O2I511 - バーコードリーダー IFM - 無料のユーザーマニュアル
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使用説明書 O2I511 IFM
取扱説明書
マルチコードリーダ
O2I5xx
目次
1 はじめに(注意)……4
1.1 表記の説明 4
1.2 警告 4
1.3 法律情報と著作権情報 5
1.4 オープンソース情報 5
2 安全の為の注意……6
2.1 センサ上の安全記号 6
2.2 レーザの危険 6
2.3 光生物学的安全性 7
2.4 サイバーセキュリティ 7
3 使用目的 8
3.1 使用場所 8
4 機能 9
4.1 センサの機能概要 9
4.2 Webフロントエンド 9
4.3 画像キャプチャのトリガ....10
4.3.1 外部トリガ 10
4.3.2 内部デバウンス.... 11
4.4 スイッチング出力 12
4.5 内部照明 13
5 取付方法 14
5.1 設置方法 14
5.2 クランプ取付け.... 15
5.3 ドーム照明を使用する取付け 16
5.4 センサと物体の調節 16
6 電気接続 18
6.1 配線 19
6.1.1 PNP/NPNの選択 20
6.2 最大消費電流 20
6.3 配線の例 20
6.4 外部照明 21
7 インストール 22
7.1 ファームウェアの更新 22
操作部と表示の説明 23
8.1 信号表示....23
9 設定 25
10 パラメータ設定.... 26
10.1 ティーチボタンによるコードのティーチ 26
10.2 ポジション機能.... 27
11 操作方法 28
11.1 過剩温度保護 28
12 トラブルシューティング.... 29
13 保守、修理および廃棄 30
13.1 センサの交換 30
1 はじめに(注意)
指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.comを参照してください。
1.1 表記の説明
√ 要件
操作指示
▷ 操作による応答、結果
[...] 設定ボタン、表示等
→ 参照

重要事項
従わないと誤動作や干渉を引き起こすことがあります。

情報
補足事項
1.2 警告
警告は、負傷や物的損害をもたらすおそれがあることを示します。これに従って製品を安全に取扱ってください。警告は次のように区分されます。

警告
重度の負傷のおそれ
▷ 従わない場合は死亡または重傷を負う可能性があります。

注意
軽度または中程度の負傷のおそれ
▷ 従わない場合は軽傷または中程度の負傷を負う可能性があります。
注意
物的損害のおそれ
▷ 従わない場合は財産等へ損害を及ぼす可能性があります。
1.3 法律情報と著作権情報
© All rights reserved by ifm electronic gmbh.本マニュアルのいかなる部分も、ifm electronic gmbhの同意なく複製または使用することはできません。
本書内で使用されるすべての製品名、図、企業その他のブランドは、それぞれの権利所有者が所有しています。
1.4 オープンソース情報
オープンソース情報の詳細: documentation.ifm.com
2 安全の為の注意
- ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。
- システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
-
システム作成者は、法規および標準の要件に従ってリスク評価を実施して文書を作成し、システムのオペレータおよびユーザに提供します。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。
-
製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。
- 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
- 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(→ 使用目的)
- 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
- 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
- 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
- 製品とケーブルは損傷から保護してください。
2.1 センサ上の安全記号
本機器には次の記号がついています。危険防止のため記載の指示に必ず従ってください。

- 電源供給は必ずIEC 61010-1のchapter 9.4に適合するエネルギー制限回路から行うこと。(→電気接続 ☐ 18)
- レーザの危険。(→ レーザの危険 ☐ 6)

- 保護クラスIIIのデバイス。PELV回路以外で使用しないこと。(→ 電気接続 ☐ 18)
2.2 レーザの危険

警告表示:
CLASS 1 LASER PRODUCT
IEC 60825-1 : 2014
21 CFR PART 1040
本機器は次の規格に準拠するレーザクラス1の不可視レーザ光線( λ=655\ nm±10\ nm )を照射します。
• EN60825-1:2007、IEC60825-1:2007
• EN 60825-1:2014 + AC:2017 + A11:2021 + A11:2021/AC:2022、IEC 60825-1:2014
アメリカ
Complies with 21 CFR 1040.10 except for conformance with IEC 60825-1 Ed. 3, as described in Laser Notice No. 56, dated May 8, 2019.
分解や破損についての警告

