O6H707 - 光電センサー IFM - 無料のユーザーマニュアル
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使用説明書 O6H707 IFM
取扱説明書
背景抑制機能付拡散反射型センサ
O6H7
目次
1 はじめに(注意)……3
1.1 表記の説明 3
1.2 警告 3
2 安全の為の注意.... 4
3 使用目的 6
4 インストール 7
5 操作部と表示の説明 9
5.1 安定性の表示 9
6 接続方法.... 10
6.1 PNP 10
6.2 NPN 10
7 設定 12
7.1 センサ経由の設定 12
7.1.1 センサは物体を検出するとスイッチ.... 12
7.1.2 センサは物体を検出するとスイッチしない 12
7.1.3 最大範囲の設定.... 12
7.1.4 プログラミング失敗 13
7.1.5 電子ロック 13
7.2 IO-Link経由の設定.... 13
7.2.1 一般情報.... 13
7.2.2 デバイス固有情報.... 13
7.2.3 パラメータ設定ツール 14
7.2.4 機能 14
7.2.5 パラメータ設定方法 14
7.2.6 背景と物体による範囲の設定 15
7.2.7 背景による範囲の設定 16
7.2.8 距離値の読取り 16
7.2.9 最大範囲の設定.... 17
8 操作方法.... 18
9 保守、修理および廃棄 19
1 はじめに(注意)
指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.comを参照してください。
1.1 表記の説明
√ 要件
操作指示
▷ 操作による応答、結果
[...] 設定ボタン、表示等
→ 参照

重要事項
従わないと誤動作や干渉を引き起こすことがあります。

情報
補足事項
1.2 警告
警告は、負傷や物的損害をもたらすおそれがあることを示します。これに従って製品を安全に取扱ってください。警告は次のように区分されます。

警告
重度の負傷のおそれ
▷ 従わない場合は死亡または重傷を負う可能性があります。

注意
軽度または中程度の負傷のおそれ
▷ 従わない場合は軽傷または中程度の負傷を負う可能性があります。
注意
物的損害のおそれ
▷ 従わない場合は財産等へ損害を及ぼす可能性があります。
2 安全の為の注意
- ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。
- システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
-
システム製造者は危険性評価を実施し、システムのオペレータおよびユーザに提供される、法的および規範的要件に従って文書を作成することを請け負います。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。
-
製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。
- 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
- 所定の目的にのみ使用してください (→製品の用途)。
- 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
- 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
- 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
- 製品とケーブルは損傷から保護してください。

注意
放射線照射
▷ 危険な放射線照射による負傷
▶ 必ず取扱説明書に記載の機器操作および調整方法で使用してください。

注意
可視レーザ光:レーザクラス1
EN/IEC 60825-1 : 2007およびEN/IEC60825-1 : 2014
Laser Notice No. 56(2019年5月8日発行)に準じてIEC 60825-1 Ed. 3を代替適用しFDA 21
CFR 1040.10に適合
製品ラベルの位置
警告表示

LASER KLASSE 1
CLASS 1 LASER PRODUCT
APPAREIL Á LASER CLASSE 1
3 使用目的
拡散反射型センサは非接触で物体や材質を検出し、スイッチング信号でその存在を示します。
4 インストール

▶ 拡散反射型センサを検出対象の物体に合わせます。
▶ ブラケットに固定します。
検出対象の物体は、センサのレンズに対して横に動くようにしてください。
▶ 他の移動方向の場合は、安全なスイッチングが保証されるかどうか事前にテストしてください。

