IFM LK8123 - センサー

LK8123 - センサー IFM - 無料のユーザーマニュアル

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使用説明書 LK8123 IFM

取扱説明書

レベルセンサー

LK81xx

目次

1 はじめに(注意)……4

1.1 表記の説明 4
1.2 警告 4

2 安全の為の注意.... 5

3 製品の用途 6

3.1 アプリケーションの注意事項 6

4 設定開始 7

4.1 設定例1....7
4.2 設定例2....8

5 機能 9

5.1 測定原理 9
5.2 動作原理/センサの機能 9

5.2.1 動作モード 9
5.2.2 オーバーフロー監視に関する注意..... 10
5.2.3 表示およびスイッチング機能 11
5.2.4 タンク内の実際のレベルを表示するためのオフセット……11
5.2.5 エラー時のセーフ状態 12
5.2.6 IO-Link 12

6 取付 13

6.1 オーバーフロー監視ありの動作用の取付け説明の注意事項 13
6.2 オーバーフロー監視なしの動作用の取付け説明 14

6.2.1 不感帯範囲への取付け 14
6.2.2 プローブの検出範囲Aへの取付 15

6.3 取付けに関するその他の注意 16

6.3.1 取付け高さのマーキング.... 17

7 電気接続.... 18

8 操作部と表示の説明 20

9 メニュー 21

9.1 メニュー構造 21

10 パラメータ設定.... 22

10.1 IO-Link経由のパラメータ設定に関する注意 22
10.2 パラメータ設定全般 23
10.3 基本設定 26

10.3.1 測定単位の決定.... 26

10.3.2 オフセットの設定.... 26

10.3.3 媒体の設定 26
10.3.4 オーバーフロー監視の設定.... 27
10.3.5 オーバーフロー監視の調整....27

10.4 出力信号の設定.... 29

10.4.1 出力機能の設定.... 29
10.4.2 スイッチング出力値の設定 (ヒステリシス機能) 29
10.4.3 スイッチング出力値の設定 (ウィンドウ機能)....29
10.4.4 スイッチング遅延の設定.... 29
10.4.5 スイッチオフディレー設定.... 30
10.4.6 出力のスイッチングロジックの設定.... 30
10.4.7 エラー時の出力応答の設定(セーフ状態) 30
10.4.8 表示の設定 30
10.4.9 工場出荷時設定にリセット 30

10.5 設定値と計算支援.... 30

10.5.1 設定値[OFS] 30
10.5.2 設定値[OP] 31
10.5.3 [OP]の計算支援:.... 31

10.5.3.1 「カバーから」の定義 32
10.5.3.2 「底から」の定義 32
10.5.4 設定範囲 [SPx] / [FHx]、[rPx] / [FLx] 32

10.6 アプリケーション例 33

10.6.1 貯蔵タンク 33
10.6.2 ポンプ場 34

11 操作方法 35

11.1 動作表示 35
11.2 パラメータ値の読み込み 35
11.3 エラー表示 35
11.4 様々な動作状態における出力応答.... 36

12 修理、メンテナンス、および廃棄..... 37

12.1 オーバーフロー監視なしの動作の場合のメンテナンス情報 37

13 工場出荷時の値.... 38

1 はじめに(注意)

指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.comを参照してください。

1.1 表記の説明

√ 要件
操作指示
▷ 操作による応答、結果

[...] 設定ボタン、表示等

→ 参照

IFM LK8123 - 表記の説明 - 1

重要事項

従わないと誤動作や干渉を引き起こすことがあります。

IFM LK8123 - 表記の説明 - 2

情報

補足事項

1.2 警告

警告は、負傷や物的損害をもたらすおそれがあることを示します。これに従って製品を安全に取扱ってください。警告は次のように区分されます。

IFM LK8123 - 警告 - 1

警告

重度の負傷のおそれ

▷ 従わない場合は死亡または重傷を負う可能性があります。

IFM LK8123 - 警告 - 2

注意

軽度または中程度の負傷のおそれ

▷ 従わない場合は軽傷または中程度の負傷を負う可能性があります。

注意

物的損害のおそれ

▷ 従わない場合は財産等へ損害を及ぼす可能性があります。

2 安全の為の注意

- ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。

  • システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
  • システム設計者は危険性評価を実施し、システムのオペレータおよびユーザに提供される、法的および規範的要件に従って文書を作成することを請け負います。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。

  • 製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。

  • 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
  • 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(→ 使用目的)
  • 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
  • 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
  • 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
  • 製品とケーブルは損傷から保護してください。
  • 製品は許可される媒体以外に使用しないでください。(→→技術データ)
  • 本センサは、国際規格EN 61000-6-4のclass Aに適合する製品です。センサは国内での使用時に無線妨害を引き起こす可能性があります。障害が発生した場合、ユーザーが必ず適切な対策を取ってください。

3 製品の用途

センサは工作機械の必要条件を満たすように特別に設計されています。クーラントエマルジョン、切削オイルおよび油圧オイルのモニタリングに特に適しています。

3.1 アプリケーションの注意事項

- センサは以下のものには適していません。

  • 酸性およびアルカリ性の媒体
  • ハイジェニックおよび電気メッキアプリケーション
  • 導電性および粘着性の強い媒体(のり、シャンプーなど)
  • 粒体、ペレット
  • 研磨機での使用(堆積物形成のリスク増加)

- 導電率の良い泡がレベルとして検出される場合があります。

▶ アプリケーションテストを実施して適切な機能を確認してください。

  • 温度が35℃を超える水性媒体の場合は、センサを空調管に取付けてください(→アクセサリ)。
  • 空調管を使用する場合の媒体の最高温度を守ってください。→ 技術データシート。
  • 自動媒体検出:互いに分離して分離層を形成する性質の異なる媒体(水の上に油の層がある場合など)の場合は、次の通り適用されます。
    ▶ アプリケーションテストを実施して適切な機能を確認してください。

4 設定開始

迅速にセットアップするために、多くのアプリケーションは次に説明するサンプル設定を使用できます。示された最小距離は、説明される各ケースに対してのみ適用されます。

4.1 設定例1

センサ:LKx122(プローブ長L=264 mm)
検出媒体:鉱物油
動作モードオーバーフロー監視ありの手動媒体選択(工場出荷時設定):動作モード(→ 9)
設置環境:次の内容に従って設置→図 金属タンク

