = [InEG] または [UnEG]

図 6: OPを上方セグメントに設定
A: アクティブゾーン
OP:オーバーフロー監視OPの測定セグメント
L: レベル

図 7: OPを下方にシフト
A: アクティブゾーン
OP:オーバーフロー監視OPの測定セグメント
L: レベル
測定範囲は有効な測定セグメントOPにより制限されます。レベルが測定セグメントOPに達すると、出力信号が最大値(4 mA/0 V)にジャンプします。
測定セグメントOPの位置は、曲線の勾配には一切影響しません。
5.2.4.2 オーバーフロー監視なしのアナログ信号曲線
[MEdl] = [Auto] または [OP] = [OFF] (オーバーフロー監視OPは無効)

図 8: [ou2] = [I] または [U]
A: アクティブゾーン
L: レベル

図 9: [ou2] = [InEG] または [UnEG]
A: アクティブゾーン
L: レベル
! [MEdI] = [Auto] または [OP] = [OFF]:
信頼性の低い動作モードです。動作モード (→ 9)
5.2.5 出力機能
センサはスイッチング出力OUT1により、レベルが設定された制限値を超えた、またはレベルが制限値以下であることを示します。
選択可能なスイッチング機能:
- ヒステリシス機能/ノーマルオープン → 図ヒステリシス機能 : [ou1] = [Hno]
- ヒステリシス機能/ノーマルクローズ → 図ウィンドウ機能 : [ou1] = [Hnc]
はじめにセットポイント[SP1]を設定し、次に必要な差を使用してリセットポイント[rP1]を設定してください。
オーバーフロー監視OPのヒステリシスは固定です。
- ウィンドウ機能/ノーマルオープン → 図ヒステリシス機能:[ou1] = [Fno]
- ウィンドウ機能/ノーマルクローズ → 図ウィンドウ機能 : [ou1] = [Fnc]
ウインドウの範囲は[FH1]と[FL1]の差によって設定されます。[FH1] = 上限値、[FL1] = 下限値。

図 10: ヒステリシス機能
L: レベル
HY : ヒステリシス

図 11: ウインド機能
L: レベル
FE : ウインド
5.2.6 タンク内の実際のレベルを表示するためのオフセット
タンク底とプローブ下端との間の距離を、オフセット値[OFS]として入力できます。それにより、ディスプレイとスイッチポイントは実際のレベルを示すようになります。(基準ポイント=タンク底)
[OFS] = [0] の場合:基準ポイントは測定プローブの下端です。
設定されたオフセットはセンサの表示のみに関係します。IO-Link経由で伝送されるプロセス値には影響しません。ただし、OFSパラメータはIO-Link経由で正しく伝送されるため、考慮することができます:IO-Link (→ 14)
5.2.7 エラー時のセーフ状態
各出力に対して、エラー時のセーフ状態を定義できます。エラーが検出されると、出力は、定義済みのセーフ状態へすぐに渡されます。この場合、出力応答はパラメータ[FOU1]、[FOU2]より設定できます。エラー時の出力応答の設定(セーフ状態)(→ 31)
5.2.8 IO-Link
IO-Linkはインテリジェントなセンサやアクチュエータをオートメーションシステムに接続するための通信システムです。IO-LinkはIEC 61131-9規格で規格化されています。

IO-Linkに関する一般情報はio-link.ifmをご覧ください

Input Output Device Description (IODD) とすべてのパラメータ、プロセスデータ、デバイスの詳細な説明は、documentation.ifm.comをご覧ください。
IO-Linkには次のメリットがあります。
- すべてのデータとプロセス値を干渉なしで伝送
- 実行中のプロセス内でのパラメータ設定、またはアプリケーション外で事前設定
- システム内の接続された装置を特定するためのパラメータ
- その他のパラメータと診断機能
- デバイス交換時のパラメータセットの自動バックアップと復元(データ保存)
- パラメータセット、プロセス値、イベントのログ記録
- デバイス記述ファイル(IODD - Input Output Device Description)でプロジェクトの計画が容易
- 標準化された電気接続
- リモートメンテナンス
6 取付

