IFM SV4614 - 検出器

SV4614 - 検出器 IFM - 無料のユーザーマニュアル

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使用説明書 SV4614 IFM

取扱説明書

カルマン渦式流量センサ

SVxxx4

目次

1 はじめに(注意)……3

1.1 表記の説明 3
1.2 警告 3

2 安全の為の注意.... 4

3 製品の用途 5

3.1 アプリケーション 5

4 機能 6
5 取付方法 7

5.1 推奨されない取付け位置..... 8

6 接続方法 9
7 操作部と表示部.... 10
8 メニュー 11
9 セットアップ 14

10 パラメータ設定.... 15

10.1 センサキーからのパラメータ設定.... 15
10.2 IO-Linkからのパラメータ設定.... 16
10.3 出力設定 16

10.3.1 標準測定単位 16
10.3.2 アナログ信号 16
10.3.3 ダンピング 17
10.3.4 出力のエラー動作.... 18

10.4 [メモリ].... 18
10.5 ディスプレイ 19

10.5.1 ディスプレイのレイアウト 20
10.5.2 ディスプレイの更新レート 20
10.5.3 表示の回転 20
10.5.4 表示輝度 20
10.5.5 表示色の設定 21

10.6 デバイスのリセット 21
10.7 ロック/ロック解除 22

11 トラブルシューティング....24

11.1 警告メッセージ.... 24
11.2 エラーメッセージ 24

12 工場出荷時設定.... 26

1 はじめに(注意)

指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.comを参照してください。

1.1 表記の説明

√ 要件
操作指示
▷ 操作による応答、結果

[...] 設定ボタン、表示等

→ 参照

IFM SV4614 - 表記の説明 - 1

重要事項

従わないと誤動作や干渉を引き起こすことがあります。

IFM SV4614 - 表記の説明 - 2

情報

補足事項

1.2 警告

警告は、負傷や物的損害をもたらすおそれがあることを示します。これに従って製品を安全に取扱ってください。警告は次のように区分されます。

IFM SV4614 - 警告 - 1

警告

重度の負傷のおそれ

▷ 従わない場合は死亡または重傷を負う可能性があります。

IFM SV4614 - 警告 - 2

注意

軽度または中程度の負傷のおそれ

▷ 従わない場合は軽傷または中程度の負傷を負う可能性があります。

注意

物的損害のおそれ

▷ 従わない場合は財産等へ損害を及ぼす可能性があります。

2 安全の為の注意

- ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。

  • システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
  • システム設計者は危険性評価を実施し、システムのオペレータおよびユーザに提供される、法的および規範的要件に従って文書を作成することを請け負います。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。

  • 製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。

  • 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
  • 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(→ 使用目的)
  • 製品は許可される媒体以外に使用してはなりません。
  • 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
  • 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
  • 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
  • 製品とケーブルは損傷から保護してください。

3 製品の用途

このセンサは液体を監視します。

プロセスカテゴリの体積流量(流量/時間)と媒体温度を検出します。

3.1 アプリケーション

• 水
- 液体(脱イオン水、冷却水)

IFM SV4614 - アプリケーション - 1

欧州压力機器指令 (PED):

この装置は欧州圧力機器指令に適合し、「健全なエンジニアリングの実践」に従ってグループ2の液体向けに設計、製造されています。グループ1流体の媒体使用はご要望によります。

4 機能

  • 本センサはカルマン渦を測定する原理により流量を検出します。
  • 追加の測定値として、媒体温度を検出します。
  • 現在のプロセス値を装置に表示します。
  • センサはパラメータ設定に応じて2つの出力信号を出します。

出力機能

OUT1:アナログ出力(温度)

OUT2:アナログ出力(流量)

5 取付方法

IFM SV4614 - 取付方法 - 1

注意

媒体の温度が50℃を超えると、外装部品は65℃を超える温度になることがあります。

▷ 火傷の危険があります。
▶ 外装が可燃物に接触したり、不測の接触が起きたりしたりすることを防ぐため、保護してください。

IFM SV4614 - 取付方法 - 2

▶ 取付けの際は、システムに圧力がかかっていないことを確認してください。
▶ 取り付けの際は、取付個所から媒体が漏れないように作業してください。

▶ 流れ方向の表示(矢印)に合わせてセンサを配管に取付けてください。

推奨締付けトルク:30 Nm

IFM SV4614 - 取付方法 - 3

図 1: 入口側直管部(1)、出口側直管部(2)、流れ方向(矢印)

