IFM O1D105 - センサー

O1D105 - センサー IFM - 無料のユーザーマニュアル

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Notice IFM O1D105 - page 1
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使用説明書 O1D105 IFM

CE

取扱説明書

光学レベルセンサー

O1D105

JP

IFM O1D105 - 1

内容

1 はじめに ....4

1.1 表記の説明....4
1.2 警告の説明....4

2 安全の為の注意....4

3 機能と特徴....6

3.1 アプリケーション 6

4 機能....6

4.1 出力機能ヒステリシス....6
4.2 出力機能ウインド....6
4.3 アナログ出力機能....6
4.4 レーザーをオフにする 6

5 取付け....7

5.1 取付け条件....7
5.2 取付け用アクセサリー....7

6 電気接続 8

6.1 IO-Linkマスタによる操作....8

7 操作部、表示の説明 9
8メニュー....10

8.1 メニュー構造 10
8.2 メニューの説明....11

9 動作モード....13

9.1 ランモード....13
9.2 表示モード....13
9.3 物体反射率..... 13
9.4 プログラミングモード....13

10 パラメータ設定....14

10.1 パラメータ設定全般 14

10.1.1 パラメータ値の設定 ..... 14
10.1.2 メニューレベル1からメニューレベル2への変更.....15
10.1.3 電子ロック 15

10.2 基本設定の実施..... 16

10.2.1 表示単位の選択 16

10.2.2 ディスプレイの設定 …… 16

10.2.3 OUT1の設定....16

10.2.4 ヒステリシス機能....17

10.2.5 ヒステリシス機能OUT1のスイッチポイントの設定 18

10.2.6 ウインド機能....18

10.2.7 ウインド機能OUT1のスイッチポイントの設定 19

10.2.8 OUT1の設定....20

10.2.9 ヒステリシス機能OUT2のスイッチポイントの設定 ......20

10.2.10 ウインド機能OUT2のスイッチポイントの設定 ......20

10.2.11 測定範囲のスケーリング(アナログ出力)....20

10.3 ティーチモード.....22

10.3.1 サンプリング率の設定....22

10.3.2 繰返し精度の設定....22

10.3.3 繰返し精度と精度の表.....23

10.4 拡張機能 24

10.4.1 スイッチング出力の遅延時間の設定....24

10.4.2 スイッチング出力/アナログ出力の障害抑制時間の設定 ...... 24

10.4.3 すべてのパラメータを工場出荷時設定にリセット ......24

10.4.4 ソフトウェアのバージョン番号の表示 24

11 IO-Link 25

11.1 一般情報 ..... 25

11.2 デバイス固有情報.....25

11.3 パラメーター設定ツール 25

11.4 拡張機能 25

11.5 ティーチ機能....25

11.5.1 物体反射率.....25

12 セットアップ/操作....26

12.1 エラー表示....26

13 メンテナンス、修理、廃棄.....27

14 工場出荷時の設定....27

1 はじめに

1.1 表記の説明

操作指示

▷ 操作による応答、結果

[...] 押しボタン、ボタン、またはインジケーターを示す

→ 参照

IFM O1D105 - 表記の説明 - 1

重要注意事項

誤動作や障害の原因になりますのでご注意ください。

IFM O1D105 - 表記の説明 - 2

情報

補足注意事項

1.2 警告の説明

IFM O1D105 - 警告の説明 - 1

WARNING

重大な負傷の警告。

死亡または重大な傷害が生じる可能性があります。

2 安全の為の注意

  • センサーを稼動させる前にこの説明書を読み、製品が用途に適していることを確認してください。
  • 誤った使用法や用途外の使用は、故障や誤計測の原因になる恐れがあります。そのため、装置の取り付け、接続、設定および保守運用は必ず有資格者が実施してください。
  • センサー誤作動の場合は、メーカーまでお問い合わせください。センサーが改造または変更された場合、すべての責任および保証は除外されます。

可視レーザー光。レーザー保護等級2。

本書に指定される以外のコントロールまたは調整を行うと、危険な放射に暴露されることがあります。網膜が損傷する可能性があります。

▶ レーザービームを見つめないでください。
▶ センサーのすぐそばに、同梱のラベル(レーザーの警告)を張ってください。
▶ 製品ラベルの注意および警告メモに従ってください。
▶ 電源ケーブル用の同梱のラベルを使用してください。
▶ EN/CEI 60825-1 : 2007 および EN/CEI 60825-1 : 2014
Laser Notice No. 56(2019年5月8日発行)に準じてIEC 60825-1 Ed. 3を代替適用しFDA 21 CFR 1040.10に適合

