PM1505 - センサー IFM - 無料のユーザーマニュアル
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使用説明書 PM1505 IFM
取扱説明書
圧力センサ
PM15
目次
1 はじめに(注意)……4
1.1 表記の説明 4
2 安全の為の注意.... 5
3 運搬·取扱·保管 6
4 使用目的 7
4.1 使用場所 7
5 機能 8
5.1 IO-Link 8
5.2 センサのIO-Linkプロパティ 9
5.2.1 IO-Linkインターフェースの説明 9
5.2.2 IO-Link経由の追加機能 9
5.3 エラー時の状態設定 9
5.4 動作モード 9
5.4.1 2線式での稼働 9
5.4.2 3線式での稼働 9
5.5 アナログ出力 10
6 インストール 11
6.1 ハイジェニックエリアで使用する場合の3A認証についての注意 ..... 12
6.2 EHEDGによるハイジェニックエリアでの使用: 13
6.3 G ½アダプタへの取付け....13
6.4 ACSおよびWRASの飲料水アプリケーションでの取付け……15
6.5 保護カバー付きの通気ダイヤフラム....15
6.5.1 通気ダイヤフラム.... 15
6.5.2 フィルタカバーの向き 16
6.5.3 フィルタカバーの交換 16
7 接続方法 18
8 パラメータ設定.... 20
8.1 PCからのパラメータ設定 20
8.2 メモリープラグからのパラメータ設定 20
8.3 ボタンによるオフセットのティーチ....21
8.4 アナログ値のスケーリング 21
8.5 標準測定単位の設定 21
8.6 媒体温度の標準測定単位.... 22
8.7 ユーザー設定 (オプション) 22
8.7.1 エラー時の出力2の状態の定義 22
8.7.2 アナログ出力のダンピング設定 22
8.7.3 測定信号のダンピングの設定 22
8.7.4 ゼロ点キャリブレーション 22
8.7.5 パラメータのリスト 23
8.8 診断機能 23
8.8.1 システムの圧力の最小値/最大値の読み取り 23
8.8.2 媒体温度の最小値/最大値の読み取り 24
9 操作方法 25
10 トラブルシューティング....26
11 廃棄と修理 27
12 工場出荷時の値.... 28
1 はじめに(注意)
指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.comを参照してください。
1.1 表記の説明
√ 要件
操作指示
▷ 操作による応答、結果
[...] 設定ボタン、表示等
→ 参照

重要事項
従わないと誤動作や干渉を引き起こすことがあります。

情報
補足事項
2 安全の為の注意
- ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。
- システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
-
システム設計者は危険性評価を実施し、システムのオペレータおよびユーザに提供される、法的および規範的要件に従って文書を作成することを請け負います。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。
-
製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。
- 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
- 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(→ 使用目的)
- 製品は許可される媒体以外に使用しないでください。(→→技術データ)
- 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
- 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
- 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
- 製品とケーブルは損傷から保護してください。
- ガスアプリケーション2.5 MPa以上でセンサを使用する場合は、エラストマーシーリングではなく、金属製ダイヤフラムのセンサを使用する必要があります。
3 運搬 取扱 保管
▶ 納品時と同じ包装で梱包して保管してください。
▶ 機器の保存条件に従って保管してください(→テクニカルデータ)。
▶ 機器を倉庫などに保管する場合は、納品時と同じように包装・梱包し保管してください。
▶ 納品時の梱包を使用しない場合は、未使用の接続部に嵌合するコネクタや保護キャップを装着し、適切に包装・梱包し機器を保管してください。
▶ 本センサを返品する場合は、汚れがない事を確認し、特に有害な有毒物質が付着していないようにしてください。
4 使用目的
センサは装置のシステム圧を監視します。
次の2つの出力を利用できます。
OUT1: IO-Link経由の圧力測定値。
OUT2: 圧力に比例するアナログ出力、4~20 mA。
4.1 使用場所
圧力の種類:ゲージ圧
! 压力定格と破壊圧力の情報 → データシート
ここに示された圧力定格を超える静的および動的な過圧を避けるため、適切な手段を講じてください。示された破壊圧力を超えてはなりません。破壊圧力を超えるのがわずかな時間であっても、ユニットが破壊されることがあります。注意: (事故につながる恐れがあります。)
3-A規格のE9.2 / 63-04の基準を満たす必要のあるシステムには適していません。
! ガスアプリケーション2.5 MPa以上でセンサを使用する場合は、エラストマーシーリングではなく、金属製ダイヤフラムのセンサを使用する必要があります。
この装置は真空耐性を持ちます。データシートの指定に従ってください!
5 機能
測定セル:
- システム圧力はセラミック静電容量式測定システムで測定されます。
- セラミック測定セルのシールは、エラストマを含まないため、メンテナンスは不要です。
信号伝送:
- このセンサはアナログモードおよびIO-Linkモードで動作できます。IO-Linkマスタに接続すると、自動的にIO-Linkモードになります。追加の手動切替えは不要です。
アナログモード:
- アナログ信号の測定圧力値4~20 mA(ピン2)。
IO-Linkモード(ピン4):
- 測定压力值
- デバイスのステータス
- パラメータ設定
- デバイス診断(イベント)
- 測定範囲リミットの超過または未満
5.1 IO-Link
IO-Linkとは、センサやアクチュエータと通信するための、国際的に標準化されたIOテクノロジです(IEC 61131-9)。

