HDC-3300 - ビデオカメラ SONY - 無料のユーザーマニュアル
デバイスのマニュアルを無料で見つける HDC-3300 SONY PDF形式.
| 製品タイプ | プロフェッショナルカムコーダー |
| ブランド | ソニー |
| モデル | HDC-3300 |
| イメージセンサー | 2/3インチCCD |
| レンズマウント | バヨネット |
| ビデオ解像度 | 1080i(HD) |
| 記録フォーマット | MPEG-2、DVCAM |
| 重量 | 約5.5kg |
| 寸法(幅×高さ×奥行) | 約250×200×400mm |
| 消費電力 | 約30W |
| 動作温度 | 0℃~40℃ |
| 保管温度 | -20℃~60℃ |
| ビューファインダー | カラーLCD |
| マイク | 内蔵ステレオ |
| ビデオ出力 | SDI、アナログコンポジット |
| 音声入力 | XLR(2チャンネル) |
| タイムコード/ジェンロック | あり |
| アクセサリーシュー | あり |
| 三脚マウント | 1/4インチねじ |
| メンテナンス | レンズを清潔に保ち、乾燥したほこりのない環境で保管してください。 |
| 安全 | 使用前にマニュアルをお読みください。雨や湿気にさらさないでください。 |
| スペアパーツと修理 | 認定サービスセンターに連絡し、純正のソニー部品のみを使用してください。 |
よくある質問 - HDC-3300 SONY
ユーザーの質問 HDC-3300 SONY
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使用説明書 HDC-3300 SONY
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災や人身事故になることがあります。
このオペレーションマニュアルには、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示してあります。このオペレーションマニュアルをよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
HD SUPER MOTION
Digital HDVS
Power HAD EX

ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、電気製品はまちがった使い方をすると、火災や感電などにより死亡や大けがなど人身事故につながることがあり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
4~5ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検を実施する
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施することをおすすめします。点検の内容や費用については、ソニーのサービス担当者または営業担当者にご相談ください。
故障したら使用を中止する
ソニーのサービス担当者、または営業担当者にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
- 異常な音、におい、煙が出たら
- 落下させたら

①電源を切る。 ②接続ケーブルやDC電源コードを抜く。 ③ソニーのサービス担当者、または営業担当者に修理を依頼する。
炎が出たら
オペレーションマニュアルおよび製品では、次のような表示をしています。表示の内容をよく理解してから本文をお読みください。

警告
この表示の注意事項を守らないと、火災や感電などにより死亡や大けがなど人身事故につながることがあります。

注意
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他の事故によりけがをしたり周辺の物品に損害を与えたりすることがあります。
注意を促す記号
火災
感電
高温
指のケガに
注意
行為を禁止する記号
禁止
分解禁止
行為を指示する記号
指示
目次
警告 4 注意 4
その他の安全上のご注意 …… 5
概要....6
特長....6
システム構成....7
使用上のご注意....9
CCD 特有の現象....9
各部の名称と働き 10
アクセサリー関連部 10
操作 / 端子部 .... 11
準備....17
レンズの取り付け......17 フランジバックの調整....17 ビューファインダーの取り付け 18 ケーブルクランプバンド(付属)の取り付け……20 ショルダーパッドの位置調整....20 三脚への取り付け....21
撮影のための調整と設定 22
ブラックバランス / ホワイトバランスの調整.... 22 電子シャッターの設定....24
ビューファインダー画面上の設定メニューの基本操作....25
ビューファインダー画面上の状態表示....26
ビューファインダー画面上の状態表示の構成……26
“メモリースティック”を使う 27
仕様....29



下記の注意を守らないと、 火災や感電により死亡や大けがにつながることがあります。
禁止
接続ケーブルやDC電源コードを傷つけない
接続ケーブルや DC 電源コードを傷つけると、火災や感電の原因となります。
- ケーブルを加工したり、傷つけたりしない。
- 重いものをのせたり、引っ張ったりしない。
- 熱器具に近づけたり、加熱したりしない。
- ケーブルを抜くときは、必ずプラグを持って抜く。
万一、ケーブルが傷んだら、ソニーのサービス担当者に交換をご依頼ください。
禁止
ビューファインダーの接眼レンズを太陽に向けて放置しない
太陽光が接眼レンズを通してビューファインダー内部に焦点を結び、火災の原因となることがあります。