警告
本機器を分解したり、破損した状態で使用する場合は、レーザ使用上の安全を保証できません。
▷ 皮ふや目を傷つけるおそれがあります。
▶ 機器を分解しないでください。
▶ 機器が損傷した場合は直ちに使用を中止し、電源を切ってください。
2.3 光生物学的安全性
センサには互いに独立して点灯できる照明LEDが4つあります。
- O2I5x0、O2I5x2、O2I5x4:
照明LEDは、波長が617 nmの可視光を照射します。製品はEN 62471:2008の免除グループに準拠します。
- O2I5x1、O2I5x3、O2I5x5:
照明LEDは、波長が850 nmの不可視赤外光を照射します。製品はEN 62471:2008の免除グループに準拠します。
2.4 サイバーセキュリティ
注意
保護されていないネットワーク環境
本機器はIEC 62443の制御機器に関するセキュリティ要求事項を含みません。
▷ データが読み取られたり書き替えられたりする不正アクセスのおそれがあります。
▷ 機器の機能が不正に改ざんされるおそれがあります。
▶ アクセス制限機能を確認し、これを使用してください。
3 使用目的
センサは、ラベルや直接刻印された2Dコードと1Dバーコードの情報読取り、及び文字検出(OCR)をします。
3.1 使用場所
本機器は、EN IEC 61010-2-201による次の条件下で安全に使用できます。
- 屋内使用
- 高度4000 mまで
- 相対湿度最大90%、結露なきこと
- 污染度3
電磁両立性(EMC):
このセンサは産業環境で使用するよう設計されています。
この製品は屋内での使用により無線妨害を生じることがあります。
▶ 必要に応じて、適切なEMCスクリーニング措置を取ってください。
IP等級はUL® Underwriters Laboratories®によって評価されていません。
焦点設定の変更に20万回耐えられるライフサイクルで設計されています。
ティーチボタンは、計算値として100,000回以上のボタン押し操作ができます。
4 機能
センサは、コードの内容・種類・状態のチェックと監視、及び文字検出(OCR)をします。これらの機能を、アプリケーションにより撮影した画像を生成して実行します。
撮影結果をEthernet通信インターフェース(プロセスインターフェース)により出力します。
また、外部機器制御用に2点のスイッチング出力を備えています。
4.1 センサの機能概要
- 設定可能なコード診断・文字検出(OCR)
- アプリケーションによる各種コードの一括読取
-
プロセスインターフェース:
-
O2I50x: Ethernet TCP/IPおよびEther
Net/IP -
O2I51x: Ethernet TCP/IPおよびPROFINET
-
パラメータ設定インターフェース:Ethernet TCP/IP
- アプリケーションまたは外部プロセスインターフェースによるスイッチング出力制御
- 設定フォーカス・照明・コードパラメータの自動調整
- 内蔵照明切替
- 外部照明ユニットの制御
- 内部・外部トリガによる画像撮影
- センサ内蔵のファンクションブロックとロジック機能によるデータ処理
- ifm専用内蔵メモリスティックによる設定の保存と簡単センサ交換エラーイメージ保存機能
4.2 Webフロントエンド
オンラインのWebサイト上から次の情報を取得できます。:
- ライセンス
- センサの設定(保存はifm専用メモリスティックが別途必要)
- エラー画像(保存はifm専用メモリスティックが別途必要)

販売予定のifm専用メモリスティックについてはこちらをご覧ください。: ifm.com、製品コード:E2D504
オンラインでWebサイトを開く
▶ センサのIPアドレスをWebブラウザに入力します。例:http://192.168.0.69
4.3 画像キャプチャのトリガ
画像キャプチャに対して、1~5個のパラメータセットを定義できます。
コード検出のための画像キャプチャは、内部または外部のトリガ信号によってトリガされます。選択したトリガモードに応じて、画像は適宜キャプチャされます。
- 内部トリガ
- 画像は固定フレームレートで連続的にキャプチャされます。
- 設定はifm Vision Assistantソフトウェアから行います。
- 外部トリガ
- 画像キャプチャは外部のトリガソース(スイッチング信号または接続されたセンサ)によって、トリガ入力経由で起動されます。
- Ethernet経由でプロセスインターフェースコマンド(PLC)によって起動された画像キャプチャ