IFM LK8123 - 設定例1 - 1

図 1: 設定例1:メタルタンク

▶ センサを取付けます。
▶ 距離(x)、(u)、(c)を守ってください。

x:最小4.0 cm
u:最小1.0 cm
c:最大14.0 cm

▶ センサとタンクを接地します:電気接続 (→ 18)
▶ パラメータ設定シーケンスに従います。

  • [MEdl] = [OIL.2] : 媒体の設定 (→ 26)
  • [OFS] = (u); 例 : (u) = 2.0 cm : タンク内の実際のレベルを表示するためのオフセット (→ □ 11)
  • [OP]:オーバーフロー監視OPを、取付け部品から4.5 cmより長い取付け距離(y)下にセットします。

! 距離(y)が4.5 cmより小さい場合、調整プロセス[cOP]で誤動作やエラーメッセージが生じることがあります。
ステップインクリメントと設定範囲:設定値[OP] (→ 31)

[OP]の計算支援:[OP]の計算支援:(→ 31)

▶ オーバーフロー監視OPを[cOP]に調整:オーバーフロー監視の調整 (→ 27)
▷ センサは動作モードになります。
▶ 必要に応じてさらに設定します。
▶ センサが正しく機能しているか確認してください。

4.2 設定例2

センサ:LKx123(工場出荷時設定);プローブ長=472mm
検出媒体:クーラントエマルジョン
動作モード媒体の自動検出(工場出荷時設定):動作モード(→ 9)
設置環境:次の内容に従って設置→図金属タンク

IFM LK8123 - 設定例2 - 1

図 2: 設定例2:メタルタンク

▶ センサを取付けます。
▶ 距離(x)、(u)、(c)を守ってください。

x:最小4.0 cm
u:最小1.0 cm
c:最大23.0 cm

▶ センサとタンクを接地します:電気接続 (→ 18)
▶ 最大許容レベル(b)を守ってください。

最大レベル(b)と取付け部品との間に、5.0 cm以上の距離(a2)を守ってください。

▶ パラメータ設定シーケンスに従います。

  • [MEdl] = [Auto]: 媒体の設定 (→ 26)
  • [OFS] = (u)、例:(u) = 1.0 cm:タンク内の実際のレベルを表示するためのオフセット (→ ☐ 11)
  • [SP1] = スイッチポイントを、取付け部品から5.0 cmより長い取付け距離(a2)下にセットします。

0.5 cm刻みで調整可能です。スイッチポイント[SP1]はオーバーフロー監視として使用されます(ポンプオフ、入口を閉鎖、など)。

▶ センサを再初期化する必要があります:
▶ 動作電圧をオフにしてから再度オンにします。
▷ センサは動作モードになります。
▶ 必要に応じてさらに設定します。
▶ センサが正しく機能しているか確認してください。

5 機能

5.1 測定原理

センサは静電容量式測定原理に従ってレベルを判断します。

  • 検出対象の媒体によって電界[E]が生成され、影響を受けます。この電界の変化によって、電子的に評価される測定信号が生じます。
  • 検出のためには、媒体の誘電率が重要です。誘電率が高い媒体(例:水)は強い測定信号を生成し、誘電率が低い媒体(例:油)は低い信号を生成します。
  • センサプローブの有効な測定範囲は、16個の測定セグメントで構成されます。これらが覆われている率に応じて測定信号を生成します。

IFM LK8123 - 測定原理 - 1

图 3: 測定原理

1: 不感带

A:検出範囲(16個の有効なセグメント)

E:電界

寸法図 → → 技術データシート

5.2 動作原理/センサの機能

このセンサは様々なサイズのタンクに取付けられます。

4つの出力を利用でき、別々に設定可能です。

OUT1レベルリミット値のスイッチング信号 / IO-Link
OUT2レベルリミット値のスイッチング信号
OUT3
OUT4

▶ 現在のアプリケーションに適合させるために、必要な動作モードを選択してください。

5.2.1 動作モード

  1. オーバーフロー監視ありの手動媒体選択(工場出荷時設定)推奨。動作の信頼性も最高。

検出対象の媒体を手動でセットします(パラメータ[MEdl])。さらに、独立して機能するオーバーフロー監視を利用できます。

  1. オーバーフロー監視なしの手動媒体選択。中間の信頼性の動作!

1に記載の通り、検出対象の媒体を手動でセットします。ただし、オーバーフロー監視は無効です(パラメータ[OP] = [OFF])。そのため、調整は不要です。

3.自動媒体検出低い信頼性の動作!

動作電圧をONするたび、センサは自動的に媒体と取付け環境に合わせて調整されます。

自動媒体検出(パラメータ[MEdl] = [Auto])では、オーバーフロー監視は利用できません。 自動媒体検出が適切に機能するのは、ある一定の条件下(特殊な取付け仕様に準拠、動作とメンテナンスの制限など)のみです:オーバーフロー監視なしの動作の場合のメンテナンス情報 (→ 37)

5.2.2 オーバーフロー監視に関する注意

パラメータ[OP](OP = オーバーフロー監視)で、上方のセグメントの1つが内蔵のオーバーフロー監視OPと定義されます。

  • オーバーフロー監視OPを有効にする場合は、取付け状況に合わせて調整を行う必要があります(パラメータ[cOP])。そうしないと、センサは動作準備ができません。ディスプレイに[三三三]と表示されます:動作表示 (→ 35)
  • オーバーフロー監視OPは無効にできます([OP] = [OFF])。

オーバーフロー監視OPを無効にすると、動作の信頼性を損なう可能性があります。そのため、理想的な動作と最大の動作信頼性のため、オーバーフロー監視OPを無効にしないことを推奨します。

  • オーバーフロー監視OPは測定範囲の最大値です。スイッチポイント[SPx] / [FHx]は、常に[OP]より低くなります。
  • オーバーフロー監視OPは独立した出力には割り当てられません。追加の保護を提供し、レベルが上昇して対応するスイッチポイントを超過したにもかかわらず(アプリケーション関係の誤動作などにより)スイッチング出力の1つが切り替わらない場合のみ、スイッチングします。

オーバーフロー監視OPの応答により、設定したスイッチング機能に応じて「Full」の状態になります:表示およびスイッチング機能 (→ 11)