下記の注意を守らないと、けがをしたり周辺の物品に損害を与えることがあります。
分解禁止
分解しない、改造しない
分解したり、改造したりすると、感電の原因となります。
禁止
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となります。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに電源を切り、光電気複合ケーブルや接続コードを抜いて、ソニーのサービス担当者または営業担当者にご相談ください。
禁止
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場所では設置・使用しない
上記のような場所で設置・使用すると、火災や感電の原因となります。
指示
指定されたCCU(カメラコントロールユニット)を使用する
指定以外のCCUを使用すると、火災や感電の原因となります。
指のケガに注意
回転式コネクターは慎重に扱う
回転式コネクターを乱暴に扱うと、コネクター部が回転して指を挟むことがあります。ケーブルの接続および取り外しは無理な力をかけずに慎重に行ってください。
禁止
ハンドルのロックを外したままにしない
ハンドルのロックを外した状態でカメラを持つと、機器が落下して怪我をするおそれがあります。ロックを外した後は、元どおりにロックするか、大型レンズアダプターのハンドル固定部にきちんとはめ込んでください。
高温
使用中、放熱口をふさがない
内部温度が上昇して、筐体でやけどするおそれがあります。
指示
機器や部品の取り付けは正しく行う
別売りの機器や部品の取り付け方法を誤ると、機器が落下して怪我をすることがあります。下記の機器や部品を取り付けるときは、マニュアルをよく読んだうえ、確実に取り付けてください。
-レンズ - ビューファインダー - 三脚アダプター - ショルダーベルト
その他の安全上のご注意
レーザー機器についてのご注意
ここに規定した以外の手順による制御および調整は、危険なレーザー放射の被爆をもたらします。
概要
HDC3300 は、2/3 インチ 220 万画素 CCD 搭載のハイデフィニションスーパースローモーションビデオカメラシステムのカメラユニットです。
新開発の撮像素子、デジタル信号処理 LSI を搭載、従来の主な機能・操作性を踏襲しながら、IID カメラコントロールユニット HDCU3300 とのシステム構成により、IID3 倍速の高画質、高安定な映像表現を実現します。(本機はカメラ単体での運用はできません。)
特長
高画質・高性能
搭載する新開発 2/3 型 220 万画素 IT 型の CCD は、従来の 3 倍速の駆動方式に対応し、高感度、低スミアを実現します。また、14 ビット AD コンバーターと HDCU3300 に搭載する信号処理 LSI により、さらなる高画質化を図っています。
マルチフォーマット対応
1080/50i、59.94i のインターレースシステムに加え、720/50P、59.94P のプログレッシブシステムにも対応しています。
新設計の低重心型デザイン、ワンピース筐体
高さを低く抑えたスタイリッシュな外観構造により、ポータブルカメラとしての取り扱いを改善しました。また、大型レンズアダプター HDLA1500 シリーズと組み合わせて使用するときも、ビューファインダーの位置を大幅に低くし、レンズの光軸にビューファインダー位置をより近づけることにより、運用効率を改善しています。
スイング式ハンドル
スイング式のハンドル構造により、HIDLA1500 シリーズにマウントして運用するときに大型ビューファインダーを前方に移動する機構を設け、スタジオ標準カメラと同じ前後長を実現し、スタジオ標準カメラと同じ操作性を提供します。
可動式ショルダーパッド
可動式のショルダーパッドを装備しており、カメラオペレーターの体格、レンズの種類、撮影スタイルに応じた調整をすることで安定した撮影を可能にします。
別売りで低反発タイプのショルダーパッド(固定式)も用意されています(部品番号 A-8286-346-A)。
アサイナブルスイッチを搭載
カメラの側面にアサイナブルスイッチを搭載しています。 ユーザーの好みに合わせて、電子色温度変換などの機能をあらかじめ設定して使用することができ、撮影時に瞬時にこれらの機能を働かせることができます。
ハンドル上部のスイッチもアサイナブルスイッチとして使用できます。
メモリースティック スロット 1)
メモリースティックスロットをカメラヘッドに搭載。カメラのセットアップデータの保存や、カメラのソフトウェアのバージョンアップが可能です。
1) Memory Stick(“メモリースティック”)および MEMORY STICK ニー株式会社の商標です。
多彩な色再現調整機能 (HDCU3300 との組み合わせで有効)
ガンマテーブルの選択
複数のガンマテーブルの選択が可能で、自由度の高い画作りに威力を発揮します。
マルチマトリックスカラーコレクション
通常の6軸マトリックス機能に加え、16軸方向の色成分で色相、彩度の調整を独立に行えるマルチマトリックス機能を搭載。複数のカメラの色合わせに威力を発揮します。
ニーサチュレーション
ハイライト領域において発生する色相の変化や彩度の減少を補正することができます。
強い光が顔に当たるような場合に、自然なスキントーンの再現が可能です。
ローキーサチュレーション
ローキー領域において、色相/彩度の補正をすることができます。マトリックスカラー補正、ニーサチュレーション機能との組み合わせで、全領域での色再現補正を実現します。
多彩なディテールコントロール機能 (HDCU3300 との組み合わせで有効)
スキントーンディテール機能
肌色など任意の色相の色成分からディテールゲート信号を作り出すことにより、画面内の特定色相/彩度エリアのみに対してのディテール量のコントロール(強調/抑制)が可能です。同時に3つの色相のディテールを、独立してコントロールできます。
ディテールブースト周波数コントロール
ブースト周波数を 20 MHz ~ 30 MHz の範囲で調整し、被写体に応じてディテールの太さを適切な量に設定することで、より微妙な映像表現が得られます。
H/V レシオコントロール
H ディテールと V ディテールの加わる比率を調整できます。
ホワイト / ブラックリミッター
ホワイト側 / ブラック側のディテールを、各々独立して抑制(リミット)できます。
メニューによる設定操作機能
ビューファインダー画面の表示項目、セーフティゾーンマーカー 2) /センターマーカー 3) 、スクリーンサイズマーカーなどに関する選択や設定を、ビューファインダー画面または外部モニター画面に表示される設定メニューを見ながら、簡単かつ迅速に行えます。
2) セーフティゾーンマーカー: ビューファインダー画面上で、画面面積の 80% または 90%、92.5%、95% の領域を示すボックス型のマーカー 3) センターマーカー : ビューファインダー画面の中心を示す十字マーカー
充実したビューファインダー内の表示
ビューファインダー画面には、操作メッセージ、ゼブラパターン 4) 、セーフティゾーンマーカー、センターマーカーなどに加え、本機の設定を表示することができます。さらに、画面の上下には、タリーランプ、バッテリー残量警告表示、設定が標準状態ではないことを示すランプなどが配置されています。したがって、本機の状態を容易に確認することができます。
4) ゼブラパターン:
ビューファインダー画面上に現れる映像レベルが約70%および100%以上の部分を示すしま模様。被写体の映像レベルの確認に使用します。
新開発 10 ギガビット光デジタル伝送
光電気複合ケーブルを用い、カメラ - カメラコントロールユニット間で 10 ギガビット デジタル光伝送を行います。
高解像度 2 型白黒、3.5 型カラーマルチフォーマットビューファインダー(別売り)
マルチフォーマット対応の2型白黒 CRT ビューファインダー HDVF-20A と、3.5型カラー LCD ビューファインダー HDVF-C35W により多彩なアプリケーションに対応します。
感電防止機能
接続が不完全なとき、カメラコントロールユニットからの高電圧供給が停止します。
システム構成
本機の周辺機器および関連機器を図に示します。
ご注意
図に記載されている周辺機器や関連機器は、「生産完了」となっている場合があります。
機器の選定にあたっては、ソニーの営業担当者またはお買い上げ店にお問い合わせください。
接続例![graph TD A["レンズ (ENG/EF P 用)"] --> B["HDC3300"] B --> C["光ファイバーケーブル"] C --> D["カメラコントロールユニット HDCU3300"] D --> E["BNC (SD)BNC (SD)"] E --> F["映像モニター"] E --> G["波形モニター"] F --> H["BNC (VBS)"] G --> I["BNC (VBS)"] J["メモリースティック"] --> K["HDC3300"] K --> L["光ファイバーケーブル"] L --> M["カメラコントロールユニット HDCU3300"] M…](/content/2026/06/1371152/images/06e380bc15d35c6cfb41185b353254c98f6851d78dbeffcdad7793f99efe27a8.jpg)
使用上のご注意
レーザービームについてのご注意
レーザービームはCCDに損傷を与えることがあります。レーザービームを使用した撮影環境では、CCD表面にレーザービームが照射されないように充分注意してください。
強い衝撃を与えない
内部構造や外観の変形などの損傷を受けることがあります。
使い終わったら
電源スイッチを切ってください。
使用、保管場所
水平な場所、空調のある場所に保管してください。
本体が濡れた場合、充分に乾燥させてから保管してください。
次のような場所での使用および保管は避けてください。
- 極端に暑い所や寒い所
- 湿気の多い所
- 激しく振動する所
- 強い磁気を発生する所
- 直射日光が長時間あたる所や暖房器具の近く
結露
本機を寒いところから暖かい場所に急に移動したり、湿度の高い部屋で使用したりすると、空気中の水分が水滴となってレンズやカメラ内部に付着することがあります。この現象を結露といいます。
本機には結露を警告するランプなどは備えていません。カメラの外筐やレンズに水滴が付着したときは、カメラの電源を切り、結露が解消するまで1時間程度待ってから使用してください。
CCD 特有の現象
撮影画面に出る下記の現象は、CCD 撮像素子(Charge Coupled Device)特有の現象で、故障ではありません。
白点
CCD 撮像素子は非常に精密な技術で作られていますが、宇宙線などの影響により、まれに画面上に微小な白点が発生する場合があります。
これは CCD 撮像素子の原理に起因するもので故障ではありません。
また、下記の場合、白点が見えやすくなります。
- 高温の環境で使用するとき
- マスターゲイン(感度)を上げたとき
スミア現象
強いスポット光やフラッシュ光などを撮影したときに、画面上に縦線や画乱れが発生することがあります。
折り返しひずみ
細かい模様、線などを撮影すると、ぎざぎざやちらつきが見えることがあります。
各部の名称と働き
アクセサリー関連部

