IFM KQ1001 - 検出器

KQ1001 - 検出器 IFM - 無料のユーザーマニュアル

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使用説明書 KQ1001 IFM

取扱説明書

静電容量式レベルセンサ

KQ10

Contents

1 はじめに.... 4

1.1 表記の説明 4

2 安全の為の注意 5

3 製品の用途 6

3.1 アプリケーション 6

3.2 アプリケーションの注意事項 6

4 設定方法.... 7

5 機能 8

5.1 測定原理.... 8

5.2 動作モード 8

5.3 IO-Link 9

5.4 アプリケーション調整 9

5.5 スイッチング出力 10

5.6 診断データ 11

5.6.1 レベル端部の位置 11

5.6.2 ダイナミックレンジを参照する信号強度 12

5.6.3 レベル端部の勾配 12

5.6.4 設置品質.... 13

5.7 内部温度.... 13

5.8 スイッチングサイクルカウンタ 13

5.9 動作時間をカウント 13

5.10 ダンピング機能 14

5.11 堆積物検出 14

6 取付 15

6.1 複数のセンサの取付け 15

6.2 バイパス配管への取付け.... 16

6.3 タンクへの取付け 17

6.4 交換可能なタンクへの取付け …… 17

6.5 タンクの調整に関する注意事項...... 18

6.6 接地に関する注意事項 18

7 電気接続.... 19

8 操作部と表示部 20

9 セットアップ 21

9.1 アプリケーション調整 21

9.1.1 空状態の設定 21

9.1.2 満量状態の設定.... 21
9.1.3 ダイナミック調整 22
9.1.4 空·満量調整 22

9.2 スイッチポイントの調整.... 23

10 パラメータ設定 24

10.1 設定パラメータ 24

10.1.1 センサのパラメータ 24
10.1.2 表示用パラメータ 25
10.1.3 診断パラメータ 25
10.1.4 スイッチング出力の設定 25
10.1.5 その他のパラメータ.... 26

10.2 コマンド.... 27

10.2.1 アプリケーション調整 27
10.2.2 スイッチポイントの設定 27
10.2.3 その他のコマンド 27

10.3 イベント発生時のデバイスのステータス 28

11 トラブルシューティング.... 29

11.1 アプリケーション調整拒否 29
11.2 プロセス値とレベル間の誤差 29

11.2.1 レベル端部の位置値の診断 30
11.2.2 信号強度およびレベル端部の勾配の診断 31

11.3 イベント 31

11.3.1 信号エラー 31
11.3.2 プロージビリティエラー 31
11.3.3 メンテナンス要求 - クリーニング 32

12 メンテナンス・修理・廃棄 33

13 工場出荷時設定 34

1 はじめに

取扱説明書・技術データ・認証・アクセサリ・詳細情報は、本体/パッケージのQRコードからまたはdocumentation.ifm.comをご覧ください。

1.1 表記の説明

√ 要件

操作指示

▷ 操作による反応・結果

太字 設定ボタン、表示等

リンクがない相互参照

リンクによる相互参照

重要事項 従わない

情報 補足事項

2 安全の為の注意

- ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。

  • システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
  • システム設計者は危険性評価を実施し、システムのオペレータおよびユーザに提供される、法的および規範的要件に従って文書を作成することを請け負います。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。

  • 製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。

  • 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
  • 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(→ 使用目的)
  • 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
  • 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
  • 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
  • 製品とケーブルは損傷から保護してください。
  • 本センサは、国際規格EN 61000-6-4のclass Aに適合する製品です。センサは国内での使用時に無線妨害を引き起こす可能性があります。障害が発生した場合、ユーザーが必ず適切な対策を取ってください。

3 製品の用途

3.1 アプリケーション

非接触式で金属・プラスチック全般・ガラス・セラミック・木材・紙・油・グリス・水・液体の媒体を検出し、スイッチング信号または0~100%の連続プロセス値で出力します。

タンク壁を通して媒体を検出します。調整機能によりタンク壁の影響を抑制し、媒体のみを検出します。

タンク壁の材質が非金属製の場合のみ検出が可能です。
取付けや調整が正しくない場合、プロセス値を誤検出する可能性があります。

▶ セットアップの章の記載事項を必ず守ってください ➡ 21。
▶ アプリケーションテストによって適切に機能していることを確認してください。

3.2 アプリケーションの注意事項

  • 媒体に直接接触したり、電離放射線や直接結露が発生する環境で本製品を使用しないでください。
  • この製品はクラスA製品です。この製品は屋内での使用により無線妨害を生じることがあります。
    ▶ 必要に応じて適切なEMC対策を行ってください。
  • 接着剤・シャンプー等の高粘度のペースト状の媒体は薄膜を形成することがあります。
  • 高導電性の薄膜や泡をレベルとして検出する場合があります。

4 設定方法

迅速なセットアップのために次の手順に従ってください。

  1. 接着テープ等でセンサをタンクに固定します ➡ 15。
  2. センサをIO-Linkマスタに接続します。(→ IO-Linkマスタ / 使用ソフトウェアのドキュメント)

  3. 空・満量を設定します。:

IFM KQ1001 - 設定方法 - 1

図 1: 空状態の設定

▶ [Adjust empty tank]をクリックします。

IFM KQ1001 - 設定方法 - 2

図 2: 満量状態の設定

▶ [Adjust full tank]をクリックします。

IFM KQ1001 - 設定方法 - 3

アプリケーションにより必要手順が異なります。

詳細:セットアップ ➕ 21

5 機能

5.1 測定原理

センサは静電容量式測定でレベルを検出します。

  • 媒体により形成された電界が変化することにより、媒体を検出します。この電界の変化によって、電子的に評価される測定信号が生じます。
  • 検出のためには、媒体の誘電率が重要です。均一な板厚の場合、水等の高誘電率の媒体では測定信号が強く、油等の低誘電率の媒体では弱くなります。
  • センサには、16個の静電容量式の測定セグメント(4)があります。これらが覆われている率に応じて測定信号を生成します。

IFM KQ1001 - 測定原理 - 1

図 3: 測定範囲と検出範囲

1:検出範囲

2:測定範囲

3:制限範囲

4:測定セグメントの幅(電極)

媒体は検出範囲内①で検出できます。プロセス値はこの範囲を参照します。

測定範囲②は、常に検出範囲より小さくなる2つのセンサ素子です。この部分は精度が最も高くなります。

リミットレンジ③は検出範囲外です。

IFM KQ1001 - 測定原理 - 2

センサは常に最新の有効プロセス値を出力します。デバイスステータスが値"0"の場合、プロセス値は有効です。

5.2 動作モード

IFM KQ1001 - 動作モード - 1

センサはIO-Linkから設定することができます。

次の動作モードが設定できます。

  • 最大検出範囲を超える測定
  • 検出範囲の制限

検出範囲を狭くするために、隣接するセンサ素子を上下の部分から抑制できます ➡ 24。最大10個のセンサ素子を無効にできます。

- 方向

センサの評価ロジックは180°回転し、センサの上に接続ケーブルが来るよう上向きで取付けることができます ➡ 24。センサ素子はレベルを常に参照するため、検出範囲を制限する場合は注意してください。下部から範囲を制限する時は低い方のセンサ素子を参照し、上部から範囲を制限する時は高い方のセンサ素子を参照します。

- 感度の設定

センサ感度は、2つのレベル(高 / 低)が利用可能です ➡ 24。高い感度レベルは、バルク材等の低導電率媒体の検出に適しています。低い感度レベルは、高導電率媒体の検出に使用できます。

IO-Linkはインテリジェントなセンサやアクチュエータをオートメーションシステムに接続するための通信システムです。IO-LinkはIEC 61131-9規格で規格化されています。

IFM KQ1001 - IO-Link - 1

IO-Linkに関する一般情報はio-link.ifmをご覧ください

IFM KQ1001 - IO-Link - 2

Input Output Device Description (IODD) とすべてのパラメータ、プロセスデータ、デバイスの詳細な説明は、documentation.ifm.comをご覧ください。

IO-Linkには次のメリットがあります。

  • すべてのデータとプロセス値を干渉なしで伝送
  • 実行中のプロセス内でのパラメータ設定、またはアプリケーション外で事前設定
  • システム内の接続された装置を特定するためのパラメータ
  • その他のパラメータと診断機能
  • デバイス交換時のパラメータセットの自動バックアップと復元(データ保存)
  • パラメータセット、プロセス値、イベントのログ記録
  • デバイス記述ファイル(IODD - Input Output Device Description)でプロジェクトの計画が容易
  • 標準化された電気接続
  • リモートメンテナンス

5.4 アプリケーション調整

センサを使用する前に必ず調整を行います。様々なアプリケーション調整が利用可能です。

- 空状態の設定

センサをタンクへ固定した後、調整を行うことで周囲環境の影響を抑制します。必ず検出範囲内に媒体がない状態にします。空ティーチのみを実行すると、媒体と関係なくセンサが動作します。

- 満量状態の設定

センサの検出範囲が完全に覆われる状態にし、満量調整を実行します。検出媒体に対しセンサが調整されます。媒体変更後に調整を新しく行わない場合、アプリケーションでセンサの機能が低下する可能性があります。

- ダイナミック調整

満量調整または空調整が実行できない場合は、ダイナミック調整が実行できます。検出する媒体のレベルが検出範囲内にあり、検出範囲の上端からセンサのセグメント4個以上の距離が必要です→8。

ダイナミック調整は、満量調整と同様に媒体に対して実行します。そのため、媒体変更後に調整を新しく行わないと、アプリケーションでセンサの機能が低下する可能性があります。

IFM KQ1001 - アプリケーション調整 - 1

ダイナミック調整は、他の調整ができない場合に限り行ってください。

IFM KQ1001 - アプリケーション調整 - 2

空調整や満量調整を実行した場合は、ダイナミック調整を追加で行っても許容されません。

アプリケーションを組み合わせて調整することができます。動作信頼性が高い順に、次の組み合わせが可能です。

動作信頼性調整アプリケーション事例
1(最高)空調整および満量調整複雑なアプリケーション(液体の膜層の排水等)
2空調整のみ・タンクの媒体変更時・導電率が大きく変化する場合
3満量調整のみ・空調整ができない場合・媒体を変更しない場合
4(最低)ダイナミック調整のみ空調整または満量調整ができない場合に限る

