PI1714 - 圧力センサー IFM - 無料のユーザーマニュアル
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使用説明書 PI1714 IFM
取扱説明書
圧力センサ
PI17xx
目次
1 はじめに(注意)……4
1.1 表記の説明 4
1.2 警告 4
2 安全の為の注意.... 5
2.1 サイバーセキュリティ 6
3 使用目的 7
3.1 使用場所 7
4 機能 8
4.1 IO-Link 8
4.2 センサのIO-Linkプロパティ 9
4.2.1 IO-Linkインターフェースの説明 9
4.2.2 センサ 内部温度.... 9
4.2.3 過剰圧力イベントカウンタ 9
4.2.4 光による位置確認.... 10
4.2.5 イベントログ 10
4.2.6 動作時間カウンタ 10
4.2.7 スイッチングサイクルカウンタ 10
4.3 測定セルの分析.... 10
4.4 エラー時の状態設定 11
4.5 センサ表示と出力のゼロポイント動作 11
4.6 動作モード 12
4.6.1 2線式での稼働 13
4.6.2 3線式での稼働 13
4.7 スイッチング機能(3線式で使用の場合のみ)……13
4.8 アナログ出力 14
4.9 顧客固有の校正....15
5 Aseptoflex-Varioの取付け 16
5.1 3-Aに従ったハイジェニックエリアでの使用.... 17
5.2 EHEDGによるハイジェニックエリアでの使用: 17
5.3 通気ダイヤフラム....18
5.3.1 通気ダイヤフラム.... 18
5.3.2 フィルタカバーの向き 19
5.3.3 フィルタカバーの交換 19
6 接続方法 21
7 操作部と表示の説明 22
8メニューマ……23
8.1 メニュー構造:メインメニュー 23
8.2 メインメニューの説明 23
8.3 メニュー構造:レベル2(拡張機能)……24
8.4 メニューレベル2の説明 24
8.5 メニュー構造:レベル3(シミュレーション)……25
8.6 メニューレベル3の説明 25
9 パラメータ設定.... 26
9.1 パラメータ設定全般 26
9.2 IO-Linkからのパラメータ設定.... 30
9.3 表示設定(オプション)…… 30
9.4 出力信号の設定.... 31
9.4.1 出力機能の設定.... 31
9.4.2 スイッチング出力値の設定.... 32
9.4.3 ウィンドウ機能のスイッチング出力値の定義.... 32
9.4.4 OUT2に関するアナログ値の設定 32
9.5 ユーザー設定 (オプション) 33
9.5.1 ゼロポイント校正と測定範囲の最大値の調整.... 33
9.5.2 出力の不正な動作を定義.... 33
9.5.3 スイッチング出力のディレー時間の設定 33
9.5.4 スイッチング出力のロジックの設定.... 33
9.5.5 スイッチングのダンピングの設定.... 34
9.5.6 アナログ出力のダンピングの設定.... 34
9.6 サービス機能 34
9.6.1 システムの圧力の最小値/最大値の読み取り 34
9.6.2 センサ / パラメータのリセット 34
9.7 シミュレーション機能 35
9.7.1 メニューレベル3(シミュレーション)を開く……35
9.8 シミュレーション 36
9.8.1 シミュレーション値の設定.... 36
9.8.2 シミュレーション値の設定.... 36
9.8.3 シミュレーションのオン/オフ 36
9.8.4 過負荷プロセスの読取り.... 37
10 操作方法 38
10.1 パラメータ設定値の読取り 38
10.2 Runモードでの表示の変更 38
11 トラブルシューティング.... 39
11.1 トラブルシューティング.... 39
12 廃棄、修理、返却 41
13 工場出荷時の値.... 42
1 はじめに(注意)
指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.comを参照してください。
1.1 表記の説明
√ 要件
操作指示
▷ 操作による応答、結果
[...] 設定ボタン、表示等
→ 参照

重要事項
従わないと誤動作や干渉を引き起こすことがあります。

情報
補足事項
1.2 警告
警告は、負傷や物的損害をもたらすおそれがあることを示します。これに従って製品を安全に取扱ってください。警告は次のように区分されます。

警告
重度の負傷のおそれ
▷ 従わない場合は死亡または重傷を負う可能性があります。

注意
軽度または中程度の負傷のおそれ
▷ 従わない場合は軽傷または中程度の負傷を負う可能性があります。
注意
物的損害のおそれ
▷ 従わない場合は財産等へ損害を及ぼす可能性があります。
2 安全の為の注意
- ここで説明するセンサはシステムに組込まれるサブコンポーネントです。
- システムの安全責任は、システムの設計者にあります。
-
システム設計者は危険性評価を実施し、システムのオペレータおよびユーザに提供される、法的および規範的要件に従って文書を作成することを請け負います。この文書には、オペレータ、ユーザ、および該当する場合はシステム設計者が承認したサービススタッフ向けの、すべての情報および安全の為の注意事項を記載する必要があります。
-
製品を取扱う前に本書をお読みになり、ご使用中は保管しておいてください。
- 製品がアプリケーションおよび環境条件に適していることを確認してください。
- 製品は意図された目的以外に使用しないでください。(→ 使用目的)
- 製品は許可される媒体以外に使用しないでください。(→→技術データ)
- 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
- 製品を改造したりオペレータの使用法が不適切であったりしたために生じた結果について、当社は責任を負わず、また保証の対象外となります。
- 製品の取り付け、接続、設定および保守運用は知識をもった専門の方が行ってください。
- 製品とケーブルは損傷から保護してください。
- 納品時と同じ包装で梱包して保管してください。