图 12: 取付
L: プローブ長
u\~y:最小距離
M : 取付ゾーン
OP:オーバーフロー保護
c: 最大取付寸法
B:タンク内の金属検出体
寸法表:
| LKx022 | LKx023 | LKx024 | ||||
| [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | |
| L(プローブ長) | 26.4 | 10.4 | 47.2 | 18.6 | 72.8 | 28.7 |
| M(取付けゾーン) | 14.0 | 5.5 | 23.0 | 9.1 | 36.0 | 14.2 |
| c(最大外部長さ)* | ||||||
* 下図の場合に適用(蓋の厚さを除く;取付部はタンク内にはみ出さない)。それ以外の場合は取付けゾーンMに注意してください。
6.1 オーバーフロー監視ありの動作用の取付け説明の注意事項
[MEdI] = [CLW..] または [OIL..]
[OP] = [值 ...] (オーバーフロー監視OPが有効)
取付け範囲(M)内に取付け部品を固定することが可能です。→ 図設置
▶ → 表設置で許容されている最大外部長 (c) を守ってください。
▶ → 図取付および→ 表オーバーフロー監視あり動作用取付方法の最小距離を守ってください。
▶ オーバーフロー監視OPの注意事項に従ってください。
オーバーフロー監視OPは、次の条件を満たす必要があります。
-
取付け部品よりも下にあること。
-
最小距離(y)にセットされていること。最小距離は取付け部品の下端とOP値の間で測定します。
オーバーフロー監視ありの動作用の取付け説明の注意事項
| MEdI = CLW.1 | MEdI = CLW.2、OIL.1 | MEdI = OIL.2 | ||||
| [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | |
| x | 2.0 | 0.8 | 3.0 | 1.2 | 4.0 | 1.6 |
| u | ▶ 1.0 | 0.4 | 1.0 | 0.4 | 1.0 | 0.4 |
| y (LKx022) | 2.5 | 1.0 | 3.5 | 1.4 | 4.5 | 1.8 |
| y (LKx023) | 4.5 | 1.8 | 5.5 | 2.2 | 6.5 | 2.6 |
| y (LKx024) | 6.0 | 2.4 | 7.0 | 2.8 | 8.0 | 3.2 |
| v | 4.5 | 1.8 | 4.5 | 1.8 | 4.5 | 1.8 |
| w | ▷ 4.0 | 1.6 | 5.0 | 2.0 | 6.0 | 2.4 |
[OP]の計算支援:[OP]の計算支援:(→ 33)
6.2 オーバーフロー監視なしの動作用の取付け説明
[MEdl] = [Auto]または[OP] = [OFF](オーバーフロー監視OPが無効)
6.2.1 不感帯範囲への取付け
最大レベル(b1)と不感帯範囲(l1)との間で、最小距離(a1)に従ってください。不感帯範囲の取付の→図および→表。
▶ 取付け部品を使用して、センサを不感帯範囲(I1)に固定します。外部長(c)が(I1)を超えないようにしてください。
▶ 設置後、最大レベル(b1)を超えていないことを確認してください。
▶ 最小距離にも従ってください。→ 表 プローブの検出範囲Aへの取付

図 13: 不感帯範囲への取付け
I1 / I2 : 不感带
A: アクティブゾーン
a1:不感帯範囲(I1)と最大レベル(b1)間の最小距離
b1:センサ下端からの最大レベル(オフセットなし)
c: 外部長(最大外部長→表取付)
表 不感帯範囲への取付け:
| LKx022 | LKx023 | LKx024 | ||||
| [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | |
| l1 | 5.3 | 2.1 | 6.0 | 2.4 | 10.4 | 4.1 |
| A | 19.5 | 7.7 | 39.0 | 15.4 | 58.5 | 23.0 |
| a1 | 1.0 | 0.4 | 1.5 | 0.6 | 2.5 | 1 |
| b1 | 20.0 | 7.9 | 39.5 | 15.6 | 59.5 | 23.4 |
6.2.2 プローブの検出範囲Aの長さ
最大レベル(b2)と取付け部品の間の最小距離(a2)を必ず確保してください。→図および→表プローブの検出範囲Aの長さ
▶ 取付けゾーン(M)に取付け部品を固定してください → 図 取付寸法露出部の最大長さ(c)を守ってください。→ 表 取付。
▶ 設置後、最大レベル(b2)を超えていないことを確認してください。
▶ (b2) = (L) - (c) - (a2) \ ( オフセットなし )
▶ その他の最小距離を守ってください。→ 表 プローブの検出範囲Aの長さ