①VF(ビューファインダー)端子(20 ピン)
ビューファインダー(別売り)のケーブルを接続します。
②ショルダーベルト取り付け金具
ショルダーベルト(別売り)の一端をこの取り付け金具に取り付け、もう一端を右側面のショルダーベルト取り付け金具に取り付けます。
③ビューファインダー前後位置固定レバーと LOCK つまみ
ビューファインダーの前後位置をロックします。 位置を調整するときは、レバーとつまみをゆるめます。
④ビューファインダー左右位置固定リング
ビューファインダーの左右位置をロックします。 位置を調整するときは、このリングをゆるめます。
◆ ビューファインダーの位置の調整について詳しくは、「ビューファインダーの取り付け」(18 ページ)をご覧ください。
⑤レンズ用ケーブルクランプ
レンズ(別売り)のケーブルを固定します。
⑥レンズ固定レバー
レンズをレンズマウントに固定します。
⑦レンズマウントキャップ
レンズを取り付けていないときは、このキャップをはめ込んでおいてください。レンズ固定レバーを押し上げると、取り外せます。
⑧レンズマウント
レンズを取り付けます。
⑨LENS(レンズ)端子(12 ピン)
レンズのケーブルを接続します。この端子を介して、本機からレンズの機能をコントロールすることができます。
⑩三脚マウント
本機を三脚に固定するとき、三脚アダプター VCT-14 を取り付けます。
⑪ショルダーパッド
前後に位置を調整できます。
◆ 詳しくは「ショルダーパッドの位置調整」(20 ページ)をご覧ください。
操作 / 端子部
前部(右)

①INCOM(インターナカム 1)ボタン
押している間、インターナム1のマイクがONになります。このボタンには、ビューファインダーに表示されるメニューを使用して各種の機能を割り付けることもできます。
②RET 1(リターンビデオ 1)ボタン
押している間、カメラコントロールユニットからのリターンビデオ1信号をビューファインダー画面でモニターできます。側面のRET1ボタン(13ページ)および後面操作パネルのRET1ボタン(15ページ)と同じ機能です。
このボタンには、ビューファインダーに表示されるメニューを使用して各種の機能を割り付けることもできます。
③アサイナブルスイッチ
ビューファインダーに表示されるメニューを使って、各種の機能を割り付けることができます。
④内蔵フィルター切り換えボタン
FILTER LOCAL ボタンを押しながら、切り換えボタンを押して内蔵の ND フィルターまたは CC(色温度変換)フィルターを切り換えます。
左のボタンを押すと ND フィルター(素通し、1/4ND、1/8ND、1/16ND、1/64ND)が順次切り換わります。 右のボタンを押すと CC フィルター(クロスフィルター、3200K、4300K、6300K、8000K)が順次切り換わります。
⑤ FILTER LOCAL(内蔵フィルター)ボタン
このボタンを押しながら、どちらかの内蔵フィルター切り換えボタンを押して内蔵の ND フィルターまたは CC フィルターを切り換えます。
⑥ AUTO W/B BAL(ホワイトバランス / ブラックバランス自動調整)スイッチ
このスイッチは機能しません。
カメラコントロールユニットや、RCP、MSUなどのリモートコントロール機器を使用して操作してください。
⑦GAIN(ゲイン)スイッチ
このスイッチは機能しません。
カメラコントロールユニットや、RCP、MSUなどのリモートコントロール機器を使用して操作してください。
⑧ OUTPUT/AUTO KNEE(出力信号選択)スイッチ
カメラコントロールユニットが接続されていない状態でカメラ単体で電源を入れた場合に、本機からビューファインダー、TEST OUT 端子への出力信号(カラーバー信号、またはカメラが撮影している映像)を選択します。
BARS:カラーバー信号が出力されます。
CAM:カメラで撮影している映像が出力されます。
AUTO KNEE:機能しません。
ご注意
カメラコントロールユニットを接続したときは、出力選択は接続した機器からのコントロールになり、このスイッチは動作しません。
⑨WHITE BAL(ホワイトバランスメモリー切り換え)スイッチ
このスイッチは機能しません。
カメラコントロールユニットや、RCP、MSU などのリモートコントロール機器を使用して操作してください。
⑩DISPLAY(ディスプレイ)スイッチ
以下のように機能します。
DISPLAY:ビューファインダー画面にオペレーション時の状態を示す文字が現れます。
OFF:ビューファインダー画面の文字表示がすべて消えます。
MENU:ビューファインダー画面に設定メニューが表示されます。
⑪CANCEL/STATUS(取り消し / ステータス)スイッチ ビューファインダーにメニューが表示されているとき、メニュー設定の内容を取り消したり、メニューの前画面に戻る働きをします。
メニューが表示されていないときは、本機のステータス情報を表示します。
⑫メモリースティック部
蓋の中に、“メモリースティック”を挿入するスロットとアクセスランプがあります。
スロットに挿入した“メモリースティック”にデータを書き込んだり、メモリースティックからデータを読み出しているときはアクセスランプが赤く点灯します。
ご注意
アクセスランプが点灯しているときは、“メモリースティック”を抜き差ししたり、カメラの電源を OFF にしないでください。
⑯MENU SEL(メニュー選択)つまみ /ENTER(確定) ボタン(ロータリーエンコーダー)
ビューファインダー画面に表示されるメニュー項目を選択(つまみを回す)/ 確定(ボタンを押す)します。
前部(左)