注意
高温の媒体によりセンサの温度が高くなる場合があります。
▷ やけどのおそれ
▶ 機器を触らないでください。
▶ ハウジングが可燃物に触れたり、意図せず接触しないように保護してください。
注意
蒸気がある場所
▷ 高圧の蒸気によりセンサや配管が損傷するおそれ
▶ キャビテーション・高圧の蒸気からセンサを保護してください。
▶ 最新の設計で配管を行ってください。
▶ 高圧の蒸気が発生する継手・曲管などの近くにセンサを設置しないでください。
▶ 蒸気が入る前に配管設備を暖め、配管内の残液を排出するなど適切な処理を行ってください。
▷ センサの許容温度を超えないようにしてください→データシート。
2.1 サイバーセキュリティ
取付
本センサは、IEC 62443-1-1による制御機器のセキュリティ環境での動作に適合します。
本センサは、ファイアウォールの背後に配置できます。
▶ IEC 62443-1-1によるシステムのリスク評価を実施してください。
▶ 物理的なセキュリティ対策を行ってください。
操作方法
▶ 製品ドキュメントに記載のセキュリティ機能と使用に関する推奨事項を守ってください。
メンテナンス
▶ 社内で定められた内部変更管理プロセスに従い、システムの設定とデータをバックアップしてください。
廃棄
▶ 機密情報が漏洩しないようにしてください。
▶ センサは、必ず工場出荷時設定にシステムをリセットしてから廃棄してください。
3 使用目的
このセンサはシステムの圧力または液面レベルと、システム内の温度を測定して監視します。
3.1 使用場所
圧力の種類:ゲージ圧
! 压力定格と破壊圧力の情報 → データシート
ここに示された圧力定格を超える静的および動的な過圧を避けるため、適切な手段を講じてください。示された破壊圧力を超えてはなりません。破壊圧力を超えるのがわずかな時間であっても、ユニットが破壊されることがあります。注意: (事故につながる恐れがあります。)
3-A規格のE9.2 / 63-04の基準を満たす必要のあるシステムには適していません。
センサは真空耐性です。データシートの指定に従ってください!
4 機能
測定セル:
- システム圧力はセラミック静電容量式測定システムで測定されます。
- セラミック測定セルのシールは、エラストマを含まないため、メンテナンスは不要です。
- 媒体温度はセラミック測定セルの背後に記録されます。精度計算式→データシート
信号伝送:
- このセンサはSIOモード(標準入出力)またはIO-Linkモードで動作できます。基本動作モードはSIOです。IO-Linkマスタに接続すると、自動的にIO-Linkモードになります。追加の手動切替えは不要です。
SIOモード:
- アナログ信号の測定圧力値4~20 mA(ピン2)。
- スイッチング情報(ピン4)。
IO-Linkモード:
- 測定压力值
- 測定温度值
- 測定範囲リミットの超過および未満
- デバイスのステータス
- スイッチング情報
- パラメータ設定
- デバイス診断(イベント)
4.1 IO-Link
IO-Linkはインテリジェントなセンサやアクチュエータをオートメーションシステムに接続するための通信システムです。IO-LinkはIEC 61131-9規格で規格化されています。

IO-Linkに関する一般情報はio-link.ifmをご覧ください

Input Output Device Description (IODD) とすべてのパラメータ、プロセスデータ、デバイスの詳細な説明は、documentation.ifm.comをご覧ください。
IO-Linkには次のメリットがあります。
- すべてのデータとプロセス値を干渉なしで伝送
-
実行中のプロセス内でのパラメータ設定、またはアプリケーション外で事前設定
-
システム内の接続された装置を特定するためのパラメータ
- その他のパラメータと診断機能
- デバイス交換時のパラメータセットの自動バックアップと復元(データ保存)
- パラメータセット、プロセス値、イベントのログ記録
- デバイス記述ファイル(IODD - Input Output Device Description)でプロジェクトの計画が容易
- 標準化された電気接続
- リモートメンテナンス
4.2 センサのIO-Linkプロパティ
4.2.1 IO-Linkインターフェースの説明
IO-Linkインターフェースの説明は、www.io-link.ifmをご覧ください。
このセンサは、診断目的の読取り可能なパラメータとして、センサ内部温度を提供します。
4.2.2 センサ 内部温度
センサの内部温度を、IO-Linkチャンネルから読取ることができます。測定範囲:-25~155℃、分解能1℃、精度+/-5℃測定範囲と精度に関する情報→データシート
4.2.3 過剰圧力イベントカウンタ
このセンサには、過剰圧力イベントのカウンタがあります。過剰圧力とみなされる圧力のリミット値を設定できます。
- HIPC=過剰圧力イベントカウンタ。
HIPCはリミットHIPSを超過した回数をカウントします。
値を少なくとも0.5 ms超える必要があります。
- HIPS=過剰圧力しきい値。
[HIPC]はリセットコマンド[Reset_HIPC]と[Back-to-Box]でリセットできます。センサ / パラメータのリセット (→ 34)参照

供給電圧が中断した場合は、最大で最後の10分間のイベントが失われることがあります。これはバックグラウンドで合計され、まだメモリに永続的に伝送されていないためです。
4.2.4 光による位置確認
センサは[Blinken_An] / [Blinken_Aus]コマンドを使用してプラントで位置を確認できます。このコマンドを使用すると、スイッチング状態LEDが点滅し、[IO-L]が表示されます。
4.2.5 イベントログ
IO-Linkでは、センサには2種類のログメカニズムがあります。
- イベント履歴(パラメータ[Event_History])
- イベントカウンタ(パラメータ[Event_Counter])
イベント履歴には、発生した最新20個のイベントが記録されます。イベントが発生しない間は、[noEvent]または[0]の値がリストに表示されます。
イベントカウンタ( 232 イベントまで)を使用して、センサで特定のイベントが発生した頻度を読取ることができます。
イベントカウンタとイベント履歴は、IO-Linkコマンド[RESET_EVENT_HISTROY]、[RESET_EVENT_COUTER]、[Back-to-Box]を使用してリセットできます。
センサ / パラメータのリセット (→ 34)参照
4.2.6 動作時間カウンタ
パラメータ[operating_hours]では、センサがアクティブだった時間がカウントされます(リセットできません)。
4.2.7 スイッチングサイクルカウンタ
センサは出力1と出力2のスイッチング回数を[OUT_Counter]パラメータでカウントし、この値を60分ごとに保存します。
[Reset_to_zero]または[Back to Box]によりリセットできます。
センサ / パラメータのリセット (→ 34)参照
4.3 測定セルの分析
セラミック静電容量式測定セルは、信頼性が高く、過負荷に強い測定システムで、充填液が不要です。
センサは、センサ自身の状態と測定セルのステータスを常時監視します。
測定セルが損傷した場合、アナログ出力は[FOU2]で設定した状態に切り替わり、センサ本体のディスプレイやIO-Linkにより表示・伝送されます。
センサは、損傷や媒体に応じてメッセージを送信します。
- 水のような導電性の媒体の場合、センサは[CELL Err]などのエラーメッセージを出力します。
- 空気や油のような非導電性媒体の場合、センサは[CELL Err]を出力します。
早く浸透する媒体も電子機器の故障の原因となり、診断できません。
測定セル診断機能[CELL Err]は、工場出荷時設定は無効になっています。

図 1: デバイスステータスの例:

[cELd]のパラメータは、IO-Link通信でのみ選択でき、ABのデバイスステータス以降で使用できます。
▶ デバイスステータスについては、センサ本体のラベルをご覧ください。ラベル位置はセンサによって異なります。
センサの信号:
- [Cell]と[Err]が交互にディスプレイに表示されます。
コントローラへの出力:
- イベント[0x8CDF]が出力されます。IO-Link (→ 8)