図 14: プローブの検出範囲Aの長さ
c: 外部長さ(最大外部長さ → 表取付)
a2:取付け部品と最大レベル(b2)間の最小距離。
b2:センサ下端からの最大レベル
表 プローブの検出範囲Aの長さ:
| LKx022 | LKx023 | LKx024 | ||||
| [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | |
| x | 2.0 | 0.8 | 3.0 | 1.2 | 4.0 | 1.6 |
| u | ▶ 1.0 | 0.4 | 1.0 | 0.4 | 1.0 | 0.4 |
| a2 (LKx022) | 2.0 | 0.8 | 2.5 | 1.0 | 3.0 | 1.2 |
| a2 (LKx023) | 4.0 | 1.6 | 4.5 | 1.8 | 5.0 | 2.0 |
| a2 (LKx024) | 6.0 | 2.4 | 7.0 | 2.8 | 8.0 | 3.2 |
| v*) | 4.5 | 1.8 | 4.5 | 1.8 | 4.5 | 1.8 |
| w*) | 4.0 | 1.6 | 5.0 | 2.0 | 6.0 | 2.4 |
*) → 図 取付。取付 (→ □ 15)
自動媒体検出[MEdl] = [Auto]またはオーバーフロー保護がオフ[OP] = [OFF]の場合は、電源が入るとセンサが再起動して検出媒体と取付状態に合わせて調整を行います。センサプローブの検出ゾーン/測定範囲は、完全に媒体で覆われないようにしてください。空の状態や満水であると感度が不安定となり、未検出やオーバーフローを引き起こす可能性があります。短すぎる距離は、調整不良や誤動作を引き起こす可能性があります。
6.3 取付けに関するその他の注意
- 樹脂パイプ / 樹脂タンクに取付ける場合は、(パイプ)内径が12.0 cm以上なければなりません。
▶ センサを中央に取付けます。 - 金属パイプに取付ける場合は、パイプ内径(d)は次の値以上必要です。
表 その他の取付方法
| MEdI = CLW.1 | MEdI = CLW.2、OIL.1 | MEdI = OIL.2 / Auto | ||||
| [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | |
| d | 4.0 | 1.6 | 6.0 | 2.4 | 10.0 | 4.0 |
6.3.1 取付け高さのマーキング
▶ 設定した取付け高さを、同梱のステンレスチューブクリップで固定することができます。

図 15: 取付け高さのマーキング
メンテナンスのためにセンサーを固定用金具から取り外した場合、センサーを再取付けするときにこのクリップがリミットストッパーの役割を果たします。そのため、センサーの不注意な調整不良を排除できます。これはオーバーフロー監視OPが正しく機能するために特に必要です。
▶ ペンチを使用してステンレスチューブクリップを固定します。
▶ 安全に固定されていることを確認します。
▶ クリップを取外すには破壊する必要があります。
7 電気接続
配線工事は、関連法令・規定に従って必ず法的有資格者が行ってください。
国内外の電気機器設置に関する法令を順守してください。
SELV、PELVに準拠の供給電圧を使用してください。
▶ 電源を切ります。
▶ センサを次のように接続します。


| ピン | コアカラー | |
| 1: | BN | 茶 |
| 2: | WH | 白 |
| 3: | BU | 青 |
| 4: | BK | 黒 |
| OUT1:スイッチング出力/IO-Link | ||
| OUT2:スイッチング出力 | ||
| DIN EN 60947-5-2規格による色 | ||


図 16: 回路の例
1: 1 x PNPスイッチング、1 x アナログ
2: 1 x NPNのスイッチング、1 x アナログ

安全に機能するために、センサ外装は電子的に対電極に接続/接地(=機能接地)する必要があります。
シールドリング(図参照)と芯線の断面積が1.5 mm²以上の短いケーブルを使用します。
金属製タンクを使用する場合は、タンク壁が対電極として機能します。
樹脂タンクの場合は、タンク内にプローブと平行な金属棒または金属プレートを置くなど、対電極が必要です。プローブまでの最小距離を守ってください。
8 操作部と表示の説明

| 1~8:表示LED | |
| LED 1 | センチメートル表示 |
| LED 2 | インチ表示 |
| LED 3~7 | →未使用 |
| LED 8 | スイッチング状態OUT1(出力1がONすると点灯) |
| 9:[Mode/Enter]ボタン | |
| ・パラメータの選択と値の決定 | |
| 10:[Set]ボタン | |
| ・パラメータ値の設定(長押しでスクロール、短押しで増加) | |
| 11:4桁デジタル表示 | |
| ・現在のレベルを表示・パラメータと値の表示・動作とエラーの表示 | |
9 メニュー
9.1 メニュー構造

