PV7023 - 圧力センサー IFM - 無料のユーザーマニュアル
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使用説明書 PV7023 IFM
取扱説明書
産業アプリケーション用
圧力センサ
PV7xxx
Contents
1 はじめに(注意).... 3
1.1 表記の説明 3
1.2 警告 3
2 安全の為の注意 4
2.1 サイバーセキュリティ 4
3 運搬·取扱·保管 6
4 製品の用途 7
4.1 アプリケーション 7
4.2 油圧装置で使用 7
5 機能 8
5.1 IO-Link 8
5.2 IO-Linkによるゼロ点の出力動作 8
5.3 通信、パラメータ設定、増幅器....9
5.4 出力機能.... 10
6 取付 11
7 接続方法.... 12
8 パラメータ設定 14
8.1 メモリープラグからのパラメータ設定 14
8.2 パラメータのリスト 15
9 工場出荷時の値 17
10 廃棄、修理、返却 18
1 はじめに(注意)
指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.comを参照してください。
1.1 表記の説明
√ 要件
操作指示
▷ 操作による反応・結果
太字 設定ボタン、表示等
→ リンクがない相互参照
リンクによる相互参照
重要事項 従わない
情報 補足事項
1.2 警告
警告は、負傷や物的損害をもたらすおそれがあることを示します。これに従って製品を安全に取扱ってください。警告は次のように区分されます。

警告
重度の負傷のおそれ
▷ 従わない場合は死亡または重傷を負う可能性があります。

注意
軽度または中程度の負傷のおそれ
▷ 従わない場合は軽傷または中程度の負傷を負う可能性があります。

注意
物的損害のおそれ
▷ 従わない場合は財産等へ損害を及ぼす可能性があります。
2 安全の為の注意
- ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。
- システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
-
システム設計者は危険性評価を実施し、システムのオペレータおよびユーザに提供される、法的および規範的要件に従って文書を作成することを請け負います。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。
-
製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。
- 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
- 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(→ 使用目的)
- 製品は許可される媒体以外に使用しないでください。(→ ➡ 技術データ)
- 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
- 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
- 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
- 製品とケーブルは損傷から保護してください。

注意
媒体の温度が高いと、製品の一部が高温になることがあります。
▷ やけどのおそれ
▶ センサに触らないでください。
▶ 外装が可燃物に接触したり、不測の接触が起きたりしたりすることを防ぐため、保護してください。
2.1 サイバーセキュリティ
取付
本センサは、IEC 62443-1-1による制御機器のセキュリティ環境での動作に適合します。
本センサは、ファイアウォールの背後に配置できます。
▶ IEC 62443-1-1によるシステムのリスク評価を実施してください。
▶ 物理的なセキュリティ対策を行ってください。
操作方法
▶ 製品ドキュメントに記載のセキュリティ機能と使用に関する推奨事項を守ってください。
メンテナンス
▶ 社内で定められた内部変更管理プロセスに従い、システムの設定とデータをバックアップしてください。
▶ 機密情報が漏洩しないようにしてください。
▶ センサは、必ず工場出荷時設定にシステムをリセットしてから廃棄してください。
廃棄
3 運搬 取扱 保管
▶ 納品時と同じ包装で梱包して保管してください。
▶ 機器の保存条件に従って保管してください(→テクニカルデータ)。
▶ 機器を倉庫などに保管する場合は、納品時と同じように包装・梱包し保管してください。
▶ 納品時の梱包を使用しない場合は、未使用の接続部に嵌合するコネクタや保護キャップを装着し、適切に包装・梱包し機器を保管してください。
4 製品の用途
センサは装置のシステム圧を監視します。
4.1 アプリケーション
圧力の種類:ゲージ圧
センサは真空耐性です。データシートの指定に従ってください!
! 压力定格と破壊圧力の情報 ➕ データシート
ここに示された圧力定格を超える静的および動的な過圧を避けるため、適切な手段を講じてください。示された破壊圧力を超えてはなりません。破壊圧力を超えるのがわずかな時間であっても、ユニットが破壊されることがあります。注意: (事故につながる恐れがあります。)
ケーブル長が30mを超える場合または屋外で使用する場合は、外部電源による危険な過電圧パルスが発生するおそれがあります。保護された動作環境で製品を使用し、過電圧パルスを500V以下に制限することを推奨します。
欧州圧力機器指令(PED): 測定最大値が100 MPa以下のセンサは欧州圧力機器指令に適合し、「健全なエンジニアリングの実践」に従いグループ2の流体向けに設計・製造されています。
流体グループ1の媒体に使用する場合はお問い合わせください。
! 欧州圧力機器指令(PED): 測定最大値が600 barの欧州圧力機器指令に適合する機器は、流体グループ2に従い設計され、module Aによる適合試験を行い製造されています。流体グループ1の媒体に使用する場合はお問い合わせください。
4.2 油圧装置で使用
媒体接触部内の制限器:
油圧システムは、使用環境によって圧力ピークやキャビテーションなどの大きな圧力変動が発生する可能性があります。センサーの測定素子へのこのような影響を軽減するため、媒体接触部にはアタッチメントが内蔵されています。アタッチメント特有のねじピッチにより、0.3 mmの穴の効果があります。
粘度が高い場合応答時間が数ms遅れる可能性があります。ひどい汚れにより機能が影響される場合があります。
5 機能
- 動作モードとパラメータ設定に従って出力信号を生成します。
- また、プロセスデータ、出力信号、および診断メッセージを、IO-Link 経由で提供します。
5.1 IO-Link
IO-Linkはインテリジェントなセンサやアクチュエータをオートメーションシステムに接続するための通信システムです。IO-LinkはIEC 61131-9規格で規格化されています。