IO-Linkマスタは、エラーになるとセンサとの通信を中断します。
▶ そのため、イベントメッセージを保存する必要があります。
4.4 エラー時の状態設定
エラーが検出された場合、設定した状態のアナログ出力を行います。

エラー信号(On = 21.5 mA、Off = 3.5 mA)の場合
▶ IO-Linkからパラメータを読取るか、製造元にお問い合わせください。
4.5 センサ表示と出力のゼロポイント動作

機器の許容公差や温度変化を原因として、圧力がかかっていない場合には、センサがゼロポイントからの逸脱を示すことがあります。これを防ぐため、センサにはプロセス値が0の時に測定信号をより安定させる機能が備わっています。
センサ表示とスイッチング出力のゼロポイント動作:

図 2: デバイス表示とスイッチング出力
1 プロセス値
2 ヒステリシスのあるセンサ出力信号(緑)
3 理想的な測定信号(赤)
4 システムの圧力
5 ゼロポイントスタビライゼーション→データシート
センサのディスプレイに表示され、スイッチング出力から診断可能な最初のプロセス値は、ゼロポイントスタビライゼーションにより決定されます。
スイッチング出力は、ゼロポイントスタビライゼーション内では構成できません。
ゼロポイントスタビライゼーションは、範囲の割合(%)で指定されます→データシート。
アナログ出力とIO-Link通信のゼロポイント動作:

図 3: アナログ出力とIO-Link通信
1 プロセス値
2 センサ出力信号(緑)
3 理想的な測定信号(赤)
4 システムの圧力
5 ゼロポイントスタビライゼーション→データシート
6 0.5 x ゼロポイントスタビライゼーション→ データシー
: 卜
アナログ出力とIO-Link通信から診断可能な最初のプロセス値は、ゼロポイントスタビライゼーションの半分の値で示されます(6)。
ゼロポイントスタビライゼーションの範囲を超える場合は(5)、センサの出力信号の勾配がきつくなります。
ゼロポイントスタビライゼーションは、範囲の割合(%)で指定されます→データシート。
4.6 動作モード
動作モードは配線によって決定され(→電気接続)、センサがモードを自動的に認識します。
4.6.1 2線式での稼働
| OUT2 (pin 2) | 圧力に比例するアナログ信号。4~20mAまたは20~4 mA |
4.6.2 3線式での稼働
| OUT1 (pin 4) | 2つの可能性(自動切替え)圧カリミットのスイッチング信号IO-Link 経由で通信 |
| OUT2 (pin 2) | 3つの可能性(メニュー内で手動切替え)圧カリミットのスイッチング信号圧力に比例するアナログ出力、4~20 mA圧力に比例するアナログ出力、20~4 mA |
4.7 スイッチング機能(3線式で使用の場合のみ)
OUTx は、設定されたスイッチング制限を上または下に超えた場合に、スイッチング状態を変更します (SPx、rPx)。次の出力機能から選択できます。
- ヒステリシス機能 / ノーマルオープン[OUx] = [Hno] ( → ヒステリシス機能の図 )。
- ヒステリシス機能 / ノーマルクローズ[OUx] = [Hnc] ( → ヒステリシス機能の図 )。
まずセットポイント(SPx)を設定してから、リセットポイント(rPx)を設定してください。
- ウィンドウ機能 / ノーマルオープン : [OUx] = [Fno] ( → ウィンドウ機能の図 )。
- ウィンドウ機能 / ノーマルクローズ : [OUx] = [Fnc] ( → ウインドウ機能の図 )。
- ウインドの幅はSPxとrPxで設定する事が出来ますSPx = 上限値、rPx = 下限値

図 4: ヒステリシス機能

図 5: ウインド機能
| P = | システムの圧力 |
| HY = | ヒステリシス |
| FE = | ウィンドウ |
4.8 アナログ出力
センサは、圧力に比例したアナログ信号を出力します。アナログ信号の測定範囲は4~20 mAです。 測定範囲はスケーリング可能です:
- [ASP2]は、出力信号が4mAの測定値を定義します。
- [AEP2]は、出力信号が20mAの測定値を定義します。
[ASP2]と[AEP2]の間の最小距離 = 測定範囲の最大値の20 %
測定値が測定範囲外の場合や、内部エラーの場合には、次の図の電流信号を出力します。エラー時のアナログ出力を、次のように設定できます。
- [FOU] = Onでアナログ信号最大値(21.5 mA)を出力
- [FOU] = Offでアナログ信号最小値(3.5 mA)を出力

図 6: Namurへのアナログ出力の出力特性
| 1: | アナログ信号 |
| 2: | 測定値(設定単位) |
| 3: | 測定範囲(工場出荷時設定) |
| 4: | スケーリングの測定範囲 |
| 5: | FOU = Off = 3.5 mA |
| 6: | FOU = On = 21.5 mA |
| P: | 圧力 |
| MAW: | スケーリングなしの測定範囲の最小値 |
| MEW: | スケーリングなしの測定範囲の最大値 |
| ASP: | スケーリングありの測定範囲のアナログスタートポイント |
| AEP: | スケーリングありの測定範囲のアナログエンドポイント |
| UL: | 表示範囲未満 |
| OL: | 表示範囲超過 |
| FOU: | エラー発生時の出力動作 |
4.9 顧客固有の校正
顧客固有の校正により、実際の測定値に対する測定値曲線が変化します(ゼロポイント校正と勾配の訂正)。次の順序に従ってください。
▶ ゼロ校正[coF]を、測定範囲の最大値(VMR)の-5%~+5%の範囲で実施します。
▶ 係数の校正[CGA]を、測定範囲の最大値(VMR)の-5%~+5%の範囲で実施します。以前のゼロポイント校正が残ります。
例:ゼロポイントの変更[coF]

A: 出力信号
D: 压力
MEW 測定範囲の最大値
:
V0: 工場出荷時の設定での測定値曲線
V1、変更後の測定値曲線
V2 :
例:勾配の変更[CGA]

A: 出力信号
D: 压力
MEW 測定範囲の最大値
:
V0: 工場出荷時の設定での測定値曲線
V1、変更後の測定値曲線
V2 :
勾配の変化はパーセンテージで示されます。
▶ アナログ開始値[ASP]と[AEP]を、手動またはティーチボタンで入力します。
勾配[CGA]とオフセット[coF]が変更されると、[ASP]と[AEP]が影響を受けます。
5 Aseptoflex-Varioの取付け

