iLoud Precision - モニター IK Multimedia - 無料のユーザーマニュアル
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| 製品タイプ | アクティブ・スタジオ・モニター |
| モデル | iLoud Precision 5 |
| ウーファー | 5インチ超軽量コーテッドペーパー・ミッドウーファー |
| ツイーター | 1.5インチ高出力低歪みチャンバーテキスタイルドームツイーター |
| アンプ出力(総RMS) | 135W(低域:110W、高域:25W) |
| 周波数特性 | 46Hz~30kHz ±1dB |
| 低域拡張 | 39Hz @ -4dB |
| 位相特性 | コヒーレント、150Hz以上で最大0/+20° |
| クロスオーバー周波数 | 2.1kHz、8次リニアフェイズ |
| AD/DA変換 | 96kHz / 24ビット |
| DSP処理 | 96kHzで完全DSP制御システム |
| ルームキャリブレーション | 内蔵ARC(アドバンスト・ルーム・コレクション)、マイク付属 |
| ボイスエミュレーション | 様々なスピーカータイプをエミュレートするX-MONITORテクノロジー |
| リモートコントロール | 有線リモート(別売)でボイス切替とARC操作が可能 |
| コントロールソフトウェア | USB経由の無料macOS/Windowsソフトウェア |
| 入力タイプ | コンボXLR-1/4インチバランスライン入力 |
| 電源 | AC主電源(100-240V)、着脱可能電源コード |
| オートスタンバイ | 対応、ソフトウェアで設定可能(デフォルト60分) |
| 寸法(高さ×幅×奥行き) | 296×177×223 mm(11.65×6.96×9.17インチ) |
| 重量 | 6.1kg(13.4ポンド) |
| 最大音圧レベル(ピーク、ペア、音楽、1m) | 114.5dBA |
| 原産国 | イタリア製ハンドクラフト |
| メンテナンス | 乾いた布で拭いてください。振動板には触れないでください。 |
| 安全上の注意 | 雨や湿気にさらさないでください。磁気を帯びたものは0.5m離してください。 |
よくある質問 - iLoud Precision IK Multimedia
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使用説明書 iLoud Precision IK Multimedia
iLoud Precision 5 概要 7
システム構成 8
-
インストールと設置方法 10
-
コントロールパネル 11
2.1 オーディオ入力 11
2.2 ARCマイク入力 11
2.3 音量 11
2.4 USB端子 11
2.5 コントロールI/O 11
2.6 電源 11 3.1 LF エクステンション 12
3.2 LFフィルター・HFフィルター 12
3.3 オートスタンバイ機能 13
3.4 CAL/Preset 13
- ARC キャリブレーション 14
4.1 マイクロフォンを設置する 14
4.2 カスタム・キャリブレーション 15
- ファクトリー・リセット 18
6.ハードウェアのリモートコントローラー 19
6.1 X-Monitor ボイス・コントロール 19
6.2 ARC キャリブレーション 19
6.3 他の機能 20
- リスニング・ポジション 20
7.1 部屋の音響 20
トラブルシューティング 21
仕様 21
保証 22
サポートおよびその他の情報 22
iLoud Precision 5
この度は、iLoud Precision 5をお求めいただき、誠にありがとうございます。
パッケージ同梱物をご確認ください:
- iLoud Precision 5スピーカー本体(1台)
- 電源コード
- ARCマイクロフォンとクリップ
- USBケーブル
• 安全対策マニュアル、レジストレーションカード
iLoud Precisionモニターは、革新的なDSPパワード・スタジオ・モニターで、通常は何倍もの価格の製品にしか存在しないユニークな機能が備わっています。
iLoud MTM同様、iLoud Precisionもリニア・フェイズ・クロスオーバーと完全なタイム・コヒーレントな特性を備えています。iLo Precisionシリーズには、定評あるARC System技術に基づく完全自動のルーム・コレクション・システムも搭載されています。ARC 3マイクをスピーカーに接続し、ボタンを押すだけで、自動で部屋の音響を測定、解析し、キャリブレーションを行います。こうし様は、本機の価格帯のスピーカーだけでなく、より高価な製品と比べてもユニークな特徴となっています。
iLoud Precisionモニターには、X-MONITORテクノロジーによるボイスが複数用意されており、他のスピーカーをエミュレートしたボイスも選択可能です。それでも、主役はiLoud Precisionのネイティブ・ボイスです。それは最もフラットで伸びやか、色付けのないボイスで、室内でのコヒーレントな分散と、リニア・フェイズ特性を実現しています。
iLoud Precisionの登録
登録をすることで、テクニカルサポートへのアクセス、保証の有効および無料のJamPoints™をお客様のアカウントを通じて受け取ることが可能になります。JamPoints™は、将来IK製品をお求め頂く際の割引としてご利用頂けます。また、ご登録頂くことで、新のソフトウェアアップデートやIK製品に関する情報を随時受け取ることが可能になります。
登録はこちらから: www.ikmultimedia.com/registration
安全上のご注意
スピーカーを設置する前に、以下の注意事項をよく読んでください。本書を安全なところに保管してください。注意事項のすべてに従ってください。