IO-Linkの追加情報:www.io-link.com
IO-Linkには次のメリットがあります。
- ノイズ耐性のある複数のプロセス値の伝送。
- 動作中のパラメータ設定およびデスクでのポイントツーポイント。
- デバイス診断(イベント)
- データ保存:交換の際の自動新規パラメータ設定。
- 接続された装置の検出。
- 自由に定義可能なパラメータでプラント内の装置を特定。

IO-Linkインターフェースに関する情報:www.io-link.ifm
5.2 センサのIO-Linkプロパティ
5.2.1 IO-Linkインターフェースの説明
IO-Linkインターフェースの説明は、www.io-link.ifmをご覧ください。
このセンサは、診断目的の読取り可能なパラメータとして、センサ内部温度を提供します。
5.2.2 IO-Link経由の追加機能
- デバイスの温度:センサの内部温度を、非周期的IO-Linkチャンネルから読取ることができます。
- アプリケーション固有のタグ:自由に定義できるテキスト。センサーに割り当てられます。
- 機能タグ:自由に定義できるテキスト。プラントでのセンサーの機能を記述します。
- 場所タグ:自由に定義できるテキスト。プラント内の設置場所を記述します。
詳細は、www.ifm.comのセンサ固有のIO Device Description PDFを参照してください。
5.3 エラー時の状態設定
障害が検出された場合、アナログ出力が定義された状態に移ります(=21.5 mA)。

障害が示された場合 (= 21.5 mA)
▶ IO-Linkからパラメータを読取るか、製造元にお問い合わせください。
5.4 動作モード
動作モードは配線によって決定され(→電気接続)、センサがモードを自動的に認識します。
5.4.1 2線式での稼働
| OUT2 (pin 2) | 圧力に比例するアナログ出力、4~20 mA |
5.4.2 3線式での稼働
| OUT1 (pin 4) | IO-Link 経由で通信 |
| OUT2 (pin 2) | 圧力に比例するアナログ出力、4~20 mA |
5.5 アナログ出力
センサは測定圧力に比例するアナログ出力を提供します。測定範囲内では、アナログ信号は4~20mAの間です。測定範囲はスケーリング可能です:
- [ASP2]は、出力信号が4mAになる測定値を定義します。
- [AEP2]は、出力信号が20mAになる測定値を定義します。
[ASP2]と[AEP2]の最小範囲 =測定範囲の最終値の20%
測定値が測定範囲外の場合や、内部エラーの場合には、次の図に示される電流信号が提供されます。

