LMT105 - レベルセンサー IFM - 無料のユーザーマニュアル
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使用説明書 LMT105 IFM
取扱説明書
バイナリレベルセンサ
LMTx0x
LMTx1x
LMTx2x
目次
1 はじめに(注意)……4
1.1 表記の説明 4
1.2 使用警告 4
2 安全の為の注意.... 5
3 製品の用途 6
3.1 使用場所 6
3.2 使用場所についての注意....7
4 機能 9
4.1 測定原理 9
4.2 センサのその他の特長 9
5 取付方法 10
5.1 取付場所 / 環境 10
5.2 アプリケーション事例 11
5.2.1 短いプローブのセンサタイプ 11
5.2.2 長いプローブのセンサタイプ 11
5.2.3 音叉式アダプタへの取付け 12
5.3 3-A®に従って使用する場合の注意....13
5.4 EHEDGに従って使用する場合の注意.... 13
5.5 (EC) 1935/2004規制に関するメモ.... 14
5.6 取付手順 14
5.6.1 LMT1x0、LMT1x1、LMT1x2の取付け(ハイジェニック)……14
5.6.2 LMT1x4、LMT1x5の取付け 15
5.6.3 音叉型アダプタへのLMT2x2およびLMT3x2の取付け 17
6 接続方法 18
7 パラメータ設定.... 20
7.1 IO-Link通信インターフェース.... 20
7.2 PCとIO-Linkマスタを使用したパラメータ設定.... 20
7.3 メモリープラグからのパラメータ設定 21
7.4 動作中のパラメータ設定.... 21
7.5 パラメータ 21
7.6 システムコマンド 22
7.7 センサロック/データ保存 22
7.8 IO-Linkからの完全な調整 23
7.9 ティーチ入力からのパラメータ設定.... 23
7.9.1 ティーチ入力による完全な調整 23
7.9.2 出力機能の変更..... 23
7.9.3 ティーチ動作中のエラー.... 24
8 操作方法 25
8.1 スイッチング状態とLEDインジケータ 25
8.2 IO-Linkシステムイベント 25
9 保守、修理および廃棄 26
10 工場出荷時の値.... 27
1 はじめに(注意)
指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.comを参照してください。
1.1 表記の説明
√ 要件
操作指示
▷ 操作による応答、結果
[...] 設定ボタン、表示等
→ 参照