- 通常オーバーフロー監視OPは、選択した測定セグメントに達した場合(設定されたOP値より数ミリ手前)に反応します。

- オーバーフロー監視OPは遅延なく直ちに反応します。(すぐ下のスイッチポイントなどの)設定された遅延時間は、オーバーフロー監視OPには影響しません。

- オーバーフロー監視OPの応答はディスプレイに示されます(Full および現在のレベル値が毎秒変化します)。

5.2.3 表示およびスイッチング機能

センサは現在のレベル(cmまたはinchを選択可能)を表示します。表示の単位はパラメータ設定で定義されます。設定された測定単位と出力のスイッチング状態は、LEDで示されます。

センサは、設定されたリミットを超過したこと、またはレベルがリミット未満であることを、2つのスイッチング出力(OUT1 / OUT4)で示します。スイッチング出力のパラメータは設定することができます。

  • ヒステリシス機能 / ノーマルオープン→ 図 ヒステリシス機能:[oux] = [Hno]。
  • ヒステリシス機能 / ノーマルクローズ → 図 ウィンドウ機能 : [oux] = [Hnc]。

まずセットポイント[SPx]を設定してから、次に必要な差を使用してリセットポイント[rPx]を設定してください。

オーバーフロー監視OPのヒステリシスは固定です。

  • ウィンドウ機能 / ノーマルオープン→ 図 ヒステリシス機能 : [oux] = [Fno]。
  • ウィンドウ機能 / ノーマルクローズ → 図 ウィンドウ機能 : [oux] = [Fnc]。

ウインドウ幅は、[FHx]と[FLx]の差によって設定されます。[FHx]=上限値、[FLx]=下限値。

IFM LK8123 - 表示およびスイッチング機能 - 1

図 4: ヒステリシス機能

L: レベル

HY : ヒステリシス

IFM LK8123 - 表示およびスイッチング機能 - 2

図 5: ウインド機能

L: レベル

FE : ウインド

5.2.4 タンク内の実際のレベルを表示するためのオフセット

タンク底とプローブ下端との間の距離を、オフセット値[OFS]として入力できます。それにより、ディスプレイとスイッチポイントは実際のレベルを示すようになります。(基準ポイント=タンク底)

[OFS] = [0] の場合:基準ポイントは測定プローブの下端です。

設定されたオフセットはセンサの表示のみに関係します。IO-Link経由で伝送されるプロセス値には影響しません。ただし、OFSパラメータはIO-Link経由で正しく伝送されるため、考慮することができます:IO-Link (→ 12)

5.2.5 エラー時のセーフ状態

各出力に対して、エラー時のセーフ状態を設定できます。エラーが検出されると、出力は、定義済みのセーフ状態へすぐに渡されます。この場合、出力応答はパラメータ[FOU1]~[FOU4]で設定できます:エラー時の出力応答の設定(セーフ状態)(→ 30)

IO-Linkはインテリジェントなセンサやアクチュエータをオートメーションシステムに接続するための通信システムです。IO-LinkはIEC 61131-9規格で規格化されています。

IFM LK8123 - IO-Link - 1

IO-Linkに関する一般情報はio-link.ifmをご覧ください

IFM LK8123 - IO-Link - 2

Input Output Device Description (IODD) とすべてのパラメータ、プロセスデータ、デバイスの詳細な説明は、documentation.ifm.comをご覧ください。

IO-Linkには次のメリットがあります。

  • すべてのデータとプロセス値を干渉なしで伝送
  • 実行中のプロセス内でのパラメータ設定、またはアプリケーション外で事前設定
  • システム内の接続された装置を特定するためのパラメータ
  • その他のパラメータと診断機能
  • デバイス交換時のパラメータセットの自動バックアップと復元(データ保存)
  • パラメータセット、プロセス値、イベントのログ記録
  • デバイス記述ファイル(IODD - Input Output Device Description)でプロジェクトの計画が容易
  • 標準化された電気接続
  • リモートメンテナンス

6 取付

IFM LK8123 - 取付 - 1

注意

外装は高温になることがあります。

▷ 火傷の危険があります。
▶ 思わぬ接触を予防するためにカバーをしてください。

IFM LK8123 - 取付 - 2

IFM LK8123 - 取付 - 3

图 6: 取付

L: プローブ長

u\~y:最小距離

M:取付け部品のゾーン

OP:オーバーフロー保護

c : 最大外部長

B:タンク内の金属製物体

表 取付:

LKx022LKx023LKx024
[cm][inch][cm][inch][cm][inch]
L(ロッド長)26.410.447.218.672.828.7
M(取付けゾーン)14.05.523.09.136.014.2
c(最大外部長さ)*

* 図に示す取付けに適用されます(タンクふたの壁厚は考慮されません。取付け部品はタンク内に突出していません)。それ以外の場合は取付けゾーンMに注意してください。

6.1 オーバーフロー監視ありの動作用の取付け説明の注意事項

[MEdI] = [CLW..] または [OIL..]

[OP] = [值 ...] (オーバーフロー監視OPが有効)

IFM LK8123 - オーバーフロー監視ありの動作用の取付け説明の注意事項 - 1

取付け部品を取付けゾーン(M)内に固定することが可能です→図 取付。

▶ → 表 取付に記載されている最大外部長(c)を守ってください。

▶ → 図 取付および → 表 オーバーフロー監視あり動作用取付方法の最小距離を守ってください。
▶ オーバーフロー監視OPの注意事項に従ってください。

オーバーフロー監視OPは、次の条件を満たす必要があります。

  1. 取付け部品よりも下にあること。

  2. 最小距離(y)にセットされていること。最小距離は取付け部品の下端とOP値との間で測定します。

表 オーバーフロー監視ありの動作の取付け説明:

MEdI = CLW.1MEdI = CLW.2、OIL.1MEdI = OIL.2
[cm][inch][cm][inch][cm][inch]
x2.00.83.01.24.01.6
u▶ 1.00.41.00.41.00.4
y (LKx022)2.51.03.51.44.51.8
y (LKx023)4.51.85.52.26.52.6
y (LKx024)6.02.47.02.88.03.2
v4.51.84.51.84.51.8
w▷ 4.01.65.02.06.02.4

[OP]の計算支援:[OP]の計算支援:(→ 31)

6.2 オーバーフロー監視なしの動作用の取付け説明

[MEdl] = [Auto]または[OP] = [OFF](オーバーフロー監視OPが無効)