配管内の構造物、バルブ、リデューサなどが、センサの機能に影響することがあります。
▶ センサと干渉源との距離を守ってください。

偏流入口側直管部(1)出口側直管部(2)
非理想的な曲管 ≥ 5 × DN ≥ 1 × DN
理想的な曲管IFM SV4614 - 取付方法 - 4 ≥ 0.5 × DN
複合曲管( 2 × 90° ) ≥ 15 × DN
口径縮小部 ≥ 15 × DN ≥ 15 × DN
バルブまたはポンプ ≥ 25 × DN

表 1: 入口・出口側に必要な直管部の長さ DN = 口径

▶ 配管とセンサの内径は同じにしてください。

▶ 堆積物やガスの滞留、気泡がないようにしてください。
▶ 測定配管内が常に満水状態になるようにセンサを取付けてください。
▶ 立ち上がり配管の前か耐上がり配管に取り付けてください。
▶ 直接取付ける場合は、4本のM4タッピングねじ(DIN 7985)を使ってセンサのハウジング底部を固定してください。ハウジング取付深さ:5.5 mm
▶ センサは、配管に機械的な力がかからないように取付けてください。取付の際は必要に応じてL型固定金具をお使いください。
▶ 必要に応じて、センサを取付けプレート(含まれていません)に下側から固定します。

IFM SV4614 - 取付方法 - 5

利用可能なアクセサリに関する情報は、www.ifm.comを参照してください。

5.1 推奨されない取付け位置

  • 出口が降下している配管
  • 底が開いている下降管
  • 配管の吐出口の直前。
  • ポンプの入口側
  • 配管上で最も高い位置

6 接続方法

配線工事は、関連法令・規定に従って必ず法的有資格者が行ってください。

国内外の電気機器設置に関する法令を順守してください。

SELV、PELVに準拠の供給電圧を使用してください。

▶ 電源を切ります。
▶ センサを次のように接続します。

IFM SV4614 - 接続方法 - 1

IFM SV4614 - 接続方法 - 2

図 2: 結線表 (心線色はDIN EN 60947-5-2による)