内部または外部の照明ユニットを使用する場合、照明はトリガごとにオンになります。
4.3.1 外部トリガ
画像キャプチャの外部トリガでは、次のようなさまざまなトリガモードを使用できます。
(documentation.ifm.comの→ソフトウェアマニュアル)
- 立下り信号
- 立上り信号
- 立下り信号および立上り信号
- ゲートトリガ
- バーストトリガ

アクティブなトリガプロセス中に新規トリガを有効にすることはできません。トリガの発生が早すぎる場合、棄却され「トリガのオーバーラン」エラーとして扱われます。ready信号「トリガ準備完了」をスイッチング出力に出力できます。

図 1: Ready信号(「トリガ準備完了」)
例:外部トリガソースとしての拡散反射型センサは、立上りエッジでセンサをトリガします。 ( tA= 評価時間 )
4.3.2 内部デバウンス

図 2: 内部デバウンス
1: トリガ入力
2:画像キャプチャ
トリガ入力を内部的にデバウンスできます(プリセット:内部デバウンス無効)。内部デバウンス制御により、複数の短パルスによる起動を防止します。トリガとして認識されるためには、パルスは4ms以上継続する必要があります。
電気接続の方法によっては、デバウンスが不要な場合もあります。

トリガ遅延を設定できます。
4.4 スイッチング出力
スイッチング出力OUT1およびOUT2は設定可能です。外部照明が接続されている場合は、OUT1のみアプリケーションから利用可能です。
設定は、ifm Vision Assistantを使用してそれぞれのアプリケーションで個別に行えます。次の表に、標準設定を示します。
| 出力 | 標準 | 外部照明 | プロセスインターフェース |
| OUT1 | ifm Vision Assistant経由のアプリケーションの場合:Ready信号(「トリガ準備完了」)0:ビジー1:トリガ信号の準備完了 | コマンドから選択可能 | |
| ティーチボタンを使用する場合:評価成功(合格/不合格) | |||
| OUT2 | ifm Vision Assistant経由のアプリケーションの場合:コード評価0:コード評価失敗1:コード評価成功 | トリガ出力 | |
| ティーチボタンを使用する場合:OUT2は未使用 | |||
表 1: スイッチング出力の標準設定
スイッチング出力は、次のセンサ状態が発生すると直ちにスイッチします。
- 「トリガの準備完了」
センサは新しい画像キャプチャが可能であることを送信します。トリガ動作を処理できるのはこのセンサ状態のときのみです。連続画像キャプチャでは、「トリガの準備完了」状態は出力されません。
- 「画像キャプチャ終了」
センサが、画像キャプチャの終了信号を送信します。センサ状態を使用して、画像キャプチャ中の相互の影響を防止するために、センサをカスケードすることができます。
- 「エラー」
センサが、内部エラー信号を送信します。エラーに関する詳細情報はEthernetを介して要求することができます。
- 「プロセスインターフェースを介して制御」(PLCなど)
センサはコマンド「O」で制御されます。(→プログラマガイド)
- 「ユーザ定義状態」
ユーザ定義状態は、コードの処理によって変更されます。(コード検出、コードが基準に一致、コードクオリティがしきい値レベル外、など)
4.5 内部照明
内蔵照明機能を使って形状認識性能を向上させることができます。4個のLEDは個別に点灯できます。
内蔵照明機能はifm Vision Assistantソフトウェアから設定します。

図 3: 照明LED
- O2I5x0、O2I5x2、O2I5x4:赤色光(617nm)および内蔵偏光フィルタ
- O2I5x1、O2I5x3、O2I5x5:赤外線光(850 nm)
5 取付方法
アプリケーションと検出対象の物体表面に応じて、センサは物体の前面または上部に設置できます。
▶ センサの2つのねじ穴で、センサをブラケットに固定してください。最大締付トルクは2.1Nmです。
▶ レーザマーキングを使用してセンサを調節します。(→ センサと物体の調節 ☐ 16)
利用可能なアクセサリに関する情報は、www.ifm.comを参照してください。
5.1 設置方法
高湿度で保管すると、スイッチオン後にフロントガラスの曇りにつながり、センサのユニットに影響する場合があります。
▶ 次の環境条件を超える場所に設置しないこと:
| 温度 | 推奨最大湿度(Rh) |
| 25 °C | 75 % |
| 30 °C | 72 % |
| 35 °C | 70 % |
| 40 °C | 67 % |
▶ 背後からの光や散乱光がある環境、光が変化する環境を避けてください。レンズや読取を行う景色に直射日光が当たると干渉する場合があります。
▶ 設置時は機械的なノイズを拾わないように防振対策を行ってください。
▶ 汚れが激しい場所に取付けないでください。
センサを隣り合って設置すると、同時に有効な照明にさらされた場合に互いに干渉することがあります。
▶ 一定した外部照明を確保するか、センサを1つずつトリガしてください。
▶ センサ底部の圧力補正素子が覆われないようにしてください。