製品の筐体の中に絶縁されていない「危険電圧」が存在することを警告するもので、感電の危険の可能性が十分あています。

電気製品に付属する文書に重要な操作およびメンテナンス(整備)の指示があることを警告するためのものです。

火災や感電の危険を避けるため、このラウドスピーカーを雨や湿気にさらさないでください。

ラウドスピーカーの上にロウソクなどの裸火を置かないでください。

火災や感電の危険を避けるため、このスピーカを開けないでください。

ヒューズを交換する際には、指定された値や種類以外のものを使用しないでください。
ヒューズをバイパスしな いでください。

このスピーカを水の近くで使用しないでください。湿度の高い環境では使用しないでください。

掃除する際には乾いた布で拭いてください。

通風口を塞がないでください。製造元の指示に従って設置してください。

ラジエーター、ヒートレジスター、ストーブ、熱を発する機器(アンプを含む)などの熱源の近くに設置しないでください。

極性または接地タイプのプラグの安全機能を無効にしないでください。極性プラグには2つの刃があり、一方が他方より幅っています。接地型プラグは、2つの刃と第3の接地極があります。このプラグは、幅の広い刃、または第3の接地極を安全の備えています。付属のプラグがコンセントに合わない場合は、有資格の電気工事士に相談し、旧型コンセントを交換してく
電源コードは、特にプラグやコンセント、スピーカーなどの機器との接続部分は、予期せぬ力が加わり破損させないために、取り回しに注意してください。
製造元が指定するアタッチメントやアクセサリのみを使用してください。
雷雨のときや長期間使用しないときは、スピーカーの電源を抜いてください。
電気器具は必ず子供の手の届かないところに置いてください。
メーカー指定のカート、スタンド、三脚、ブラケット、テーブル、または機器に付属しているもののみ使用してください。を使用する場合は、カートと本機の組み合わせで移動すると、転倒してけがをすることがありますので、ご注意ください。
修理は有資格の修理員に依頼してください。電源コードやプラグの破損、本体に液体をこぼしたり物を落とした場合、雨や湿気にさらされた場合、スピーカーが正常に動作しない場合、落とした場合など、何らかの損傷があった場合には修理が必要です。
水のかかる場所を避けて、花瓶など液体の入ったものをスピーカの上に置かないでください。
スピーカをAC電源から完全に切り離すには、AC差し込み口から電源コードのプラグを抜きます。電源コードの主電源プラグは、容易に操作できる状態にしておくようにしてください。
スピーカは、保護接地された主電源コンセントに接続してください。
指定された電圧が、使用する電源の電圧と一致していることを確認してください。一致しない場合は、スピーカを電源に接続しないで、お近くの販売店、または代理店にご相談ください。
オーディオコンポーネントの掃除には、可燃性または燃焼性の化学物質は絶対に使用しないでください。
! スピーカーを極端に低温・高温な場所にさらさないでください。爆発性雰囲気の中で使用しないでください。
! 背面パネルが熱くなることがありますので、壁から十分な距離を取ってください。
十分な冷却効果を得るために、壁から10cm以上離し、スピーカー背面の空気の流れを確保してください。
ケーブルの接続や取り外し、部品の清掃をするときは、必ずシステム全体の電源を切ってください。
ケーブルは必ず点検したものを使用してください。欠陥のあるケーブルは、スピーカーに害を及ぼす可能性があります。ケーブルは、ハム・ノイズやクラックル・ノイズなど、あらゆるノイズの発生源となります。
! スピーカーの振動版に触れないようにしてください。
振動板は磁場を発生させます。磁気の影響を受けやすいものは、スピーカーから0.5m以上離してください。
本機は90dB以上の音圧を発生させることが可能であり、聴覚に永久的な損傷を与える可能性があります。
メンテナンス
! 掃除の前にスピーカーの電源を切ってください。
振動板は磁場を発生させます。磁気の影響を受けやすいものは、スピーカーから0.5m以上離してください。
キャビネットの中に液体が入らないようにしてください。スピーカーに液体を吹き付けないでください。クリーニングには濡れた布を使用しないでください。
クリーニングに可燃性または酸性の化学物質を使用しないでください。
! スピーカーの振動版に触れないでください。
⚠️ 掃除するには糸くずの出ない湿らせた布の使用をお勧めします。ラウドスピーカーの振動板は、柔らかいブラシで埃を払ってください。
iLoud Precision 5 概要