[cOP]のようにグレーでハイライトされているメニュー項目は、割り当てられたパラメータが選択された場合のみ有効です。
10 パラメータ設定
メニューで利用可能なパラメータはパラメータ設定に応じて変化する場合があります。
パラメータ設定はIO-Linkインターフェースから、またはセンサの操作要素から設定できます。
パラメータは設置前でも動作中でも設定できます。
動作中にパラメータを変更すると、機能に影響することがあります。
▶ 設備に異常がないことを確認してください。
パラメータの設定中、センサは動作モードのままです。パラメータ設定が完了するまで、従来のパラメータで監視を続行します。
オーバーフロー監視[cOP]を調整するには、センサをタンクに取付ける必要があります。
IO-Linkインターフェースからのパラメータ設定の要件
√ ifm moneo|configureなどの適切なパラメータ設定ソフトウェア
√ デバイスのIODD ( Input Output Device Description )、documentation.ifm.com参照
√ IO-Linkマスタ1台
▶ IO-Linkマスタをパラメータ設定ソフトウェアに接続します。
▶ マスタのポートをIO-Link動作モードに設定します。
▶ デバイスをIO-Linkマスタの空きポートに接続します。
▷ センサがIO-Linkモードに切替わります。
▶ ソフトウェアでパラメータ設定を変更します。
▶ パラメータ設定のセンサに書込みます。
パラメータ設定に関する注意 → パラメータ設定ソフトウェアのマニュアル
10.1 IO-Link経由のパラメータ設定に関する注意
▶ 納品時、センサLKxxxxは運転可能な状態にはなっていません。
▶ 最初に、内蔵のオーバーフロー監視[OP]を調整する必要があります。
▶ アプリケーションによっては、次のような方法で[OP]を調整できます。
- ディスプレイで直接設定。
- IO-Linkツールの「Teach_OP [cOP]」ボタンから設定。
- コントローラーから設定:値208をIO-Linkインデックス2(長さ:1バイト)に書き込みます。
! OP調整はデータとしては保存されません。
そのため、(センサが故障した場合などの)単純な交換は、(OPが無効になっていないという条件:動作モード (→ 9))再度調整が必要です。新しいセンサで、操作キーまたはIO-Linkを使用して、OP調整を手動で行う必要があります。OP調整を正しく実行しないと、センサはプロセスデータの周期的伝送を再開しません。
工場出荷時設定へのリセットを実行すると(「Restore Factory Settings」ボタン)、センサーが再起動して工場出荷時設定が復元されます。
10.2 パラメータ設定全般
各パラメータ設定に対して、3つのステップを実行する必要があります。
1:パラメータの選択

▶ 必要なパラメータが表示されるまで、[Mode/Enter]を押してください。
2:パラメータ値の設定

▶ [SET]ボタンを押し続けてください。
▷ パラメータ値が5秒間点滅します。
▷ 5秒後:設定値が変更されます。
ボタンを1回ずつ、たは押し続けると増加します。
▷ 数値は連続して増加します。
値を減少させるには、
▶ 最大値まで値を増加させます。値は最小値から再度増加します。
3:パラメータ値の決定

▶ [Mode/Enter]を短く押します。
▷ パラメータが再度表示されます。新しい設定値が保存されます。
他のパラメータの設定:
▶ 再度ステップ1から始めます。
パラメータ設定の終了
▶ 現在の測定値が表示されるまで、[Mode/Enter]を数回押すか、30秒間待ちます。
▷ センサが測定値表示に戻ります。
パラメータ値を変更しようとしたときに[C. Loc]が表示された場合は、パラメータ設定プロセスがIO-Linkインターフェース経由で有効です。(一時的にロック)
[S. Loc] が表示される場合は、センサはソフトウェアによってロックされています。このロックはパラメータ設定ソフトウェアからのみ解除できます。
メニューレベル1からメニューレベル2への変更

▶ [EF]が表示されるまで、[Mode/Enter] を押します。

▶ [Set]を短く押します。
▷ サブメニューの最初のパラメータが表示されます。(ここでは[rES])
ロック/アンロック
センサは意図しない設定が行われるのを予防するため、電子的にロックできます。
ロック:

▶ センサが通常の動作モードにあることを確認してください。
▶ [Mode/Enter] ボタンと [Set] ボタンを同時に10秒押してください。
▷ [Loc]と表示されます。
パラメータ値を変更しようとすると、少しの間 [Loc] と表示されます。
ロック解除:

▶ [Mode/Enter] ボタンと [Set] ボタンを同時に10秒押してください。
▷ [uLoc]と表示されます。
タイムアウト:
パラメータ設定中に30秒間何もボタンを押さないと、装置は動作モードに戻り、値は変更されません。
センサは取付け前、または取付け後でも設定できます。
例外: オーバーフロー保護[cOP]を設定する場合は、センサを必ずタンクに取付けてください。
10.3 基本設定
すべてのパラメータの設定範囲:設定値と計算支援 (→ 32)
すべてのパラメータの工場出荷時設定:工場出荷時の値 (→ 38)
10.3.1 測定単位の決定
▶ SPx、rPx、OP、OFS の値を入力する前に、[uni]を入力してください
▷ これにより、意図しない調整不良を回避します。
| ▶ [uni]を選択します▶ 測定単位を決定します。[cm]、[inch] | [uni] |
10.3.2 オフセットの設定
タンク底と測定プローブの下端との間の距離を、オフセット値として入力できます。
▶ SPx、rPx、OPの値を入力する前に、[OFS]を設定します。
▷ これにより、意図しない調整不良を回避します。
| ▶ [OFS]を選択します。▶ オフセット値を設定します。設定する測定単位[uni]にご注意ください。 | [OFS] |
10.3.3 媒体の設定
| ▶ [MEdL]を選択します。 | [MEdl] | |
| [CLW.1] = | 水、水性媒体、クーラントエマルジョン | |
| [CLW.2] = | 温度35°Cを超える水、水溶性媒体、クーラントエマルジョン(空調管の使用) | |
| [OIL.1] = | 誘電率の高い油(合成潤滑油など) | |
| [OIL.2] = | 誘電率の低い油(鉱物油など) | |
| [Auto] = | 自動媒体検出:動作モード(→ ☐ 9) | |
▶ 不確かな場合は、油の[OIL.2]を選択します。
▶ アプリケーションテストを実施して適切な機能を確認してください。
[CLW.1]および[CLW.2]の設定は、堆積物を抑制します。(金属切屑など)
[OIL.1]および[OIL.2]の設定は、高い誘電率の水の底にある層、または数cmの高さの切屑を抑制します。油層が存在しない(または非常に薄い)場合は、底にある層が検出されます。
設定[MEdl] = [Auto]の場合、オーバーフロー監視OPは利用できません。その場合、メニュー項目[OP]および[cOP]は使用できません。
10.3.4 オーバーフロー監視の設定
| ▶ 最小距離および取付方法に従ってください▶ [OP]を選択します▶ オーバーフロー監視OPの位置を設定します。オプション[OP] = [OFF]では、オーバーフロー監視OPは無効になります。 | [OP] |

▶ [OP]は、[SPx]または[FHx]の前に設定します。
▷ [OP]を、[SPx] / [FHx]の設定後に、[SPx] / [FHx]よりも小さくすると、[SPx] / [FHx]は減少します。
▷ [OP]と[SPx] / [FHx]が近い場合は、[OP]を増加させると、[SPx] / [FHx]も増加します(1 ステップ刻み)。

オーバーフロー監視が無効[OP] = [OFF]、または[MEdl] = [Auto]の場合は、センサの安全機能を特に注意して確認する必要があります。確認時にスイッチオン/オフのプロセス、タンクが満杯に近い状態などの特殊な動作状態、想定されるメンテナンスおよび清掃動作を考慮してください。