图 4: 压力補正素子
1:压力補正素子
注意
レーザビームによる画像センサ破壊のおそれ
▷ 強いレーザ(クラス3以上)をレンズに照射すると画像センサを破壊するおそれがあります。
▶ 高出力のレーザが発生するレーザラベル刻印装置等の近くに本機器を置かないでください。
5.2 クランプ取付け

図 5: 取付けセットE2D500を使用する取付け
1 : M4ネジ
2:M4ネジ切り穴(深さ7 mm)
3: ブラケット
4: クランプ
▶ 2つのM4ネジを使用して、ブラケットをセンサのM4ネジ切り穴に固定します。最大締付トルクは2.1 Nmです。
▶ クランプをブラケットに固定します。
5.3 ドーム照明を使用する取付け

図 6: 取付けセットE2D501を使用する取付け
1: M4ネジ
2: M4ネジ切り穴 (深さ7 mm)
3: ブラケット
4: クランプ
5:ドーム照明
▶ 2つのM4ネジを使用して、ブラケットをセンサのM4ネジ切り穴に固定します。最大締付トルクは2.1 Nmです。
▶ 4つのネジを使用して、ブラケットをドーム照明に固定します。
▶ クランプをブラケットに固定します。
5.4 センサと物体の調節
センサは2つのレーザマーキングで調節します。レーザマーキングは、表面のエリアをマークします。センサはエリア内の物体を検出します。
センサの調節:
▶ ティーチボタンを3秒間押します。
▷ 2つのレーザマーキングが点灯します。
▶ センサを物体の中心に配置します。

図 7: センサの側面図
レーザマーキングの耐用寿命は約10,000時間です。
▶ レーザマーキングは、調節用のみとして短時間起動してください。
6 電気接続
配線作業は必ず法的に認定された有資格者が行ってください。
▶ 接続する時は必ず本体の電源を切ってください。

保護クラスIIIデバイス(IEC 61010-2-201chapter 6.5.2.101.4)
次の条件を必ず全部守って電源供給を行ってください。
- PELV回路からのみ電源供給を行うこと(IEC 61010-2-201chapter 3.111)
- DC 35 Vを超えて動作させないこと。
- 単独障害でDC 60 Vを超えないこと。
- 許容動作電圧を超えないこと(データシート参照)。
必ずIEC 61010-2-201のFigure 102に適合した外部回路の分離を行うこと。

警告
適合しない電源
▷ 感電による重大事故(重傷や死亡)のおそれ
▶ 規定の電圧範囲内でPELV電源を使用してください。
電源供給は必ず適合するエネルギー制限回路から行ってください(IEC 61010-1chapter 9.4)。回路の電力は、過電流保護装置により動作電圧を24 Vに制限できます。過電流保護装置は、8.3 Aの電流を120秒以内に必ず遮断しなければなりません。規定の遮断特性に従ってください。使用可能な過電流保護装置:
- ヒューズ
- 非調整および非自己再閉形電気機器装置
基本絶縁を最低限施した非エネルギー制限回路から外部回路の分離を行ってください。
注意
適合しないエネルギー制限回路
▷ 誤動作による火災のおそれ
▶ IEC 61010-1のchapter 9.4.に適合するエネルギー制限回路を使用すること。