5.5 スイッチング出力

センサは、個別設定が可能な物理的な3つのスイッチング出力があります ➡ 25。

仕様 / 説明設定
イベント / エラーにのみ応答するスイッチング出力FOUx = ONまたはOFFOUx= 診断出力
プロセス値と発生の可能性のあるイベント / エラーに応答するスイッチング出力FOUx = ONまたはOFF
プロセス値にのみ応答するスイッチング出力FOUx = OUOUx = HNO、HNC、FNO、またはFNC
プロセス値・イベント / エラーに応答しないスイッチング出力OUx = OFF

FOUx = ON イベント / エラー発生時に有効化→ スイッチング出力

FOUx = OFF イベント / エラー発生時に無効化 ➕ スイッチング出力

次のイベント / エラーが考慮されます ➡ 28。

  • パラメータなし
  • メンテナンス要求 - クリーニング
  • デバイスのハードウェア障害
  • 信号エラー
  • 妥当性エラー。

5.6 診断データ

センサは検出の信頼性を診断するデータを出力します。これにより、エラー時の根本分析が容易になります。

4つの診断パラメータがあります ➡ 25。

  • レベル端部の位置
  • ダイナミックレンジを参照する信号強度
  • レベル端部の勾配
  • 設置品質

5.6.1 レベル端部の位置

パラメータはレベルを表示する電極の位置を示します。

この例はレベル端部の位置の値が3の場合です。

IFM KQ1001 - レベル端部の位置 - 1

図 4: レベル端部の位置

1 媒体

:

2 方向管理対象: 下部接続

:

3 方向管理対象: 上部接続

:

センサの方向と関係なく、ゼロの電極は常に下部にあります。上部または下部からのセンサ素子の設定制限は、提供されるインデックスが制限されます。例えば、下部からのエレメントの制限が2に設定されている場合、レベル端部の位置の最小値も2になります。

レベル端部が検出できない場合、実行されたアプリケーション調整に基づいて、デバイスは検出範囲が完全に覆われているか、または覆われていないかどうかを判断します。

  • 完全に覆われている検出範囲:「13-topOffset」
  • 覆われていない検出範囲:「bottom
    Offset」

調整に基づいて決定がされない場合、または調整が実行されない場合、代入値"0xFF"が提供されます。

5.6.2 ダイナミックレンジを参照する信号強度

0~100の値範囲のレベル端部で測定される信号強度を表示します。レベル端部が検出できない場合、"0xFF"を出力します。壁厚が大きい場合や導電率が低い媒体等の場合に値が低くなります。

5.6.3 レベル端部の勾配

レベル端部の勾配を0~100の範囲の値で示します。レベル端部が検出できない場合、"0xFF"を出力します。液面レベルが不均一等の場合に、低い値を示します。

レベル端部の勾配が高い
IFM KQ1001 - レベル端部の勾配 - 1

レベル端部の勾配が低い
IFM KQ1001 - レベル端部の勾配 - 2

IFM KQ1001 - レベル端部の勾配 - 3

図 5: レベル端部の勾配の説明

1: タンク壁
2:媒体

レベル端部の勾配が低すぎる場合、レベルを正しく検出できない可能性があります。

IFM KQ1001 - レベル端部の勾配 - 4

検出媒体がセンサの測定範囲内にある場合のみ、レベル端部の勾配を検出できます。

5.6.4 設置品質

設置品質を0~100の範囲の値で示します。満量調整の場合、センサによる推定値を出力します。センサの検出面近傍に金属があると低い値を示します ➡ 15。

5.7 内部温度

センサ内部温度を表示できます ➡ 26。最小値と最大値がセンサのメモリに周期的に保存されます。センサの立上げ後、値により方向が分かります。

5.8 スイッチングサイクルカウンタ

必要に応じてスイッチング出力を設定し、スイッチングサイクル数の読み込みやリセットができます→27。スイッチングサイクルカウンタはセンサのメモリに周期的に保存されます。センサの立上げ後、値により方向が分かります。

5.9 動作時間をカウント

IO-Linkによりセンサのメモリから動作時間を読み取ることができます ➡ 26。

5.10 ダンピング機能

ダンピング機能により、プロセス値をフィルタリングして遅延させることができます ➡ 24。

IFM KQ1001 - ダンピング機能 - 1
図 6: 例:ダンピング値(1秒)のダンピング機能

1 測定値センサ(ダンピングなし)

:

2 プロセス値 / レベル ( ダンピングあり )

:

3 ダンピング値 (1秒)

:

5.11 堆積物検出

センサは測定範囲内に蓄積する堆積物を検出でき、「メンテナンス要求 - クリーニング」のイベントにより通知します ➡ 32。

必要条件:

  • 空・満量調整が可能 ➡ 21
    • 信号強度15以下 ➞ 25
  • レベル端部の位置の値が検出範囲内 ➡ 25

IFM KQ1001 - 堆積物検出 - 1

堆積物を正しく検出するために、調整時はタンク内に堆積物がない状態にします。調整後に蓄積した堆積物のみ検出することができます。

IFM KQ1001 - 堆積物検出 - 2

粘性の高い媒体や高導電性の媒体では、堆積物検出は機能しません。

6 取付

センサを非金属性の窓が付いた金属タンクに取付ける場合、正しく動作するために、次の条件に注意して取付けてください。

IFM KQ1001 - 取付 - 1

図 7: 金属物との距離

▶ 接続ケーブルはできるだけ真っ直ぐに接続して、巻きやねじりがないようにしてください。

ケーブルを上向きにセンサを取付ける場合、Orientationのパラメータをtop / upper connectionに設定してください。センサのパラメータ ➡ 24

正しく取付けない場合の故障や機能低下について、弊社は一切責任を負いません。

6.1 複数のセンサの取付け

複数のセンサをつなげたり、重ねたりして取付けることができます。

IFM KQ1001 - 複数のセンサの取付け - 1

図 8: 複数のセンサの取付け

設置方向に応じてパラメータ Orientationを合わせます。

6.2 バイパス配管への取付け

E12676取付けアダプタを使用して、センサを円柱形のバイパス配管に取付けできます。正しく取付けるために、バイパス配管の外径は5~25 mmにしてください。

IFM KQ1001 - バイパス配管への取付け - 1

図 9: バイパス配管への取付け

バイパス配管にセンサを取付ける時は、電源ケーブルはケーブルクランプに通してください。

6.3 タンクへの取付け

両面接着テープ(別売アクセサリE12677)を使用して、センサをタンク壁に取付けられます。これ以外の粘着テープを使用してセンサがタンクから外れた場合、弊社は一切責任を負いません。必ず導電性の材料が含まれない接着テープを使用してください。

IFM KQ1001 - タンクへの取付け - 1

図 10: タンクへの取付け

センサをタンクへ埋込式で取付けられます。湾曲したフレキシブルタンクで、測定エラーや誤作動を引き起こす可能性があります。

タンクの湾曲を回避できない場合、湾曲の影響を受けるデバイスエッジのセンサ素子を無効にすることができます ➡ 24。

6.4 交換可能なタンクへの取付け

交換可能なタンクでは、取付けアダプタE12675とM6ねじを使用して、センサスの背面をタンクへ取付けることができます。アダプタごとに1つのネジ取付け箇所。

IFM KQ1001 - 交換可能なタンクへの取付け - 1

図 11: 交換可能なタンクへの取付け

センサとタンク間の一定の距離を保ってください。

6.5 タンクの調整に関する注意事項

  • セットアップ時やセンサ交換後は必ずタンク調整を実行してください。
  • 空調整のみを実行した場合や、一度センサをタンクから取外して再度取付ける場合は、再調整を行ってください。
  • 空調整または空調整と他の調整を一緒に行わない場合や、媒体またはタンクを変更した時、新しく調整を実行してください。

6.6 接地に関する注意事項

センサが正常に機能するために、取付けとタンクとセンサを完全に接地してください。

7 電気接続

IFM KQ1001 - 電気接続 - 1

配線作業は、必ず法的に認定された有資格者が行ってください。

▶ 電気機器の設置に関する国内外の法令を順守してください。

▶ 電源を切ります。
▶ 次の通りに配線します。

IFM KQ1001 - 電気接続 - 2

IFM KQ1001 - 電気接続 - 3

IFM KQ1001 - 電気接続 - 4

図 12: 結線図(色はDIN EN60947-5-2による)

BK:黑

GY: 灰

BN:茶

WH : 白

BU : 青

ピンアサイン
1L+
3L-
4 ( OUT1 )• スイッチング信号• IO-Link
2 ( OUT2 )• スイッチング信号
5 ( OUT3 )• スイッチング信号

8 操作部と表示部

IFM KQ1001 - 操作部と表示部 - 1

1 緑色LED(ステータス表示)
:
2 黄色LED(スイッチポイント1 / OUT1)
:
3 黄色LED(スイッチポイント2 / OUT2)
:
4 黄色LED(スイッチポイント3 / OUT3)
:
5 緑色LEDバーグラフ(レベルの表示)
:

センサが電源電圧に接続され、動作準備が完了すると、ステータスLED(1)が点灯します。

対応する出力が切り替わると、スイッチポイントLED(2)(3)(4)が点灯します。スイッチング出力は、それに応じて設定する必要があります ➡ 25。

LEDバーグラフ(5)は、調整が実行された後のレベルを表示します。

調整が実行されない場合、周期的な稼働ライトにより表示されます。

エラーが発生した場合、LEDバーグラフは、最後の有効なレベルとエラー表示を交互に点灯します。

4回点滅ハードウェア故障
3回点滅1回以上の測定で静電容量の最大範囲を超過。正しく調整できない。またはエラーで正しく調整できない。この場合、動作中を示す周期的なライトの点滅がありません。
2回点滅データがばらつきレベルを求められない。
1回点滅堆積物がある。