1-1.5インチ チャンバー式・テキスタイル・ドーム・トウイーター
2-5インチウーファー
3 - マルチカラーLED
4-ボリュームコントロール
5-1/4インチ / XLR コンボ入力
6-バスレフポート
7-リア・コントロール
8-リモートコントロールの入出力端子
9-ARCマイクロフォンの入力端子
10 - 電源部
11 - USB端子
システム構成
iLoud Precision シリーズは、デジタルで処理された、96kHzのアクティブの2ウェイ・スタジオ・モニターです。
3種類のモデルがあります:
- iLoud Precision 5
5インチ 超軽量コート紙低歪ミッドウーファー
1.5インチ高出力、低歪みチャンバー式テキスタイルドームツイーター
スーパーナチュラル・高音質、カスタム設計の独自D級パワーアンプ
総計RMSパワー135W
AD、DA : 96kHz/24bit
完全DSP制御システム、サンプリングレート96kHz
周波数特性 48Hz~30kHz +/- 1dB
38Hz 低域拡張 @-4dB
コヒーレント位相特性 +/-20° (150Hz 以上)
オーディオ・スペクトルの全域でコヒーレントな時間応答
高性能ベント式設計
ARCの音響補正機能を内蔵
X-MONITOR テクノロジー
X-MONITORの音色選択および測定プロセスをリモートコントロールで操作可能
iLoud Precision専用のmacOS/Windows用のコントロールソフトウェア
- iLoud Precision 6
6.5インチ 超軽量コート紙低歪ミッドウーファー
1.5インチ高出力、低歪みチャンバー式テキスタイルドームツイーター
スーパーナチュラル・高音質、カスタム設計の独自D級パワーアンプ
総計RMSパワー150W
AD、DA : 96kHz/24bit
完全DSP制御システム、サンプリングレート96kHz
周波数特性 44Hz~30kHz +/- 1dB
36Hz 低域拡張 @-4dB
コヒーレント位相特性 +/-20° (150Hz 以上)
オーディオ・スペクトルの全域でコヒーレントな時間応答
高性能ベント式設計
ARCの音響補正機能を内蔵
X-MONITOR テクノロジー
X-MONITORの音色選択および測定プロセスをリモートコントロールで操作可能
iLoud Precision専用のmacOS/Windows用のコントロールソフトウェア
• iLoud Precision MTM
2x5インチ 超軽量コート紙低歪ミッドウーファー
1.5インチ高出力、低歪みチャンバー式テキスタイルドームツイーター
スーパーナチュラル・高音質、カスタム設計の独自D級パワーアンプ
総計RMSパワー175W
AD、DA : 96kHz/24bit
完全DSP制御システム、サンプリングレート96kHz
周波数特性 44Hz~30kHz +/- 1dB
35Hz 低域拡張 @-4dB
コヒーレント位相特性 +/-20° (150Hz 以上)
オーディオ・スペクトルの全域でコヒーレントな時間応答
高性能ベント式設計
ARCの音響補正機能を内蔵
X-MONITOR テクノロジー
X-MONITORの音色選択および測定プロセスをリモートコントロールで操作可能
iLoud Precision専用のmacOS/Windows用のコントロールソフトウェア
内蔵の音場補正システム「ARC3」と、測定用マイクの接続により、室内周波数特性のオートキャリブレーションが可能です。
また、背面のボタンにより、手動でレスポンスを調整することも可能です。
「X-Monitor」機能を使って、他のスタジオモニター、テレビ、ポータブル機器、カーステレオなど、様々なリスニング機器の音をニュレートすることができます。
4つの照光式ボタンを搭載した小型の有線リモコン(別売)により、スピーカーをリモートで操作可能です。デフォルトでX-Monitokの4つの「ボイス」に割り当てられており、専用のコントロールソフトウェアで変更することができます。
ARCのカスタムレスポンスとX-Monitorのターゲットレスポンスの両方は、IIRフィルターとしてスピーカー内部に保存・処理されます。これにより、メモリーの使用量を最小限に抑え、余裕のある処理を可能にしています。96 kHzで動作することを考えると、これは特に重要なことです。