電源ケーブル用ラベル

ATTACH TO CABLE

IFM O1D105 - 安全の為の注意 - 1

ifm electronic gmbh

WARNING:

CLASS 2 LASER PRODUCT DO NOT STARE INTO BEAM

- AVOID EXPOSURE

- UNPLUG CONNECTOR TO

EXTINGUISH LASER BEAM

D-45127 ESSEN

製品ラベル

IFM O1D105 - 安全の為の注意 - 2

AVOID EXPOSURE

LASER LIGHT EMITTED

FROM THIS APERTURE

IFM O1D105 - 安全の為の注意 - 3

IFM O1D105 - 安全の為の注意 - 4

CAUTION

AVERTISSEMENT

LASER LIGHT

LUMIÈRE LASER

DO NOT STARE INTO

BEAM

NE PAS REGARDER LE

FAISCEAU

POWER / PUISSANCE

max. ≤ 4,0 mW

λ = 650 nm

PULSE/IMPULSION

≤ 1,3 ns

CLASS 2 LASER PRODUCT

APPAREIL LASER DE

CLASS 2

21 CFR PART 1040

IEC 60825-1:2014

3 機能と特徴

このセンサーは光学距離センサーとして使用されます。

3.1 アプリケーション

  • 光学距離センサーは0.2 m~10 mの距離を測定します。
  • 10~100 mで背景抑制機能があります。

  • 測定値は10セグメントディスプレイに表示されます。
  • 出力機能の設定に従って、2つの出力信号を生成できます。

4 機能

4.1 出力機能ヒステリシス

測定値が検出範囲の周辺で変化する場合は、ヒステリシスを使用すると出力のスイッチング状態が安定します。両方の出力(OUT1とOUT2)をヒステリシス機能として設定できます。→10.2.4 ヒステリシス機能

4.2 出力機能ウインド

ウインド機能を使用すると、定義済みの許容範囲のモニタリングができます。両方の出力(OUT1とOUT2)をウインド機能として設定できます。→10.2.6 ウインド機能

4.3 アナログ出力機能

センサーは出力2 (OUT2) に、距離に比例するアナログ信号を出力することもできます。→10.2.11 測定範囲のスケーリング(アナログ出力)

4.4 レーザーをオフにする

安全およびメンテナンスの目的で、ピン5の入力によってセンサーのレーザーを一時的にオフにできます。

ピン5の入力信号レーザー光
Low / 接続なしON
HighOFF

5 取付け

5.1 取付け条件

▶ 検出対象の物体が測定範囲内の0.2~10 mになるように、センサーを取付けます。

センサーの明確な範囲は100 mに固定されています。>10~100 mの範囲内の物体は抑制されます。

IFM O1D105 - 取付け条件 - 1

センサービームの経路上で、100 mより大きい範囲には、反射性の物体がないようにしてください。そうしないと測定値が不正確になることがあります。

5.2 取付け用アクセサリー

センサーには取付け用アクセサリーは付属していません。

取付アクセサリーの例製品番号
保護カバーO1DE21133
取付けセットE2D101 + E20938 + E20951E21079
取付けセットO1D (∅ 12 mmのロッド取付け用)E2D101
取付けロッド、ストレートタイプ ∅ 12 mm/M10E20938
取付けセットO1D (∅ 14 mmのロッド取付け用)E2D111
取付けロッド、ストレートタイプ ∅ 14 mm/M12E20939
O1Dレーザーセンサーの取付けと微調整用固定具(クランプにより ロッドまたは平面取付け)E1D100

IFM O1D105 - 取付け用アクセサリー - 1

取付け例

1: ∅ 12 mmのロッド用取り付けセット 製品番号 E2D101
2: 取付けロッド、ストレートタイプ ∅ 12 mm/M10 製品番号 E20938

6 電気接続

センサーの接続は、必ず電気的な知識を持っている人が行ってください。

▶ 国内、海外の電気機器設置に関する規定を順守してください。
▶ 必ずEN 50178、SELV、PELV. O1D105: cULus、電源クラス2に従う電源を使用してください。

▶ 電源を切ります。
▶ センサーを次のように接続します。

O1D105 PNP

IFM O1D105 - 電気接続 - 1

IFM O1D105 - 電気接続 - 2

IFM O1D105 - 電気接続 - 3

ifmソケットの芯線色

1 = BN(茶)、2 = WH(白)、3 = BU(青)、4 = BK(黑)、5 = GR(灰)

6.1 IO-Linkマスタによる操作

センサーはIO-LinkマスタポートクラスA(タイプA)に対応しています。

IO-LinkマスタポートクラスB(タイプB)で操作するには、次のようにします。:

標準では、センサーはマスタポートクラスB(タイプB)には対応していません。ピン2(OU2)およびピン5(IN1)はメーカー固有の機能に使用されます。つまり、センサーの主電源電圧および追加の電源供給(ピン2/5のマスタポートクラスB)は絶縁されていません。

次の設定により、センサーをマスタポートクラスBで使用できます。

  • センサーとIO-Linkマスタを3本のワイヤーで接続します。センサーのピン1、3、4をIO-Linkマスタに接続します(ピン2、5は接続しません)。
  • センサーとIO-Linkマスタを4本のワイヤーで接続します。ピン2(OU2)をIO-Linkから無効にし(OU2 = "off"に設定)、センサーのピン1、2、3、4をIO-Linkマスタに接続します(ピン5は接続しません)。

7 操作部、表示の説明

IFM O1D105 - 操作部、表示の説明 - 1

1: 緑色LEDx4LED点灯 = 電源および表示単位の設定 (mm、m、inch)
2: 黄色LEDx4(2つは未接続)スイッチング状態の表示。対応する出力がスイッチングすると点灯。
3: 4桁英数字ディスプレイ測定距離、パラメータおよびパラメータ値の表示。
4: プログラミングボタン[SET]パラメータ値の設定 (押し続けてスクロール、1回押すとインクリメント)
5: プログラミングボタン[MODE/ENTER]パラメーターの選択とパラメーター値の承認

8 メニュー

8.1 メニュー構造

IFM O1D105 - メニュー構造 - 1

8.2 メニューの説明

工場出荷時の設定について (→ 14 工場出荷時の設定)

OU1出力1の設定4つの出力機能から選択できます。[Hno]、[Hnc]、[Fno]、[Fnc]→10.2.3 OUT1の設定
SP1OUT1のヒステリシス機能のスイッチポイント選択されたヒステリシス機能の出力が、スイッチング状態を変更するリミット値(物体が設定距離より近い/遠い)[SP1]は、[OU1]=[Hno]または[Hnc]の場合のみ有効です。→10.2.5 ヒステリシス機能OUT1のスイッチポイントの設定
nSP1FSP1OUT1のウインド機能のスイッチポイント選択したウインド機能ありの出力のスイッチング状態が変化するリミット値(距離"near"と距離"far"との間に物体が存在する/しない)。[nSP1]=スイッチングポイント"near"/[FSP1]=スイッチングポイント"far"。[nSP1]/[FSP1]は、[OU1]=[Fno]または[Fnc]の場合のみ有効です。→10.2.7 ウインド機能OUT1のスイッチポイントの設定
OU2出力2の設定4つの出力機能および2つのアナログ信号を選択できます。[Hno]、[Hnc]、[Fno]、[Fnc]、[I]、[U]→10.2.8 OUT1の設定
SP2OUT2のヒステリシス機能のスイッチポイント選択されたヒステリシス機能の出力が、スイッチング状態を変更するリミット値(物体が設定距離より近い/遠い)[SP2]は、[OU2]=[Hno]または[Hnc]の場合のみ有効です。→10.2.9 ヒステリシス機能OUT2のスイッチポイントの設定
nSP2FSP2OUT2のウインド機能のスイッチポイント選択したウインド機能ありの出力のスイッチング状態が変化するリミット値(距離「近」と距離「遠」との間に物体が存在する/しない)。[nSP2]=スイッチングポイント"near"/[FSP2]=スイッチングポイント"far"。[nSP2]/[FSP2]は、[OU2]=[Fno]または[Fnc]の場合のみ有効です。→10.2.10 ウインド機能OUT2のスイッチポイントの設定
ASPアナログスタートポイント4 mA/0 Vが供給されているときの測定値。[ASP]は、[OU2]=[I]または[U].の場合のみ有効です。→10.2.11 測定範囲のスケーリング(アナログ出力)
AEPアナログエンドポイント20 mA/10 Vが供給されているときの測定値。[AEP]は、[OU2]=[I]または[U].の場合のみ有効です。→10.2.11 測定範囲のスケーリング(アナログ出力)
TEACティーチモード「サンプリング率」または「繰返し精度」を選択。→10.3 ティーチモード
EF拡張機能[SET]を押してサブメニュー「Extended functions」(拡張機能)を開きます。→10.4 拡張機能
dS1dr1dS2dr2スイッチング出力の遅延[dSx]=スイッチオン遅延 [drx]=スイッチオフ遅延出力は、スイッチング条件が満たされてもすぐにはスイッチング状態が変化せず、遅延 時間が経過した後にスイッチングします。遅延時間が経過した後スイッチング条件が満たされない場合は、出力のスイッチング状態は変更されません。[OU2]=[I] または [U] の場合は [dS2] および [dr2] は無効です。→10.4.1 スイッチング出力の遅延時間の設定
dFo測定信号のダンピングこの機能により、測定素子の短時間の飽和を抑制できます (このような飽和は、直接の反射または輝度の変動が強い場合に生じることがあります)。設定した遅延の間に、最後に測定された有効な値が表示され、出力信号は変化しません。→10.4.2 スイッチング出力/アナログ出力の障害抑制時間の設定
d15表示設定7つの設定から選択できます。[d1]、[d2]、[d3]、[rd1]、[rd2]、[rd3]、[OFF]→10.2.2 ディスプレイの設定
Uni表示単位の設定[SP1]、[SP2]、[ASP]、[AEP]の、単位の選択選択オプション: [mm] [m] [inch]→10.2.1 表示単位の選択
r-ES工場出荷時の設定値ヘリセット→10.4.3 すべてのパラメータを工場出荷時設定にリセット
SWソフトウェアのバージョン番号の表示→10.4.4 ソフトウェアのバージョン番号の表示