▶ 設定[OP] = [OFF]の場合、メニュー項目[cOP]は利用できません。
10.3.5 オーバーフロー監視の調整

オーバーフロー監視OPの調整は、必ずセンサを取付けた状態で行ってください。可能であれば、タンクが空のときに調整を実施してください。
タンクは一部充填することができます。
▶ オーバーフロー監視OPが媒体で覆われていないことを確認してください。オーバーフロー監視OPとレベルの最小距離を守ってください。
| ▶ [cOP]を選択します。▶ [Set]ボタンを押し続けてください。▷ [cOP]が数秒間点滅します。その後点灯して、調整が行われたことが示されます。▷ 調整に成功すると、[donE]と表示されます。▶ [Mode/Enter]をクリックして確定します。▷ 調整に失敗すると、[FAIL]と表示されます。▶ 必要に応じて、レベルを低くするか、オーバーフロー監視[OP]の位置を修正し、調整操作を繰り返します。 | [cOP] |
表 調整中のオーバーフロー監視OPとレベルの最小距離:
| [cm] | [inch] | |
| LKx022 | 2.0 | 0.8 |
| LKx023 | 3.5 | 1.4 |
| LKx024 | 5.0 | 2.0 |
オーバーフロー監視OPの位置は、パラメータ [OP]を呼び出すことで判断できます。必要に応じてオフセットに注意してください。
センサは調整前には動作準備ができていないため、現在のレベルは手動で判断します。
オーバーフロー監視が有効([OP] = [値 ...])の時、次の場合には調整[cOP]を毎回実施する必要があります。
- [MEdl]または[OP]が変更された場合。この場合は 三三三 と表示されます。
- 取付け位置(高さ、向き)が変更された場合。
- センサとタンク接地(ケーブルの長さ)の接続が変更された場合。
オーバーフロー監視が無効([OP] = [OFF]または[MEdl] = [Auto])の場合:
基本設定を適用し、媒体と設置環境に合わせて調整するために、センサの設置時に再初期化する必要があります。
▶ 動作電圧をオフにしてから再度オンにします。
10.4 出力信号の設定
10.4.1 OUT1の出力機能の設定
| ▶ [OU1]を選択して出力機能を設定します:• [Hno] = ヒステリシス /ノーマルオープン• [Hnc] = ヒステリシス /ノーマルクローズ• [Fno] = ウインドウ /ノーマルオープン• [Fnc] = ウインドウ /ノーマルクローズ注:スイッチポイントをオーバーフロー監視として使用する場合、[OU1] = [Hnc] ( NC機能 )に設定することを推奨します。ノーマルクローズ動作設定は、配線の断線検知としても機能します。 | [OU1] |
10.4.2 OU2の出力機能の設定
| ▶ [OU2]を選択して出力機能を設定します。• [I] = 電流出力 4~20 mA• [U] = 電圧出力 0~10 V• [InEG] = 電流出力 20~4 mA(反転)• [InEG] = 電圧出力 10~0 V(反転) | [OU2] |
10.4.3 スイッチング出力値の設定 (ヒステリシス機能)
| ▶ [OU1]に機能[Hno]または[Hnc]が設定されていることを確認してください。▶ [SP1]を選択し、出力が切り替わる値を設定してください。 | [SP1] |
| ▶ [rP1]を選択し、出力がオフになる値を設定してください。[rP1]は常に[SP1]より小さくなります。[SP1]の値よりも小さい値しか設定できません。[SP1]をシフトすると、設定範囲の下限に到達しない場合は[rP1]もシフトされます。 | [rP1] |
10.4.4 スイッチング出力値の設定 (ウィンドウ機能)
| ▶ [OU1]に機能[Fno]または[Fnc]が設定されていることを確認してください。▶ [FH1]を選択して許容範囲の上限値を設定します。 | [FH1] |
| ▶ [FL1]を選択して許容範囲の下限値を設定します。[FL1]は常に[FH1]より小さくなります。[FH1]の値よりも小さい値しか設定できません。[FH1]をシフトすると、設定範囲の下限に到達しない場合は[FL1]もシフトされます。 | [FL1] |
10.4.5 スイッチング遅延の設定
| ▶ [dS1]を選択して0.0~60秒の値を設定します。スイッチオン遅延はVDMAに従って反応します。 | [dS1] |
10.4.6 スイッチオフディレー設定
| ▶ [dr1]を選択して0.0~60秒の値を設定します。スイッチオフ遅延はVDMAに従って反応します。 | [dr1] |
10.4.7 出力のスイッチングロジックの設定
| ▶ [P-n]を選択して[PnP]または[nPn]を設定します。 | [P-n] |