重要事項
従わないと誤動作や干渉を引き起こすことがあります。

情報
補足事項
1.2 使用警告

注意
人的被害の警告
▷ 軽度の可逆的損傷を引き起こすことがあります。
2 安全の為の注意
- ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。
- システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
-
システム作成者は、法規および標準の要件に従ってリスク評価を実施して文書を作成し、システムのオペレータおよびユーザに提供します。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。
-
製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。
- 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
- 製品は意図された目的以外に使用しないでください (→ → 機能と特徴)。
- 製品は許可される媒体以外に使用しないでください。(→→技術データ)
- 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
- 製品を改造したりオペレーターの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
- 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
- 製品とケーブルは損傷から保護してください。
3 製品の用途
このセンサはタンクや配管内の液体、ペースト状の媒体、粉体のレベルを監視します。限界値検出および空運転防止に使用できます。2つのスイッチングしきい値を独立して設定できるため、2種類の媒体を検出できます(たとえば媒体の相分離や差別化などに使用できます)。
3.1 使用場所
- ほとんどすべての媒体の検出。
- 食品およびハイジェニックエリア
- 使用可能なプロセス接続:G1/2、G3/4、G1。
- さまざまな取付け位置や温度分離に対応する、多様なプローブ長
| タイプ | 工場出荷時設定: 1) | 感度 1) | プローブ長 2) | 圧力接続口 |
| LMT100 | 水性媒体 | 低 | 11 mm | G1/2 |
| LMT110 | 油、グリス、粉体 | 高 | 11 mm | G1/2 |
| LMT121 | 含水量の少ない媒体 | 媒体 | 11 mm | G1/2 |
| LMT102 | 水性媒体 | 低 | 38 mm | G1/2 |
| LMT104 | 水性媒体 | 低 | 153 mm | G1/2 |
| LMT105 | 水性媒体 | 低 | 253 mm | G1/2 |
| LMT202 | 水性媒体 | 低 | 28 mm | G3/4、音叉式 |
| LMT302 | 水性媒体 | 低 | 38 mm | G1、音叉式 |
| 1) 感度は調整可能(→パラメータ設定) | ||||
| 2) プローブ長は円錐形シーリングの端から測定(→技術データ) | ||||
適切なセンサを使用すれば、体積や泡を抑制しながら特定の媒体の存在を検出できます。
試験済みの媒体と、それに対応する推奨センサタイプは、次の表をご覧ください。媒体の全リストはwww.ifm.comをご覧ください。
| 媒体 | LMTx0x | LMTx1x | LMTx2x |
| アルコール(40% vol.) | ● | ○ | ● |
| ビール | ● | ○ | ● |
| バター(有塩/無塩) | ○ | ○ | ● |
| アイスクリーム | ○ | ○ | ● |
| 脂肪 | ○ | ● | ○ |
| はちみつ | ○ | ○ | ● |
| ヨーグルト(プレーン) | ● | ○ | ○ |
| 乳成分を含まないクリーム | ● | ○ | |
| ケチャップ | ● | ○ | ○ |
| ジャム | ● | ○ | ○ |
| 牛乳 | ● | ○ | ● |
| レムラードソース | ● | ○ | ○ |
| オリーブ油 | ○ | ● | ○ |
| クリーム(30%) | ○ | ○ | ● |
| チョコレート(約40°C) | ○ | ○ | ● |
| 蒸留水 | ● | ○ | ● |
| 水道水 | ● | ○ | ● |
| 砂糖(グラニュー糖) | ○ | ● | ○ |
| ●工場出荷時設定の変更なしで媒体を検出(プラグ&プレイ) | |||
| ○感度を設定することで検出可能(IO-Linkが必要)(→パラメータ設定) | |||
前述の詳細は拘束力をもたない参考値です。記載の媒体の組成によっては、誤差が生じることがあります。同様の蘇生の媒体を、同等のセンサタイプを使用して検出できます。
▶ アプリケーションテストによって機能を確認してください。
媒体を変更した場合は、別のタイプの装置を使用するか感度を調整する必要が生じることがあります。
3.2 使用場所についての注意
- 摩耗性のある媒体(ケイ砂など)および重量のあるバルク材には適していません。
- オゾン水には適しません。
- 激性のある媒体(酸、アルカリ)での使用
▶ 事前に製品材質の適合性をご確認ください(→技術データシート)。
- 均一ではなく、互いに分離して分離層を形成する媒体(水の上に油の層がある場合など)で使用する場合
▶ アプリケーションテストによって機能を確認してください。
- 大量の空気またはガスの泡があると、スイッチング特性が変化することがあります。この効果は、たとえば空運転防止やポンプ保護を実装するために使用できます(キーワード:キャビテーション)
▶ アプリケーションテストによって機能を確認してください。必要に応じて、感度を調整するかスイッチング遅延を設定してください。(→ パラメータ設定)
- プローブ先端を強い太陽放射(UV放射)にさらさないでください。
4 機能
4.1 測定原理

图 1: 測定原理
センサはインピーダンス分光法によって動作します。監視対象の媒体の電気的動作を、50~200 MHzの範囲の周波数で解析します。プローブ先端に、レベルに影響される電場が生成されます。媒体や沈殿物、泡の性質は、電気的特性が異なり、それを使用して評価を行います。
4.2 センサのその他の特長
- 無駄のないセンサ形状、パイプの閉塞を起こさない短いプローブのセンサタイプ、圧力損失なし。
- 制約のない取付け方向。
- ifm溶接アダプタを使用する場合のL型ソケット用ケーブル引出し部の明確な位置。
5 取付方法