9 動作モード

9.1 ランモード

ランモードは通常の動作モードです。

電源投入後、センサーはランモードになります。モニタリング機能を実行し、出力信号を設定されたパラメータに従って生成します。

ディスプレイは現在の距離を示し、黄色のLEDは出力のスイッチング状態を示します。

9.2 表示モード

パラメータと設定されているパラメータ値の表示。

▶ [MODE/ENTER]を短く押してください。

▷ センサーが表示モードになります。内部的には動作モードのままです。 設定されたパラメータ値は次のようにして読取れます。
▶ パラメータをスクロールするには[MODE/ENTER]を短く押します。
▶ 対応するパラメータ値を表示するには、[SET]を短く押します。
▷ 15秒後、センサーはRunモードに戻ります。

9.3 物体反射率

物体反射率の表示 (旧: alignモード)。

▶ ランモードで[SET]を押します。

▷ センサーに物体反射率のオリエンテーション値が表示されます(たとえば、+100は白い物体、+020は灰色の物体に対応します)。

9.4 プログラミングモード

パラメータ値の設定 → 10.1 パラメータ設定全般

10 パラメータ設定

パラメータの設定中、センサーは動作モードのままです。変更が完了するまで、従来のパラメータでモニタリング機能を続行します。

10.1 パラメータ設定全般

10.1.1 パラメータ値の設定

IFM O1D105 - パラメータ値の設定 - 1

パラメータの値を決定する前に、表示単位 [Uni] を設定します。表示単位を後で変更すると、他の単位への内部変換中の丸め誤差により、設定値が正しくなくなることがあります。

→10.2.1 表示単位の選択

1パラメータの選択▶ 必要なパラメータが表示されるまで、[MODE/ENTER]を押します。IFM O1D105 - パラメータ値の設定 - 2IFM O1D105 - パラメータ値の設定 - 3
2パラメータ値の設定▶ [SET]ボタンを押し続けてください。▷ 現在のパラメータ値が5秒間点滅します。▶ ボタンを1度押すとステップ刻みで設定値が増加し、長押しすると連続的に増加します。IFM O1D105 - パラメータ値の設定 - 4IFM O1D105 - パラメータ値の設定 - 5
値を減少:最大設定値まで表示を移動させます。するとサイクルが最小設定値から再度始まります。
3パラメータ値の決定▶ [MODE/ENTER]を短く押してください。> パラメータが再度表示されます。新しいパラメータ値が有効になります。IFM O1D105 - パラメータ値の設定 - 6IFM O1D105 - パラメータ値の設定 - 7
4他のパラメータの設定▶ ステップ1からやり直します。
5パラメータ設定を終了▶ 15秒待つか、[MODE/ENTER]を押します。▷ 現在の測定値が表示されます。

10.1.2 メニューレベル1からメニューレベル2への変更

▶ [EF] が表示されるまで、[MODE/ENTER]を数 回押します。IFM O1D105 - メニューレベル1からメニューレベル2への変更 - 1 IFM O1D105 - メニューレベル1からメニューレベル2への変更 - 2
▶ [SET]を短く押してください。▷ サブメニューの最初のパラメータが表示されます(ここでは[dr1])。IFM O1D105 - メニューレベル1からメニューレベル2への変更 - 3 IFM O1D105 - メニューレベル1からメニューレベル2への変更 - 4