エラー表示がオンの場合、エラーのおおよその位置が表示されます。

エラーを表示できない場合、上下から各3個のLEDが点灯します。

IO-Linkにより一部または全てのLEDを無効にすることができます ➡ 25。

次のLEDモードが設定できます。

  • 全てのLEDをオフ
  • ステータスLEDのみオン
  • ステータスおよびスイッチポイントLEDをオン
  • 全てのLEDオン(工場出荷時)

9 セットアップ

IFM KQ1001 - セットアップ - 1

納品時、デバイスは運転可能な状態にはなっていません。最初にアプリケーション調整を実行する必要があります。

設置時と電気接続後にセンサの設定を変更でき、調整を実行できます。

IFM KQ1001 - セットアップ - 2

次のパラメータの1つを変更すると、アプリケーション調整がリセットされます ➡ 24。

√ センサ素子の制限

√ 方向

√ 感度

▶ これらのパラメータが工場出荷時設定から外れている場合、アプリケーション調整の前にセンサに転送する必要があります。

9.1 アプリケーション調整

IFM KQ1001 - アプリケーション調整 - 1

調整中は手でセンサに触れないでください。

IFM KQ1001 - アプリケーション調整 - 2

調整後、初めてタンクが満水または空にする時、測定誤差が発生することがあります。

9.1.1 空状態の設定

空調整時、タンクの内壁は乾燥して清潔な状態にし、堆積物がないようにしてください。それが不可能な場合は、代わりに満量調整のみを実行することができます。

▶ レベルが設定検出範囲よりも20 mm以下になるまで、タンクを空にしてください。
▶ Parameter Application configurationを選択します。
▶ コマンドを実行します。Adjust empty tank。
▷ IO-Linkエラーが発生しない場合、調整は完了しています。
▷ Parameter missingイベントは表示されません。
▷ LEDバーグラフの稼働ライトは消灯します。
▶ タンクを満たして、センサが正しく機能しているかチェックしてください。

9.1.2 満量状態の設定

▶ レベルが設定検出範囲より20 mm以上になるまで、タンクを満たしてください。

▶ Parameter Application configurationを選択します。

▶ コマンドを実行します。Adjust full tank。

▷ IO-Linkエラーが発生しない場合、調整は完了しています。
▷ Parameter missingイベントは表示されません。
▷ 検出範囲内の全てのLEDが点灯します。
▶ タンクを空にして、センサが正しく機能しているか確認してください。

9.1.3 ダイナミック調整

▶ レベルが測定範囲内になるまで、タンクを満たしてください。
▶ Parameter Application configurationを選択します。
▶ コマンドを実行します。Start dynamic tank adjustment。
▷ LEDバーグラフの稼働ライトは消灯します。検出されたレベルが表示されます。
▶ レベルが正しく検出されているかどうか確認してください。
ダイナミック調整中、レベルは有効範囲内にある場合があります。
▶ コマンドを実行します。Stop dynamic tank adjustment。
▷ IO-Linkエラーが発生しない場合、調整は完了しています。
▷ Parameter missingイベントは表示されません。
▶ タンクを空にして、センサが正しく機能しているか確認してください。

IFM KQ1001 - ダイナミック調整 - 1

センサ素子が制限されている場合、必要に応じてダイナミック調整の有効な測定範囲が変更されます。

IFM KQ1001 - ダイナミック調整 - 2

ダイナミック調整は、自動停止しません。コマンドにより停止または中止してください。

9.1.4 空 満量調整

▶ レベルが設定検出範囲よりも20 mm以下になるまで、タンクを空にしてください。
▶ Parameter Application configurationを選択します。
▶ コマンドを実行します。Adjust empty tank。
▷ IO-Linkエラーが発生しない場合、調整は完了しています。
▷ Parameter missingイベントは表示されません。
▷ LEDバーグラフの稼働ライトは消灯します。
▶ レベルが設定検出範囲より20 mm以上になるまで、タンクを満たしてください。
▶ コマンドを実行します。Adjust full tank。
▷ IO-Linkエラーが発生しない場合、調整は完了しています。
▶ センサが正常に作動していることを確認してください。

9.2 スイッチポイントの調整

対応するパラメータによるスイッチポイントの設定(スイッチング出力の設定 ➡ 25)の他に、スイッチポイントはレベルによる調整もできます。

▶ 必要なレベルに達するまでタンクを満たすか、空にしてください。
▶ 必要な標準コマンドの実行 ➡ 27。

10 パラメータ設定

パラメータは設置前でも動作中でも設定できます。

IFM KQ1001 - パラメータ設定 - 1

動作中にパラメータを変更すると、機能に影響することがあります。

▶ 設備に異常がないことを確認してください。

パラメータの設定中、センサは動作モードのままです。パラメータ設定が完了するまで、従来のパラメータで監視を続行します。

IFM KQ1001 - パラメータ設定 - 2

メニューで利用可能なパラメータはパラメータ設定に応じて変化する場合があります。

IO-Linkインターフェースからのパラメータ設定の要件

√ ifm moneo|configureなどの適切なパラメータ設定ソフトウェア
√ デバイスのIODD ( Input Output Device Description )、documentation.ifm.com参照
√ IO-Linkマスタ1台
▶ IO-Linkマスタをパラメータ設定ソフトウェアに接続します。
▶ マスタのポートをIO-Link動作モードに設定します。
▶ デバイスをIO-Linkマスタの空きポートに接続します。
▷ センサがIO-Linkモードに切替わります。
▶ ソフトウェアでパラメータ設定を変更します。
▶ パラメータ設定のセンサに書込みます。