10.4.8 エラー時の出力応答の設定(セーフ状態)
| ▶ [FOUx]を選択して値を設定します。• [On] = エラー時、スイッチング出力はONになります。エラー時、アナログ出力は21 mA/10 Vより大きい値になります。• [OFF] = エラー時、スイッチング出力はOFFになります。エラー時、アナログ出力は3,6 mA/0 Vより小さくなります。ハードウェアエラー(エラーメッセージ [Err])またはデータセット不良(エラーメッセージ [PArA])がエラーと認識されます。エラー表示 (→ ☐ 35)オーバーフローまたはオーバーフロー監視OPの有効化はエラーとみなされません。 | [FOU1][FOU2] |
10.4.9 表示の設定
| ▶ [diS]を選択して値を設定します。[on] = 動作モードで表示をオンにします。測定値を500 msごとに更新します。[OFF] = 動作モードで表示をオフにします。いずれかのボタンを押すと、現在の測定値が30秒間表示されます。ディスプレイがアクティブでなくても、インジケーターLEDはアクティブなままです。 | [diS] |
10.4.10 工場出荷時設定にリセット
| ▶ [rES]を選択します。▶ [----]と表示されるまで[Set]を押し続けます。▶ [Mode/Enter]を短く押します。▷ センサが再起動し工場出荷時設定に戻ります。 | [rES] |
10.5 設定値と計算支援
10.5.1 設定値[OFS]
| [cm] | [inch] | |||
| 設定範囲 | 0~200.0 | 0~78.8 | ||
| LKx022 LKx023 | LKx024 | LKx022 LKx023 | LKx024 | |
| ステップ | 0.5 | 1 | 0.2 | 0.5 |
10.5.2 設定値[OP]
![IFM LK3122 - 設定値[OP] - 1](/content/2026/03/580405/images/0874637fdf2ffab93808e2a1f11066ace1e567be19f80b34c67be1b875b3436c.jpg)
図 17: 設定値 / OPx : 設定範囲[OP]
| セクション | LKx022 | LKx023 | LKx024 | |||
| [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | |
| 1 | 20.4 | 8.0 | 40.7 | 16.0 | 61 | 23.9 |
| 19.1 | 7.5 | 38.3 | 15.1 | 57 | 22.4 | |
| 17.9 | 7.1 | 35.8 | 14.1 | 53 | 21.0 | |
| 16.7 | 6.6 | 33.4 | 13.1 | 50 | 19.5 | |
| 15.5 | 6.1 | 31.0 | 12.2 | 46 | 18.1 | |
| 14.3 | 5.6 | 28.5 | 11.2 | 42 | 16.7 | |
| 13.0 | 5.1 | 26.1 | 10.3 | 39 | 15.2 | |
| 11.8 | 4.7 | 23.6 | 9.3 | 35 | 13.8 | |
| 10.6 | 4.2 | 21.2 | 8.3 | 31 | 12.3 | |
| 9.4 | 3.7 | 18.8 | 7.4 | 28 | 10.9 | |
| 8.2 | 3.2 | 16.3 | 6.4 | 24 | 9.5 | |
| 2 | 6.9 | 2.7 | 13.9 | 5.5 | 20 | 8.0 |
表示される[OP]の値は、OPとプローブ下端との間の距離を示します。この値は[OFS] = [0]の時に適用されます。
[OFS] > [0] の場合、値は設定したオフセット値の分だけ増加します。
LKx122の例:
→ 表 設定値[OP]に従って、OPはセグメント20.4 cmに設定します。
[OFS] = 7. 0 cm
[OP] は、20.4 cm + 7.0 cm = 27.4 cm に設定されます。
10.5.3 [OP]の計算支援:
オーバーフロー監視OPが適切に機能するためには、最小距離(y)(→図:上記定義)を守る必要があります。
以下の相関が適用されます。
| B + c = L + uおよびB = z + y | B: タンク高さc: 外部長(最大: 取付 (→ □ 15) )y: 上面からの必要な応答レベルOP(最小: オーバーフロー監視ありの動作用の取付け説明の注意事項 (→ □ 15)、最大: 設定値[OP] (→ □ 33) ) | L: プローブ長u: プローブとタンク底の距離z: 底からの必要な応答レベルOP(最大: z < L - c - yまたは z < B - y) |
10.5.3.1 「カバーから」の定義