注意
媒体の温度が50℃を超えると、外装部品は65℃を超える温度になることがあります。
▷ 火傷の危険があります
▶ センサに触らないでください。
▶ 外装が可燃物に接触したり、不測の接触が起きたりしたりすることを防ぐため、保護してください。
▶ センサとプロセスアダプタが冷めてからメンテナンスを実施してください。
センサーの取付け/取外しの前に:
▶ システムに圧力がかかっていないこと、配管やタンク内に媒体がないことを確認してください。また、機械や媒体の温度が極端になることに付随する潜在的危険を、常に考慮してください。
センサには取付け/接続用アクセサリは付属していません。
ifmのアクセサリ以外は使用しないでください。他社の部品を使用した場合は、最適な機能が保証されません。
アクセサリ:www.ifm.com
5.1 取付場所 / 環境
- できれば閉じた金属性のタンクまたはパイプに取付けてください。
- センサは金属製の媒体接触部と電気的に接触している必要があります。
樹脂製のタンクに取付ける場合は、電磁干渉を起こすことがあります。
▶ アプリケーションテストによって機能を確認してください。
▶ 干渉が起きた場合は、適切な対策をとる必要があります(シールド、接地など)。
センサーの正しい適合と機能、接続の浸入耐性は、ifm製のアダプターを使用した場合に限り保証されます。
他のメーカの媒体接続部を使用する場合:
▶ 機械的互換性を確認してください。
▷ 原則として、特に互換性のない場合や不適切な取付けの場合、ifmは侵入耐性、衛生および機能に対して何ら責任を負いません。

図 2: センサ先端距離
スペースが限られている場合(パイプ、タンクの隅、構造体など)や、撹拌装置その他の可動部に取付ける場合
▶ 誤動作とセンサや装置への損傷を防ぐため、周囲の物体(パイプ/タンク壁、構造物、他のセンサ等)との間には最低15 mmの距離を保ってください。センサ先端距離の図を参照してください。
5.2 アプリケーション事例
5.2.1 短いプローブのセンサタイプ

図 3: タンクへの取付け

図 4: 配管への取付け
1:取付け位置が適している範囲は限られます
- 図タンクへの取付け:タンクで取付け可能な位置(ポイントレベル検出や空運転防止用など)
- 図 配管への取付け配管のレベル検出
! 粘着性が高いペースト状の媒体および沈殿や堆積物の生じやすい媒体では、取付け位置(1)はある程度しか適していません。残留物がレベルとして検出される可能性があります。
5.2.2 長いプローブのセンサタイプ
上部からの取付け:

図 5: 上部からの取付け
図 上部からの取付け最高レベル(A)の監視またはオーバーフロー予防としてさまざまなプローブ長によりさまざまな応答レベルが可能です。
A:最高レベル
水平取付け:

図 6: 水平取付け
図 水平取付けプローブ先端をさらにタンク内部に取付けることができるため、非常に付着しやすく粘性の高い残留物を抑制できます。
センサタイプLMT1x4およびLMT1x5では、バリエーション豊富なクランプアダプタ(アクセサリ)により、高さ/取付け深さに関してさまざまな取付けが可能です。そのため、たとえば応答レベルを高精度で調整できます。さらにこれらのタイプでは、可変クランプアダプタによってプロセスから熱的に分離できます(センサエレクトロニクスの埋込取付け)。そのためプロセス温度が高いアプリケーションや蓄熱のリスクがあるアプリケーションでも使用できます(タンクへの取付けなど)。
5.2.3 音叉式アダプタへの取付け
アプリケーション事例:既存の音叉式アダプタへの取付け:

図 7: 音叉式アダプタへの取付け
1: 最高レベル
図 音叉式アダプタへの取付け:
多くの場合、センサタイプLMT2x2およびLMT3x2(G3/4またはG1接続部)とともに、既存の音叉式溶接アダプタを使用できます。通常、応答レベル(1)は維持されます。
▶ 他のメーカの媒体接続部を使用する場合:
設置位置/環境に従ってください。
5.3 3-A®に従って使用する場合の注意
▶ センサーが3-Aに従ってシステムに統合されていることを確認してください。
▶ 必ず3-A認証を受け、3-Aシンボルのあるアダプターを使用してください。アクセサリ:www.ifm.com
接続口には、リーク孔がなければなりません。これは3-A認定のアダプタを使用して取付ける場合に保証されます。
▶ 垂直パイプの場合は、リーク孔がはっきりと視認できなければならないず、下向きに取付ける必要があります。
3-Aに従って使用する場合は、洗浄とメンテナンスに特殊な規制が適用されます。
3-A規格63-03のE1.2 / 63-03の基準を満たす必要のあるシステムには適していません。
5.4 EHEDGに従って使用する場合の注意
センサーは適切に設置すればCIP(定置洗浄)に適しています。
▶ データシートに従って、アプリケーションの制限(温度および材料耐性)を守ってください。
▶ センサーは必ずEHEDGガイドラインに従ってシステムに取り付けてください。
▶ 自己排出取付けを使用してください。
▶ EHEDGに従って許容される、EHEDGガイドラインで義務付けられる特殊シールを備えたプロセスアダプターを必ず使用してください。
配管システムのガスケットが、センサーのシールポイントに接触してはなりません。
▶ タンク内の構造物の場合は、取付けは埋込み式でなければなりません。それができない場合は、水ジェットによる直接洗浄およびデッドスペースの洗浄が可能でなければなりません。
▶ 垂直パイプの場合は、リーク孔がはっきりと視認できなければならないず、下向きに取付ける必要があります。