IFM KQ1001 - パラメータ設定 - 3

パラメータ設定に関する注意 ➡ パラメータ設定ソフトウェアのマニュアル

10.1 設定パラメータ

IFM KQ1001 - 設定パラメータ - 1

IO-Linkのパラメータの概要を次に示します。

完全なリストは、センサのIODDファイルから確認できます。

10.1.1 センサのパラメータ

パラメータ仕様/説明
方向下部接続(0)上部接続(1)ケーブルを上向きまたは下向きの設置に応じて、デバイスの測定ロジックを変更します。
センサ素子の制限ボトム0~10下部からのセンサ素子が無効
センサ素子の制限トップ感度0~10Lo / Low (0)Hi / High (2)上部からのセンサ素子が無効センサの感度を設定、2つのレベルが利用可能。
最小認識閾値64~4030検出できるレベルを上回る最小閾値信号強度x 14で計算。
測定信号のダンピング(dAP)0~3600秒プロセス値のダンピングを設定

IFM KQ1001 - センサのパラメータ - 1

最大10個のセンサ素子を無効にできます。

10.1.2 表示用パラメータ

パラメータ仕様 / 説明
LEDモードALL_OFF = 全てのLED無効(0)STAT = ステータスLEDのみ有効(1)STAT_OUT = ステータスおよびスイッチポイントLEDのみ有効(2)ALL_On = 全てのLED有効(3)LED表示の有効または無効。

10.1.3 診断パラメータ

パラメータ仕様 / 説明
レベル端部の位置bottom
Offset、13-topOffset、代入値"0xFF"
レベルが検出された測定範囲の電極
信号強度0~100、代入値"0xFF"センサのダイナミックレンジを参照する信号強度
レベル端部の勾配0~100、代入値"0xFF"検出されるレベル端部の勾配を表示
設置品質0~100、代入値"0xFF"検出できるレベルを上回る最小閾値

10.1.4 スイッチング出力の設定

パラメータP-nを除いて、全ての出力は個別に設定できます。

パラメータ仕様/説明
P-nPnP(0)、nPn(1)スイッチング出力の出力極性。
FOUxOU(1)=Out/Off、On(2)=異常発生時、On、OFF(4)=異常発生時、Off異常発生時のOUTxの応答
ouxHno/ヒステリシス機能、ノーマルオープン(3)、Hnc/ヒステリシス機能、ノーマルクローズ(4)、Fno/ウインド機能、ノーマルオープン(5)、Fnc/ウインド機能、ノーマルクローズ(6)、dOU/診断出力(12)、OFF/出力オフ(16)OUTxの出力設定。
SPx/FHx5~95%スイッチポイントx(%)(最大ウインド範囲)
rPx/FLx5~95%スイッチオフポイント(%)(最小ウインド範囲)
dSx0~43200秒スイッチポイントのスイッチオンディレー
drx0~43200秒スイッチオフポイントのスイッチオンディレー
OUTxのカウンタ0~2000000000スイッチング回数のカウント読取専用。

10.1.5 その他のパラメータ

パラメータ仕様/説明
Lo0~100%プロセス値の最小値メモリ
Hi0~100%プロセス値の最大値メモリ
内部温度-100~300°Cデバイスの内部温度
Internal_Temperature_HiLo. Lo-100~300°C内部温度の最小値メモリ
Internal_Temperature_HiLo. Hi-100~300°C内部温度の最大値メモリ
電源サイクル0~1000000スイッチオン動作の回数
動作時間0~500000時間動作時間

10.2 コマンド

10.2.1 アプリケーション調整

コマンド説明
タンクの空調整センサの空調整を実行周囲環境の影響が抑制されます。
タンクの満量調整センサの満量調整を実行周囲環境の影響が抑制されます。
タンクのダイナミック調整の開始ダイナミック調整を開始レベルが必ず測定範囲内で、4個以上のセンサ素子が検出範囲の上限値より低い。
タンクのダイナミック調整の停止ダイナミック調整を停止し調整値を計算。
タンクのダイナミック調整の取消調整値を計算せずにダイナミック調整を中止。
タンク調整のリセットセンサの全てのアプリケーション調整をリセット。

10.2.2 スイッチポイントの設定

IO-Linkを介したスイッチポイントの設定(スイッチング出力の設定 ➡ 25)の他に、スイッチポイントおよびスイッチオフポイントは、現在のプロセス値に設定できます。

コマンド説明
SPxの調整OUTxのスイッチポイントを、現在のプロセス値に設定します。
rPxの調整OUTxのスイッチオフポイントを、現在のプロセス値に設定します。