光沢のある物体
▶ 光沢のある物体表面と、光沢の少ない背景表面の場合、センサを約5~10°の角度をつけて取付けてください。

光沢のある背景
▶ 光沢のある背景表面と、光沢の少ない物体表面の場合、センサを背景表面に垂直に取付けてください。

5 操作部と表示の説明

1:LED緑-動作中、安定性の表示
2 ボタン[OUT OFF]
3:LED黄色-スイッチング出力がアクティブ
:
4 ボタン[OUT ON]
5.1 安定性の表示
▷ 緑色のLEDは、供給電圧がかかっていて十分な過剰ゲインがある場合に点灯します。この状態では、センサは安定した信号を受信します。
| 安定した信号 | スイッチポイント | 安定した信号 | ||
![]() | ||||
| 入光時ONモード | ||||
| LED:緑 | オン | オフ | オフ | オン |
| 黄色LED | オン | オン | オフ | オフ |
| 遮光時ONモード | ||||
| LED:緑 | オン | オフ | オフ | オン |
| 黄色LED | オフ | オフ | オン | オン |
6 接続方法
配線工事は、関連法令・規定に従って必ず法的有資格者が行ってください。
国内外の電気機器設置に関する法令を順守してください。
SELV、PELVに準拠の供給電圧を使用してください。
▶ 電源を切ります。
▶ センサを次のように接続します。
6.1 PNP
| M12ピグテールプラグ | ケーブル* | |
![]() | ![]() | ![]() |
| M8コネクタ、3ピン | M8コネクタ、4ピン | ||
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
*コアカラー:BN = 茶、BU = 青、BK = 黒
6.2 NPN
| M12ピグテールプラグ | ケーブル* | |
![]() | ![]() | ![]() |
| M8コネクタ、3ピン | M8コネクタ、4ピン | ||
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
*コアカラー:BN = 茶、BU = 青、BK = 黒
7 設定
7.1 センサ経由の設定
7.1.1 センサは物体を検出するとスイッチ

図 1: ボタン[OUT ON]
▶ 物体を置きます。
▶ [OUT ON]を2秒以上押します。
▷ 黄色LEDが点滅します。
▷ [OUT ON]を離すと物体がある場合の範囲が設定されます。

図 2: ボタン[OUT OFF]
▶ 物体を取除きます。
▶ [OUT OFF]を押します。
▷ [OUT OFF]を離すと物体がない場合の範囲が設定されます。
▷ 黄色LEDが消えます。プログラミングは完了です。
7.1.2 センサは物体を検出するとスイッチしない
▶ 物体を置き(図1参照)[OUT OFF]を2秒以上押します。
▶ 物体を取除き(図2参照)[OUT ON]を押します。
設定は、まず物体なし、次に物体ありでも実施できます。
7.1.3 最大範囲の設定
▶ 光を反射しないようにセンサを配置します。
センサは物体を検出するとスイッチ
▶ [OUT ON]を2秒以上押してから、[OUT OFF]を押します。
センサは物体を検出するとスイッチしない
▶ [OUT OFF]を2秒以上押してから、[OUT ON]を押します。
7.1.4 プログラミング失敗
プログラミングが失敗した場合は、LEDの高速点滅(8 Hz)で通知されます。
考えられる原因:
- 測定値の差が小さすぎる
- 最大プログラミング時間(15分)を超えた。
7.1.5 電子ロック
ボタンをロックまたはロック解除します。
▶ [OUT ON]と[OUT OFF]を同時に10秒間押します。
▷ LED状態が短時間変化することで、承認が示されます。
7.2 IO-Link経由の設定
7.2.1 一般情報
このセンサはIO-Link通信インターフェースを備え、動作にはIO-Link対応モジュール(IO-Linkマスタ)が必要です。
IO-Linkインターフェースにより、センサの値とパラメータへの直接アクセスが可能で、動作中にセンサのパラメータを設定できるようになります。
また、USBケーブルを使用してpoint-to-point接続を通して通信が可能です。
IO-Linkの詳細情報は、www.ifm.comをご覧ください。
7.2.2 デバイス固有情報
IO-Linkセンサの構成に必要なIODDおよびセンサの値、診断情報、およびパラメータの詳細情報は、www.ifm.com/gb/io-linkの表をご覧ください。
7.2.3 パラメータ設定ツール
必要なIO-Linkハードウェアおよびソフトウェアに関するすべての必要な情報は、www.ifm.comを参照してください。
7.2.4 機能
IO-Linkを使用すると、すべての機能と測定値が利用可能で、センサのディスプレイと押しボタンでアクセスできます。
すべての機能はIODDに詳細説明があります。
7.2.5 パラメータ設定方法
とりわけ、次のパラメータはIO-Linkから設定できます。
IO-Linkセンサの構成に必要なIODDおよびセンサの値、診断情報、およびパラメータの詳細情報は、www.ifm.com/gb/io-linkの表をご覧ください。
| パラメータ | 値 | 説明 | デフォルト設定 |
| [SSC1 Param. SP1] | 17~100 mm | 1 mm刻みのスイッチポイント設定。ティーチプロセス語、結果の値が表示されます。 | データシートの値「範囲」を参照してください。 |
| [Teach SP1 TP1] | スイッチポイント[SP1]を設定するティーチシーケンス。パート1[TP1]:物体のティーチ。スイッチポイント[SP1]を物体と背景の間に配置するには、ティーチシーケンスの[TP1]と[TP2]の両方のパートを実行する必要があります([TP]=ティーチポイント)。 | n.a. | |
| [Teach SP1 TP2] | スイッチポイント[SP1]を設定するティーチシーケンス。パート2[TP2]:背景のティーチ。ティーチシーケンスの[TP1]と[TP2]の両方のパートを実行する必要があります([TP]=ティーチポイント)。 | n.a. | |
| [Teach Custom SP1 without target] | 背景のティーチのみ。スイッチポイントは背景のすぐ前に定義されます。この設定は、物体が利用できない場合に[SP1]のティーチの代替として選択してください。 | n.a. | |
| [TI Result. State] | · [Idle]· [SP1 Success]· [Wait for command]· [Busy]· [Error]· [Custom] | ティーチイン状態。ティーチの整合後、値「[SP1 Success]」が表示されます。 | n.a. |
| [Sequence modulation] | · [OFF]· [AUTo] | [OFF]混線防止機能オフ[AUTo]混線防止機能オン | [OFF] |
| [SSC1 Config. Logic] | [High active][Low active] | スイッチポイントロジック、検出した物体の状態(High:入光時ONモード/ノーマルオープン、Low:遮光時ONモード/ノーマルクローズ | データシートの値[Ausgangsfunktion]を参照してください。 |
| [SSC1 SwitchOn delay] | 0~2 | スイッチオン遅延。ステップ0.1 s | 0 |
| [SSC1 Switch Off delay] | 0~2 | スイッチオフ遅延ステップ0.1秒 | 0 |
| [ModE] | · [Switching]· [Measuring] | [Switching]スイッチング信号のモード[Measuring]距離のモード | n.a. |
| [Transmitter configuration] | · [On]· [Off] | 設定の転送、ライトオン/オフ | [On] |
| [Number of power cycles] | 0~65535 | センサのスイッチング動作(電源投入)の数 | n.a. |
| [Operating hours] | 0~65535 | 動作時間 | n.a. |
7.2.6 背景と物体による範囲の設定
▶ パラメータ設定ソフトウェアを起動します。
▶ 拡散反射型センサを検出対象の物体に合わせます(図3)。
▶ パラメータ設定ソフトウェアのボタン[Teach SP1 TP1]をクリックします。
▶ 拡散反射型センサを背景に合わせます(図4)。
▶ パラメータ設定ソフトウェアのボタン[Teach SP1 TP2]をクリックします。
▷ スイッチポイント[SP1]は物体と背景の間です(図5)。