注意
媒体の温度が50℃を超えると、外装部品は65℃を超える温度になることがあります。
▷ 火傷の危険があります。
▶ 外装が可燃物に接触したり、不測の接触が起きたりしたりすることを防ぐため、保護してください。
センサの取付け / 取外しの前に:システムに圧力がなく、配管やタンク内に媒体が残っていないことを必ず確認してください。
▶ 機械/媒体の温度に関する危険にご注意ください。
利用可能なアダプタに関する情報:www.ifm.com
▶ 使用するアダプターの指示に従ってください。
▶ アプリケーションに適した認定潤滑ペーストを使用してください。
▶ プロセスアダプタ付きのセンサを接続部に挿入します。
▶ スパナを使用して締めます。締付トルク:35 Nm
これを超えて締付けるシール効果に影響します。
プロセスアダプタは、さまざまな接続部に合わせて調節できます。
オプションは次の通りです。
1:シールリング付きプロセスアダプタを使用する取付け(3-AおよびEHEDGに準拠のハイジェニック対応)
コード番号E332xx / E333xx。
▶ ハイジェニック規則に適合するため、リーク孔付きのプロセスアダプターを使用してください。
アダプタにはEPDM Oリング(コード番号E30054)が付属しています。他のシールリングもアクセサリーとして入手可能です。
- FKM Oリング (コード番号E30123)
- PEEKシールリング(コード番号E30124)。PEEKシールリングは長期的に安定していてメンテナンス不要です。
▶ PEEKシールリングの交換時、またはPEEKシールリングからOリングへの変更時には、プロセスアダプターも新しい同等のアダプターに交換する必要があります。
2:シールリング付き溶接アダプタを使用する取付け(3-A およびEHEDGに準拠のハイジェニック対応)
▶ ハイジェニック規則に適合するため、リーク孔付きのプロセスアダプターを使用してください。
▶ プロセスアダプターが溶接中に歪まないように注意してください。溶接用マンドレルE30452を使用してください。
▶ シール先端部が、この後の表面処理で損傷してはなりません。(→ アダプタ取扱説明書)。
アダプタにはEPDM Oリング(コード番号E30054)が付属しています。他のシールリングもアクセサリーとして入手可能です。
- FKM Oリング (コード番号E30123)
3:ハイジェニック金属間シール付きのプロセスアダプタを使用する取付け
コード番号E337xx / E338xx
金属間シールにおいて、長期的に安定した、メンテナンスフリー、ギャップフリーの取付けは、1回限り有効です。
▶ シールを複数回取付ける必要がある場合は、新しいアダプターを使用してください。
4 : G1フランジ / G1アダプタへの取付け
センサに付属しているシールリングを使用してシールします。
▶ フランジ/アダプタのシールエリアが穴とそろっていて、最低Rz 6.3の表面特性を持っている必要があります (DIN EN ISO 1179-1に従ってください)。
5.1 3-Aに従ったハイジェニックエリアでの使用

3-A認証のセンサは次の点に従ってください。
▶ プロセスアダプタには必ず3-A認証のアダプタを使用してください。
▶ 媒体が測定素子のエリアから流出できるように、センサを配管またはタンクの最下部(→位置5)には取付けないでください。
5.2 EHEDGによるハイジェニックエリアでの使用:
溶接アダプタを使用する場合、食品接触面は滑らかでなければならず (表面粗さ Ra < 0.8 μm)、EHEDG ガイドライン 9 および 35 に従って溶接を行う必要があります。
センサは適切に設置すればCIP(定置洗浄)に適しています。
▶ データシートに従って、アプリケーションの制限(温度および材料耐性)を守ってください。
▶ センサは必ずEHEDGガイドラインに従ってシステムに取り付けてください。
▶ 自己排出取付けを使用してください。
▶ EHEDGに従って許容される、EHEDGガイドラインで義務付けられる特殊シールを備えたプロセスアダプターを必ず使用してください。
配管システムのガスケットが、センサのシールポイントに接触してはなりません。
▶ タンク内に取付ける場合は、取付けは埋込み式でなければなりません。それができない場合は、水ジェットによる直接洗浄およびデッドスペースの洗浄が可能でなければなりません。
▶ 垂直パイプの場合は、リーク孔がはっきりと視認できなければならないず、下向きに取付ける必要があります。

▶ デッドスペースができないよう、次の寸法を守ってください。 L < D
1: リーク孔
5.3 通気ダイヤフラム
5.3.1 通気ダイヤフラム
通気ダイヤフラムにより、測定セルと環境との間の、気圧および温度に左右される圧力変動が補正されるため、ゲージ圧力の測定が可能になります。
通気ダイヤフラムはねじ止めされたフィルタカバーで保護されています。
通気ダイヤフラムが正しく機能するために、次の点を考慮してください。
▶ 汚れや洗浄剤は、石灰を含まない水を十分にかけて取り除いてください。
センサーが冷却段階の場合:
▶ 測定システム内が負圧になって(測定値が若干不正確になります)、隔膜に余分な負荷がかかるのを防ぐため、通気ダイヤフラムが液体に接触しないようにしてください。
5.3.2 フィルタカバーの向き
フィルタカバーが水平になって、結露が重力で流出するような取付け状態を選択してください。

▶ 理想的な方向(1):
フィルタカバーが水平位置にあります。
▷ フィルタカバー内の通気ダイアフラム(2)が垂直位置にあります。
▶ フィルタカバーの最大傾斜:30°(3)
5.3.3 フィルタカバーの交換
(1)通気ダイヤフラム(E30483)を含めてフィルタカバーを交換します。
理想的な配置(1)に対応しない困難な環境条件または取付け状況では、次のアクセサリを使用して通気ダイヤフラムを保護できます。
| (2)フィルタカバーを密閉バージョン(E30148)と交換します*。 |
| (3)フィルタカバーを、チューブ差込口と保護され乾燥したエリアに届くベントチューブ付きのものと交換します(E30139)。 |
| (4)内蔵の交換ダイヤフラム(通気ダイヤフラム)付きのアクセサリセット(E30467)。外部洗浄の化学的に厳しい要件のアプリケーションに推奨されます。機能:(→E30467の取付け方法)。 |


▶ 交換時には、汚れや湿気を避けてください。
▶ 残留物がないように、ねじを丁寧に清掃してください。
▶ センサのダイヤフラムの粘着面を損傷しないようにしてください。
▶ フィルタカバーの方向を守ってください(→ E30139 / E30467 の取付け方法)。

*密閉式フィルタカバーを使用すると、測定セルの圧力補正はなくなります。これにより以下の理由で測定値に誤差が生じます。
- 気圧の変動。
- 温度変化に伴うセンサ内の圧力の変動。
6 接続方法
配線工事は、関連法令・規定に従って必ず法的有資格者が行ってください。
国内外の電気機器設置に関する法令を順守してください。
SELV、PELVに準拠の供給電圧を使用してください。
▶ 電源を切ります。
▶ センサを次のように接続します。
コネクタ:1 x M12、:A