IFM KQ1001 - スイッチポイントの設定 - 1

スイッチオフポイントのティーチング中、ティーチされたスイッチオフポイントが、設定されたスイッチポイントを下回っているかどうかチェックします。そうでない場合、ティーチが拒否されます。

IFM KQ1001 - スイッチポイントの設定 - 2

スイッチポイントのティーチング中、スイッチオフポイントはセンサにより自動的に調整され、ティーチの前に設定されたスイッチポイントとスイッチオフポイント間のヒステリシスが維持されます。スイッチポイントおよびスイッチオフポイントは、値範囲内である必要があります。そうでない場合、スイッチオフポイントとスイッチポイントは値範囲により制限され、必要に応じてヒステリシスが減少します。

10.2.3 その他のコマンド

コマンド説明
Loメモリのリセットプロセス値の最小値メモリをリセットします。
Hiメモリのリセットプロセス値の最大値メモリをリセットします。
HiおよびLoメモリのリセットプロセス値の最大 / 最小値メモリをリセットします。
工場出荷時設定にリセットセンサの全てのパラメータを工場出荷時設定にリセットします。
Hi. TおよびLo. Tメモリのリセットセンサ内部温度の最大 / 最小値メモリをリセットします。
カウンタをゼロにリセット全てのスイッチング出力のスイッチングサイクルカウンタを0にリセットします。
点滅Onセンサの全てのLEDが点滅を開始します(60秒後タイムアウト)。
点滅OffLEDは点滅を停止します。

10.3 イベント発生時のデバイスのステータス

イベントデバイスのステータス仕様/説明
デバイスのハードウェア障害エラー(4)内部通信エラーにより、デバイスは有効な測定データを提供しません。
短絡機能チェック(3)OUT2 / OUT3で検出される短絡
パラメータなし機能チェック(3)調整が実行されていない。
パラメータエラー機能チェック(3)センサに書き込まれたパラメータの値の範囲や長さが正しくない。
メンテナンス要求 - クリーニングメンテナンスが必要(1)センサに堆積物がある。満量調整と空調整が実行された場合のみイベントを出力します。
信号エラー仕様範囲外(2)測定信号がセンサのダイナミックレンジ外、または測定値が調整された空の値を下回る。(センサをタンクから取外した場合など)
プロージビリティエラー仕様範囲外(2)レベルを明確に判断できない。(媒体の流れが中断した場合や気泡がある場合など)
エラーなしセンサOK(0)センサが正常に機能している。

IFM KQ1001 - イベント発生時のデバイスのステータス - 1

満量調整と空調整が実行された場合のみ、イベント Maintenance required - Cleaningが出力されます。そうでない場合、堆積物があってもイベントは出力されません。

IFM KQ1001 - イベント発生時のデバイスのステータス - 2

アプリケーション調整が実行されていない場合のみ、イベントParameter missingを出力します。調整が成功すると、イベント表示が消えます。

11 トラブルシューティング

一般的なエラーとイベントを以下に記載します。

IFM KQ1001 - トラブルシューティング - 1

センサを正しく取付け・設定してください。

IFM KQ1001 - トラブルシューティング - 2

空調整または満量調整のどちらかのみを実行した場合、タンクを初めて満了か空にした時、媒体が変更された時に、検出範囲内の測定誤差が増加する場合があります ➡ 8。

11.1 アプリケーション調整拒否

仕様/説明トラブルシューティング
アプリケーション調整中のIO-Linkエラー▶ 取付け状態を確認してください ➕ 15。▶ センサと配線間の距離が十分か確認してください。▶ センサを確実にタンク壁に固定してください。▶ 接地を確認し、必要に応じて修正してください ➕ 18。▶ アプリケーション調整を繰り返してください。エラーがまだ存在する場合、▶ センサの感度をLowに設定してください。センサのパラメータ ➕ 24。▶ アプリケーション調整を繰り返してください。

11.2 プロセス値とレベル間の誤差

仕様/説明トラブルシューティング
レベルが測定範囲内で表示されたレベルが低い。イベントSignal faultが出力されているか確認し、該当する場合は操作指示を実行してください。信号エラー ➡ 31。▶ イベントPlausibility errorが出力されているか確認し、該当する場合は操作指示を実行してください。プロージビリティエラー ➡ 31。▶ 測定範囲の少なくとも1つの電極が完全に覆われるまで、タンクを満たしてください。▶ パラメータIndex of level edgeを確認してください。診断パラメータ ➡ 25。その後、レベル端部の位置値の診断 ➡ 30を確認してください。
タンクが空でプロセス値が測定範囲内。イベントSignal faultが出力されているか確認し、該当する場合は操作指示を実行してください。信号エラー ➡ 31。▶ イベントPlausibility errorが出力されているか確認し、該当する場合は操作指示を実行してください。プロージビリティエラー ➡ 31。空調整および満量調整を実行してください ➡ 22。空調整のみ可能な場合、▶ 測定範囲の少なくとも1つの電極が完全に覆われるまで、タンクを満たしてください。▶ パラメータsignal strengthを確認してください。診断パラメータ ➡ 25。最小認識閾値を計算してください。(信号強度×14)▶ 決定した値をパラメータMinimum recognition thresholdに書き込んでください。センサのパラメータ ➡ 24。
タンクが満了でプロセス値が測定範囲内。イベントSignal faultが出力されているか確認し、該当する場合は操作指示を実行してください。信号エラー ➡ 31。▶ イベントPlausibility errorが出力されているか確認し、該当する場合は操作指示を実行してください。プロージビリティエラー ➡ 31。空調整および満量調整を実行してください ➡ 22。満量調整のみ可能な場合、▶ 測定範囲の少なくとも1つの電極が完全に覆われなくなるまで、タンクを空にしてください。▶ パラメータsignal strengthを確認してください。診断パラメータ ➡ 25。最小認識閾値を計算してください。(信号強度×14)▶ 決定した値をパラメータMinimum recognition thresholdに書き込んでください。センサのパラメータ ➡ 24