図 3: センサ-物体

図 4: センサ-背景

図 5: スイッチポイント[SP1]の位置
物体を最初にセットしてから背景、あるいはその逆も可能です。
7.2.7 背景による範囲の設定
物体が利用できない場合は、背景のみを使用して範囲を設定できます。
拡散反射型センサのスイッチング特性は、背景と物体を使用して範囲を設定した場合に最も信頼性が高くなります。(→ 背景と物体による範囲の設定 □ 15)
▶ パラメータ設定ソフトウェアを起動します。
▶ 拡散反射型センサを背景に合わせます(図6)。
▶ パラメータ設定ソフトウェアのボタン[Teach Custom - SP1 without target]をクリックします。
▷ スイッチポイント[SP1]は背景の直前です(図7)。

図 6: 背景方向に向けた拡散反射型光電センサ

図 7: 背景方向に向けた拡散反射型光電センサと[SP1]
1 ゾーン「物体に認識」
7.2.8 距離値の読取り
距離値はIO-Link機能からも判定できます。
▶ パラメータ設定ソフトウェアを起動します。
▶ パラメータ[ModE]を[Switching]から[Measuring]に変更します。
▷ センサは距離値をパラメータ設定ソフトウェアに伝送します。
7.2.9 最大範囲の設定
▶ パラメータ設定ソフトウェアを起動します。
▶ 拡散反射型センサを物体や背景のない空のエリアに向けます。
▷ 拡散反射型センサが物体や背景から光を受けてはなりません。
▶ パラメータ設定ソフトウェアのボタン[Teach Custom - SP1 without target]をクリックします。
8 操作方法
▶ センサが正しく機能しているか確認してください。
▷ 緑色のLEDは、供給電圧がかかっていて十分な過剰ゲインがある場合に点灯します。
▷ 遮光時ONモードの設定オブジェクトが検出されたときに出力がスイッチング / 黄色LEDが点灯。
▷ 入光時ONモードの設定オブジェクトが検出されないときに出力がスイッチング / 黄色LEDが点灯。
9 保守、修理および廃棄
▶ センサのレンズは汚れないようにしてください。
▶ 清掃には、プラスチック部品を損傷する可能性のある溶剤や洗浄剤は使用しないでください。
▶ 使用済みのセンサを廃棄する場合は、自治体の法令に従って処分してください。
修理が必要となった場合、必ず当社にご連絡ください。