BN : 茶
WH : 白
BK : 黑
BU : 青

ピンピンアサイン
1L+
3L-
4 (OUT1)• 温度のアナログ出力
2 (OUT2)• 流量のアナログ出力

7 操作部と表示部

IFM SV4614 - 操作部と表示部 - 1

図 3: 操作部と表示部

1: 機能なし
2:機能なし
3: TFTディスプレイ、プロセス値の表示 (→ ディスプレイのレイアウト ☐ 20)
4:画面切替とパラメータ設定用ボタン

本体のボタンを使用して、センサの動作中に表示するプロセス値の変更ができます。

▶ 表示したい画面になるまで[▲]または[▼]を押し続けます。
▷ 表示が切り替わります。
▷ 30秒後にセンサは標準の画面表示に戻ります。

IFM SV4614 - 操作部と表示部 - 2

IFM SV4614 - 操作部と表示部 - 3

IFM SV4614 - 操作部と表示部 - 4
図 4: 表示の変更

8 メニュー

メニューが表示されている図は、センサ上でキー入力により設定できるパラメータを示しています。

これらのパラメータとその他の機能は、IO-Linkインターフェースからも利用可能です。

IFM SV4614 - メニュー - 1

パラメータ説明
ASPxOUTxのアナログスタートポイント = 出力信号が4 mAの測定値
AEPxOUTxのアナログエンドポイント = 出力信号が20 mAの測定値
EFEF(拡張機能)サブメニューに変更
rES工場出荷時設定にリセット
情報デバイス情報の表示
IO-LIO-Link通信
CFGサブメニューの基本設定に変更
MEMMEM(メモリ)サブメニューに変更
DISDIS(ディスプレイ)サブメニュー切替
Uni流量の標準測定単位
dAPダンピング定数(秒)(立上がり時間 τ の63%)
FOUxエラー時のOUT x の動作
Lo. F最小メモリ値(流量)
Hi. F最大メモリ値(流量)
Lo. T最小メモリ値(温度)
Hi. T最大メモリ値(温度)
diS. Lディスプレイのレイアウト
diS. U表示の更新レート
diS. R表示の向き
diS. B表示の輝度
coL. F流量のフォントの色
cFH. F色が変わる上限値(流量)
cFL. F色が変わる下限値(流量)
col. T温度のフォントの色
cFH. T色が変わる上限値(温度)
cFL. T色が変わる下限値(温度)

9 セットアップ

電源投入してパワーオン遅延時間後、装置は通常の動作モードになります。測定および評価機能が実行され、設定されたパラメータに従って出力します。

起動遅延時間中は、アナログ出力2(OUT2)の信号は20 mAになります。

アナログ出力1(OUT1)は最初の2秒間待機しIO-Link通信状態になります。起動遅延時間が終わるまで出力信号は20 mAになります。

10 パラメータ設定

パラメータ設定はIO-Linkインターフェースから、またはセンサの操作要素から設定できます。

パラメータは設置前でも動作中でも設定できます。

動作中にパラメータを変更すると、機能に影響することがあります。

▶ 設備に異常がないことを確認してください。

パラメータの設定中、センサは動作モードのままです。パラメータ設定が完了するまで、従来のパラメータで監視を続行します。

メニューで利用可能なパラメータはパラメータ設定に応じて変化する場合があります。

10.1 センサキーからのパラメータ設定

IFM SV4614 - センサキーからのパラメータ設定 - 1

注意

媒体の温度が50℃を超えると、外装部品は65℃を超える温度になることがあります。

▷ 火傷の危険があります
▶ センサを手で触らないでください。
▶ センサで設定を実施する際は、先の尖っていないもの(ボールペンなど)を使用してください。

パラメータ設定プロセス全般:

意図アクション
プロセス表示からメインメニューに変更[●]
サブメニューに変更[▼]を使用してサブメニュー(EFなど)にナビゲートしてから、[●]
必要なパラメータの選択▲または[▼]
設定モードに変更[●]
パラメータ値の変更▲または[▼]を1秒以上
設定したパラメータの承認[●]
保存せずにパラメータ設定を終了[▲]+[▼]
次に高いメニューに戻る(プロセス値表示に到達するには数回繰返し)[▲]+[▼]
プロセス値表示に戻る>30秒(タイムアウト)

10.2 IO-Linkからのパラメータ設定

IO-Linkによるパラメータ設定に必要なものは次の通りです。

√ ifmmoneo|configure等のパラメータ設定ソフトウェア
√ センサのデバイスデータ記述ファイル(IODD)
√ IO-Linkマスタ
▶ IO-Linkマスタをパラメータ設定ソフトウェアに接続します。
▶ マスタのポートをIO-Link動作モードに設定します。
▶ センサをIO-Linkマスタの空いているポートに接続します。
▷ センサがIO-Linkモードに変わります。
▶ ソフトウェアからパラメータの設定を変更します。
▶ パラメータの設定をデバイスに書込みます。

パラメータ設定に関する注意→パラメータ設定ソフトウェアの取扱説明書

10.3 出力設定

10.3.1 標準測定単位

プロセス値がデフォルトでディスプレイに表示される測定単位を選択できます。その他のすべてのパラメータ設定は、この単位に基づきます。

選択可能な値:

流量:l/min、 m3/h 、SVx6xxタイプのセンサ:gpm・gph

10.3.1.1 操作ボタンによるパラメータ設定:標準測定単位

▶ メニュー[EF] > [CFG]を呼出します。

▶ [uni]を選択して測定単位を設定します。

10.3.1.2 IO-Linkによるパラメータ設定:標準測定単位

▶ [パラメータ] > [表示設定]を呼出します。

▶ [uni]を選択して測定単位を設定します。

10.3.2 アナログ信号

センサはプロセス値に比例する4~20 mAのアナログ信号を提供します。

測定範囲はスケーリング可能です:

  • [ASP]2にて、出力信号が4mAになる測定値を決定します。
  • [AEP]にて、出力信号が20mAになる測定値を決定します。

IFM SV4614 - アナログ信号 - 1

[ASP]と[AEP]の最短距離 = 測定範囲の最終値の20%。

表示範囲外の測定値、またはエラーの場合は、メッセージが表示されます(cr. UL、UL、OL、cr. OL、Err)。

障害の場合アナログ信号は、パラメータ[FOU]で設定できます。

10.3.2.1 センサキーによるパラメータ設定: アナログ信号

√ 標準測定単位が選択されています:[EF] > [CFG] > [Uni]。

▶ [メインメニュー]を呼出します。
▶ 温度測定のパラメータ設定:[ASP1]、[AEP1]
▶ 流量測定のパラメータ設定:[ASP2]、[AEP2]

10.3.2.2 IO-Linkによるパラメータ設定:アナログ信号

√ 標準測定単位が選択されています:[パラメータ] > [センサ表示の設定] > [uni]。
▶ メニュー[パラメータ] > [アナログ出力1]を開き、温度測定のパラメータを設定します:[ASP1]、[AEP1]。
メニュー[パラメータ] > [アナログ出力2]を開き、流量測定のパラメータを設定します:[ASP2]、[AEP2]。

10.3.3 ダンピング

ダンピング定数を設定することにより、出力信号が安定します。物理的なプロセス値が急激に変化しても、調整された出力になります。

これにより出力と表示が変更されます。

ダンピング定数によりセンサの応答性が遅くなります。(→技術データ)

ULおよびOLの信号はダンピング時間を含めて規定されます。

IFM SV4614 - ダンピング - 1

測定値ダンピングは、測定された可変流量のみに影響します。

10.3.3.1 操作ボタンによるパラメータ設定:ダンピング

▶ メニュー[EF] > [CFG]を呼出します。

▶ [dAP]を選択してダンピング定数を秒で設定します(τ値63%)。

10.3.3.2 IO-Linkによるパラメータ設定: ダンピング

▶ [パラメータ] > [ダンピング] を呼出します。
▶ [dAP]を選択してダンピング定数を秒で設定します(τ値63%)。

10.3.4 出力のエラー動作

障害の場合のOUTx出力の反応は、パラメータ[FOUx]で設定できます。選択した出力機能に応じて、障害の場合に次の信号が出力されます:

  • On:アナログ信号は22 mAになります。
  • OFF:アナログ信号は3.5 mAになります。
  • OU:アナログ信号は測定値に対応します。

10.3.4.1 センサキーからのパラメータ設定:出力のエラー動作

▶ メニュー[EF] > [CFG]を呼出します。
▶ [FOUx]を選択して、OUTxのエラー動作を設定します:[On]、[OFF]、[OU]。

10.3.4.2 IO-Linkからのパラメータ設定:出力のエラー動作

▶ [パラメータ] > [エラー設定出力x]を呼出します。
▶ [FOUx]を選択して、OUTxのエラー動作を設定します:[On]、[OFF]、[OU]。

10.4 [メモリ]

センサはプロセスの最大および最小測定値を保存しています。

現在の値は装置の表示またはIO-Linkインターフェースから読取ることができます。

選択可能な値:

• [Lo. F]: 最小流量値のメモリ
• [Hi. F]: 最大流量値のメモリ
• [Lo. T]:温度の最小記録値
• [Hi. T]:温度の最大記録値

最初に装置を通常の動作モードで運転した場合、すぐにメモリを消去することを推奨します。

10.4.1 センサキーからのパラメータ設定:[メモリ]

メモリの表示:

▶ [EF] > [MEM] メニューに移動します。
▶ 保存された測定値の最大値と最小値を読取ります。

メモリのクリア:

▶ [EF] > [MEM] メニューに移動します。

メモリの消去:

▶ [Lo.x]または[Hi.x]を選択します。

▶ [▲]または[▼]を長押しします。

▷ [----]が表示されます。

▶ [●]を短押しします。

10.4.2 IO-Linkからのパラメータ設定: [メモリ]

メモリの表示:

▶ [Parameter] > [Memory] > [Flow]または[Temperature]を選択します。
▶ [Lo.x]または[Hi.x]を選択して、測定値の最大値または最小値を表示します。

メモリのクリア:

▶ コマンドを実行します:
• [Reset Hi.x and Lo.x memory]
- [Reset Lo.x memory]
- [Reset Hi.x memory]

10.5 ディスプレイ

ディスプレイの表示は各パラメータにより調整が可能です。パラメータの設定方法は次の通りです。

操作ボタンによるパラメータ設定:

▶ メニュー[EF] > [DIS]を呼出します。

IO-Linkによるパラメータ設定:

▶ [パラメータ] > [表示設定]を呼出します。

10.5.1 ディスプレイのレイアウト

標準表示はパラメータ[diS. L]から設定できます。

選択可能な値:

  • L1:流量の現在のプロセス値
  • L2:流量と温度の現在のプロセス値

10.5.2 ディスプレイの更新レート

表示の更新レートは、パラメータ[diS. U]により設定できます。

選択可能な値:

  • d1: 高速
  • d2: 中
  • d3: 低速

10.5.3 表示の回転

パラメータ[diS. R]を使用して、表示テキストを時計回りに回転し、読みやすくすることができます。

選択可能な値:

  • 0°(回転なし)
    • 90°
    • 180°
    • 270°

10.5.4 表示輝度

表示輝度はパラメータ[diS. B]により設定できます。

選択可能な値:

• 25 %
- 50 %
- 75%
• 100 %
- OFF:省エネモード。動作モード中に表示を消します。

いずれかのボタンを押すと表示します。30秒間操作がない場合は再度表示が消えます。

IFM SV4614 - 表示輝度 - 1

[OFF]に設定されていても警告やエラーメッセージは表示されます。

10.5.5 表示色の設定

表示のフォントの色は、パラメータ[coL.x]で設定できます。

• [coL. F]: 流量のフォントの色
• [coL. T]: 温度のフォントの色

固定の文字色

流量・温度表示の文字色を設定できます。

[coLx]の設定文字色
[rEd]
[GrEn]

色の変更

また、流量・温度の表示色を現在のプロセス値に合わせて変えることもできます。

[coL.x]の設定文字色
[r-cF]赤 = プロセス値が範囲内緑 = プロセス値が範囲外
[G-cF]緑 = プロセス値が範囲内赤 = プロセス値が範囲外

「色の変更」を選択した場合は[cFL.x]と[cFH.x]のパラメータでリミット値の範囲設定が必要です。リミット値は、出力機能に関係なく測定範囲内で自由に決定できます。

IFM SV4614 - 表示色の設定 - 1

図 5: 範囲の表示色変更例:[coL.x] = [G-cF]

cFL. F 流量の下限値

cFL. T 温度の下限値

cFH. F 流量の上限値

cFH. T 温度の上限値

MAW 測定範囲の最小値

MEW 測定範囲の最大値

10.6 デバイスのリセット

センサは工場出荷時の設定にリセットできます。

リセットを実行する前に、工場出荷時設定の章の、ご使用の設定値を記録することを推奨します。

10.6.1 センサキーからのパラメータ設定:デバイスのリセット

▶ [EF]メニューを選択します。
▶ [rES]を選択します。
▶ [▲]または[▼]を長押しします。
▷ [----]が表示されます。
▶ [●]を短押しします。
▷ センサが再起動します。

10.6.2 IO-Linkからのパラメータ設定: 装置のリセット

▶ [Parameters] > [Setup]を選択します。
▶ コマンドを実行します:[工場出荷時設定に戻します]。
▷ センサが再起動します。

10.7 ロック/ロック解除

センサはロックできます。

ロックにより本体の操作を制限してパラメータが変更されないようにします。

工場出荷時の設定:アンロック

10.7.1 センサキーによるパラメータ設定: ロック/ロック解除

ロック:

▶ センサが通常の動作モードにあることを確認してください。
▶ [Loc]が表示されるまで[▲]と[▼]を同時に10秒間長押しします。
▷ センサがロックされボタン操作によるパラメータ設定ができなくなります。パラメータの変更しようとするとマークが表示されます。