6.2.1 不感帯範囲への取付け

最大レベル(b1)と不感帯範囲(l1)との間で、最小距離(a1)に従ってください。不感帯範囲の取付の→図および→表。

▶ 取付け部品を使用して、センサを不感帯範囲(I1)に固定します。外部長(c)が(I1)を超えないようにしてください。
▶ 設置後、最大レベル(b1)を超えていないことを確認してください。
▶ 最小距離にも従ってください。→ 表 プローブの検出範囲Aへの取付

IFM LK8123 - 不感帯範囲への取付け - 1

図 7: 不感帯範囲への取付け

I1 / I2 : 不感带

A: アクティブゾーン

a1:不感帯範囲(I1)と最大レベル(b1)間の最小距離

b1:センサ下端からの最大レベル(オフセットなし)

c: 外部長(最大外部長→表取付)

表 不感帯範囲への取付け:

LKx022LKx023LKx024
[cm][inch][cm][inch][cm][inch]
l15.32.16.02.410.44.1
A19.57.739.015.458.523.0
a11.00.41.50.62.51
b120.07.939.515.659.523.4

6.2.2 プローブの検出範囲Aへの取付

最大レベル(b2)と取付け部品との間で、最小距離(a2)に従ってください。→図および→表(プローブの検出範囲Aへの取付)。

▶ 取付けゾーン(M)に取付け部品を固定してください→図 取付。記載されている最大外部長(c)に従ってください。→表 取付。
▶ 設置後、最大レベル(b2)を超えていないことを確認してください。
▶ (b2) = (L) - (c) - (a2) \ ( オフセットなし )
▶ 最小距離にも従ってください。→ 表 プローブの検出範囲Aへの取付。

IFM LK8123 - プローブの検出範囲Aへの取付 - 1

図 8: プローブの検出範囲Aへの取付

c: 外部長(最大外部長→表取付)

a2:取付け部品と最大レベル(b2)間の最小距離

b2:センサ下端からの最大レベル

表 プローブの検出範囲Aへの取付:

LKx022LKx023LKx024
[cm][inch][cm][inch][cm][inch]
x2.00.83.01.24.01.6
u▶ 1.00.41.00.41.00.4
a2 (LKx022)2.00.82.51.03.01.2
a2 (LKx023)4.01.64.51.85.02.0
a2 (LKx024)6.02.47.02.88.03.2
v*)4.51.84.51.84.51.8
w*)4.01.65.02.06.02.4

* → 図 取付:取付 (→ 13)

自動媒体検出[MEdl] = [Auto]、またはオーバーフロー監視無効[OP] = [OFF]の場合は、センサがスイッチオンになるたびに再初期化が行われ、媒体および取付け環境の調整が行われます。電源投入時には、液面がセンサーブローブの中央付近であることを確認してください。空の状態や満水であると感度が不安定となり、未検出やオーバーフローを引き起こす可能性があります。短すぎる距離は、調整不良や誤動作を引き起こす可能性があります。

6.3 取付けに関するその他の注意

  • 樹脂パイプ / 樹脂タンクに取付ける場合は、(パイプ)内径が12.0 cm以上なければなりません。
    ▶ センサを中央に取付けます。
  • 金属パイプに取付ける場合は、パイプ内径(d)は次の値以上必要です。

表 その他の取付方法

MEdI = CLW.1MEdI = CLW.2、OIL.1MEdI = OIL.2 / Auto
[cm][inch][cm][inch][cm][inch]
d4.01.66.02.410.04.0

6.3.1 取付け高さのマーキング

▶ 設定した取付け高さを、同梱のステンレスチューブクリップで固定することができます。

IFM LK8123 - 取付け高さのマーキング - 1

図 9: 取付け高さのマーキング

メンテナンスのためにセンサーを固定用金具から取り外した場合、センサーを再取付けするときにこのクリップがリミットストッパーの役割を果たします。そのため、センサーの不注意な調整不良を排除できます。これはオーバーフロー監視OPが正しく機能するために特に必要です。

▶ ペンチを使用してステンレスチューブクリップを固定します。
▶ 安全に固定されていることを確認します。
▶ クリップを取外すには破壊する必要があります。

7 電気接続

配線工事は、関連法令・規定に従って必ず法的有資格者が行ってください。

国内外の電気機器設置に関する法令を順守してください。

SELV、PELVに準拠の供給電圧を使用してください。

▶ 電源を切ります。
▶ センサを次のように接続します。

IFM LK8123 - 電気接続 - 1

IFM LK8123 - 電気接続 - 2

ピンコアカラーDIN 47100準拠
1:BN
2:WH
3:BU
4:BK
5:GY
6:PK
7:VT
OUT1:スイッチング出力/IO-Link
OUT2:スイッチング出力
OUT3:スイッチング出力
OUT4:スイッチング出力
ifmによる色

IFM LK8123 - 電気接続 - 3

図 10: 回路の例

1 : 4 x PNPのスイッチング
2 : 4 x NPNのスイッチング

IFM LK8123 - 電気接続 - 4

安全に機能するために、センサ外装は電子的に対電極に接続/接地(=機能接地)する必要があります。

シールドリング(図参照)と芯線の断面積が1.5 mm²以上の短いケーブルを使用します。

金属製タンクを使用する場合は、タンク壁が対電極として機能します。

樹脂タンクの場合は、タンク内にプローブと平行に金属棒 / 金属プレートを置くなど、対電極が必要になります。プローブまでの最小距離を守ってください。

8 操作部と表示の説明

IFM LK8123 - 操作部と表示の説明 - 1

1~8:表示LED
LED 1センチメートル表示
LED 2インチ表示
LED 3~4→未使用
LED 5OUT4のスイッチング状態(出力4のスイッチング時に点灯)
LED 6OUT3のスイッチング状態(出力3のスイッチング時に点灯)
LED 7OUT2のスイッチング状態(出力2のスイッチング時に点灯)
LED 8スイッチング状態OUT1(出力1がONすると点灯)
9:[Mode/Enter]ボタン
・パラメータの選択と値の決定
10:[Set]ボタン
・パラメータ値の設定(長押しでスクロール、短押しで増加)
11:4桁デジタル表示
・現在のレベルの表示・パラメータと値の表示・動作とエラーの表示