図 7: 結線図、MP:多機能(OUT、データ)
2線式
| ピン | ピンアサイン |
| セグメント1 | L+ |
| 2 | OUT2 : AO |
3線式
| ピン | アサイン |
| セグメント1 | L+ |
| 2 | OUT2 : DO2 ( NO/NC ) 、AO |
| 3 | L- |
| 4 | MP1 : DO1 ( NO/NC ) 、IO-Link |
パラメータ設定
| ピン | アサイン |
| セグメント1 | L+ |
| 3 | L- |
| 4 | MP1 : IO-Link |
7 操作部と表示の説明

| 1~8:表示LED | |
| LED 1~6 | プロセス値圧力の測定単位(割当てはデバイス固有) |
| LED 7 | スイッチング状態OUT2(出力2がONすると点灯)。 |
| LED 8 | スイッチング状態OUT1(出力1がONすると点灯) |
| 9:(Enter)ボタン | |
| パラメータの選択とパラメータ値の決定 | |
| 10~11:上矢印[▲]および下矢印[▼]キー | |
| パラメータ値の設定(押し続けるとスクロール、1回押すと増加)入力の取消しまたはメニューに戻る▶ [▲]+[▼]を同時に押してください。 | |
| 12:4桁デジタル表示 | |
| ディスプレイ:現在測定されているシステムの圧力ディスプレイ:パラメータとパラメータ値 | |
8 メニュー
8.1 メニュー構造:メインメニュー

1:メニューレベル2(拡張機能)に変更。
グレーで強調表示されているメニュー項目は、出力の設定に応じてアクティブになります。
8.2 メインメニューの説明
| SPx/rPx* | ヒステリシス機能:OUTxがスイッチするシステム圧力上限値/下限値要件OUTx設定が[Hno]または[Fnc] |
| FHx / FLx* | ウインドウ機能:OUTxがスイッチするシステム圧力上限値/下限値要件OUTxを[Fno]または[Fnc]に設定 |
| ASP2 | システム圧力のアナログスタートポイント:4 mA (20 mA)が供給されているときの測定値。要件OUT2の設定は[I]または([InEG])。 |
| AEP2 | システム圧力のアナログエンドポイント:20 mA (4 mA)が供給されているときの測定値。要件OUT2の設定は[I]または([InEG])。 |
| tcoF | ティーチゼロ点調整。 |
| tASP | システム圧力のアナログスタートポイントのティーチ:4mAが提供される測定値を設定します ([OU2] = [InEG]の場合20mA)。 |
| tAEP | システム圧力のアナログエンドポイントのティーチ:20mAが提供される測定値を設定します ([OU2] = [InEG]の場合4mA)。 |
| EF | 拡張機能 / メニューレベル2へ進む |
* 2線式で稼動の場合に有効でないメニュー項目
8.3 メニュー構造:レベル2(拡張機能)

1:メインメニューに変更、2:メニューレベル3(シミュレーション)に変更。
グレーで強調表示されているメニュー項目は、2線式での稼動では有効ではありません。
8.4 メニューレベル2の説明
| rES | 工場出荷時の設定を復元。• [APPL] = アプリケーションリセット• [btb] = ボックスに戻るセンサ / パラメータのリセット (→ □ 34)参照 |
| ou1* | OUT1 の出力機能:• 压力制限用のスイッチング信号ヒステリシス機能[H ..]またはウインドウ機能[F ..]、ノーマルオープン[. no]またはノーマルクローズ[. nc]、出力オフ[Off]。 |
| ou2 | OUT2 の出力機能:• 压力制限用のスイッチング信号ヒステリシス機能[H ..]またはウインドウ機能[F ..]、ノーマルオープン[. no]またはノーマルクローズ[. nc]、出力オフ[Off]。• 現在のシステム圧力のアナログ信号: 4~20mA[l]. |
| dS1 / dS2* | OUT1 / OUT2のスイッチオンディレー。 |
| dr1 / dr2* | OUT1 / OUT2 のスイッチオフディレー |
| uni. P | システム圧力の標準測定単位(表示):[MPA] / [kPA] 日本国内では計量法SI単位以外使用できません。 |
| P-n* | 出力ロジック:PNP / NPN |
| Hi. P | システム圧力の最大値記録。 |
| Lo. P | システム圧力の最小値記録。 |
| FOU1* | 内部エラー時の出力1の動作。 |
| FOU2 | 内部エラー時の出力2の動作。 |
| dAP | スイッチポイント/プロセスデータフローのダンピング(IO-Link通信)とディスプレイ(T63**)。 |
| dAA | アナログ出力のダンピング。要件OUT2の設定が[I](T63**)であること。 |
| coF | ゼロポイントキャリブレーション:VMRの-5%~+5%の間。 |
| CGA | 測定範囲の最大値の調整:VMRの-5%~+5%の間。 |
| diS | 流量表示単位設定 |
| SIM | サブメニューSIM(シミュレーション)を開く |
* 2線式で稼動の場合に有効でないメニュー項目
**時間定数tau
8.5 メニュー構造:レベル3(シミュレーション)

2:メニューレベル2(拡張機能)に変更。
8.6 メニューレベル3の説明
| S. PRS | 圧力/エラー状態のシミュレーション |
| S. Tim | シミュレーション時間1~60分 |
| S. On | シミュレーションの開始/停止 |
シミュレーションは[Enter]キーを押して中断できます。
9 パラメータ設定
パラメータ設定はIO-Linkインターフェースから、またはセンサの操作要素から設定できます。
パラメータは設置前でも動作中でも設定できます。
動作中にパラメータを変更すると、機能に影響することがあります。
▶ 設備に異常がないことを確認してください。
パラメータの設定中、センサは動作モードのままです。パラメータ設定が完了するまで、従来のパラメータで監視を続行します。
メニューで利用可能なパラメータはパラメータ設定に応じて変化する場合があります。
9.1 パラメータ設定全般

注意
媒体や周囲の温度が高いと本体が熱くなることがあります。
▷ やけどのおそれ
▶ 手でセンサに触れないでください。
▶ 必要に応じて、先のとがっていない棒などを使用してセンサを設定してください。
▶ 各パラメータ設定に対して、3つのステップを実行する必要があります。
1:パラメータの選択