ロックは本体ボタンから操作しなければ解除できません。尚、IO-Linkによるパラメータの設定は可能です。

ロック解除:

▶ センサが通常の動作モードにあることを確認してください。

▶ [uLoc]が表示されるまで[▲]と[▼]を同時に10秒間長押しします。
▷ センサのロックが解除されボタン操作ができるようになります。

10.7.2 IO-Linkからのパラメータ設定: ロック/ロック解除

▶ センサが通常の動作モードにあることを確認してください。
▶ [パラメータ] > [表示設定]を呼出します。
▶ [Loc]を選択してロックを設定します。
▷ センサがロックされボタン操作によるパラメータ設定ができなくなります。パラメータを変更しようとすると、マークが表示されます。

ロックはIO-Linkのパラメータ[uLoc]または本体ボタンから解除できます。

または

▶ [Parameters] > [Setup]を選択します。
▶ [Device Access Locks. Local User Interface]を選択し、[Locked]を設定します。
▷ センサがロックされ、ボタン操作によるパラメータ設定ができなくなります。パラメータを変更しようとすると、マークが表示されます。

ロックはIO-Linkのパラメータを[Unlocked]解除できます。

または

▶ [Device Access Locks. Data Storage]を選択して[Locked]に設定します。
▷ センサがロックされIO-Linkマスタにデータを上書できなくなります。

ロックはIO-Linkのパラメータを[Unlocked]に設定すると解除できます。

11 トラブルシューティング

センサは自己診断機能を搭載しています。センサが自身の動作を自動的に監視します。

表示オフになっていても、警告とエラーの状態が表示されます。

複数の診断イベントが同時に発生した場合は、優先度が最も高いイベントの診断メッセージのみが表示されます。

11.1 警告メッセージ

表示原因/対策
ボタンロックセンサの設定ボタンがロックされパラメータを変更できない。▶ センサのボタンからロックを解除します。
通信ロックセンサの設定ボタンが一時的にロックされIO-Linkからはパラメータを設定できる。▶ IO-Linkからパラメータ設定を完了します。
システムロックパラメータ設定ソフトウェアからボタン操作がロックされパラメータを変更できない。▶ パラメータ設定ソフトウェアを使用してIO-Linkからセンサのロックを解除します。
UL温度測定範囲の最小値未満になっている。測定値が測定範囲の最大値の20%以下になっている。▶ 温度範囲を確認してください。
OL温度または流量が測定範囲を超過している。測定値が測定範囲の最大値の120%以上になっている。▶ 流量/温度の範囲を確認してください。

11.2 エラーメッセージ

表示原因/対策
表示されない電源電圧が低い。▶ 電源電圧を確認してください。表示が消える。▶ [DIS] = OFFになっているか確認して必要に応じて設定を変更してください。
Errセンサの故障/動作不良。▶ センサを交換してください。測定値が検出範囲外になる。▶ 流量/温度の範囲を確認してください。
PARAパラメータ設定が有効範囲外になる。▶ パラメータの設定を確認してください。
cr. UL温度測定範囲の最小値を大幅に下回る。測定値が測定範囲の最大値の30%以下になっている。▶ 温度範囲を確認してください。
cr. OL温度測定の範囲を大幅に超過する。測定値が測定範囲の最大値の130%以上になっている。▶ 流量/温度の範囲を確認してください。

12 工場出荷時設定

パラメータ工場出荷時設定ユーザー設定
ASP1 (TEMP)0 % MEW
AEP1 (TEMP)100 % MEW
ASP1 (FLOW)0 % MEW
AEP1 (FLOW)100 % MEW
FOU1 (TEMP)OFF
FOU2 (FLOW)OFF
coL. F (FLOW)OFF
coL. T (TEMP)OFF
unil/min (SVx6xx : gpm)
dAP0.6 s
diS. LL2
diS. Ud2
diS. R0
diS. B75 %
cFH. FMEW
cFL. FMAW
cFH. TMEW
cFL. TMAW

MAW = 測定範囲の最小値

MEW = 測定範囲の最大値

マニュアルアシスタント
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製品情報

ブランド : IFM

モデル : SV4614

カテゴリ : 検出器