①RET 1(リターンビデオ 1)ボタン
押している間、カメラコントロールユニットからのリターンビデオ1信号をビューファインダー画面でモニターできます。ハンドル上部のRET1ボタン(11ページ)および後面操作パネルのRET1ボタン(15ページ)と同じ機能です。このボタンには、ビューファインダーに表示されるメニューを使用して各種の機能を割り付けることもできます。
②MIC 1 IN(マイク入力)端子(XLR 型、3 ピン)
マイクを接続します。
後面コネクターパネルの CH1 スイッチ(17 ページ)によって、AUDIO IN CH-1 端子(17 ページ)と切り替えて使用します。
③MIC(マイク)電源スイッチ
+48V:MIC 1 IN 端子に接続したマイクに +48V の電源を供給します。
OFF : MIC 1 IN 端子に接続したマイクに電源を供給しないで使用します。
④SHUTTER(シャッター)スイッチ
このスイッチは機能しません。
⑤ INTERCOM LEVEL(インターナカム音量)つまみ
インターナカムおよびイヤホンの音声レベルを調整します。
インターナカムレベルの調整は後面操作パネルの INTERCOM 1/2 LEVEL/MIC スイッチ(15 ページ)が FRONT 側に設定されているときに有効です。
⑥RET 2(リターンビデオ 2)ボタン
このボタンを押すと、ビューファインダー画面が後面操作パネルの RET 2 スイッチ(15 ページ)で選択したリターンビデオ信号に切り換わります。
このボタンには、ビューファインダーに表示されるメニューを使用して各種の機能を割り付けることもできます。
後面

①CAMERA POWER(電源)スイッチ
CCU:カメラコントロールユニットからの給電で電源が入ります。
OFF:カメラへの電源の給電を停止します。
EXT : DC IN 端子からの給電で電源が入ります。
②タリーランプとタリースイッチ
ON:接続したカメラコントロールユニットへのタリー入力や CALL ボタンなどによる呼び出し時にタリーランプが点灯します。
OFF:タリーランプを点灯禁止にします。
③CCU(カメラコントロールユニット)端子(光電気マルチコネクター)
光電気複合ケーブルでカメラコントロールユニットと接続します。
④PROMPTER 2(プロンプター 2 信号出力)端子(BNC型)
CCU からのプロンプター 2 信号を出力します。
⑤CALL(コール)ボタン
押すと、RCP-700/900 シリーズのリモートコントロールパネルやマスターセットアップユニット MSU-900/950 のレッドタリーランプが点灯します。RCP や MSU オペレーターを呼び出すときに使います。
操作パネル
①INTERCOM 1、INTERCOM 2 つまみ / スイッチ

①INTERCOM 1(インターナカム 1)、INTERCOM 2(インターナカム 2)つまみ / スイッチ
インターナカムライン 1、インターナカムライン 2 それぞれに対し、PGM1 調整つまみ、PGM2 調整つまみ、ライン選択スイッチ、LEVEL/MIC スイッチ、および INCOM 調整つまみが用意されています。
PGM1(プログラム 1)調整つまみ
プログラム 1 の音声受信レベルを調整します。
PGM2(プログラム 2)調整つまみ
プログラム 2 の音声受信レベルを調整します。
LEVEL/MIC(レベル / マイクロホン)スイッチ
REAR/ON:インターナム用ヘッドセットのマイクを ON にします。インターナム音声の受信レベルは INCOM 調整つまみで調整します。
REAR/OFF:インターナカム用ヘッドセットのマイクを OFF にします。インターナカム音声の受信レベルは INCOM 調整つまみで調整します。
FRONT/OFF:インターナカム用ヘッドセットのマイクをOFFにします。インターナカム音声の受信レベルは、カメラ前面のINTERCOM LEVELつまみ(13ページ)で調整できます。
INCOM(インターナム)調整つまみ
インターナカム音声の受信レベルを調整します。
ライン選択スイッチ
インターナカムラインを選択します。
PROD:プロデューサーラインを使用します。
ENG:エンジニアラインを使用します。
②RET1(リターンビデオ 1)ボタン / スイッチ
ボタンを押している間、スイッチで選択したリターンビデオ信号をビューファインダー画面でモニターできます。
③RET2(リターンビデオ 2)ボタン / スイッチ
リターンビデオ 1 と並行して別の系統のシステムを使用している場合、スイッチで選択した信号を、ボタンを押している間ビューファインダー画面でモニターできます。
ご注意
RET 1 ボタンと RET 2 ボタンを両方とも押した場合は、 RET 1 ボタンが優先されます。
④LIGHT(ライト)スイッチ
ON にすると操作パネルの表示文字が点灯します。
コネクターパネル

①EARPHONE(イヤホン)ジャック(ステレオミニジャック)
イヤホン、ヘッドセットなどを接続し、インターナム音声を出力します。
②RET CTRL(リターンコントロール)端子(6ピン)
リターンビデオセレクターCAC-6を接続します。
③CRANE(クレーン)端子(12ピン)
ビューファインダーや外部データなどの外部インターフェース用です。
④TRACKER(トラッカー)端子(10ピン)
インターナカムやタリーなどの外部インターフェース用です。
⑤DC OUT(DC電源出力)端子(4ピン)
別売りのワイヤレスレシーバーなどに電源を供給します。
⑥DC IN(DC電源入力)端子(XLR型4ピン)
ACアダプターAC-DN10などを接続し、本機に電源を供給します。
⑦INTERCOM 1、2(インターナカム1、2)端子(XLR型5ピン)
インターナカムの音声信号を入出力します。
⑧REMOTE(リモート)端子(8ピン)
リモートコントロールユニットRM-B150/B750、リモートコントロールパネルRCP-700/900シリーズ、またはマスターセットアップユニットMSU-900/950を接続します。
ご注意
カメラコントロールユニットと接続して使用するときは、この端子には何も接続しないでください。
⑨ PROMPTER 1(プロンプター信号 1 出力)端子(BNC型)
プロンプター信号を出力します(カメラコントロールユニット接続時のみ有効)。
⑩ TEST OUT(テスト出力)端子(BNC 型)
アナログ信号を出力します。
メニューの選択で、VBS 信号、VF 端子とほぼ同じ HD 信号、HD-SYNC 信号、SD-SYNC 信号を出力することができます。
⑪ SDI 2(シリアルデジタルインターフェース)端子(BNC 型)
HD SDI または SD SDI 信号を出力します。
⑫ AUDIO IN(オーディオ入力)CH1、CH2 端子(XLR型 3 ピン)/ スイッチ
オーディオ信号を入力します。チャンネル 1、2 それぞれに対して入力選択スイッチ、マイク電源スイッチが用意されています。