図 1: Namurへのアナログ出力の出力特性
1: アナログ信号
2 : 測定値
3: 測定範囲
4:スケーリングされた測定範囲
5 : 障害信号21.5 mA
P: 压力
MAW:スケーリングなしの測定範囲の最小値
MEW:スケーリングなしの測定範囲の最大値
ASP:スケーリングありの測定範囲(アナログスタートポイント)
AEP:スケーリングありの測定範囲(アナログエンドポイント)
UL:表示範囲より下
OL:表示範囲より上
6 インストール
センサの取付け / 取外しの前に:システムに圧力がかかっていないこと、配管内に媒体がないことを確認してください。
センサを埋込み式で取付ける場合、対応する内径のオープンリングスパナまたは六角ソケットを使用してください。
センサ取付けの際に、工具(1)で回転フィルターカバー(2)に軸方向の、てこの作用をかけないでください。

1: 工具
2: フィルターカバー
六角ソケット(3)を使用して取付ける場合は、六角スパナの平面部の内部高さが30 mm以上であることを確認してください。回転フィルタカバーがスパナの平面のいずれかとそろうように調整します。

3: 六角ソケット
▶ センサーを接続口に挿入します。
▶ しっかりと締付けてください。推奨締付けトルク:
| 配管接続口 | 締付トルク(Nm) |
| G 1/2 | 20 |
| シーリングのタイプ、圧力負荷、潤滑油により異なります。 | |
6.1 ハイジェニックエリアで使用する場合の3A認証についての注意

3-A認証のセンサは次の点に注意してください。:
▶ プロセスアダプタは、必ず3-A認証に適合するアダプタを使用してください。
▶ 測定素子の検出範囲に媒体が流れるように、配管やタンクの最も低い部分(5の位置)にはセンサを取付けないでください。
6.2 EHEDGによるハイジェニックエリアでの使用:
センサは適切に設置すればCIP(定置洗浄)に適しています。
▶ データシートに従って、アプリケーションの制限(温度および材料耐性)を守ってください。
▶ センサは必ずEHEDGガイドラインに従ってシステムに取り付けてください。
▶ 自己排出取付けを使用してください。
▶ EHEDGに従って許容される、EHEDGガイドラインで義務付けられる特殊シールを備えたプロセスアダプターを必ず使用してください。
配管システムのガスケットが、センサのシールポイントに接触してはなりません。
▶ タンク内に取付ける場合は、取付けは埋込み式でなければなりません。それができない場合は、水ジェットによる直接洗浄が可能でなければなりません。デッドスペースを検出しなければなりません。
▶ タンク内に取付ける場合は、取付けは埋込み式でなければなりません。それができない場合は、水ジェットによる直接洗浄が可能でなければなりません。デッドスペースを検出しなければなりません。
▶ デッドスペースができないよう、次の寸法を守ってください。L < D

1: リーク孔
6.3 G ½アダプタへの取付け
センサは2つのシールバージョンを使用して、標準の媒体接続部に適用できます。
1:PEEKガスケットを使用する埋込取付けハイジェニックゼロリーク
付属のPEEKシールリングは、ハイジェニック設備で使用するためのEHEDGおよび3A規格に適合しており、長期間メンテナンスフリーでプロセス接続できます。
▶ 必要に応じて、アプリケーションに適合するグリスを接触部に薄く塗ってください。
! PEEKシーリングは、媒体に向かってエンドストップのあるifmアダプタ向けに承認されています。
ハウジングとプロセス接続の間のシールは、さまざまな取付・許容深さを補正できますが、システム圧力を補正することはできません。
外装と媒体接続部のシールがシステム圧力に耐えるようにする場合→取付けNo3。
3-AおよびEHEDGまでのハイジェニック設備には、リーク孔付きのアダプタを使用してください。
▶ 取付けについて:→ アダプタの取付け / 操作方法。
▶ PEEKガスケットを付け替える場合:必要に応じて、シールを確認して交換してください。
2: 金属間シールを使用するフラッシュマウント取付けゼロリーク
次の説明は、溶接アダプタを使用する場合は適用しません。溶接アダプタ使用時は、PEEKガスケットを絶対に取り外さないでください。
▶ クリップ止めされているPEEKガスケットを、ガスケット上部の切り欠きを使用して工具(ドライバ)で取外します。
取外し中にシールエリアを損傷しないようにしてください。
▶ 必要に応じて、アプリケーションに適合するグリスを接触部に薄く塗ってください。
▶ センサをアダプタにねじ止めします。
ifmのアクセサリ以外は使用しないでください。他社の部品を使用した場合は、最適な機能が保証されません。
外装と媒体接続部との間のシールにより、さまざまな挿入深さ / 許容誤差を補正することができ、媒体がねじ切りエリアに浸入するのを防ぎます。
このシールはシステム圧力は相殺できません。必要に応じて、→取付けNo.3。
シールにおいて、衛生的、長期的に安定でメンテナンス不要なのは、1度のみの取付けに限ります。シールを複数回取付ける場合は、PEEKガスケットを使用して下さい→取付けNo. 1。
3 : G 1/2 フランジ / G 1/2 ねじヘルールの取付け
▶ 条件:高品質の検出面(1)。