10.1.3 電子ロック

本センサーは意図しない設定が行なわれるのを予防するため、電子的にロックできます。納品時、センサーはロックされていません。

ロック▶センサーが通常の動作モードにあることを確認します。▶[MODE/ENTER]+[SET]を、[Loc]と表示されるまで押し続けます。▷ センサーがロックされます。IFM O1D105 - 電子ロック - 1 IFM O1D105 - 電子ロック - 2
ロックされたセンサーで動作中にパラメータを変更しようとすると、[Loc]と短時間表示されます。
ロック解除▶[MODE/ENTER]+[SET]を、[Loc]と表示されるまで押し続けます。▷ センサーのロックが解除されます。IFM O1D105 - 電子ロック - 3 IFM O1D105 - 電子ロック - 4

タイムアウト

IFM O1D105 - 電子ロック - 5

設定手順中に15秒間何もボタンを押さないと、センサーはRunモードに戻り、値は変更されません。

10.2 基本設定の実施

10.2.1 表示単位の選択

パラメータ[SPx]、[nSPx]、[FSPx]、[ASP]、[AEP]の値を定義する前に、[Uni]を設定します。表示単位を後で変更すると、他の単位への内部変換中の丸め誤差により、設定値が正しくなくなることがあります。. ▶ [EF]に変更します。▶ [Uni]を選択して測定単位を設定します測定単位の選択: [mm]、[m]、[inch]▶ [MODE/ENTER]で確認します。▷ 選択した単位がディスプレイの緑色のLEDで示されます。U

10.2.2 ディスプレイの設定

▶ [EF]に変更します。▶ [diS] を選択して設定を行います。7つの設定から選択できます。• [d1]=値を50 msごとに更新。• [d2]=値を200 msごとに更新。• [d3]=値を600 msごとに更新。• [rd1]、[rd2]、[rd3] = [d1]、[d2]、[d3] などの表示、180°回転測定値の更新は表示のみに関係します。出力には影響しません。• [OFF] = Runモードでは測定値表示を無効化いずれかのボタンを押すと現在の測定値が15秒間表示されます。▶ [MODE/ENTER]で確認します。表示を無効にしてもLEDは有効なままです。d1,5

10.2.3 OUT1の設定

▶ [OU1] を選択して出力機能を設定します。スイッチング機能:[Hno] = ヒステリシス機能/ノーマルオープン[Hnc] = ヒステリシス機能/ノーマルクローズ[Fno] = ウインド機能/ノーマルオープン[Fnc] = ウインド機能/ノーマルクローズ▶ [MODE/ENTER]で確認します。OU1

10.2.4 ヒステリシス機能

測定値が検出範囲の周辺で変化する場合は、ヒステリシスを使用すると出力のスイッチング状態が安定します。いずれの場合も、セットポイントおよびリセットポイントは選択したスイッチポイント [SPx] を中心に対称的に配置されます。ヒステリシスとはセットポイントとリセットポイントとの間の距離です;繰返し精度に基づき、安全係数1.5で計算されます。計算は最大40 kluxの繰返し精度に基づきます。→ 10.3.3 繰返し精度と精度の表

例:Hno

  1. 出力機能 [Hno] では、出力は物体が近づくときおよびスイッチポイント (A) に達したときにスイッチします。
  2. 物体が再び取り除かれると、出力はリセットポイント (B) を超えるまで戻りません。

リセットポイント (B) はセットポイント (A) より大きいです。

1

IFM O1D105 - ヒステリシス機能 - 1

2

IFM O1D105 - ヒステリシス機能 - 2

[SPx] = スイッチポイント、A = セットポイント、B = リセットポイント

出力機能 [Hnc] を選択した場合、セットポイントとリセットポイントが逆になります。出力は物体が近づくとオフにスイッチします。物体が再び取り除かれると、出力がオンにスイッチします。

出力のスイッチング状態

出力機能物体の距離(D)出力状態
[Hno]D < [SPx]クローズ
D > [SPx]オープン
[Hnc]D < [SPx]オープン
D > [SPx]クローズ

出力機能 [Hno] の例

サンプリング率15 Hz、物体までの距離1200 mm、濃淡値 (反射率18 %):

ヒステリシス = ± 8 mm (繰返し精度 → 10.3.3 表) x 係数 1.5 = 12 mm

- リセットポイント1200 mm + (12 mm) = 1212 mm

- セットポイント1200 mm - (12 mm) = 1188 mm

10.2.5 ヒステリシス機能OUT1のスイッチポイントの設定

▶ [OU1] で出力機能 [Hno] または [Hnc] を選択します。▶ [MODE/ENTER]で確認します。▶ [SP1] を選択してスイッチポイントを設定します。▶ [MODE/ENTER]で確認します。OU1SP1