CH1(チャンネル 1)オーディオ入力選択スイッチ
AUDIO IN CH1 端子に接続する機器に合わせて設定します。
LINE:ラインレベル(0 dBu)の信号を接続するとき
FRONT MIC : MIC 1 IN 端子に接続したマイクを使用するとき
MIC:マイクを接続するとき
CH2(チャンネル 2)オーディオ入力選択スイッチ
AUDIO IN CH2 端子に接続する機器に合わせて設定します。
LINE:ラインレベル(0 dBu)の信号を接続するとき
AES/EBU:デジタルオーディオ信号を接続するとき(カメラ出力と同期させる必要があります。)
MIC:マイクを接続するとき
マイク電源スイッチ
対応する AUDIO IN 端子にマイクを接続したとき、マイクに電源を供給するかどうかを設定します。
+48V: +48V の電源をマイクに供給する。
OFF:電源をマイクに供給しない。
(一番下の位置は機能しません。この位置にしてもマイクに電源は供給されません。)
ご注意
+12V 電源を供給するためにはセットの改造が必要です。
準備
レンズの取り付け
本機に取り付ける手順は、次のとおりです。
◆ レンズの取り扱いについては、レンズに付属の取扱説明書をご覧ください。

1 レンズ固定レバーを押し上げて、レンズマウントからレンズマウントキャップをはずす。 2 レンズマウント上部中央の凹部にレンズの位置決めピンを合わせ、レンズをマウントに差し込む。 3 レンズを支えながら、レンズ固定レバーを押し下げてレンズを固定する。 4 レンズケーブルを LENS 端子に接続する。 5 レンズケーブルをケーブルクランプに押し込む。
フランジバックの調整
次のような場合、フランジバック 1) の調整が必要です。
- レンズを初めて取り付けたとき
- レンズを交換したとき
- ズーム操作の際に、望遠・広角の両方で焦点がきちんと合わないとき
ご注意
フランジバックの調整のために操作するレンズの各部分の位置は、レンズによって異なります。レンズに付属の取扱説明書で確認してください。
フランジバックの調整の手順は、次のとおりです。

1 絞りのモードを手動にして、絞りを開放にする。 2 フランジバック調整用チャートを本機から 3 m ぐらいの所に置き、適正な映像出力レベルが得られるように、照明を調整する。 3 Ff 2) リング固定ネジをゆるめる。 4 手動または電動で、ズームリングを望遠位置にする。 5 フランジバック調整用チャートを写し、フォーカスリングを回して焦点を合わせる。 6 ズームリングを広角位置にする。 7 Ff リングを回し、フランジバック調整用チャートに焦点を合わせる。このとき、距離リングを動かさないように注意してください。 8 遠望と広角の両方で焦点が合うようになるまで、手順 4~7 の操作を繰り返す。 9 FIリング固定ネジをしっかり締める。
ビューファインダーの取り付け
警告
ビューファインダーを取り付けたあと、接眼レンズを太陽に向けて放置しないでください。太陽光が接眼レンズを通してビューファインダー内部に焦点を結び、火災の原因となることがあります。
例:ビューファインダー HDVF-20A/C35W を取り付ける
◆ ビューファインダーの取り扱いについて詳しくは、ビューファインダーの取扱説明書をご覧ください。
取り付け手順
1 ビューファインダーを図の矢印の方向にスライドさせて取り付ける。
ストッパーが自動的にドがります。

2 ビューファインダーの左右位置を決め、左右位置固定リングを回して締める(下記「左右方向の調整」参照)。 3 ビューファインダーケーブルをカメラのVF端子に接続する。 4 マイクケーブルをカメラのMIC 1 IN端子に接続する。
位置を調整する
位置を左右方向および前後方向に調整して、ビューファインダー内を見やすくすることができます。
左右方向の調整

1 ビューファインダー左右位置固定リングをゆるめる。 2 ビューファインダーを左右にスライドさせ、内部が見やすい位置に調整する。 3 ビューファインダー左右位置固定リングを締める。
前後方向の調整

1 ビューファインダー前後位置固定レバーとLOCKつまみをゆるめる。 2 ビューファインダーを前後にスライドさせ、内部が見やすい位置に調整する。 3 ビューファインダー前後位置固定レバーとLOCKつまみを回して、ビューファインダーを固定する。
ビューファインダーを取りはずすには
ビューファインダー左右位置固定リングをゆるめ、ストッパーを上げて、ビューファインダーを取り付けたときと逆の方向にスライドさせて抜き取ります。
ビューファインダーが脚に当たらないようにするには
本機を持ち運ぶときに、ビューファインダーが脚に当たらないようにするには、ビューファインダー回転機構BKW-401(別売り)を取り付けて、ビューファインダーを上部に回転させておきます。

ビューファインダーを上部に回転させる前に、ビューファインダーを少し前に引き出した位置で固定してください。
ビューファインダーの前後方向の位置が最後部になっていると、ビューファインダー回転機構のアームが本機のハンドルに当たります。
BKW-401 の取り付け手順
1 BKW-401 のローテーション機構部のアームを下図の矢印の方向に回転させる。
次に、対辺3ミリの六角レンチを使用して、ボルトM4×8とワッシャーをはずし、ローテーション機構部とビューファインダー前後位置調整機構部を分離する。

2 手順 1 と同様にして、カメラのビューファインダーシューを前後位置調整機構部から取りはずす。

3 手順 2でカメラから外した 2 本のボルト M4 × 8 とワッシャーを使用して、BKW-401 のローテーション機構部をカメラに取り付ける。

ケーブルクランプバンド(付属)の取り付け
付属のケーブルクランプバンドを取り付けると、CCU 端子に接続した光複合ケーブルをカメラ側面に固定することができます。
1 下図の⊕B3×5ネジ2本と隠しネジ1本をカメラから取りはずす。

2 付属の⊕B3×10ネジでケーブルクランパーとクランプバンドをカメラに取り付ける。

ショルダーパッドの位置調整
ショルダーパッドは、中央位置(出荷時の位置)から前方に25 mm、後方に10 mmの範囲でスライドさせることができます。本機を肩にのせた状態で操作しやすくなるように、ショルダーパッドの位置を調整してください。