1: 検出面
2:ガスケット
! 压力がかかる場合は、ガスケット(2)をDIN EN ISO 1179-2に準拠のガスケットに交換する必要があります。
▶ 必要に応じて、アプリケーションに適合するグリスを接触部に薄く塗ってください。
外装と媒体接続部とのシールをDIN EN ISO 1179-2に準拠のガスケットに交換する場合は、センサを貫通穴その他のG½ねじに取付けることができます。
この場合、埋込取付けのシールングエリア用エンドストップは存在せず、PEEKガスケットを取外す必要があります。
6.4 ACSおよびWRASの飲料水アプリケーションでの取付け
| 1: | PEEKガスケット付きセンサの取付け(供給時のまま)。 |
| 2: | PEEKガスケットを取外し、金属シールエッジを金属製エンドストップ(ifmアクセサリ)でアダプタに取付けます。 |
| 3: | 外装と媒体接続部との間のシールでの G1/2 フランジへの取付け(埋込取付けシールエッジなし)、取付け3: G1/2 アダプタへの取付け(→ 13)。ガスケットを、DIN EN ISO 1179-2およびACSまたはWRASに記載されるガスケットに交換します。 |
▶ 使用条件:圧力、温度、耐薬品性を守ってください(→ データシート)。
6.5 保護カバー付きの通気ダイヤフラム
6.5.1 通気ダイヤフラム
通気ダイヤフラムにより、測定セルと環境との間の、気圧および温度に左右される圧力変動が補正されるため、ゲージ圧力の測定が可能になります。
通気ダイヤフラムはねじ止めされたフィルタカバーで保護されています。
! 通気ダイヤフラムが正しく機能するために、次の点を考慮してください。
▶ 汚れや洗浄剤は、石灰を含まない水を十分にかけて取り除いてください。
センサーが冷却段階の場合:
▶ 測定システム内が負圧になって(測定値が若干不正確になります)、隔膜に余分な負荷がかかるのを防ぐため、通気ダイヤフラムが液体に接触しないようにしてください。
6.5.2 フィルタカバーの向き
フィルターカバーはセンサの軸を中心に自由に回転できるため、環境条件に合わせられます。
センサを垂直位置に取付ける場合、凝縮物は重力により保護キャップのポートから流れ出ます。
センサを水平位置または同様の位置に取り付ける場合、通気ダイヤフラムを垂直位置にするため、2つの側面のいずれかに向けてフィルタ保護キャップを回転させる必要があります。これにより液体の最適な廃液が保証されます。

▶ 理想的な方向(1):
フィルタカバーが水平位置にあります。
▷ フィルタカバー内の通気ダイアフラム(2)が垂直位置にあります。
▶ フィルタカバーの最大傾斜:30°(3)
6.5.3 フィルタカバーの交換
(1) アクセサリE30483(ドリップエッジ付き)またはE30142(ドリップエッジなし)
通気ダイヤフラム内蔵のフィルタカバー
理想的な配置(1)に対応しない困難な環境条件または取付け状況では、次のアクセサリを使用して通気ダイヤフラムを保護できます。
(2) アクセサリE30148
フィルタカバーの密閉バージョン:→センサの取扱説明書に従ってください!
(3) アクセサリセットE30139
通気ダイヤフラム内蔵のフィルタカバーおよびベントチューブ付きチューブ差込口。
(4) アクセサリセットE30467
過酷なアプリケーション向けの通気:
通気ダイヤフラム内蔵のアダプタ、直角取付け具に直接挿入、または中間に配置される通気チューブ付きのチューブ差込口。