1 : リーク孔
▶ デッドスペースができないよう、次の寸法を守ってください。
L lt; (D - d)
5.5 (EC)1935/2004規制に関するメモ
製品の次のコンポーネントは、(EC)1935/2004に従って常時食品と接触するように設計されています。
- PEEK製センサ先端部
- PEEK製のシールリング
- FKM製シールリング (LMT104 / LMT105)
5.6 取付手順
センサはアダプタによって取付けます。
▶ シーリング部の清浄度を確認してください。保護パッケージは取付けの直前まで取り除かないでください。シーリング部が破損している場合は、センサーまたはアダプターを交換してください。
5.6.1 LMT1x0、LMT1x1、LMT1x2の取付け(ハイジェニック)
シールはPEEK製シーリングコーンの前面平坦部(2)によって形成されます。
▶ 必要に応じて、付属のシール(黒いOリング)、(1)を、ネジ切り部からセンサに滑り込ませ、位置が正しいことを確認してください。センサとアダプタとの間の隙間を密封して、ねじ切りエリアへの汚染物の侵入から保護します。

外装と媒体接続部(1)との間のシールにより、さまざまな挿入深さを相殺できますが、システム圧力は相殺できません。
1: 背面のシール (O-リング、黒)
2:シーリングコーン/金属上のシーリングPEEK
▶ 必要に応じて、このアプリケーション用に承認されている適切な潤滑ペーストを使用して、ねじに薄く塗ります。
▶ センサーを対応する媒体接触部にねじ込んで締付けます。
最大締付トルク:20~25 Nm
▶ 取り付け後、タンク/パイプの侵入耐性をチェックします。
5.6.2 LMT1x4、LMT1x5の取付け
センサは2つのシールバージョンによりハイジェニックゼロリークに調整可能です。金属間シール(図 LMTシール、金属間)を使用して、または追加のPEEKガスケット(図 LMTシール、PEEK)を挿入することによる、埋込み取付けゼロリーク。
! PEEKシールリングはセンサには付属していません。別途ご注文いただけます(E43323)。
! PEEKシールリングは、媒体に向かってエンドストップのあるifmアダプタ向けに承認されています。
外装と圧力接続部(図 LMTシール、金属間の(1))の間のシールがシステム圧力に耐える場合、埋込み取付けシールエリア用のエンドストップはありません。
▶ この場合、PEEKシールリングを使用する必要があります。
金属間シールを使用する埋込取付けハイジェニックゼロリーク(2):

図 8: LMTシール、金属間
1: 緑のフラットシール
2:金属製シーリングコーン
▶ 緑のフラットシール(1)を挿入して位置を確認してください。
▶ 必要に応じて、このアプリケーション用に承認されている適切な潤滑ペーストを使用して、ねじに薄く塗ります。
▶ センサーを対応する媒体接触部にねじ込んで締付けます。
最大締付トルク:20~25 Nm。
▶ 取り付け後タンク/パイプの浸入耐性をチェックします。
PEEKガスケット(3)を使用する埋込取付けハイジェニックゼロリーク