調整するには
1 ショルダーパッドの中火のレバーを引き上げてロックをはずす。 2 前後方向にスライドさせて、適当な位置を選ぶ。 3 レバーを倒して固定する。
三脚への取り付け
三脚アダプター VCT-14 を使って、次の手順でカメラを三脚に取り付けます。
ご注意
- カメラと三脚アダプターの重心を考慮して、三脚アダプター底面の穴から適切な穴を選択してください。選択した穴が適切でないと、カメラを取り付けたときに重心が偏り、カメラが落下したり転倒したりして、けがの原因となることがあります。
- 取り付けに選択した穴の径が、雲台のネジの径と合うことを確認してください。ネジの径と合わないと三脚アダプターが確実に固定されず、カメラが落下したり転倒したりして、けがの原因となることがあります。
取り付けるには
1 三脚アダプターを三脚に取り付け、ネジで固定する。

2 カメラを三脚アダプターにのせ、三脚アダプターの溝に沿ってカチッと音がするまで前へスライドさせて取り付ける。

三脚アダプターからカメラを取りはずすには
赤いボタンを押しながら、レバーを矢印の方向へ動かします。

三脚アダプターのピンが元の位置に戻らないときは
カメラを取り外したあと、三脚アダプターのピンが元の位置(ピン収納部)に戻らないときは、もう1度、赤いボタンを
押しながらレバーを矢印の方へ動かして、ピンを元の位置に戻します。ピンが中央に残ったままだと、カメラの取り付けができません。

撮影のための調整と設定
ブラックバランス / ホワイトバランスの調整
本機を使用し、常に高画質の映像を得るためには、状況に応じたブラックバランスとホワイトバランスの調整が必要です。
ご注意
カメラ本体の AUTO W/B BAL スイッチ、WHITE BAL スイッチは動作しませんので、カメラコントロールユニットに接続して RCP または MSU などのリモートコントロール機器から操作してください。
ブラックバランスの調整
次のような場合に調整が必要です。
- 本機を初めて使用するとき
- 長時間使用しなかった後に使用するとき
- 周囲の温度が大幅に変化した状況で使用するとき
- 設定メニューでゲイン切り換え値を変更したとき
通常は、電源を再び入れた場合でも調整し直す必要はありません。
ホワイトバランスの調整
照明条件が変わったときには、必ず調整し直してください。
ビューファインダー画面の表示について
ブラックバランスとホワイトバランスの調整を始めると、ビューファインダー画面に、調整経過や結果を知らせるメッセージが表示されます。
ご注意
本機で自動調整される調整値や各設定値は、本機のメモリーに記憶され、電源を切っても保持されています。
ブラックバランスを調整する
ブラックバランスの自動調整では、ブラックセット、ブラックバランスの両方が調整されます。
ブラックバランスの調整手順
RCP または MSU の ABB(オートブラックバランス)ボタンを押します。
DISPLAY スイッチが DISPLAY に設定されているときは、調整中ビューファインダー画面に図のようなメッセージが表示されます。
ABB: EXECUTING
数秒で調整が終了し、「ABB:OK」のメッセージが表示されます。調整値は自動的にメモリーに記憶されます。
ご注意
- ブラックバランス調整中、絞りは自動的に遮光状態になります。
- ブラックバランス調整中、ゲイン切り換え回路が自動的に切り換わり、また、ビューファインダー画面上にフリッカーが数回現れますが、故障ではありません。
ブラックバランスの自動調整ができないとき
ブラックバランスの調整が正常に終了しなかったときは、ビューファインダー画面に約3秒間エラーメッセージ
「ABB : NG」が表示されます。
エラーメッセージが表示されたら、再度ブラックバランスの調整を試みてください。
繰り返し調整を試みてもエラーメッセージが表示されるときは、内部点検をする必要があります。
ブラックバランスのメモリーについて
メモリーに記憶された値は、本機の電源を切った状態でも保存されます。
ホワイトバランスを調整する
RCP または MSU を使用して、以下の手順でホワイトバランスを自動調整します。
ホワイトバランスの調整手順
1 照明条件に合わせて、フィルターを切り換える。
ND フィルターを切り換えるには
本機の FILTER LOCAL ボタンを押しながら、ND フィルター切り換えボタンを押します。
切り換えボタンを押すたびに ND フィルター(素通し、1/4ND、1/8ND、1/16ND、1/64ND)が順次 切り換わります。
CC(色温度変換)フィルターを切り換えるには
本機の FILTER LOCAL ボタンを押しながら、CC フィルター切り換えボタンを押します。
切り換えボタンを押すたびに CC フィルター(クロスフィルター、3200K、4300K、6300K、8000K)が順次切り換わります。

| ND フィルター CC フィルター | ||
| 1 素通し A クロスフィルター | ||
| 2 1/4 ND B 3200K ( 素通し ) | ||
| 3 1/8 ND C 4300K | ||
| 4 1/16 ND D 6300K | ||
| 5 1/64 ND E 8000K | ||
2 被写体の照明光源と同じ条件のところにホワイトパターンを置き、ズームアップして画面に白を映す。
被写体の近くの白いもの(白布、白壁)で代用することもできます。
最小限必要な白の面積は、図のとおりです。

ご注意
長方形内に高輝度スポットを入れないようにしてください。
3 レンズの絞りを調整する。
手動調整レンズの場合:絞りを適正値に合わせる。
自動絞り調整機能付きレンズの場合:レンズ側の絞り白
動 / 手動切り換えスイッチを自動に設定する。
4 RCP または MSU の AWB(オートホワイトバランス)スイッチを押す。
DISPLAY スイッチが DISPLAY に設定されているときは、調整中ビューファインダー画面に図のようなメッセージが表示されます。
AWB: EXECUTING
数秒で調整が終了し、「AWB:OK」のメッセージが表示されます。調整値は自動的にメモリーに記憶されます。
ご注意
自動絞り機能付きズームレンズを使用した場合、絞りがハンチング 1) を起こすことがあります。レンズに付いている絞りのゲインつまみ(IG、IS、S などと表示されている)を調整してください。
1) ハンチング:オートアイリスの応答を繰り返し、映像が暗くなったり明るくなったりすること。
◆ 詳しくは、レンズの取扱説明書をご覧ください。
ホワイトバランスの自動調整ができないとき
ホワイトバランスの調整が正常に終了しなかったときは、
ビューファインダー画面に約3秒間エラーメッセージ
「AWB : NG」が表示されます。
エラーメッセージが表示されたら、再度ホワイトバランスの調整を試みてください。
繰り返し調整を試みてもエラーメッセージが表示されるときは、内部点検をする必要があります。
電子シャッターの設定
ここでは、本機の電子シャッターで使用できるシャッター
モードおよびシャッタースピードについて説明します。
ご注意
カメラ本体の SHUTTER スイッチは動作しませんので、
RCP または MSU などのリモートコントロール機器から操作してください。
シャッターモードについて
本機の電子シャッターで使用できるシャッターモードと、選択できるシャッタースピードは次のとおりです。
本機は3倍速のスーパーモーションカメラですので、実際のシャッタースピードは、さらに1/3になり、ECSの対応周波数は3倍になります。
設定できるシャッターモードとシャッタースピード
| シャッターモード | シャッタースビード1) | 用途 |
| 標準 1/100、 | 1/125、1/250、1/500、1/1000、1/2000(秒) | 動きの早い被写体を鮮明に撮影したい場合 |
| ECS(拡張クリアスキャン) | 60.0Hz ~ 4300Hz モニター | 画面を、水平方向の編模様が出ないように撮影したい場合 |
1) 表の数値は、1080/59.94i 時のものです。他のフォーマットでは設定できる値が異なります。
ご注意
人工照明、特に蛍光灯や水銀灯などは、輝度が一定のように見えても、電源周波数に同期して、R、G、B 各色の強さが変化しています(これをフリッカーと言います)。このような照明下でシャッターを使用すると、フリッカーがより目立つ場合があります。本システムでは、カメラコントロールユニット HDCU3300 側にフリッカーリデュース機能がありますので、フリッカーが目立つ場合は、その機能を ON にしてください。
シャッターモード / スピードを選択する
シャッターモードおよびシャッタースピードは、RCP または MSU で設定します。
ビューファインダー画面上の設定メニューの基本操作
DISPLAY スイッチを MENU に設定すると、ビューファインダー画面上にメニューが表示されます。表示されたメニューで、各種設定値の選択や、ビューファインダー画面上に表示させる項目とその表示方法を選択します。メニュー操作には、下記のようなスイッチ類を使用します。