iLoud PrecisionをUSBでコンピューターに接続すれば、無料のリモートコントロールソフトウェア(macOS/Windows用)からシステムをコントロールすることも可能です。
1. インストールと設置方法
最適な動作を確保するため、高品質なケーブルの使用をお勧めします。しっかりとした固い面に設置してください。スピーカーは最適なパフォーマンスに達するまで数日かかります。
- iLoud Precisionの音量が最小になっているか確認します。リアパネルのオン/オフスイッチがOFFになっているか確認します。
- 垂直方向の位置を調整します。
- 電源コードを接続します。
- iLoud Precisionの入力端子にオーディオ機器を接続します。
- リアパネルのオン/オフ・スイッチを押します。表面のLEDが白く点灯します。
- オーディオ再生機器(ミキシングコンソール、オーディオインターフェースなど)の電源がONになっていることを確認してください。音量を下げる必要がある場合、何らかの理由で左右の音量差が必要な場合のみ、VOLUMEを絞って下さい。
- 必要に応じて、リアパネルの専用ボタンを使用し、スピーカーの周波数を調整します。
- スピーカーキャリブレーションで、音響環境に合わせることができます。詳しくは本書に記載されています。
注意: 接続して電源を入れる前に、パワード・スピーカー起動時の基本ルール「最後にオン、最初にオフ」を覚えておいてくださいシステムの電源を入れる際には、すべての配線が接続されていることを確認し、ミキサーやインターフェース、その他のアウトボード機器の電源を入れ、最後に iLoud Precision の電源を入れてください。電源を切るときは、まず iLoud Precision をオフにしてから、ミキサー/インターフェース、アウトボード機器の電源を切ってください。
2. コントロールパネル
2.1 オーディオ入力
コンボ仕様のINPUTジャック(XLR・1/4”、バランス)
このコンボジャックはアナログのオーディオソース(例:ミキサー、オーディオインターフェース、バランスまたアンバランスのラインアウト)を接続できます。バランスシグナルを送信できるケーブルでバランス出力を搭載した機材をスピーカーのXLRまたは1/4" TRS入力に接続してください。
2.2 ARCマイク入力
同梱のARCマイクロフォン接続端子です。音響環境に合わせてスピーカーのキャリブレーションを行うことができます。
2.3 音量
オーディオソースの入力レベルを-5dBから+5dBまで調節できます。
2.4 USB端子
このUSBタイプB端子はシステムの検査、またはファームウェアの更新に使用されます。コントロールソフトウェアで操作するときにも使います。
2.5 コントロールI/O
別売りのリモート・コントローラーを接続する3.5mm端子です。コントローラーはINポートに接続し、OUTポートはコントロールする他のスピーカーのINポートに接続します。これにより、システムに含まれるすべてのスピーカーをデイジーチェーンで接続することができます。
2.6 電源
電源ボタン:iLoud Precisionの電源オン/オフします。
電源AC:同梱電源コードをここに接続します。
注意:電源コードの接続、または取り外しをする場合は電源ボタンがオフになっているかを確認してください。
3. リア・コントロール
リアパネルのボタンの使用でiLoud Precisionは音響環境に合わせて調整可能です。なお、LEDは2段階の明るさがあります。
ボタン操作時には、LEDが最大輝度で点灯します。
ボタンを10秒間操作しないと、LEDが暗くなります。
最初にボタンを押すと、明るさは通常の明るさに戻りますが、「ホールド」機能を含む設定が変更されません。つまり、10秒間操作しなかった場合、最初にボタンを押すと、ボタンのLEDの照度のみが変化します。
3.1 LF エクステンション
LF Extensionは、5段階(FULL - 35Hz - 50Hz - 65Hz - 80Hz)から選択できる、ハイパス・フィルターです。