▶ 交換時には、汚れや湿気を避けてください。
▶ 残留物がないように、ねじを丁寧に清掃してください。
▶ センサのダイヤフラムの粘着面を損傷しないようにしてください。
▶ フィルタカバーの方向を守ってください(→ E30139 / E30467 の取付け方法)。
密閉式フィルタカバーを使用すると、測定セルの圧力補正はなくなります。そのため以下の理由で測定誤差が生じます。
気圧の変動。
温度変化がある場合、センサ内部の圧力変動(Δ 10 K ≤ 3 kPa)。
7 接続方法
配線工事は、関連法令・規定に従って必ず法的有資格者が行ってください。
国内外の電気機器設置に関する法令を順守してください。
SELV、PELVに準拠の供給電圧を使用してください。
▶ 電源を切ります。
▶ センサを次のように接続します。

図 2: 配線図 ( DIN EN 60947-5-2の色 )
| BK: | 黒 | BN: | 茶 |
| BU: | 青 | WH: | 白 |
| 1: | 2線式での稼働(2w) | ||
| 2: | 3線式での稼働(3w) | ||
| ピン | 接続 |
| 1 | L+ |
| 3 | L- |
| 4 (OUT1) | • IO-Link |
| 2 (OUT2) | • アナログ出力 |
回路例:

1 : (2w) 1 x アナログ
2 : (3w) 1 x アナログ
3 : (3w) 1 x アナログ/ 1 x IO-Link
4 : (3w) 1 x IO-Link
EN 61000-4-5 サージに準拠のEMCテスト:0.5 kV
8 パラメータ設定
センサーはIO-Link機能から設定できます。
▶ この目的で装置記述ファイル(IODD)を使用します。www.ifm.com
▶ パラメータを設定するにはIO-Linkハードウェアおよびソフトウェアを準備してください。
▶ センサIO-Linkインターフェースまたはプログラム済みメモリープラグなどで接続します。
▶ パラメータを設定します。
▶ センサを動作させます。
▶ パラメータは設置前でも動作中でも設定できます。
動作中にパラメータを変更すると、プラントの機能に影響することがあります。
▶ 必ず工場内の設備に誤作動 / 危険な動作がないことを確認してください。
8.1 PCからのパラメータ設定
パラメータ設定には、IO-Linkパラメータ設定ソフトウェア、IO-Linkマスタ、適切なデバイス記述ファイル(IODD)が必要です。www.ifm.com.
▶ コンピュータ、パラメータ設定ソフトウェア、IO-Linkマスタをご用意ください。
▶ センサをIO-Linkマスタに接続します。
▶ IO-Linkパラメータ設定ソフトウェアのメニューに従い操作します。
▶ パラメータを設定します。
▶ センサを動作させます。
8.2 メモリープラグからのパラメータ設定
メモリープラグを介してパラメータセットをセンサに書込み/センサにより記録できます(ifmストレージモジュール):www.ifm.com
メモリープラグからセンサにデータを書込みできるようにするには、センサは工場設定でなければなりません。
センサが設定されている場合は、メモリープラグがパラメータセットを記録し、それを同じタイプの他のセンサに伝送できます。
▶ 適切なパラメータセットを(PCまたは同じタイプのセンサから)、メモリープラグにロードします。
▶ メモリープラグをセンサとソケットの間に接続します。
▷ 工場設定のセンサ:
電圧が供給されると、パラメータセットはメモリープラグからセンサに転送されます。
▷ 設定が変更されたセンサ:
電圧がかかると、メモリープラグはセンサのパラメータセットを記録します。
▶ メモリープラグを取り外します。
▶ センサを動作させます。
メモリプラグの詳細情報:→ドキュメント www.ifm.com・
8.3 ボタンによるオフセットのティーチ
外部ティーチボタン(E30425)により、ゼロポイントキャリブレーションが可能です(キャリブレーションオフセット)。現在の測定値が測定スパンの+/-3%の範囲内にある場合は、これが内部的なゼロポイントとみなされます。
▶ 接続:→ データシートE30425
ティーチボタンが接続されている場合、IO-Link通信はできません。
▶ 取り付けたセンサーと電源ケーブルとの間にティーチボタンを接続してください。
▶ プラント圧力をゼロに維持します(設定可能範囲 = 測定スパンの±3%)
▶ ティーチボタンを2秒~10秒間押します。
▷ 電圧がかかるとボタンのLEDが2Hzで点滅し、ゼロポイントを設定します(キャリブレーションオフセット)
▷ 障害の場合は、LEDが8 Hzで点滅します。
8.4 アナログ値のスケーリング
▶ [ASP2]を選択して、4mAが出力される値を設定してください。
▶ [AEP2]を選択して、20mAが出力される値を設定してください。
ASP2とAEP2の最短距離 = 測定範囲の20%(倍率5)。
[ASP2]
[AEP2]
8.5 標準測定単位の設定
▶ [uni. P]を選択して測定単位を以下から選択します。
[bAr] / [mbar] / [MPA] / [kPA] / [PSI] / [mWS] / [inH2O]
[uni]
選択可能な測定単位は、各センサで異なります。□
8.6 媒体温度の標準測定単位
▶ [uni. T]を選択して測定単位を以下から選択します。 [°C] 日本国内では計量法によりSI単位以外使用できません。
[uni. T]
単位を変更しても、IO-Linkプロセス値の伝送には影響しません。これは常に°Cで伝送されます。
8.7 ユーザー設定 (オプション)
8.7.1 エラー時の出力2の状態の定義
内部エラー時のOUT2の状態を次のように定義します。
▶ [FOU1]/[FOU2]を選択して値を設定します。 Off = アナログ信号は現在のパラメータの定義に従って動作します。 On = アナログ出力は上限値(21.5 mA)になります。
[FOU2]
8.7.2 アナログ出力のダンピング設定
▶ [dAA]を選択してダンピング定数(立ち上がり時間10~90%)を秒で設定します。 設定範囲: 0.000~4.000秒
[dAA]
ダンピング [dAA] はアナログ出力/アナログ信号経路のみに影響します。
8.7.3 測定信号のダンピングの設定
▶ [dAP]を選択してダンピング定数を秒で設定してください。(τ値63%)設定範囲:0.000~4.000秒。
[dAP]
ダンピング [dAP] はプロセスデータフローに影響します(IO-Link通信)。
8.7.4 ゼロ点キャリブレーション
▶ [tcoF]を選択します。 実際の測定値と比較して、内部測定値(センサーの動作値)がシフトされます。 - ティーチ範囲:測定範囲の-3~+3%。
[tcoF]
8.7.5 パラメータのリスト
| パラメータ | 機能 |
| ASP2 | アナログスタートポイント:4 mAが出力されているときの測定値。 |
| AEP2 | アナログエンドポイント:20 mAが出力されているときの測定値。ASP2とAEP2の最小範囲=測定範囲の20%。 |
| uni. P | システム圧力の標準測定単位(表示):[bar]/[mbar]/[MPA]/[kPA]/[PSI]/[mWS]/[inH2O]選択可能な測定単位は、各センサで異なります。 |
| uni. T | 媒体温度の標準測定単位[°C]日本国内では計量法によりSI単位以外使用できません。 |
| FOU2 | エラー時の出力2の状態 |
| tcoF | ゼロポイントキャリブレーション(キャリブレーションオフセット)実際の測定値と比較して、内部測定値(センサの動作値)がシフトされます。設定範囲:測定範囲の-3%~+3%。 |
| dAA | アナログ出力のダンピング短時間または高周波数の圧力ピークは、この機能を使用してフィルタリングできます。 |
| dAP | プロセス値のダンピング(IO-Link評価のみに該当)。 |
| Lo. P | システム圧力の最小値メモリ(設定されたダンピングとは無関係)。 |
| Hi. P | システム圧力の最大値メモリ(設定されたダンピングとは無関係)。 |
| Lo. T | 媒体温度の最小記録値 |
| Hi. T | 媒体温度の最大記録値 |
8.8 診断機能
8.8.1 システムの圧力の最小値/最大値の読み取り
| ▶ [Hi. P]または[Lo. P]を選択して最高または最低のプロセス測定値を表示します。 | [Hi. P] |
| [Hi. P] = システム圧力の最大値 | [Lo. P] |
| [Lo. P] = システム圧力の最小値 |