1 DISPLAY スイッチを OFF から MENU に切り換える。 メニュー画面が表示されます。

2 MENU SEL つまみ /ENTER ボタンを回して、希望のページを表示させる。
3 MENU SEL つまみ /ENTER ボタンを押す。 選択したページの各項目の設定内容が表示され、現在の選択項目に「→」マークが付きます。

4 MENU SEL つまみ /ENTER ボタンを回して、→マークを設定したい項目に移動する。
5 MENU SEL つまみ /ENTER ボタンを押す。 →マークが?マークに変わり、点滅します。
6 MENU SEL つまみ /ENTER ボタンを回して、設定値を変更する。
速く回すと数値が速く変化し、ゆっくり回すと微調整ができます。
変更した数値を取り消すには
MENU SEL つまみ / ENTER ボタンを押す前に、CANCEL/STATUS スイッチを CANCEL 側に押すと、設定が元に戻ります。
設定を中断するには
DISPLAY スイッチを OFF にすると、メニュー表示が消えます。再び DISPLAY スイッチを MENU にすると、設定を再開することができます。
7 MENU SEL つまみ / ENTER ボタンを押す。? マークが → マークに変わり、設定が確定します。
8 続けて同じページの設定項目を変更するには、手順 4 ~ 7 を繰り返す。
9 他のページに移るには、MENU SEL つまみ / ENTER ボタンを何度か押して、画面右上のページスクロールバーが表示されるところまで戻り、手順 2、3 を実行する。
選択したページの各項目の設定内容が表示され、現在の選択項目に → マークが付きます。
メニュー操作をやめるには
DISPLAY スイッチを OFF にします。
ビューファインダー画面上の状態表示
ビューファインダー画面には、映像の他に本機の設定や動作の状態を示す文字やメッセージ、センターマーカー、セーフティゾーンマーカーなどが表示されます。
DISPLAY スイッチが DISPLAY に設定されているとき、画面の上端、下端には、メニューや関連するスイッチで ON に設定された項目が表示されます。
また、調整経過中または調整後に、調整経過/結果を知らせるメッセージを約 3 秒間表示させることができます。
ビューファインダー画面上の状態表示の構成
表示できるすべての項目は、下の図のように配置されています。

①ズームポジション
ズームレンズのバリエーターが、広角端(0)と望遠端(99)の間のおおよそどの位置にあるかを数値で表示します。
②レンズエクステンダー
レンズエクステンダーの使用中に EX を表示します。
③TALK 表示
インカムのマイクが ON のとき、表示されます。
④5600K モード
5600K が ON のとき、表示されます。
⑤フィルター
現在選択されているフィルターの種類を表示します。数字(1~5)は ND フィルター、アルファベット(A、B、C、D、E)は CC フィルターの選択を示します。
⑥ゲイン値
映像アンプのゲイン設定値(dB)を示します。
⑦フォーカスポジション
ズームレンズのフォーカスポジションを数値で表示します(0~255(∞))。
⑧バッテリー電圧
バッテリー電圧を表示します。
⑨F値
レンズのF値(絞り値)を表示します。
⑩シャッター
シャッターの状態を表示します。ただし、シャッターOFFの場合は表示されません。
“メモリースティック”を使う
別売りの“メモリースティック”を使用すると、ファイル情報を保存し、他のカメラでも同じファイル情報を共有することができます。
“メモリースティック”を入れるには
ラベル面を上にして、端子を奥に向けて“メモリースティック”装着部に差し込みます。カチッと音がして、赤いアクセスランプが点灯するまで差し込んでください。

アクセスランプの点灯中および点滅中は
データの読み込み、または書き込みを行っています。このとき、本機に振動や強い衝撃を与えないでください。また、本機の電源を切ったり、“メモリースティック”を取り出したりしないでください。データがこわれることがあります。
“メモリースティック”とは?
“メモリースティック”は、小さくて軽く、しかもフロッピーディスクより容量が大きい新世代のIC記録メディアです。“メモリースティック”対応機器間でデータをやりとりするのにお使いいただけるだけでなく、着脱可能な外部記録メディアの1つとしてデータの保存にもお使いいただけます。“メモリースティック”には、標準サイズのものとその小型サイズの“メモリースティックデュオ”があります。“メモリースティックデュオ”をメモリースティックデュオアダプターに入れると、標準サイズの“メモリースティック”と同じサイズになり、標準サイズの“メモリースティック”対応機器でもお使いいただけます。
“メモリースティック”の種類
“メモリースティック”には、用途に応じて以下の種類があります。
“メモリースティック-R”
いったん記録されたデータが上書きされない“メモリースティック”です。“メモリースティック-R”対応機器でのみデータを記録できます。著作権保護技術(マジックゲート)が必要なデータは記録できません。
“メモリースティック”
著作権保護技術(マジックゲート)が必要なデータ以外の、あらゆるデータを記録できる“メモリースティック”です。
“マジックゲートメモリースティック”
著作権保護技術(マジックゲート)を搭載した“メモリースティック”です。
“メモリースティック-ROM”
あらかじめデータが記録されている、読み出し専用の“メモリースティック”です。データの記録や消去はできません。
“メモリースティック PRO”
“メモリースティック PRO”対応商品でのみお使いいただける、著作権保護技術(マジックゲート)を搭載した“メモリースティック”です。
使用可能なメモリースティック
本機では、“メモリースティック”、“マジックゲートメモリースティック”、および“メモリースティック PRO”がご使用いただけます。
ただし、マジックゲート機能は本機では動作しません。通常の“メモリースティック”として使用してください。
ご注意
“メモリースティックデュオ”はそのままではご使用になれません。メモリースティックデュオアダプターと組み合わせてお使いください。
データ読み込み/書き込みスピードについて
お使いの“メモリースティック”と機器の組み合わせによっては、データの読み込み/書き込みの速度が異なります。
マジックゲートとは?
マジックゲートは、暗号化技術を使って著作権を保護する技術です。
“メモリースティック”について