11.2.1 レベル端部の位置値の診断

仕様/説明トラブルシューティング
代入値"255"が出力されます。理由:測定信号が弱い▶センサの感度を上げてください ➕ 24。▶Minimum recognition thresholdを確認して少なくするか、工場出荷時設定にリセットします。その他のコマンド ➕ 27。▶板厚が薄いタンクにしてください。
タンクが継続して満たされていても、レベル端部の位置値は最小値を維持します。▶接地を確認し、必要に応じて修正してください ➕ 18。バイパス配管で使用する時▶電源ケーブルをアダプタに差し込んでください。
レベル端部の位置値が測定範囲内。ただし、位置は実際のレベルから大きく外れている。▶ パラメータsignal strengthを確認してください。診断パラメータ→ 25。次に、信号強度およびレベル端部の勾配の診断 → 31。

11.2.2 信号強度およびレベル端部の勾配の診断

仕様/説明トラブルシューティング
信号強度<10▸板厚が薄いタンクにしてください。▸センサの感度を上げてください ➡24。▸▶ パラメータfilling edge sharpnessを確認してください。診断パラメータ ➡25。
レベル端部の勾配<50▸レベル端部が検出面に対して直角になるよう、センサを取付けてください。

11.3 イベント

11.3.1 信号エラー

少なくとも1つのアプリケーション調整が実行された場合のみ、イベントが発生します。

仕様/説明トラブルシューティング
考えられる原因:▶測定された静電容量が空調整値より低い。(空調整が実行された場合のみ)▶測定された静電容量がダイナミックレンジより大きい。▶測定された静電容量がダイナミックレンジより小さい。(外部電磁干渉の場合等)空調整を実行した場合、▶センサがタンク壁から外れているか確認してください。▶取付け状態を確認してください ➕15。▶別の空調整を実行してください ➕21。エラーがまだ存在する場合、▶センサの感度をLowに設定してください。センサのパラメータ ➕24。▶別の空調整を実行してください ➕21。空ティーチが実行されない場合、▶センサがタンク壁から外れているか確認してください。▶取付け状態を確認してください ➕15。▶満量調整を実行してください ➕21。

11.3.2 プロージビリティエラー

少なくとも1つのアプリケーション調整が実行された場合のみ、イベントが発生します。

仕様 / 説明トラブルシューティング
レベルを明確に判断できない。考えられる原因:気泡媒体の流れの遮断センサとの接触付着物検出範囲付近の金属部品▶ 媒体が付着しない場所にセンサを取付けてください。▶ 金属部品から十分な距離を取ってセンサを取付けてください。取付 → 15。▶ 定期的にセンサをクリーニングし付着物を除去してください。▶ 調整中や操作中にセンサに触れなでください。

IFM KQ1001 - プロージビリティエラー - 1

空調整および満量調整を実行した場合、付着物が堆積するとイベント Maintenance required - Cleaning を出力します。

11.3.3 メンテナンス要求 - クリーニング

イベントは、満量調整および空調整が実行され、信号強度が15以上の時のみに発生します ➡ 25。 信号強度が低いアプリケーションでは、センサは付着物を警告できません。

仕様 / 説明トラブルシューティング
レベルより厚い付着物▶ センサの検出範囲内にあるタンクの内部を掃除してください。

12 メンテナンス 修理 廃棄

適切に使用すれば、センサのメンテナンスは不要です。

▶ 検出面とハウジングに汚れや異物が付着しないようにしてください。
▶ 本センサは修理することができません。
▶ 使用済みのセンサを廃棄する場合は、自治体の法令に従って処分してください。

13 工場出荷時設定

パラメータ工場出荷時設定
P-n0 ( PnP )
dAP0
FOUx1 ( OU )
ou13 ( Hno / ヒステリシス機能、ノーマルオープン )
SP1 ( FH1 )25
rP1 ( FL1 )20
ou216 ( OFF / 出力オフ )
SP2 ( FH2 )50
rP2 ( FL2 )45
ou316 ( OFF / 出力オフ )
SP3 ( FH3 )75
rP3 ( FL3 )70
感度2 ( Hi / High )
LEDモード3 ( 全てオン )
方向0 ( 下部 / 下部の接続 )
最小認識閾値128
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製品情報

ブランド : IFM

モデル : KQ1001

カテゴリ : 検出器