図 9: LMTシール、PEEK。
1: 緑のフラットシール
3: PEEKシールリング、ベージュ(アクセサリE43323)
4:黒のフラットシール(E43323)
▶ 必要に応じて、緑色のフラットシール(1)(納品時)を黒のフラットシール(4)に交換します。フラットシール(4)は製品E43323に同梱されています。
▶ PEEKシールリング(3)をセンサ先端のエンドストップ(コーン)が感じられるまでスライドさせます。
▶ 必要に応じて、このアプリケーション用に承認されている適切な潤滑ペーストを使用して、ねじに薄く塗ります。
▶ センサーを対応する媒体接触部にねじ込んで締付けます。
最大締付トルク:20~25 Nm。
▶ 取り付け後タンク/パイプの浸入耐性をチェックします。
5.6.3 音叉型アダプタへのLMT2x2およびLMT3x2の取付け
▶ 既存のアダプタのメーカの取付け手順に従ってください。
▶ 緑のフラットシール(1)(緑のフラットシールの図)を挿入して位置を確認してください。背面の、センサーとアダプターとの隙間が密封されます。
▶ 適切なオリジナルのOリングと、アダプタのスペースリング(ある場合)を、センサの適切な方向にスライドし(G3/4)、アダプタ(G1)の位置を確認します。
▶ Oリングの状態と材料をチェックして、必要に応じて交換します。
▶ 用途に適した認定潤滑ペーストを使用して、センサのねじ切りに薄くグリスを塗ります。
▶ センサをアダプタにねじ込み、六角ナット(2)(LMTスパナ面の図)の位置で、センサが溶接アダプタのエンドストップ(3)に接触するまで締付けます。
| センサ | 面の幅 | 六角(2)の締付けトルク |
| LMT2x2 | SW 32 | 75 Nm |
| LMT3x2 | SW36 | 100 Nm |

図 10: LMT緑のフラットシール
1: 緑のフラットシール

図 11: LMTスパナ面
1: 六角AF 27
2: 六角LMT2x2 AF32/LMT3x2 AF36
3: エンドストップ
最大締付けトルクは35 Nmなので、六角(1)(AF 27)は使用しないでください。
▶ 取り付け後タンク/パイプの浸入耐性をチェックします。
6 接続方法
配線工事は、関連法令・規定に従って必ず法的有資格者が行ってください。
電子機器の取付けは、国内または海外の規格に従ってください。
データシートを参照してSELV・PELV電圧を供給してください。
▶ 取付けおよび配線は、必ず電源を切ってから行ってください。
▶ 配線は下記を参照してください。
海洋用途の場合(デバイスの承認が得られる場合)は、追加のサージ保護が必要です。
通常動作(工場出荷時設定):

ティーチ動作:

| ピン | コアカラー | |
| 1: | BN | 茶 |
| 2: | WH | 白 |
| 3: | BU | 青 |
| 4: | BK | 黒 |
| OUT1:PNP/NPNスイッチング出力IO-Link | ||
| IN:ティーチ信号の入力 | ||
| OUT2:PNP/NPNスイッチング信号 | ||
| DIN EN 60947-5-2規格による色 | ||
工場出荷時設定OUT1およびOUT2:PNPスイッチング信号:

工場出荷時設定では、ティーチ動作は無効になっています。
▶ 有効化:→ PCおよびIO-Linkインターフェース経由のパラメータ設定:[ou1] = [tch]
▷ ティーチモードでは、出力OUT2のみ使用できます。