line
| Hz | dB (solid line) | dB (dashed line) | |------|-----------------|------------------| | 30 | -5 | -6 | | 100 | 0 | 0 | | 1k | 0 | 0 | | 10k | 0 | 0 |設定は、ボタンを押すごとに変わります。印字されていない設定(35Hz、65Hz)は、2つのLEDが同時に点灯します(35Hz:FULL 50Hzが点灯、65Hz:50Hzと80Hzが点灯)。

LFとHFのボタンは、メインのローシェルフ・フィルターとハイシェルフ・フィルターをコントロールします。各ボタンには5つのポジションがあり、以下の順番でポジションを循環します。

LEDの点灯により、以下の状態を表示します:
$$ \mathrm{FLAT} = 0 \mathrm{dB} (\text { デフォルト }) $$
$$ \text { FLAT } \& + = + 1. 5 \mathrm{dB} $$
$$ + = + 2. 5 \mathrm{dB} $$
$$ \text { FLAT } \& - = - 1. 5 \mathrm{dB} $$
$$ - = - 2. 5 \mathrm{dB} $$
$$ \mathrm{LF}: \text { ローシェルフ @100 Hz, Q 0.6 } $$
$$ \mathrm{HF:ハイシェルフ@10kHz,Q0.6} $$
3.3 オートスタンバイ機能
オートスタンバイ機能のON/OFFを切り替えるプッシュボタンです。初期設定はONになっています。
ONにすると、5分以上音声入力を感知しない場合、スピーカーは自動的にローパワーモードに変わります。
音声入力を感知してすぐ、スピーカーの電源が正常に戻ります。
スピーカーがスタンバイ状態になると、フロントのLEDが暗くなります。
3.4 CAL/Preset
CAL/PRESETボタンを押すと、DESK(デスクトップ設置時の不要な反射音を軽減)、FLAT(デフォルト)、カスタム・ユーザー・ブレーションを切り替えることができます。デスクトップ・フィルターは、コンソールやデスクとの反響による問題を補正するため減衰フィルターです。デスクトップ設置時は、通常、中低域がブーストされます。
このボタンを3秒間長押しすると、スピーカーがARCキャリブレーションを開始します(ARCキャリブレーションは、コントロールトウェアからも開始できます)。
カスタムキャリブレーションを行う場合は、次章(4. ARCキャリブレーション)をご参照ください。
重要:出荷時はカスタムカリブレーションを行っていないため、利用者がカスタムカリブレーションを行うまでにはCAL設定を使用できません。
ARCキャリブレーションが完了すると、このボタンで FLAT、DESK、CAL の 3 つの設定を以下の順序で切り替えることができます:FLAT -> CAL -> DESK -> FLAT -> ...
4. ARC キャリブレーション
ARCテクノロジーにより、iLoud Precisionを音響環境に合わせてキャリブレーションできます。
測定は以下の図の通り、リスニングポジションの周囲4ヶ所で行います。

iLoud PrecisionのリアパネルのARCマイク入力に、適切なXLRケーブルでARCマイクロフォンを接続します。 注意:測定用マイクロホンは水平に配置する必要があります。
正しいマイクの位置の例:

マイクは、必ず標準のマイクスタンドに設置してください。
マイクスタンドは、ブームアームをなるべくスタンドから離して使うようにすると良いでしょう。これにより、高周波での分析になる、スタンドからの反射を避けることができます。
キャリブレー ション中に、マイクの近くに立ったり座ったりしないでください。
上図のように、視聴位置にて耳の高さでマイクを設置する必要があります。
4.2 カスタム・キャリブレーション
ARCキャリブレーションは、以下の2つの方法で実行できます。
スピーカーの CAL/PRESET ボタンを使用する
スピーカーからカスタムキャリブレーションを行うには、以下の手順で行ってください。
1) マイクをポイント1に設置します。

2) CAL/PRESET ボタンを 3 秒間長押しします。
- リアパネルのCAL LEDがフロントのLED(青)と同時に点滅し始めます。
- 5秒後に測定が始まります。人が間に入ってしまうと測定に影響しますので、スピーカーとマイクロフォンの間に入らないでください。
- キャリブレ - ション の テストト ーン が発生 します。
3) ポイント1の測定が完了したら(テスト・トーンが終了したら)、マイクロフォンをポイント2に移動してから、CAL/PRESETボをもう一度押します。

4) ポイント2の測定が完了したら、マイクロフォンをポイント3に移動してから、CAL/PRESETボタンをもう一度押します。

5) ポイント3の測定が完了したら、マイクロフォンをポイント4に移動してから、CAL/PRESETボタンをもう一度押します。

重要:測定するときは環境をできるだけ静かにしてください。スピーカーまたはマイクロフォンに触れず、通常の視聴環境に近いットアップを保ってください。
最後の測定が完了した後、ARCキャリブレーションのフィルターの計算を自動的に開始します。
キャリブレーションが正常に完了したら、フロントのLEDが3秒間緑色に点滅し、キャリブレーション設定が自動的に適用されます。

キャリブレーションが失敗した場合、フロントのLEDは3秒間赤色に点滅し、キャリブレーション・モードが自動的に終了します。その場合はもう一度キャリブレーションを試してください。

この手順を各スピーカーで繰り返し、両スピーカーでマイクを同じ位置に設置するように注意してください。
備考:測定の信号レベルはボリューム・コントロールの影響を受けません。オーディオ・スイープの最適なパフォーマンスのため、量が固定されています。
ソフトウェアを使用する
コントロ ー ルソフトウェア からカスタムキャリブレー ションを実 行するに は 、コントロ ー ルソフトウェア のマニュアル に 記 載る 手順 に 従ってください 。
5. ファクトリー・リセット
出荷時のデフォルトの状態に戻すには、CAL/PRESETとSENSのボタンを3秒以上、同時に押してください。
リアパネルのLEDはすべて1秒間5回点滅し、CALカーブと、リモートコントローラーの設定(ハードウェアとソフトウェア)を含めて、出荷時の状態に戻ります。
6. ハードウェアのリモートコントローラー
iLoud Precisionの別売りのリモートコントローラーは、ミキシングデスクやモニタリングセクションの近くなど、操作しやすい場に設置することができます。
この小さなリモコンがあれば、スタジオに複数のモニターが設置されていなくても、手元でモニターのボイスを切り替えることも可能です。また、ARCのキャリブレーション作業を、リスニング・ポジションから簡単に行えます。