▶ [Enter]を押してメニューに移動します。
▶ 必要なパラメータが表示されるまで、[▲]または[▼]を押してください。
2:パラメータ値を設定

▶ [Enter]を押して選択したパラメータを編集します。
▶ [▲]または[▼]を1秒間以上押してください。
▷ 1秒後、設定値を変更できます。
ボタンを1度押すと増加し、ボタンを押し続けると連続的に変更されます。
数値は連続的に、[▲]で増加、[▼]で減少します。
3:パラメータ値の決定

▶ [Enter]を短く押してください。
▷ パラメータが再度表示されます。新しい設定値が保存されます。
他のパラメータの設定
▶ 設定したいパラメータが表示されるまで [▲]または[▼]を押し続けます。
パラメータ設定の終了
▶ 現在の測定値が表示されるまで、[▲]または[▼]を数回押すか、▶ 30秒間待ちます。
▷ センサが測定値表示に戻ります。
パラメータ値を変更しようとしたときに[C. Loc]が表示された場合は、パラメータ設定プロセスがIO-Linkインターフェース経由で有効です。(一時的にロック)
[S. Loc] が表示される場合は、センサはソフトウェアによってロックされています。このロックはパラメータ設定ソフトウェアからのみ解除できます。
メニューレベル1からメニューレベル2への移行

▶ [Enter]を押してメニューに移動します。
▶ 「EF」が表示されるまで、[▲]または[▼]を押してください。

▶ [Enter]を押してください。
▷ サブメニューの最初のパラメータが表示されます。(ここでは[rES])
▷ [▼]で続行します。
ロック/アンロック
センサは意図しない設定が行われるのを予防するため、電子的にロックできます。
ロック

▶ センサが通常の動作モードにあることを確認してください。
▶ [▲]+[▼]を同時に10秒間以上押してください。
▷ [Loc]と表示されます。
パラメータ値を変更しようとすると、少しの間 [Loc] と表示されます。
ロック解除

▶ [▲]+[▼]を同時に10秒間以上押してください。
▷ [uLoc]と表示されます。
タイムアウト
パラメータ設定中に30秒間何も操作がない場合、値が変更されないままセンサは動作モードに戻ります。
設定を適用せずにパラメータ設定を終了:

▶ [▲] + [▼] を同時に押してください。
▷ メニューレベルに戻ります。
メニューレベルの終了

▶ [▲] + [▼]を同時に押してください。
▷ メニューレベル2をレベル1に変更します。
または
レベル1を表示に変更します。

2線式モードでは、スイッチング機能に関するメニュー項目は非アクティブです(→メニュー構造)。また、一部のメニュー項目では、スイッチング機能に関するパラメータ値、選択できません。
9.2 IO-Linkからのパラメータ設定
IO-Linkにより、次のような方法でパラメータを設定できます。
- ifm moneo|configure等のパラメータ設定ソフトウェアによるパラメータ設定
- PLCによるパラメータ設定
- IIoTアプリケーションによるパラメータ設定
IO-Linkによるパラメータ設定に必要なものは次の通りです。
√ パラメータ設定ソフトウェアからパラメータを設定する場合のデバイスデータ記述ファイル(IODD)は、documentation.ifm.comをご覧ください。
√ PLCまたはIloTアプリケーションからパラメータを設定する場合のIO-Link記述ファイル(PDF)は、documentation.ifm.comをご覧ください。
√ IO-Linkマスタ
▶ IO-Linkマスタをパラメータ設定ソフトウェア、PLCまたはIloTアプリケーションに接続します。
▶ センサをIO-Linkマスタの適切な未使用ポートに接続します。
▶ IO-LinkマスタのポートをIO-Link動作モードに設定します。
▷ センサがIO-Linkモードに変わります。
▶ ソフトウェアからパラメータの設定を変更します。
▶ パラメータの設定をデバイスに書込みます。

システム統合・IO-Linkによるパラメータ設定のサポート資料:
moneo等のパラメータ設定ソフトウェア→マニュアル
→説明とスタートアップパッケージについて ifm.com/cnt/io-link-system-integration
9.3 表示設定(オプション)

測定単位[uni. P]を変更する必要がある場合は、単位の変換による内部的誤差を回避するため、他のパラメータを設定する前に実施する必要があります。
| ▶ [uni. P]を選択して測定単位を以下から選択します。• [MPA]、[kPa]•••• | [uni. P] |