機器は、建物外に出ない屋内のイーサネットネットワークにのみ接続できます。TNV回路には絶対に接続しないでください。
注意
接続ケーブル長が30m以上の場合は、IEC 61000-4-5に従い追加サージ保護対策を行ってください。
注意
M12コネクタが十分締め付けられていないと、センサが損傷することがあります。
▷ データシートに記載のIP保護構造は、M12 コネクタを締付けた場合のみ保証されます。
▶ M12コネクタはセンサにしっかりねじ止めしてください。
▶ 未使用のソケットは保護キャップ(E73004)で封止してください。締付トルク:0.6~0.8 Nm
▶ センサに接続するすべてのケーブルに、張力のがしを使用してください。
センサを常時ウェットエリアで使用する場合はM12産業用イーサネットケーブル(E11898等)のナットが腐食するおそれがあります。
▶ このような場合はステンレス仕様のナット付ケーブルをお使いください。
cULusの有効範囲:
フィールド配線端子の接続ケーブルの温度定格(最小): 70 ℃
6.1 配線

| 1 Ethernet(パラメータ設定用インターフェース、プロセスインターフェース)M12ソケット、D-coded、4ピン | |
![]() | 1:TD+2:RD+3:TD-4:RD-S:スクリーン |
| 2 電源とプロセス出力M12コネクタ、Aコード、5ピン | |
![]() | 1:U+2:トリガ入力3:GND4:スイッチング出力OUT1-Ready5:スイッチング出力OUT2 |
6.1.1 PNP/NPNの選択
ピン2、4、5は、PNPおよびNPNのロジック切替えができます。
設定は個別のピンにはできず、すべてのピンに適用されます。
6.2 最大消費電流
センサの最大消費電流は、IEC 61010-2-201によりデータシートに記載されています。
最大消費電流は、最も不利な電源電圧と機器の最大負荷(露光時間・フレームレート・内部照明・メモリスティックのスイッチオン・スイッチング出力の最大負荷等)の条件における平均消費電流に該当します。
各アプリケーションの平均消費電流は非常に低くなります。

内部照明を使用した画像の露光の場合、最大消費電流が大きくなります。: 最大15ms、平均消費電流より約150~200mA以上
▶ センサの電源は、最大消費電流を考慮して選定してください。
6.3 配線の例
次のようにセンサの外部トリガが可能です。
- Ethernet
- トリガ入力からの外部スイッチング信号
配線例では、画像キャプチャは近接スイッチからのトリガ入力によりトリガされます。

図 8: トリガ回路の配線例
1: 製品
2:パラメータ設定用ノートPC
3:評価およびトリガ用の工業用PC
4:近接センサ
5: 電源
外部トリガセンサ用にアダプタケーブル(Yケーブル)があります。www.ifm.comの→アクセサリ
6.4 外部照明
物体認識を容易にするため、外部照明を接続できます。O2D9xx照明ユニットなどが適しています。 照明ユニットはデバイスのスイッチング出力OUT2に接続してください。OUT2の状態が「high」であれば照明ユニットはアクティブです。
外部照明用にアダプタケーブル(Yケーブル)があります。www.ifm.comの→アクセサリ
7 インストール
センサの機能を十分に活用できるためには、パラメータ設定にifm Vision Assistantソフトウェアが必要です。
▶ センサのダウンロードエリアからifm Vision Assistantをダウンロードしてください。
documentation.ifm.com

ifm Vision Assistantソフトウェアの操作はソフトウェアマニュアルに記載されています。
documentation.ifm.comの→ ソフトウェアマニュアル
7.1 ファームウェアの更新
▶ センサのダウンロードエリアからifm Vision Assistantをダウンロードしてください。
documentation.ifm.com
▶ センサをifm Vision Assistantソフトウェアに接続します。
▶ センサのファームウェアを更新します。
▷ ファームウェアを更新すると、センサに保存された設定が削除されます。更新する前に設定をバックアップしておくと、更新した後に復元することができます。
8 操作部と表示の説明

図 9: LEDとボタン
1: ティーチLED ( 緑 )
2: ティーチLED (黄)
3 : Ethernet LED ( 緑 )
4:電源LED(緑)
5: OUT1 LED (黄)
6: OUT2 LED (黄)
7: ティーチボタン