接続アクセサリはセンサには付属していません。別途ご注文いただけます。
7 パラメータ設定
適切なセンサを使用すれば、体積や泡を抑制しながら特定の媒体の存在を検出できます。多くの場合、工場出荷時の設定値で十分です。特殊な要件に関しては、感度その他の機能を用途に合わせて調整/設定できます。たとえば、水沫や波動運動、空気の泡は、スイッチングディレーを設定することで抑制できます。
センサを取付ける前でも、また動作中でも、パラメータを設定する事ができます。
動作中にパラメータを変更すると、機能に影響することがあります。
▶ 必ず工場内の設備に誤作動 / 危険な動作がないことを確認してください。
▶ 装置の状態が極端になることに付随する潜在的危険に注意してください。
7.1 IO-Link通信インターフェース
センサはIO-Link通信インターフェースを備え、IO-Link対応モジュールが必要です。
IO-Linkインターフェースを使用すると次のことが可能です。
- プロセスデータと診断データへの直接アクセス
- IO-Linkインターフェース経由での、装置外のセンサのパラメータ設定
- 動作中のIO-Linkマスタからのセンサのパラメータ設定。
センサの設定に必要なIODD、プロセスデータの構造の詳細情報、診断情報、パラメータアドレス、および必要なIO-Linkハードウェアおよびソフトウェアに関して必要な情報は、www.ifm.com をご覧ください。
7.2 PCとIO-Linkマスタを使用したパラメータ設定
▶ PCとソフトウェアを起動し、マスタを接続します。それぞれのセンサ / ソフトウェアの→ 取扱説明書をご覧ください。
▶ センサをUSB IO-Linkマスタに接続します。(→アクセサリ)
▶ IO-Linkソフトウェアのメニューに従い操作します。
▶ パラメータを設定します。調整可能なパラメータ(→ パラメータ)。
▶ 設定したパラメータがセンサに取り込まれたか確認します。必要に応じて、再度センサを読み込んでください。
▶ USB IO-Linkマスタを取外して、センサを動作させてください。
7.3 メモリープラグからのパラメータ設定
メモリプラグ(→ アクセサリ)を使用して、パラメータのセットをセンサに書き込み/転送できます。
メモリープラグを使用して、センサーの現在のパラメータ設定を保存して、同じタイプの他のセンサーに転送することもできます。
▶ 適切なパラメータセットを(PC などを使用して)メモリプラグにロードします。メモリプラグの(→ 取扱説明書)に従ってください。
▶ センサーが元の工場出荷時設定になっていることを確認します。
▶ メモリープラグをセンサーとソケットの間に接続します。
▷ 電圧が供給されると、パラメータセットはメモリープラグからセンサーに転送されます。
▶ メモリプラグを取外し、センサを動作させます。
7.4 動作中のパラメータ設定
▶ センサがIO-Link対応のモジュール(マスタ)に接続されていることを確認します。
▶ 適切なIO-Linkソフトウェアを使用してセンサを読込みます。→ 取扱説明書をご覧ください。
▶ パラメータを設定・調整します(→ IODDファイル)。
▶ 設定したパラメータがセンサに取り込まれたか確認します。必要に応じて、再度センサを読み込んでください。
▶ センサが正しく機能しているか確認してください。
詳細はIODDの説明(www.ifm.com)またはご使用のパラメータ設定ソフトウェアのコンテキスト依存パラメータ説明を参照してください。
7.5 パラメータ
| Name | 説明 | |
| SP1 / SP2rP1 / rP2 | セットポイント[SP1] / [SP2] およびリセットポイント [rP1] / [rP2].重要:[SPx] は [rPx] より高くなければなりません。[SPx] を [rPx] より低い値に設定すると、デバイスのソフトウェアにより拒否されます。 | |
| SPx/rPxの値は最大測定値に対するパーセントで設定します。測定値は次のように定義されます。空気中の測定値 = 0 %、水道水中の測定値 = 100 %設定範囲 [SPx]:4~98 %、刻み:1 %設定範囲 [rPx]:2~96 %、刻み:1 %、最低ヒステリシス:2 % | ||
| 基準値:。 | ||
| 水溶液/水性媒体 | SPx = 62 %、rPx = 54 % (工場出荷時の設定値LMTx0x) | |
| SP1 / SP2rP1 / rP2 | 含水量の少ない媒体 | SPx = 35 %、rPx = 29 %(工場出荷時の設定値LMTx2x) |
| 油、脂肪、粉体: | SPx = 8 %、rPx = 5 %(工場出荷時の設定値LMTx1x) | |