図 18: 「カバーから」の定義
オーバーフロー監視OPの「カバーから」の必要な距離(y)は、次のように定義されます。
- オフセットなし([OFS] = [0]): [OP] = L - c - y
- オフセットあり([OFS] = u) : [OP] = L - c - y + u または
[OP] = B-y
例:
c = 3. 0 cm, y = 5. 0 cm, u = 1. 0 cm
オフセットなし : [OP] = 26.4 cm - 3.0 cm - 5.0 cm = 18.4 cm
オフセットあり : [OP] = 26.4 cm - 3.0 cm -
5. 0 cm + 1. 0 cm = 1 9. 4 cm
10.5.3.2 「底から」の定義
オーバーフロー監視OPの「タンク底から」の応答レベル(z)は、次のように定義されます。
- オフセットなし([OFS] = [0]): [OP] = z - u
- オフセットあり([OFS] = u) : [OP] = z
例:
z = 1 8. 0 cm (タンク底から), u = 1. 0 cm
オフセットなし : [OP] = 18.0 cm - 1.0 cm = 17.0 cm
オフセットあり : [OP] = 18.0 cm
▶ 計算結果を、次に低い調整可能な値に四捨五入します:パラメータ値の読み込み (→ ☐ 35)
10.5.4 設定範囲 [SPx] / [FHx]、[rPx] / [FLx]
| LKx022 | LKx023 | LKx024 | ||||
| [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | [cm] | [inch] | |
| [SPx] / [FHx] | 2.5~20.0 | 1.0~7.8 | 3.5~39.0 | 1.4~15.4 | 6~59 | 2.5~23.5 |
| [rPx] / [FLx] | 2.0~19.5 | 0.8~7.6 | 3.0~38.5 | 1.2~15.2 | 5~58 | 2.0~23.0 |
| ステップ | 0.5 | 0.2 | 0.5 | 0.2 | 1 | 0.5 |
![IFM LK3122 - 設定範囲 [SPx] / [FHx]、[rPx] / [FLx] - 1](/content/2026/03/580405/images/5db79f782d9185ebec199f002a2403f27201ad4fd9aed2de51b61eef50de450e.jpg)
この値は[OFS] = [0]の時に適用されます。
[OFS] > [0] の場合、値は設定したオフセット値の分だけ増加します。
11 操作方法
動作電圧投入後、センサは動作モード(通常の動作モード)になります。測定および評価機能が実行され、設定されたパラメータに従って出力します。
▶ センサが正しく機能しているか確認してください。
11.1 動作表示
| [---] 連続 | 電源投入後の初期状態 |
| 数値 + LED 1 | 現在のレベルをcmで表示 |
| 数値 + LED 2 | 現在のレベルをinchで表示 |
| LED 8 | スイッチング状態OUT1(出力1がONすると点灯) |
| [----] | レベルが測定範囲以下 |
| [FULL] + [数値]を交互に表示 | オーバーフロー監視OPに到達(オーバーフローの警告)、またはレベルがアクティブゾーン以上、または検出された取付け部品に到達 |
| [≡≡≡] | オーバーフロー監視OPの[cOP]の調整が必要です。 |
| [Loc] | センサは操作ボタンによりロックされています。パラメータを設定できません。ロックを解除するには2つの設定ボタンを10秒間押します。 |
| [uLoc] | センサーはロック解除状態/パラメータ設定が可能です。 |
| [C. Loc] | センサが一時的にロックされています。IO-Linkからのパラメータ設定は有効です(一時的なロック)。 |
| [S. Loc] | センサはソフトウェアにより恒久的にロックされています。ロックの解除はパラメータ設定ソフトウェアからのみ可能です。 |
11.2 パラメータ値の読み込み
▶ [Mode/Enter]を短く押します。(必要に応じて数回繰り返します。)
▷ 必要なパラメータに到達するまでメニュー項目をスクロールします。
▶ [Set]を短く押します。
▷ 対応するパラメータ値が30秒間表示されます。
11.3 エラー表示
| 表示 | 考えられる原因 | 推奨される措置 |
| [Err] | 電気的エラー*) | ▶ センサを交換してください。 |
| [FAIL] | オーバーフロー監視OPの調整中のエラー:・調整中にオーバーフロー監視が媒体で覆われている。・オーバーフロー監視が汚れている。・最小距離が短すぎる。・取付け部品がオーバーフロー監視より下で検出された。・測定値が一定でない。 | ▶ 必要に応じてレベルを下げてください。▶ プローブを清掃してください。▶ 取付方法の注意事項に従ってください。▶ オーバーフロー監視OPの位置を修正してください。▶ 調整をやり直します。▶ OPを無効化します。 |
| [SC1] + LED 8 | 点滅:スイッチング出力OUT1で短絡している。 | ▶ 短絡状態を取り除いてください。 |
| [PARA] | データセット不良*) | ▶ 工場出荷時設定にリセットしてください。[rES] |
* 出力はセーフ状態に移行します。様々な動作状態における出力応答 (→ ☐ 36)
11.4 様々な動作状態における出力応答
| OUT1 | OUT2 | |
| 初期化処理 | OFF | 0 mA |
| オーバーフロー監視OPが調整されていない | OFF | 3.5 mA |
| オーバーフロー監視OPが調整されているか無効、通常の動作 | プロセス値および設定[ou1]に従う | プロセス値に従って、4~20 mA |
| エラー/セーフ状態 | [FOU1] = [OFF] の時OFF [FOU1] = [On] の時ON | [FOU2] = [OFF] の時OFF [FOU2] = [On] の時ON |
12 修理、メンテナンス、および廃棄
▶ 使用済みのセンサを廃棄する場合は、自治体の法令に従って処分してください。
▶ 輸送の際に損傷する事がないよう、適切に梱包してください。
▶ 本センサを返品する場合は、汚れがない事を確認し、特に有害な有毒物質が付着していないようにしてください。
メンテナンスまたは清掃のためセンサーを取外す、または取付ける場合
▶ ステンレスチューブクリップがセンサーに固定されていることを確認します。
▷ 正確な取付け高さと位置を再現できる必要があります。
▶ センサを取外し、清掃/メンテナンスを行います。
▶ センサーを正確に前と同じ位置に取付けます。そうでない場合は、パラメータ[OP]をチェックして[cOP]を再度実行してください。
12.1 オーバーフロー監視なしの動作の場合のメンテナンス情報
[MEdl] = [Auto]または[OP] = [OFF](オーバーフロー監視OPが無効)
▶ 次の場合にはセンサの再初期化が必要です。(動作電圧を短時間オフにしてから再度オンにします)。
- すべてのメンテナンス作業後
- 清掃作業後(センサプローブの水流による清掃など)
- センサが動作中にタンクから取り外され、再度取付けられた場合
- センサの検出範囲に手または接地された物体(ドライバーやランスなど)で触れた場合
- センサとタンク壁/対電極との接続が変更された場合。
- 大幅に異なる誘電率の媒体の変更後、手動で媒体を選択するには、最初に [MEdl] 設定を調整する必要があります。
13 工場出荷時の値
| 工場出荷時設定 | ユーザー設定 | |||
| LKx022 | LKx023 | LKx024 | ||
| SP1 | 20.0 | 39.0 | 59 | |
| rP1 | 19.5 | 38.5 | 58 | |
| OP | 20.4 | 40.7 | 61 | |
| MEdI | CLW.1 | |||
| cOP | ---- | |||
| rES | ---- | |||
| ou1 | Hnc | |||
| ou2 | I | |||
| dS1 | 0.0 | |||
| dr1 | 0.0 | |||
| Uni | cm | |||
| P-n | PnP | |||
| OFS | 0 | |||
| FOU1 | OFF | |||
| FOU2 | OFF | |||
| diS | ON | |||