システムコマンド[RESET_HI_PRES]で、[Hi. P]をリセットできます。
システムコマンド[RESET_LO_PRES]で、[Lo. P]をリセットできます。
システムコマンド[RESET_HI_LO_PRES]で、[Hi. P]と[Lo. P]をリセットできます。
8.8.2 媒体温度の最小値/最大値の読み取り
| ▶ [Hi. T]または[Lo. T]を選択して最高または最低のプロセス測定値を表示します。 | [Hi. T] |
| [HI. T] = 媒体温度の最大値 | [Lo. T] |
| [Lo. T] = 媒体温度の最小値 |

システムコマンド[RESET_HI_TEMP]で、[Hi. T]をリセットできます。
システムコマンド[RESET_LO_TEMP]で、[Lo. T]をリセットできます。
システムコマンド[RESET_HI_LO_TEMP]で、[Hi. T]と[Lo. T]をリセットできます。
9 操作方法
電源をオンにして電源オン時の遅延時間が経過した後
(2線式:約1秒/3線式:約0.5秒)、センサはRUNモード(=通常の動作モード)になります。測定および評価機能が実行され、設定されたパラメータに従って出力します。
10 トラブルシューティング
センサには多くの自己診断オプションがあります。
動作中、センサは自動的に監視します。警告と障害はIO-Link経由で通知されます。ある測定値の障害の場合でも、他の測定値は利用可能です。

IO-Link経由で追加の診断機能が利用できます。
IODDインターフェース記述:www.ifm.com.

IO-LinkのエラーコードはIODDにあります。
| タイプ | 説明 | 出力動作 | トラブルシューティング |
| エラー | センサ障害/誤動作 | FOU | デバイスを交換してください。 |
| エラー | 電源電圧が低すぎます。 | Off | 電源電圧を確認してください。 |
| エラー | パラメータ設定が有効範囲外です。 | FOU | パラメータ設定を繰り返します。 |
| エラー | 圧力測定のエラー。 | FOU | 差圧測定値を確認してください。デバイスを交換してください。 |
| エラー | 温度測定のエラー | FOU | 温度測定をチェックしてください。デバイスを交換してください。 |
| エラー | 温度値の上限に達しました(≤111.4%MEW*) | FOU | 温度範囲を確認します。 |
| エラー | 温度値の下限に達しました(≤-8.6%MAW**) | FOU | 温度範囲を確認します。 |
| 警告 | 圧力範囲より上の値(≥105%MEW*)または温度範囲より上の値(≥105.7%MEW*)。 | OU | 圧力範囲/温度範囲をチェックしてください。 |
| 警告 | 圧力範囲より下の値(≥-5%MAW*)または温度範囲より下の値(≥-2.9%MEW*) | OU | 温度範囲を確認します。 |
| 警告 | デバイス温度超過(>125°C/257°F) | OU | センサの温度をチェックしてください |
| 警告 | デバイス温度が低すぎます(>-25°C/-13°F) | OU | センサの温度をチェックしてください |
*MEW = 測定範囲の最終値、**MAW = 測定範囲の初期値
出力状態:内部エラーの場合、アナログ出力は[FOU2]の設定に従った動作になります。
警告の場合、アナログ信号はパラメータ [OU] で定義されたとおりになります。
11 廃棄と修理
センサを修理することはできません。
▶ 使用済みの製品またはコンポーネントを廃棄する場合は、自治体の法令に従って処分してください。
12 工場出荷時の値
| 工場出荷時の値 | ユーザー設定 | |
| ASP2 | 0% MEW* | |
| AEP2 | 100% MEW* | |
| uni. P | MPa / kPa | |
| uni. T | °C | |
| FOU2 | OU | |
| tcof | 0.0 | |
| dAA | 0.1 | |
| dAP | 0.06 |
MEW=測定範囲の最大値
対応するセンサの測定範囲(VMR)の最終値の指定された割合がbar/mbarで設定されています。