| ou1 / ou2 | [ou1] / [ou2]: OUT1/OUT2の出力機能:- [Hno] = ヒステリシス機能/ノーマルオープン- [Hnc] = ヒステリシス機能/ノーマルクローズ- [Fno] = ウインドウ機能/ノーマルオープン- [Fnc] = ウインドウ機能/ノーマルクローズパラメータ [ou1] にはオプション [tch] もあります。- [tch] = ピン4をティーチ信号の入力として設定 | |
| FOU1 / FOU2 | エラー時の出力OUT1/OUT2の動作:- [OFF] = エラーの場合に出力オープン(工場出荷時設定)- [On] = エラーの場合に出力クローズ | |
| dFo | エラーの場合の出力のディレー時間:設定範囲:0~5秒、0.2秒刻み | |
| dS1*) / dS2*) | OUT1 / OUT2のスイッチオンディレー設定範囲:0~10秒、0.2秒刻み*) LMT100、LMT110、LMT121では、パラメータ [dSx] は利用できません。 | |
| dr1 / dr2 | OUT1 / OUT2 のスイッチオフディレー:設定範囲:0~10秒、0.2秒刻み | |
| P-n | 出力の出力極性(PnPまたはnPn) | |
7.6 システムコマンド
| tSP1 | スイッチポイント1を媒体1にティーチ・検出する媒体1に完全に合わせて調整。OUT1のスイッチングしきい値SP1/rP1を自動的に設定します。 |
| tSP2 | スイッチポイント2を媒体2にティーチ・検出する媒体2に完全に合わせて調整。OUT2のスイッチングしきい値SP2/rP2を自動的に設定します。 |
| rES | 工場出荷時の設定を復元 |
7.7 センサロック/データ保存
IO-Linkマスタは、接続されたセンサのすべてのパラメータを保存(データ保存)します(マスタで設定されている場合)。センサを同じタイプのセンサと交換すると、古いセンサのパラメータが新しいセンサに自動的に書き込まれます(マスタで設定されており、センサが許可する場合)。安全上の理由で、センサがデータの保存を拒否する場合があります。工場出荷時の設定:[Open]
| データ保存 | - [Open] = センサはマスタからのパラメータのダウンロードを許可します。- [Locked] = センサはマスタからのパラメータのダウンロードを拒否します。 |
7.8 IO-Linkからの完全な調整
完全な調整により、検出する媒体に合わせてユニットの最適な感度が得られます(堆積物や泡は抑制されます)。
▶ タンク/配管に充填します。
▶ プローブ先端部が媒体で完全に覆われている必要があります。
▶ システムコマンド[tSP1]または[tSP2]を実行します。
▷ センサにより、スイッチングしきい値[SPx]/[rPx]が自動的に設定されます。
▶ アプリケーションテストによって機能を確認してください。
7.9 ティーチ入力からのパラメータ設定
ティーチ入力が有効になっていなければなりません。
▶ IO-Linkによる事前の設定が必要です。パラメータ [ou1] = [tch].
! 出力OUT2は、ヒステリシス機能(Hnc または Hno)として設定してください。ウィンドウ機能が設定されている場合、ティーチング中にエラー(→ ティーチング中のエラー)が発生します。
ティーチモードが利用出来るのは、出力のOUT2のみです。ティーチモードでは、出力OUT2のスイッチング状態がLEDで示されます。
7.9.1 ティーチ入力による完全な調整
▶ プローブの先端が完全につかるまで、媒体をタンクに入れてください。
▶ Ub+をpin 4に2秒~5秒間押します。
▷ LEDが2Hzで点滅します。
▷ ティーチング後、LED が 2 秒間点灯します。その後、色が通常の操作モードに変わります。
7.9.2 出力機能の変更
出力OUT2を、「NC」(Hnc)から「NO」(Hno)に変更でき、その逆も可能です。
▶ Ub+をpin 4に5秒~10秒間押します。
▷ LEDが最初2 Hzで点滅し、5秒後に1 Hzで二重点滅します。
▷ 変化後、LEDは2秒間点灯してから通常の動作モードの色に変化します。
▷ 変更に成功すると、LEDが次のように点灯します。
| 媒体非検出 | LED = 黄 (Hnc) | LED = 緑 (Hno) |
| 媒体検出 | LED = 緑 (Hnc) | LED = 黄 (Hno) |
7.9.3 ティーチ動作中のエラー
▶ ティーチ動作失敗
▷ ティーチ操作が停止します。
▷ LEDは8 Hzで緑/黄に点滅します。
▷ 設定は変更されず、センサは動作モードに戻ります。
考えられるエラー:
- タイムエラー(ティーチの時間が長すぎる/短かすぎる)
- 内部センサ信号が不明瞭。
- 出力機能が誤っている:(→ ティーチ入力からのパラメータ設定)