6.1 X-Monitor ボイス・コントロール
iLoud Precisionモニターに初めて接続すると、リモコンは自動的にポジション「1」に設定され、最もニュートラルで時間軸に沿ったiLoud Precisionのネイティブ・ボイスになります。
スイッチ2、3、4を押すことで、X-Monitorのボイスを切り替えることができます。
デフォルトで、以下のボイスが割り当てられています。
スイッチ1:iLoud Precisionのネイティブ・ボイス(フラット)
スイッチ2:3ウェイ ハイエンド ニアフィールド
スイッチ3:ハイエンドハイファイ フロ アスタンド
スイッチ4:ホワイト コーン
6.2 ARC キャリブレーション
ボタンのいずれかがARCキャリブレーションに割り当てられている場合、CAL/PRESETボタンでスピーカー本体から測定する場合も、コントロールソフトから測定する場合も、リモコンがサポートしてくれます。
ARCキャリブレーションを実施時、リモコンの4つのボタンは、4つの測定位置にリンクしています。
測定の各ステップは、リモコンの該当ボタンを押すことで開始できます。
各ボタンのLEDは、マイクロホンを要求された位置に設置するステップではゆっくりと点滅し、テスト信号の測定中は高速に点滅します。
キャリブレーションが正常に完了すると、リモートの4つのボタンがすべて3秒間点滅します。
6.3 他の機能
コントロールソフトウェアから、リモコンに以下の他の機能を割り当てることが可能です:
- スピーカ - のミュート
- スピーカ - の ディム
- ARCのON/OFF
7. リスニング・ポジション
iLoud Precision 5をステレオ目的で使用する場合、最適な聴取位置は三角の真ん中になります。つまり、聴取位置、いわゆる「スイートスポット」は正三角形の頂点になり、スピーカーは残りの二つの隅に設置します。なお、対称的な設置も大事です。壁や天井、床とスピーカーの間にも当てはまります。対称的なステレオ・イメージを作るには、対称的な反響を作ることも大切です。最低20トンチ壁から離すことを推奨します。そうすることで低域の強調を回避できます。

部屋の音響は、モニター・システムに大きな影響を与えます。最低限の吸音処理を行うことも勧めします。正しい設置の位置に加え、これらのことを守ると安定した聴取経験を味わえます。
トラブルシューティング
iLoud Precisionにデバイスを接続しましたが音がでません。
iLoud Precisionの音量が適切になっているかを確認してください。または、デバイスの出力音量を確認してください。
音が歪んでいる。
著しく歪みがある場合、スピーカーの音量を下げるか、接続オーディオソースの音量を下げてください。
キャリブレーションが正常に完了しませんでした(フロントLEDは赤に点滅)
キャリブレーションが正常に完了しないでフロントLEDが赤に点滅した場合、XLRケーブルがマイクロフォンとARCマイク入力の両端に正しく接続できているのを確認してください。
仕様
- スピーカータイプ:2ウェイ/2スピーカー、バイアンプ仕様のデジタルコントロールスタジオモニター
-LFドライバー:5インチ 超軽量コート紙低歪みミッドウーファー
-HFドライバー:1.5インチ 高出力、低歪みチャンバー式 テキスタイルドームツイーター
-アコースティック・デザイン:DSPによる低域反射補正 - スピーカー1本あたりの内蔵アンプ数:2
- アンプタイプ:スーパーナチュラル・高音質、カスタム設計の独自D級パワーアンプ
- 総出力: 135W RMS
- 周波数特性: 48 Hz \~ 30 kHz ± 1dB
- 位相特性: ±20° (150Hz\~30 kHz)
- 調整用スイッチ: LF Extension、LF trim、HF trim、Desk position
- LF Extension: 38/43/50/55/60 Hzから、-4 dB の周波数ポイントを設定
- キャリブレーション: フル オートのデ ジタル キャリブレー ションを 内 蔵
- 測定用マイク: 無指向性、MEMS 仕様の詳細測定用マイク
- DSPによるフルコントロール
- 接続端子: バランスコンボ入力 (XLR/TRS標準フォーン)、ARCマイク用XLR入力、1 x USB type-B、AC電源インレット
- 電源: 90 to 240 V AC、オートレンジ、50/60 Hz
- 寸法: 304mm x 177mm x 249mm
- 重量: 5.5 kg
- 磁気シールド: いいえ
- 動作温度範囲: 0^ C \~ 40^ C
- 保管温度範囲: -30^ 70^
- 保存湿度: 最大 90% (非結露)
保証
保証規約に関しては、下記のリンクに記載しています:
www.ikmultimedia.com/warranty
サポートおよびその他の情報
iLoud® Precision はIK Multimedia Production Srlの登録商標です。その他の製品名、画像、アーティスト名はその権利帰属者の所有物であり、IK Multimediaとは協賛または契約関係にはありません。