図 10: レーザマーキング
8: 赤色レーザマーキング (655 nm)
8.1 信号表示
| 緑のティーチLED | 黄のティーチLED | レーザマーキング | 説明 |
| オン | --- | オン | アライメントモードが有効 |
| オン | 1 Hzで点滅 | 1 Hzで点滅 | セットアップモードが有効 |
| 2 Hzで点滅 | --- | --- | 設定を保存 |
| 2秒間点灯 | --- | --- | 設定の保存に成功 |
| 8 Hzで点滅 | 8 Hzで点滅 | --- | ティーチボタンによりifmメモリスティックから設定を転送するアクティブモード |
| --- | 8 Hzで点滅 | --- | エラー:ロックボタンが有効 |
| --- | 8 Hzで点滅 | 8 Hzで点滅 | エラー:設定エラー |
表 2: ティーチLED(緑、黄)、レーザマーキング
| Ethernet LED | Power LED | OUT1 LED | OUT2 LED | 説明 |
| --- | オン | --- | --- | センサは動作準備ができています。 |
| --- | 0.5 Hzで点滅 | --- | --- | パラメータが設定されていないか、設定がセンサにロードされていません。OnOff |
| --- | 0.5 Hzで2回点滅 | --- | --- | センサはパラメータ設定モードです。OnOff |
| --- | オン | オン | --- | OUT1がスイッチング |
| --- | オン | 8 Hzで点滅 | --- | OUT1の短絡 |
| --- | オン | --- | オン | OUT2がスイッチング |
| --- | オン | --- | 8 Hzで点滅 | OUT2の短絡 |
| オン | オン | --- | --- | センサは動作準備ができています。Ethernetが接続されています。 |
| 点滅 | オン | --- | --- | Ethernetデータ送信中 |
| Off | --- | --- | --- | Ethernetが接続されていません。 |
| --- | --- | 8 Hzで点滅 | 8 Hzで点滅 | センサの内部エラー信号 |
| --- | --- | 2 Hzで点滅 | 2 Hzで点滅 | センサの修正可能なエラー信号。エラー情報は、Ethernetを介して読取れます。 |
| --- | 順に点灯⇒ | センサ起動中 | ||
| --- | 順に点灯⇐ | センサはファームウェアの更新中 | ||
表 3: Ethernet LED、電源LED、OUT1 LED、OUT2 LED
9 設定
! セットアップ中のエラー
▷ センサを0℃未満で動作開始するとエラーが生じる場合があります。
▶ センサは0℃以上で動作開始してください。
▷ 動作開始後は、センサを0℃未満で使用できます。可能な使用周囲温度はデータシートに規定されています。
電源を入れると、センサは稼働可能な状態になります。
約30秒後に、センサは保存したアプリケーションを実施する評価モードに入ります。
インジケータが現在の動作状態を示します。
出荷時、アプリケーションはセットアップされておらず、センサが実行する機能はありません。
▶ センサの設定は次の2通りの方法があります。
- ifm Vision Assistantソフトウェア
- 本体のティーチボタンによるコードのティーチング
本機器のプログラミング用にPLCモジュールとPythonのサンプルコードを弊社ウェブサイトで公開しています。: documentation.ifm.com
10 パラメータ設定
センサのパラメータを設定するには2つの方法があります。
- ifm Vision Assistantソフトウェア (→ www.ifm.comでソフトウェアマニュアルを参照ください) :
- 複数のコードとキャプチャ画像を含む最大32件までのアプリケーションのパラメータの設定
- プロセスインターフェースとスイッチング出力を設定します。
- ティーチボタンからのコードのティーチ。
- コードが1つの画像のシンプルなアプリケーションの自動ティーチング
- プロセスインターフェースの事前設定とスイッチング出力
- 設定をifmメモリスティックから転送します。(→ センサの交換 ☐ 30)
焦点設定の変更に20万回耐えられるライフサイクルで設計されています。
ifm Vision Assistantソフトウェアとソフトウェアマニュアルはインターネットから入手可能です:www.ifm.com
10.1 ティーチボタンによるコードのティーチ
コードは高品質かつ高コントラストである必要があります。背景に興味を引くようなものがない場合の方が、センサのコードへのフォーカスが向上します。マーキングされたゾーンにコードが複数あると、特定のコードのティーチプロセスが困難になります。
▶ センサの設置方法に関するメモに従ってください。(→ 取付方法 ☐ 14)
▶ センサと物体の調節 (→ 16).
▶ ティーチボタンを3秒間押します。
▷ 緑のティーチLEDが点灯します。
▷ 2つの赤いレーザマーキングが表面に見えます。
▶ 赤いレーザマーキングでマーキングされたゾーン内にコードを配置します。
▶ 2分以内(タイムアウト)にティーチボタンを1秒間押します。
▷ センサが自動的に露光時間と焦点を設定し、次にコードをティーチする間、黄のティーチLEDが点滅します。
▷ 緑のLEDティーチが短く点滅した後2秒間点灯したら、コードのティーチは終了です。(→ 信号表示 □ 23)
▷ 黄のティーチLEDが点滅する場合は、コードはティーチされていません。(→ 信号表示 □ 23)
ティーチボタンは、計算値として100,000回以上のボタン押し操作ができます。
10.2 ポジション機能
PROFINET通信機能により、センサのある場所を知らせて離れた所から確認することができます。
コマンドの使用中は緑色と黄色の多機能LEDが点滅します。(→信号表示 23)
11 操作方法