10.2.6 ウインド機能

2つの出力 (OUT1 / OUT2) のそれぞれに、物体認識のウインドを定義できます。 物体を検出するとスイッチオフ

IFM O1D105 - ウインド機能 - 1

[nSPx] = スイッチポイント「近」、[FSPx] = スイッチポイント「遠」、FE = ウインド測定値がスイッチポイント"near" [nSPx] とスイッチポイント"far" [FSPx] の間にある場合、出力はオープンです([OUx] = [Fnc]の場合)。

物体を検出するとスイッチ

IFM O1D105 - ウインド機能 - 2

[nSPx] = スイッチポイント「近」、[FSPx] = スイッチポイント「遠」、FE = ウインド測定値がスイッチポイント"near" [nSPx] とスイッチポイント"far" [FSPx] の間にある場合、出力はクローズです([OUx] = [Fno]の場合)。

出力のスイッチング状態

出力機能物体の距離(D)出力状態
[Fno]D < [nSPx]オープン
D > [FSPx]
[nSPx] < D < [FSPx]クローズ
[Fnc]D < [nSPx]クローズ
D > [FSPx]
[nSPx] < D < [FSPx]オープン
両方のウインド限界値 ([nSPx] と [FSPx]) はスイッチングヒステリシスで機能します→10.2.4 ヒステリシス機能 / 出力機能 [Hno] の例

10.2.7 ウインド機能OUT1のスイッチポイントの設定

▶ [OU1] で出力機能 [Fno] または [Fnc] を選択します。▶ [MODE/ENTER]で確認します。▶ [nSP1] を選択してスイッチポイント"near"を設定します。▶ [MODE/ENTER]で確認します。▶ [FSP1] を選択してスイッチポイント"far"を設定します。▶ [MODE/ENTER]で確認します。OU1nSP1FSP1

10.2.8 OUT1の設定

▶ [OU2]. を選択します。▶ 出力機能またはアナログ信号を設定します。• [Hno] = ヒステリシス機能/ノーマルオープン• [Hnc] = ヒステリシス機能/ノーマルクローズ• [Fno] = ウインド機能/ノーマルオープン• [Fnc] = ウインド機能/ノーマルクローズ• [I] = 電流出カアナログ 4~20 mA• [U] = 電圧出カアナログ 0~10 V▶ [MODE/ENTER]で確認します。OU2

10.2.9 ヒステリシス機能OUT2のスイッチポイントの設定

▶ [OU2] で [Hno] または [Hnc] を選択します。▶ [MODE/ENTER]で確認します。▶ [SP2] を選択してスイッチポイントを設定します。▶ [MODE/ENTER]で確認します。→ 10.2.4 ヒステリシス機能OU2SP2

10.2.10 ウインド機能OUT2のスイッチポイントの設定

▶ [OU2] で [Fno] または [Fnc] を選択します。▶ [MODE/ENTER]で確認します。▶ [nSP2] を選択してスイッチポイント"near"を設定します。▶ [MODE/ENTER] で確認します。▶ [FSP2] を選択してスイッチポイント"far"を設定します。▶ [MODE/ENTER]で確認します。→ 10.2.6 ウインド機能OU2nSP2FSP2

10.2.11 測定範囲のスケーリング (アナログ出力)

▶ [OU2] で [I] または [U] を選択します。▶ [MODE/ENTER]で確認します。▶ [ASP]を選択し、「アナログスタートポイント」を設定します。[ASP]にて、出力信号が4 mA / 0 Vになる測定値を定義します。▶ [MODE/ENTER] で確認します。▶ [ASP]を選択し、「アナログエンドポイント」を設定します。[AEP]にて、出力信号が20 mA / 10 Vになる測定値を定義します。[ASP] の前になるようにも選択できます。これにより立下りエッジが実装されます。▶ [MODE/ENTER]で確認します。[ASP] と [AEP] との最小距離:100 mm最小距離に達していない場合、エラーメッセージ "SIZE" が表示されます。OU2ASPAEP

工場出荷時の設定
スケーリングされた測定範囲
IFM O1D105 - 測定範囲のスケーリング (アナログ出力) - 1

MEW=測定範囲の最終値

設定された測定範囲内での出力信号は4~20 mAです。

エラーも表示されます。

光が強すぎる、または物体が近すぎる: 立上りエッジンの場合3.5 mA ([ASP] < [AEP])、立下りエッジの場合20.5 mA ([ASP] > [AEP])。

物体が遠すぎる、または物体が存在しない:

立上りエッジの場合20.5 mA、立下りエッジの場合3.5 mA。

電圧出力0~10 V

工場出荷時の設定
スケーリングされた測定範囲
IFM O1D105 - 測定範囲のスケーリング (アナログ出力) - 2

IFM O1D105 - 測定範囲のスケーリング (アナログ出力) - 3

MEW=測定範囲の最終値

設定された測定範囲内での出力信号は0~10Vです。

10.3 ティーチモード

10.3.1 サンプリング率の設定

サンプリング率は、新しい測定結果が提供され、出力が更新される時間を示します。スイッチング周波数は通常サンプリング率の約1/3です。▶ [TEAC] を選択し、[SET] ボタンを [WAIT] が表示されるまで押し続けてください。▷ [rATE] と [rEPr] が交互に表示されます。▶ [rATE] が表示されているときに: 事前設定した測定サンプリング率値が点滅するまで、[SET]を押します。▶ [SET]を一度押すと値がインクリメントします。▶ [MODE/ENTER]で確認します。▷ 繰返し精度 [rEPr] の計算が行われる間、[WAIT] が表示されます。▷ サンプリング率 [rATE] と繰返し精度 [rEPr] が交互に表示されます。TEACr-ATE

10.3.2 繰返し精度の設定

▶ [TEAC] を選択し、[SET] ボタンを [WAIT] が表示されるまで押し続けてください。▷ [rATE] と [rEPr] が交互に表示されます。▶ [rEPr] が表示されているときに: 事前設定した繰返し精度値が点滅するまで、[SET]を押します。▶ [SET]を一度押すと値がインクリメントします。▶ [MODE/ENTER]で確認します。> 繰返し精度 [RATE] の計算が行われる間、[WAIT] が表示されます。> サンプリング率 [RATE] と繰返し精度 [rEPr] が交互に表示されます。TEACr-EPr-

10.3.3 繰返し精度と精度の表

サンプリング率15 Hz、外部光最大40 klx*の場合の値

距離[mm]繰返し精度精度
白反射率90%灰反射率18%白反射率90%灰反射率18%
200~1000±4.5 mm±6.0 mm±15.0 mm±16.0 mm
1000...2000±5.0 mm±8.0 mm±15.0 mm±18.0 mm
2000...4000±16.0 mm±19.0 mm±25.0 mm±30.0 mm
4000...6000±24.0 mm±33.0 mm±35.0 mm±45.0 mm
6000...10000±50.0 mm±65.0 mm

サンプリング率15 Hz、外部光40~100 klx*の場合の値

距離[mm]繰返し精度精度
白反射率90%灰反射率18%白反射率90%灰反射率18%
200~2000±14.0 mm±14.0 mm±24.0 mm±24.0 mm
2000...4000±25.0 mm±30.0 mm±35.0 mm±40.0 mm
4000...6000±31.0 mm±45.0 mm±41.0 mm±55.0 mm
6000...10000±60.0 mm±70.0 mm

* 黒とみなされる範囲(反射率6%)≤4000 mm.
数値の適用:
- 周囲の条件が一定であること (23°C /960 hPa)
・センサーの電源投入後10分経過していること

10.4 拡張機能

10.4.1 スイッチング出力の遅延時間の設定

▶ [EF] を選択します。▶ [SET] を押してメニュー [EF] に変更します。▶ [MODE/ENTER]でパラメータを選択します。[dSx] = スイッチオン遅延[drx] = スイッチオフ遅延▶ [SET]でパラメータ値を設定します。設定範囲[s]: 0 / 0.1 ~ ~5秒、0秒きざみ。(0 = 遅延時間は無効)▶ [MODE/ENTER]で確認します。EFd51dr1d52dr2

10.4.2 スイッチング出力/アナログ出力の障害抑制時間の設定

▶ [EF] を選択します。▶ [SET] を押してメニュー [EF] に変更します。▶ [dFo] を選択します (旧: [dAP])。▶ [SET]でパラメータ値を設定します。設定範囲[s]: 0~0.1~0.2~0.5~1~2~5。▶ [MODE/ENTER]で確認します。EFdFo

IFM O1D105 - スイッチング出力/アナログ出力の障害抑制時間の設定 - 1

[dFo] では、エラータイプ「光が強すぎる」と「光が不十分」は抑制されます(→12.1 エラー表示)。

10.4.3 すべてのパラメータを工場出荷時設定にリセット

▶ [EF] を選択します。▶ [SET] を押してメニュー [EF] に変更します。▶ [rES] を選択し、[SET]ボタンを[----] が表示されるまで押し続けてください。▶ [MODE/ENTER]で確認します。▷ センサーはRunモードになります。EFr-ES