- 測定値が低すぎる(<9%、粉体などの場合)、SPx/rPxは手動で設定する必要があります(→PCおよびIO-Linkインターフェース経由のパラメータ設定)。
8 操作方法
電源を入れると、センサが動作モードになります。測定および評価機能が実行され、設定されたパラメータに従って出力します。
▶ センサが正しく機能しているか確認してください。
8.1 スイッチング状態とLEDインジケータ
工場出荷時設定は下表の通りです。この設定ではOUT1=Hno、OUT2=Hncとなっています。
| 動作状態 | LED | OUT1 | OUT2 |
| スタンバイ状態、検出媒体なし | 緑 | OFF | ON |
| スタンバイ状態、検出媒体あり | 黄 | On | Off |
| 電源供給なし | Off | Off | Off |
| 出力1短絡 | 黄色の点滅 | - | 1) |
| 出力2 短絡 | 黄色の点滅 | 1) | - |
| エラー / 動作不良 | 緑の点滅 | OFF | OFF |
| ティーチ | (→ ティーチ入力による感度調整) および (→ 出力機能の変更) | ||
| ティーチ操作エラー | LEDが8 Hzで緑/黄の点滅 | ||
| 1) レベルによる | |||
LEDの点灯は常に出力OUT1のスイッチング状態を示します(例外: ティーチ操作 (→ ティーチ入力による感度調整)).
8.2 IO-Linkシステムイベント
| コード | タイプ | 説明 |
| 20480 d / 50 00 h | エラー | センサ内のハードウェア障害。▶ デバイスを交換してください。 |
| 25376 d / 63 20 h | エラー | パラメータエラー▶ データシートと値を確認してください。 |
| 30480 d / 77 10 h | エラー | 短絡▶ 取付けをチェックしてください。 |
| 36350 d / 8D FE h | 警告 | テストイベント。イベントはインデックス2の値を240に設定すると現れます。イベントはインデックス2の値を241に設定すると消えます。 |
| 36351 d / 8D FF h | 警告 | テストイベント。イベントはインデックス2の値を242に設定すると現れます。イベントはインデックス2の値を243に設定すると消えます。 |
9 保守、修理および廃棄
▶ センサ先端に堆積物や損傷がないか、定期的にチェックしてください。装置の汚れがひどい場合は清掃してください。損傷した場合はセンサを交換してください。
▶ センサを取り除いた後と、取付け直す前に、センサに侵入耐性がありデッドスペースがないことを保証するため、プローブネックと取付けスロット、特にシーリングコーンを、適切な方法で慎重に洗浄してください。
▶ 本センサは修理することができません。
▶ 本センサを返品する場合は、汚れがない事を確認し、特に有害な有毒物質が付着していないようにしてください。
▶ 輸送の際に損傷する事がないよう、適切に梱包してください。
▶ 使用済みのセンサは、国や地域の規定に従って環境に配慮し、産業廃棄物として処分してください。
可変式クランプアダプタを使用する場合:
▶ クランプアダプタとセンサとの間の安全チェーンまたは固定ワイヤーが正しい位置にあることを、定期的に確認してください。
▶ 損傷した部品を交換します。
10 工場出荷時の値
| LMTx0x | LMTx1x | LMTx2x | ユーザー設定 | |
| SP1 | 62 % | 8 % | 35 % | |
| rp1 | 54 % | 5 % | 29 % | |
| ou1 | Hno | Hno | Hno | |
| SP2 | 62 % | 8 % | 35 % | |
| rp2 | 54 % | 5 % | 29 % | |
| ou2 | Hnc | Hnc | Hnc | |
| FOU1 | OFF | OFF | OFF | |
| FOU2 | OFF | OFF | OFF | |
| dS1*) | 0.0 | 0.0 | 0.0 | |
| dS2*) | 0.0 | 0.0 | 0.0 | |
| dr1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | |
| dr2 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | |
| P-n | PnP | PnP | PnP | |
| dFo | 0.0 | 0.0 | 0.0 | |
| パーセンテージ値は測定値が基準(→ パラメータ設定)。 | ||||
| *) LMT100、LMT110、LMT121では、パラメータは利用できません。 | ||||