- 誤消去防止ツマミを「LOCK」にすると記録や編集、消去ができなくなります。
- 以下の場合、データが破壊されることがあります。
読み込み中、書き込み中に“メモリースティック”を取り出したり、本機の電源を切った場合
静電気や電気的ノイズの影響を受ける場所で使用した場合
大切なデータは、バックアップを取っておくことをおすすめします。
ご注意
- ラベル貼り付け部には、専用ラベル以外は貼らないでください。
- ラベルを貼るときは所定のラベル貼り付け部に貼ってください。はみ出さないようにご注意ください。
- 持ち運びや保管の際は、付属の収納ケースに入れてください。
- 端子部には手や金属などで触れないでください。
- 強い衝撃を与えたり、曲げたり、落としたりしないでください。
- 分解したり、改造したりしないでください。
- 水にぬらさないでください。
- 以下のような場所でのご使用や保管は避けてください。
高温になった車の中や炎天下など気温の高い場所
直射日光のあたる場所
湿気の多い場所や腐食性のある場所
使用上のご注意
- データの損失を防ぐため、データは頻繁にバックアップを取るようにしてください。万一、データが損失した場合、当社は一切その責任を負いかねます。
- あなたが記録したものは、個人として楽しむなどのほかは、著作権上、権利者に無断で使用できません。著作権の対象になっている画像やデータの記録されたメモリースティックは、著作権法の規定による範囲内で使用する以外はご利用いただけませんので、ご注意ください。
- 本機のソフトウェアの仕様は、改良のため予告なく変更することがありますが、ご了承ください。
- なお、実演や興行、展示物などのなかには、個人として楽しむなどの目的であっても撮影を制限している場合がありますので、ご注意ください。
- Memory Stick("メモリースティック")およびは、ソニー株式会社の商標です。
- Memory Stick Duo("メモリースティックデュオ”)および MEMORY STICK DUOは、ソニー株式会社の商標です。
- Memory Stick PRO("メモリースティック PRO")および MEMORY STICK PROは、ソニー株式会社の商標です。
- MagicGate(“マジックゲート”)および MAGICGATEは、ソニー株式会社の商標です。
仕様
一般
電源 AC 240 V、1.4 A (max.)
DC 12 V, 8.6 A (max.)
動作溫度 - 20 ℃ \~ + 45 ℃
保存温度 - 20 ℃ \~ + 60 ℃
質量 約 4.8 kg (本体のみ)
撮像素子
撮像素子 2/3 型インターライン転送方式 CCD
方式 RGB 3 板式
有効画素数 1920(水平)× 1080(垂直)
電気特性
感度 F7.0(2000lx、反射率 89.9% にて)
映像 S/N 標準 54 dB
全域 0.02%(ただしレンズによるひずみを除く)
幾何学ひずみ 認められず(ただしレンズによるひずみを除く)
光学系仕様
分光系 F1.4 プリズム方式
内蔵フィルター
CC(色温度変換)フィルター
A: クロスフィルター
B:3200K(素通し)
C:4300K
D:6300K
E:8000K
ND フィルター
1: 素通し
2:1/4 ND
3:1/8 ND
4:1/16 ND
5:1/64 ND
入出力端子
CCU 光電気マルチコネクター (1)
LENS 12 ピン (1)
VF 20 ピン (1)
MIC 1 IN XLR 型 3 ピン、凹型 (1)
AUDIO IN CH1、CH2
XLR 型 3 ピン、凹型(各 1)
INTERCOM 1、INTERCOM 2
XLR 型 5 ピン、門型 (各 1)
EARPHONE ステレオミニジャック (1)
DC IN XLR 型 4 ピン (1)、DC 10.5 ~ 17 V
外形寸法(単位 mm)


DC OUT 4 ピン (1)、DC 10.5~17 V、最大 1.5 A
但し、負荷条件、入力条件などにより、
制限される場合があります。
SDI 2 BNC 型 (1)
TEST OUT BNC 型 (1)
PROMPTER 1、PROMPTER 2
BNC 型(各 1)、1 Vp-p、75Ω
RET CTRL 6 ピン (1)
REMOTE 8 ピン (1)
TRACKER 10 ピン (1)
CRANE 12 ピン (1)
付属品
オペレーションマニュアル (1)
ケーブルクランパー (1)
ケーブルクランプバンド (1)
⊕B3 × 10 ネジ (2)
スイッチ用表示ラベル 1、2(各 1)
別売り品
HD エレクトロニックビューファインダー
HDVF-20A(2型、白黒)
HDVF-C35W(3.5型、カラー)
HDVF-C730W(6.3型、カラー)
HDVF-C950W(9型、カラー)
HDVF-700A(7型、白黒)
HDVF-9900(9型、カラー)
大型レンズアダプター HDLA1500シリーズ
マイクホルダー CAC-12
リターンビデオセレクター CAC-6
ビューファインダー回転機構 BKW-401
三脚アダプター VCT-14
メモリースティック
低反発ショルダーパッド A-8286-346-A
関連機器
HD カメラコントロールユニット HDCU3300
マスターセットアップユニット MSU-900/950
リモートコントロールパネル RCP-700/900 シリーズ
ビデオセレクター VCS-700
カメラコマンドネットワークユニット CNU-700
仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがありますが、ご了承ください。
お使いになる前に、必ず動作確認を行ってください。故障その他に伴う営業上の機会損失等は保証期間中および保証期間経過後にかかわらず、補償はいたしかねますのでご了承ください。
英語
警告
このマニュアルに記載されている事柄の著作権は当社にあり、説明内容は機器購入者の使用を目的としています。従って、当社の許可なしに無断で複写したり、説明内容(操作、保守等)と異なる目的で本マニュアルを使用することを禁止します。