選択可能な測定単位 → データシート
Uni. Pはセンサ表示のみに影響します。IO-Linkプロセス値は影響されません。
| ▶ [diS] を選択して更新間隔および表示方向を設定します.• [d1]: 測定値を50 ms間隔で更新。• [d2]: 測定値を200 ms間隔で更新。• [d3]: 測定値を600 ms間隔で更新。• [rd1]、[rd2]、[rd3]: d1、d2、d3の表示を180°回転.• [OFF]: 動作モードでは測定値表示をOFFします。いずれかのボタンを押すと、現在の測定値が30秒間表示されます。もう一度[Enter]ボタンを押すと、表示モードになります。表示機能がOFFでもLEDは有効なままです。表示機能がOFFでもエラーメッセージは表示されます。 | [diS] |
9.4 出力信号の設定
9.4.1 出力機能の設定
| ▶ [OU1]を選択して出力機能を設定します:• [Hno] = ヒステリシス機能/ノーマルオープン。• [Hnc] = ヒステリシス機能/ノーマルクローズ。• [Fno] = ウインドウ機能/ノーマルオープン• [Fnc] = ウインドウ機能/ノーマルクローズ• [OFF] = 出力オフ。 | [OU1] |
| ▶ [OU2] を選択して機能を設定します。• [Hno] = ヒステリシス機能/ノーマルオープン。• [Hnc] = ヒステリシス機能/ノーマルクローズ。• [Fno] = ウインドウ機能/ノーマルオープン• [Fnc] = ウインドウ機能/ノーマルクローズ• [I] = 圧力に比例する電流信号、4~20mA• [InEG] = 圧力に比例する電流信号、20~4 mA• [OFF] = 出力オフ。 | [OU2] |
9.4.2 スイッチング出力値の設定
| ▶ [SP1] / [SP2] を選択し、出力が切り替わる値を設定してください。 | [SP1][SP2] |
| ▶ [rP1] / [rP2] を選択し、出力が切り替わる値を設定してください。rPxは SPx の値より小さい値しか設定できませんので、rPx の値は常にSPx の値より小さくなるように設定してください。 | [rP1][rP2] |
9.4.3 ウィンドウ機能のスイッチング出力値の定義
| ▶ [ou1]/[ou2] は [Fno] または [Fnc] に設定してください。▶ [FHx] を選択して上限値を設定してください。 | [FH1][FH2] |
| ▶ [FLx] を選択して下限値を設定してください。FLxは常にFHxより小さい値しか設定出来ませんので、FLxはFHxの値より小さくなるように設定してください。 | [FL1][FL2] |
9.4.4 OUT2に関するアナログ値の設定
| ▶ 設備内の望ましい最小システム圧力に近づけ、一定に保ちます。▶ [Enter]で[tASP]を選択します。▶ [----]が表示されるまで、[▲]または[▼]を押してください。▶ [Enter]で[----]を確定します。▷ 現在の圧力が、アナログ信号のスタート値として定義されます。 | [tASP] |
| ▶ 設備内の望ましい最大システム圧力に近づけ、一定に保ちます。▶ [Enter]で[tAEP]を選択します。▶ [----]が表示されるまで、[▲]または[▼]を押してください。▶ [Enter]で[----]を確定します。▷ 現在のシステム圧力が、アナログ信号のエンド値として定義されます。 | [tAEP] |
ASP / AEPは、定義されたリミット内でのみ設定できます(→ 設定範囲)。設定が無効な圧力値で行われると、[Fail]と[UL]が交互に30秒間表示されます。時間は何かキーを押すとキャンセルされ、その場合ASP値 / AEP値は変更されません。
| 別の方法:▶ [ASP]を選択して、4 mAが提供される測定値を設定します ([OU2] = [InEG]の場合20 mA)。▶ [AEP]を選択して、20 mAが提供される測定値を設定します ([OU2] = [InEG]の場合4 mA)。ASPおよびAEPの設定値 = 測定範囲の最終値の20 %(turn-down 1:5)。 | [ASP][AEP] |
9.5 ユーザー設定 (オプション)
9.5.1 ゼロポイント校正と測定範囲の最大値の調整
| ▶ [coF]を選択して-5%~+5%.の値を設定します。内部測定値「0」がこの値の分シフトされます。 | [coF] |
| 別の方法:0bar ± 5%の範囲内でオフセットの自動調整。▶ システムに圧力がかかっていないことを確認してください。▶ [tCOF]が表示されるまで、▶ [Enter]を押してください。▶ [▲]または[▼]ボタンを押し続けてください。▷ 現在のオフセット値が(%)が少しの間点滅します。▷ 現在のシステム圧力が表示されます。▶ [▲]または[▼]を開放します。▶ [Enter]を短く押してください(=新しいオフセット値を確認するため)。 | [tcoF] |
| ▶ [CGA]を選択して、測定範囲の最大値を-5%~+5%の間で設定します。内部的測定範囲の最終値「VMR」は、この値の分だけシフトされます。 | [CGA] |
9.5.2 出力の不正な動作を定義
| ▶ [FOU1]を選択して値を設定してください。• [On]=エラーの場合、出力1はONにスイッチ。• [OFF]=異常発生時、出力1はOFFにスイッチ。▶ [FOU2]を選択して値を設定してください。• [On]=障害の場合、出力2はONにスイッチし、アナログ信号は上限値になります。• [OFF]=障害の場合、出力2はOFFにスイッチし、アナログ信号は下限値になります。 | [FOU1][FOU2] |
9.5.3 スイッチング出力のディレー時間の設定
| [dS1] / [dS2] = OUT1 / OUT2のスイッチオンディレー | [dS1] |
| [dr1] / [dr2] = OUT1 / OUT2のスイッチオフディレー | [dr1] |
| ▶ [dS1]、[dS2]、[dr1]、または[dr2]を選択し、0.1秒から50秒の間で設定します(0.0を設定した場合、遅延時間は非アクティブになります)。 | [dS2] |
| [dr2] |
9.5.4 スイッチング出力のロジックの設定
| ▶ [P-n]を選択して[PnP]または[nPn]を設定します。 | [P-n] |
9.5.5 スイッチングのダンピングの設定
| ▶ [dAP]を選択して0.00~99.99秒の値を設定します。(0.00の場合[dAP]は非アクティブです)。dAP値 = 設定された時間以上の圧力変化のみ測定します。[dAP]はスイッチング周波数に影響します。 fmax = 1 ÷ 2dAP 。[dAP]は表示にも影響します(T63*)。 | [dAP] |
* 時間定数tau
9.5.6 アナログ出力のダンピングの設定
| ▶ [dAA]を選択して0.01~99.99秒の値を設定します。(0.00の場合[dAA]は非アクティブです)。dAA値=圧力変化からアナログ信号の変化までの応答時間(秒) | [dAA] |
* 時間定数tau
9.6 サービス機能
9.6.1 システムの圧力の最小値/最大値の読み取り
| ▶ [Hi. P]または[Lo. P]を選択して[▲]または[▼]短く押します。 | [Hi. P] |
| [Hi. P] = 最大値、[Lo. P] = 最小値。 | [Lo. P] |
| メモリー削除: | |
| ▶ [Hi. P]または[Lo. P]を選択します。 | |
| ▶ [----]が表示されるまで、[▲]または[▼]を押してください。 | |
| ▶ [Enter]を短く押してください。 |
9.6.2 センサ / パラメータのリセット
実行せずに[rES]を終了する場合は、次のいずれかのオプションを実施してください。
▶ 30秒間待ちます。
▶ [▲]と[▼]を同時に押します。
▶ 電源を切断します。
| ▶ [rES]を実行する前にセンサの設定をメモしてください。▶ [rES]を選択して[Enter]を押します。▶ [▲]または[▼]を押します。▶ 遅延機能=ディスプレイが点滅します。▶ 遅延機能後、[▲]または[▼]で[APPL]および[btb]から選択します。• [APPL] = アプリケーションリセット• [btb] = ボックスに戻る▶ [Enter]を押してください。▷ [----] リセットが実行されます。 | [rES] |
| アプリケーションリセット[APPL]:• アプリケーションリセットは、すべてのセンサと出力関連のパラメータをリセットします。 | [APPL] |
IO-Linkデータ保存が有効な場合、これによって直ちにマスタ内のパラメータ更新がトリガされます。
| ボックスに戻る[btb]:「ボックスに戻る」により、Application SpecificTagなどのすべての書込み可能なデバイスIDパラメータがリセットされます。 | [btb] |
! リセット後、センサは電圧が中断されるまで通信と測定動作を一時停止します。IO-Linkデータ保存はトリガされません。
9.7 シミュレーション機能
9.7.1 メニューレベル3(シミュレーション)を開く
| メニューレベル2(拡張機能)で、[▲]または[▼]でパラメータ[SIM]を選択します。[Enter]を押します(=メニューレベル3を開く)。▷ シミュレーションパラメータが選択可能です。 | [SIM] |
9.8 シミュレーション
9.8.1 シミュレーション値の設定
| ▶ [S. PRS]を選択します。▶ シミュレートするプロセス値を設定します。[数値]=圧力(基本設定によります)。[OL]=測定範囲より上。[UL]=測定範囲より下。[Err]= 電子的エラーを検出。[CELL]= セル診断イベント▶ [Enter]を押してください。 | [S. PRS] |
9.8.2 シミュレーション値の設定
| ▶ [S. Tim]を選択します。▶ シミュレーションの時間を設定します。▶ [Enter]を押してください。設定範囲: 1、2、3、4、5、10、15、20、30、45、60分工場出荷時設定: 3分 | [S. Tim] |
9.8.3 シミュレーションのオン/オフ
| ▶ [S. On]を選択して次を設定します。[OFF]=シミュレーションOFF[On]=シミュレーションON▶ [Enter]を押してシミュレーションを開始します。 | [S. On] |