10.4.4 ソフトウェアのバージョン番号の表示

▶ [EF] を選択します。▶ [SET] を押してメニュー [EF] に変更します。▶ [SW] を選択し、[SET] ボタンを押します。▷ ソフトウェアのバージョン番号が表示されます。▶ [MODE/ENTER]を押してメニュー [EF] に戻ります。EFSW

11.1 一般情報

このセンサーはIO-Link通信インターフェースを備え、動作にはIO-Link対応モジュール(IO-Linkマスタ)が必要です。

IO-Linkインターフェースにより、センサーの値とパラメータへの直接アクセスが可能で、動作中にセンサーのパラメータを設定できるようになります。

また、USBアダプターケーブルを使用して2地点間接続することで通信が可能です。

IO-Linkの詳細情報は、www.ifm.com

11.2 デバイス固有情報

IO-Linkデバイスの構成に必要なIODDおよびセンサーの値、診断情報、およびパラメータの詳細情報は、www.ifm.com。

11.3 パラメーター設定ツール

必要なIO-Linkハードウェアおよびソフトウェアに関するすべての必要な情報は、www.ifm.comを参照してください。

11.4 拡張機能

IO-Linkを使用すると、拡張機能および測定データを利用できます。

11.5 ティーチ機能

次のティーチ機能が利用できます。

  • 背景のティーチ
  • 2ポイントティーチング

ティーチ機能はIODDに詳細説明があります。

11.5.1 物体反射率

物体の反射率はディスプレイに表示され、プロセスデータ値(PDV)として提供されます。

IFM O1D105 - 物体反射率 - 1

物体の反射率は、例えばセンサーの汚れの検出などに使用できます。

12 セットアップ/操作

▶ 取付け、配線、およびプログラミング後、センサーが正しく機能することを確認します。

▷ センサーが正しくセットアップされていれば、物体までの距離が示されます。

IFM O1D105 - セットアップ/操作 - 1

レーザーダイオードの寿命: 50000時間

12.1 エラー表示

ディスプレイ考えられる原因スイッチング出力電流出力/電圧出力IO-Link測定値、距離3)IO-Link測定値、物体の反射率3)
[Hno][Hnc][Fno][Fnc][ASP] < [AEP][ASP] > [AEP]
[++]反射面など、光が強すぎるONOFFOFFON3,5 mA / 0 V20,5 mA / 10 VNoDataOL
[- -]光が強すぎる、物体がないOFFONOFFON20,5 mA / 10 V3,5 mA / 0 VNoDataUL
[nEAr]測定対象の物体が測定範囲外< 0.2 mONOFFOFFON3,5 mA / 0 V20,5 mA / 10 VULNoData
[FAr]測定対象の物体が測定範囲外>3.5 mOFFONOFFON20,5 mA / 10 V3,5 mA / 0 VOLNoData
[Errp]妥当性(物体が速すぎるなど) X1) X1) X1) X1) X1) X1) X1) X1)
[LoFF]レーザーがオフOFFONOFFON20,5 mA / 10 V3,5 mA / 0 VNoDataNoData
[SC1]スイッチング出力1で短絡2)2)n.a.n.a.
[SC2]スイッチング出力2で短絡2)2) X1) X1)
[SC]すべてのスイッチング出力で短絡n.a.n.a.

1) 変更なし
2) 出力2がスイッチング出力として設定されている場合、[SC1] または [SC] のみアクティブ。
3) デバイスのIODDを参照してください

13 メンテナンス、修理、廃棄

故障したセンサーの修理は必ずメーカーが行なう必要があります。

▶ センサーのフロントレンズは汚れないようにしてください。
▶ 使用済みのセンサーは産業廃棄物として処理してください。

14 工場出荷時の設定

パラメータ設定範囲工場出荷時の設定ユーザー設定
Unimm, m, inchmm
OU1Hno, Hnc, Fno, FncHno
SP1200...99991000
nSP1200...9999800
FSP1200...99991200
OU2Hno, Hnc, Fno, Fnc, I, UI
SP2200...99992000
nSP2200...99991800
FSP2200...99992200
ASP0...99990
AEP0...99999999
rATE1...5015 Hz
dS10...0.1...50 s
dr10...0.1...50 s
dS20...0.1...50 s
dr20...0.1...50 s
dFo0...0.1...0.2...0.5...1...2...50 s
diSd1...3; rd1...3; OFFd3

技術データとその他の情報は下記も併せてご参照ください。 www.ifm.com お断りなく仕様等記載事項の変更をすることがありますのでご了承ください。

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製品情報

ブランド : IFM

モデル : O1D105

カテゴリ : センサー