IO-Linkに関する一般情報はio-link.ifmをご覧ください

Input Output Device Description ( IODD ) とすべてのパラメータ、プロセスデータ、デバイスの詳細な説明は、documentation.ifm.comをご覧ください。
IO-Linkには次のメリットがあります。
- すべてのデータとプロセス値を干渉なしで伝送
- 実行中のプロセス内でのパラメータ設定、またはアプリケーション外で事前設定
- システム内の接続された装置を特定するためのパラメータ
- その他のパラメータと診断機能
- デバイス交換時のパラメータセットの自動バックアップと復元(データ保存)
- パラメータセット、プロセス値、イベントのログ記録
- デバイス記述ファイル(IODD - Input Output Device Description)でプロジェクトの計画が容易
- 標準化された電気接続
- リモートメンテナンス
5.2 IO-Linkによるゼロ点の出力動作

センサは、許容誤差と温度変化によって、圧力が加えられていない場合にゼロ点からの偏差を示すことがあります。これを防ぐために、測定信号をプロセス値0でより安定に保つ機能を搭載しています。
ゼロ点動作のスイッチング出力

図 1: スイッチング出力
1: プロセス値
2: ヒステリシスがある状態のセンサの出力信号
( 緑 )
3:理想的な測定信号(赤)
4:システムの圧力
5:ゼロ点安定性→データシート
スイッチング出力で評価できる最初のプロセス値は、ゼロ点安定化によって決定されます。

ゼロ点安定性は測定最大値に対する%で指定します。→ データシート
ゼロ点動作のIO-Link通信:

图 2: IO-Link通信
1: プロセス値
2: センサの出力信号(緑)
3:理想的な測定信号(赤)
4:システムの圧力
5:ゼロ点安定性→データシート
6 : 0.5 x ゼロ点安定化 ➕ データシート
IO-Link通信で評価できる最初のプロセス値は、半ゼロ点安定化(6)によって示されます。
それより先のゼロ点安定化の範囲では(5)、センサの出力信号の傾斜は大きくなります。