9 メニュー

9.1 メニュー構造

IFM LK8123 - メニュー構造 - 1

[cOP]のようにグレーでハイライトされているメニュー項目は、割り当てられたパラメータが選択された場合のみ有効です。

10 パラメータ設定

メニューで利用可能なパラメータはパラメータ設定に応じて変化する場合があります。

パラメータ設定はIO-Linkインターフェースから、またはセンサの操作要素から設定できます。

パラメータは設置前でも動作中でも設定できます。

動作中にパラメータを変更すると、機能に影響することがあります。

▶ 設備に異常がないことを確認してください。

パラメータの設定中、センサは動作モードのままです。パラメータ設定が完了するまで、従来のパラメータで監視を続行します。

オーバーフロー監視[cOP]を調整するには、センサをタンクに取付ける必要があります。

IO-Linkインターフェースからのパラメータ設定の要件

√ ifm moneo|configureなどの適切なパラメータ設定ソフトウェア
√ デバイスのIODD ( Input Output Device Description )、documentation.ifm.com参照
√ IO-Linkマスタ1台
▶ IO-Linkマスタをパラメータ設定ソフトウェアに接続します。
▶ マスタのポートをIO-Link動作モードに設定します。
▶ デバイスをIO-Linkマスタの空きポートに接続します。
▷ センサがIO-Linkモードに切替わります。
▶ ソフトウェアでパラメータ設定を変更します。
▶ パラメータ設定のセンサに書込みます。

パラメータ設定に関する注意 → パラメータ設定ソフトウェアのマニュアル

10.1 IO-Link経由のパラメータ設定に関する注意

▶ 納品時、センサLKxxxxは運転可能な状態にはなっていません。

▶ 最初に、内蔵のオーバーフロー監視[OP]を調整する必要があります。
▶ アプリケーションによっては、次のような方法で[OP]を調整できます。

  • ディスプレイで直接設定。
  • IO-Linkツールの「Teach_OP [cOP]」ボタンから設定。
  • コントローラーから設定:値208をIO-Linkインデックス2(長さ:1バイト)に書き込みます。

! OP調整はデータとしては保存されません。

そのため、(センサが故障した場合などの)単純な交換は、(OPが無効になっていないという条件:動作モード (→ 9))再度調整が必要です。新しいセンサで、操作キーまたはIO-Linkを使用して、OP調整を手動で行う必要があります。OP調整を正しく実行しないと、センサはプロセスデータの周期的伝送を再開しません。

工場出荷時設定へのリセットを実行すると(「Restore Factory Settings」ボタン)、センサーが再起動して工場出荷時設定が復元されます。

10.2 パラメータ設定全般

IFM LK8123 - パラメータ設定全般 - 1

注意

外装は高温になることがあります。

▷ 火傷の危険があります。
▶ 手でセンサに触れないでください。
▶ 必要に応じて、先のとがっていない棒などを使用してセンサを設定してください。

各パラメータ設定に対して、3つのステップを実行する必要があります。

1:パラメータの選択

IFM LK8123 - パラメータ設定全般 - 2

▶ 必要なパラメータが表示されるまで、[Mode/Enter]を押してください。

2:パラメータ値の設定

IFM LK8123 - パラメータ設定全般 - 3

▶ [SET]ボタンを押し続けてください。
▷ パラメータ値が5秒間点滅します。

▷ 5秒後:設定値が変更されます。

短押しで1ずつ増加し、長押しすると連続して増加します。

▷ 数値は連続して増加します。

値を減少させるには、

▶ 最大値まで値を増加させてください。値は最小値から再度増加します。

3:パラメータ値の決定

IFM LK8123 - パラメータ設定全般 - 4

▶ [Mode/Enter]を短く押します。

▷ パラメータが再度表示されます。新しい設定値が保存されます。

他のパラメータの設定:

▶ 再度ステップ1から始めます。

パラメータ設定の終了

▶ 現在の測定値が表示されるまで、[Mode/Enter]を数回押すか、30秒間待ちます。

▷ センサが測定値表示に戻ります。

IFM LK8123 - パラメータ設定全般 - 5

パラメータ値を変更しようとしたときに[C. Loc]が表示された場合は、パラメータ設定プロセスがIO-Linkインターフェース経由で有効です。(一時的にロック)

IFM LK8123 - パラメータ設定全般 - 6

[S. Loc] が表示される場合は、センサはソフトウェアによってロックされています。このロックはパラメータ設定ソフトウェアからのみ解除できます。

メニューレベル1からメニューレベル2への移行

IFM LK8123 - パラメータ設定全般 - 7

▶ [EF]が表示されるまで、[Mode/Enter] を押します。

IFM LK8123 - パラメータ設定全般 - 8

▶ [Set]を短く押します。
▷ サブメニューの最初のパラメータが表示されます。(ここでは[rES])

ロック/アンロック

センサは意図しない設定が行われるのを予防するため、電子的にロックできます。

ロック:

IFM LK8123 - パラメータ設定全般 - 9

▶ センサが通常の動作モードにあることを確認してください。
▶ [Mode/Enter] ボタンと [Set] ボタンを同時に10秒押してください。
▷ [Loc]と表示されます。

パラメータ値を変更しようとすると、少しの間 [Loc] と表示されます。

ロック解除:

IFM LK8123 - パラメータ設定全般 - 10

▶ [Mode/Enter] ボタンと [Set] ボタンを同時に10秒押してください。
▷ [uLoc]と表示されます。

タイムアウト:

パラメータ設定中に30秒間何も操作がない場合、値が変更されないままセンサは動作モードに戻ります。

センサーは取付け前、または取付け後でも設定できます。

例外: オーバーフロー監視 [cOP] を調整するには、センサをタンク内に取付ける必要があります。

10.3 基本設定

すべてのパラメータの設定範囲:設定値と計算支援 (→ 30)

すべてのパラメータの工場出荷時設定:工場出荷時の値 (→ 38)

10.3.1 測定単位の決定

▶ SPx、rPx、OP、OFS の値を入力する前に、[uni]を入力してください

▷ これにより、意図しない調整不良を回避します。

▶ [uni]を選択します▶ 測定単位を決定します。[cm]、[inch][uni]

10.3.2 オフセットの設定

タンク底と測定プローブの下端との間の距離を、オフセット値として入力できます。

▶ SPx、rPx、OPの値を入力する前に、[OFS]を設定します。

▷ これにより、意図しない調整不良を回避します。

▶ [OFS]を選択します。▶ オフセット値を設定します。設定する測定単位[uni]にご注意ください。[OFS]