图 11: 検出物体
次の推奨事項により、認識率が向上します。
▶ 物体(3)を視野内(2)に配置します。
▶ 視野からほかの物体を取り除きます。
▶ 光沢面のある物体の場合:
- センサ(1)を若干傾けるか、
- 偏光フィルタを使用します。(O2I5x0、O2I5x2、O2I5x4のみ使用可能)
▶ センサ(1)のフロントレンズを清掃します。
▶ 取付けに関する注意に従ってください。(→取付方法 ☐ 14)
11.1 過剩温度保護
本機器はハードウェアを保護するための過熱保護機能を備えています。
これは次の場合に働きます。
- 周囲環境が高温の場合
- フレームレートが高い場合
- 露光時間が長い場合
過熱保護機能が働く場合は撮像を行いません。センサ本体の温度が低下すると過熱保護機能は停止します。

機器本体の温度が次の範囲から外れる場合はレーザマーキングが機能しません。
lt; 5 ^ ° C gt; 7 0 ^ ° C
12 トラブルシューティング
センサが想定外または不正な動作をする場合:
▶ 最新バージョンのファームウェアとifm Vision Assistantをダウンロードしてインストールしてください。documentation.ifm.comからダウンロードしてください。
問題が解決しない場合:
▶ ifmサポートにご連絡ください。www.ifm.comにご連絡ください。
13 保守、修理および廃棄
適切に使用すれば、センサのメンテナンスは不要です。
汚れによりコントラストと認識性能が低下します。
▶ フロントレンズは汚れないようにしてください。
▶ ガラスクリーナーを洗浄剤として使用してください。溶剤を含む洗浄剤は、フロントガラスを損傷することがあります。
製造業者だけが、この製品の修理を許されています。

製造業者だけが、この製品を開くことを許されています。ユーザは、センサを交換するためにサービスカバーを開けることができます。
▶ 使用済みのセンサを廃棄する場合は、自治体の法令に従って処分してください。
13.1 センサの交換
センサを交換する際は、保存された設定を新しいセンサに転送できます。古いセンサの内部のifmメモリスティックを新しいセンサに挿入します。

組込みのifmメモリスティックのデータ保持期間は、最大保管温度の55℃で3年間です。この期間を過ぎると、データが失われることがあります。動作中に、保存データは定期的に更新されます。

サービスカバーは、設定の転送のときのみ開けてください。
▶ サービスカバーは、必ず清潔で乾燥した環境で開けてください。(汚染度2)

ifmメモリスティックはO2x5xxセンサ以外で使用しないでください。
▶ ifmメモリスティックをPC、ノートPCなどで使用しないでください。
ifmメモリスティックを交換するには:

図 12: センサを交換してください。
1 サービスカバー :
▶ センサに接続されているケーブルを取外します。
▶ 製品を電源から切断します。
▶ サービスカバーのネジを緩めます。
▶ サービスカバーをセンサから取外します。

サービスカバー内部のシールラバーを損傷しないようにしてください。
▶ Ifmメモリスティックを古いセンサから新しいセンサに挿入します。
▶ サービスカバーを取付け直します。最大0.2 Nmでねじを締付けます。
新しいセンサで設定を有効化:
▶ 新しいセンサを電源に接続します。
▶ 緑と黄のティーチLEDボタンが点滅している間に、ティーチボタンを押します。
▷ 設定がifmメモリスティックから新しいセンサに転送されます。