ゼロ点安定性は測定最大値に対する%で指定します。→データシート
5.3 通信、パラメータ設定、増幅器
| OUT1 (pin 4) | ・システム圧力制限用のスイッチング信号・IO-Link経由で通信 |
| OUT2 (pin 2) | ・システム圧力制限用のスイッチング信号 |
5.4 出力機能
設定したスイッチングのリミット(SPx、rPx)の範囲外になると、OUTxのスイッチング状態が切り替わります。次のスイッチング機能を選択できます。
- ヒステリシス機能 / ノーマルオープン : ou1 / ou2 = Hno → 図 ヒステリシス機能。
- ヒステリシス機能 / ノーマルクローズ : ou1 / ou2 = Hnc → 図 ヒステリシス機能。
設定ポイント(SPx)を決定してからリセットポイント(rPx)を設定します。SPxを変更してもヒステリシスの設定は変わりません。
- ウィンドウ / ノーマルオープン : ou1 / ou2 = Fno → 図 ウィンドウ機能
- ウィンドウ機能 / ノーマルクローズ : ou1 / ou2 = Fnc → 図 ウィンドウ機能
- ウィンドウの幅は、FHxとFLxの差で設定できます。FHx = 上限値、FLx = 下限値

図 3: ヒステリシス機能

図 4: ウインド機能
| P = | システムの圧力 |
| HY = | ヒステリシス |
| FE = | ウィンドウ |

ウインドウ機能に設定された場合、設定ポイントとリセットポイントは測定スパンの0.25%の固定ヒステリシスになります。
6 取付

注意
圧縮空気や高温の媒体の漏出。
▷圧力による負傷またはやけどの危険。
▶ センサを取付けまたは取外しする時は、システム内に圧力がかかっておらず、配管やタンク内に媒体が残っていないことを確認してください。
▶ 機械/媒体の温度に関する危険にご注意ください。
▶ センサを適合するプロセス接続に挿入します。
▶ センサを確実に固定します。

推奨締付トルク:シーリングのタイプ、圧力負荷、潤滑油により異なります。
Gねじ:
- 400 bar以下のセンサ = 25 \~ 35 Nm
- 400 bar以上のセンサ = 30 \~ 50 Nm
NPTねじまたはRねじ:
- 最大50 Nm
7 接続方法

配線工事は、関連法令・規定に従って必ず法的有資格者が行ってください。
国内外の電気機器設置に関する法令を順守してください。
SELV、PELVに準拠の供給電圧を使用してください。
▶ 電源を切ります。
▶ センサを次のように接続します。


| ピン | コアカラー | |
| 1: | BN | 茶 |
| 2: | WH | 白 |
| 3: | BU | 青 |
| 4: | BK | 黒 |
| OUT1:スイッチング出力/IO-Link | ||
| OUT2:スイッチング出力 | ||
| 心線色はDIN EN 60947-5-2による | ||
配線例:




1: 2 x PNPスイッチング出力
2 : 2 x NPNスイッチング出力
3: 1 x PNPスイッチング出力、1 x IO-Link
4 : 1 x NPNスイッチング出力、1 x IO-Link
8 パラメータ設定
パラメータは設置前でも動作中でも設定できます。

動作中にパラメータを変更すると、機能に影響することがあります。
▶ 設備に異常がないことを確認してください。
パラメータの設定中、センサは動作モードのままです。パラメータ設定が完了するまで、従来のパラメータで監視を続行します。
IO-Linkにより、次のような方法でパラメータを設定できます。
- ifm moneo|configure等のパラメータ設定ソフトウェアによるパラメータ設定
- PLCによるパラメータ設定
- IIoTアプリケーションによるパラメータ設定
IO-Linkによるパラメータ設定に必要なものは次の通りです。
√ パラメータ設定ソフトウェアからパラメータを設定する場合のデバイスデータ記述ファイル(IODD)は、documentation.ifm.comをご覧ください。
√ PLCまたはIloTアプリケーションからパラメータを設定する場合のIO-Link記述ファイル(PDF)は、documentation.ifm.comをご覧ください。
√ IO-Linkマスタ
▶ IO-Linkマスタをパラメータ設定ソフトウェア、PLCまたはIloTアプリケーションに接続します。
▶ センサをIO-Linkマスタの適切な未使用ポートに接続します。
▶ IO-LinkマスタのポートをIO-Link動作モードに設定します。
▷ センサがIO-Linkモードに変わります。
▶ ソフトウェアからパラメータの設定を変更します。
▶ パラメータの設定をデバイスに書込みます。