10.3.3 媒体の設定

▶ [MEdL]を選択します。[MEdl]
[CLW.1] =水、水性媒体、クーラントエマルジョン
[CLW.2] =温度35°Cを超える水、水溶性媒体、クーラントエマルジョン(空調管の使用)
[OIL.1] =誘電率の高い油(合成潤滑油など)
[OIL.2] =誘電率の低い油(鉱物油など)
[Auto] =自動媒体検出:動作モード(→ ☐ 9)

▶ 不確かな場合は、油の[OIL.2]を選択します。
▶ アプリケーションテストを実施して適切な機能を確認してください。

[CLW.1]および[CLW.2]の設定は、堆積物を抑制します。(金属切屑など)

[OIL.1]および[OIL.2]の設定は、高い誘電率の水の底にある層、または数cmの高さの切屑を抑制します。油層が存在しない(または非常に薄い)場合は、底にある層が検出されます。

設定[MEdl] = [Auto]の場合、オーバーフロー監視OPは利用できません。その場合、メニュー項目[OP]および[cOP]は使用できません。

10.3.4 オーバーフロー監視の設定

▶ 最小距離および取付方法に従ってください
▶ [OP]を選択します
▶ オーバーフロー監視OPの位置を設定します。
オプション[OP] = [OFF]では、オーバーフロー監視OPは無効になります。

[OP]

! ▶ [OP]は、[SPx]または[FHx]の前に設定します。

▷ [OP]を、[SPx] / [FHx]の設定後に、[SPx] / [FHx]よりも小さくすると、[SPx] / [FHx]は減少します。
▷ [OP]と[SPx] / [FHx]が近い場合は、[OP]を増加させると、[SPx] / [FHx]も増加します(1 ステップ刻み)。

オーバーフロー監視が無効[OP] = [OFF]、または[MEdl] = [Auto]の場合は、センサの安全機能を特に注意して確認する必要があります。確認時にスイッチオン/オフのプロセス、タンクが満杯に近い状態などの特殊な動作状態、想定されるメンテナンスおよび清掃動作を考慮してください。

▶ 設定[OP] = [OFF]の場合、メニュー項目[cOP]は利用できません。

10.3.5 オーバーフロー監視の調整

オーバーフロー監視OPの調整は、必ずセンサを取付けた状態で行ってください。可能であれば、タンクが空のときに調整を実施してください。

タンクは一部充填することができます。

▶ オーバーフロー監視OPが媒体で覆われていないことを確認してください。オーバーフロー監視OPとレベルの最小距離を守ってください。

▶ [cOP]を選択します。▶ [Set]ボタンを押し続けてください。▷ [cOP]が数秒間点滅します。その後点灯して、調整が行われたことが示されます。▷ 調整に成功すると、[donE]と表示されます。▶ [Mode/Enter]をクリックして確定します。▷ 調整に失敗すると、[FAIL]と表示されます。▶ 必要に応じて、レベルを低くするか、オーバーフロー監視[OP]の位置を修正し、調整操作を繰り返します。[cOP]

表 調整中のオーバーフロー監視OPとレベルの最小距離:

[cm][inch]
LKx0222.00.8
LKx0233.51.4
LKx0245.02.0

オーバーフロー監視OPの位置は、パラメータ [OP]を呼び出すことで判断できます。必要に応じてオフセットに注意してください。

センサは調整前には動作準備ができていないため、現在のレベルは手動で判断します。

オーバーフロー監視が有効([OP] = [値 ...])の時、次の場合には調整[cOP]を毎回実施する必要があります。

  • [MEdl]または[OP]が変更された場合。この場合は 三三三 と表示されます。
  • 取付け位置(高さ、向き)が変更された場合。
  • センサとタンク接地(ケーブルの長さ)の接続が変更された場合。

オーバーフロー監視が無効([OP] = [OFF]または[MEdl] = [Auto])の場合:

基本設定を適用し、媒体と設置環境に合わせて調整するために、センサの設置時に再初期化する必要があります。

▶ 動作電圧をオフにしてから再度オンにします。

10.4 出力信号の設定

10.4.1 出力機能の設定

▶ [OU1] / [OU2]を選択してスイッチング機能を設定します。• [Hno] = ヒステリシス /ノーマルオープン• [Hnc] = ヒステリシス /ノーマルクローズ• [Fno] = ウィンドウ /ノーマルオープン• [Fnc] = ウィンドウ /ノーマルクローズ注意:スイッチポイントをオーバーフロー監視として使用する場合、[OUx] = [Hnc] ( NC機能 )に設定することを推奨します。ノーマルクローズ動作設定は、配線の断線検知としても機能します。[ou1]その他各社[ou4]

10.4.2 スイッチング出力値の設定 (ヒステリシス機能)

▶ [oux]に機能[Hno]または[Hnc]が設定されていることを確認してください。▶ まず[SPx]を設定し、次に[rPx]を設定します。▶ [SPx]を選択し、出力が切り替わる値を設定してください。[SP1]... [SP4]
▶ [rPx]を選択し、出力がオフになる値を設定してください。[rPx]は、[SPx]よりも常に小さくなるようにします。[SPx]よりも小さい値しか設定できません。[SPx]をシフトすると、設定範囲の下限に到達しない場合は、[rPx]もシフトされます。[rP1]... [rP4]

10.4.3 スイッチング出力値の設定 (ウィンドウ機能)

▶ [oux]に機能[Fno]または[Fnc]が設定されていることを確認してください。▶ まず[FHx]を設定し、次に[FLx]を設定します。▶ [FHx]を選択して許容範囲の上限値を設定します。[FH1]... [FH4]
▶ [FLx]を選択して許容範囲の下限値を設定します。[FLx]は、[FHx]よりも常に小さくなるようにします。[FHx]の値よりも小さい値にしか設定できません。[FHx]をシフトすると、設定範囲の下限に到達しない場合は、[FLx]もシフトされます。[FL1]... [FL4]

10.4.4 スイッチング遅延の設定

▶ [dSx]を選択して、0.0~60秒の値を設定します。スイッチオン遅延はVDMA*)に従って反応します[dS1]... [dS4]

10.4.5 スイッチオフディレー設定

▶ [drx]を選択して0.0~60秒の値を設定します。スイッチオフ遅延はVDMA*)に従って反応します[dr1]... [dr4]

10.4.6 出力のスイッチングロジックの設定

▶ [P-n]を選択して[PnP]または[nPn]を設定します。[P-n]