シミュレーションはもう一度[Enter]を押すか、[STim]で設定した時間が経過するまでアクティブです。シミュレーション中は3秒おきに[SIM]が表示されます。
シミュレーション後、センサはパラメータ[S. On]に戻り、内部的に動作モード(および測定値伝送)に戻ります。さらに30秒経過後、ディスプレイは測定値表示に戻ります。

シミュレーションがIO-Linkから開始された場合は、IO-Linkからのみ終了できます。ボタンからシミュレーションを終了しようとすると、C. Locと表示されます。
9.8.4 過負荷プロセスの読取り
| HIPC:過負荷プロセス数。HIPCはリミットHIPSを超過した回数をカウントします。値を少なくとも0.5 ms超える必要があります。HIPS:過負荷カウンターのしきい値の設定。 | [HIPC][HIPS] |
パラメータHIPCおよびHIPSは、IO-Link通信を介してのみ利用可能です。
供給電圧が中断した場合は、最大で最後の10分間のイベントが失われることがあります。これはバックグラウンドで合計され、まだメモリに永続的に伝送されていないためです。
10 操作方法
電源投入してウォームアップ時間の約0.5秒経過後、装置はランモード(=通常の動作モード)になります。測定および評価機能が実行され、設定されたパラメータに従って出力します。
10.1 パラメータ設定値の読取り
▶ [Enter]を押してください。
▶ 必要なパラメータが表示されるまで、[▲]または[▼]を押してください。
▶ [Enter]を短く押してください。
▷ 対応するパラメータ値が約30秒間表示されます。その後測定値表示に戻ります。

30秒間待機する代わりに:
▶ 表示のキャンセル:[▲] + [▼] を同時に押してください。
▷ 待機時間の30秒が省略されます。
10.2 Runモードでの表示の変更
ディスプレイがOFFモードの場合の表示の起動:
▶ [Enter]を短く押してください。
▷ 現在の測定値が選択した表示タイプで約30秒間表示されます。
11 トラブルシューティング
11.1 トラブルシューティング
センサは各種自己診断機能を内蔵しています。
- 動作中に自動で自己監視します。
- 警告とエラーをIO-Linkやディスプレイで表示します (ディスプレイOFF時も表示)。
- エラーが検出されると、パラメータ[FOU1]および[FOU2]の設定に従って出力が設定されます。
| 表示 | 警告 | エラー | 状態表示LED | エラーイベントのタイプ | 対策 |
| Err | X | センサ傷害 | ▶ センサを交換します。 | ||
| CELL + Err(別の方法) | X | 測定セル損傷 | ▶ センサを交換します。 | ||
| SIM + PW(または) | X | シミュレーション機能オン | |||
| IO-L | X | 光学認識機能オン | |||
| OFF | X | 電源電圧が低い | ▶ 電源電圧を確認して修正します。▶ 2線式の場合:接続している負荷を確認/修正します。 | ||
| SC1 | X | OUT1が点滅 | スイッチング出力1の短絡 | ▶ スイッチング出力1に短絡がないか確認し、障害を取り除きます。 | |
| SC2 | X | OUT2が点滅 | スイッチング出力2の短絡 | ▶ スイッチング出力2に短絡がないか確認し、障害を取り除きます。 | |
| SC | X | OUT1とOUT2が点滅 | スイッチング出力1とスイッチング出力2の短絡 | ▶ スイッチング出力1と2に短絡がないか確認します。障害を取り除きます。 | |
| PArA | X | パラメータ設定が許容範囲外 | ▶ 再度パラメータを設定します。▶ パラメータ設定の変更▶ [APPL]または[btb]リセットを実施します。参考:センサ / パラメータのリセット(→ ☐ 34) | ||
| OL | X | 測定範囲より上:測定値がMEW+5を以上 | ▶ 圧力を確認/減少します。 | ||
| UL | X | 測定範囲以下: | ▶ 圧力を確認/増加します。 | ||
| Loc | X | ボタン操作がロックされパラメータを変更できない | ▶ ロック解除します。 | ||
| C. Loc | X | ボタン操作によるパラメータ設定がロックされIO-Link通信は設定が可能 | ▶ センサでパラメータを設定する前にIO-Link通信を終了してください。 | ||
| S. Loc | X | ボタン操作がパラメータ設定ソフトウェアによりロックされ、パラメータを変更できない。 | ▶ パラメータ設定ソフトウェアを使用してロック解除してください。 |
12 廃棄、修理、返却
▶ 使用済みのセンサを廃棄する場合は、自治体の法令に従って処分してください。
▶ 本センサを返品する場合は、汚れがない事を確認し、特に有害な有毒物質が付着していないようにしてください。
▶ 本センサは修理することができません。
13 工場出荷時の値
| 工場出荷時設定 | ユーザー設定 | |
| cELd | オフ | |
| SP1 | 25% MEW* | |
| rP1 | 23% MEW* | |
| OU1 | Hno | |
| OU2 | I | |
| SP2 | 75% MEW* | |
| rP2 | 73% MEW* | |
| coF / tcoF | 0.0 | |
| ASP / tASP | 0% MEW*PI1x09 : -0.1 MPa | |
| AEP / tAEP | 100% MEW* | |
| dS1 | 0.0 | |
| dr1 | 0.0 | |
| dS2 | 0.0 | |
| dr2 | 0.0 | |
| Uni | MPa / kPa | |
| FOU1 | オン | |
| FOU2 | オン | |
| P-n | pnp | |
| dAP | 0.06 / 2.00** | |
| dAA | 0.06 / 2.00** | |
| dis | d2 |
* = 各センサ(PI1709については測定範囲の%)の測定範囲(MEW)の最大値に記載の%が設定されています。
日本国内では新計量法により SI 単位以外使用する事が出来ません。
** = 最大許容圧力が0.4MPaまでのセンサはdAP = 2 / 最大許容圧力が0.4MPaを超えるセンサはdAP = 0.06