システム統合・IO-Linkによるパラメータ設定のサポート資料:
moneo等のパラメータ設定ソフトウェア→マニュアル
→ 説明とスタートアップパッケージについて ifm.com/cnt/io-link-system-integration
8.1 メモリープラグからのパラメータ設定
メモリープラグを介してパラメータセットをセンサに書込み/センサにより記録できます(ifmストレージモジュール):www.ifm.com

メモリープラグからセンサにデータを書込みできるようにするには、センサは工場設定でなければなりません。

センサが設定されている場合は、メモリープラグがパラメータセットを記録し、それを同じタイプの他のセンサに伝送できます。
▶ 適切なパラメータセットを(PCまたは同じタイプのセンサから)、メモリープラグにロードします。
▶ メモリープラグをセンサとソケットの間に接続します。
▷ 工場設定のセンサ:
電圧が供給されると、パラメータセットはメモリープラグからセンサに転送されます。
▷ 設定が変更されたセンサ:
電圧がかかると、メモリープラグはセンサのパラメータセットを記録します。
▶ メモリープラグを取り外します。
▶ センサを動作させます。
メモリプラグの詳細情報:→ ドキュメント www.ifm.com・
8.2 パラメータのリスト
| パラメータ | 機能 |
| SPx / rPx | OUTxがヒステリシス設定でスイッチングするシステム圧力の上限/下限値。条件:OUTx設定はHnoまたはHncです。 |
| FHx/FLx | OUTxがウインドウ設定でスイッチングするシステム圧力の上限値/下限値条件:OUTx設定はFnoまたはFncです。 |
| ou1 | OUT1の出力機能:圧カリミットのスイッチング信号:ヒステリシス機能H..またはウインドウ機能F..、ノーマルオープン.noまたはノーマルクローズ.nc。 |
| ou2 | OUT2 の出力機能:圧カリミットのスイッチング信号:ヒステリシス機能H..またはウインドウ機能F..、ノーマルオープン.noまたはノーマルクローズ.nc。 |
| dS1 / dS2 | OUT1 / OUT2のスイッチオンディレー。 |
| dr1 / dr2 | OUT1 / OUT2 のスイッチオフディレー |
| Uni | システム圧力の標準測定単位:bAr / MPA / PSI. |
| P-n | 出力ロジック:pnp / npn |
| Lo | システム圧力の最小値メモリ。 |
| Hi | システム圧力の最大値メモリ。 |
| dAP | スイッチポイントのダンピング。 |
| coF | ゼロ点調整 |
| HIPS | 過負荷カウンターのしきい値の設定 |
| HIPC | 過負荷プロセス数 |
9 工場出荷時の値
| PV7xxx | ユーザー設定 | |
| SP1 | 25 % MEW* | |
| rP1 | 23 % MEW* | |
| SP2 | 75 % MEW* | |
| rP2 | 73 % MEW* | |
| Uni | bar | |
| ou1 | Hno | |
| ou2 | Hno | |
| dS1 | 0.0 | |
| dr1 | 0.0 | |
| dS2 | 0.0 | |
| dr2 | 0.0 | |
| P-n | PnP | |
| dAP | 0.06 | |
| coF | 0 | |
| HIPS | MEW | |
| HIPC | 0 bar |
* = センサの測定範囲(MEW)の最大値に記載の%が設定されています。
10 廃棄、修理、返却
▶ 返送する場合は、製品や部品を完全に洗浄して危険性のある薬品などの有害物質が残留していないことを必ず確認してください。
▶ 使用済みのセンサを廃棄する場合は、自治体の法令に従って処分してください。
センサを修理することはできません。