10.4.7 エラー時の出力応答の設定(セーフ状態)

▶ [FOUx]を選択して値を設定します。• [On] = エラー時、スイッチング出力はONになります。• [OFF] = エラー時、スイッチング出力はOFFになります。ハードウェアエラー(エラーメッセージ[Err])またはデータセット不良(エラーメッセージ[PARA])がエラーとみなされます:エラー表示 (→ ☐ 35)オーバーフロー、またはオーバーフロー監視OPの有効化は、エラーとはみなされません。[FOU1]... [FOU4]

10.4.8 表示の設定

▶ [diS]を選択して値を設定します。[on] = 動作モードで表示をオンにします。測定値を500 msごとに更新します。[OFF] = 動作モードで表示をオフにします。いずれかのボタンを押すと、現在の測定値が30秒間表示されます。ディスプレイがアクティブでなくても、インジケーターLEDはアクティブなままです。[diS]

10.4.9 工場出荷時設定にリセット

▶ [rES]を選択します。▶ [----]と表示されるまで[Set]を押し続けます。▶ [Mode/Enter]を短く押します。▷ センサが再起動し工場出荷時設定に戻ります。[rES]

10.5 設定値と計算支援

10.5.1 設定値[OFS]

[cm][inch]
設定範囲0~200.00~78.8
[cm][inch]
LKx022 LKx023LKx024LKx022 LKx023LKx024
ステップ0.510.20.5

10.5.2 設定値[OP]

IFM LK8123 - 設定値[OP] - 1

図 11: 設定値 / OPx : 設定範囲[OP]

セクションLKx022LKx023LKx024
[cm][inch][cm][inch][cm][inch]
120.48.040.716.06123.9
19.17.538.315.15722.4
17.97.135.814.15321.0
16.76.633.413.15019.5
15.56.131.012.24618.1
14.35.628.511.24216.7
13.05.126.110.33915.2
11.84.723.69.33513.8
10.64.221.28.33112.3
9.43.718.87.42810.9
8.23.216.36.4249.5
26.92.713.95.5208.0

表示される[OP]の値は、OPとプローブ下端との間の距離を示します。この値は[OFS] = [0]の時に適用されます。

[OFS] > [0] の場合、値は設定したオフセット値の分だけ増加します。

LKx122の例:

→ 表 設定値[OP]に従って、OPはセグメント20.4 cmに設定します。

[OFS] = 7. 0 cm

[OP] は、20.4 cm + 7.0 cm = 27.4 cm に設定されます。

10.5.3 [OP]の計算支援:

オーバーフロー監視OPが適切に機能するためには、最小距離(y)→(図:「カバーから」の定義)に従う必要があります。次の通り適用されます。:

B + c = L + uおよびB = z + yB: タンク高さc: c: 外部長(最大:)。y: 上面からの必要な応答レベルOP(最小: オーバーフロー監視ありの動作用の取付け説明の注意事項 (→ □ 13)、最大: 設定値[OP] (→ □ 31)。L: プローブ長u: プローブとタンク底との距離z: 底からの必要な応答レベルOP(最大: z < L - c - y または z < B - y )

10.5.3.1 「カバーから」の定義

IFM LK8123 - 「カバーから」の定義 - 1

図 12: 「カバーから」の定義

オーバーフロー監視OPの「カバーから」の必要な距離(y)は、次のように定義されます。

  • オフセットなし([OFS] = [0]) : [OP] = L - c - y
  • オフセットあり([OFS] = u) : [OP] = L - c - y + u または

[OP] = B-y

例:

c = 3. 0 cm, y = 5. 0 cm, u = 1. 0 cm

オフセットなし : [OP] = 26.4 cm - 3.0 cm - 5.0 cm = 18.4 cm

オフセットあり : [OP] = 26.4 cm - 3.0 cm -

5. 0 cm + 1. 0 cm = 1 9. 4 cm

10.5.3.2 「底から」の定義

オーバーフロー監視OPの「タンク底から」の応答レベル(z)は、次のように定義されます。

  • オフセットなし([OFS] = [0]) : [OP] = z - u
  • オフセットあり([OFS] = u) : [OP] = z

例:

z = 1 8. 0 cm (タンク底から) 、 u = 1. 0 cm

オフセットなし : [OP] = 18.0 cm - 1.0 cm = 17.0 cm

オフセットあり : [OP] = 18.0 cm

▶ 計算結果を、次に低い調整可能な値に四捨五入します:パラメータ値の読み込み (→ □ 35)

10.5.4 設定範囲 [SPx] / [FHx]、[rPx] / [FLx]

LKx022LKx023LKx024
[cm][inch][cm][inch][cm][inch]
[SPx] / [FHx]2.5 ~ 20.01.0 ~ 7.83.5 ~ 39.01.4 ~ 15.46 ~ 592.5 ~ 23.5
[rPx] / [FLx]2.0~19.50.8~7.63.0~38.51.2~15.25~582.0~23.0
ステップ0.50.20.50.210.5

IFM LK8123 - 設定範囲 [SPx] / [FHx]、[rPx] / [FLx] - 1

この値は[OFS] = [0]の時に適用されます。

[OFS] > [0] の場合、値は設定したオフセット値の分だけ増加します。

10.6 アプリケーション例

10.6.1 貯蔵タンク

4つのスイッチング出力を備えたレベル制御および最小/最大モニタリング4個のフロートスイッチの代替になります。

スイッチング出力1~4の設定
SP1最大値超過→アラーム
ou1ヒステリシス機能、ノーマルクローズ (Hnc)
SP2上のプリセット値を超過→補充終了
ou2ヒステリシス機能/ノーマルオープン (Hno)
SP3下のプリセット値を下回る→補充開始
ou3ヒステリシス機能、ノーマルクローズ (Hnc)
SP4最小値未満→アラーム
ou4ヒステリシス機能/ノーマルオープン (Hno)
rP1~4波動運動を抑制するため、それぞれSPxより僅かに下

IFM LK8123 - 貯蔵タンク - 1

図 13: 貯蔵タンク

  • レベルがSP1より下の場合、出力がスイッチします。レベルがSP1より上か、断線がある場合、出力1はリセットされます (OFF) (アラームメッセージ"overflow / wire break" (オーバーフロー/断線))。
  • レベルがSP2に到達すると、出力2が示されます(上のプリセット値に到達、補充終了)。

  • レベルがSP3を下回ると、出力3が示されます(下のプリセット値を下回る、補充を開始)。

  • レベルがSP4より上の場合、出力がスイッチします。レベルがSP4より下か、断線がある場合、出力4はオフになります(アラームメッセージ「below min. value / wire break(最小値未満/断線)」)

10.6.2 ポンプ場

空のタンク/3つのスイッチング出力でオーバーフローを監視します。3個のフロートスイッチの代替になります。

スイッチング出力1~3の設定
SP1最大値超過→アラーム
ou1ヒステリシス機能/ノーマルクローズ(Hnc)
SP2上限値超過→水中ポンプオン
ou2ヒステリシス機能/ノーマルオープン(Hno)
SP3下限値を下回る→水中ポンプオフ
ou3ヒステリシス機能/ノーマルクローズ(Hnc)
rP1~3波動運動を抑制するため、それぞれSPxより僅かに下

IFM LK8123 - ポンプ場 - 1

図 14: ポンプ場

  • レベルがSP1より下の場合、出力がスイッチします。レベルがSP1より上か、断線がある場合、出力1はリセットされます (OFF) (アラームメッセージ"overflow / wire break" (オーバーフロー/断線))。
  • レベルがSP2を超えると、出力2が示されます(上限値超過、水中ポンプオン)
  • レベルがSP3を下回ると、出力3が示されます(下限値に到達、水中ポンプオフ)

11 操作方法

動作電圧投入後、センサは動作モード(通常の動作モード)になります。測定および評価機能が実行され、設定されたパラメータに従って出力します。

▶ センサが正しく機能しているか確認してください。

11.1 動作表示

[---] 連続電源投入後の初期状態
数値 + LED 1現在のレベルをcmで表示
数値 + LED 2測定したレベル値をinchで表示
LED 7 / LED 8OUT2 / OUT1のスイッチング状態(出力xのスイッチング時に点灯)
[----]レベルが測定範囲以下
[FULL] + [数値]を交互に表示オーバーフロー監視OPに到達(オーバーフローの警告)、またはレベルがアクティブゾーン以上、または検出された取付け部品に到達
[三三三三]オーバーフロー監視OPの[cOP]の調整が必要です。
[Loc]センサが操作キーによりロックされています。パラメータを設定できません。ロックを解除するには2つの設定ボタンを10秒間押します。
[uLoc]センサはロック解除状態/パラメータ設定が可能です。
[C. Loc]センサが一時的にロックされています。IO-Linkからのパラメータ設定は有効です(一時的にロック)。
[S. Loc]センサはソフトウェアにより恒久的にロックされています。このロックはパラメータ設定ソフトウェアからのみ解除できます。

11.2 パラメータ値の読み込み

▶ [Mode/Enter]を短く押します。(必要に応じて数回繰り返します。)
▷ 必要なパラメータに到達するまでメニュー項目をスクロールします。
▶ [Set]を短く押します。
▷ 対応するパラメータ値が30秒間表示されます。

11.3 エラー表示

表示考えられる原因推奨される措置
[Err]電気的エラー*)▶ センサを交換してください。
[FAIL]オーバーフロー監視OPの調整中のエラー:・調整中にオーバーフロー監視が媒体で覆われる・オーバーフロー監視が汚れている・最小距離が短すぎる・取付け部品がオーバーフロー監視より下で検出された・測定値が一定でない▶ 必要に応じてレベルを下げてください。▶ プローブを清掃してください。▶ 取付方法の注意事項に従ってください。▶ オーバーフロー監視OPの位置を修正してください。▶ 調整をやり直します。▶ OPを無効にします。
[SCx] + LED 5~8点滅:すべてのスイッチング出力で短絡。▶ 短絡状態を取り除いてください。
[PARA]データセット不良*)▶ 工場出荷時設定にリセットしてください。[rES]

* 出力はセーフ状態に変わります:様々な動作状態における出力応答 (→ 36)

11.4 様々な動作状態における出力応答

OUT1~4
初期化処理OFF
オーバーフロー監視OPが調整されていないOFF
オーバーフロー監視OPが調整されているか無効、通常の動作レベルおよび[ou1]~[ou4]の設定に従う
エラー/セーフ状態 [FOUx] = [OFF] の場合はOFF [FOUx] = [On] の場合はON

12 修理、メンテナンス、および廃棄

▶ 使用済みのセンサを廃棄する場合は、自治体の法令に従って処分してください。
▶ 輸送の際に損傷する事がないよう、適切に梱包してください。
▶ 本センサを返品する場合は、汚れがない事を確認し、特に有害な有毒物質が付着していないようにしてください。

メンテナンスまたは清掃のためセンサーを取外す、または取付ける場合

▶ ステンレスチューブクリップがセンサーに固定されていることを確認します。
▷ 正確な取付け高さと位置を再現できる必要があります。
▶ センサを取外し、清掃/メンテナンスを行います。
▶ センサーを正確に前と同じ位置に取付けます。そうでない場合は、パラメータ[OP]をチェックして[cOP]を再度実行してください。

12.1 オーバーフロー監視なしの動作の場合のメンテナンス情報

[MEdl] = [Auto]または[OP] = [OFF](オーバーフロー監視OPが無効)

▶ 次の場合にはセンサの再初期化が必要です。(動作電圧を短時間オフにしてから再度オンにします)。
- すべてのメンテナンス作業後
- 清掃作業後(センサプローブの水流による清掃など)
- センサが動作中にタンクから取り外され、再度取付けられた場合
- センサの検出範囲に手または接地された物体(ドライバーやランスなど)で触れた場合
- センサとタンク壁/対電極との接続が変更された場合。
- 大幅に異なる誘電率の媒体の変更後、手動で媒体を選択するには、最初に [MEdI] 設定を調整する必要があります。

13 工場出荷時の値

工場出荷時設定ユーザー設定
LKx022LKx023LKx024
SP16.012.018
rP15.511.517
SP210.019.529
rP29.519.028
SP315.029.544
rP314.529.043
SP420.039.059
rP419.538.558
OP20.440.761
MEdlCLW.1
cOP----
rES----
ou1~3Hno
ou4Hnc
dS1~40.0
dr1~40.0
Unicm
P-nPnP
OFS0
FOU1~4OFF
diSON
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製品情報

ブランド : IFM

モデル : LK8123

カテゴリ : センサー